JP2004019710A - 配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造 - Google Patents

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富川 信之
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Abstract

【課題】配管連結が完了した後は、配管連結が確実に完了したことを作業者に報知することができる配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造を提供する。
【解決手段】管状構造のインジケータ10は、フィメール配管20のインジケータ装着部23に摺動可能に装着される。インジケータ10の第1凸部11と第2凸部12とが、フィメール凸部22と接触するので、インジケータ10はフィメール配管20から脱落しない。フィメール配管20とメール配管30との連結が完了すると、フレア部24は、ガータスプリング50を介して曲壁41により固定されるので、双方の配管20,30が抜けないようになっている。このとき、インジケータ10は、ツメ13がメール配管30に取り付けたケージ40の切り欠き部42に係合し、第1凸部11がフィメール凸部22によって係止されるので、各配管20,30にまたがって係止される。
【選択図】     図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管の連結完了を認知させる配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管のクイックジョイント構造として、フィメール配管の開口端に形成されたフレア形状部分を、メール配管外周に緩挿されたガータスプリングにより拘束することで配管同士を締結する方法が知られている(たとえば、米国特許4,055,359)。また、メール配管外周に緩挿されたガータスプリングを保持する保持部にツメで係止し、配管締結時のガータスプリングの移動により保持部への係止が解除されることで、配管同士の締結完了を作業者に知らしめる環状のインジケータが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のインジケータでは、配管締結動作以外の外力によっても保持部への係止が解除されるため、配管同士の締結が完了していなくても作業者に配管同士が締結完了したと誤認させるおそれがある。
【0004】
本発明の目的は、配管連結が完了した後は、配管連結が確実に完了したことを作業者に報知することができる配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明は、メール配管をフィメール配管に挿入して連結される配管連結構造の連結完了を示す配管連結完了表示インジケータに適用される。メール配管とフィメール配管との連結が未了の状態では、メール配管とフィメール配管とを係止不可能であり、メール配管とフィメール配管との連結が完了した状態でのみ、メール配管とフィメール配管とを係止可能な係止構造を有することを特徴とする。
(2) 本発明は、メール配管とフィメール配管とを連結するとともに、メール配管またはフィメール配管に対して外挿されるインジケータ本体を有し、このインジケータ本体のメール配管側端部およびフィメール配管側端部には、メール配管とフィメール配管との連結が完了した状態でのみ、メール配管およびフィメール配管とにまたがって係止される第1および第2の係合部がそれぞれ設けられている配管連結完了表示インジケータにより配管の連結状態を表示するようにした配管連結構造に適用される。この配管連結構造は、配管連結完了状態において、インジケータの第1および第2の係合部のうちいずれか一方(一方係合部と呼ぶ)が、インジケータ本体があらかじめ外挿された一方の配管(第1配管と呼ぶ)の外周に設けられた第1配管係合部に係合し、第1および第2の係合部のうち他方(他方係合部と呼ぶ)が、他方の配管(第2配管と呼ぶ)の外周に設けられた第2配管連結部に係合し、第2配管連結部が第1配管の先端の第1配管連結部と係合して両配管の連結状態を拘束することを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】
