JP2004017146A - ギャップ形成装置及びギャップ形成方法 - Google Patents

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佐藤 公治
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市川 久賀
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/062Press plates
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Abstract

【課題】単一のプレス装置で複数の二層基板に同一の加圧条件及び加熱条件を与えるようにして同時にプレスすることができ、しかも実質的に個別にプレス圧を与えることができるようにするギャップ形成装置を提供する。
【解決手段】プレスユニット20に設けた上下のプレス部材30,31のうち、下部側プレス部材30は固定的に保持された加熱定盤32を有し、上部側プレス部材31は可動側のプレス部材を構成し、昇降盤34の下面に加熱ブロック35を取り付けている。加熱ブロック35の下面と、加熱定盤32の上面とにはクッション材37,38が接着等の手段で装着されるが、少なくとも加熱ブロック35のクッション材38は2分割されていることを特徴とする。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば液晶パネルを構成する上下2枚のガラス基板間にシール材を介して積層させた二層基板をプレス手段で加熱しながら加圧することによって、シール材を所定量圧縮して、2枚の基板間に適正なギャップを形成するためのギャップ形成装置及びギャップ形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイは上下2枚のガラス基板間に液晶を封入することにより形成される液晶セルに駆動用回路等を実装したもので構成されるが、2枚の基板間に液晶封入空間を形成するために、両基板の間にシール材が枠状に設けられ、このシール材を圧縮すると共に熱硬化させるようにする。シール材の圧縮と熱硬化を行う工程がギャップ形成工程であり、このギャップ形成のために、プレス装置が用いられる。
【0003】
上下2枚のガラス基板のうち、いずれか一方側、通常は下側のガラス基板に所定の厚みを有するシール材を塗布しておき、この下側のガラス基板に対して上側のガラス基板を位置合わせした状態にして積層する。これが二層基板であって、ギャップ形成はこの二層基板をプレス装置によって上下からプレスすることにより行われる。そして、この間にシール材を熱硬化させるために、プレス部材はシール材の熱硬化温度以上に加熱されることが条件となる。
【0004】
以上のことから、プレス装置は、上下のプレス部材と、少なくとも一方のプレス部材、通常は上部側のプレス部材が所定のプレス圧を作用させる加圧手段を接続した可動側のプレス部材となし、下部側は固定側のプレス部材とする。これら両プレス部材にヒータを装着して、それぞれシール材の硬化温度以上の温度にまで加熱する。ここで、プレス部材に対する温度条件を正確に管理するために、プレス装置を構成する各種の機器や部品等は壁面で仕切られたプレスチャンバ内に設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ギャップ形成を正確に行うに当って、加熱条件,加圧条件,プレス時間等といったプレス条件の少なくともいずれかを変えて複数段でプレスする構成とする場合がある。このために、プレス装置を二層基板の搬送方向に複数並べて配置し、これら各プレス装置に順次二層基板を供給して、予め設定された条件でプレスが実行される。ここで、従来技術においては、プレス条件が異なる場合はともかくとして、同じ条件、つまり同一の温度で加熱しながら同じ加圧力を二層基板に作用させる場合でも、各二層基板をそれぞれ独立のプレス装置を用いてプレスする構成としている。このために、多数のプレス装置をライン上に配列して、これら各プレス装置間に各々の二層基板を搬入・搬出しなければならず、ギャップ形成機構の全体構成が複雑かつ大型化すると共に処理時間も長くなる等といった問題点がある。
【0006】
