JP2004014247A - 集電構造、電極構造、及び、それらの製造方法 - Google Patents

集電構造、電極構造、及び、それらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】集電材界面の点欠陥を増大させて電子の流路を増大すること。
すること。
【解決手段】表面に凹部を有する集電材3と、導電助剤23を有する集電層21とを備え、集電材3の凹部の空間に導電助剤23を充填して、集電材面に集電層21を形成した、集電構造2、及び、電極構造1。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電池やキャパシタなどの電子部品の集電構造、電極構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、非水系電解質の二次電池は、化学電池であり、充放電などに際して集電材から印加される電流が正電極層の正極材に伝わり、正電極層の正極材が反応してイオンが放出され、負電極層に吸着される。逆に、放電時には、負電極層に吸着したイオンが放出されて正電極層に戻る。この反応時間が充放電速度を律速すると一般に考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
<イ>本発明は、有効面積を広げることにより、集電材界面の点欠陥を増大させて電子の流路を増大することにある。
<ロ>また、本発明は、集電材の表面積を増大し、導電助剤の付着面積を増大することにある。
<ハ>また、本発明は、導電助剤の集電材への付着強度を高めることにある。
【0004】
【問題を解決するための手段】
本発明者は、充放電速度の主要な律速要因は、イオンの充放電より、電極構造の導電性にあると考え、そのために、集電材の表面に導電助剤をなるべく近接させ、集電材表面の不働態皮膜に点欠陥を生じさせることにより、電子の流路を増大させることができた。
【0005】
本発明は、表面に凹部を有する集電材と、導電助剤を有する集電層とを備え、集電材の凹部の空間に導電助剤を充填して、集電材面に集電層を形成したことを特徴とする、集電構造にある。
本発明は、また、前記電極構造において、集電層は、アンカー物質を有し、アンカー物質は、集電層を集電材面に固着することを特徴とする、集電構造にある。
本発明は、また、前記集電構造において、アンカー物質を有するアンカー層を備え、アンカー物質を集電層に食い込ませるように集電層の上面にアンカー層を形成したことを特徴とする、集電構造にある。
本発明は、また、表面に凹部を有する集電材と、導電助剤を有する集電層と、電極活物質と導電助剤を有する電極層とを備え、集電材の凹部に導電助剤を充填して、集電材面に集電層と電極層を形成したことを特徴とする、電極構造にある。
本発明は、また、前記電極構造において、アンカー物質を有するアンカー層を備え、アンカー物質を集電層に食い込ませるように集電層の上面にアンカー層を形成したことを特徴とする、電極構造にある。
本発明は、また、表面に凹部を有する集電材と、集電材の凹部に導電助剤を充填してなる集電層と、正電極活物質を有する電極層を集電層の面上に形成してなる正電極構造と、集電材の凹部に導電助剤を充填して負電極層を集電材の面上に形成してなる負電極構造とを備え、正電極構造と負電極構造との間に電解物質を配置してなることを特徴とする、二次電池。
本発明は、また、表面に凹部を有する集電材と、集電材の凹部に導電助剤を充填してなる集電層と、電極活物質を有する電極層を集電層の面上に形成してなる一対の電極構造とを備え、一対の電極構造の間に電解物質を有することを特徴とする、キャパシタ(コンデンサ)。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0007】
<イ>電池やキャパシタの電極
電池やキャパシタ(電気二重層キャパシタ、電気二重層コンデンサ)の電極は、イオンとの間で電気の受け渡しができるもの、又はイオンを引きつけることができるものである。そのため、電極は、例えば図1のように、集電材3の面上にイオンの受け渡しができる電極層11を形成した電極構造1とする。電極構造1は、図1(A)のように集電材3の面上に電極層11を形成したもの、図1(B)のように集電材3の面上に集電層21を形成し、その上に電極層11を形成したもの、又は、図1(C)のように集電材3の面上に集電層21を形成し、その上にアンカー層22を形成し、更に、アンカー層22の上に電極層11を形成したものがある。なお、面上とは、その面に直接接していても、又は、面との間に他の層を介して配置しても良い。
【0008】
電池の正電極構造12の電極層は、LiCoOなどの電極活物質が使用され、負電極構造13の場合、グラファイトやハードカーボンなどの電極活物質が使用される。また、キャパシタの正電極構造の電極層と負電極構造の電極層は、リチウムなどのイオンを多量に付着できる高表面積の電極活物質が使用される。
