JP2004016413A - 透析液供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業効率を維持しつつ主ラインに接続された副ラインにおける弁手段より上流側の液体に下流側の液体が混入するのを素早く検出することができる透析液供給装置を提供する。
【解決手段】給水源2から延設され、供給された水と透析液の原液を混合しつつ調製された透析液をダイアライザ16側に供給する主ラインL1と、末端が主ラインL1に合流し、液体を主ラインL1に導入し得る副ラインL2〜L5と、該副ラインの途中に配設され、当該副ラインから主ラインL1への所定の液体の流動を許容又は遮断し得る電磁バルブV1〜V4とを具備した透析液供給装置において、副ラインにおける電磁バルブよりも上流側に、当該副ライン中の液体の電導度を検出する電導度検出手段18〜21を設けたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透析治療におけるダイアライザ等血液浄化器に透析液を供給するための透析液供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
透析治療は、血液回路で患者の血液を体外循環させるとともに、該血液回路に接続されたダイアライザにて当該血液中の老廃物等を除去することにより行われ、かかるダイアライザには、透析液供給装置にて所望の濃度に調製された透析液が供給される。例えば、セントラルシステム型の透析液供給装置(ダイアライザが接続された透析用監視装置と別個配設)は、従来、図8に示すようなものとされている。
【0003】
同図において、透析液供給装置1には、給水源2から吐出ラインL6まで延設された主ラインL1に加温器3、ミキシングチャンバ4、5、脱気ユニット6、貯槽7及び送液ポンプ10がそれぞれ接続されているとともに、当該主ラインL1に合流する副ラインL2〜L5を介してB原液用タンクT1、A原液用タンクT2、消毒液用タンクT3及び酸洗液用タンクT4が接続されている。
【0004】
また、各副ラインL2とL3とには、それぞれB原液注入ポンプ8、A原液注入ポンプ9が接続されており、透析治療時において、当該B原液注入ポンプ8及びA原液注入ポンプ9を駆動させつつ電磁バルブV1及びV2を開けることにより、B原液用タンクT1及びA原液用タンクT2内の各原液を主ラインL1にそれぞれ供給し所定濃度の透析液を調製するとともに、送液ポンプ10から送液し得るように構成されている。尚、上記電磁バルブV1及びV2は、所謂3方弁から成るものであり、それぞれに貯槽7から延設した循環ラインL7の先端も接続されている。
【0005】
一方、副ラインL4の途中において副ラインL5が合流しており、合流部から下流側に薬注ポンプPが接続されている。各副ラインL4及びL5の合流部よりも上流側には、電磁バルブV3及びV4がそれぞれ接続されており、いずれかを開くことにより、透析治療後の消毒又は酸洗浄が行われ得るよう構成されている。かかる消毒及び酸洗浄で用いられる消毒液用タンクT3内の消毒液及び酸洗液用タンクT4内の酸洗浄液は、次亜塩素酸系の薬剤及び酢酸を含む洗浄液とされている。
【0006】
そして、消毒を行うには、電磁バルブV3を開けるとともに電磁バルブV4を閉じておき、薬注ポンプPを駆動させ、主ラインL1及びそれに接続された種々の機器内に次亜塩素酸系の消毒液を流す。このとき、電磁バルブV1及びV2は、同図矢印方向のみに消毒液が流れるよう制御されており、貯槽7から循環ラインL7を介して流れた消毒液が、副ラインL2及びL3における当該電磁バルブV1及びV2より下流側にも流れ、消毒し得るよう構成されている。
【0007】
また、酸洗浄を行うには、電磁バルブV4を開けるとともに電磁バルブV3を閉じておき、薬注ポンプPを駆動させ、主ラインL1及びそれに接続された種々の機器内に酢酸を含む酸洗浄液を流す。このとき、消毒と同様、電磁バルブV1及びV2は、同図矢印方向のみに酸洗浄液が流れるよう制御されており、貯槽7から循環ラインL7を介して流れた酸洗浄液が、副ラインL2及びL3における当該電磁バルブV1及びV2より下流側にも流れ、酸洗浄し得るよう構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の透析液供給装置においては、各副ラインに接続された電磁バルブ(弁手段)における弁体の劣化等により、ラインの遮断が良好に行われなくなった場合、それを検出することができないので、以下の如き不具合を生じてしまう。