以上のことから、1つのプレス装置で複数の二層基板を処理するようにしたものも実用化されている。このプレス装置では、複数の二層基板を下側のプレス部材上に積層させ、積層状態の二層基板を上側のプレス部材で上方から加圧するように構成している。積層された複数の二層基板に対しては、実質的に一定のプレス圧を作用させることができるが、二層基板の加熱は上下のプレス部材からの熱を伝達するようにして行うことから、各段の二層基板におけるシール材を均等に加熱することができないという問題点が生じる。
【0007】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、単一のプレス装置で複数の二層基板に同一の加圧条件及び加熱条件を与えるようにして同時にプレスすることができ、しかも実質的に個別にプレス圧を与えることができるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明に係るギャップ形成装置についての第1の発明は、加熱定盤を有する固定側のプレス部材と、この加熱定盤に対して近接・離間する方向に移動可能な加熱ブロックを有する可動側のプレス部材と、前記加熱ブロックに接続され、前記二層基板に対して所定のプレス圧を印加するための加圧手段とを備え、シール材を介して上下2枚の基板を重ね合わせた二層基板を加熱下で加圧することによって、両基板間に所定のギャップが形成されるようにしてシール材を硬化させるものであって、前記加熱定盤または加熱ブロックのいずれか一方に複数の二層基板が平面上に並べて設置されるようになし、また他方には、前記加圧手段によるプレス圧の作用時に、前記各二層基板にそれぞれ独立して押圧力を作用させる基板押圧部材を設ける構成としたことをその特徴とするものである。
【0009】
また、ギャップ形成装置についての他の発明は、シール材を介して上下2枚の基板を重ね合わせた二層基板を加熱下で加圧することによって、両基板間に所定のギャップが形成された状態でシール材を硬化させるものであって、加熱ブロックからなる下側プレス部材と、加熱流体を貯留する可撓バッグを下面に装着した上側プレス部材と、前記上側プレス部材に接続した加圧駆動部材と、伝熱板からなり、二層基板が複数並べて設置されるトレーと、前記トレーを前記下側プレス部材上にセットし、またこのトレーを下側プレス部材から取り出すハンドリング手段とから構成したことをその特徴とするものである。
【0010】
さらに、上下2枚の基板を、間にシール材を介して重ね合わせた二層基板を、上下のプレス部材間に複数設置して、これら各二層基板を同時に加熱下で加圧することによって、両基板間に所定のギャップが形成された状態でシール材を硬化させる方法の発明としては、複数の二層基板を下側のプレス部材上に設置する工程と、上側のプレス部材を下降させて、前記下側プレス部材上の各二層基板に対して同時に加熱すると共に、それぞれ個別的に加圧力を作用させる工程とからなることをその特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1において、1は二層基板であって、この二層基板1は上側のガラス基板2と下側のガラス基板3とからなり、これら両ガラス基板2,3間にはシール材4が設けられており、このシール材4により所定のギャップが形成される。なお、シール材4は枠状に設けられて、その一部を欠落させるようになし、この欠落部から液晶が封入された後、最終的には密封させることになる。
【0012】
シール材4は未硬化の状態では適正なギャップ以上の厚みを有しており、プレスによって、シール材4を適正なギャップとなるように圧縮させ、かつ加熱により硬化させる。このように、シール材4の圧縮及び硬化を行う工程が、ギャップ形成工程である。
【0013】
ギャップ形成工程の全体構成を図2に示す。図中において、10はローダ部、11はアンローダ部であり、これらローダ部10及びアンローダ部11には、それぞれローダロボット12,アンローダロボット13が設けられている。ローダロボット12は、前工程でガラス基板2,3を重ね合わせることにより形成された二層基板1をギャップ形成工程に搬入するためのものであり、ギャップ形成工程にはガイドレール14に沿ってローダ部10への接続部からアンローダ部11への接続部まで移動する搬送台15が設けられている。搬送台15には、移載ロボット16が搭載されている。
【0014】
