JP2004015076A - 放送受信装置 - Google Patents

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中村 英治
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Abstract

【目的】地上波ディジタル放送の導入に伴い地上波アナログ放送のチャンネルに変更が生じた場合でも、変更先のチャンネルをポジション番号に容易に設定することができる放送受信装置を提供する。
【構成】チャンネルサーチにより取得した有局チャンネル情報と、有局チャンネル及びポジション番号からなる対応表を第2メモリ22に保存する。サブCPU21は、前回(アナ−アナ変換前)及び今回(アナ−アナ変換後)の有局チャンネル情報の対比情報と前記対応表とに基づき、消失したチャンネル及び新たな有局チャンネルを判定して対応情報を更新記憶する。
【選択図】       図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、地上波ディジタル放送及び地上波アナログ放送の両方を受信できる放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上波を用いたディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置は、地上波用アンテナを通して受け取った複数の放送波のなかから任意の放送波をディジタルチューナによって選択し、この選択した放送波に含まれる複数のチャンネルのなかから任意のチャンネルをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出し、これをデコードすることによって映像・音声信号を出力する。
【0003】
そして、このようなディジタル放送を受信するディジタルチューナと共に、従来からの地上波アナログ放送を受信するアナログチューナも備えたディジタル・アナログ放送受信装置を構成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、地上波ディジタル放送は、日本においては2003年から放送を開始する予定となっている。地上波ディジタル放送に用いられるチャンネルはUHF(Ultra High Frequency)帯であり、このUHF帯には従来の地上波アナログ放送と地上波ディジタル放送のチャンネルが混在することとなるが、地上波ディジタル放送に割り当てられるチャンネルは、地上波アナログ放送で使用されることが少ない13〜32chが中心となる予定である。
【0005】
しかしながら、ある地域において地上波ディジタル放送用にチャンネルが配分できない場合には、地上波アナログ放送のチャンネルが変更される(この変更を以下アナ−アナ変換と称する)。例えば、地上波ディジタル放送が20chを使用することになった場合、以前から20chを使用していたA放送局の地上波アナログ放送は、例えば50chに移動することになる。また、受信装置のポジション8に20chが設定されている場合、同じポジションにおいて引き続きA放送局の番組を視聴するには、ポジション8に50chを設定し直す必要がある。この設定を例えば業者(販売業者等)が各家庭を訪問して行うには、多大な費用や時間を費やすこととなる。もちろん、ユーザが自ら取り扱い説明書を参照して設定作業を行うこともできるが、設定作業は複雑であるため、作業不備による2次不良のおそれも予測される。
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、地上波ディジタル放送の導入に伴い地上波アナログ放送のチャンネルに変更が生じた場合でも、変更先のチャンネルをポジション番号に容易に設定することができる放送受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の放送受信装置は、上記の課題を解決するために、チャンネルサーチを実行して有局チャンネル情報を記憶する手段と、チャンネルとポジション番号との対応情報を記憶する手段と、前回及び今回の有局チャンネル情報の対比情報と前記対応情報とに基づき消失したチャンネル及び新たな有局チャンネルを判定する手段と、前記判定結果に基づいて又はユーザ指示により対応情報を更新記憶する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
上記の構成であれば、地上波ディジタル放送の導入に伴ってアナ−アナ変換が行われた場合でも、前回及び今回の有局チャンネル情報の対比情報とポジションの対応情報とに基づき消失したチャンネル及び新たな有局チャンネルを判定するので、ポジション番号に変更先のチャンネルを設定することが可能となる。
【0009】
新たな有局チャンネルを複数検出した場合、ユーザの指示に基づき、前記複数の有局チャンネルをそれぞれ入れ替えて前記対応情報を更新記憶するように構成してもよい。例えば、複数の有局チャンネルについてアナ−アナ変換が行われたことにより受信装置が新たな有局チャンネルを複数検出した場合に、所望のチャンネルとは別のチャンネルがポジション番号に設定されてしまったとしても、ユーザはポジション番号に設定された有局チャンネルの放送内容を確認して受信装置にチャンネル入替えを指示するだけよい。