本発明による配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造によれば、メール配管とフィメール配管との連結が完了した状態でのみ、メール配管とフィメール配管とを係止可能な係止構造を設けたので、配管連結が完了したときにのみ、配管連結が確実に完了したことを作業者に報知することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1〜11を参照して、本発明による配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造の一実施の形態を説明する。図1(a),(b)は、本発明における一実施の形態のインジケータ10である。インジケータ10は、管状構造のインジケータ本体10aとインジケータ本体10aに連なる管状係合部10bとを有する。インジケータ本体10aの一端に第1凸部11が設けられ、他端に第2凸部12が設けられている。第1凸部11と第2凸部12とは、インジケータ10の内周面に全周にわたって設けられた突条である。管状係合部10bにはツメ13が形成されている。ツメ13は、管状係合部10bの円周方向に90度間隔に4カ所設けられ、その先端は内側に折り返されている。インジケータ本体10aの第1凸部11には、インジケータ切り欠き部14が管軸手方向に設けられている。
【0008】
図2は、本発明における一実施の形態のフィメール配管20の端部付近の斜視図である。フィメール配管20は、フィメール配管本体21と、フィメール配管本体21より大径のインジケータ装着部23とを有する。インジケータ装着部23とフィメール配管本体21との間にはフィメール凸部22が形成され、インジケータ装着部23の開口端部にはフレア状に形成されたフレア部24が設けられている。また、フィメール凸部22とフィメール配管本体21の連設部には、インジケータ切り欠き部14に係合するフィメール突起25が設けられている。
【0009】
図3は、本発明における一実施の形態のメール配管30の端部付近の斜視図である。メール配管30は、メール配管本体31とメール配管挿入部32とを有する。メール配管本体31とメール配管挿入部32との間にケージ40が取り付けられており、このケージ40にガータスプリング50が緩装されている。また、メール配管挿入部32の外周部には円周状に2本の溝33が設けられ、この溝33にOリング60が装着されている。ケージ40には、メール配管挿入部32の外周部に外装されたガータスプリング50を外側から包み込むように環状に形成された曲壁41が設けられている。この曲壁41は、ガータスプリング50が配管軸方向に所定距離以上移動しないように規制している。また、ケージ40には、曲壁41を円周方向で90度ごとに4カ所切り欠いた切り欠き部42とが設けられている。
【0010】
図4〜7は、インジケータ10が装着されたフィメール配管20とメール配管30とを連結する際の各部材の関係を表した図である。図4に示すように、インジケータ10は、フィメール配管20のインジケータ装着部23の外周部に軸線方向に摺動可能に装着される。インジケータ10の第1凸部11および第2凸部12の内径は、フィメール配管20のインジケータ装着部23外径よりも大きく、フィメール凸部22およびフレア部24の外径よりも小さい。インジケータ10をフィメール配管20のフレア部24側へ移動させるとインジケータ10の第1凸部11がフィメール凸部22と接触し、インジケータ10をフィメール配管本体21側へ移動させるとインジケータ10の第2凸部12がフィメール凸部22と接触する。これにより、フィメール配管20に外装されているインジケータ10は、フィメール配管20から脱落することはない。
【0011】
図4に示す連結前の状態から、フィメール配管20にメール配管30を挿入していくと、図5に示すように、フィメール配管20のフレア部24がメール配管30に緩装されているガータスプリング50を外周側に押し広げる。そのまま挿入していくと、図6に示すように、ガータスプリング50がフレア部24の外周面上に乗り上げ、フィメール配管20とメール配管30とが連結される。図6の状態では、フィメール配管20のフレア部24がガータスプリング50を介してケージ40の曲壁41により固定されることで、配管軸方向の移動が拘束され、双方の配管20,30が抜けないようになっている。
【0012】
次に、図6の状態からインジケータ10をメール配管30の方向へ移動させると、インジケータ10のツメ13は、メール配管30に取り付けられたケージ40の4箇所の曲壁41の間に設けられた切り欠き部42を乗り越えるように移動していく。そして、図7に示すように、インジケータ10のツメ13が切り欠き部42を乗り越えて、切り欠き部42によって係止される。このとき、第1凸部11がフィメール配管20のフィメール凸部22によって係止される。これによりインジケータ10は、フィメール配管20とメール配管30とにまたがって係止される。すなわち、ツメ13が切り欠き部42によって係止され、第1凸部11がフィメール配管20のフィメール凸部22によって係止されることで、インジケータ10は、各配管20,30の長手方向の移動を規制する規制構造として機能する。
【0013】
