JP2004013417A - 広告情報出力装置及び広告情報出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】世の中で注目や関心を集めていることに関連した広告を提示するようにする。
【解決手段】情報検索のためのキーワードを取得するキーワード入力部101と、キーワード入力部101で取得されたキーワードの集計処理を行なうキーワード集計処理部102と、広告情報を出力する広告情報出力部103と、キーワード集計処理部102での集計処理の結果に基づいて広告情報を取得して、広告情報出力部103へ渡す広告情報取得部104とを備えた広告情報出力装置を提供する。このような広告情報出力装置により、キーワード集計処理部でのキーワードの集計処理の時間帯を変化させることにより、突発的に世の中で注目を集めることとなった事柄に関係する広告が提示できるようになる。
【選択図】 図1
【解決手段】情報検索のためのキーワードを取得するキーワード入力部101と、キーワード入力部101で取得されたキーワードの集計処理を行なうキーワード集計処理部102と、広告情報を出力する広告情報出力部103と、キーワード集計処理部102での集計処理の結果に基づいて広告情報を取得して、広告情報出力部103へ渡す広告情報取得部104とを備えた広告情報出力装置を提供する。このような広告情報出力装置により、キーワード集計処理部でのキーワードの集計処理の時間帯を変化させることにより、突発的に世の中で注目を集めることとなった事柄に関係する広告が提示できるようになる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報検索のキーワードを集計し、その集計の結果に基づいて広告情報を出力する広告情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットの検索エンジンにて、情報検索のキーワードを集計し、その集計の結果に基づいてランキングを公表したり分析したりすることが行なわれている。これにより、世間の人の流行や何を求めているかを知ることができる。
【0003】
また、インターネットの検索エンジンにおいて、情報検索を行なうためにキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する広告が検索結果とともに表示されたり、広告主のウェブページへのリンクが検索結果の一覧リストの上位に現れたりすることが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
インターネットの検索エンジンにおける情報検索のキーワードの集計は、通常、一週間程度を単位にして行なわれ、情報が氾濫し、いわゆるドッグイヤーで変化が起こる現代においては、長い期間が単位となっている。このため、例えば、テレビ番組にて、ある商品が紹介され突発的かつ短時間の間にその商品に関する検索が多くなったとしても、長い期間を単位にして集計が行なわれると、そのような突発的に増加したことを検知することが困難である。結果として、流行の始まりなどを知ることが困難となる。
【0005】
また、情報検索の集計結果の表示と情報検索による広告の表示とは異なるウェブページによって行なわれているため、利用者が情報検索の結果の一覧リストの上位に現れるキーワードを知っても、直ちに、それらのキーワードに関する広告を見ることができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
これらの課題を解決するために、本発明は、情報検索のためのキーワードを取得し、そのキーワードを集計処理し、集計結果に基づいて広告情報を取得し、出力する広告情報出力装置を提供する。
【0007】
これにより、情報検索の利用者は、情報検索の結果の一覧リストの上位に現れるキーワードに関する広告を情報検索時に知ることが可能となる。また、キーワードの集計処理の時間を数時間ずつなどに区切ることにより、突発的に特定のキーワードによる情報検索の件数が多くなっても、それに対応した広告を表示することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
【0009】
(実施形態1)
本発明の実施形態1の広告情報出力装置においては、情報検索のためのキーワードを取得し、そのキーワードを集計処理し、その集計処理の結果に応じて広告情報を取得して出力することが行なわれる。これにより、本発明の広告情報出力装置の利用者に対してキーワードの集計処理の結果に応じた広告が出力され、利用者は注目を集めている事柄に関する広告を直ちに見ることができる。
【0010】
(実施形態1:構成)
図1は、本実施形態における広告情報出力装置の機能ブロック図を例示する。広告情報出力装置100は、キーワード入力部101と、キーワード集計処理部102と、広告情報出力部103と、広告情報取得部104と、を備える。
【0011】
(実施形態1:各部の説明)
「キーワード入力部」101は、情報検索のためのキーワードを取得する。「情報検索」とは、キーワードを含む情報、あるいはキーワードに関連する情報を取得することである。例えば、インターネットに公開されているウェブページであって、取得されたキーワードを含むもの、あるいは、取得されたキーワードに関連するもの、を検索することが含まれる。なお、本発明において、キーワードは、計算機によって取得が可能な文字の並びを意味する。
【0012】
キーワードに関連する情報としては、そのキーワードそのものが含まれている情報や、そのキーワードが含まれていないが、そのキーワードの上位概念や下位概念の単語や類義語、同じ意味であるが表記が異なる単語を含む情報などがある。
【0013】
「キーワード集計部」102は、キーワード入力部101に入力されたキーワードを集計処理する。「集計処理」とは、キーワードの出現頻度を数える処理を含む処理である。出現頻度を数える以外の処理としては、統計的な処理を行なったり、多重回帰分析を行ったりする処理などがある。「出現頻度を数える」とは、例えば、キーワード別に入力回数を数えることである。また、単純にキーワード別に入力回数を数えるのではなく、上位概念や下位概念、類似という関係、あるいは、表記上の違いにより、複数のキーワードに、それらを代表するキーワードを対応付けておき、それらのキーワードを代表するキーワードの入力回数を数えるようにしてもよい。
【0014】
図2は、キーワードの集計処理の一例を示す図である。左の列にキーワードが格納され、右の列にキーワードがキーワード入力部101で取得された回数が格納される。
【0015】
「広告情報出力部」103は、広告情報を出力する。「広告情報」とは、広告を表示するための情報である。例えば、広告が文章のみから成る場合には、その文章そのものが広告情報となる。また、広告を表示するための情報が存在する場所を示すリンク情報(例えば、URL(Uniform Resource Locator)により表現される情報)を含む情報であってもよい。
【0016】
「広告情報取得部」104は、キーワード集計処理部102での集計結果に基づいて広告情報出力部103で出力する広告情報を取得し、広告情報出力部103に渡す。広告情報の取得は、例えば、広告情報出力装置の外部に要求を出して取得するようにしてもよい。「集計結果」とは、キーワード集計処理部102でのキーワードの集計処理の結果である。例えば、集計結果は、どのキーワードがキーワード入力部101で何回取得されたかの結果を示す。
【0017】