【0009】
消毒及び酸洗浄時、3方弁から成る電磁バルブV1又はV2によるラインの遮断が良好に行われないと、その上流側に消毒液又は酸洗浄液が漏れて混入してしまい、その後の透析治療時に原液と共に混入した消毒液又は酸洗浄液がダイアライザ16側に供給されてしまう虞がある。尚、各電磁バルブV1、V2より上流側に逆止弁C1、C2が接続されており、漏れた液体がそれよりも上流側へ混入してしまうのを回避することができるが、当該逆止弁C1、C2と電磁バルブV1、V2の間のラインに漏れた液体が混入することとなってしまう。
【0010】
また、電磁バルブV3又はV4によるラインの遮断が良好に行われないと、消毒液に酸洗浄液が混入(又は酸洗浄液に消毒液が混入)してしまうという問題があった。尚、上記と同様、各電磁バルブV3、V4より上流側に逆止弁C3、V4が接続されており、漏れた液体がそれよりも上流側へ混入してしまうのを回避することができるが、当該逆止弁C3、C4と電磁バルブV3、V4の間のラインには漏れた液体が混入することとなってしまう。
【0011】
即ち、上記の如き不具合は、各電磁バルブによるラインの遮断が不十分となり、当該電磁バルブより上流側に下流側を流れる他の液体が混入してしまうことにより生じているので、上流側の液体を適宜抜き取って試薬等による混入の検出を行うことにより回避することが考えられる。しかしながら、上流側の液体を抜き取るのは、手間がかかり、作業効率が悪化してしまう虞がある。
【0012】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、作業効率を維持しつつ主ラインに接続された副ラインにおける弁手段より上流側の液体に下流側の液体が混入するのを検出することができる透析液供給装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、給水源から延設され、該給水源から供給された水と透析液の原液を混合しつつ調製された透析液を血液浄化器側に供給する主ラインと、末端が前記主ラインに合流し、液体を前記主ラインに導入し得る副ラインと、該副ラインの途中に配設され、当該副ラインから主ラインへの液体の流動を許容又は遮断し得る弁手段とを具備した透析液供給装置において、前記副ラインにおける弁手段よりも上流側に、当該副ライン中の液体の電導度を検出する電導度検出手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の透析液供給装置において、前記電導度検出手段が前記副ライン内に臨ませた複数の電極から成り、一方の電極から発振された電気信号を他方の電極で受信することにより、当該副ライン中の液体の電導度を検出することを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の透析液供給装置において、前記副ラインが、原液注入ポンプが配設され、透析液の原液を前記主ラインに導入する原液導入ラインと、該原液導入ライン及び主ラインを消毒又は酸洗浄すべく消毒液又は酸洗浄液を流通させる消毒液導入ライン又は酸洗浄液導入ラインとから成るとともに、前記原液導入ラインに設けられた弁手段は、消毒又は酸洗浄時に、前記消毒液又は酸洗浄液が当該原液導入ラインの上流側に流れるのを遮断し得るものとされ、該弁手段より上流側に前記電導度検出手段が設けられたことを特徴とする。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の透析液供給装置において、前記原液導入ラインが、重炭酸ナトリウムを含まないA原液を前記主ラインに導入するA原液導入ラインと、重炭酸ナトリウムから成るB原液を前記主ラインに導入するB原液導入ラインとから成り、前記B原液導入ラインの前記電導度検出手段が配設される箇所は、所定容量の収容空間を有し、該収容空間の下部からB原液が導かれ、上部から導出されるとともに、前記電導度検出手段が当該収容空間の高さ方向中央近傍に配設されたことを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の透析液供給装置において、前記副ラインが、前記主ラインを消毒すべく次亜塩素酸系の消毒液を流通させる消毒液導入ラインと、前記主ラインを酸洗浄すべく酢酸を含む酸洗浄液を流通させる酸洗浄液導入ラインとから成り、これら消毒液導入ライン及び酸洗浄液導入ラインのそれぞれに前記弁手段及び電導度検出手段が配設されたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る透析液供給装置は、所定濃度の透析液を調製しつつ透析用監視装置に送液するもので、透析治療用セントラルシステムを構成するものである。かかる透析用セントラルシステムは、図1に示すように、病院等医療現場における機械室に設置された透析液供給装置1と、透析室に設置された複数の透析用監視装置11と、透析液供給装置1とそれぞれの透析用監視装置11とを連結した吐出ラインL6とから主に構成されている。
