JP2004017084A - リベット締結方法およびリベット締結装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リベット締結装置10は、第一円筒部11、この第一円筒部11に内包されたステム12、第二円筒部13およびこの第二円筒部13に内包されたダイ14を有し、ステム12は、その先端にリベット1を保持した状態で回転可能で、かつ、被締結板材B1,B2へ向かって下方向に移動可能であり、ダイ14は、ステム12の下方向への移動と連動して下方向へ移動可能である。そして、リベット1を回転させながら被締結板材B1,B2へ押し当てて被締結板材B1,B2を摩擦熱で軟化させ、リベット1で被締結板材B1,B2を攪拌しつつリベット1を被締結部材B1、B2へ圧入する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リベット締結方法およびリベット締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の板材を重ねてカシメ付ける方法の一つとして、ダイとポンチとを有する締結装置により被締結板材へセルフピアッシングリベットを打ち込む方法が知られている。
【0003】
この方法は、セルフピアッシングリベットを自己貫通させて被締結板材を締結するもので、例えば、被締結板材がアルミニウム合金製であれば、セルフピアッシングリベットには鉄製やアルミニウム合金製のものが使用されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の方法は、被締結板材に下穴をあけないで、セルフピアッシングリベットを打ち込むために、スポット溶接の3〜5倍もの加圧力を要する。このため、被締結板材へセルフピアッシングリベットを打ち込む場合には、加圧力の大きいリベット締結装置を必要とし、また、リベット締結装置が大型になると、その取回しの自由度が制限され、意図した位置にセルフピアッシングリベットを打ち込むことができないなど、リベット締結作業の作業効率が悪い。
【0005】
そこで、本発明は、小さい加圧力でリベットを打ち込むことが可能で、かつ、高い締結強度を得ることが可能なリベット締結方法およびリベット締結装置を提案することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、請求項1の発明は、リベットを回転させながら被締結板材へ押し当てて当該被締結板材を摩擦熱で軟化させ、当該リベットで前記被締結板材を攪拌しつつ当該リベットを前記被締結部材へ圧入する、ことを特徴とするリベット締結方法である。
【0007】
かかるリベット締結方法によると、リベットで被締結板材に摩擦熱を発生させ、被締結板材を軟化(塑性流動化)させたうえで、リベットを被締結板材へ圧入する(打ち込む)ので、小さい加圧力でリベットを打ち込むことができる。また、被締結板材は、リベット締結位置において摩擦攪拌接合されることになるので、その締結強度も大きい。
【0008】
請求項2の発明は、回転工具を回転させながら被締結板材の裏面に押し当てて当該被締結板材を摩擦熱で軟化させ、当該回転工具で前記被締結板材を攪拌しつつ前記被締結板材の表面側からリベットを圧入する、ことを特徴とするリベット締結方法である。
【0009】
かかるリベット締結方法によると、回転工具で被締結板材に摩擦熱を発生させ、当該被締結板材を軟化(塑性流動化)させたうえで、リベットを被締結板材へ圧入する(打ち込む)ので、小さい加圧力でリベットを打ち込むことができる。すなわち、回転工具で当該被締結板材を表面側まで摩擦攪拌して当該被締結板材を軟化させたうえでリベットを被締結板材へ圧入するので、リベットに作用させる加圧力が小さくても、被締結板材を締結することができる。また、被締結板材は、リベット締結位置において摩擦攪拌接合されることになるので、その締結強度も大きい。
【0010】