「集計結果に基づいて」とは、集計結果と取得される広告情報との間に何らかの関係が存在することを意味している。例えば、広告情報とキーワードを対応付けておき、集計結果のうち、最も多くの回数でキーワード入力部101にて取得されたキーワードに対応付けられている広告情報を取得するようになっていてもよい。また、時間を区切って、その区切られた時間に取得されたキーワードの集計結果により広告情報が取得されるようになっていてもよい。あるいは、現在の時刻から所定の時間だけ遡った時間までの間にキーワード入力部101で取得されたキーワードの集計結果のうち、上位にランク付けされるキーワードに対応付けられた広告情報が取得されるようになっていてもよい。
【0018】
図16は、広告情報が出力されるとき、その出力される広告情報が、出力される時刻から所定の時間だけ遡った時間までの間に取得されたキーワードの集計結果に基づくことを例示している。例えば、時刻T1において、T1よりΔT1だけ遡った時間までの期間に情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて、画面1601内の広告情報である広告1が出力される。広告1は、例えば、取得されたキーワードの集合の中から広告主の指定する条件のカテゴリまたはタームに一致または類似するものなどを選び出して、その選び出されたもの中から、一致するものであればその一致する広告を、また類似するものが複数あれば、例えば、統計的な距離において最も近いものを選ぶ。また、広告は一つだけ選ばれるとは限らず、複数の広告が選ばれて出力されてもよい。
【0019】
また、図16に示した時刻T1、T2、T3などは、情報の検索や問合せが実際に行なわれた時刻ではなく、広告が切替わり出力可能とされる時刻であってもよい。すなわち、時刻T2までは、時刻T1において切替えられた広告1が出力可能とされ、時刻T2になると、時刻T2よりΔT2だけ遡った時間までの期間における情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて広告2が出力可能とされる。
【0020】
あるいは、時刻T1で画面1601が広告1とともに出力された場合、例えばHTMLでの<META http−equiv=“refresh” content=600>のような再読み込み(リロード)の指定の記述にしたがって(「600」は600秒ごとにリロードすることを意味している)、定期的に、あるいは不定期的に情報のリロードが行なわれるようになっていてもよく、そのリロードの再に広告が変化するようになっていてもよい。すなわち、時刻T1の次のリロードの時間が時刻T2となり、その時、時刻T2よりΔT2だけ遡った時間までの期間における情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて広告2が画面1602の中で出力される。また、次のリロードの時間である時刻T3において、時刻T3よりΔT3だけ遡った時間までの期間における情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて広告3が画面1603の中で出力されるようになっていてもよい。
【0021】
(実施形態1:動作(その1))
図3は、本実施形態における広告情報出力装置100の動作を説明するフローチャートを例示する。
【0022】
ステップS301において、キーワードを、キーワード入力部101にて、取得する。
【0023】
ステップS302において、キーワードを、キーワード集計処理部102にて、集計処理する。
【0024】
ステップS303において、集計結果に基づいて、広告情報取得部103にて、広告情報を取得する。
【0025】
ステップS304において、広告情報取得部104にて、広告情報を広告情報出力部103に渡す。
【0026】
ステップS305において、広告情報を、広告情報出力部103にて、出力する。
【0027】
本実施形態の広告情報出力装置100は、キーワードがキーワード入力部で取得されるごとに、ステップS301からステップS305までを実行する。
【0028】
(実施形態1:動作(その2))
図4から図6は、本実施形態における広告情報出力装置100の図3に示された動作とは別の動作を説明するフローチャートを例示する。図3においては、キーワードが取得されるごとに出力される広告情報が変動する可能性があるが、図4から図6に示す動作においては、一定の時間の間は、同じ広告情報を出力することができる。
【0029】
図4は、キーワード入力部101とキーワード集計処理部102との動作を説明するフローチャートを例示する。
【0030】
ステップS401において、キーワードを、キーワード入力部101にて、取得する。
【0031】
ステップS402において、キーワードを、キーワード集計処理部102にて、集計処理する。
【0032】
ステップS401とステップS402とは、キーワード入力部101がキーワードを取得できる状態になるたびに実行される。
【0033】
図5は、広告情報取得部104の動作を説明するフローチャートを例示する。
【0034】
ステップS501において、集計結果に基づいて広告情報を取得する。
【0035】
ステップS502において、広告情報を広告情報出力部103に渡す。広告情報が広告情報出力部103に渡されると、広告情報が広告情報出力部103に記憶されることになっていてもよい。
【0036】
また、ステップS501とステップS502とは、連続して繰り返して、ランダムに得らればれたタイミングに、あらかじめ定められたタイミングに、あるいはあらかじめ定められた条件が成立したタイミングに応じて実行される。そのタイミングとしては、例えば、あらかじめ定められた時間が経過したときや、キーワード集計処理部102での集計処理の状況に応じてキーワード集計処理部102から実行の命令が送られたときである。例えば、キーワードが取得された回数の順位に変動が生じた場合や、特定のキーワードが取得された回数があらかじめ定められた回数を越えたときなどがある。
【0037】
図6は、広告情報出力部103の動作を説明するフローチャートを例示する。
【0038】
ステップS601において、広告情報を出力する。すなわち、図5のステップS502において、広告情報取得部104から渡された広告情報を広告情報出力部103にて、出力する。
【0039】
ステップS601は、広告情報の出力の要求があったときなどに実行される。
【0040】
(実施形態1:情報検索システムに組み込んだ例)
図7は、本実施形態の広告情報出力装置100を情報検索システム700に組み込んだ例を示す。
【0041】
情報検索システム700は、インターネットなどの通信網701を介して、端末702と接続される。端末702には、ブラウザが動作している。「ブラウザ」とは、情報検索システム700の利用者が情報を閲覧するために使用するプログラムである。情報検索システム700は、利用者のブラウザに対して情報検索のための画面の情報を出力し、利用者は、その情報に基づいて表示される画面にキーワードを入力して情報検索を行なう。
【0042】
情報検索のためのキーワードは、ブラウザからキーワード入力部101へ渡され、キーワード集計処理部102と検索部703とに渡される。「検索部」703は、渡されたキーワードに従って情報検索を行なう。
【0043】
検索部703により情報検索が行なわれると、検索結果出力部704から情報検索の結果が端末702で動作するブラウザに対して出力される。この時、広告情報出力部103から広告情報も一緒に出力がされる。
【0044】
なお、上記では、広告情報は、検索結果とともに表示されるとしたが、最初に利用者に示される情報検索を実行するための画面の情報とともに広告情報が出力され、情報検索を実行するための画面と同時に、あるいは、その画面の中に広告情報が表示されるようになっていてもよい。
【0045】
(実施形態1:効果)
本実施形態によれば、キーワードの集計結果に基づいて広告情報が出力されるので、利用者は、注目を集めている事柄に関する広告を直ちに見ることができる。これにより、例えば、流行の兆しをとらえることができる。