【0019】
透析液供給装置1は、所定濃度の透析液を調製し、該透析液を透析用監視装置11に送液するためのもので、図2に示すように、給水源2から吐出ラインL6まで延設された主ラインL1に加温器3、ミキシングチャンバ4、5、脱気ユニット6、貯槽7、送液ポンプ10がそれぞれ接続されているとともに、副ラインL2〜L5を介してB原液用タンクT1、A原液用タンクT2、消毒液用タンクT3及び酸洗浄液用タンクT4がそれぞれ接続されて構成されている。尚、透析液供給装置1で調製されるべき透析液の所定濃度とは、患者の治療に最も有効な濃度をいい、予め設定されている。
【0020】
副ラインL2は、その途中にB原液注入ポンプ8が配設され、透析液の一方の原液であるB原液を主ライン1に導入するB原液導入ラインを構成(以下、B原液導入ラインL2という。)しているとともに、副ラインL3は、その途中にA原液注入ポンプ9が配設され、透析液の他方の原液であるA原液を主ライン1に導入するA原液導入ラインを構成(以下、A原液導入ラインL3という。)している。
【0021】
B原液導入ラインL2及びA原液導入ラインL3におけるB原液注入ポンプ8及びA原液注入ポンプ9よりも上流側には、弁手段としての電磁バルブV1及びV2が配設されている。これら電磁バルブV1及びV2は、所謂3方弁から構成されており、B原液導入ラインL2から主ライン1へのB原液の流動を許容又は遮断し得るとともに、貯槽7から延設された循環ラインL7とも各々接続されている。
【0022】
尚、B原液用タンクT1及びA原液用タンクT2内には、重炭酸ナトリウムから成るB原液、重炭酸ナトリウムを含まないA原液がそれぞれ充填されているとともに、消毒液用タンクT3及び酸洗液用タンクT4内には、次亜塩素酸系から成る薬剤(消毒液)及び酢酸を含む洗浄液がそれぞれ充填されている。
【0023】
また、副ラインL4は、主ラインL1及びそれに接続された種々の機器とB原液導入ラインL2及びA原液導入ラインL3とを消毒すべく消毒液用タンクT3内の消毒液を流通させるよう構成(以下、消毒液導入ラインL4という。)されているとともに、副ラインL5は、主ラインL1及びそれに接続された種々の機器とB原液導入ラインL2及びA原液導入ラインL3とを酸洗浄すべく酸洗浄液を流通させるよう構成(以下、酸洗浄液導入ラインL5という。)されている。更に、消毒液導入ラインL4の途中において酸洗浄液導入ラインL5が合流しており、合流部から下流側に薬注ポンプPが接続されている。
【0024】
消毒液導入ラインL4と酸洗浄液導入ラインL5との合流部よりも上流側には、弁手段としての電磁バルブV3及びV4がそれぞれ接続されており、いずれかを開くことにより、透析治療後の消毒又は酸洗浄が行われ得るよう構成されている。尚、同図において、ラインL2〜L5における電磁バルブV1〜V4より上流側には、逆止弁C1〜C4がそれぞれ接続されており、各ラインL2〜L5の下流側から上流側への逆流の防止が図られている。
【0025】
そして、透析治療時においては、電磁バルブV3及びV4を閉じるとともに電磁バルブV1及びV2を開放しておき、その状態で給水源2から清浄水(RO水)を主ラインL1に供給するとともに、B原液注入ポンプ8及びA原液注入ポンプ9を駆動させる。これにより、加温器3で加温された清浄水は、ミキシングチャンバ4にてB原液が混入された後、ミキシングチャンバ5にてA原液が混入されて透析液が調製される。
【0026】
その後、調製された透析液は、混入された空気が脱気ユニット6にて取り除かれ、貯槽7に至る。かかる貯槽7では所定量の透析液が貯留され、送液ポンプ10により吐出ラインL6にて透析液を送液する。吐出ラインL6に送液された所定濃度の透析液は、透析室の各透析用監視装置11に供給されることとなる。
【0027】
