JP2004017030A - 箱汚れ除去装置およびこの箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システム - Google Patents

箱汚れ除去装置およびこの箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システム Download PDF

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Sumihiro Kayama
香山 純啓
Saburo Toyokichi
豊吉 三郎
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Abstract

【課題】短時間で充分な汚れ除去が行える箱汚れ除去装置およびこの箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システムを提供すること。
【解決手段】ショットブラスト装置20に、収容箱10の汚れ面を露呈させて収容箱10を把持する搬送ロボット22と、搬送ロボット22に把持された収容箱10に向って亜鉛玉を噴射することにより、収容箱10の汚れを除去するショットブラスト23とを設けた。また、搬送ロボット22が、収容箱10の開口が水平方向よりも下方に向くようにして収容箱10を把持するようにした。さらに、搬送ロボット22が、ショットブラスト23の噴射口に対する収容箱10の姿勢を変更可能にして、収容箱10を把持するようにした。また、搬送ロボット22の移動とシャッター28a等の開閉を連動させた。さらに、ショットブラスト装置20を、アルカリ洗浄装置30等を備えた箱洗浄システムSに組み込んだ。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品等の物品の搬送に使用される箱の汚れを除去するための箱汚れ除去装置およびこの箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車部品等を搬送するために樹脂製の箱が使用されている。このような箱は、繰り返し使用されるため汚れやすく、放置しておくとその汚れが搬送物に付着してしまう。このため、所定期間ごとに、箱の洗浄が行われている。そして、その洗浄方法としては、アルカリ溶液等の界面活性剤や水などの洗浄液を用いて汚れを除去する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の洗浄方法では、軽い汚れは簡単に除去できるが、油分やほこりが固まって箱の表面に強固に付着した汚れ等の場合は、汚れの除去が難しく、充分な汚れ除去ができないという問題がある。また、汚れ除去に長時間を要するという問題もある。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、短時間で充分な汚れ除去が行える箱汚れ除去装置およびこの箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システムを提供することである。
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明にかかる箱汚れ除去装置の構成上の特徴は、箱に付着した汚れを落とすための箱汚れ除去装置であって、箱の汚れた面を露呈させた状態で同箱を把持する把持装置と、把持装置によって把持された箱に向って粒状体を噴射することにより、箱の汚れを除去する粒状体噴射装置とを備えたことにある。
【0006】
前記のように構成した本発明の構成によれば、粒状体噴射装置が、箱の汚れた面に向けて粒状体を噴射するようになっている。このため、箱の汚れが箱に強固に付着した汚れであっても、粒状体が箱の汚れた面に強く衝突して、その汚れを箱から強制的に剥離させるように弾き飛ばして除去する。これによって、効果的な汚れの除去が可能になり、特に、強固な汚れが付着し易い箱の内面の汚れ除去に効果がある。この場合の粒状体としては、小径の金属粒、樹脂粒や砂等を用いることができる。
【0007】