【0009】
電池又はキャパシタは、例えば、図2のように、正電極構造12と負電極構造13をセパレータ42を介在して対向して配置し、その間に電解液などの電解物質41を配置することにより構成される。
【0010】
<ロ>集電材
集電材3は、導電性が極めて高い材料が使用される。正電極の集電材として、例えばアルミ箔が使用され、負電極の集電材として、例えば銅箔や金属(Li電池の場合、Li金属)が使用される。一対の電極構造の少なくとも一方の集電材の表面に凹部を形成する。これにより、集電材と接する層、例えば集電層21や電極層11との界面面積を増大し、接触抵抗を低減することができる。また、凹部により集電材と接する層との密着性、付着性を高め、集電材と接する集電層21また電極層11を強固に固着することができる。集電材の凹部は、表面粗さの基準による中心線平均粗さRa−0.1μm〜2μm程度とする。
【0011】
アルミ箔は、電極を製造する段階では、表面に酸化皮膜31が自然に形成され、酸化皮膜の厚さは0.01μm程度と考えられている。電池やキャパシタとして組み立てられ、電解液を注入し電流が流れると、その表面に不働態皮膜が生成される。不働態皮膜は、電解液による集電材の腐食を防止することができ、及び、集電材の耐食性の向上を得ることができる。不働態皮膜は、絶縁性を有しているので、電極の電流を制限することになるが、不働態皮膜に炭素粒子を接することにより、炭素粒子が接している付近の不働態皮膜に点欠陥が生じ、導電性が高まると考えられる。そこで、集電材3の凹部による界面面積の増大と、導電助剤が凹部より小さく、凹部内に入ることにより、凹部の界面付近に導電助剤23が多数、接触することにより、集電材3の界面全体の抵抗を低減することができる。
【0012】
集電材3は、片面上に電極層11を形成しても、又は両面上に電極層11を形成しても良い。片面にするか両面にするかは、電池やキャパシタの電気機器において電極構造体1をどのように使用するかによって決まるものである。
【0013】
<ハ>集電構造
集電構造2は、集電材3の凹部に導電助剤23を有する集電層21が形成されたもので、集電材3の界面の電気抵抗を減らすものである。集電構造2は、電池やキャパシタの電極構造1に使用できる。
【0014】
集電構造2は、集電層21を集電材3の界面により強固に固着させるためにアンカー物質25を使用すると良い。その場合、集電材3にアンカー物質25を強い押圧力で押し、導電助剤23を集電材3の表面付近に強固に固着する。その際、バインダの接着力を利用して、アンカー物質25を集電材3に固着する。導電助剤23は、集電材3の表面により接近し、集電材3の界面における電気抵抗が大幅に低減する。
【0015】
図1(C)のように、集電構造2を集電層21とアンカー層22の多層にしてもよい。集電材3に近い集電層21として、導電助剤23とバインダからなる層を薄く固着する。例えば数ミクロン程度の厚さとする。次に、集電層21の上にアンカー物質25と導電助剤23とバインダとからなるアンカー層22を固着する。アンカー物質25は、押圧により集電層21に食い込ませる。このように、集電層21の上にアンカー層22を固着することにより、より導電助剤23を集電材3に高密度に接近して固着することができる。なお、集電材3の表面が凹部を有しないで平面であっても、アンカー層22により集電層21を集電材3に固着することができる。
【0016】
<ニ>アンカー物質
アンカー物質25は、集電材3の表面に集電層21をバインダの接着力と協働して強固に固着するものである。アンカー物質25は、表面に導電助剤23が付着しやすいものがよい。そのためには、アンカー物質25は、例えば表面に凹凸があり、導電助剤23より大きいものが好ましい。アンカー物質25は、導電物質や電極活物質24が好ましい。導電物質は、アンカーの機能と共に、導電性を高めることができる。また、電極活物質24は、アンカーの機能と共に、イオンの交換ができる電極層11の役割もすることができる。アンカー物質25は、アンカー機能を生ずればよく、好ましくは、粒径が0.5μm〜30μmの単粒又はぶどうの房ような房状結合粒を使用できる。
【0017】
<ホ>電極活物質
電極活物質24は、イオンを授受するものであり、例えば、リチウム電池の場合、正極活物質としては、LiCoO、LiNiO、LiMnなどリチウム活物質がある。負極活物質としては、カーボン系材料などがある。電極活物質の粒径、1〜30μmとする。
【0018】
キャパシタの電極活物質としては、高表面積材料が使用できる。特に炭素材料を水蒸気賦活処理法、溶融KOH賦活処理法などにより賦活化した活性炭素が好適である。活性炭素としては、例えば、やしがら系活性炭、フェノール系活性炭、石油コークス系活性炭、ポリアセンなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることが出きる。中でも、大きな静電容量を実現する上でフェノール系活性炭、石油コークス系活性炭、ポリアセンが好ましい。