透析用監視装置11は、透析液供給装置1から離間した位置(即ち、機械室から離間した位置の透析室)に、患者に透析治療を施すためのダイアライザ16(血液浄化器)の数に対応して複数設置されたもので、透析液供給装置1から送られた透析液を夫々血液回路に接続されたダイアライザ16に供給するとともに、透析治療時の種々データを収集するものである。
【0028】
かかる透析室に設置された複数の透析用監視装置11の各々は、図3に示すように、透析液供給装置1から延設された吐出ラインL6が引き込まれるとともに、図示しない廃液手段に接続された排出ラインL8を具備し、これらラインに跨って複式ポンプ14が配設されて構成されている。また、吐出ラインL6及び排出ラインL8のそれぞれの先端は、血液回路17に接続されたダイアライザ16における透析液導入ポート16a、透析液排出ポート16bに接続されている。
【0029】
複式ポンプ14のポンプ室は、図示しない単一のプランジャにより、吐出ラインL6に接続された送液側ポンプ室14aと排出ラインL8に接続された排出側ポンプ室14bとに画成されており、当該プランジャが往復動することにより、送液側ポンプ室14aに送られた透析液をダイアライザ16に供給するとともに、ダイアライザ16内の透析液を排出側ポンプ室14bに吸入するよう構成されている。
【0030】
更に、吐出ラインL6における複式ポンプ14より上流側には、加温器12が接続されており、ダイアライザ16に供給される透析液を再度加温(透析液供給装置1における加温器3である程度は加温されている)し得るようになっている。また、排出ラインL8には、複式ポンプ14をバイパスしたバイパスラインL9が形成されており、該バイパスラインL9に除水のための除水ポンプ15が接続されている。尚、同図中符号13は、吐出ラインL6に接続された脱気手段を示している。
【0031】
また更に、上記透析用監視装置11には、ダイアライザ16に供給する前の透析液の濃度を検出する濃度センサ、ダイアライザ16から排出された透析液中に血液が混入しているか否かを検出するための漏血検出器が配設されており、当該透析液監視装置11内の種々データを収集し得るよう構成されており、加えて、血液回路17に配設された静脈圧検出器(いずれも不図示)等からの透析治療時の種々データを収集し得るよう構成されている。
【0032】
その一方、透析治療後において透析液供給装置1及び透析用監視装置11内を消毒又は酸洗浄するには、電磁バルブV1、V2を閉じつつ電磁バルブV3又はV4のいずれかを開けて、薬注ポンプPを駆動させ、主ラインL1内に消毒液用タンクT3内の消毒液又は酸洗浄用タンクT4内の酸洗浄液を供給する。また、3方弁から成る電磁バルブV1及びV2は、完全に液体の流れを遮断しているのではなく、B原液導入ラインL2及びA原液導入ラインL3における上流側から下流側へのA原液及びB原液の流動のみを遮断しており、循環ラインL7を介する電磁バルブV1及びV2よりも下流側への消毒液等の流動(同図矢印方向への流動)は許容するよう制御されている。
【0033】
これにより、消毒液や酸洗浄液は、主ラインL1を流れた後、吐出ラインL6を介して透析用監視装置11における各ラインを消毒又は酸洗浄しつつ流れ、廃液手段(不図示)に至るとともに、貯槽7から循環ラインL7を介して電磁バルブV1及びV2にも流れ、そこからB原液導入ラインL2及びA原液導入ラインL3の下流側を消毒又は酸洗浄しつつ流れることとなる。
【0034】
ここで、電磁バルブV1、V2の弁体の劣化等により循環ラインL7を流れる消毒液や酸洗浄液がB原液導入ラインL2及びA原液導入ラインL3における当該電磁バルブV1、V2よりも上流側(逆止弁C1及びC2によるラインの遮断が良好に行われている場合は、当該逆止弁C1、C2と電磁バルブV1、V2の間のライン)に漏れる可能性、及び電磁バルブV3又はV4の弁体の劣化等により消毒液用タンクT3内の消毒液が酸洗浄液に混入(その逆に酸洗浄液用タンクT4内の酸洗浄液が消毒液に混入する場合もある)する可能性があるが、その漏れによる消毒液等のA原液及びB原液への混入や消毒液と酸洗浄液との混ざりは、電導度検出手段18〜21により検出される。勿論、電磁バルブV1〜V4に加え、逆止弁C1〜C4における弁体の劣化等による漏れが生じた場合であっても、電導度検出手段18〜21で検出できる。
【0035】
かかる電導度検出手段18〜21は、図2に示すように、副ラインとしてのB原液導入ラインL2、A原液導入ラインL3、消毒液導入ラインL4及び酸洗浄液導入ラインL5における電磁バルブV1〜V4よりも上流側(即ち、B原液用タンクT1、A原液用タンクT2、消毒液用タンクT3及び酸洗浄液用タンクT4と接続された側)に配設され、それらライン中の液体の電導度を検出し得るよう構成されたものである。