ガイドレール14の左右両側には複数のプレスユニット20が設置されており、移載ロボット16は、ローダ部10への接続位置に配置して、ローダロボット12からプレスすべき二層基板1を受け取って、複数設置されたプレスユニット20のうち、いずれか1または複数のプレスユニット20に搬入し、プレスが終了した二層基板1をアンローダ部11におけるアンローダロボット13に受け渡すためのものである。
【0015】
ここで、図2に示した構成では、ガイドレール14の左右両側に、それぞれ3箇所プレスユニット20が配置されており、二層基板1は3段でプレスされることによってギャップ形成が行なわれるようになっている。従って、ローダ部10に最も近い位置側から順に、第1段目,第2段目,第3段目のプレスが行われる。このように3段でプレスを行うのは、プレス条件である加熱条件及び加圧条件の少なくとも一方を変えて二層基板1をプレスするためである。従って、図2においては、右側の第1段目,第2段目,第3段目のプレスユニットには20RA,20RB,20RCの符号を、また左側の第1段目,第2段目,第3段目のプレスユニットには20LA,20LB,20LCの符号が付されている。
【0016】
プレスユニット20は二層基板1を加熱下でプレスして、ガラス基板2,3間に所定のギャップを形成するためのものである。このプレスユニット20は温度管理を厳格に行うために、図3に示したように、二層基板1の搬入及び搬出を行うためのゲート21を有し、このゲート21以外は実質的に閉鎖されたプレスチャンバ22内に設けられている。
【0017】
図示したプレスユニット20を構成する基板プレス装置は、上下のプレス部材30,31を有し、下部側プレス部材30は固定的に保持された加熱定盤32を有するものである。従って、このプレス部材30は固定側のプレス部材である。一方、上部側プレス部材31はスライドガイド33に沿って昇降可能な可動側のプレス部材を構成し、昇降盤34の下面に加熱ブロック35を取り付けたものから構成される。昇降盤34には、例えば送りねじと減速機とから構成される加圧手段36が接続されており、この加圧手段36を作動させることによって、二層基板1に対して所定のプレス圧を作用させることができるようになっている。また、この二層基板1のプレス時には、ガラス基板2,3間に介装させたシール材を硬化させる。このために、下部側プレス部材30を構成する加熱定盤32と、上部側プレス部材31を構成する加熱ブロック35とには、それぞれ図示しないヒータと、加熱温度が一定になるように管理するために必要な温度センサとが装着されている。
【0018】
ここで、プレスされるワークは2枚のガラス基板2,3からなる二層基板1であるから、加熱定盤32上に二層基板1を直接設置して加熱ブロック35により加圧させると、ガラス基板2,3の表面に傷が付いたり、割れや欠け等が発生したりする。従って、プレス時に二層基板1が損傷しないように保護するために、加熱ブロック35の下面と、加熱定盤32の上面とには、それぞれクッション材37,38が接着等の手段で装着されている。これによって、二層基板1に直接接触して押圧する基板押圧部材としてはクッション材37,38であって、二層基板1を加熱する等の関係で、熱伝達効率の高い金属材で形成される加熱定盤32及び加熱ブロック35は二層基板1に対しては非接触状態に保持される。
【0019】
プレスユニット20に二層基板1を搬入したり、プレス後の二層基板1を排出したりするために、基板搬入・搬出手段39と基板搬送手段40とが設けられている。基板搬入・搬出手段39はプレスチャンバ22のゲート21の内外に二層基板1を搬送する無端コンベアからなり、また基板搬送手段40はプレスチャンバ22内に設けられている。基板搬送手段40は、プレスチャンバ22内において、ゲート21に近接した位置から加熱定盤32を通過した位置までに配置される搬送ベルト41を有するものであり、二層基板1はこの搬送ベルト41によりゲート21から加熱定盤32の上部位置まで搬送される。
【0020】
搬送ベルト41はオープンベルトであって、加熱定盤32を挟んだ前後の位置に設けた巻き取りローラ42,43間に所定の長さ巻回して設けられている。そして、これら両巻き取りローラ42,43には、それぞれ正逆回転可能なモータ44,45が接続されており、これらのモータ44,45を駆動することによって、搬送ベルト41を二層基板1の取り込み方向(図3の右から左)及び送り出し方向(図3の左から右)に搬送されるようになっている。巻き取りローラ42とモータ44及び巻き取りローラ43とモータ45とは、それぞれ昇降ボックス46,47に装着されており、これら昇降ボックス46,47はガイド48,49に沿って上下動可能となっている。