【0046】
(実施形態2)
本発明の実施形態2においては、広告情報出力装置が広告情報を出力するタイミングを定め、そのタイミングに基づいて集計処理された結果に基づいて広告情報を出力する。例えば、午前と午後とが広告情報を出力するタイミングであれば、午後に出力される広告情報は、その日の午前に集計処理された結果に基づいて(例えば、午前に取得されたキーワードの集計処理の結果に基づいて)取得されて出力される。
【0047】
(実施形態2:構成)
図8は、本発明の実施形態2における広告情報出力装置の機能ブロック図を例示している。本実施形態において、広告情報出力装置100は、実施形態1の広告情報出力装置100の広告情報取得部104が広告出力スケジュール手段801を備えている。
【0048】
(実施形態2:広告出力スケジュール手段)
「広告出力スケジュール手段」801は、広告情報を出力するタイミングを定める。すなわち、広告情報取得部104にて取得された広告情報が広告情報出力部103にて出力されるタイミングを定める。ここで言う「タイミング」とは、具体的には、広告情報の出力される時刻、あるいは出力が可能となる時刻である。例えば、「この広告情報は今から20分後に出力を可能とする」、あるいは、「この広告情報は今日の16時10分以降に出力を可能とする」などを意味する記述によりタイミングが指定される。
【0049】
図9は、このようなタイミングを指定するために、広告情報900に出力時刻901を付加した状態を例示する。広告情報出力部103は、広告情報900を広告情報出力部から渡されると、出力時刻901で指定される時刻あるいはその時刻以降に出力が可能となるようにし、その時刻以降に広告情報の要求が行なわれると広告情報を出力する。
【0050】
(実施形態2:キーワード集計処理部)
本実施形態において、キーワード集計処理部102は、キーワード入力部101で入力されたキーワードを広告出力スケジュール手段801で定められた広告の出力のタイミングに基づいて集計処理をする。すなわち、本実施形態においては、キーワードの集計処理の実行は、広告出力スケジュール手段801で定められた広告の出力のタイミングと何らかの関係を持つ。
【0051】
図10は、この関係を例示する。表1001は、広告出力スケジュール手段801で定められた広告の出力のタイミングを示す表であり、毎日の0時、6時、8時、10時、13時、15時、18時、20時、22時に広告が出力される。なお、0時に広告が出力されると言っても、例えば0時0分0秒という瞬間にだけ広告が出力されることは意味しておらず、ある程度の時間的長さをもって出力が可能となる。例えば、表1001においては0時の次に6時が示されているので、0時から6時までは同じ広告が出力可能となるようになっていてもよい。
【0052】
表1001に対応して、表1002は、キーワードを集計処理するタイミングを示す。すなわち、0時に出力可能とされる広告情報を取得するための集計処理は、22時から0時まで行なわれることを意味し、6時に出力可能とされる広告情報を取得するための集計処理は、0時から6時まで行なわれることを意味する。
【0053】
(実施形態2:効果)
本実施形態によれば、広告情報の出力のタイミングに基づいてキーワードが集計処理された結果に基づいて広告情報が取得されることになる。したがって、例えば、夕方に出力される広告は、その日の昼過ぎ以降に取得されたキーワードの集計処理に基づいて選択されることができる。このため、例えば、その日の昼のクッキング番組で放送された料理素材のキーワードが多く取得された場合、その料理素材に関連した広告情報が出力されることになる。結果として、突発的に増加したキーワードに対応した広告情報を出力することが可能となる。
【0054】
(実施形態3)
本発明の実施形態3においては、キーワードと広告情報とを関連付けて蓄積するようにしておき、広告情報取得部は、その蓄積されたキーワードと広告情報との関連付けから広告情報を取得する。
【0055】
(実施形態3:構成)
図11は、本実施形態における広告情報出力部の機能ブロック図を例示する。本実施形態における広告情報出力装置100は、実施形態1における広告情報出力装置が広告情報蓄積部1101を備えている。
【0056】
(実施形態3:広告情報蓄積部)
「広告情報蓄積部」1101は、広告情報とキーワードとを関連付けて蓄積する。
【0057】
図12は、広告情報とキーワードとを関連付けて蓄積した状態を例示する。例えば、「キーワード1」というキーワードと「広告3770」により識別される広告情報とが関連付けられている。なお、同一のキーワードに対して複数の広告情報が関連付けられていてもよいし、また、複数のキーワードに対して同一の広告情報が関連付けられていてもよい。
【0058】
(実施形態3:広告情報取得部)
本実施形態において、広告情報取得部104は、広告情報蓄積部1101から広告情報を取得する。すなわち、キーワード集計処理102での集計処理の結果に基づいて広告情報を取得するためのキーワードを決定し、そのキーワードに関連付けて蓄積されている広告情報を広告情報蓄積部1101から取得する。
【0059】
例えば、集計処理の結果に基づいて「キーワード3」というキーワードが決定された場合には、図12の表を走査し、左の列に「キーワード3」が現れる行を探し出し、その行の右の列に格納されている「広告3216」により識別される広告情報が取得されるようになる。
【0060】
図12の表を走査する場合には、全く同じキーワードを探し出してもよいが、例えば辞書を用意しておき、そのキーワードと類似する文字の並びあるいは類似する意味を持つキーワードを探し出すようにしてもよい。
【0061】
(実施形態3:効果)
本実施形態によれば、広告情報出力装置が広告情報蓄積部を更に備えることにより、大量の広告情報とキーワードとを関連付けて蓄積することが可能となる。また、広告情報を取得する要求を外部に出力する必要がないので、高速に処理が行なえる。
【0062】
(実施形態4)
本発明の実施形態4においては、キーワードの集計結果のうち、最も出現頻度の高いキーワード又は最も出現頻度の高いキーワードに類似と類似するキーワードに関連付けられた広告情報が取得され、出力される。
【0063】
(実施形態4:構成)
本実施形態における広告情報出力装置は、実施形態3の広告情報出力装置の広告情報出力部104がキーワード集計処理部102での集計結果のうち、最も出現頻度の高いキーワード又は最も出現頻度の高いキーワードと類似するキーワードに関連付けられた広告情報を取得する。
【0064】
「類似する」とは、表記が似ている(一字違いなど)、称呼が似ている(子音が異なる、あるいは、母音が異なる)、観念が似ているなどの場合を含む。表記が似ている、称呼が似ているかどうかを文字列の操作により判定するアルゴリズムを提供することができるが、観念が似ているかどうかを判定するには、辞書を用いるのが良い。その辞書には、似ている観念の単語を対応付けておき、広告情報蓄積部1101より広告情報を取得する際には、その辞書を引いて、キーワードに対応付けられた単語と関連付けて蓄積されている広告情報を取得する。
【0065】
なお、表記が似ている、あるいは、称呼が似ているかどうかの判定にも、辞書を利用することができる。
【0066】
(実施形態4:効果)
本実施形態によれば、最も出現頻度の高いキーワード又は最も出現頻度の高いキーワードと類似するキーワードに関連付けられた広告情報が取得されるので、特に注目を集めているキーワードに関連付けられた広告情報が取得され、出力されることになり、広告効果を高めることができる。
【0067】
(実施形態5)
本発明の実施形態5においては、広告情報出力装置のキーワード入力部がネットワーク上の複数の端末からキーワードを収集する。
【0068】
(実施形態5:構成)
