JP2004017457A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法ならびに記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法ならびに記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】記録ヘッド全体を使い印字した画像と、記録ヘッドの一部分だけを使い印字した画像とで、濃度変量を発生させることのないインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】記録ヘッドを数ノズル単位で分割し、各分割した領域それぞれに温度センサを設ける。記録媒体の幅または記録すべき画像データの幅から記録に使用するノズルを求め、この記録に使用するノズルが含まれる領域の温度センサが測定した温度のみから平均温度を算出する。あらかじめ、記録ヘッドの温度ごとに、インク吐出時のプレパルスとメインパルスとの間のインターバルタイムの最適な長さを定めたテーブルを記憶させておき、このテーブルを利用してインターバルタイムを設定する(ステップ704)。そして、このインターバルタイムを利用して、吐出制御を行う。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録ヘッドの温度に応じて記録制御を行う記録装置に関し、詳しくはインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等の普及に伴い、その周辺機器である各種プリンタも普及している。中でも、手軽にカラー記録を行うことができる記録装置は一般家庭等に急速に普及している。
【0003】
図13はインクジェット記録ヘッドの温度と記録画像の光学的反射濃度(OD値)の特性をプロットしたグラフである。図から明らかなように、記録ヘッド温度に応じてインクの粘度や表面張力が変化するため、吐出されるインク量が変化し、その結果、記録媒体に形成される記録画像の濃度が変化する。従ってインク吐出による自己昇温によって上記各種性能に影響を及ぼすインク吐出量を制御するため、記録ヘッドの自己昇温を温度センサにより正確に読み取り、ノズル内の熱エネルギー発生素子に印加する駆動信号を制御する駆動パルス幅変調方式が提案されている。
【0004】
図14は駆動パルス幅変調方式を説明する図である。この駆動パルス幅変調方式はまず、インクを吐出しない程度の長さのプレヒートパルス1601を印加し、その後インターバルタイム1602を介してインクを吐出するためのメインヒートパルス1603を印加する駆動方法である。つまり、プレヒートパルス1601は主にノズル内のインク温度を制御するパルスであり、インクを吐出するのに適した温度にまで予め暖めておくものである。インターバルタイム1602はプレヒート1601とメインヒート1603が相互干渉しないように一定時間の間隔を設けたもので、ノズル内のインクの温度分布を均一化する働きがある。メインヒートパルス1603はノズル内に発泡現象を発生させ、ノズルよりインク滴を吐出させるが、吐出されるインク量はある時点までこのインターバルタイム1602に比例して多くなる特性がある。よってヘッドの温度センサにより検知された温度によりこのインターバルタイム1602を可変することで、インクの吐出量を制御し、記録中の吐出量変動による濃度変動や、濃度ムラを低減することが可能である。
【0005】
さらに多数のノズルを配列した記録ヘッドにより1回の走査で記録できる領域を広げ、記録パフォーマンスを向上させる近年のインクジェット記録装置では、記録ヘッドに等間隔に複数の温度センサを取り付け、これらのセンサ出力値から平均温度を算出し、その平均温度に従いプレヒートパルスとメインヒートパルスの休止間隔であるインターバルタイムを可変することで、インクの吐出量を制御し、ヘッド内の温度勾配の偏りに影響されず、濃度ムラの発生を低減していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した濃度ムラを低減する駆動パルス幅変調方式は、インクジェット記録ヘッドに装備された全ての温度センサの出力値から平均温度を算出し、その平均温度に従いインク吐出量を制御する駆動パルス幅変調制御を行なっている為に、記録ヘッドの一部分だけが使われるような画像データを記録する場合は、記録に使用しない記録ヘッド部の温度センサの出力値を含んでしまう為に、最適なインク吐出量制御が行なえないという問題がある。特にフルラインタイプの記録ヘッドの場合、記録媒体の紙幅程度かそれ以上の長さを有しているため、記録が記録媒体の一部にしか行われなかった場合、使用するノズルと使用しないノズルとの使用頻度に大きな差が生じ、このことを考慮せずに記録ヘッドのノズル全ての温度の平均を取ると、実際に使用しているノズル部分の温度よりも低い結果となる可能性が高い。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、記録ヘッド全体を使い記録した画像と、記録ヘッドの一部分だけを使い記録した画像とで、濃度変量を発生させることのない記録装置およびインクジェット記録装置ならびにインクジェット記録方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェット記録装置は、記録ヘッドに設けられた複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することで画像を形成するインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知手段と、記録に使用するノズルに対応している箇所の温度を選択する記録ヘッド温度情報選択手段と、前記記録ヘッド温度情報選択手段が選択した温度情報に基づいて、インクの吐出量を制御するインク吐出量制御手段と、を具えることを特徴とする。