【0021】
プレスユニット20は以上のように構成されるものであって、このプレスユニット20では2枚(乃至それ以上の枚数)の二層基板1が同時にプレスされるようになっている。このために、加熱定盤32及び加熱ブロック35及びそれらに装着されたクッション材37,38は、同時にプレスされる2枚の二層基板1を同一平面上に並べて設置するのに必要な広さを有するものとしている。そして、クッション材37,38のうち少なくとも加熱ブロック35に装着した基板押圧部材を構成するクッション材38は、図4に符号38a,38bで示したように、各二層基板1をそれぞれ完全に覆うことができる大きさに分割されている。なお、好ましくは加熱定盤32側のクッション材37も同様に分割する。これによって、複数枚の二層基板1は、それぞれ他の二層基板1から影響を受けずに加圧されるようになっている。ここで、少なくとも加熱ブロック35に装着したクッション材38は1枚のクッション材を2分割したもので構成するのが望ましい。これによって、同時にプレスされる各二層基板1に対する加圧時のクッション材38a,38bの圧縮特性及び圧縮による撓み癖等が実質的に同じになる。
【0022】
このように、プレスユニット20には2枚の二層基板1が搬入及び搬出されるが、この操作を行うのは移載ロボット16である。移載ロボット16は、二層基板1を1枚ずつプレスユニット20に搬入・搬出する構成としても良いが、作業の高速化及び効率化を図るために、2枚の二層基板1をローダ部10から受け取って、2枚同時にプレスユニット20に搬入し、またプレスユニット20から搬出できるようにしている。そこで、移載ロボット16の具体的な構成を図5乃至図7に示す。
【0023】
これらの図から明らかなように、移載ロボット16は、ロボット本体50と、基板ハンドリング手段51U,51Lとを有し、基板ハンドリング手段51U,51Lは旋回用円板52を介してロボット本体50に連結されている。旋回用円板52はロボット本体50内に設けた昇降駆動手段及び回動駆動手段(いずれも図示を省略する)により回動及び上下方向に移動可能となっている。旋回用円板52に上下一対の基板ハンドリング手段51U,51Lが取り付けられている。基板ハンドリング手段51U,51Lは、それぞれ2枚の二層基板1を保持する基板ホルダ53U,53Lと、これら基板ホルダ53U,53Lを前後動させるための駆動手段54U,54Lとから構成される。基板ホルダ53U,53L及びその駆動手段54U,54Lは実質的に同じ構成となっている。そこで、一方の基板ホルダ及びその駆動手段の具体的な構成を図6(後退状態)及び図7(前進状態)に示す。なお、以下の説明においては、基板ホルダについては符号53を用い、また駆動手段については符号54を用いる。
【0024】
まず、基板ホルダ53は、連結板55に2本のフォーク56,56を平行に延在させたものからなり、各フォーク56はそれぞれ二層基板1を1枚ずつ吸着保持するものである。従ってフォーク56にはそれぞれ所要箇所に二層基板1を吸着する吸着ヘッド57が装着されている。連結板55の基端部が連結されている各駆動手段54は、左右に一対の腕部を設けてなるものであり、第1の腕部59L,59Rは、それぞれ旋回用円板52に回動可能に支持されており、第2の腕部58L,58Rは、その一端が第1の腕部59L,59Rに相対回動可能に連結され、他端は連結板55に相対回動可能に連結されている。従って、それぞれ第1の腕部59L,59Rと第2の腕部58L,58Rとがなす角度を変化させることによって、基板ホルダ53を前進させたり、後退させたりすることができる。
【0025】
以上のように構成される移載ロボット16を用いることによって、2枚の二層基板1を同時にプレスユニット20に搬入したり、プレスユニット20から搬出したりできる。
【0026】
まず、移載ロボット16をローダ部10への接続位置に配置して、二層基板1を受け取る。ここで、前工程で上下のガラス基板2,3をアライメントして重ね合わせるが、この前工程におけるガラス基板2,3の重ね合せは、2枚同時に行うか、若しくは順次重ね合わせて、ローダ部10に移行させる。いずれにしろ、前工程からローダ部10に2枚の二層基板1が供給されて、これら2枚の二層基板1はローダロボット12から移載ロボット16に移載される。ここで、移載ロボット16における上下の基板ハンドリング手段51U,51Lのいずれか一方、例えば基板ハンドリング手段51Uに2枚の二層基板1を受け取り、他方側の基板ハンドリング手段51Lには二層基板を載置しない。
