JP2004018000A - 液体容器およびその取出し口用ノズルユニット - Google Patents

液体容器およびその取出し口用ノズルユニット Download PDF

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Abstract

【課題】液体の取出し口に取り付ける蓋体をどのような操作によって装着しても、確実に取出し口を完全に密閉できるようにし、もって漏れ防止を図り、また液体を容器内から出し切ることができるようにする。
【解決手段】容器本体3の液体取出し口30にノズル1を螺合させて装着し、このノズル1にキャップ2を被せることができるようにするとともに、ノズル1の外周面にノズル突条14を設け、キャップ2の内側面にキャップ突条24を設け、また、キャップ2の内面中央部に突起20を設ける。そして、キャップ2を無造作に被せたとしても、ノズル突条14とキャップ突条24間の溝とが嵌合して正常な姿勢で被せることが出来るようにし、また、その状態でキャップ2を軽く押すことによって、係止突起15が係止凹部25内へ入り込んで係止され、同時に、キャップ2の弾性力により、突起20が出口10に圧着されて出口10が密閉されるようにする。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば容器に入れられた食品などの液体を、効率良く取り出すための容器およびその取出し口用ノズルに関する。特にマヨネーズやケチャップなどに代表される粘性を有するソース類を始めとして、接着剤や塗料といった工業製品に至る広範多岐な粘性液体に適用するとより効果的なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、チューブ状の容器に入っている粘性を有する液体は、その容器に圧力をかけることによって、取出し口から絞り出して使用される。このような粘性液体としては、上記したソース類の食品を始めとして、歯磨きペーストや接着剤などの化学製品に至るまで、非常に広範囲である。これらのチューブ状の容器に収納された製品においては、如何にして取出し口周辺を汚さないようにするかと、内容物を如何にして容器から出し切るかが、二つの大きな課題であり、内容されている製品の開発もさることながら、容器の開発もまた際限なく続けられている。
【0003】
本出願人は、この2つの課題を一挙に解決する手段として、特願2001−295624において、「粘性液体容器取出し口用アタッチメント」を提案している。
これは、粘性液体容器の取出し口に取り付けるアタッチメントであって、そのアタッチメントの出口の断面積を極めて小さくすることと、これに付随して出口に至るまでの経路断面積を徐々に小さくなるようなテーパー状とし、さらに、出口間際で最狭部とした後に広くなるような逆テーパー状となるようにした。これにより、出口での粘性液体の切れを向上させ、出口付近に残るものがほとんど無いため汚れることが無い。
【0004】
また、アタッチメント内に空間を設けることによって、アタッチメントを取り付けた粘性液体容器を逆さまにしておくと、僅かに残った粘性液体が重力でアタッチメント内に移動し、粘性液体容器からアタッチメント内へすべての粘性液体が移動し終わったら、空の粘性液体容器からアタッチメントを取り外して、これを新しい粘性液体容器へ付け替えることによって、古い粘性液体容器内に入っていた粘性液体を完全に出し切ることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したノズルを使用するにあたっては、アタッチメントの出口付近の汚れは防止できるものの、更に、出し切るためにアタッチメントに蓋体を取り付けた状態で容器を逆さまにした際の、出口付近からの液漏れの防止を完全にする必要がある。
【0006】
そこで本発明は、この次なる課題を解決するために、液体の取出し口に取り付ける蓋体をどのような操作よって装着しても、確実に取出し口を完全に密閉でき、もって本発明本来の目的である漏れ防止と、液体を容器内から出し切ることとを、より確実にすることができる液体容器およびその取出し口用ノズルユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、内部に液体が収容され且つその取出し口が先細に形成される容器本体と、該取出し口に装着自在となり且つその内側に、取出し口の先端部に密着可能な突起が形成される蓋体を設け、また蓋体を取出し口に装着する際に、突起を取出し口の先端部に位置合わせして密着させることのできる位置決め手段を設けた。