【0036】
例えば、これら電導度検出手段18〜21は、各ラインにおける電磁バルブV1〜V4よりも上流側にある液体の電導度を逐次検出し、検出された電導度が所定の範囲内にあるか否かを判断し得るよう構成されたものである。即ち、電磁バルブV1〜V4がその弁体の劣化等により漏れを生じた場合、閉じた状態であっても当該電磁バルブより下流側の液体が上流側に漏れて混入し、電導度検出手段18〜21で検出される電導度が変化して所定範囲を超えることとなるので、これを検出すれば、上記混入を認識することができるのである。
【0037】
より具体的には、消毒液導入ラインL4及び酸洗浄液導入ラインL5に接続された電導度検出手段20、21は、図4及び図5に示すように、消毒液導入ラインL4及び酸洗浄液導入ラインL5に接続されたポートP1〜P4と、これらポートのうちP1とP2及びP3とP4とをそれぞれ連通して消毒液導入ラインL4及び酸洗浄液導入ラインL5の一部を構成する連通孔22aが内部に形成された本体22と、該連通孔22aのそれぞれに臨ませた(即ち、消毒液導入ラインL4及び酸洗浄液導入ラインL5に臨ませた)電極D1〜D4(一方の電極D1と他方の電極D2を対、一方の電極D3と他方の電極D4とで対を成している)とから主に構成されている。
【0038】
一方の電極D1(D3)及び他方の電極D2(D4)には、それぞれ発振回路及び受信回路(いずれも不図示)が接続されており、発振回路から出力する電気信号(発振周波数及び発振波形を1〜10KHzのサイン波に設定するのが好ましい)が電流値として発せられる一方、受信回路には電圧値としての受信信号で伝達される。伝達された電圧値としての受信信号の大きさは、連通孔22a内に満たされた液体の電導度の大きさに従って増減するので、当該液体の電導度を検出することができる。
【0039】
即ち、各連通孔22a内に消毒液又は酸洗浄液のみが充填されている場合における他方の電極D2(D4)の電圧値としての受信信号を基準値とする一方、消毒又は酸洗浄時に逐次電圧値を検出することにより、電磁バルブV3又はV4から下流側の液体が漏れて消毒液又は酸洗浄液に混入すれば、検出値が基準値より上下にずれるのである。より好ましくは、基準値から上下に所定しきい値を設けて許容範囲とし、検出値が許容範囲を超えた場合に、消毒液又は酸洗浄液に下流側の液体が混入したことを認識するようにする。
【0040】
これにより、消毒中において電磁バルブV4が漏れて、消毒液が当該電磁バルブV4より上流側にある酸洗浄液に混入したことを正確に検出することができ、その場合、運転を即座に停止することができるので、これら消毒液と酸洗浄液とが混ざることによって生じる化学反応を抑制することができる。また、同様に、酸洗浄中において電磁バルブV3が漏れて、酸洗浄液が当該電磁バルブV3より上流側にある消毒液に混入したことも正確に検出することができるので、消毒液と酸洗浄液とが混ざることによって生じる化学反応を抑制することができる。
【0041】
一方、B原液導入ラインL2に接続された電導度検出手段18は、図6及び図7に示すように、B原液導入ラインL2に接続されたP5及びP6と、これらポートを連通してB原液導入ラインL2の一部を構成する収容空間23aが内部に形成された本体23と、該収容空間23aに臨ませた(即ち、B原液導入ラインL2に臨ませた)一対の電極D5及びD6とから主に構成されている。尚、同図中符号C2は、B原液導入ラインL2の上流側に接続された逆止弁を示している。
【0042】
一対の電極D5及びD6は、電導度検出手段20、21に配設された電極と同様、発振回路及び受信回路に接続されており、発振信号から出力する電気信号が電流値として発せられる一方、受信回路には電圧値としての受信信号で伝達されるよう構成されている。これにより、消毒又は酸洗浄において、電圧値としての受信信号の大きさを検出すれば、循環ラインL7を介して電磁バルブV1より下流側を流れる消毒液又は酸洗浄液が漏れて、収容空間23a内のB原液に混入したことが検出できる。
【0043】
また、収容空間23aは所定容量のチャンバを成しており、その下部からB原液用タンクT1のB原液が導かれ、上部から導出されるよう構成されている。即ち、収容空間23aに対し、ポートP5とP6とが上下にオフセットされており、ポートP5を介して収容空間23a下部に導入されたB原液は、ポートP6を介して当該収容空間23aの上部から導出されるのである。