また、請求項2に記載のリベット締結方法は、前記回転工具で前記リベットを摩擦攪拌した後に、当該リベットを前記被締結板材へ圧入することが好ましい。すなわち、リベットを摩擦攪拌した後に、被締結板材へ圧入することで、リベットの金属組織と被締結板材の金属組織とが混ざり合い、その締結強度がより強固なものになる。
【0011】
同様に、請求項2の記載のリベット締結方法は、前記リベットを回転させながら前記被締結板材へ圧入することが好ましい。このようにすると、回転工具の回転だけでなく、リベットの回転によっても被締結板材に摩擦熱が発生するので、被締結板材が軟化(塑性流動化)するまでの時間が短くなる。すなわち、被締結板材の表面側はリベットにより、裏面側は回転工具によりそれぞれ摩擦熱が発生するので、一方の面だけに摩擦熱を発生させる場合に比べて、被締結板材が軟化するまでの時間を短縮することができる。
【0012】
請求項3の発明は、回転工具を回転させながら被締結部材に打ち込まれたリベットへ押し当てて当該リベットを摩擦熱で軟化させ、当該回転工具で前記リベットを攪拌して、リベットの先端を潰す、ことを特徴とするリベット締結方法である。
【0013】
かかるリベット締結方法は、被締結部材に打ち込まれたリベット先端の潰し加工を摩擦攪拌により行うものであり、潰し加工に要する加圧力を低減することができる。
【0014】
請求項4の発明は、被締結板材の表面を押圧する第一筒部と、当該第一筒部と前記被締結板材を挟んで対向し、前記被締結板材の裏面を押圧する第二筒部と、前記第一筒部に内包され、前記第一筒部の内径と等しい外径を有するステムと、前記第二筒部に内包され、前記第二筒部の内径と等しい外径を有するダイとを有するリベット締結装置であって、前記ステムは、その先端にリベットを保持した状態で回転可能で、かつ、前記被締結板材へ向かって移動可能であり、前記ダイは、前記ステムの前記被締結板材方向への移動と連動して前記被締結部材から離れる方向へ移動可能である、ことを特徴とする。
【0015】
かかるリベット締結装置によると、そのリベットを回転させながら被締結板材へ押し当てて当該被締結板材を摩擦熱で軟化させ、当該リベットで前記被締結板材を攪拌しつつ当該リベットを前記被締結部材へ圧入することができる。すなわち、第一筒部と第二筒部とにより被締結板材を挟んだうえで、第一筒部に内包されたステムでリベットを回転させつつ当該ステムを被締結板材へ向かって移動させて当該被締結板材に押し当てると、リベットとの摩擦によって被締結板材が軟化する。そして、ステムをさらに被締結板材へ向って移動させると、リベットが軟化した被締結板材へ圧入され、被締結板材はリベットにより摩擦攪拌される。また、リベットを被締結板材へ圧入すると、塑性流動化した金属組織が押し退けられるが、ステムの動きと連動させて第二筒部に内包されたダイを被締結板材から離れる方向へ移動させて、第二筒部とダイとの間に生じた段差部分に前記の金属組織を流入させることで、加圧力が増大するのを抑制することができる。
【0016】
請求項5の発明は、被締結板材の表面を押圧する第一筒部と、当該第一筒部と前記被締結板材を挟んで対向し、前記被締結板材の裏面を押圧する第二筒部と、前記第一筒部に内包され、当該第一筒部の内径と等しい外径を有するステムと、前記第二筒部に内包され、当該第二筒部の内径と等しい外径を有するダイと、前記ダイに内包され、当該ダイの内径と等しい外径を有する回転工具とを有するリベット締結装置であって、前記ステムは、その先端にリベットを保持した状態で、前記被締結板材へ向かって移動可能であり、前記回転工具は、回転可能で、かつ、前記被締結板材へ向かって移動可能であり、前記ダイは、前記回転工具の前記被締結板材方向への移動と連動して前記被締結部材内を移動可能である、ことを特徴とする。
【0017】