【0008】
そして、例えば位置決め手段としては、蓋体の液体容器への装着する際に、蓋体をまっすぐに装着できるような、蓋体の装着方向に沿ったガイドを設けることができる。このガイドの一例としては、取出し口側に、蓋体の装着方向に沿った溝または突条物を形成する一方、蓋体の内周面には、この取出し口側に設けた溝または突条物に、嵌合し、これに倣って摺動できる突条または溝を形成する。
【0009】
これによって、蓋体を装着する際に、装着方向に対して傾いた状態で装着しようとしたとしても、このガイドによって傾きが矯正されて、まっすぐに蓋体の突起が取出し口先端へと導かれ、突起と取出し口先端部を正常な姿勢で正確に位置合わせできて両者を密着させることができる。
【0010】
また請求項2では、蓋体の弾性力によって突起が、液体容器の取出し口の先端部に圧着されるようにした。
【0011】
例えば、ポリプロピレンのようなある程度可撓性を有する素材で蓋体を製造し、蓋体を取出し口に係止する際に、蓋体がわずかに撓んだ状態で、突起が取出し口の先端に圧着した状態となる位置で係止されるようにすると良い。これによって、確実に取出し口が密閉され、多少の磨耗や変形が生じても密閉は確保される。
【0012】
また請求項3では、内部に液体が収容される容器本体の取出し口に装着可能となり且つそのノズルの出口が先細に形成されるノズルと、このノズルに装着自在となり且つその内側に前記出口の先端部に密着可能な突起が形成されるノズルユニットにおいて、蓋体をノズルに装着する際に、突起を出口の先端部に位置合わせして密着させることのできる位置決め手段を設けるようにした。
【0013】
このようなノズルを使用すると、元来は本発明のような機能をもたない液体容器であっても、このノズルを装着することによって、上記した請求項1記載の液体容器と同様の効果を得ることができる。
【0014】
また、請求項4では、蓋体の弾性力によって突起が、ノズルの出口の先端部に圧着されるようにした。
【0015】
これによって、元来は本発明のような機能を有しない液体容器であっても、上記した請求項2記載の液体容器と同様の効果を有することになり、確実な密閉によって液漏れを起こすことが無い。
【0016】
また、請求項5では、ノズルの内径のうち、容器本体との連通部分の内径が、容器本体の取出し口の開口径と略同じであるようにした。
【0017】
例えば、ノズルの内部を、円柱形で且つ先端に向って徐々に先細となる中空に形成し、円柱形部分の内径を取出し口開口部分の口径と略同じになるようにする。これによって、液体の量がわずかになってその殆どがノズル側へ移動した状態であっても、取出すための圧力は液面全体にかかる為、液を完全にノズルの出口から出し切ることができる。さらに、理解しやすい例としては、マヨネーズはその量が僅かとなると、取出し口付近の内部に堆積し、搾り出そうとしても空気が噴出するだけとなるが、本発明ではその現象を改善することができる。
【0018】
また、請求項6では、ノズルに、容器本体の螺子山に螺合するための螺子溝を設け、このノズルの螺子溝と容器本体の螺子山は、両者を螺合させた際、ノズルの内部着座面と容器本体の取出し口上面とが密着するような螺合構造にした。
【0019】
すなわち、通常のキャップと同様に、ノズルは容器本体へ螺合させて装着するが、その際に容器本体の取出し口付近での密着が完全でないと、液漏れの原因になるばかりか、上記した本発明の効果を十分に発揮しないことがある。したがって、ノズルに、容器本体の螺子山に螺合するための螺子溝を設け、このノズルの螺子溝と容器本体の螺子山は、両者を螺合させた際、ノズルの内部着座面が確実に容器本体の取出し口上面に密着するようにして、例えば、両者が密着する前にノズルの最下端部が容器本体に先に当接したり、螺子山が螺子溝の端部に突き当たってそれ以上螺合出来なくなるような不具合を防止する螺合構造にする。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る液体容器取出し口用ノズルの一例の側面図、図2は同ノズルの縦断面図、図3は同ノズルの平面図、図4は同ノズルの上部側の平断面図、図5はノズルを液体容器の取出し口に装着した状態を示す縦断面図、図6は蓋体の縦断面図、図7は蓋体の底面図、図8は蓋体をノズルに装着した状態で液体容器の取出し口に装着した状態を示す縦断面図、図9は蓋体の他形態を説明する部分拡大横断面図である。