また、本発明にかかる箱汚れ除去装置の他の構成上の特徴は、把持装置が、箱の開口を水平方向よりも下方に向けて箱を把持し、箱に向って噴射された粒状体が箱に衝突したのちに箱の下方に落下するようにしたことにある。これによると、箱に衝突して汚れを弾き飛ばした粒状体や、箱から離れた汚れの塊りが、箱の内部に残ることがなくなる。この結果、粒状体や汚れを箱から取り除くための処理が不要になる。
【0008】
本発明にかかる箱汚れ除去装置のさらに他の構成上の特徴は、把持装置が、粒状体噴射装置の噴射口に対する箱の姿勢を変更可能にする姿勢変更装置を備えたことにある。これによると、粒状体噴射装置から噴射される粒状体を、箱の各面にまんべんなく衝突させることができ、むらのない汚れ除去が可能になる。この場合の箱の姿勢の変更としては、箱を上下方向に反転させたり、噴射口に対して横方向に往復移動させたりする等がある。
【0009】
本発明にかかる箱汚れ除去装置のさらに他の構成上の特徴は、箱汚れ除去装置の入口側と出口側に開閉式シャッターを設けるとともに、把持装置を入口側から出口側の間で移動可能にし、把持装置の移動と開閉式シャッターの開閉とを連動させたことにある。この場合の連動とは、把持装置が、入口側のシャッターに近づくと、そのシャッターが開き、把持装置が通り過ぎるとシャッターが閉じることであり、出口側のシャッターも同様に、把持装置が近づくと開き、通り過ぎると閉じる。これによって、粒状体を噴射する処理のときには、両シャッターが閉じて粒状体が箱汚れ除去装置の外に飛び出なくなる。
【0010】
本発明にかかる箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システムの構成上の特徴は、前述した箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システムであって、箱汚れ除去装置の下流に設置され、箱汚れ除去装置によって汚れを除去された箱に対して洗浄液を噴射して箱を洗浄する箱洗浄装置と、箱洗浄装置の下流に設置され、箱洗浄装置によって洗浄された箱を脱水する箱脱水装置と、箱汚れ除去装置から箱脱水装置までの間にわたって、箱を搬送する搬送装置とを備えたことにある。
【0011】
これによると、箱の汚れ除去、洗浄および脱水処理を連続して行うことができるため、箱の汚れ除去等の処理が効果的、かつ効率よく行える。すなわち、箱汚れ除去装置による汚れ除去と、箱洗浄装置による洗浄とで箱の汚れを充分に除去することができ、かつ短時間で多量の箱の処理が可能になる。この場合の箱洗浄装置としては、アルカリ洗浄液等を用いて洗浄を行う装置や水を用いて洗浄を行う装置が使用でき、また、これらの装置を組み合わせて使用することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1および図2は、本発明にかかる箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システムSを示している。この箱洗浄システムSは、工場内で、または複数の工場間で、自動車部品等の部品を搬送するために使用される樹脂製の収容箱10を洗浄するためのものである。
【0013】
箱洗浄システムSは、収容箱10を箱洗浄システムS内に供給するための供給部となるストックヤード11と、収容箱10の内面の汚れを除去するためのショットブラスト装置20と、収容箱10の各面の汚れをアルカリ洗浄液で落とすためのアルカリ洗浄装置30と、収容箱10の各面を洗浄水で洗浄し汚れやアルカリ洗浄液を落とすための水洗浄装置40と、収容箱10を脱水するための脱水装置50と、汚れ除去、洗浄および脱水処理が終了した収容箱10をストックヤード11の近傍に回収するための回収装置60とで構成されている。
【0014】
ストックヤード11は、下流端(ショットブラスト装置20側)が下方になった下り傾斜の複数のローラからなる搬送路12を備えており、その搬送路12の両側上方に、収容箱10の傾倒を防止するための一対のガイド13a,13bが平行に設けられている。そして、作業者が搬送路12の上流端に、汚れ除去が必要な収容箱10を置くと、収容箱10の重さによって搬送路12の各ローラが回転して収容箱10をショットブラスト装置20の方に移動させる。この場合、作業者は、収容箱10の底面を搬送方向に対する右側(図2における前面側)に向けて、収容箱10を搬送路12上に立てた状態で一対のガイド13a,13b間に順次置いていく。