かかるリベット締結装置によると、回転工具を回転させながら被締結板材の裏面に押し当てて当該被締結板材を摩擦熱で軟化させ、当該回転工具で前記被締結板材を攪拌しつつ前記被締結板材の表面側からリベットを圧入することができる。すなわち、第一筒部と第二筒部とにより被締結板材のリベット締結位置を挟んだうえで、第二筒部に内包された回転工具で被締結板材を摩擦攪拌する。そして、被締結板材が軟化した状態で第一筒部に内包されたステムを被締結板材へ向って移動させると、ステムの先端に保持されたリベットが被締結板材へ圧入される。また、回転工具を被締結板材へ圧入すると、塑性流動化した金属組織が押し退けられるが、回転工具の動きと連動させて第二筒部に内包されたダイを被締結板材から離れる方向へ移動させて、第二筒部とダイとの間に生じた段差部分に前記の金属組織を流入させることで、回転工具を被締結板材へ挿入するための加圧力が増大するのを抑制することができる。
【0018】
また、請求項5に記載のリベット締結装置は、前記ステムが、その先端にリベットを保持した状態で回転可能であることが好ましい。このようにすると、被締結板材の表面側はリベットにより、裏面側は回転工具によりそれぞれ摩擦熱が発生する。すなわち、被締結部材が軟化するまでの時間を短縮することが可能で、したがって、リベット締結作業の作業効率が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の各実施形態では、上下に重ねられた2枚のアルミニウム合金製の被締結板材(被締結部材)をリベットにより締結する場合を例示するが、さらに多くの枚数の被締結板材を締結する場合にも適用可能である。
【0020】
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態を、図面を参照して説明する。図1および図2は、第1の実施形態に係るリベット締結装置の要部の断面を締結手順ごとに示した図である。
【0021】
図1に要部を示す第1の実施形態に係るリベット締結装置10は、第一円筒部11、この第一円筒部11に内包されたステム12、第二円筒部13およびこの第二円筒部13に内包されたダイ14を有する。
【0022】
第一円筒部11および第二円筒部13は、それぞれ円筒形状であり、被締結板材B1,B2を挟んで対向する。また、第一円筒部11は、上下に重ねられた2枚の被締結板材B1,B2のうち上側に位置する被締結板材B1の表面(上面)を押圧し、第二円筒部13は、下側に位置する被締結板材B2の裏面(下面)を押圧する。すなわち、第一円筒部11と第二円筒部13とにより、被締結板材B1,B2の突合せ面が密着することになる。
【0023】
ステム12は、第一円筒部11に内包され、第一円筒部11の内径と等しい外径を有する。ステム12の先端には、リベット1を保持する保持部12aが形成されている。第1の実施形態では、保持部12aは、ステム11の先端面に突出して形成され、リベット1に形成されたねじ穴1cに螺合するように、その周面にねじ山が形成されている。
なお、ステム12は、モータなどの回転駆動手段(図示せず)に接続され、中心軸回りに回転可能であり、また、油圧機構(図示せず)などにより被締結板材B1,B2に向かって(図1では、下方向)移動可能である。
【0024】
ダイ14は、第二円筒部13に内包され、第二円筒部13の内径と等しい外径を有する。ダイ14は、ステム12の被締結板材B1,B2方向(図1では、下方向)への移動と連動して被締結部材B1,B2から離れる方向(図1では、下方向)へ移動する。
【0025】
また、被締結板材B1,B2へ圧入されるリベット1は、第1の実施形態では、その上下に第一円筒部11の内径と等しい外径を有するフランジ1a,1bがそれぞれ形成されている。すなわち、図1(a)に示すように、リベット1の中央部分は、上下部分に対してくびれており、リベット1をステム12へ取り付けると、第一円筒部11との間に空隙Vが形成される。また、リベット1の上面には、ステム12の保持部12aに螺合するねじ穴1cが形成されている。
【0026】