【0027】
このようにして2枚の二層基板1を受け取った移載ロボット16は、まず左右いずれかの第1段目のプレスユニット20RAまたは20LA、例えばプレスユニット20RAの位置まで移動する。ここで、当該プレスユニット20RAにおいて二層基板1のプレス処理が行われていない場合は、移載ロボット16が保持している二層基板1をそのまま搬入する。また、プレスユニット20RAで二層基板1のプレス処理が行われている場合には、この処理が終了するまで待機し、プレスユニット20RA内の二層基板1を取り出した上で、新たな二層基板1をプレスユニット20RAに供給する。
【0028】
而して、プレスユニット20RAで2枚の二層基板1,1のプレス処理が終了した後に、これら二層基板1,1を搬出して、新たに2枚の二層基板1,1を搬入する操作について説明する。まず、移載ロボット16の基板ハンドリング手段51Lをプレスユニット20RAの基板搬入・搬出手段39に接続する。そして、基板搬送手段40を構成する搬送ベルト41及び基板搬入・搬出手段39を作動させる。その結果、搬送ベルト41上の二層基板1を基板ハンドリング手段51側に送り出す。これによって、当該プレスユニット20RAでのプレスが終了した2枚の二層基板1は、二層基板1は搬送ベルト41から基板搬入・搬出手段39を経て、プレスチャンバ20の外に搬出され、この二層基板1を移載ロボット16で回収する。
【0029】
その後に、ロボット本体50を作動させて、基板ハンドリング手段51Uが搬送ベルト41と対面する位置に変位させる。この状態で、基板搬入・搬出手段39及び搬送ベルト41を逆方向に走行させる。これによって、図8に矢印で示したように、基板ハンドリング手段51Lに保持されている2枚の二層基板1,1はゲート21からプレスユニット20RA内の所定の位置にまで搬入される。従って、図8に示したように、基板搬入・搬出手段39を構成するベルトの幅は、基板ハンドリング手段51U,51Lを構成するフォーク56の左右の股部間隔より狭いものとする。これによって、基板ハンドリング手段51U,51Lを上下動させることによって、それらにハンドリングされる二層基板1を基板搬入・搬出手段39に受け渡したり、またそれから受け取ったりすることができる。
【0030】
なお、移載ロボット16は、その後にプレスユニット20RAから取り出した二層基板1を第2段目のプレスユニット、例えばプレスユニット20RBに移載すると共に、このプレスユニット20RBから取り出された二層基板1を第3段目のプレスユニット20RCに搬入する。そして、この第3段目のプレスユニット20RCから取り出されて、ギャップ形成が終了した2枚の二層基板1を保持している移載ロボット16はアンローダ部11への接続位置に配置して、これらの二層基板1をアンローダロボット13に移載することになる。
【0031】
プレスユニット20RA内に搬入された2枚の二層基板1は、搬送ベルト41の作動によって、下部側プレス部材30の上部位置にまで移行したときに、搬送ベルト41を停止させる。そして、この時に必要に応じて2枚の二層基板1を位置決めする。この状態で、まず搬送ベルト41を下降させる。これによって、搬送ベルト41は下部側プレス部材30を構成する加熱定盤32、具体的にはその上に設けたクッション材37上に当接し、この加熱定盤32からの熱を受けて、二層基板1に伝達する。
【0032】
二層基板1が搬送ベルト41を介して加熱定盤32上に載置されると、上部側プレス部材31を下降させることによって、二層基板1のプレスを実行する。即ち、加圧手段36を作動させて、昇降盤34を下降動させると、加熱ブロック35の下面に設けたクッション材38が二層基板1に当接し、加圧手段36による加圧力を作用させる。ここで、上部側プレス部材31における加熱ブロック35の熱がクッション材38を介して二層基板1に伝達される。従って、二層基板1は上下から加熱しながら、所定のプレス圧が作用することになる。なお、二層基板1に輻射熱を作用させるために、加熱ブロック35の下降は、二層基板1に当接する直前の位置で所定時間停止させるようにする。これによって、二層基板1に対して熱衝撃が作用するのを防止できる。
【0033】