図8(a),(b)は、フィメール配管20とメール配管30との連結が完了した状態を示す斜視図である。フィメール配管20に設けられたフィメール突起25は、インジケータ切り欠き部14と係合している。インジケータ10のツメ13は、ツメの両側に位置する曲壁41により挟持された状態になっている。このためインジケータ10を介してフィメール配管20とメール配管30とは、配管長手方向の軸に関しての回転が規制されている。
【0014】
図6に示すフィメール配管20とメール配管30との連結が完了した状態において、フィメール配管20のフィメール凸部22とメール配管30側の切り欠き部42の外のり距離Lmは、インジケータ10の第1凸部11とツメ13との内のり距離Liより若干短いが略等しい。このため、フィメール配管20とメール配管30との連結が不完全な図4,5の様な状態では、インジケータ10のツメ13は切り欠き部42に係止することができず、作業者にフィメール配管20とメール配管30との連結が完了していないことを視覚的に報知させることができる。また、インジケータ10のツメ13を切り欠き部42に係止するために、作業者によってインジケータ10がメール配管30側に移動されて、インジケータ10の第1凸部11がフィメール凸部22に接触すると、その後は、インジケータ10の移動に伴ってフィメール配管20がメール配管30側に押動される。上述したように、LmとLiが略等しいので、インジケータ10のツメ13が切り欠き部42に完全に係止されたときには、フィメール配管20とメール配管30との連結が完了する。
【0015】
図7に示すように、フィメール配管20とメール配管30との連結が完了し、インジケータ10がフィメール配管20およびメール配管30の双方に対して固定された状態では、フィメール配管20とメール配管30との連結が解除されないように、インジケータ10を介してフィメール配管20のフィメール凸部22とメール配管30側の切り欠き部42が拘束され、フィメール配管20とメール配管30は、ともにその軸方向移動が規制される。
【0016】
フィメール配管20とメール配管30との連結を解除する場合は次のように行う。まず図7に示した連結状態からインジケータ10を図6に示す状態に戻す。ツメ13とメール配管30側の切り欠き部42との係止は、作業者の手の力で解除できる。図6に示すようにインジケータ10がフィメール配管本体21側に寄せられると、インジケータ10とケージ40の間に図9に示す外し冶具60を取り付けることができる。図10に示すように、フィメール配管20に取り付けた外し冶具60をメール配管本体31側に移動させることで、外し冶具60の押動部61がフレア部24の外周面に乗り上げていたガータスプリング50を押し広げてフレア部24から外すので、フィメール配管20とメール配管30との連結を解除することができる。
【0017】
図11は、インジケータ10とケージ40の間に図8に示す外し冶具60を取り付けた場合の各部材の寸法について記載した図である。外し冶具60を取り付けるためには、各配管20,30が連結された状態において、ツメ13とケージ40との間に、外し冶具60の押動部61が入らなくてはならない。よって、ツメ13とケージ40との間の最大寸法Yは、外し冶具60の端面から押動部61の先端までの寸法Xtより大きい。
【0018】
切り欠き部42から曲壁41先端までの距離Xcと、ツメ13とケージ40との間の最大寸法Yと、ツメ13先端の折り返し部分の配管長手方向寸法tとを合計した距離Xは、各配管20,30が連結された状態におけるインジケータ10の可動距離であり、フィメール凸部22によって規制される、フィメール配管20に対するインジケータ10の可動距離La(図7,11)に等しい。すなわち、外し冶具60を用いるために、インジケータ10のフィメール凸部22間の距離Laは、次式の条件を満たしている。
【数1】
La>Xc+Xt+t
【0019】
このように、簡便な構造の外し冶具60を用いて、フィメール配管20とメール配管30との連結を解除することができる。
【0020】
本発明による配管連結構造によれば、次のような作用効果を奏することができる。
(1) フィメール配管20とメール配管30との連結が完了した状態でのみ、インジケータ10は、フィメール配管20およびメール配管30に対して固定される。したがって、このインジケータ10は、配管連結が完了した後には配管に固定されるとともに、配管連結が確実に完了したことを作業者に報知することができる。また、配管連結が未完了の場合でも、インジケータ10をメール配管30側に固定するように移動させることにより、フィメール凸部22が第1凸部11で押圧されるので、配管を連結することができる。さらに、インジケータ10は、配管連結完了後に配管上に固定されるので、インジケータ10の振動による異音発生のおそれや、見栄えが悪いという問題がなくなる。