なお、リベット1の材質は、鉄、チタン、アルミニウムなど様々な金属、合金により構成することができるが、被締結板材B1,B2がアルミニウム合金製であれば、リサイクル性の向上、電食の防止、軽量化といった観点から、好適には、アルミニウム合金製とするのがよい。すなわち、アルミニウム合金製の被締結板材B1,B2に対して、鉄製のリベットを用いると、異種金属が混ざることになるため、リサイクルが困難になり、また、異種金属同士が接触することになるので、電食が発生しやすく、表面処理など錆対策が必要になる。さらに、鉄製のリベットで締結すると、被締結板材B1,B2の重量が増大してしまう。また、リベット1で被締結板材B1,B2を摩擦攪拌することから、リベット1の耐熱温度は、被締結板材B1,B2の耐熱温度よりも高いことが好ましい。
【0027】
次に、リベット締結装置10でリベット1を圧入する手順を図1および図2を参照して説明する。
【0028】
まず、図1(a)に示すように、ステム12の保持部12aにリベット1を取り付けたうえで、リベット締結装置10を所定の位置へ移動させ、第一円筒部11と第二円筒部13とにより被締結板材B1,B2を押さえ込む。このとき、第一円筒部11の下面とリベット1の下面とが面一にされ、第二円筒部13の上面とダイ14の上面とが面一にされている。
【0029】
次に、リベット1を被締結板材B1へ押し当てた状態で、ステム12を回転させてリベット1を供回りさせる。なお、ステム12の回転方向は、保持部12aがリベット1のねじ穴1cに螺合する方向(締め付ける方向)である。これにより、リベット1は、ステム12と供回りすることになる。
【0030】
被締結板材B1へ接触した状態でリベット1を回転させると、被締結板材B1に摩擦熱が発生し、この摩擦熱により被締結板材B1が次第に軟化(塑性流動化)する。そして、ステム12を被締結板材B1へ向かって徐々に移動させると、図1(b)に示すように、リベット1は軟化した被締結板材B1へ圧入され、また、被締結板材B1はリベット1により摩擦攪拌される。また、リベット1を被締結板材B1へ圧入したときに、リベット1により押し退けられた金属組織は、空隙Vへ流入する。
【0031】
次に、図1(c)に示すように、ステム12でリベット1を回転させつつ下方へさらに移動させて、被締結板材B1,B2を順次摩擦攪拌するとともに、リベット1を下方へ圧入していく。そして、空隙Vが塑性流動化した被締結板材B1,B2の金属組織で満たされたら、ステム12の被締結板材B1,B2方向への移動と連動させて、ダイ14を被締結部材B1,B2から離れる方向(図1では、下方向)へ移動させ、リベット1の圧入に伴って押し退けられた被締結板材B1,B2の金属組織を、第二円筒部13とダイ14とに生じた段差部分に流入させる。
【0032】
そして、図2(a)に示すように、リベット1を適宜な位置まで圧入したら、ステム12の回転および下方向への移動を停止し、被締結板材B1,B2が冷却固化した後に、ステム12を逆方向に回転させて、リベット1のねじ穴1cとステム12の保持部12aとの螺合を解除する。
【0033】
このように、リベット1を回転させながら被締結板材B1,B2へ押し当てて被締結板材B1,B2を摩擦熱で軟化(塑性流動化)させるとともに、リベット1で被締結板材B1,B2を攪拌しつつ、リベット1を被締結部材B1,B2へ圧入する(打ち込む)と、リベット1は、軟化した状態の被締結板材B1,B2へ圧入されることになるので、硬化した状態でリベットを打ち込む従来の方法に比べて、その加圧力を小さくすることができる。したがって、リベット締結装置10を小型化することが可能で、これに伴ってリベット締結装置10の取回しの自由度が増すので、リベット締結作業の作業効率が向上する。
【0034】
また、被締結板材B1,B2は、図2(b)に示すように、リベット締結位置において摩擦攪拌接合されることになるので、その締結強度も大きい。
【0035】
また、リベット1の高さ方向の中央が窪んでいることにより形成される空隙Vに軟化した状態の被締結板材B1,B2が充填され、この軟化した被締結板材B1,B2がその後に冷却固化することで、リベット1の抜止めが自ずと形成されるので、強固な接合を行うことができる。
【0036】
なお、リベット1の形状は、前記のものに限定されることはなく、例えば、図3に示すように、攪拌用の突起部1dをフランジ1aに形成して、摩擦攪拌性能を向上させてもよい。また、図示は省略するが、リベット1の外周面に攪拌翼を設けるなどして、摩擦攪拌性能をさらに向上させてもよい。
