JP2004019909A - 通水管の保護管装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線を吸収、反射して保護管内に挿通された通水管の劣化を遅らせ、かつ可視光線を遮断して通水管内における微生物の繁殖を抑制することができるとともに、温水側保護管と冷水側保護管とを外部から識別することができる通水管の保護管装置を提供する。
【解決手段】通水管の保護管装置は、温水管を保護する温水側保護管13と、冷水管を保護する冷水側保護管15とから構成されている。温水側保護管13及び冷水側保護管15は二層構造の波付可撓管より形成されている。遮断層13a,15aはそれぞれ黒色に形成され、可視光線の透過を遮断する。温水側保護管13の表示層13bは赤色に形成され、冷水側保護管15の表示層15bは青色に形成されて温水側保護管13と冷水側保護管15とを外部から識別することができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保護管内に挿通された通水管の劣化を遅らせ、さらに、通水管内における微生物等の繁殖を抑制することができるとともに、温水側保護管と冷水側保護管とを外部から識別することができる通水管の保護管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建築物内において、トイレ、風呂等の湯水消費側に湯水を供給するために、架橋ポリエチレン等の合成樹脂材料により形成された通水管が配管されている。前記通水管は、内部に温水を流通させる温水管と、内部に冷水を流通させる冷水管とを分けて使用され、温水管及び冷水管はそれぞれ合成樹脂材料製の保護管としての波付可撓管内に挿通されて保護されている。
【0003】
前記温水管及び冷水管を建築物内に配管するには、まず、室内の床や壁等の施工前に、温水管を保護する波付可撓管である温水側保護管と、冷水管を保護する波付可撓管である冷水側保護管を設計図により予め設定された湯水供給経路に沿って配管する。その後、前記各保護管の端部が床、壁等の表側に臨むように、床、壁等が設置される。
【0004】
次いで、温水側保護管の端部から同温水側保護管の内部へ温水管が挿通、配管され、冷水側保護管の端部から同冷水側保護管の内部へ冷水管が挿通、配管される。なお、温水管の配管作業はガス工事業者により行われ、冷水管の配管作業は水道工事業者により行われる。そのため、各業者が自分が配管作業を行う保護管を容易に識別できるように温水側保護管は赤色に着色され、冷水側保護管は青色に着色されている。
【0005】
続けて、温水管及び冷水管の一端部がそれぞれ温水供給側及び冷水供給側の分岐ヘッダー等に接続され、他端部がそれぞれ温水消費側の水栓器具及び冷水消費側の水栓器具に接続されて配管される。そして、各保護管により、温水管及び冷水管が外部に晒されることなく保護される。また、太陽光における紫外線が、各保護管によって吸収、反射されることにより、温水管及び冷水管への紫外線の照射量が抑制され、紫外線の照射による劣化が遅らされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の保護管装置においては、両保護管は可撓性を発揮させるために厚みが小さく形成され、さらに、赤色又は青色といった有彩色に着色されているため、太陽光の可視光線の透過率が大きい。一方、温水管及び冷水管はそれぞれ半透明に形成されているため、可視光線の透過率が非常に大きい。その結果、各保護管を透過した可視光線が温水管及び冷水管を透過し、温水管及び冷水管内に残存した水内に微生物が存在する場合、その微生物が可視光線によって光合成を行い、繁殖する虞があるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、紫外線を吸収、反射して保護管内に挿通された通水管の劣化を遅らせ、かつ可視光線を遮断して通水管内における微生物の繁殖を抑制することができるとともに、温水側保護管と冷水側保護管とを外部から識別することができる通水管の保護管装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、内部に温水が流通する通水管を保護する合成樹脂材料製の温水側保護管と、内部に冷水が流通する通水管を保護する合成樹脂材料製の冷水側保護管とからなる通水管の保護管装置であって、前記温水側保護管及び冷水側保護管は、それぞれ内層と外層とを有する二層構造の波付可撓管より形成されているとともに、紫外線を吸収、反射可能に形成され、前記内層は暗色の合成樹脂材料により形成されて可視光線を遮断する遮断層として形成されているとともに、前記温水側保護管の外層と、冷水側保護管の外層とが互いに異なる色に着色されることにより、外層は温水側保護管と冷水側保護管とを外部から識別可能とする表示層として形成されていることを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通水管の保護管装置において、前記温水側保護管の表示層は暖色系の色に着色され、冷水側保護管の表示層は寒色系の色に着色されていることを要旨とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の通水管の保護管装置において、前記表示層は着色された合成樹脂材料を成形して形成されていることを要旨とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の通水管の保護管装置において、前記遮断層の厚みは表示層の厚みより大きく形成されていることを要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した通水管の保護管装置の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