【0015】
ショットブラスト装置20は、レール21と、レール21に沿って移動可能な本発明の把持装置を構成する搬送ロボット22と、ショットブラスト23を備えている。レール21は、ストックヤード11の下流端における上方位置から、アルカリ洗浄装置30に向けて水平方向に設けられている。搬送ロボット22は、図3に示すように、棒状に形成された支持部材22aの上端に係合部22bが形成され、下端にモータ24aおよびシリンダ24bを備えたチャック部24が形成されている。そして、係合部22bをレール21に係合させて、搬送ロボット22はレール21に沿って移動可能になっている。
【0016】
また、チャック部24は、シリンダ24bの上下に配置された2個の把持片24c,24dを備えており、この2個の把持片24c,24dは、モータ24aの作動により支持部材22aの下端部に連結された回転軸24eの軸線を中心として、回転可能になっている。また、把持片24c,24dのうちの下方の把持片24dは、シリンダ24bの駆動によって上方の把持片24cに対して進退移動でき、これによって、把持片24c,24dは互いの間隔を変更可能になっている。
【0017】
このため、搬送ロボット22は、把持片24c,24dの間隔を狭めることにより、収容箱10の上下面を挟んで収容箱10を持ち上げることができ、把持部24c,24dの間隔を広げることにより、収容箱10を解放することができる。また、チャック部24は、把持片24c,24d側が下方になるように傾斜して取り付けられており、開口をやや下方に向けて傾斜させた状態で収容箱10を把持する。そして、把持片24cの長さは、収容箱10の高さ方向の長さよりもやや長く設定され、把持部24dの長さは、収容箱10の高さ方向の長さよりも短く設定されている。
【0018】
したがって、搬送ロボット22が収容箱10を解放した場合、収容箱10は、開口を下に向けるように回転した状態で落下する。なお、把持片24dは、収容箱10の高さに応じて、長さの異なるものを適宜取り替えることができる。また、把持片24c,24dは、モータ24aの作動で180度回転することにより収容箱10の上下(把持された状態での上下)を反転することができる。
【0019】
この搬送ロボット22は、ストックヤード11の下流端に運ばれる収容箱10の底面側にチャック部24を位置させ、その把持片24c,24dで収容箱10の上下面を挟んで持ち上げる。そして、収容箱10を把持したまま、レール21の下流側(アルカリ洗浄装置30側)に移動する。その際、搬送ロボット22は、前進・後退を繰り返したり、把持部24c,24dを回転させたりする。この搬送ロボット22を前進・後退移動させる装置と、モータ24aとで本発明の姿勢変更装置が構成される。
【0020】
ショットブラスト23は、ショットブラスト装置20の後部の下部側における略中央に設置され、噴射口を、搬送ロボット22のチャック部24近傍に向けている。このショットブラスト23は、搬送ロボット22によって搬送される収容箱10の内面に向けて噴射口から多数の小径の亜鉛玉を噴射し、収容箱10の内面(底面と4つの内側面)に衝突させることにより、汚れを除去するものである。この場合、収容箱10に付着していた油分やほこり等の汚れが、亜鉛玉に跳ね飛ばされたり、亜鉛玉の表面に付着したりすることにより、収容箱10の汚れが除去される。収容箱10の汚れを除去した亜鉛玉は、収容箱10から分離した汚れの固まりとともに、収容箱10の下方に落下する。また、この亜鉛玉は、回収されて繰り返し使用され、所定期間の使用後に新しい亜鉛玉と交換される。
【0021】
ショットブラスト装置20の下流側部分には、搬送ロボット22に搬送されてくるショットブラスト処理済みの収容箱10の姿勢を変えてアルカリ洗浄装置30に送るためのアイドルステーション25が設けられている。アイドルステーション25は、図4ないし図6に示すように、格子状に組み付けられた縦棒25aと横棒25bとで構成されており、縦棒25aは、最後部の横棒25bよりもさらに後方に延びている。そして、縦棒25aにおける横25bと交差した部分の略中央には隙間25cが形成されている。
【0022】