二層基板1は上部側及び下部側のプレス部材30,31により2枚同時にプレスされる。このプレス時には上下のクッション材37,38が圧縮されることになる。これらクッション材37,38の圧縮時に撓みが生じるのを防止できない。二層基板1における上下のガラス基板2,3間はシール材4が介在されているが、加熱によりシール材4が軟化することから、クッション材に撓みが発生すると、上下のガラス基板2,3間にはずれが生じる可能性がある。特に、2枚の二層基板1を並べているので、一方の二層基板に作用するクッション材の撓みの影響が他方側の二層基板に及ぶと、プレス圧を作用させたときに、上下のガラス基板2,3間がずれてしまう。しかしながら、少なくとも上部側の加熱ブロック35に設けられているクッション材38は2分割されて、各々のクッション材38a,38bが2枚の二層基板1,1のそれぞれを独立的に加圧することから、一方側のクッション材における撓みの影響が他方側のクッション材によりプレスされている二層基板に影響を与えることはない。
【0034】
以上のように、2枚の二層基板1,1を単一のプレスユニット20でプレスできることから、ギャップ形成工程の装置構成が簡略化されると共に、コンパクト化が図られるようになる。また、プレスユニットに対する二層基板1の搬入・搬出操作も迅速化され、全体としてギャップ形成工程のタクトタイムを短縮することができる。
【0035】
ところで、前述した実施の形態では、2枚の二層基板を同時に処理するようになし、かつこれら2枚の二層基板を直接プレスユニットに搬入・搬出する構成としたが、特に小型の液晶セルを構成する二層基板を縦横に並べてギャップ形成を行う場合には、図9乃至図13に示したように構成する。
【0036】
まず、図9及び図10において、100は二層基板、101は多数の二層基板100を縦横に配置されるトレーである。トレー101は金属薄板等からなり、熱伝達率の高い部材から構成され、その表面側には二層基板100が載置される凹部101aが縦横に所定数形成されている。そして、これら各凹部101aには二層基板100を保護する保護シート102が貼着されている。二層基板100はトレー101の各凹部101aに載置されて、プレスユニット103内に搬入される。
【0037】
プレスユニット103は、図11及び図12に示したように、ゲート104を有するプレスチャンバ105を有し、このプレスチャンバ105内に上下のプレス部材106,107からなるプレス装置が設けられている。下部側プレス部材106は固定のプレス部材であって、上部側プレス部材107は下部側プレス部材106に対して近接・離間する方向に変位可能となった可動のプレス部材である。下部側プレス部材106は、加熱定盤108を有し、この加熱定盤108にはヒータと温度センサとが設けられており、これによって加熱定盤108は一定の温度に加熱されている。上部側プレス部材107は、スライドガイド109に沿って昇降可能に設けた昇降盤110の下面に加熱ブロック111を取り付けたものであり、昇降盤110には加圧手段112が接続して設けられている。以上の点は前述した第1の実施の形態と格別の差異はない。
【0038】
加熱定盤108の上面にはクッション材は設けられていない。また、上部側プレス部材107における加熱ブロック111の下面にはクッション材を設ける代わりに、加熱流体が収納される可撓バッグ113が装着されている。そして、可撓バッグ113内には加熱された流体(通常は液体、例えば加熱温度が100℃以上である場合には、油が好適に用いられる)が貯留されている。ここで、可撓バッグ113内の加熱流体の温度管理を厳格に行うために、この可撓バッグ113には流体供給配管114と流体流出配管115とが接続され、これら流体供給配管114及び流体流出配管115のそれぞれの他端はヒータを内蔵した加熱流体貯留タンク116に接続されている。そして、流体供給配管114に設けたポンプ114aにより可撓バッグ113内に加熱流体を強制的に循環させるようにしている。しかも、可撓バッグ113内の流体は加熱ブロック111の作用によっても加熱されており、これによって可撓バッグ113内の流体は厳格に温度管理がなされる。なお、加熱流体貯留タンク116から供給される加熱流体のみで正確な温度管理が達成される場合には、加熱ブロック111を設ける必要はない。
【0039】