本実施形態において、実施形態1の広告情報出力装置のキーワード入力部が、ネットワーク上の複数の端末装置が情報検索に利用したキーワードを収集して入力する。
【0069】
「ネットワーク」には、イントラネットやインターネットを含む。また、「端末装置」とは、図7に例示される端末702のようなパーソナルコンピュータのみならず、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)なども含む。また、直接利用者が操作するものでなくてもよく、情報検索を行なう情報検索装置であってもよい。
【0070】
キーワードが端末装置に入力されるごとにキーワード入力部により収集して入力される必要はなく、端末装置に入力されたキーワードが端末装置に蓄積され、ある程度蓄積されたときに、まとめてキーワード入力部により収集されて入力されるようになっていてもよい。
【0071】
(実施形態5:効果)
本実施形態によれば、複数の端末装置からキーワードが収集されるので、集計処理の範囲を広くすることができ、広く世の中で注目されている事項に関する広告情報を出力することができる。
【0072】
(実施形態6)
本発明の実施形態6においては、情報検索が行なわれるごとに広告情報が取得される。
【0073】
(実施形態6:構成)
本実施形態の広告情報出力装置は、実施形態1の広告情報出力装置の広告情報取得部が、情報検索が行なわれるごとに広告情報を取得し、広告情報出力部が出力するようにしたものである。
【0074】
情報検索は、入力されるキーワードに基づいて行なわれるので、本実施形態においては、キーワードが入力され、情報検索が行なわれるごとに広告情報取得部で広告情報が取得され、その取得された広告情報が広告情報出力部から出力される。
【0075】
広告情報取得部で取得される広告情報は、ある一定の時間の間において常に同じものであってもよいし、毎回異なるものであってもよい。毎回異なるものである場合には、情報検索が行なわれるたびにキーワード集計処理部での集計処理が行なわれ、その集計の結果に基づいて広告情報が取得されるようになっていてもよいし、いくつかの広告情報の候補が用意されていて、その中から順次あるいはランダムに選択されて取得されるようになっていてもよい。
【0076】
(実施形態6:効果)
本実施形態によれば、情報検索が行なわれるごとに広告情報が取得されて出力されるので、情報検索の結果が出力されるたびに異なる広告情報が出力されるようにすることができ、利用者に飽きられることなく広告効果を高めることができる。
【0077】
(実施形態7)
本発明の実施形態7においては、複数の広告情報が取得され、その広告情報を表示するための要素情報(例えばボタン情報)が出力される。
【0078】
(実施形態7:構成)
図13は、本実施形態における広告情報出力装置の機能ブロック図を例示する。図13における広告情報出力装置100は、実施形態1の広告情報出力装置の広告情報出力部が要素情報出力手段1301を更に備えている。
【0079】
(実施形態7:広告情報取得部)
本実施形態における広告情報取得部104は、情報検索が行なわれるごとに広告情報を複数取得する。例えば、キーワードが取得されるたびにキーワード集計処理部102での集計処理がされ、その結果に基づき、取得回数が多いものから順に上位10個のキーワードに基づいて複数の広告情報を取得する。
【0080】
(実施形態7:要素情報出力手段)
「要素情報出力手段」1301は、要素情報を出力するための手段である。「要素情報」とは、出力操作要素を表示するための情報である。「出力操作要素」とは、広告情報取得部104が取得した複数の広告情報の出力を広告情報出力装置100の利用者に促すための表示のための要素である。その要素を操作することにより広告情報の表示が行なわれる。そのような要素の例としては、リンクの表示や、アイコンやボタンがある。リンク、アイコンやボタンなどをクリックすることにより、広告情報が表示されるようになる。
【0081】
図14は、要素の一つであるボタンの表示をHTML(Hyper TextMark−up Language)で記述した例であり、これにより、図15に示すような「×××の広告を見る」と書かれたボタンが表示されるようになる。このボタンを押すと、http://www.cd.jp/123.cgiというURLで示される広告情報が表示されることになる。
【0082】
(実施形態7:効果)
本実施形態によれば、要素を操作することにより広告情報が表示されることになるので、広告情報出力装置の利用者が広告情報を見たかどうかを知ることができる。また、HTTPプロトコルが用いられる場合には、検索結果に例えばボタンを表示することにより、HTTP_REFERという変数を参照して、どのような情報検索の結果から広告情報が参照されているかを知ることができるようになり、より効果的な広告情報の出力について検討することができるようになる。
【0083】
(実施形態8)
本発明の実施形態8は、実施形態7において、出現頻度の高い上位から複数のキーワードを選択し、このキーワードに基づいて広告情報が取得されるようにしたものである。
【0084】
(実施形態8:構成)
本実施形態の広告情報取得装置は、実施形態7の広告情報取得装置において広告情報取得部が、キーワード集計処理部で集計されたキーワードのうち、出現頻度順にキーワードのリストを作り前記リストの出現頻度の高い方から順にキーワードを選択し、選択された複数のキーワードに基づいて複数の広告情報を取得するようにしたものである。
【0085】
例えば、広告情報取得部は、キーワードを出現頻度の降順に並べ替えを行なう。その並べ替えの結果として得られるリストの最初の部分に現れるキーワード、すなわち、出現頻度の高い上位のキーワードの選択を行ない、それらの選択されたキーワードに基づいて複数の広告情報を取得する。キーワードを一つ選択し、その選択されたキーワードに基づいて複数の広告情報を取得するようにしてもよいし、キーワードを複数選択して、選択された複数のキーワードに基づいて複数の広告情報を取得するようにしてもよい。広告情報を取得する際には、出現頻度の高いキーワードに関係する広告情報ほど取得される傾向が強くなるようにしてもよい。また、選択されるキーワードの個数は一定ではなく、時間によって、また、キーワードの出現頻度によって変更されるようになっていてもよい。例えば、その出現頻度を足して100,000になる上位のキーワードを選択するようにしてもよい。
【0086】
(実施形態8:効果)
本実施形態によれば、出現頻度の高い広告情報に基づいて広告情報が取得されるので、世の中で注目を集めているキーワードに関係する広告情報が出力されるので、広告効果を高くすることができる。
【0087】
(実施形態9)
本発明の実施形態9は、広告情報出力方法である。本実施形態における広告情報出力方法は、キーワード入力ステップと、キーワード集計処理ステップと、広告情報出力ステップと、広告情報取得ステップと、を含む。
【0088】
「キーワード入力ステップ」は、情報検索のためのキーワードを取得するステップである。
【0089】
「キーワード集計処理ステップ」は、キーワード入力ステップにて入力されたキーワードを集計処理するステップである。
【0090】
「広告情報出力ステップ」は、広告情報を出力するためのステップである。
【0091】
「広告情報取得ステップ」は、キーワード集計処理ステップでの集計結果に基づいて広告情報出力ステップにて出力する広告情報を取得するステップである。
【0092】
したがって、本実施形態における広告情報出力方法は、例えば、実施形態1における広告情報出力装置にて用いられる方法であると言える。