搬送ロボット22は、搬送してきた収容箱10をこのアイドルステーション25の上方位置で解放し、アイドルステーション25上に開口を下方に向けた状態で落下させる。また、アイドルステーション25の後方には、シリンダ26aと押圧片26bとで構成される姿勢矯正装置26が設けられて、この姿勢矯正装置26によりアイドルステーション25に落下した収容箱10は、進行方向に対して真っ直ぐな状態に姿勢を矯正される。押圧片26bは金属板で構成されシリンダ26aの駆動によりアイドルステーション25上で縦棒25aに沿って前後に移動する。
【0023】
また、アイドルステーション25の上流側部分には、収容箱10をアルカリ洗浄装置30に送り出すための送出装置27が設けられている。この送出装置27は、シリンダ27aと押圧片27bとで構成されており、シリンダ27aは、アイドルステーション25よりも低い位置に取り付けられている。押圧片27bは金属板で構成されシリンダ27aの駆動によりアイドルステーション25上で横棒25bに沿って移動する。この際、シリンダ27aと押圧片27bを連結する連結部は、隙間25c内を移動する。
【0024】
姿勢矯正装置26によって姿勢を矯正された収容箱10は、送出装置27によって、ショットブラスト装置20内から下流側のアルカリ洗浄装置30に押し出される。また、ショットブラスト装置20内におけるストックヤード11側部分と、ショットブラスト装置20内におけるショットブラスト処理を行う部分とアイドルステーション25との間には、それぞれシリンダの駆動によって開閉するシャッター28a,28bが設けられており、この両シャッター28a,28bを閉じることによって、ショットブラスト23から噴射される亜鉛玉が、ストックヤード11側およびアイドルステーション25側に飛び出さないようにしている。
【0025】
アルカリ洗浄装置30は、ショットブラスト装置20のアイドルステーション25から送られる収容箱10を水洗浄装置40に搬送するベルトコンベア31と、ベルトコンベア31を駆動するためのベルト搬送モータ32と、ベルトコンベア31上を搬送される収容箱10をベルトコンベア31に押し付けるためのローラ押圧部33aと、ローラ押圧部33aを昇降するための昇降装置33bとを備えている。ベルトコンベア31は、所定間隔で設置された複数のローラの両端部に幅の狭い一対のベルト31a,31bを掛け渡して構成されている。
【0026】
そして、下流端の駆動ローラ31cをベルト搬送モータ32で回転駆動することにより、一対のベルト31a,31bの上面に形成される搬送面にショットブラスト装置20から送られてくる収容箱10を掛け渡させた状態で乗せて水洗浄装置40に搬送できるようになっている。この場合、収容箱10の上面をローラ押圧部33aを構成する各ローラが押さえ付けるため、収容箱10は位置ずれすることなく安定した姿勢で搬送される。また、昇降装置33bは、ローラ押圧部33aの前部と後部に設けられた一対のシリンダからなり、収容箱10の高さに合わせてローラ押圧部33aを昇降できるようになっている。
【0027】
また、アルカリ洗浄装置30は、ベルトコンベア31上を搬送される収容箱10に向けてアルカリ洗浄液を噴射するための複数の洗浄ノズル34と、洗浄ノズル34からアルカリ洗浄液を噴射させるためのポンプ35と、アルカリ洗浄液によって収容箱10から除去された油分等を回収するためのオイルスキマー36も備えている。洗浄ノズル34は、アルカリ洗浄装置30の壁面の所定箇所に複数個設けられて、ポンプ35の作動により、ローラコンベア31上を搬送される収容箱10の各面に向けてアルカリ洗浄液を噴射できるようになっている。また、アルカリ洗浄液によって洗い落とされた油分は、オイルスキマー36で回収されたのち、廃棄される。
【0028】
アルカリ洗浄装置30の入口(ショットブラスト装置20側)には、シャッター37aが設けられ、アルカリ洗浄装置30の出口(水洗浄装置40側)には、シャッター37bが設けられている。この両シャッター37a,37bはシリンダの駆動によって開閉するようになっており、このシャッター37a,37bを閉じることにより、洗浄ノズル34から噴射されるアルカリ洗浄液がアルカリ洗浄装置30内から外に飛び出ないようにしている。
【0029】