【0010】
また、新たに検出された複数の有局チャンネルの一覧を生成して画面に表示し、表示画面上での操作に基づいて選択された有局チャンネルを選局して受信映像を画面に表示し、前記一覧のなかから決定された有局チャンネルを消失したチャンネルに代えて前記対応情報を更新記憶するように構成してもよい。これによれば、複数のチャンネルについてアナーアナ変換が行われ、受信装置が新たな有局チャンネルを複数検出した場合でも、新たな有局チャンネルの一覧が表示されると共にそのなかで選択された有局チャンネルについての受信映像が画面表示されることになるので、ユーザは、一覧上の有局チャンネルについて放送内容を確認して所定の有局チャンネルを選択することができる。
【0011】
また、この発明の放送受信装置は、チャンネルサーチを実行して有局チャンネル情報を記憶する手段と、チャンネルとポジション番号との対応情報を記憶する手段と、チャンネルサーチ結果と前記対応情報とに基づきポジション番号に対応付けられていない有局チャンネルを判定する手段と、前記ポジション番号に対応付けられていない有局チャンネルの一覧を生成して画面に表示する手段と、表示画面上での操作に基づいて選択された有局チャンネルを選局して受信映像を画面に表示する手段と、ユーザ指示により前記対応情報を更新記憶する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
上記の構成であれば、例えば受信装置の購入後チャンネルサーチを一度も行わない状態で、アナ−アナ変換が実施されてしまった場合でも、その後のチャンネルサーチによってポジション番号に対応付けられていない有局チャンネルが判定されて一覧で画面に表示される。これにより、元々いずれのポジション番号にも設定していなかった有局チャンネル及び新たに発生した有局チャンネルの双方が一覧表示されることになり、これら一覧のチャンネルにおいて各チャンネルの受信放送内容を確認してユーザの判断で新たに発生した有局チャンネルを選択してポジションに設定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図7に基づいて説明するが、ここでは地上波ディジタル放送及び地上波アナログ放送を受信するディジタル・アナログ放送受信装置を用いることとする。
【0014】
図1は地上波ディジタル放送と地上波アナログ放送を受信するこの実施形態の放送受信装置30を示したブロック図であり、図2はアナ−アナ変換で一つの有局チャンネルが変更になった場合を想定した処理を示したフローチャートであり、図3は二つの有局チャンネルが変更になった場合を想定した処理を示したフローチャートであり、図4は有局チャンネル情報及び対応表の説明図であり、図5は事前にチャンネルサーチを行っていない場合の処理を示したフローチャートであり、図6は有局チャンネル情報及び対応表の説明図であり、図7はチャンネル選択画面を示した説明図である。
【0015】
図1において、地上波アンテナ1は地上放送波を受信し、受信信号を地上波ディジタルチューナ2および地上波アナログチューナ4に与える。各チューナは、選局処理回路やミキサ(混合器)などを備えて成る。ミキサは希望チャンネルの信号と局部発振信号とを混合して中間周波数信号を生成する。局部発振信号を生成する回路は例えば印加電圧によって容量が変化する可変容量ダイオード等を備えて成り、ミキサから一定の中間周波数の信号が出力されるように、希望チャンネルの信号に対応させて可変した局部発振信号を生成する。選局処理回路は、各チャンネルに対応した印加電圧(同調電圧)のデータを第1メモリ13や第2メモリ22から受け取り、図示しないD/A変換器によって上記データをアナログ信号化(電圧化)して可変容量ダイオードに与える。
【0016】
地上波ディジタルチューナ2は、上述した選局処理により、映像・音声データを含む高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出すことになる。また、地上波ディジタルチューナ2は、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路、復調回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
【0017】
デマルチプレクサ(DEMUX)6は、地上波ディジタルチューナ2から受け取ったトランスポート・ストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)のビデオストリーム、オーディオストリーム、およびPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)に分離復号する。デマルチプレクサ6は、ビデオストリームとオーディオストリームをAVデコーダ7に供給し、PSI/SIに含まれるサービス情報をメインCPU18に供給する。なお、前述のごとく、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、このなかから任意のチャンネルを選択するための処理は、前記PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。