【0093】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、情報検索のために入力されたキーワードの集計処理の結果に基づいて広告を情報検索時に知ることが可能となり、例えば、注目を集めている事柄に関する広告を見ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図2】キーワードの集計処理の一例図
【図3】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図4】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図5】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図6】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図7】実施形態1の広告情報出力装置を情報検索システムに組み込んだ機能ブロック図
【図8】実施形態2における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図9】広告情報に出力事項を付加した状態を示す図
【図10】広告情報の出力のタイミングとキーワードの集計処理の関係を示す一例図
【図11】実施形態3における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図12】キーワードと広告情報とが関連付けて蓄積されている一例図
【図13】実施形態7における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図14】ボタン情報をHTMLで記述した一例図
【図15】ボタンが表示された一例図
【図16】それぞれの時刻に出力される広告情報が、その時刻より所定の時間遡った時間からの集計結果に基づくことを示す図
【符号の説明】
100 広告情報出力装置
101 キーワード入力部
102 キーワード集計処理部
103 広告情報出力部
104 広告情報取得部
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報検索のキーワードを集計し、その集計の結果に基づいて広告情報を出力する広告情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットの検索エンジンにて、情報検索のキーワードを集計し、その集計の結果に基づいてランキングを公表したり分析したりすることが行なわれている。これにより、世間の人の流行や何を求めているかを知ることができる。
【0003】
また、インターネットの検索エンジンにおいて、情報検索を行なうためにキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する広告が検索結果とともに表示されたり、広告主のウェブページへのリンクが検索結果の一覧リストの上位に現れたりすることが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
インターネットの検索エンジンにおける情報検索のキーワードの集計は、通常、一週間程度を単位にして行なわれ、情報が氾濫し、いわゆるドッグイヤーで変化が起こる現代においては、長い期間が単位となっている。このため、例えば、テレビ番組にて、ある商品が紹介され突発的かつ短時間の間にその商品に関する検索が多くなったとしても、長い期間を単位にして集計が行なわれると、そのような突発的に増加したことを検知することが困難である。結果として、流行の始まりなどを知ることが困難となる。
【0005】
また、情報検索の集計結果の表示と情報検索による広告の表示とは異なるウェブページによって行なわれているため、利用者が情報検索の結果の一覧リストの上位に現れるキーワードを知っても、直ちに、それらのキーワードに関する広告を見ることができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
これらの課題を解決するために、本発明は、情報検索のためのキーワードを取得し、そのキーワードを集計処理し、集計結果に基づいて広告情報を取得し、出力する広告情報出力装置を提供する。
【0007】
これにより、情報検索の利用者は、情報検索の結果の一覧リストの上位に現れるキーワードに関する広告を情報検索時に知ることが可能となる。また、キーワードの集計処理の時間を数時間ずつなどに区切ることにより、突発的に特定のキーワードによる情報検索の件数が多くなっても、それに対応した広告を表示することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
【0009】
(実施形態1)
本発明の実施形態1の広告情報出力装置においては、情報検索のためのキーワードを取得し、そのキーワードを集計処理し、その集計処理の結果に応じて広告情報を取得して出力することが行なわれる。これにより、本発明の広告情報出力装置の利用者に対してキーワードの集計処理の結果に応じた広告が出力され、利用者は注目を集めている事柄に関する広告を直ちに見ることができる。
【0010】
(実施形態1:構成)
図1は、本実施形態における広告情報出力装置の機能ブロック図を例示する。広告情報出力装置100は、キーワード入力部101と、キーワード集計処理部102と、広告情報出力部103と、広告情報取得部104と、を備える。
【0011】
(実施形態1:各部の説明)
「キーワード入力部」101は、情報検索のためのキーワードを取得する。「情報検索」とは、キーワードを含む情報、あるいはキーワードに関連する情報を取得することである。例えば、インターネットに公開されているウェブページであって、取得されたキーワードを含むもの、あるいは、取得されたキーワードに関連するもの、を検索することが含まれる。なお、本発明において、キーワードは、計算機によって取得が可能な文字の並びを意味する。
【0012】
キーワードに関連する情報としては、そのキーワードそのものが含まれている情報や、そのキーワードが含まれていないが、そのキーワードの上位概念や下位概念の単語や類義語、同じ意味であるが表記が異なる単語を含む情報などがある。
【0013】
「キーワード集計部」102は、キーワード入力部101に入力されたキーワードを集計処理する。「集計処理」とは、キーワードの出現頻度を数える処理を含む処理である。出現頻度を数える以外の処理としては、統計的な処理を行なったり、多重回帰分析を行ったりする処理などがある。「出現頻度を数える」とは、例えば、キーワード別に入力回数を数えることである。また、単純にキーワード別に入力回数を数えるのではなく、上位概念や下位概念、類似という関係、あるいは、表記上の違いにより、複数のキーワードに、それらを代表するキーワードを対応付けておき、それらのキーワードを代表するキーワードの入力回数を数えるようにしてもよい。
【0014】
図2は、キーワードの集計処理の一例を示す図である。左の列にキーワードが格納され、右の列にキーワードがキーワード入力部101で取得された回数が格納される。
【0015】
「広告情報出力部」103は、広告情報を出力する。「広告情報」とは、広告を表示するための情報である。例えば、広告が文章のみから成る場合には、その文章そのものが広告情報となる。また、広告を表示するための情報が存在する場所を示すリンク情報(例えば、URL(Uniform Resource Locator)により表現される情報)を含む情報であってもよい。
【0016】
「広告情報取得部」104は、キーワード集計処理部102での集計結果に基づいて広告情報出力部103で出力する広告情報を取得し、広告情報出力部103に渡す。広告情報の取得は、例えば、広告情報出力装置の外部に要求を出して取得するようにしてもよい。「集計結果」とは、キーワード集計処理部102でのキーワードの集計処理の結果である。例えば、集計結果は、どのキーワードがキーワード入力部101で何回取得されたかの結果を示す。