【0019】
<ヘ>導電助剤
導電助剤23は、導電性が高く、電極構造1の導電率を高めるものである。導電助剤23は、集電層21で使用される場合、アンカー物質25の径より小さく、アンカー物質25の周囲に付着し易いものがよい。導電助剤23がアルミニウムの不働態皮膜に接する場合、導電助剤23は、炭素物質が好ましく、炭素物質が不働態皮膜に付着している個所で不働態皮膜の伝導率が高まると考えられる。導電助剤23は、例えばカーボンブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、カーボンウイスカー、天然黒鉛、人造黒鉛、VGCFやカーボンナノチューブなどの炭素繊維などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。中でも、カーボンブラックの一種であるケッチェンブラック、アセチレンブラックが好ましい。
【0020】
<ト>バインダ
バインダは、集電材3の面上に集電層21、アンカー層22、電極層11などを付着するものである。例えば、PVDFなどが使用される。
【0021】
<チ>電解物質
電解物質41は、電解液状、ゲル状、又は固体状で、イオンが正電極構造12と負電極構造13との間を移動できるものであり、例えば、ジブチルエーテル、1,2−ジメトキシエタンなどが挙げられる。
【0022】
<リ>セパレータ
セパレータ42は、正負電極構造間の電子的接触を防止しイオンの通過をさせるものであり、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの多孔質材料が使用できる。
【0023】
以下、電極構造の製造方法を説明する。
【0024】
<イ>凹部を有する集電材の製造
集電材に凹部を形成する1つの方法として、液体ホーニング処理がある。この方法は、研磨材、水などの液体、酸化防止剤などを混ぜた混合物を圧縮空気によりノズルから集電材の箔表面に均等に吹き付ける。処理後、直ぐに洗浄し、温風を吹き付けて洗浄液を乾燥させる。これによる表面粗さは、中心線平均粗さとして、Ra−0.1μm〜2μm程度である。
【0025】
<ロ>電極構造の製造
図1(A)の電極構造1の製造は、先ず、電極活物質14(例:LiCoO平均粒径3〜5μ)と導電助剤22とバインダ(例:PVDF)との混合物に溶剤(例:NMP)を添加して液状化、即ちペースト状にして電極層用混合物を製造する。この電極層用混合物を集電材3の面に塗布するために、例えば図3に示すように、巻出部51から集電材3を巻き出し、塗布装置6や乾燥装置7を通し、巻取部52で巻き取る。塗布装置6では、電極層用混合物を入れてあり、巻取部52で集電材3を巻き取ることにより、ドクターブレードコーターヘッド62で混合物61を集電材3に塗布する。混合物61が塗布された集電体3は、乾燥装置7に入り、塗布された混合物61は温風ノズル71にあたり、溶剤が蒸発し、乾燥する。塗布層を徐々に温め、溶剤を徐々に蒸発させると良い。なお、乾燥装置7は、詳しくは、本出願人が既に特許出願している明細書に記載されている(WO 01/22506 A1参照)。
【0026】
乾燥した塗布層を有する電極構造1は、例えば図4に示すように、押圧装置8で押圧される。この押圧の際、常温で押圧する場合(常温プレス)と、加熱して押圧する場合(ホットプレス)がある。加熱して押圧する場合、加熱部81で例えば80℃〜130℃程度で加熱する。押圧部83は、当社のスーパープレス(小径ロール:直径15cmと、大径ロール:直径25cmの対のワークロール84)を有し、300kg/cm〜1000kg/cmが望ましい。なお、小径のワークロール84と大径のワークロール84の代わりに、小径ロールと小径ロールとの対を利用しても良い。なお、押圧装置7のスーパープレスは、ワークロール84の径を小さくし、電極構造などの被押圧材との接触面積を小さくし、大きな押圧力(回転による圧力であるので転圧力)を付与できるように構成してある。その代わり、太いバックアップロール85でワークロール84の撓みを防止している。詳しくは、本出願人が既に特許出願している明細書に記載されている(特願2001−222992号公報、特願2001−345095号公報参照)。
【0027】
<ハ>集電構造の製造
図1(B)の集電層21の製造は、導電助剤23(例:ケッチンブラック約10重量%)とバインダ(例:PVDF10重量%)との混合物に溶剤(例:NMP80重量%)を添加して液状化、即ちペースト状にし、集電構造用混合物を製造する。この集電層用混合物を、図1(A)の電極層の形成と同様に、凹部が形成された集電材3に塗布し(図5(A)参照)、乾燥し、更に、押圧をして集電層21を形成する(図5(B)参照)。スーパープレスによる押圧力は、300kg/cm〜1000kg/cmが望ましい。集電層21の凹部の上(凸部の頂点)からの集電層の厚さ(h1)は、0.5μm〜10μmが好ましく、1μm〜3μmが特に好ましい。