【0018】
AVデコーダ7は、ビデオストリームに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオストリームに対してデコードを行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行う。オーディオデコーダは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。デコードにより生成された映像データは映像処理回路8に出力され、音声データは音声処理回路9に出力される。
【0019】
映像処理回路8はAVデコーダ7から映像データを受け取り、D/A変換を行って映像信号を生成する。音声処理回路9はAVデコーダ7から出力された音声データを受け取り、D/A変換を行ってアナログ音声信号を生成する。
【0020】
映像音声処理部5は、地上波アナログチューナ4から供給された受信信号を復調して映像信号及び音声信号を生成する。
【0021】
OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路15は、メインCPU18から出力指示された文字情報に基づくビットマップデータに基づく映像信号を加算器16又は加算器17に出力する。加算器16及び加算器17は前記ビットマップデータを受信映像信号に組み込み、この映像信号をドライブ回路10に供給する。OSD回路15により、メニュー画面や各種設定画面などの表示が行えることになる。
【0022】
受像管11はドライブ回路10から供給された映像信号(R,G,B信号及び垂直・水平同期信号)により映像表示を行う。また、スピーカ12は音声信号を入力して音声出力を行う。
【0023】
メインCPU18は、地上波ディジタルチューナ2に対する選局や有局チャンネルサーチ等の制御、第1メモリ(EEPROM等)13への有局チャンネル情報の書込/読出の制御、デマルチプレクサ6に対する制御、AVデコーダ7に対する制御、OSD回路15に対する制御、サブCPU21に対する指令などを行うようになっている。
【0024】
リモコン送信機19は、当該放送受信装置30に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機19に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン受光器20は、前記信号光を受光し、これを電気信号に変換してサブCPU21に与える。
【0025】
サブCPU21は、上記リモコン送信機19によるリモートコントロール信号や図示しない操作部のキー操作による信号を入力してメインCPU18に通知する処理等を行う他、地上波アナログ放送の有局チャンネルサーチ処理をも行うようになっている。このチャンネルサーチは、例えば、地上波アナログチューナ4の選局処理回路に対して徐々に同調電圧を上げていくようにデータを与え、検波後の映像信号に水平同期信号が一定値以上含まれるかどうか等によって有局を判定し、有局と判定したときには、チャンネル番号に対応させて前記データを第2メモリ(EEPROM等)22に格納する。
【0026】
ユーザは、受信装置に対して通常は地域番号に基づき、あるいは個別設定操作によりチャンネル設定を行う。サブCPU21は、チャンネル設定に基づき、チャンネルとポジション番号との対応表を生成して第2メモリ22に記憶する。また、ユーザは、地上波アナログ放送のアナ−アナ変換が行われる以前に、例えばメニュー画面からチャンネルサーチの実行を指示することとする。これにより、サブCPU21は地上波アナログ放送のチャンネルサーチを実行し、有局チャンネル情報を生成して第2メモリ22に記憶する。
【0027】
現在、ユーザにより設定されたチャンネルは、図4(a)に示す対応表Aのとおりであるとする。ポジション1、ポジション3、ポジション8には、それぞれ40ch、13ch、20chが対応付けられている。また、チャンネルサーチにより得られた有局チャンネル情報は、同図に示す有局チャンネル情報Aのとおりであるとする。これにより、地上波アナログ放送は、13ch、15ch、20ch、40chで放送されていることがわかる。
【0028】
図2は、一つの地上波アナログ放送のチャンネルがアナ−アナ変換された場合を想定した処理を示したフローチャートである。現在、図4(a)に示す有局チャンネル情報A及び対応表Aが第2メモリ22に記憶されているとする。地上波ディジタル放送の導入により、地上波アナログ放送の20chが50chへアナ−アナ変換された場合、ユーザはリモコン送信機19のポジション8を押下しても所望の番組を表示させることができない(ステップS1)。そこで、ユーザはリモコン送信機19のキー(図示せず)を操作して、例えばメニュー画面を呼び出し、「地上波ディジタル放送導入に伴うチャンネル設定」の項目を選択する(ステップS2)。サブCPU21は当該指令を受信し、UHF帯の13chから62chまでのチャンネルについて地上波アナログ放送のチャンネルサーチを実行する(ステップS3)。この場合、13ch、15ch、40ch、50chが有局判定され、図4(b)に示す有局チャンネル情報Bが生成される(ステップS4)。そしてサブCPU21は、有局チャンネル情報A及び有局チャンネル情報Bのチャンネル対比を行い、有局チャンネル情報Bには存在しなくなった20chをアナ−アナ変換により消失したチャンネルであると判定し、また有局チャンネル情報Bにだけ存在する50chを新たに発生した有局チャンネルであると判定する(ステップS5)。また対応表Aにおいて、消失した20chが設定されていたポジション8を検出し(ステップS6)、ポジション8に50chを対応させるように対応表Aを図4(b)の対応表Bのごとく更新する(ステップS7)。なお、リモコン送信機19のポジション8を押下した時において行われた処理であることが装置側で認識できるから、ステップS6を省いた処理とすることも可能である。