水洗浄装置40は、アルカリ洗浄装置30よりも搬送方向の長さがやや短く設定されている以外は、アルカリ洗浄装置30と略同様に構成されている。すなわち、水洗浄装置40は、アルカリ洗浄装置30から送られてくる収容箱10を脱水装置50に搬送するベルトコンベア41と、ベルトコンベア41上を搬送される収容箱10をベルトコンベア41に押し付けるためのローラ押圧部43aと、ローラ押圧部43aを昇降するための昇降装置43bとを備えている。
【0030】
ベルトコンベア41は、所定間隔で配置された複数のローラの両端部に一対のベルト41a,41bを掛け渡して構成され、上流端の駆動ローラ41cをベルト搬送モータ32で回転駆動することにより上面の両端部に形成された搬送面にアルカリ洗浄装置30から送られてくる収容箱10を脱水装置50に搬送できるようになっている。なお、ベルト搬送モータ32は、アルカリ洗浄装置30のベルトコンベア31と水洗浄装置40のベルトコンベア41を連動して駆動させる。
【0031】
昇降装置43bは、ローラ押圧部43aの前部と後部に設けられた一対のシリンダからなり、収容箱10の高さに合わせてローラ押圧部43aを昇降できるようになっている。また、水洗浄装置40は、ベルトコンベア41上を搬送される収容箱10に向けて洗浄水を噴出するための複数の洗浄ノズル44と、洗浄ノズル44から洗浄水を噴射させるためのポンプ45と、洗浄水によって収容箱10から除去された油分を回収するためのオイルスキマー46も備えている。
【0032】
洗浄ノズル44は、水洗浄装置40の壁面の所定箇所に複数個設けられて、ポンプ45の作動により、ベルトコンベア41上を搬送される収容箱10の各面に向けて洗浄水を噴射できるようになっている。また、洗浄水によって洗い落とされた油分は、オイルスキマー46で回収されたのち、廃棄される。水洗浄装置40の入口(アルカリ洗浄装置30側)には、シャッター47aが設けられ、水洗浄装置40の出口(脱水装置50側)には、シャッター47bが設けられている。この両シャッター47a,47bはシリンダの駆動によって開閉するようになっており、このシャッター47a,47bを閉じることによって、洗浄ノズル44から噴射される洗浄水が水洗浄装置40内から外に飛び出ないようにしている。
【0033】
脱水装置50は、水洗浄装置40のベルトコンベア41から送られてくる洗浄済みの収容箱10を受ける受け台51を備えている。この受け台51は、下流端が下方に傾斜した傾斜面に形成されてベルトコンベア41から送られる収容箱10が傾斜面に沿って滑り落ちて受け台51における設定位置に位置決めされるようになっている。また、受け台51には、図7に示すように、収容箱10が挿通できない大きさの挿通穴51aが設けられている。
【0034】
そして、受け台51の下方には、昇降シリンダ52を介して昇降可能であるとともに軸線回りに回転可能になった回転テーブル53が設けられている。この回転テーブル53は、図8に示すように、上面が平面に形成された円形回転体で構成されており、受け台51の挿通穴51aおよび収容箱10の内部に対して進退可能になっている。また、受け台51の上方には、回転軸54aを下方に向けたモータ54が取り付けられており、このモータ54の回転軸54aの下端部に、円板状の回転プレート55が取り付けられている。そして、回転プレート55の下面には、円板状の押さえゴム板55aが取り付けられている。なお、モータ54は、脱水装置50の壁面に固定された板状の支持部材56に取り付けられている。
【0035】
また、受け台51の後部には、脱水された収容箱10を脱水装置50の前方に押し出すための送出シリンダ57が設けられている。したがって、水洗浄装置40から受け台51上に搬送された収容箱10は、昇降シリンダ52の駆動により上昇する回転テーブル53によって、上方に持ち上げられて回転プレート55の下面の押さえゴム板55aに押し付けられる。そして、モータ54の駆動によって、回転テーブル53や回転プレート55等とともに回転する。また、回転終了後、昇降シリンダ52が下降すると、収容箱10は受け台51上に戻され、送出シリンダ57によって、脱水装置50から押し出される。また、脱水装置50の前側面には、シリンダの駆動によって開閉するシャッター58が設けられており、送出シリンダ57が駆動するときには、シャッター58が開くように設定されている。