【0017】
「集計結果に基づいて」とは、集計結果と取得される広告情報との間に何らかの関係が存在することを意味している。例えば、広告情報とキーワードを対応付けておき、集計結果のうち、最も多くの回数でキーワード入力部101にて取得されたキーワードに対応付けられている広告情報を取得するようになっていてもよい。また、時間を区切って、その区切られた時間に取得されたキーワードの集計結果により広告情報が取得されるようになっていてもよい。あるいは、現在の時刻から所定の時間だけ遡った時間までの間にキーワード入力部101で取得されたキーワードの集計結果のうち、上位にランク付けされるキーワードに対応付けられた広告情報が取得されるようになっていてもよい。
【0018】
図16は、広告情報が出力されるとき、その出力される広告情報が、出力される時刻から所定の時間だけ遡った時間までの間に取得されたキーワードの集計結果に基づくことを例示している。例えば、時刻T1において、T1よりΔT1だけ遡った時間までの期間に情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて、画面1601内の広告情報である広告1が出力される。広告1は、例えば、取得されたキーワードの集合の中から広告主の指定する条件のカテゴリまたはタームに一致または類似するものなどを選び出して、その選び出されたもの中から、一致するものであればその一致する広告を、また類似するものが複数あれば、例えば、統計的な距離において最も近いものを選ぶ。また、広告は一つだけ選ばれるとは限らず、複数の広告が選ばれて出力されてもよい。
【0019】
また、図16に示した時刻T1、T2、T3などは、情報の検索や問合せが実際に行なわれた時刻ではなく、広告が切替わり出力可能とされる時刻であってもよい。すなわち、時刻T2までは、時刻T1において切替えられた広告1が出力可能とされ、時刻T2になると、時刻T2よりΔT2だけ遡った時間までの期間における情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて広告2が出力可能とされる。
【0020】
あるいは、時刻T1で画面1601が広告1とともに出力された場合、例えばHTMLでの<META http−equiv=“refresh” content=600>のような再読み込み(リロード)の指定の記述にしたがって(「600」は600秒ごとにリロードすることを意味している)、定期的に、あるいは不定期的に情報のリロードが行なわれるようになっていてもよく、そのリロードの再に広告が変化するようになっていてもよい。すなわち、時刻T1の次のリロードの時間が時刻T2となり、その時、時刻T2よりΔT2だけ遡った時間までの期間における情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて広告2が画面1602の中で出力される。また、次のリロードの時間である時刻T3において、時刻T3よりΔT3だけ遡った時間までの期間における情報の検索や問合せによって取得されたキーワードの集計結果に基づいて広告3が画面1603の中で出力されるようになっていてもよい。
【0021】
(実施形態1:動作(その1))
図3は、本実施形態における広告情報出力装置100の動作を説明するフローチャートを例示する。
【0022】
ステップS301において、キーワードを、キーワード入力部101にて、取得する。
【0023】
ステップS302において、キーワードを、キーワード集計処理部102にて、集計処理する。
【0024】
ステップS303において、集計結果に基づいて、広告情報取得部103にて、広告情報を取得する。
【0025】
ステップS304において、広告情報取得部104にて、広告情報を広告情報出力部103に渡す。
【0026】
ステップS305において、広告情報を、広告情報出力部103にて、出力する。
【0027】
本実施形態の広告情報出力装置100は、キーワードがキーワード入力部で取得されるごとに、ステップS301からステップS305までを実行する。
【0028】
(実施形態1:動作(その2))
図4から図6は、本実施形態における広告情報出力装置100の図3に示された動作とは別の動作を説明するフローチャートを例示する。図3においては、キーワードが取得されるごとに出力される広告情報が変動する可能性があるが、図4から図6に示す動作においては、一定の時間の間は、同じ広告情報を出力することができる。
【0029】
図4は、キーワード入力部101とキーワード集計処理部102との動作を説明するフローチャートを例示する。
【0030】
ステップS401において、キーワードを、キーワード入力部101にて、取得する。
【0031】
ステップS402において、キーワードを、キーワード集計処理部102にて、集計処理する。
【0032】
ステップS401とステップS402とは、キーワード入力部101がキーワードを取得できる状態になるたびに実行される。
【0033】
図5は、広告情報取得部104の動作を説明するフローチャートを例示する。
【0034】
ステップS501において、集計結果に基づいて広告情報を取得する。
【0035】
ステップS502において、広告情報を広告情報出力部103に渡す。広告情報が広告情報出力部103に渡されると、広告情報が広告情報出力部103に記憶されることになっていてもよい。
【0036】
また、ステップS501とステップS502とは、連続して繰り返して、ランダムに得らればれたタイミングに、あらかじめ定められたタイミングに、あるいはあらかじめ定められた条件が成立したタイミングに応じて実行される。そのタイミングとしては、例えば、あらかじめ定められた時間が経過したときや、キーワード集計処理部102での集計処理の状況に応じてキーワード集計処理部102から実行の命令が送られたときである。例えば、キーワードが取得された回数の順位に変動が生じた場合や、特定のキーワードが取得された回数があらかじめ定められた回数を越えたときなどがある。
【0037】
図6は、広告情報出力部103の動作を説明するフローチャートを例示する。
【0038】
ステップS601において、広告情報を出力する。すなわち、図5のステップS502において、広告情報取得部104から渡された広告情報を広告情報出力部103にて、出力する。
【0039】
ステップS601は、広告情報の出力の要求があったときなどに実行される。
【0040】
(実施形態1:情報検索システムに組み込んだ例)
図7は、本実施形態の広告情報出力装置100を情報検索システム700に組み込んだ例を示す。
【0041】
情報検索システム700は、インターネットなどの通信網701を介して、端末702と接続される。端末702には、ブラウザが動作している。「ブラウザ」とは、情報検索システム700の利用者が情報を閲覧するために使用するプログラムである。情報検索システム700は、利用者のブラウザに対して情報検索のための画面の情報を出力し、利用者は、その情報に基づいて表示される画面にキーワードを入力して情報検索を行なう。
【0042】
情報検索のためのキーワードは、ブラウザからキーワード入力部101へ渡され、キーワード集計処理部102と検索部703とに渡される。「検索部」703は、渡されたキーワードに従って情報検索を行なう。
【0043】
検索部703により情報検索が行なわれると、検索結果出力部704から情報検索の結果が端末702で動作するブラウザに対して出力される。この時、広告情報出力部103から広告情報も一緒に出力がされる。
【0044】
なお、上記では、広告情報は、検索結果とともに表示されるとしたが、最初に利用者に示される情報検索を実行するための画面の情報とともに広告情報が出力され、情報検索を実行するための画面と同時に、あるいは、その画面の中に広告情報が表示されるようになっていてもよい。