【0021】
本発明に係る液体容器およびその取出し口用ノズルは、たとえばマヨネーズやケチャップといった粘性を有するソース類を始めとする各種食品、接着剤や塗料といった工業化学製品、歯磨きペーストなどの日用品に至る広範囲にわたる液体を入れた容器から中身を取出す際に、その中身を漏らさずに、出口を汚さないで、容器の中身を完全に使い切るためのものである。したがって、例えば、図1〜4に示したノズル1を、図5に示すように容器本体3に装着した形態となる。
【0022】
すなわち、ノズル1は、容器本体3に螺合して装着されるものであって、容器本体3に螺合する部分である螺子部13と、内部を円柱状の中空に形成された中間部12と、先細に形成された先端部分11とから構成され、先端部分11の端部に出口10が形成されている。
【0023】
先端部分11は、出口10に向って徐々に口径が小さくなるように形成され、出口10の手前で最狭部となり、その先は僅かに先広となるような逆テーパー状となっている。
【0024】
中間部12は、容器本体3の取出し口30と連通する部分であり、この中間部12の内径は、容器本体3の取出し口30の開口部分(図示せず)の口径と略同じになるように設計されており、この開口部分から中間部12の内部にスムーズに液体が流れ込むようにしている。
【0025】
また、中間部12の外周面は、断面が花弁のように、放射状に隔置されたノズル突条14が6本形成されている。このノズル突条14は後述する位置決めの手段として有効であると共に、このような形状とすることによって、樹脂成形の際に収縮による歪みを発生するのを防止できる。さらに、このノズル突条14の下部には、蓋体2を係止するための係止突起15が設けられている。
【0026】
この実施例においては、ノズル1側が雌螺子で、容器本体3側が雄螺子である。螺子部13の下端付近には螺子溝が形成されていない。また、図5からわかるように、容器本体3の容器螺止部33の螺子山に対して、螺子溝が余裕を持って螺止出来るようにされ、ノズル1の内部着座面tが容器本体3の取出し口30に確実に密着するようにされている。この際、もし螺子部13の下端部付近まで螺子溝が形成されていると、ノズル1の内部着座面tと容器本体3の取出し口30上面との密着が完全でない状態で、螺子山が底付きしてしまう虞がある。
【0027】
次に、このノズル1を容器本体3に装着しての使用方法について説明する。内部の液体(図示せず)を取出す時は逆さまにして、容器本体3に圧力をかけて絞り出すようにして取出す。容器本体3に圧力を加えると、液体はノズル1の内部を満たしながら、出口10から絞り出される。
【0028】
粘性の高い液体にあっては、容器本体3への加圧を解くことによって出なくなるが、粘性がある程度低いものについては、出口10の先に僅かに垂れ下がることが有る。しかしながら、容器本体3を元の縦方向に戻すことによって、液体の自重で液体は容器本体3へと戻り、その圧力によって出口に僅かに垂れ下がった液体はノズル1内へと引き戻される。特に、出口10付近を逆テーパー状としたことにより、この引き戻しがより確実となり、出口10外周付近に付着して汚すことを防止できる。
【0029】
ここで、蓋体であるところのキャップ2について説明する。キャップ2は、図6、7に示すような逆コップ状であり、これを図8に示すようにノズル1へ装着して固定する。
この際、ノズル1とキャップ2によってノズルユニットが構成される。
【0030】
キャップ2の頂面21の中心内部には突起20が形成され、その周囲には堤防状の環状突起23が設けられている。この突起20は、キャップ2をノズル1に装着した際に、出口10の先端部に密着するように、その断面が略半球状に形成されている。環状突起23は、出口10の先端部が確実に突起20と密着するようにするとともに、突起20に液体がほんの僅か付着した場合においても、それ以上広がらないようにする堤防の役割を果たす。
【0031】
キャップ2は、僅かに可撓性を有する樹脂でできており、突起20が出口10先端に密着した際に、頂面21が僅かに撓み、その圧力で突起を出口10先端に圧着して、確実な密着を維持できるようになっている。また、頂面21の上面外周部には、その内側より僅かに高いフランジ22が形成されているため、頂面21が僅かに撓んでも、フランジ22がそれより高さを保つため、キャップ2を装着して液体容器を逆さまにして置いても、倒れることはない。