【0036】
回収装置60は、脱水装置50の前方に設けられた長さの短いローラコンベア61と、ローラコンベア61の下流端(前端)からストックヤード11側に向って脱水装置50および水洗浄装置40に平行して設置された幅広のベルトコンベアからなるフラットコンベア62と、フラットコンベア62の下流に設置されアルカリ洗浄装置30およびショットブラスト装置20に平行したローラコンベア63とで構成されている。ローラコンベア61は、下流側が低くなった傾斜路に形成されており、脱水装置50から押し出される汚れ除去、洗浄および脱水済みの収容箱10をフラットコンベア62に送る。
【0037】
フラットコンベア62は、モータ(図示せず)の駆動により収容箱10をローラコンベア63まで搬送する。また、ローラコンベア63の搬送部は、先端側が下方になった下り傾斜に形成されており、フラットコンベア62から運ばれた収容箱10を、収容箱10の重さによるローラの回転で、ローラコンベア63の先端まで搬送する。このローラコンベア63の先端は、ストックヤード11近傍における作業者の作業位置まで延びている。
【0038】
また、この箱洗浄システムSには、各装置を制御するための制御装置(図示せず)が含まれるとともに、各装置には、それぞれ、収容箱10を検出するためのセンサが設けられている。そして、この各センサの検出に基づいた制御装置の制御によって、各シャッター28a等が開閉したり、各種の装置が連動して駆動したりするように設定されている。すなわち、各シャッター28a等は、収容箱10が近づくと開き、通り過ぎると閉じるようになっており、各装置20等内での処理により噴射される亜鉛玉等が、装置20等から外に出ないようにしている。
【0039】
この構成において、油等で汚れた収容箱10を汚れ除去、洗浄および脱水する場合には、電源スイッチをオンにして、箱洗浄システムSの各装置を駆動状態にさせる。そして、ストックヤード11における搬送路12の上流端に、収容箱10を開口を後方に向けて立てた状態で順次並べて置く。これによって、収容箱10は、ストックヤード11の搬送路12に沿って下流側に降下していく。
【0040】
そして、収容箱10が搬送路12の下流端に到達すると、搬送ロボット22が収容箱10を把持して持ち上げるとともに、シャッター28aが開き、収容箱10は搬送ロボット22によってショットブラスト装置20内における上流端から下流端に搬送される。この間に、収容箱10を前後に往復移動させるとともに回転させながら、ショットブラスト23から収容箱10の内面に向けて亜鉛玉を噴射させる。この亜鉛玉の衝突によって収容箱10の内面に付着した油分等の汚れが除去される。また、収容箱10はショットブラスト処理の間、前後移動したり回転したりするため、内面全体の汚れがむらなく除去される。
【0041】
このショットブラスト処理の間、シャッター28a,28bは閉じられている。また、収容箱10は、開口をやや下方に向けた状態で搬送ロボット22に把持されているため、収容箱10に向けて噴射された亜鉛玉や、収容箱10から分離した汚れの固まりは、ショットブラスト装置20の下部に集まる。
【0042】
収容箱10が、ショットブラスト装置20内における下流側に搬送されると、シャッター28bが開いて、収容箱10は、アイドルステーション25の上方に搬送される。そこで、搬送ロボット22が、収容箱10を解放して、アイドルステーション25上に開口を伏せた状態で傾倒させる。そして、収容箱10は、姿勢矯正装置26によって姿勢を矯正されたのち、送出装置27によって、アルカリ洗浄装置30のベルトコンベア31上に押し出される。この間に、搬送ロボット22は、ストックヤード11に戻り、つぎの収容箱10を把持して、ショットブラスト装置20内の上流側に移動する。そして、つぎの収容箱10のショットブラスト処理が行われる。
【0043】