【0037】
また、第1の実施形態では、ステム12のみが回転する構成であったが、これに限定されることはなく、ダイ14を回転可能に構成してもよい。ステム12を回転させるときに、これに同期してダイ14を回転させると、被締結板材B1,B2の双方に摩擦熱が発生するため、より短時間で被締結板材B1,B2を軟化させることができる。
【0038】
また、第1の実施形態では、リベット1のねじ穴1cにステム12の保持部12aを螺合させたが、これに限定されることはなく、例えば、リベット1にねじ穴1cの替わりとして六角穴を設けるとともに、保持部12aをこの六角穴に嵌合する断面六角形状に形成して、リベット1を保持するようにしてもよい。このようにすると、リベット1からステム12を取り外し易くなる。
【0039】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、図面を参照して説明する。図4および図5は、第2の実施形態に係るリベット締結装置の要部の断面を締結手順ごとに示した図である。
【0040】
図4に要部を示す第2の実施形態に係るリベット締結装置20は、第一円筒部21、この第一円筒部21に内包されたステム22、第二円筒部23、この第二円筒部23に内包されたダイ24およびこのダイ24に内包された回転工具25を有する。
【0041】
第一円筒部21および第二円筒部23は、それぞれ円筒形状であり、被締結板材B1,B2を挟んで対向する。また、第一円筒部21は、上下に重ねられた2枚の被締結板材B1,B2のうち上側に位置する被締結板材B1の表面(上面)を押圧し、第二円筒部23は、下側に位置する被締結板材B2の裏面(下面)を押圧する。すなわち、第一円筒部21と第二円筒部23とにより、被締結板材B1,B2の突合せ面が密着することになる。
【0042】
ステム22は、第一円筒部21に内包され、第一円筒部21の内径と等しい外径を有する。ステム22の先端には、リベット2を保持する保持部22aが形成されている。第2の実施形態では、保持部22aは、ステム22の先端に突出して形成され、リベット2に形成された溝部2aと係合する。
なお、ステム22は、被締結板材B1,B2に向かって(図4では、下方向)移動可能に構成されている。
【0043】
ダイ24は、第二円筒部23に内包され、第二円筒部23の内径と等しい外径を有する。ダイ24は、回転工具の被締結板材B1,B2方向(図4では、上方向)への移動と連動して被締結板材B1,B2から離れる方向(図4では、下方向)へ移動可能に構成されている。
【0044】
回転工具25は、ダイ24に内包され、ダイ24の内径と等しい外径を有し、先端面にプローブ25aが突出して形成されている。
また、回転工具25は、モータなどの回転駆動手段(図示せず)に接続され、中心軸回りに回転可能であり、また、被締結板材B1,B2に向かって(図4では、上方向)移動可能である。
【0045】
また、リベット2は、第2の実施形態では、円錐台形状に形成され、図4(a)に示すように、その上部の外径が第一円筒部21の内径と等しくなるように形成されている。また、リベット2の上面には、ステム22の保持部22aと係合する溝部2aが形成されている。
【0046】
次に、リベット締結装置20でリベット2を圧入する手順を図4および図5を参照して説明する。
【0047】
まず、図4(a)に示すように、第一円筒部21の内部にリベット2を内包した状態でリベット締結装置20を所定の位置へ移動させるとともに、第一円筒部21と第二円筒部23とにより被締結板材B1,B2を押さえ込む。このとき、第一円筒部21の下面とリベット2の下面とが面一にされ、第二円筒部23の上面とダイ24の上面と回転工具25のプローブ25aとが面一にされている。
【0048】
次に、リベット2をステム22で被締結板材B2へ押し当てた状態で、回転工具25を回転させ、被締結板材B2を摩擦熱により軟化(塑性流動化)させる。
【0049】