トレー101に所定数収容させた二層基板100をローダ部から取り出して、プレスユニット103内に搬入し、またプレスユニット103から取り出したトレー101をアンローダ部に送り出すようにトレー101をハンドリングする手段として、ガイドレール117に沿って移動する搬送台118に装着した移載ロボット119は、前述した第1の実施の形態で示した移載ロボット16と同様の構成を採用することができる。ただし、移載ロボット16では2枚の二層基板1をハンドリングするために、基板ハンドリング手段51U,51Lとして、それぞれフォーク56を有する構成としているが、トレー101をハンドリングする移載ロボット119は必ずしもフォークを有するものでなくても良い。また、第1の実施の形態では搬送ベルト41によって二層基板1を送るように構成しているが、本実施の形態では、移載ロボット119でトレー101を直接下部側プレス部材106の加熱定盤108上にセットされることになる。このために、加熱定盤108にはリフタピン120が設けられており、移載ロボット119の基板ハンドリング手段119U,119Lはプレスチャンバの外から加熱定盤108の上部位置まで往復動作できるようになっている。
【0040】
以上のように構成することによって、トレー101に所定数の二層基板100を収容させた状態で、このトレー101を基板ハンドリング手段119Uまたは119Lに載置させた状態で、移載ロボット119をプレスユニット103の位置にまで移動させて、基板ハンドリング手段119Uまたは119Lを加熱定盤108上にまで進行させることによって、加熱定盤108上にトレー101を直接セットされる。即ち、図12に示したように、トレー101を加熱定盤108から浮かせた状態でリフタピン120を上昇させると、トレー101は移載ロボット119からリフタピン120に支持される状態になる。その後、移載ロボット119をプレスチャンバから離間させて、リフタピン120を下降させると、加熱定盤108上にトレー101が当接する。従って、加熱定盤108にはリフタピン120が出没する貫通孔121が形成されている。
【0041】
トレー101が加熱定盤108に当接すると。この加熱定盤108からの熱がトレー101を介して二層基板100に伝達され、もって各二層基板100の加熱が開始される。この状態で上部側プレス部材107を構成する昇降盤110を加圧手段112により下降させると、加熱ブロック111の下面に装着した可撓バッグ113が二層基板100に当接する。これによって、二層基板100は上下から加熱される。
【0042】
上部側プレス部材107の下降により二層基板100に所定のプレス圧を作用させることができ、二層基板100は加熱下で加圧されることになる。ここで、トレー101には多数の二層基板100が載置されており、これら各二層基板100に対しては均等に加熱され、かつ均等な加圧力を作用させ、上下のガラス基板が相対的にずれないようにする必要がある。しかも、多数の二層基板100のうち、いずれかの二層基板100に対するプレス圧の影響で他の二層基板100を構成する上下のガラス基板間のずれを防止する必要がある。二層基板100には可撓バッグ113を介して流体圧を作用させているので、図13に示したように、トレー101に多数載置させた各々の二層基板100に対しては、実質的に独立して均等なプレス圧を作用させて、適正なギャップ形成を行うことができる。
【0043】
加圧手段112によりトレー101上の二層基板100に対して所定のプレス圧を作用させ、かつ所定の温度にまで加熱した状態を設定された時間だけ継続した後に、上部側プレス部材107を上昇させる。その後に移載ロボット119を作動させて、トレー101を下部側プレス部材106を構成する加熱定盤108から取り出して、次のプレスユニットまたはアンローダ部に移行させることになる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、単一のプレス装置で複数の二層基板に同一の加圧条件及び加熱条件を与えるようにして同時にプレスすることができ、しかも実質的に個別にプレス圧を与えることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】上側のガラス基板と下側のガラス基板とを重ね合わせる前の状態を示す概略構成図である。
【図2】本発明における第1の実施の形態におけるギャップ形成機構の全体構成図である。
【図3】二層基板のギャップ形成に用いられるプレス装置の構成説明図である。
【図4】加熱ブロックの底面図である。
【図5】移載ロボットの全体構成図である。