アルカリ洗浄装置30に送られた収容箱10は、アルカリ洗浄装置30内を通過する間に、アルカリ洗浄液を噴射されて、油分等の汚れを落とされる。この際、洗浄ノズル34の噴射口が種々の方向から収容箱10に向けてアルカリ洗浄液を噴射できるように配置されているため、収容箱10の略全面(ベルトコンベア31に接触している面以外の面)の汚れが落とされる。また、収容箱10の上面は、ローラ押圧部33aによって下方に押し付けられているため、アルカリ洗浄液の噴射によって収容箱10が位置ずれを生じることなく、一定の姿勢で搬送されていく。この場合、収容箱10の内面は、ショットブラスト処理によって殆どの汚れが除去されているため、ここでは、残った僅かな汚れや亜鉛玉の衝突の際に付着する亜鉛玉の跡等が除去される。
【0044】
また、亜鉛玉やアルカリ洗浄液によって汚れを落とされた収容箱10が水洗浄装置40を通過する間には、洗浄水を噴射されて、表面に付着するアルカリ洗浄液や汚れが洗い落とされる。この水洗浄装置40においては、アルカリ洗浄液が洗浄水にかわるだけで、アルカリ洗浄装置30による処理と略同様の処理が行われる。そして、洗浄処理が終わった収容箱10は、開かれたシャッター47bを通過して、脱水装置50の受け台51に搬送される。このアルカリ洗浄装置30および水洗浄装置40での処理が行われる際にも、各シャッター37a,37b,47a,47bは、適宜、設定に応じて開閉する。
【0045】
水洗浄装置40のベルトコンベア41から脱水装置50に送られた収容箱10は、図8に示したように、受け台51上を滑り落ちて、挿通穴51aの上方で停止する。そして、昇降シリンダ52が駆動して、回転テーブル53を上昇させ、その回転テーブル53の上昇によって収容箱10を上昇させる。昇降シリンダ52は、収容箱10が押さえゴム板55aに押し付けられて、収容箱10が、回転テーブル53と、押さえゴム板55aを備えた回転プレート55とで挟まれて固定されたときに上昇が止まる。
【0046】
ついで、モータ54が駆動して、回転軸54aを回転させる。この回転軸54aの回転によって、回転プレート55が回転し、収容箱10および回転テーブル53も回転プレート55とともに回転する。この結果、収容箱10の表面に付いていた水分は、遠心力によって脱水装置50の壁面側に吹き飛ばされ、収容箱10は強制的に脱水される。
【0047】
なお、収容箱10のような樹脂製の箱は、金型により成形されるため、開口側が少し広くなるように、側面部にテーパが設けられている。したがって、収容箱10を軸線回りに回転させた場合、収容箱10内部の水分も遠心力により外側に飛んで行く。この結果、効果的な脱水が行われる。
【0048】
収容箱10の脱水処理が終了すると、モータ54が停止し、昇降シリンダ52は、回転テーブル53および収容箱10とともに下降していく。そして、収容箱10の下端(開口側)部が受け台51の上面に達すると、収容箱10を受け台51上に残したまま、昇降シリンダ52および回転テーブル53はさらに下降する。そして、シャッター58が開き、送出シリンダ57の駆動によって収容箱10は、ローラコンベア61に送られる。
【0049】
ローラコンベア61に送られた収容箱10は、フラットコンベア62とローラコンベア63によって、ストックヤード11の近傍まで搬送される。作業者は、この汚れ除去、洗浄および脱水処理済みの収容箱10をパレット等の上に順次積み重ねていく。これによって、本発明による箱洗浄システムSを用いた洗浄処理が終了する。なお、この処理においては、収容箱10として、縦横の長さが30cmで、高さが10cmまたは20cmのものを使用した場合、1個の収容箱10の処理に要する時間が略100秒である。そして、この収容箱10を連続して処理することにより、15秒間に1個の割合で収容箱10の処理が可能となる。
【0050】
このように、この箱洗浄システムSによれば、ストックヤード11に設置された収容箱10が、自動的に搬送されて、ショットブラスト装置20、アルカリ洗浄装置30、水洗浄装置40および脱水装置50において、それぞれ各種の処理が行われる。そして、汚れ除去、洗浄および脱水処理済みの収容箱10は、回収装置60によって元のストックヤード11近傍まで回収される。したがって、作業者は一人だけですみ、その作業も、ストックヤード11に汚れた収容箱10を供給することと、汚れ除去等の処理済みの収容箱10をローラコンベア63から取って並べるだけの簡単なものとなる。
【0051】