【0032】
キャップ2の内周壁には、12本のキャップ突条24が等間隔で隔置されており、この間隔は丁度、ノズル1のノズル突条14が入り込むことが出来るようになっている。
【0033】
キャップ2の内周面下端付近には、環状の係止凹部25が形成され、ノズル1の係止突起15に係止して、キャップ2を装着した際に、定位置で固定できる。この定位置とは、キャップ2の頂面21が僅かに撓んで、突起20が出口10の先端に圧着している位置である。
【0034】
ここで、キャップ2の装着要領について説明する。ノズル1の出口10から液体を取出したなら、上述したように出口10付近に残った液体が引き込まれたことを確認して、キャップ2を被せる。この際に、無造作に被せたとしても、ノズル突条14とキャップ突条24とが嵌り合い、装着方向に倣ってかぶせることが出来る。その為、確実に突起20が出口10の先端に密着する。その状態で軽く押すことによって、係止突起15が係止凹部25内へ係止されて、突起20の圧着状態で密閉される。
【0035】
この状態で、液体を保管するに当たっては、液体の種類によって任意であるが、粘性の有る液体の場合、次の使用において取出しやすくするために、望ましくは逆さまにして保管する。その場合においても、突起20の出口10の先端への圧着が維持されるため、液体が漏れ出ることは無い。
【0036】
このように逆さまにして、保管した場合において、内部の液体が僅かになると、液体の自重によって、ノズル1内部に移動する。この時点で、液体容器2に圧力を加えると、液面全体で空気圧を受けるため、僅かに残った液体はその殆どをノズル1から出すことが出来る。尚、粘性が高いなどで、最後に残った液体がノズル1内に移動しない場合は、キャップ2の密閉が確実であるため、蓋体2を装着した状態で、容器本体3を振ることによって、ノズル1内に移動させることが出来る。
【0037】
液体によっては、最後にノズル1内に残った液体を出し切ることが出来ないものもあるが、液体がノズル1内に完全に移動し切った時点で、ノズル1を外し、新たな容器本体3に取り付けることによって、新たな液体によって、残存していた液体を押し出すことも出来る。
【0038】
以上、本発明の実施形態について、ノズル1と容器本体3とが別体であるものとして説明したが、本発明はこの形態に限定されるものではなく、例えば一体形成されているものや、ノズルと容器本体という部分での切り離し以外での、別体の組合せであっても、実質的にノズルと容器本体とを構成する部分が同等の要件を満たした形状であれば、同等の効果を得られる。
【0039】
また、上記した実施例では、位置決め手段として、キャップ突条24を設けているが、この他には、例えば図9に示すように、ノズル突条14の最外周面に対応する面によって形成される多角面状(例えば30面等)の内周面に形成することも可能である。
【0040】
さらに、他の位置決め手段としては、ノズルと蓋体と互いに螺止方法によって装着するものも有効である。また、上記実施例で示した環状突起23を僅かにラッパ状として、出口10の先端部を直接誘導する方法や、蓋体の内部上面にノズル1の先端部分11の形状となるガイドを形成するなどの方法も考えられる。
【0041】
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明は、内部に液体が収容され且つその取出し口が先細に形成される容器本体と、この取出し口に装着自在となり且つその内側に取出し口の先端部に密着可能な突起が形成される蓋体を備えた液体容器において、蓋体を取出し口に装着する際に、突起を先端部に位置合わせして密着させることのできる位置決め手段を設けたので、蓋体を装着する際に、装着方向に対して傾いた状態で装着しようとしたとしても、傾き等が矯正されて、まっすぐに蓋体の突起が取出し口先端へと導かれる。
【0043】
また請求項2では、蓋体の弾性力によって突起が、容器本体の取出し口の先端部に圧着されるようにしたので、確実に取出し口が密閉され、多少の磨耗や変形が生じても密閉は確保される。
【0044】
また請求項3では、内部に液体が収容される容器本体の取出し口に装着可能となり且つその出口が先細に形成されるノズルと、このノズルに装着自在となり且つその内側に出口の先端部に密着可能な突起が形成される蓋体を備えたノズルユニットにおいて、蓋体を前記ノズルに装着する際に、突起を出口の先端部に位置合わせして密着させることのできる位置決め手段を設けるようにしたため、ノズルを使用すると、元来は本発明のような機能をもたない容器本体であっても、このノズルを装着することによって、上記した請求項1記載の液体容器と同様の効果を得ることができる。