(2) 第1凸部11および第2凸部12を設けたインジケータ10を、フィメール配管20のインジケータ装着部23の外周部に軸線方向に摺動可能に装着した。インジケータ10を軸線方向に移動させるとインジケータ10の第1凸部11および第2凸部12がフィメール凸部22と接触する。よって、インジケータ10がフィメール配管20から脱落することはない。
(3) インジケータ10がフィメール配管20およびメール配管30に対して固定された状態では、第1凸部11がフィメール凸部22と係合し、ツメ13が切り欠き部42に係止している。すなわち、フィメール配管20およびメール配管30は、インジケータ10によっても軸線方向に対して固定されているので、フィメール配管20は、フィメール配管20およびメール配管30の抜け防止の機能を有する。
(4) インジケータ10がフィメール配管20およびメール配管30に対して固定された状態では、フィメール配管20に設けられたフィメール突起25は、インジケータ切り欠き部14と嵌合し、インジケータ10のツメ13は、ツメの両側に位置する曲壁41により挟持された状態になっている。このためインジケータ10によって、フィメール配管20とメール配管30との、配管長手方向の軸に関しての回転を規制することができる。
(5) フィメール配管20とメール配管30との連結が完了した状態で、インジケータ10のメール配管30に対する係止を解除すると、ツメ13と曲壁41との間に外し冶具60を取り付けることができる。よって、簡便な構造の外し冶具60を用いて、フィメール配管20とメール配管30との連結を解除することができる。
【0021】
上述の実施の形態において、インジケータ10は、フィメール配管20のインジケータ装着部23の外周部に軸線方向に摺動可能に装着したが、メール配管30に装着するようにしてもよい。ツメ13は、切り欠き部42に対して円周方向外側から内側に向かって係止する形状であるが、これに限らない。第1凸部11、第2凸部12およびフィメール凸部22は、それぞれの配管20,30の全周にわたって形成されているが、全周でなくともよい。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態に何ら限定されない。
【0022】
上述の実施の形態およびその変形例において、第1の係合部および一方係合部は、第1凸部11に対応し、第2の係合部および他方係合部は、ツメ13に対応し、第1配管係合部は、フィメール凸部22に対応する。第1配管はフィメール配管20に対応し、第2配管はメール配管30に対応する。第1配管連結部およびスプリング保持部はフレア部24に対応し、第2配管連結部はケージ40に対応する。規制壁は曲壁41に対応し、治具は外し冶具60に対応する。第3の係合部は、第2凸部12に対応する。メール配管とフィメール配管とを係止可能な係止構造は、ツメ13と切り欠き部42、および第1凸部11とフィメール凸部22により構成される。回転防止機構は、ツメ13と曲壁41、およびインジケータ切り欠き部14とフィメール突起25により構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施の形態の配管連結完了表示インジケータのインジケータ10を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図2】本発明における一実施の形態の配管連結構造のフィメール配管20を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図3】本発明における一実施の形態の配管連結構造のメール配管30を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図4】本発明における一実施の形態の配管連結構造の連結前の状態を示す図である。
【図5】本発明における一実施の形態の配管連結構造の連結前の状態を示す図である。
【図6】本発明における一実施の形態の配管連結構造の連結時の状態を示す図であり、インジケータ10の固定前の状態を表す。
【図7】本発明における一実施の形態の配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造の連結時の状態を示す図である。
【図8】図7における斜視図であり、(a)のVIII矢視図が(b)である。
【図9】各配管の連結を解除する外し冶具60を示す図である。
【図10】外し冶具60による連結解除の状態を示す図である。
【図11】本発明における一実施の形態の配管連結完了表示インジケータおよび配管連結構造の各部寸法と外し冶具60との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 インジケータ           11 第1凸部
12 第2凸部             13 ツメ