また、短時間で多量の収容箱10の汚れ除去等の処理が行える。さらに、収容箱10の内面の汚れ落としが、ショットブラスト装置20を用いたショットブラスト処理のほか、アルカリ洗浄液や洗浄水による洗浄も行うため、効果的な汚れ除去が行える。また、脱水装置50は、遠心力を利用した脱水を行うため短時間で充分な脱水処理が可能になる。
【0052】
前記実施形態においては、ショットブラスト装置20を、他のアルカリ洗浄装置30等と組み合わせて使用しているが、このショットブラスト装置20は単体の汚れ除去装置として使用することもできる。また、前記実施形態では、粒状体噴射装置としてショットブラスト装置20を用いているが、これに代えてショットピーニング装置を用いることもできる。また、粒状体としては、亜鉛玉のほか、ステンレス等の他の金属からなる玉、樹脂製の玉および砂等の種々のものを用いることができる。ただし、長期間の使用によっても錆びない材質のものを使用することが好ましい。
【0053】
また、前記実施形態においては、ショットブラスト装置20は、収容箱10の内面だけの汚れ除去を行うようになっているが、外面の汚れ除去が必要な収容箱10の場合は、外面の汚れ除去も行う。この場合、搬送ロボット22に、収容箱10を略水平面内で回転させる装置等を設ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による箱洗浄システムを示す平面図である。
【図2】図1に示した箱洗浄システムを示す正面図である。
【図3】搬送ロボットで収容箱を把持した状態を示す側面図である。
【図4】アイドルステーションを示す平面図である。
【図5】アイドルステーションに収容箱が搬送された状態を示す側面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】脱水装置の受け台を示す平面図である。
【図8】脱水装置の受け台に収容箱を設置した状態を示す一部断面図である。
【符号の説明】
S…箱洗浄システム、10…収容箱、12…搬送路、20…ショットブラスト装置、21…レール、22…搬送ロボット、22a…支持部材、22b…係合部、23…ショットブラスト、24…チャック部、24a…モータ、24b…シリンダ、24c,24d…把持片、24e…回転軸、25…アイドルステーション、26…姿勢矯正装置、27…送出装置、28a,28b…シャッター、30…アルカリ洗浄装置、31,41…ベルトコンベア、34,44…洗浄ノズル、40…水洗浄装置、50…脱水装置。

Claims (5)

  1. 箱に付着した汚れを落とすための箱汚れ除去装置であって、
    前記箱の汚れた面を露呈させた状態で同箱を把持する把持装置と、
    前記把持装置によって把持された前記箱に向って粒状体を噴射することにより、前記箱の汚れを除去する粒状体噴射装置と
    を備えたことを特徴とする箱汚れ除去装置。
  2. 前記把持装置が、前記箱の開口を水平方向よりも下方に向けて前記箱を把持し、前記箱に向って噴射された粒状体が前記箱に衝突したのちに前記箱の下方に落下するようにした請求項1に記載の箱汚れ除去装置。
  3. 前記把持装置が、粒状体噴射装置の噴射口に対する前記箱の姿勢を変更可能にする姿勢変更装置を備えた請求項1または2に記載の箱汚れ除去装置。
  4. 箱汚れ除去装置の入口側と出口側に開閉式シャッターを設けるとともに、前記把持装置を前記入口側から出口側の間で移動可能にし、前記把持装置の移動と前記開閉式シャッターの開閉とを連動させた請求項1ないし3のいずれか一つに記載の箱汚れ除去装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一つに記載の箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システムであって、
    前記箱汚れ除去装置の下流に設置され、前記箱汚れ除去装置によって汚れを除去された箱に対して洗浄液を噴射して前記箱を洗浄する箱洗浄装置と、
    前記箱洗浄装置の下流に設置され、前記箱洗浄装置によって洗浄された箱を脱水する箱脱水装置と、
    前記箱汚れ除去装置から前記箱脱水装置までの間にわたって、前記箱を搬送する搬送装置と
    を備えたことを特徴とする箱汚れ除去装置を備えた箱洗浄システム。
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