【図6】移載ロボットの基板ハンドリング手段の構成説明図である。
【図7】図6と異なる作動状態を示す基板ハンドリング手段の作動説明図である。
【図8】プレスチャンバへの二層基板の搬入・搬出機構を示す作動説明図である。
【図9】本発明における第2の実施の形態を示すものであって、二層基板を載置したトレーの平面図である。
【図10】図9のX−X断面図である。
【図11】第2の実施の形態で使用されるプレス装置の全体構成を示す説明図である。
【図12】トレーをプレス装置に移行させる動作を示す動作説明図である。
【図13】第2の実施の形態において、トレーに載置した複数の二層基板をプレスしている状態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1,100 二層基板
2,3 ガラス基板
4 シール材
16,119 移載ロボット
20,103 プレスユニット
22 プレスチャンバ
30,106 下部側プレス部材
31,107 上部側プレス部材
32,108 加熱定盤
35,111 加熱ブロック
36,112 加圧手段
39 基板搬入・搬出手段
40 基板搬送手段
50 ロボット本体
51U,51L 基板ハンドリング手段
101 トレー
113 可撓バッグ

Claims (5)

  1. 加熱定盤を有する固定側のプレス部材と、この加熱定盤に対して近接・離間する方向に移動可能な加熱ブロックを有する可動側のプレス部材と、前記加熱ブロックに接続され、前記二層基板に対して所定のプレス圧を印加するための加圧手段とを備え、シール材を介して上下2枚の基板を重ね合わせた二層基板を加熱下で加圧することによって、両基板間に所定のギャップが形成されるようにしてシール材を硬化させるギャップ形成装置において、
    前記加熱定盤または加熱ブロックのいずれか一方に複数の二層基板が平面上に並べて設置されるようになし、
    また他方には、前記加圧手段によるプレス圧の作用時に、前記各二層基板にそれぞれ独立して押圧力を作用させる基板押圧部材を設ける
    を備える構成としたことを特徴とするギャップ形成装置。
  2. 前記可動側のプレス部材は上部側に位置するものであり、この可動側のプレス部材に前記基板押圧部材が設けられ、この基板押圧部材は前記加熱ブロックの下面に設けられ、それぞれ前記各二層基板の上面部の全面に接離される複数のクッション材から構成したことを特徴とする請求項1記載のギャップ形成装置。
  3. 前記可動側のプレス部材は上部側に位置するものであり、前記基板押圧部材は前記加熱ブロックの下面に装着した可撓バッグと、この可撓バッグ内に導入した加熱流体から構成したことを特徴とする請求項1記載のギャップ形成装置。
  4. シール材を介して上下2枚の基板を重ね合わせた二層基板を加熱下で加圧することによって、両基板間に所定のギャップが形成された状態でシール材を硬化させるギャップ形成装置において、
    加熱ブロックからなる下側プレス部材と、
    加熱流体を貯留する可撓バッグを下面に装着した上側プレス部材と、
    前記上側プレス部材に接続した加圧駆動部材と、
    伝熱板からなり、二層基板が複数並べて設置されるトレーと、
    前記トレーを前記下側プレス部材上にセットし、またこのトレーを下側プレス部材から取り出すハンドリング手段とから
    構成したことを特徴とするギャップ形成装置。
  5. シール材を介して上下2枚の基板を重ね合わせた二層基板を上下のプレス部材間に複数設置して、これら各二層基板を同時に加熱下で加圧することによって、両基板間に所定のギャップを形成させ、かつシール材を硬化させる方法であって、
    複数の二層基板を下側のプレス部材上に設置する工程と、
    上側のプレス部材を下降させて、前記下側プレス部材上の各二層基板に対して同時に加熱すると共に、それぞれ個別的に加圧力を作用させる工程と
    からなることを特徴とするギャップ形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT202100014246A1 (it) * 2021-05-31 2022-12-01 R I Co Srl Metodo di fabbricazione di una lente di protezione di un radar o lidar.

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