【0009】
また、前記記録ヘッド温度情報選択手段は、記録媒体の幅を検出し、該記録媒体の幅に応じて記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とするものであってもよい。
【0010】
また、前記記録ヘッド温度情報選択手段は、記録すべき画像データから記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とするものであってもよい。
【0011】
また、画像データを作成するホスト装置とのデータの送受信を行う入出力手段をさらに設け、前記記録ヘッド温度情報選択手段は、前記ホスト装置から送信される記録媒体情報に基づいて記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とするものであってもよい。
【0012】
また、本発明のインクジェット記録装置は、記録ヘッドに設けられた複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することで画像を形成するインクジェット記録装置において、記録ヘッドの複数箇所に設けられた温度センサと、記録対象の画像データに応じて記録に使用するノズルを算出し、該ノズルに対応する温度センサの測定する温度を選択する記録ヘッド温度情報選択手段と、前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知手段と、前記記録ヘッド温度情報選択手段が選択した温度情報に基づいて、インクの吐出量を制御するインク吐出量制御手段とを具えることを特徴とするものであってもよい。
【0013】
さらに、本発明のインクジェット記録方法は、記録ヘッドに設けられた複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することで画像を形成するインクジェット記録装置を用いたインクジェット記録方法において、前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知工程と、記録に使用するノズルに対応している箇所の温度を選択する記録ヘッド温度情報選択工程と、前記記録ヘッド温度情報選択工程にて選択された温度情報に基づいて、インクの吐出量を制御するインク吐出量制御工程とを具えることを特徴とする。
【0014】
以上の構成によれば、記録媒体の幅や記録対象の画像の大きさによって、記録に使用するノズルを決定し、記録ヘッド温度検知手段が検知した温度のうち、このノズルに対応する箇所の温度を選択し、この温度情報を利用して記録ヘッドの吐出制御を行うので、記録する画像や紙幅によって濃度が異なることがない。
【0015】
さらに、本発明の記録装置は、記録ヘッドにより記録媒体に画像を形成する記録装置において、前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知手段と、記録に使用する部分に対応している箇所の温度を選択する記録ヘッド温度情報選択手段と、前記記録ヘッド温度情報選択手段は、記録媒体の幅を検出し、該記録媒体の幅に応じて記録に使用する部分を算出し、前記記録に使用する部分に対応する箇所の温度を選択することを特徴とする。
【0016】
更に本発明の記録装置は、画像データを作成するホスト装置とのデータの送受信を行う入出力手段をさらに設け、前記記録ヘッド温度情報選択手段は、前記ホスト装置から送信される記録媒体情報に基づいて記録に使用する部分を算出し、前記記録に使用する部分に対応する箇所の温度を選択することを特徴とする。
【0017】
更に本発明の記録装置は、記録ヘッドの電気熱変換体に対し、記録をしない程度の長さのプレパルス信号と、記録をする程度の長さのメインパルス信号とを送るとともに、記録ヘッド温度情報選択手段が選択した記録ヘッドの複数箇所の温度の平均値を求め、前記求めた記録ヘッドの温度の平均値に応じて、前記プレパルス信号と前記メインパルス信号の間のインターバルタイムの長さを調節することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、以下に図面を参照して説明する。
【0019】
(実施形態1)
図1は本実施形態としてのインクジェット記録装置を模式的に示す斜視図である。
【0020】
101はインクジェット記録装置である。このインクジェット記録装置はロール状の記録媒体に対し、このロール紙の紙幅相当のフルラインヘッドで記録を行う形態である。