【0028】
なお、集電層21にアンカー物質25を加えてもよい。その場合、押圧力は、より強く、500kg/cm〜2000kg/cmが望ましい。
【0029】
次に、集電層の上面にアンカー層22を形成する。アンカー物質の電極活物質、集電助剤のケッチンブラックとPVDFとの混合物にNMPを添加してペースト状にし、アンカー層用混合物を製造する。アンカー層用混合物を集電層面上に塗布し(図5(C)参照)、集電層の形成と同様に、乾燥し、更に、押圧をしてアンカー層を形成する(図5(D)参照)。押し圧力は、スーパープレスで500kg/cm〜2000kg/cmが望ましい。これにより、アンカー物質25が集電層21の導電助剤をアルミ箔側に押し付け、集電助剤がアルミ箔に密着して固着され、アンカー効果を生じさせる。また、集電層にアンカー物質が混合している場合、アンカー層の厚さ(h2)は、2μm〜20μmが好ましく、5μm〜10μmが特に好ましい。
【0030】
次に、アンカー層22上に電極層11を形成する(図5(E)参照)。集電材3上に電極層11を形成した処理と同様にアンカー層22上に形成する。なお、電極層11は、アンカー層22を形成しない場合、集電層21面上に直接形成しても良い。電極層の厚さ(h3)は、10μm〜120μmが好ましく、50μm〜80μmが特に好ましい。
【0031】
<ニ>電池又はキャパシタの製造
電池又はキャパシタの正電極構造12及び負電極構造13を製造し、図2のように電極構造間にセパレータ42を配置し、電解液を注入して、電池又はキャパシタを製造する。電解液や電極構造間に流れる電流により、集電材3の表面に不働態皮膜が形成される。集電材の表面に不働態皮膜が成長し、導電助剤と接することにより、不働態皮膜に点欠陥が生じ、導電性が高まると考えられる。そのためにも、集電材全面に電解液が十分に侵入できる必要がある。集電材を蒸着などで被ってしまうと、本発明の効果が得られないと考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることができる。
<イ>本発明は、有効面積を広げることにより、集電材界面の点欠陥を増大させて電子の流路を増大することができる。
<ロ>また、本発明は、集電材の表面積を増大し、導電助剤の付着面積を増大することができる。
<ハ>また、本発明は、導電助剤の集電材への付着強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電極構造の説明図
【図2】電池構造の説明図
【図3】塗布装置と乾燥装置の説明図
【図4】加熱装置と押圧装置の説明図
【図5】集電層、アンカー層、電極層の形成の説明図
1・・・電極構造
11・・電極層
12・・正電極構造
13・・負電極構造
2・・・集電構造
21・・集電層
22・・アンカー層
23・・導電助剤
24・・電極活物質
25・・アンカー物質
3・・・集電材
31・・酸化膜
4・・・電池
41・・電解物質
42・・セパレータ
51・・巻出部
52・・巻取部
53・・移動ローラー
6・・・塗布装置
61・・混合物
62・・ドクターブレードコーターヘッド
7・・・乾燥装置
71・・温風ノズル
72・・排気
8・・・押圧装置
81・・加熱部
82・・加熱器
83・・押圧部
84・・ワークロール
85・・バックアップロール
86・・圧力装置

Claims (5)

  1. 表面に凹部を有する集電材と、
    導電助剤を有する集電層とを備え、
    集電材の凹部の空間に導電助剤を充填して、集電材面に集電層を形成したことを特徴とする、集電構造。
  2. 請求項1に記載の集電構造において、
    集電層は、アンカー物質を有し、
    アンカー物質は、集電層を集電材面に固着することを特徴とする、集電構造。
  3. 請求項1に記載の集電構造において、
    アンカー物質を有するアンカー層を備え、
    アンカー物質を集電層に食い込ませるように集電層の上面にアンカー層を形成したことを特徴とする、集電構造。
  4. 表面に凹部を有する集電材と、
    導電助剤を有する集電層と、
    電極活物質と導電助剤を有する電極層とを備え、
    集電材の凹部に導電助剤を充填して、集電材面に集電層と電極層を形成したことを特徴とする、電極構造。
  5. 請求項4に記載の電極構造において、
    アンカー物質を有するアンカー層を備え、
    アンカー物質を集電層に食い込ませるように集電層の上面にアンカー層を形成したことを特徴とする、電極構造。
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