【0044】
従って、B原液(重炭酸ナトリウム)から生じた炭酸ガス等を収容空間の上部に逃がすことができ、当該B原液の流通を良好とすることができる。また、一対の電極D5及びD6は、収容空間23aの高さ方向中央近傍に配設されているため、これら電極D5及びD6がB原液の流通経路に略沿って配設されることとなるので、より正確な電導度の検出を行うことができる。
【0045】
尚、A原液導入ラインL3に配設された電導度検出手段19も、上記電導度検出手段18と同様な構成とされて収容空間内の液体の電導度を検出し得るよう構成されているが、当該A原液は炭酸ガス等が生じないため、チャンバ効果は得られない。従って、消毒液導入ラインL4又は酸洗浄液導入ラインL5に配設されたものの如き収容空間を持たない(単に連通孔が形成されたもの)電導度検出手段としてもよい。
【0046】
上記透析液供給装置1によれば、各副ラインに接続された電磁バルブよりも上流側に、当該副ライン中の液体の電導度を検出する電導度検出手段を設けたので、かかる部位の液体を抜き取って試薬等により混入を検出するものに比べ、作業性を維持することができるとともに、当該電磁バルブより上流側の液体に下流側の液体が混入するのを素早く検出することができる。
【0047】
更に、各副ラインにおける下流側から上流側への液混入検出のみでなく、例えば、誤って消毒液タンクT3に酸洗浄液を入れた場合、消毒液と酸洗浄液との電導度の違いから、その誤りを検出することができるので、透析治療における安全性をより向上させることができる。
【0048】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば上記の如く中央の透析液供給装置で調製された透析液を各透析用監視装置に分配するセントラルシステムに代え、血液浄化器毎(即ち透析治療患者の各々)に透析液の調製及び供給を行い得る個人用の透析装置に適用することができる。
【0049】
また、本実施形態における消毒液導入ラインL4及び酸洗浄液導入ラインL5に配設された電導度検出手段20、21は、一体の本体22を具備しているが、これらを別々の本体として、各々に一対の電極を備えるようにしてもよく、反対に、B原液導入ラインL2及びA原液導入ラインL3に配設された電導度検出手段18、19を一体の本体に形成するようにしてもよい。
【0050】
更に、電導度検出手段は、上記したものに限定されず、他の電導度を検出し得る手段(電気信号の送受に限定されない)に代えてもよい。また更に、透析液供給装置における他の副ライン(Naを主ラインに供給するライン等)を配設した場合、かかるラインに弁手段を設け、その上流側に電導度検出手段を配設するようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、副ラインにおける弁手段よりも上流側に、当該副ライン中の液体の電導度を検出する電導度検出手段を設けたので、作業効率を維持しつつ主ラインに接続された副ラインにおける弁手段より上流側の液体に下流側の液体が混入するのを素早く検出することができる。
【0052】
請求項2の発明によれば、電導度検出手段が副ライン内に臨ませた複数の電極から成り、一方の電極から発振された電気信号を他方の電極で受信することにより、当該副ライン中の液体の電導度を検出するので、弁手段より上流側の液体に下流側の液体が混入するのを簡単な構成にて正確に検出することができる。
【0053】
請求項3の発明によれば、原液導入ラインに設けられた弁手段より上流側に電導度検出手段が設けられているので、作業効率を維持しつつ主ラインに接続された原液導入ラインにおける弁手段より上流側の原液に下流側の消毒液等が混入するのを正確に検出することができる。
【0054】
請求項4の発明によれば、B原液導入ラインの電導度検出手段が配設される箇所が所定容量の収容空間を有し、該収容空間の下部からB原液が導かれ、上部から導出されるので、B原液から生じた炭酸ガス等を収容空間の上部に逃がすことができるとともに、電導度検出手段が当該収容空間の高さ方向中央近傍に配設されているので、B原液の流通経路に略沿って当該電導度検出手段が配設されることとなり、収容空間内の液体の電導度をより正確に検出することができる。
【0055】