【0045】
(実施形態1:効果)
本実施形態によれば、キーワードの集計結果に基づいて広告情報が出力されるので、利用者は、注目を集めている事柄に関する広告を直ちに見ることができる。これにより、例えば、流行の兆しをとらえることができる。
【0046】
(実施形態2)
本発明の実施形態2においては、広告情報出力装置が広告情報を出力するタイミングを定め、そのタイミングに基づいて集計処理された結果に基づいて広告情報を出力する。例えば、午前と午後とが広告情報を出力するタイミングであれば、午後に出力される広告情報は、その日の午前に集計処理された結果に基づいて(例えば、午前に取得されたキーワードの集計処理の結果に基づいて)取得されて出力される。
【0047】
(実施形態2:構成)
図8は、本発明の実施形態2における広告情報出力装置の機能ブロック図を例示している。本実施形態において、広告情報出力装置100は、実施形態1の広告情報出力装置100の広告情報取得部104が広告出力スケジュール手段801を備えている。
【0048】
(実施形態2:広告出力スケジュール手段)
「広告出力スケジュール手段」801は、広告情報を出力するタイミングを定める。すなわち、広告情報取得部104にて取得された広告情報が広告情報出力部103にて出力されるタイミングを定める。ここで言う「タイミング」とは、具体的には、広告情報の出力される時刻、あるいは出力が可能となる時刻である。例えば、「この広告情報は今から20分後に出力を可能とする」、あるいは、「この広告情報は今日の16時10分以降に出力を可能とする」などを意味する記述によりタイミングが指定される。
【0049】
図9は、このようなタイミングを指定するために、広告情報900に出力時刻901を付加した状態を例示する。広告情報出力部103は、広告情報900を広告情報出力部から渡されると、出力時刻901で指定される時刻あるいはその時刻以降に出力が可能となるようにし、その時刻以降に広告情報の要求が行なわれると広告情報を出力する。
【0050】
(実施形態2:キーワード集計処理部)
本実施形態において、キーワード集計処理部102は、キーワード入力部101で入力されたキーワードを広告出力スケジュール手段801で定められた広告の出力のタイミングに基づいて集計処理をする。すなわち、本実施形態においては、キーワードの集計処理の実行は、広告出力スケジュール手段801で定められた広告の出力のタイミングと何らかの関係を持つ。
【0051】
図10は、この関係を例示する。表1001は、広告出力スケジュール手段801で定められた広告の出力のタイミングを示す表であり、毎日の0時、6時、8時、10時、13時、15時、18時、20時、22時に広告が出力される。なお、0時に広告が出力されると言っても、例えば0時0分0秒という瞬間にだけ広告が出力されることは意味しておらず、ある程度の時間的長さをもって出力が可能となる。例えば、表1001においては0時の次に6時が示されているので、0時から6時までは同じ広告が出力可能となるようになっていてもよい。
【0052】
表1001に対応して、表1002は、キーワードを集計処理するタイミングを示す。すなわち、0時に出力可能とされる広告情報を取得するための集計処理は、22時から0時まで行なわれることを意味し、6時に出力可能とされる広告情報を取得するための集計処理は、0時から6時まで行なわれることを意味する。
【0053】
(実施形態2:効果)
本実施形態によれば、広告情報の出力のタイミングに基づいてキーワードが集計処理された結果に基づいて広告情報が取得されることになる。したがって、例えば、夕方に出力される広告は、その日の昼過ぎ以降に取得されたキーワードの集計処理に基づいて選択されることができる。このため、例えば、その日の昼のクッキング番組で放送された料理素材のキーワードが多く取得された場合、その料理素材に関連した広告情報が出力されることになる。結果として、突発的に増加したキーワードに対応した広告情報を出力することが可能となる。
【0054】
(実施形態3)
本発明の実施形態3においては、キーワードと広告情報とを関連付けて蓄積するようにしておき、広告情報取得部は、その蓄積されたキーワードと広告情報との関連付けから広告情報を取得する。
【0055】
(実施形態3:構成)
図11は、本実施形態における広告情報出力部の機能ブロック図を例示する。本実施形態における広告情報出力装置100は、実施形態1における広告情報出力装置が広告情報蓄積部1101を備えている。
【0056】
(実施形態3:広告情報蓄積部)
「広告情報蓄積部」1101は、広告情報とキーワードとを関連付けて蓄積する。
【0057】
図12は、広告情報とキーワードとを関連付けて蓄積した状態を例示する。例えば、「キーワード1」というキーワードと「広告3770」により識別される広告情報とが関連付けられている。なお、同一のキーワードに対して複数の広告情報が関連付けられていてもよいし、また、複数のキーワードに対して同一の広告情報が関連付けられていてもよい。
【0058】
(実施形態3:広告情報取得部)
本実施形態において、広告情報取得部104は、広告情報蓄積部1101から広告情報を取得する。すなわち、キーワード集計処理102での集計処理の結果に基づいて広告情報を取得するためのキーワードを決定し、そのキーワードに関連付けて蓄積されている広告情報を広告情報蓄積部1101から取得する。
【0059】
例えば、集計処理の結果に基づいて「キーワード3」というキーワードが決定された場合には、図12の表を走査し、左の列に「キーワード3」が現れる行を探し出し、その行の右の列に格納されている「広告3216」により識別される広告情報が取得されるようになる。
【0060】
図12の表を走査する場合には、全く同じキーワードを探し出してもよいが、例えば辞書を用意しておき、そのキーワードと類似する文字の並びあるいは類似する意味を持つキーワードを探し出すようにしてもよい。
【0061】
(実施形態3:効果)
本実施形態によれば、広告情報出力装置が広告情報蓄積部を更に備えることにより、大量の広告情報とキーワードとを関連付けて蓄積することが可能となる。また、広告情報を取得する要求を外部に出力する必要がないので、高速に処理が行なえる。
【0062】
(実施形態4)
本発明の実施形態4においては、キーワードの集計結果のうち、最も出現頻度の高いキーワード又は最も出現頻度の高いキーワードに類似と類似するキーワードに関連付けられた広告情報が取得され、出力される。
【0063】
(実施形態4:構成)
本実施形態における広告情報出力装置は、実施形態3の広告情報出力装置の広告情報出力部104がキーワード集計処理部102での集計結果のうち、最も出現頻度の高いキーワード又は最も出現頻度の高いキーワードと類似するキーワードに関連付けられた広告情報を取得する。
【0064】
「類似する」とは、表記が似ている(一字違いなど)、称呼が似ている(子音が異なる、あるいは、母音が異なる)、観念が似ているなどの場合を含む。表記が似ている、称呼が似ているかどうかを文字列の操作により判定するアルゴリズムを提供することができるが、観念が似ているかどうかを判定するには、辞書を用いるのが良い。その辞書には、似ている観念の単語を対応付けておき、広告情報蓄積部1101より広告情報を取得する際には、その辞書を引いて、キーワードに対応付けられた単語と関連付けて蓄積されている広告情報を取得する。
【0065】
なお、表記が似ている、あるいは、称呼が似ているかどうかの判定にも、辞書を利用することができる。
【0066】
(実施形態4:効果)
本実施形態によれば、最も出現頻度の高いキーワード又は最も出現頻度の高いキーワードと類似するキーワードに関連付けられた広告情報が取得されるので、特に注目を集めているキーワードに関連付けられた広告情報が取得され、出力されることになり、広告効果を高めることができる。