【0013】
図2に示すように、通水管の保護管装置11(以下、単に保護管装置11と記載する)は、内部に温水が流通する通水管としての温水管12を保護する温水側保護管13と、内部に冷水が流通する通水管としての冷水管14を保護する冷水側保護管15とから構成されている。
【0014】
前記温水管12及び冷水管14はそれぞれポリオレフィン系の合成樹脂材料により円筒状に形成されている。ポリオレフィン系の合成樹脂材料としてはポリエチレン、ポリブテン等が挙げられ、本実施形態では架橋ポリエチレンが使用される。
【0015】
図1に示すように、前記温水側保護管13及び冷水側保護管15は、それぞれ合成樹脂材料により、内層と外層とを有する二層構造の波付可撓管より形成されている。各保護管13,15はそれぞれ合成樹脂材料としてのポリエチレン又は硬質のポリ塩化ビニルを材料としてコルゲート成形法により成形されている。前記ポリエチレン及び硬質のポリ塩化ビニルは、太陽光における紫外線の一部を吸収、反射する性質を有している。
【0016】
温水側保護管13及び冷水側保護管15において、前記内層は暗色としての黒色の着色顔料により着色された合成樹脂材料により形成され、可視光線の透過を遮断する遮断層13a,15aとして形成されている。なお、前記暗色は、その色を見た者に暗い感じを与える色のことである。
【0017】
一方、温水側保護管13及び冷水側保護管15において、前記外層はそれぞれ明色に着色された合成樹脂材料により形成され、両外層は両保護管13,15を外部から識別可能とする表示層13b,15bとして形成されている。なお、前記明色は、その色を見た者に明るい感じを与える色のことである。
【0018】
温水側保護管13の表示層13bは、明色のうち暖色系の赤色の着色顔料により着色された合成樹脂材料により形成されている。前記暖色は、その色を見た者に暖かい感じを与える色のことであり、例えば前記赤色、橙色、ピンク色、黄色等が挙げられる。一方、冷水側保護管15の表示層15bは、明色のうち寒色系の青色の着色顔料により着色された合成樹脂材料により形成されている。
【0019】
前記寒色は、その色を見た者に寒い感じを与える色のことであり、例えば前記青色、緑色等が挙げられる。そして、温水側保護管13の外層である表示層13bと、冷水側保護管15の外層である表示層15bとが互いに異なる色に着色され、表示層13b,15bにより温水側保護管13と冷水側保護管15とを外部から識別することができる。
【0020】
なお、遮断層13a,15aの厚みと、表示層13b,15bの厚みとの割合は、遮断層13a,15a及び表示層13b,15bがそれぞれ最も厚みが大きくなる位置において、2対8(1対4)に設定されるのが好ましい。前記厚みの割合が2対8に設定されることにより、遮断層13a,15aにより可視光線を効率良く遮断することができる。なお、前記厚みの割合は、2対8に限定されるものではなく、可視光線を遮断することができるのであれば、5対5の割合としてもよく、3対7、4対6等の任意に設定してもよい。
【0021】
温水側保護管13及び冷水側保護管15の外周面及び内周面には、同保護管13,15の周方向に沿って延びる複数の突条17及び隣接する突条17間に形成される凹条18が形成されている。各突条17及び凹条18は、それぞれ保護管13,15の軸線に対して直交して延びるように形成されている。隣接する突条17同士及び凹条18同士の間隔は一定に形成され、互いにほぼ平行に形成されている。
【0022】
さて、上記保護管装置11の使用方法及び作用について説明する。
まず、建築物の室内の床や壁等の施工前に、前記温水側保護管13及び冷水側保護管15が建築物の設計図により予め設定された湯水供給経路に沿って配管される。このとき、温水側保護管13は、温水の供給経路に沿って配管され、冷水側保護管15は冷水の供給経路に沿って配管される。次に、図2に示すように、前記温水側保護管13及び冷水側保護管15の端部がそれぞれ床16の表側に臨むように、床16が設置される。
【0023】
続いて、ガス業者によって温水側保護管13の端部から内部へ温水管12が挿通される。その温水管12の一端部が温水供給側の分岐ヘッダー(図示せず)に接続され、他端部が温水消費側の水栓器具20に接続されて温水管12が配管される。同様に、水道工事業者によって冷水側保護管15の端部から内部へ冷水管14が挿通される。その冷水管14の一端部が冷水供給側の分岐ヘッダー(図示せず)に接続され、他端部が冷水消費側の水栓器具20に接続されて冷水管14が配管される。
【0024】