請求項5の発明によれば、消毒液導入ライン及び酸洗浄液導入ラインのそれぞれに前記弁手段及び電導度検出手段が配設され、消毒液及び酸洗浄液における互いの混入を検出することができるので、消毒液を構成する次亜塩素酸と酸洗浄液に含まれる酢酸とが混ざることにより化学反応が生じるのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る透析液供給装置が適用されるセントラルシステムの概要を示す模式図
【図2】本発明の実施形態に係る透析液供給装置の概要を示す模式図
【図3】本発明の実施形態に係る透析液供給装置で調整された透析液が送液されるべき透析用監視装置の概要を模式図
【図4】本発明の実施形態に係る透析液供給装置における消毒液導入ライン及び酸洗浄液導入ラインに配設された電導度検出手段を示す平面図
【図5】図4におけるV−V線断面図
【図6】本発明の実施形態に係る透析液供給装置におけるB原液導入ライン又はA原液導入ラインに配設された電導度検出手段を示す正面図及び右側面図
【図7】図6におけるVII−VII線断面図
【図8】従来の透析液供給装置の概要を示す模式図
【符号の説明】
1…透析液供給装置
2…給水源
3…加温器
4、5…ミキシングチャンバ
6…脱気ユニット
7…貯槽
8…B原液注入ポンプ
9…A原液注入ポンプ
10…送液ポンプ
11…透析用監視装置
12…加温器
13…脱気手段
14…複式ポンプ
15…除水ポンプ
16…ダイアライザ(血液浄化器)
17…血液回路
18〜21…電導度検出手段
22…本体
22a…連通孔
23…本体
23a…収容空間
T1…B原液用タンク
T2…A原液用タンク
T3…消毒液用タンク
T4…酸洗液用タンク
L1…主ライン
L2…B原液導入ライン(副ライン)
L3…A原液導入ライン(副ライン)
L4…消毒液導入ライン(副ライン)
L5…酸洗浄液導入ライン(副ライン)
L6…吐出ライン
L7…循環ライン
V1〜V4…電磁バルブ(弁手段)
P…薬注ポンプ

Claims (5)

  1. 給水源から延設され、該給水源から供給された水と透析液の原液を混合しつつ調製された透析液を血液浄化器側に供給する主ラインと、
    末端が前記主ラインに合流し、液体を前記主ラインに導入し得る副ラインと、
    該副ラインの途中に配設され、当該副ラインから主ラインへの液体の流動を許容又は遮断し得る弁手段と、
    を具備した透析液供給装置において、
    前記副ラインにおける弁手段よりも上流側に、当該副ライン中の液体の電導度を検出する電導度検出手段を設けたことを特徴とする透析液供給装置。
  2. 前記電導度検出手段は、前記副ライン内に臨ませた複数の電極から成り、一方の電極から発振された電気信号を他方の電極で受信することにより、当該副ライン中の液体の電導度を検出することを特徴とする請求項1記載の透析液供給装置。
  3. 前記副ラインは、
    原液注入ポンプが配設され、透析液の原液を前記主ラインに導入する原液導入ラインと、
    該原液導入ライン及び主ラインを消毒又は酸洗浄すべく消毒液又は酸洗浄液を流通させる消毒液導入ライン又は酸洗浄液導入ラインと、
    から成るとともに、
    前記原液導入ラインに設けられた弁手段は、消毒又は酸洗浄時に、前記消毒液又は酸洗浄液が当該原液導入ラインの上流側に流れるのを遮断し得るものとされ、該弁手段より上流側に前記電導度検出手段が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の透析液供給装置。
  4. 前記原液導入ラインは、
    重炭酸ナトリウムを含まないA原液を前記主ラインに導入するA原液導入ラインと、
    重炭酸ナトリウムから成るB原液を前記主ラインに導入するB原液導入ラインと、
    から成り、前記B原液導入ラインの前記電導度検出手段が配設される箇所は、所定容量の収容空間を有し、該収容空間の下部からB原液が導かれ、上部から導出されるとともに、前記電導度検出手段が当該収容空間の高さ方向中央近傍に配設されたことを特徴とする請求項3記載の透析液供給装置。
  5. 前記副ラインは、
    前記主ラインを消毒すべく次亜塩素酸系の消毒液を流通させる消毒液導入ラインと、
    前記主ラインを酸洗浄すべく酢酸を含む酸洗浄液を流通させる酸洗浄液導入ラインと、
    から成り、これら消毒液導入ライン及び酸洗浄液導入ラインのそれぞれに前記弁手段及び電導度検出手段が配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の透析液供給装置。
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