【0045】
また、請求項4では、蓋体の弾性力によって突起が、ノズルの出口の先端部に圧着されるようにしたので、元来は本発明のような機能を有しない容器本体であっても、上記した請求項2記載の液体容器と同様の効果を有することになり、確実な密閉によって液漏れを起こすことが無い。
【0046】
また、請求項5では、ノズルの内径のうち、容器本体との連通部分の内径が、容器本体の取出し口の開口径と略同じであるようにしたことにより、液体の量がわずかになってその殆どがノズル側へ移動した状態であっても、取出すための圧力は液面全体にかかる為、液を完全にノズルの出口から出し切ることができる。
【0047】
また、請求項6では、ノズルに、容器本体の螺子山に螺合するための螺子溝を設け、このノズルの螺子溝と容器本体の螺子山は、両者を螺合させた際、ノズルの内部着座面と容器本体の取出し口上面とが密着するような螺合構造にしたため、装着時にノズルの最下端部が液体容器に底付きしたり、螺子山が螺子溝に突き当たったりするような不具合がなく、きつく閉めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体容器取出し口用ノズルの一例の側面図
【図2】同ノズルの縦断面図
【図3】同ノズルの平面図
【図4】同ノズルの上部側の平断面図
【図5】ノズルを液体容器の取出し口に装着した状態を示す縦断面図
【図6】蓋体の縦断面図
【図7】蓋体の底面図
【図8】蓋体をノズルに装着した状態で液体容器の取出し口に装着した状態を示す縦断面図
【図9】蓋体の他形態を説明する部分拡大横断面図
【符号の説明】
1…ノズル、2…キャップ、3…容器本体、10…出口、11…先端部分、12…中間部、13…螺子部、20…突起、30…取出し口、33…容器螺止部。

Claims (6)

  1. 内部に液体が収容され且つその取出し口が先細に形成される容器本体と、前記取出し口に装着自在となり且つその内側に、前記取出し口の先端部に密着可能な突起が形成される蓋体を備えた液体容器であって、この液体容器には、前記蓋体を前記取出し口に装着する際に、前記突起を取出し口の先端部に位置合わせして密着させることのできる位置決め手段が設けられることを特徴とする液体容器。
  2. 請求項1記載の液体容器において、前記蓋体の突起は、該蓋体の弾性力によって前記容器本体の取出し口の先端部に圧着されることを特徴とする液体容器。
  3. 内部に液体が収容される容器本体の取出し口に装着可能となり且つその出口が先細に形成されるノズルと、このノズルに装着自在となり且つその内側に、前記出口の先端部に密着可能な突起が形成される蓋体を備えたノズルユニットであって、このノズルユニットには、蓋体をノズルに装着する際に、前記突起を前記出口の先端部に位置合わせして密着させることのできる位置決め手段が設けられることを特徴とする液体容器取出し口用ノズルユニット。
  4. 請求項3記載の液体容器取出し口用ノズルユニットにおいて、前記蓋体の突起は、該蓋体の弾性力によって前記ノズルの出口の先端部に圧着されることを特徴とする液体容器取出し口用ノズルユニット。
  5. 請求項3記載の液体容器取出し口用ノズルユニットにおいて、前記ノズルの内径のうち、容器本体との連通部分の内径が、容器本体の取出し口の開口径と略同一であることを特徴とする液体容器取出し口用ノズルユニット。
  6. 請求項3又は請求項4記載の液体容器取出し口用ノズルユニットにおいて、前記ノズルは、容器本体の螺子山に螺合するための螺子溝を備えており、このノズルの螺子溝と容器本体の螺子山は、両者を螺合させた際、ノズルの内部着座面と容器本体の取出し口上面とが密着するような螺合構造にされることを特徴とする液体容器取出し口用ノズルユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011011761A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出容器
JP2011011762A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出容器

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