【0021】
102は、ロール状の記録媒体を格納するロールユニットであり、103は上部カバーであり、このカバーを開けることにより、装置内に内蔵された後述の記録ヘッドH及び記録媒体の搬送部を見ることができる。一方、104は前カバーであり、このカバーを開けることにより、記録ヘッドHに供給される液体インクを貯蓄するタンク部Rを見ることができる。これらによって、装置の外郭が構成されている。107は記録済みのロール状の記録媒体Paをカットするカッター、105は記録装置の電源スイッチ部、106は記録装置における操作環境の設定を行なうための入力手段としての操作パネルである。
【0022】
図2は本実施形態としてのインクジェット記録装置の内部構成を模式的に示す正面図である。
【0023】
201はロールユニット102に格納された記録媒体Paの幅を検知するためのセンサであり、202は記録のタイミングを計るためのTOFセンサである。
【0024】
203は搬送ローラであり、ロール状の記録媒体Paを所定量単位で矢印方向に搬送する。搬送ローラ203の他に紙押さえローラなどが設けられており、これらをまとめて搬送ユニットと称する。
【0025】
記録ヘッドHは搬送された記録媒体Paと対峙する位置に設けられており、記録時は記録媒体に対し、インクを吐出することにより記録を行う。このように、記録ヘッドHによる記録動作と搬送ユニットによる搬送とを繰り返すことにより、記録媒体Pa全体に画像を形成していく。その後、画像の形成された記録媒体Paは、カッター107まで搬出され、必要に応じてカットできるように構成されている。この搬送ユニットUの下には、各記録ヘッド(Bk、C、M、Y)に供給される専用のインクを貯蓄するタンク部Rが脱着自在に固定されている。
【0026】
またロールユニット102には、格納された記録媒体Paの幅を検知するための記録媒体幅センサ201(図2参照)が搭載され、印字を行なう記録媒体と異なる幅の記録媒体がロールユニット102に格納されている場合、ユーザーに正しい記録媒体に交換するように促す機能を備えている。
【0027】
図3は本実施形態としてのインクジェット記録ヘッドの配列を模式的に説明する斜視図である。
【0028】
本実施の形態における記録手段としての記録ヘッドは、複数の記録素子を直線状に配列した長尺タイプのラインヘッドH(Bk、C、M、Y)を記録媒体の搬送方向に対して直交する方向にインク別に並行に配列したものである。具体的にはブラックインクを吐出して記録を行なう記録ヘッドBkと、シアンインクを吐出して記録を行なう記録ヘッドCと、マゼンタインクを吐出して記録を行なう記録ヘッドMと、イエローインクを吐出して記録を行なう記録ヘッドYから形成されている。なお、本実施形態では、各記録ヘッドの長さは約4インチ(10.16cm)程度とする。また、1インチ単位で4分割されており、各領域には温度センサが設けられ、領域内のノズルの温度を測定するようになっている。この温度センサが測定した温度をもとにして、ノズルの吐出制御を行う。この吐出制御の詳細については後述する。
【0029】
記録ヘッドHの下側に位置する搬送ユニット(図2参照)によって、ロールユニット102に格納されたロール状の記録媒体PaがラインヘッドHによる記録位置に向けて一定の速度で搬送され、記録位置に到達すると、各ヘッド(Bk、C、M、Y)によってインクが吐出され、記録媒体上に画像が記録される。
【0030】
図4は本実施形態としてのインクジェット記録ヘッドの内部構成図で、406はノズル壁403によって各々仕切られ構成されたノズルで、このノズル406には、それぞれに対応した熱エネルギー発生素子(発熱体)404が設けられている。この発熱体404は、シリコン基板401の上に半導体プロセスと同様の手法で形成されていて、後述するヘッド駆動回路により所定の電気的エネルギーが印加されることにより、熱によりノズル内のインクに気泡を発生し、ノズル開口402からインク滴を吐出するように構成されている。なお、符号405はノズル406に各々インクを供給するための共通液室で、407は天板を示している。
【0031】
図5は本発明のインクジェット記録装置の電気的ブロック図である。図5において601は、記録装置全体を制御するメインコントローラであり、後述する入力データを格納する格納手段としての機能、及びデータ制御手段及び、設定手段としての機能などを有する。このメインコントローラはホストコンピューター600に接続され、互いに信号の授受を行ない得るようになっている。また、602はメインコントローラに接続されるメモリであり、ここに図6および図9に示すフローに対応する制御プログラムなどが格納されており、メインコントローラ602はメモリ602のプログラムを読み出し実行して処理・制御がおこなわれている。603は前記各色の記録ヘッドに内蔵される発熱体404を駆動させる駆動回路である。604Dは前記記録媒体の搬送部に設けられたフィードモータ604を駆動するモータドライバ、605Dは記録ヘッド内に存在する増粘インクなどの吸引、排出などを実行するための回復系に設けられた回復系モータ605を駆動するモータドライバであり、いずれもメインコントローラ601によって制御される。