【0029】
上記の処理により、ポジション8には50chが対応付けられるので、ユーザはリモコン送信機19のポジション8を押下すれば、アナ−アナ変換実施前と同じ放送を視聴することができるようになる。
【0030】
図3は、2つの地上波アナログ放送のチャンネルがアナ−アナ変換された場合の処理を示したフローチャートである。現在、図4(a)に示す有局チャンネル情報A及び対応表Aが第2メモリ22に記憶されているとする。地上波ディジタル放送の導入により、地上波アナログ放送の13chが60chへ、20chが50chへと2つのチャンネルがアナ−アナ変換されたとする。この場合、ユーザはリモコン送信機19のポジション3を押下しても所望の番組を表示させることができない(ステップS11)。そこで、ユーザはメニュー画面に設けられた「地上波ディジタル放送導入に伴うチャンネル設定」の項目を選択する(ステップS12)。サブCPU21は当該指令を受信し、UHF帯の13chから62chまでのチャンネルについて地上波アナログ放送のチャンネルサーチを実行する(ステップS13)。サブCPU21は15ch、40ch、50ch、60chを有局判定し、図4(c)に示す有局チャンネル情報Cを生成する(ステップS14)。そしてサブCPU21は、有局チャンネル情報A及び有局チャンネル情報Cのチャンネル対比を行い、有局チャンネル情報Bにおいて存在しなくなった13ch及び20chをアナ−アナ変換により消失したチャンネルであると判定し、また有局チャンネル情報Bにだけ存在する50ch及び60chを新たに発生した有局チャンネルであると判定する(ステップS15)。そして、対応表Aを参照して消失した13ch及び20chが設定されていたポジション3、ポジション8を検出し(ステップS16)、例えばポジション3に新たに発生した一方の50chを対応させるように対応表Aを同図(c)に示す対応表C1のごとく更新する(ステップS17)。
【0031】
更に、ユーザはリモコン送信機19のポジション8を押下し(ステップS18)、メニュー画面に設けられた「地上波ディジタル放送導入に伴うチャンネル設定」の項目を選択する(ステップS19)。サブCPU21は当該指令を受信し、ポジション8にもう一つの60chを対応させるように対応表C1を同図(c)に示す対応表C2のごとく更新する(ステップS20)。
【0032】
そして、サブCPU21は、例えばメインCPU18に「放送内容確認 OK/NG」といったメッセージの表示を指示する。メインCPU18は、メッセージを生成してOSD回路15によりメッセージ画面を表示させる。ユーザは、ポジション3及びポジション8の放送内容を確認し、それぞれのポジション番号において設定されたチャンネルが望みのチャンネルでない場合には、リモコン送信機19の左右キーを用いて「NG」を選択する(ステップS21)。サブCPU21は当該指令を受信し、ポジション3に60chを、ポジション8には50chを、それぞれ入替えて設定するように対応表C2を対応表C3のごとく更新する(ステップS22)。
【0033】
上述の例では、2つのチャンネルが変更された場合の処理を説明したが、それ以上のチャンネルに変更が生じた場合においても、同様に確認メッセージを表示してユーザに選択を促し、設定対象となる有局チャンネルを順次入替えて設定することができる。また、上記の説明においては、ユーザからの「地上波ディジタル放送導入に伴うチャンネル設定」指令を受けると、ポジション番号に任意の有局チャンネルを自動的に設定する構成としたが、新たに有局判定されたチャンネルの一覧を生成して画面に表示し、この一覧のなかで選択されたチャンネルの放送受信映像を表示するようにし、ユーザによる決定操作によって対応表を更新するようにしてもよい。
【0034】
図5は、チャンネルサーチを一度も行っていない状態で、アナ−アナ変換が実施された場合の処理を示したフローチャートである。現在、図6(a)に示す対応表Dが第2メモリ22に記憶されているが、チャンネルサーチに基づく有局チャンネル情報は存在しない。例えば、アナ−アナ変換により、ポジション8に対応付けられた20chが50chで放送されることになった場合、ユーザはリモコン送信機19のポジション8を押下しても所望の番組を表示させることができない(ステップS31)。ユーザは、メニュー画面に設けられた「地上波ディジタル放送導入に伴うチャンネル設定」の項目を選択する(ステップS32)。サブCPU21はUHF帯の13chから62chまでのチャンネルについて地上波アナログ放送のチャンネルサーチを実行し(ステップS33)、例えば13ch、15ch、40ch、50chを有局判定する。