図4(b)に示すように、回転工具25を被締結板材B2へ向かって上方へ移動させると、回転工具25により被締結板材B2が摩擦攪拌される。また、軟化した被締結板材B2が押し退けられるので、回転工具25の被締結板材B1,B2方向(図4では、上方向)への移動と連動させてダイ24を被締結部材B1,b2から離れる方向(図4では、下方向)へ移動させ、第二円筒部13とダイ14とに生じた段差部分に軟化した被締結板材B2の金属組織を流入させる。
【0050】
回転工具25を上昇させて被締結板材B1,B2を摩擦攪拌し、最終的には、図4(c)に示すように、回転工具25をリベット2の下部まで挿入してリベット2の下部を摩擦攪拌する。このとき、リベット2は、溝部2aがステム22の保持部22aに係合しているので、回転工具25と供回りすることはない。
【0051】
そして、図5(a)に示すように、回転工具25を回転させつつ下方向へ移動させるとともに、ステム22を下方向へ移動させ、リベット2を被締結板材B1,B2へ圧入する。また、ダイ24は、回転工具25の動きに合わせて上昇させる。
【0052】
このように、回転工具25を回転させながら被締結板材B2の裏面に押し当てて、被締結板材B2を摩擦熱で軟化(塑性流動化)させ、回転工具25で被締結板材B1,B2を攪拌しつつ被締結板材B1の表面側からリベット2を圧入する(打ち込む)と、リベット2は、軟化した状態の被締結板材B1,B2へ圧入されることになるので、硬化した状態でリベットを打ち込む従来の方法に比べて、その加圧力を小さくすることができる。したがって、リベット締結装置20を小型化することが可能で、これに伴ってリベット締結装置20の取回しの自由度が増すので、リベット締結作業の作業効率が向上する。
【0053】
また、被締結板材B1,B2は、図5(b)に示すように、リベット締結位置において摩擦攪拌接合されることになるので、その締結強度も大きい。
【0054】
さらに、回転工具25でリベット2の下部を摩擦攪拌しつつ、リベット2を被締結板材B1,B2へ圧入すると、被締結板材B1,B2の金属組織とリベット2の金属組織とが混ざり合った状態になるので、その締結強度が大きくなる。
【0055】
なお、第2の実施形態では、リベット2に溝部2aにステム22の保持部22aを係合して、リベット2が回転工具25と供回りするのを防止したが、これらを設けずにリベット2の供回りを許容してもよい。
【0056】
(第3の実施形態)
最後に第3の実施形態を、図面を参照して説明する。図6は、第3の実施形態に係るリベット締結装置の要部を示す断面図である。
【0057】
図6に要部を示す第3の実施形態に係るリベット締結装置30は、押圧部31および回転工具32を有する。
【0058】
押圧部31は、被締結板材B1の表面(上面)を押圧するものであり、回転工具32は、第2の実施形態で説明した回転工具25と同様の構成である。
【0059】
そして、被締結板材B1,B2に打ち込まれたリベット3の上面を押圧部31で押さえたうえで(図6(a)参照)、被締結板材B2の裏面に突出するリベット3の先端に回転工具32を押し当てて摩擦攪拌すると(図6(b)参照)、軟化(塑性流動化)した金属組織がその周囲に広がり、リベット3の先端の潰し加工がなされる。
【0060】
このように、回転工具32を回転させながら被締結部材B1,B2に予め打ち込まれたリベット3へ押し当ててリベット3を摩擦熱で軟化させ、回転工具32でリベット3を攪拌してリベット3の先端を潰すと、硬化した状態でリベット3の先端を潰す従来の方法に比べて、その加圧力を小さくすることができる。
【0061】
なお、以上説明した本発明は、前記した実施形態に限定されることはなく、幅広く変形実施することができる。例えば、第1乃至第3の実施形態を適宜組み合わせて実施することができる。
【0062】
また、図示の実施形態では、リベットおよびステムが被締結板材B1,B2の上側に位置し、ダイが下側に位置しているが、これに限定されることはなく、ステムとダイの位置が天地逆でもよいし、さらには、左右方向に位置していてもよい。