606は前記ホストコンピューター600から送信されてきた記録データを格納するイメージメモリ(記録データ格納手段)であり、606Bkはブラックの記録データを一時的に格納するブラックイメージメモリ、606Cはシアンの記録データを一時的に格納するシアンイメージメモリ、606Mはマゼンタの記録データを一時的に格納するマゼンタイメージメモリ、606Yはイエローの記録データを一時的に格納するイエローイメージメモリである。このイメージメモリメモリ606の記録データはドライバコントローラ607を経由してヘッド駆動回路608へ送られる。ヘッド駆動回路608はパルス信号を発生させて各記録ヘッドを駆動させる。なお、パルス信号は、既存のインクジェット記録装置と同様に、インクを吐出しない程度の長さのプレパルスを出力したのち、所定のインターバルタイムを経て、吐出パルスが出力される形態とする(図14参照)。
【0032】
なお、フルラインヘッドの場合、記録媒体の紙幅に対し記録する領域が小さい場合、ヘッドのノズルは全て使用されるわけではなく一部のみが使用される。このような場合においても、本実施形態では適切な吐出制御を行うために次に示す処理ルーチンを実行する。
【0033】
図6は、メインコントローラ601が行う吐出制御信号を決定する流れを示すフローチャートである。
【0034】
まず、メインコントローラはロールユニットに格納されている記録媒体の幅を、記録媒体幅検知センサで読み取る(ステップ701)。
【0035】
次に、ステップ701で検知された記録媒体の幅が、ホストコンピュータから画像データと共に送信される記録媒体の幅情報と一致するか否かを判断する(ステップ702)一致する場合は、前記画像データを、各色イメージメモリに格納し、一枚分の記録データを形成する(ステップ703)。一致しない場合は、用紙交換エラーを発生し、ホストコンピュータに通知し、ユーザーに対し、正しい記録媒体に交換するように促す(ステップ707)。
【0036】
次に、検知された記録媒体の幅が画像データの必要とする記録幅を満たしている場合、ロールユニットおよび搬送ユニットを駆動させ、記録媒体を記録開始可能な所定位置まで一定速度で搬送する(ステップ704)。
【0037】
次に、TOFセンサによりメインコントローラ601が、記録媒体Paが印字直前の位置に到達したことを検知すると、ステップ704でメインコントローラ601は検知された記録媒体の幅に対応する温度センサの出力値を読み出す。メインコントローラはそれらの読み出された温度から平均温度を算出し、この平均温度から各記録ヘッド(Bk、C、M、Y)のインターバルタイムを求める(ステップ705)。
【0038】
インターバルタイムの決定は、予め定めた値に基づき決定する。予め記録ヘッドの温度に応じて、吐出に最適なインターバルタイムを測定して算出しておき、これらの値がテーブル化されてメモリ602に記憶されている。
【0039】
図11は温度別のインターバルタイムを示すテーブルである。ステップ705では、メモリ602に記憶されているこのテーブルの中で、検知された平均温度に一致するインターバルタイムを求め、メモリに記憶することになる。
【0040】
また、記録媒体の幅によっては、記録ヘッドの全てを利用しない場合もある。したがって、平均温度は記録に使用するノズルに対応した温度センサの値を利用して算出する。
【0041】
例えば、図7に示すように記録媒体の幅が2インチである場合は、2インチ幅に対応するノズルは矢印801に示す部分のノズルである。したがって、これらのノズルに対応する2つの温度センサ803、804から温度を読み取り、これらから平均温度を算出する。また記録媒体が2.5インチ幅である場合は、メインコントローラは2.5インチ幅に対応する3つの温度センサ803、804、805から温度を読み取り、平均温度を算出する。同様に記録媒体が3インチ幅である場合は、3インチ幅に対応する3つの温度センサ803、804、805から温度を読み取り、平均温度を算出する。また、図8に示すように、記録媒体が4インチ幅である場合は、4インチ幅に対応する4つの温度センサ903〜906から温度を読み取り、平均温度を算出する。
【0042】
このようにして算出された平均温度をもとにして図11よりインターバルタイムが決定される。
【0043】
次に、前記メインコントローラ601に接続されたドライバコントローラが、前記イメージメモリに格納された各色の印字データに従いながら、ステップ704で算出されメモリに記憶されたインターバルタイムに基づき、ヘッド駆動回路を制御し画像の印字を行なう(ステップ706)。
【0044】
以上説明したように、記録媒体の幅に応じて記録ヘッドに搭載された温度センサを選択し、その選択された温度センサから平均温度を算出してインターバルタイムを可変することで、常に適切な量のインクを吐出することができる。したがって、記録ヘッド全体を使うような記録媒体に記録した場合と、記録ヘッドの一部分だけを使うような記録媒体に記録する場合とで、濃度変量のない記録画像を形成出来る。
【0045】
(実施形態2)