サブCPU21は、このチャンネルサーチ結果及び対応表Dとの対比により、チャンネルサーチ結果にだけ存在する15ch及び50chをアナ−アナ変換候補チャンネルとして検出する(ステップS34)。アナ−アナ変換候補チャンネルには、元々いずれのポジション番号にも設定していなかった有局チャンネル及び新たに発生した有局チャンネルの双方が含まれる。また、サブCPU21は、対応表Dを参照して消失した20chが設定されていたポジション8を検出する(ステップS35)。そして、アナ−アナ変換候補チャンネルである15ch及び50chの情報をメインCPU18に送信する。メインCPU18は、受け取った情報をもとにアナ−アナ変換候補一覧を生成して画面表示する(ステップS36)。なお、リモコン送信機19のポジション8を押下した時において行われた処理であることが装置側で認識できるから、ステップS35を省いた処理とすることも可能である。
【0035】
図7は、チャンネル選択画面を例示した説明図である。ここで、ユーザはリモコン送信機19の上下キー(図示せず)を操作して、例えば画面上の「15ch」にカーソルを乗せ選択する。サブCPU21は当該指令を受信し、地上波アナログチューナ4へ15chの選局を指示して、画面に放送を表示する(ステップS37)。例えば図7のごとく表示された15chの放送内容を確認したユーザは、所望の番組ではないので(ステップS38でNO)、下キーを押下して、「50ch」にカーソルを乗せて選択する(ステップS37)。画面に表示された放送内容を確認したユーザは、表示された番組が所望の番組であるので、リモコン送信機19の決定キーを押下する(ステップS38でYES)。サブCPU21は当該指令を受信し、ポジション8に50chを対応させるように対応表Dを同図(b)に示す対応表Eのとおりに更新する(ステップS39)。そして、サブCPU21は、同図(b)の有局チャンネル情報Eに示すとおり、チャンネルサーチの結果を有局チャンネル情報として記憶する(ステップS40)。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、地上波ディジタル放送の導入に伴い地上波アナログ放送のチャンネルに変更が生じた場合でも、変更先のチャンネルをポジション番号に容易に設定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のディジタル・アナログ放送受信装置を示したブロック図である。
【図2】事前にチャンネルサーチを行っており、アナ−アナ変換において一つの有局チャンネルが変更になった場合の処理を示したフローチャートである。
【図3】事前にチャンネルサーチを行っており、アナ−アナ変換において二つの有局チャンネルが変更になった場合の処理を示したフローチャートである。
【図4】有局チャンネル情報及び対応表の説明図である。
【図5】チャンネルサーチを事前に行っていない場合の処理を示したフローチャートである。
【図6】有局チャンネル情報及び対応表の説明図である。
【図7】チャンネル選択画面を示した説明図である。
【符号の説明】
1  アンテナ
2  地上波ディジタルチューナ
4  地上波アナログチューナ
5  アナログ映像音声処理部
6  デマルチプレクサ(DEMUX)
7  AVデコーダ
15 OSD回路
16 加算器
17 加算器
18 メインCPU
21 サブCPU
22 第2メモリ

Claims (4)

  1. チャンネルサーチを実行して有局チャンネル情報を記憶する手段と、チャンネルとポジション番号との対応情報を記憶する手段と、前回及び今回の有局チャンネル情報の対比情報と前記対応情報とに基づき消失したチャンネル及び新たな有局チャンネルを判定する手段と、前記判定結果に基づいて又はユーザ指示により対応情報を更新記憶する手段と、を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 請求項1に記載の放送受信装置において、新たな有局チャンネルを複数検出した場合、ユーザの指示に基づき、前記複数の有局チャンネルをそれぞれ入れ替えて前記対応情報を更新記憶するように構成したことを特徴とする放送受信装置。
  3. 請求項2に記載の放送受信装置において、新たに検出された複数の有局チャンネルの一覧を生成して画面に表示し、表示画面上での操作に基づいて選択された有局チャンネルを選局して受信映像を画面に表示し、前記一覧のなかから決定された有局チャンネルを消失したチャンネルに代えて前記対応情報を更新記憶するように構成したことを特徴とする放送受信装置。
  4. チャンネルサーチを実行して有局チャンネル情報を記憶する手段と、チャンネルとポジション番号との対応情報を記憶する手段と、チャンネルサーチ結果と前記対応情報とに基づきポジション番号に対応付けられていない有局チャンネルを判定する手段と、前記ポジション番号に対応付けられていない有局チャンネルの一覧を生成して画面に表示する手段と、表示画面上での操作に基づいて選択された有局チャンネルを選局して受信映像を画面に表示する手段と、ユーザ指示により前記対応情報を更新記憶する手段と、を備えたことを特徴とする放送受信装置。
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