【0063】
【発明の効果】
請求項1又は請求項2のリベット締結方法によると、セルフピアッシングリベットを自己貫通させて被締結板材へ打ち込む従来のリベット締結方法に比べて、小さな加圧力でリベットを被締結板材へ圧入する(打ち込む)ことができるので、リベット締結装置の小型化を実現することが可能で、また、リベット締結装置の小型化に伴って、その取回しが容易になるため、リベット締結作業の作業効率が向上する。さらに、被締結板材は、リベット締結位置において摩擦攪拌接合されることになるので、その締結強度も大きい。
【0064】
また、請求項3のリベット締結方法によると、被締結板材に打ち込まれたリベット先端の潰し加工に要する加圧力を低減することができる。
【0065】
また、請求項4又は請求項5のリベット締結装置によれば、小さな加圧力でリベットを被締結板材へ圧入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)は、第1の実施形態に係るリベット締結装置の要部の断面をリベットの締結手順ごとに示した図である。
【図2】(a)(b)は、図1に続く手順を示した図である。
【図3】リベットの他の形態を示す断面図である。
【図4】(a)(b)(c)は、第2の実施形態に係るリベット締結装置の要部の断面をリベットの締結手順ごとに示した図である。
【図5】(a)(b)は、図1に続く手順を示した図である。
【図6】(a)(b)(c)は、第3の実施形態に係るリベット締結装置の要部の断面を手順ごとに示した図である。
【符号の説明】
1,2,3 リベット
10,20,30 リベット締結装置
11,21, 第一(円)筒部
12,22 ステム
13,23 第二(円)筒部
14,24 ダイ
25 回転工具
B1,B2 被締結板材
Claims (5)
- リベットを回転させながら被締結部材へ押し当てて当該被締結板材を摩擦熱で軟化させ、当該リベットで前記被締結板材を攪拌しつつ当該リベットを前記被締結部材へ圧入する、ことを特徴とするリベット締結方法。
- 回転工具を回転させながら被締結板材の裏面に押し当てて当該被締結板材を摩擦熱で軟化させ、当該回転工具で前記被締結板材を攪拌しつつ前記被締結板材の表面側からリベットを圧入する、ことを特徴とするリベット締結方法。
- 回転工具を回転させながら被締結部材に打ち込まれたリベットへ押し当てて当該リベットを摩擦熱で軟化させ、当該回転工具で前記リベットを攪拌してリベットの先端を潰す、ことを特徴とするリベット締結方法。
- 被締結板材の表面を押圧する第一筒部と、
当該第一筒部と前記被締結板材を挟んで対向し、前記被締結板材の裏面を押圧する第二筒部と、
前記第一筒部に内包され、前記第一筒部の内径と等しい外径を有するステムと、
前記第二筒部に内包され、前記第二筒部の内径と等しい外径を有するダイとを有するリベット締結装置であって、
前記ステムは、その先端にリベットを保持した状態で回転可能で、かつ、前記被締結板材へ向かって移動可能であり、
前記ダイは、前記ステムの前記被締結板材方向への移動と連動して前記被締結部材から離れる方向へ移動可能である、ことを特徴とするリベット締結装置。 - 被締結板材の表面を押圧する第一筒部と、
当該第一筒部と前記被締結板材を挟んで対向し、前記被締結板材の裏面を押圧する第二筒部と、
前記第一筒部に内包され、当該第一筒部の内径と等しい外径を有するステムと、
前記第二筒部に内包され、当該第二筒部の内径と等しい外径を有するダイと、前記ダイに内包され、当該ダイの内径と等しい外径を有する回転工具とを有するリベット締結装置であって、
前記ステムは、その先端にリベットを保持した状態で、前記被締結板材へ向かって移動可能であり、
前記回転工具は、回転可能で、かつ、前記被締結板材へ向かって移動可能であり、
前記ダイは、前記回転工具の前記被締結板材方向への移動と連動して前記被締結部材内を移動可能である、ことを特徴とするリベット締結装置。
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