14 インジケータ切り欠き部      20 フィメール配管
22 フィメール凸部          24 フレア部
25 フィメール突起          30 メール配管
40 ケージ              41 曲壁
42 切り欠き部            50 ガータスプリング
60 外し冶具             61 押動部

Claims (7)

  1. メール配管をフィメール配管に挿入して連結される配管連結構造の連結完了を示す配管連結完了表示インジケータにおいて、
    前記メール配管と前記フィメール配管との連結が未了の状態では、前記メール配管と前記フィメール配管とを係止不可能であり、
    前記メール配管と前記フィメール配管との連結が完了した状態でのみ、前記メール配管と前記フィメール配管とを係止可能な係止構造を有することを特徴とする配管連結完了表示インジケータ。
  2. メール配管をフィメール配管に挿入して連結される配管連結構造の連結完了を示す配管連結完了表示インジケータにおいて、
    前記メール配管または前記フィメール配管に対して外挿されるインジケータ本体を有し、
    このインジケータ本体のメール配管側端部およびフィメール配管側端部には、前記メール配管と前記フィメール配管との連結が完了した状態でのみ、前記メール配管および前記フィメール配管とにまたがって係止される第1および第2の係合部がそれぞれ設けられていることを特徴とする配管連結完了表示インジケータ。
  3. メール配管とフィメール配管とを連結するとともに、
    請求項2に記載の配管連結完了表示インジケータにより配管の連結状態を表示するようにした配管連結構造において、
    配管連結完了状態では、
    前記インジケータの前記第1および第2の係合部のうちいずれか一方(一方係合部と呼ぶ)は、前記インジケータ本体があらかじめ外挿された一方の配管(第1配管と呼ぶ)の外周に設けられた第1配管係合部に係合し、
    前記第1および第2の係合部のうち他方(他方係合部と呼ぶ)は、他方の配管(第2配管と呼ぶ)の外周に設けられた第2配管連結部に係合し、
    前記第2配管連結部は前記第1配管の先端の第1配管連結部と係合して両配管の連結状態を拘束することを特徴とする配管連結構造。
  4. 請求項3に記載の配管連結構造において、
    前記第2配管連結部は、
    前記第2配管の外周部に外装されたガータスプリングと、
    前記第2配管の外周部の全周において、前記ガータスプリングが配管軸方向に所定距離以上移動しないように規制する規制壁と、
    この規制壁の周方向に所定間隔に設けられた切欠部とを有し、
    前記第1配管連結部は、
    前記メール配管とフィメール配管の連結完了時に、前記第2配管連結部から移動する前記ガータスプリングを保持するスプリング保持部を有し、
    前記第1配管連結部のスプリング保持部に移動したガータスプリングが前記規制壁により配管軸方向の移動を拘束されることにより両配管の連結状態が拘束されるとともに、
    前記メール配管とフィメール配管の連結完了時に、前記インジケータの前記他方係合部は、前記規制壁の切欠部に係止することを特徴とする配管連結構造。
  5. 請求項4に記載の配管連結構造において、
    前記第1配管と前記インジケータとの回転を防止することにより、第1および第2配管の回転を防止する回転防止機構をさらに備えたことを特徴とする配管連結構造。
  6. 請求項5に記載の配管連結構造において、
    前記インジケータ本体には前記第1の係合部に加えて、第1および第2の係合部の間に設けられた第3の係合部を有し、この第3の係合部が配管非連結状態において前記第1配管係合部と係合して、前記インジケータが第1配管から脱落しないように構成されていることを特徴とする配管連結構造。
  7. 請求項6に記載の配管連結構造において、
    前記スプリング保持部に保持されているガータスプリングを冶具により前記第2配管連結部に復帰移動させて前記メール配管とフィメール配管との連結を解除する際、
    前記第2配管連結部と前記インジケータの他方係合部との間に前記冶具の押動部を挿入して前記ガータスプリングを押動移動し、
    前記第2配管連結部と前記他方係合部との間には前記押動部の配管軸方向長さ分の間隙が設けられるように、前記第1配管係合部に係合する第3の係合部の形成箇所が定められることを特徴とする配管連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006516504A (ja) * 2003-01-31 2006-07-06 アー レイモンド エ シー 高圧ライン用の取り外し可能なプラグイン接続部

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