このとき、温水側保護管13の表示層13bは赤色に形成され、冷水側保護管15の表示層15bは青色に形成されている。そのため、ガス業者又は水道工事業者は、温水管12を挿通する温水側保護管13と、冷水管14を挿通する冷水側保護管15とを識別して配管作業を行うことができる。
【0025】
その結果、温水管12を保護する温水側保護管13と、冷水管14を保護する冷水側保護管15とよりなる保護管装置11が形成される。そして、各保護管13,15により、温水管12及び冷水管14は、その外周面が外部に露出せず、風雨、化学薬品等に直接的に晒されることなく保護される。
【0026】
さて、床16の上側に引き出された温水側保護管13及び冷水側保護管15には太陽光が照射される。このとき、可視光線は、表示層13b,15bにより若干反射され、さらに黒色に形成された遮断層13a,15aによって反射される。また、遮断層13a,15aは表示層13b,15bと比較して厚みが大きく形成されている。そのため、可視光線は温水側保護管13及び冷水側保護管15により遮断され、温水管12及び冷水管14に可視光線が照射されない。また、紫外線は温水側保護管13及び冷水側保護管15を形成する合成樹脂材料、さらには遮断層13a,15a及び表示層13b,15bに含有される着色顔料等に吸収、反射されるため、温水管12及び冷水管14に照射される紫外線の量も抑えられる。
【0027】
上記実施形態の保護管装置11によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)温水側保護管13及び冷水側保護管15を遮断層13a,15aと表示層13b,15bとの二層構造に形成し、遮断層13a,15aをそれぞれ黒色に形成した。そのため、遮断層13a,15aにより可視光線を遮断して、同可視光線が温水管12及び冷水管14に照射されることを防止することができる。従って、温水管12及び冷水管14内に滞留する水内に万一微生物が存在した場合、その微生物が可視光線を光源として光合成活動する量を抑えて同微生物の繁殖を抑制することができる。
【0028】
(2)紫外線は温水側保護管13及び冷水側保護管15に吸収、反射されるため、温水管12及び冷水管14内の水に照射される紫外線の量を抑えることができる。そのため、水に対する紫外線照射による水の温度上昇が抑制され、その温度上昇に伴う微生物の繁殖を抑制することができる。また、紫外線照射による温水管12及び冷水管14の劣化を遅らせることができる。
【0029】
(3)温水側保護管13の表示層13bは赤色に形成され、冷水側保護管15の表示層15bは青色に形成されている。そのため、温水管12を配管するガス業者と冷水管14を配管する水道工事業者それぞれが自分が扱う保護管13,15を速やかに識別することができる。従って、温水管12又は冷水管14を挿通すべき保護管13,15を間違える虞をなくすことができるとともに、分岐ヘッダー等まで保護管13,15を辿っていき、自分が施工する保護管13,15を確認する手間を省くことができる。
【0030】
(4)遮断層13a,15aにより、温水側保護管13及び冷水側保護管15の厚みを大きくすることなく可視光線を遮断することができ、表示層13b,15bにより両保護管13,15を外部から識別することができる。従って、温水側保護管13及び冷水側保護管15の可撓性が損なわれることなく、曲げ配管等を容易に行うことができるとともに、各業者による配管作業を容易に行うことができ、保護管装置11を扱い易くすることができる。
【0031】
(5)遮断層13a,15a及び表示層13b,15bはそれぞれ着色顔料により着色されている。そのため、着色顔料により紫外線を吸収、反射して温水管12及び冷水管14への紫外線の照射量を抑えることができる。
【0032】
(6)温水側保護管13の表示層13bを赤色に形成し、冷水側保護管15の表示層15bを青色に形成したため、温水側保護管13と、冷水側保護管15とを容易に確認することができる。従って、温水管12及び冷水管14の施工後の保守、点検作業時に、流通する流体を触って温水又は冷水を識別して温水管12又は冷水管14を確認する作業を省くことができ、保守、点検等を容易に行うことができる。
【0033】
(7)遮断層13a,15aは表示層13b,15bよりも厚みが大きく形成されている。そのため、遮断層13a,15aによって可視光線をより効果的に遮断することができる。
【0034】
(8)表示層13b,15bは着色顔料により着色された合成樹脂材料により形成されている。そのため、例えば、黒色の合成樹脂材料により波付可撓管を形成した後に、外面に塗料等を塗布して表示層13b,15bを形成する場合と比較して、温水及び冷水側保護管13,15を容易に製造することができる。
【0035】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 実施形態では、表示層13bを赤色に形成し、表示層15bを青色に形成したが、表示層13bを朱色、ピンク色、黄色等に変更してもよく、表示層15bを緑色、紺色、紫色等に変更してもよい。
【0036】
・ 実施形態では、遮断層13a,15aをそれぞれ黒色に形成したが、灰色、茶色等に変更してもよい。