実施形態1では、記録媒体の幅に応じて、記録に使用するノズルを想定し、この記録に使用するノズルに対応する温度センサの検出温度を使用して平均温度を算出し、インク吐出のインターバルタイムを決定している。しかしながら、記録媒体の紙幅は同じでも、紙の一部分だけにしか記録を行わないものもある。このような場合、使用されないノズルがあり、実施形態1の記録媒体の幅をもとにして使用するノズルを想定すると、実際には使用されないノズルも含むことになる。そこで、本実施形態では、記録する画像の記録データに応じて、記録に使用するノズルを想定し、これにより対応する温度センサを求める。以下、詳細を説明する。
【0046】
なお、本実施形態におけるインクジェット記録装置の構成および記録ヘッドの駆動方法は、実施形態1と同様とする。
【0047】
次に、本実施形態におけるインク吐出信号の決定方法について説明する。
【0048】
図9は、メインコントローラが実行するインク吐出信号の決定方法を示すフローチャートである。
【0049】
まず、メインコントローラはロールユニットに格納されている記録媒体の幅を、記録媒体幅検知センサで読み取る(ステップ1001)。
【0050】
次に、ステップ1001で検知された記録媒体の幅が、ホストコンピュータから画像データと共に送信される記録媒体の幅情報と一致するか否かを判断する(ステップ1002)。一致する場合は、前記画像データを、各色イメージメモリに格納し、一枚分の記録データが完成する(ステップ1003)。一致しない場合は、メインコントローラは用紙交換エラーを発生し、ホストコンピュータに伝え、ユーザーに正しい記録媒体に交換するように促す(ステップ1008)。
【0051】
次に、イメージメモリに格納された記録データから、印字に使用するノズルを求め、その印字ノズルに対応する温度センサを検出する(ステップ1004)。
【0052】
例えば、図10に示すように、記録する画像が1107のように記録媒体の幅の一部分しか使用しない場合、記録に使用されるノズルは矢印1101の範囲にあるものだけになる。従って対応する温度センサは1103、1104の二つのみとなる。
【0053】
次に、ロールユニットおよび搬送ユニットが格納されたロール状の記録媒体Paを記録位置に向けて一定の速度で搬送する(ステップ1005)。
【0054】
次に、TOFセンサにより記録媒体Paが記録直前の位置に到達したことを認識すると、ステップ1004で検知された、記録ノズルが存在するノズルに対応する温度センサの出力値を読み出す。これらの読み出された温度から平均温度を算出し、その平均温度から図11に示すテーブルを記憶したメモリ602を参照して、各記録ヘッド(Bk、C、M、Y)のインターバルタイムを求める(ステップ1006)。つまり記録に使用しないノズルに対応する温度センサは使用しない。例えば、図10に示すような偏った位置の記録データ1107を印字する場合は、記録に使用するノズル1101に対応する2つの温度センサ1103、1104から平均温度を算出する。また記録データ1108を印字する場合は、記録に使用するノズル1101及び1102に対応する4つの温度センサ1103〜1106から平均温度を算出する。
【0055】
次に、前記メインコントローラに接続されたドライバコントローラが、前記イメージメモリに格納された各色の記録データに従いながら、ステップ1005で算出されたインターバルタイムに基づき、ヘッド駆動回路を制御し画像の記録を行なう(ステップ1007)。
【0056】
以上説明したように、記録データに応じて記録ヘッドに搭載された温度センサを選択し、その選択された温度センサから平均温度を算出して吐出量を制御することで、記録ヘッド全体を使うような記録データを記録した場合と、記録ヘッドの一部分だけを使うような記録データを記録する場合とで、濃度変量のない画像を形成出来る。
【0057】
(実施形態3)
実施形態1では記録媒体の幅をロールユニットに装備された記録媒体幅検知センサによって検知していたが、本実施形態ではホストコンピュータから送信される情報によって、記録媒体の幅を求め、この求めた記録媒体の幅に応じて、記録に使用するノズルを求める。
【0058】
具体的には、図12に示すように記録媒体幅サイズ、記録媒体高さサイズが記載された記録媒体情報コマンドがホストコンピュータから送信されてくる。メインコントローラはこのホストコンピュータから送られてきた記録媒体情報コマンドから記録媒体の幅を認識し、記録媒体の幅に対応する温度センサの出力値を読み出し、それらの読み出された温度から平均温度を算出し、この平均温度から図11のテーブルを記憶したメモリを参照して、各記録ヘッド(Bk、C、M、Y)のインターバルタイムを求める。
【0059】
なお、ホストコンピュータは、ユーザが記録データを作成する際に指定する記録媒体のサイズに基づいて、この記録媒体情報コマンドを作成してもよい。
【0060】
また、上記各実施形態では、選択された温度センサのみ出力値を読み出して平均温度を算出しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、記録ヘッドに装備された全ての温度センサの出力値を読み取り、それらの出力値の中から、メインコントローラ側では、ノズルの使用・不使用により選択された温度センサの出力値のみから平均温度を算出するようにしてもよい。