・ 遮断層13a,15a及び表示層13b,15bのうちの少なくともいずれか一方に紫外線吸収剤及び熱老化防止剤のうちの少なくともいずれか一方を含有させてもよい。
【0037】
・ 実施形態では、表示層13b,15bをそれぞれ互いに異なる着色顔料により着色された合成樹脂材料により形成したが、以下のように変更してもよい。例えば、温水及び冷水側保護管13,15の製造時には、遮断層13a,15aと表示層13b,15bとを同じ色(暗色)に着色された合成樹脂材料により形成する。次に、外層の外面を塗料等を使用して着色して表示層13b,15bを形成してもよい。
【0038】
次に上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)前記遮断層及び表示層のうちの少なくともいずれか一方に紫外線吸収剤及び熱老化防止剤のうちの少なくともいずれか一方が含有されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の通水管の保護管装置。紫外線吸収剤を含有させた場合は、紫外線吸収剤が紫外線を吸収して同紫外線吸収剤が含有された保護管の劣化を遅らせることができる。熱老化防止剤を含有させた場合は、熱老化防止剤が含有された保護管の太陽光による酸化に伴う劣化を遅らせることができる。
【0039】
(2)内部に温水又は冷水が流通する通水管を保護する合成樹脂材料製の保護管であって、内層と外層とを有する二層構造の波付可撓管より形成されているとともに、紫外線を吸収、反射可能に形成され、前記内層は暗色の合成樹脂材料により形成されて可視光線を遮断する遮断層として形成されているとともに、温水が流通する通水管を保護する波付可撓管の外層と、冷水が流通する通水管を保護する波付可撓管の外層とが互いに異なる色に着色されることにより、外層は両波付可撓管を外部から識別可能とする表示層として形成されていることを特徴とする保護管。このように構成した場合、紫外線を吸収、反射して内部に挿通された通水管の劣化を遅らせ、かつ可視光線を遮断して通水管内における微生物の繁殖を抑制することができる。また、温水が流通する通水管を保護する側と、冷水が流通する通水管を保護する側とを外部から識別することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、紫外線を吸収、反射して保護管内に挿通された通水管の劣化を遅らせ、かつ可視光線を遮断して通水管内における微生物の繁殖を抑制することができるとともに、温水側保護管と冷水側保護管とを外部から識別することができる。
【0041】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、温水が流通する通水管を挿通する温水側保護管と、冷水が流通する通水管を挿通する冷水側保護管とをそれぞれ容易に確認することができる。
【0042】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、温水側保護管及び冷水側保護管を容易に製造することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、遮断層によって可視光線をより効果的に遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の保護管を示す部分断面側面図。
【図2】実施形態の保護管装置を示す正面図。
【符号の説明】
11…通水管の保護管装置、12…温水が流通する通水管としての温水管、13…温水側保護管、13a,15a…内層としての遮断層、13b,15b…外層としての表示層、14…冷水が流通する通水管としての冷水管、15…冷水側保護管。

Claims (4)

  1. 内部に温水が流通する通水管を保護する合成樹脂材料製の温水側保護管と、
    内部に冷水が流通する通水管を保護する合成樹脂材料製の冷水側保護管とからなる通水管の保護管装置であって、
    前記温水側保護管及び冷水側保護管は、それぞれ内層と外層とを有する二層構造の波付可撓管より形成されているとともに、紫外線を吸収、反射可能に形成され、
    前記内層は暗色の合成樹脂材料により形成されて可視光線を遮断する遮断層として形成されているとともに、前記温水側保護管の外層と、冷水側保護管の外層とが互いに異なる色に着色されることにより、外層は温水側保護管と冷水側保護管とを外部から識別可能とする表示層として形成されていることを特徴とする通水管の保護管装置。
  2. 前記温水側保護管の表示層は暖色系の色に着色され、冷水側保護管の表示層は寒色系の色に着色されていることを特徴とする請求項1に記載の通水管の保護管装置。
  3. 前記表示層は着色された合成樹脂材料を成形して形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通水管の保護管装置。
  4. 前記遮断層の厚みは表示層の厚みより大きく形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の通水管の保護管装置。
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