【0061】
なお、上記実施形態1〜3では、フルラインタイプの記録装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、長尺ヘッドのシリアルタイプの記録装置に対しても有効である。この場合も同様に記録ヘッドが1スキャンで記録するデータに応じて、制御を行えばよい。
【0062】
また、実施形態全体を通じて、インクジェット記録装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、サーマルプリンタなどに対しても有効である。
【0063】
(その他)
以上の例において、インクジェット記録を例に取り説明したが、熱記録をする場合であれば、インクジェット記録のほかにサーマル記録にも本発明は適応可能である。
【0064】
さらに加えて、本発明記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明を用いることにより、記録媒体の幅や記録対象の画像の大きさによって、記録に使用するノズルを決定し、このノズルに対応する温度センサの検出した温度のみを利用して記録ヘッドの平均温度を算出し、この算出した平均温度によって吐出制御を行うので、記録する画像や紙幅によって濃度が異なることがない。したがって、記録ヘッド全体を使い印字した画像と、記録ヘッドの一部分だけを使い印字した画像とで、濃度変量を発生させることなく、常に一定の画質の記録結果を提供することができる。
【0066】
以上説明したように、本発明を用いることにより、記録媒体の幅や記録対象の画像の大きさによって、記録に使用する記録ヘッドの使用部分を決定し、この部分に対応する温度センサの検出した温度を利用して記録ヘッドの平均温度を算出し、この算出した平均温度によって記録制御を行うので、記録する画像や紙幅によって濃度が異なることがない。したがって、記録ヘッド全体を使い印字した画像と、記録ヘッドの一部分だけを使い印字した画像とで、濃度変量を発生させることなく、常に一定の画質の記録結果を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるインクジェット記録装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態であるインクジェット記録装置の内部を示す断面図である。
【図3】記録ヘッドと記録媒体との関係を示す斜視図である。
【図4】記録ヘッドのノズル付近を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態であるインクジェット記録装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】記録ヘッドの温度から吐出制御を決定するフローチャートである。
【図7】記録ヘッドと記録媒体の紙幅との関係を示す図である。
【図8】記録ヘッドと記録媒体の紙幅との関係を示す図である。
【図9】記録ヘッドの温度から吐出制御を決定する他の例のフローチャートである。
【図10】記録ヘッドと記録画像の大きさとの関係を示す図である。
【図11】記録ヘッドの平均温度に対応するインターバルタイムを定めたテーブルを示す図である。
【図12】記録媒体のサイズを示す記録媒体情報コマンドの形式を示す図である。
【図13】記録ヘッド内の温度とOD値との関係を示すグラフである。
【図14】記録ヘッドの駆動パルスを示すパルス図である。
【符号の説明】
101 インクジェット記録装置
102 ロールユニット
103 上部カバー
104 前カバー
105 電源スイッチ部
106 操作パネル
201 記録媒体幅センサ
202 TOFセンサ
203 搬送ローラ
H   記録ヘッド
Pa  記録媒体

Claims (15)

  1. 記録ヘッドに設けられた複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することで画像を形成するインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知手段と、
    前記記録ヘッド温度検知手段により記録に使用するノズルに対応している箇所の温度を選択する記録ヘッド温度情報選択手段と、
    前記記録ヘッド温度情報選択手段が選択した温度情報に基づいて、インクの吐出量を制御するインク吐出量制御手段と、
    を具えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッド温度情報選択手段は、記録媒体の幅を検出し、該記録媒体の幅に応じて記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録ヘッド温度情報選択手段は、記録すべき画像データから記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 画像データを作成するホスト装置とのデータの送受信を行う入出力手段をさらに設け、
    前記記録ヘッド温度情報選択手段は、前記ホスト装置から送信される記録媒体情報に基づいて記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録ヘッドは、各ノズルに対応した電気熱変換体を設け、該電気熱変換体にパルス信号を送ることで発生する熱エネルギーによってインク中に気泡を発生させ、該気泡の生成圧力によって所定量のインクを吐出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記インク吐出量制御手段は、前記記録ヘッドの電気熱変換体に対し、インクを吐出しない程度の長さのプレパルス信号と、インクを吐出する長さのメインパルス信号とを送るとともに、前記記録ヘッド温度情報選択手段が選択した記録ヘッドの複数箇所の温度の平均値を求め、前記求めた記録ヘッドの温度の平均値に応じて、前記プレパルス信号と前記メインパルス信号の間のインターバルタイムの長さを調節することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 記録ヘッドに設けられた複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することで画像を形成するインクジェット記録装置において、
    記録ヘッドの複数箇所に設けられた温度センサと、
    記録対象の画像データに応じて記録に使用するノズルを算出し、該ノズルに対応する温度センサの測定する温度を選択する記録ヘッド温度情報選択手段と、
    前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知手段と、
    前記記録ヘッド温度情報選択手段が選択した温度情報に基づいて、インクの吐出量を制御するインク吐出量制御手段と、
    を具えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 前記記録ヘッドは、記録媒体の幅以上の長さを有し、記録媒体の搬送方向と異なる方向に前記ノズルを配列していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 記録ヘッドに設けられた複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することで画像を形成するインクジェット記録装置を用いたインクジェット記録方法において、
    前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知工程と、
    記録に使用するノズルに対応している箇所の温度を選択する記録ヘッド温度情報選択工程と、
    前記記録ヘッド温度情報選択工程にて選択された温度情報に基づいて、インクの吐出量を制御するインク吐出量制御工程と、
    を具えることを特徴とするインクジェット記録方法。
  10. 前記記録ヘッド温度情報選択工程は、記録媒体の幅を検出し、該記録媒体の幅に応じて記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録方法。
  11. 前記記録ヘッド温度情報選択工程は、記録すべき画像データから記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録方法。
  12. 画像データを作成するホスト装置とのデータの送受信を行う入出力工程をさらに設け、
    前記記録ヘッド温度情報選択工程は、前記ホスト装置から送信される記録媒体情報に基づいて記録に使用するノズルを算出し、前記記録に使用するノズルに対応する箇所の温度を選択することを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録方法。
  13. 記録ヘッドにより記録媒体に画像を形成する記録装置において、
    前記記録ヘッドの複数箇所の温度を検知する記録ヘッド温度検知手段と、
    記録に使用する部分に対応している箇所の温度を選択する記録ヘッド温度情報選択手段と、
    前記記録ヘッド温度情報選択手段は、記録媒体の幅を検出し、該記録媒体の幅に応じて記録に使用する部分を算出し、前記記録に使用する部分に対応する箇所の温度を選択することを特徴とする記録装置。
  14. 画像データを作成するホスト装置とのデータの送受信を行う入出力手段をさらに設け、
    前記記録ヘッド温度情報選択手段は、前記ホスト装置から送信される記録媒体情報に基づいて記録に使用する部分を算出し、前記記録に使用する部分に対応する箇所の温度を選択することを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
  15. 前記記録ヘッドの電気熱変換体に対し、記録をしない程度の長さのプレパルス信号と、記録をする程度の長さのメインパルス信号とを送るとともに、前記記録ヘッド温度情報選択手段が選択した記録ヘッドの複数箇所の温度の平均値を求め、前記求めた記録ヘッドの温度の平均値に応じて、前記プレパルス信号と前記メインパルス信号の間のインターバルタイムの長さを調節することを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
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