【0067】
(実施形態5)
本発明の実施形態5においては、広告情報出力装置のキーワード入力部がネットワーク上の複数の端末からキーワードを収集する。
【0068】
(実施形態5:構成)
本実施形態において、実施形態1の広告情報出力装置のキーワード入力部が、ネットワーク上の複数の端末装置が情報検索に利用したキーワードを収集して入力する。
【0069】
「ネットワーク」には、イントラネットやインターネットを含む。また、「端末装置」とは、図7に例示される端末702のようなパーソナルコンピュータのみならず、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)なども含む。また、直接利用者が操作するものでなくてもよく、情報検索を行なう情報検索装置であってもよい。
【0070】
キーワードが端末装置に入力されるごとにキーワード入力部により収集して入力される必要はなく、端末装置に入力されたキーワードが端末装置に蓄積され、ある程度蓄積されたときに、まとめてキーワード入力部により収集されて入力されるようになっていてもよい。
【0071】
(実施形態5:効果)
本実施形態によれば、複数の端末装置からキーワードが収集されるので、集計処理の範囲を広くすることができ、広く世の中で注目されている事項に関する広告情報を出力することができる。
【0072】
(実施形態6)
本発明の実施形態6においては、情報検索が行なわれるごとに広告情報が取得される。
【0073】
(実施形態6:構成)
本実施形態の広告情報出力装置は、実施形態1の広告情報出力装置の広告情報取得部が、情報検索が行なわれるごとに広告情報を取得し、広告情報出力部が出力するようにしたものである。
【0074】
情報検索は、入力されるキーワードに基づいて行なわれるので、本実施形態においては、キーワードが入力され、情報検索が行なわれるごとに広告情報取得部で広告情報が取得され、その取得された広告情報が広告情報出力部から出力される。
【0075】
広告情報取得部で取得される広告情報は、ある一定の時間の間において常に同じものであってもよいし、毎回異なるものであってもよい。毎回異なるものである場合には、情報検索が行なわれるたびにキーワード集計処理部での集計処理が行なわれ、その集計の結果に基づいて広告情報が取得されるようになっていてもよいし、いくつかの広告情報の候補が用意されていて、その中から順次あるいはランダムに選択されて取得されるようになっていてもよい。
【0076】
(実施形態6:効果)
本実施形態によれば、情報検索が行なわれるごとに広告情報が取得されて出力されるので、情報検索の結果が出力されるたびに異なる広告情報が出力されるようにすることができ、利用者に飽きられることなく広告効果を高めることができる。
【0077】
(実施形態7)
本発明の実施形態7においては、複数の広告情報が取得され、その広告情報を表示するための要素情報(例えばボタン情報)が出力される。
【0078】
(実施形態7:構成)
図13は、本実施形態における広告情報出力装置の機能ブロック図を例示する。図13における広告情報出力装置100は、実施形態1の広告情報出力装置の広告情報出力部が要素情報出力手段1301を更に備えている。
【0079】
(実施形態7:広告情報取得部)
本実施形態における広告情報取得部104は、情報検索が行なわれるごとに広告情報を複数取得する。例えば、キーワードが取得されるたびにキーワード集計処理部102での集計処理がされ、その結果に基づき、取得回数が多いものから順に上位10個のキーワードに基づいて複数の広告情報を取得する。
【0080】
(実施形態7:要素情報出力手段)
「要素情報出力手段」1301は、要素情報を出力するための手段である。「要素情報」とは、出力操作要素を表示するための情報である。「出力操作要素」とは、広告情報取得部104が取得した複数の広告情報の出力を広告情報出力装置100の利用者に促すための表示のための要素である。その要素を操作することにより広告情報の表示が行なわれる。そのような要素の例としては、リンクの表示や、アイコンやボタンがある。リンク、アイコンやボタンなどをクリックすることにより、広告情報が表示されるようになる。
【0081】
図14は、要素の一つであるボタンの表示をHTML(Hyper TextMark−up Language)で記述した例であり、これにより、図15に示すような「×××の広告を見る」と書かれたボタンが表示されるようになる。このボタンを押すと、http://www.cd.jp/123.cgiというURLで示される広告情報が表示されることになる。
【0082】
(実施形態7:効果)
本実施形態によれば、要素を操作することにより広告情報が表示されることになるので、広告情報出力装置の利用者が広告情報を見たかどうかを知ることができる。また、HTTPプロトコルが用いられる場合には、検索結果に例えばボタンを表示することにより、HTTP_REFERという変数を参照して、どのような情報検索の結果から広告情報が参照されているかを知ることができるようになり、より効果的な広告情報の出力について検討することができるようになる。
【0083】
(実施形態8)
本発明の実施形態8は、実施形態7において、出現頻度の高い上位から複数のキーワードを選択し、このキーワードに基づいて広告情報が取得されるようにしたものである。
【0084】
(実施形態8:構成)
本実施形態の広告情報取得装置は、実施形態7の広告情報取得装置において広告情報取得部が、キーワード集計処理部で集計されたキーワードのうち、出現頻度順にキーワードのリストを作り前記リストの出現頻度の高い方から順にキーワードを選択し、選択された複数のキーワードに基づいて複数の広告情報を取得するようにしたものである。
【0085】
例えば、広告情報取得部は、キーワードを出現頻度の降順に並べ替えを行なう。その並べ替えの結果として得られるリストの最初の部分に現れるキーワード、すなわち、出現頻度の高い上位のキーワードの選択を行ない、それらの選択されたキーワードに基づいて複数の広告情報を取得する。キーワードを一つ選択し、その選択されたキーワードに基づいて複数の広告情報を取得するようにしてもよいし、キーワードを複数選択して、選択された複数のキーワードに基づいて複数の広告情報を取得するようにしてもよい。広告情報を取得する際には、出現頻度の高いキーワードに関係する広告情報ほど取得される傾向が強くなるようにしてもよい。また、選択されるキーワードの個数は一定ではなく、時間によって、また、キーワードの出現頻度によって変更されるようになっていてもよい。例えば、その出現頻度を足して100,000になる上位のキーワードを選択するようにしてもよい。
【0086】
(実施形態8:効果)
本実施形態によれば、出現頻度の高い広告情報に基づいて広告情報が取得されるので、世の中で注目を集めているキーワードに関係する広告情報が出力されるので、広告効果を高くすることができる。
【0087】
(実施形態9)
本発明の実施形態9は、広告情報出力方法である。本実施形態における広告情報出力方法は、キーワード入力ステップと、キーワード集計処理ステップと、広告情報出力ステップと、広告情報取得ステップと、を含む。
【0088】
「キーワード入力ステップ」は、情報検索のためのキーワードを取得するステップである。
【0089】
「キーワード集計処理ステップ」は、キーワード入力ステップにて入力されたキーワードを集計処理するステップである。
【0090】
「広告情報出力ステップ」は、広告情報を出力するためのステップである。
【0091】
「広告情報取得ステップ」は、キーワード集計処理ステップでの集計結果に基づいて広告情報出力ステップにて出力する広告情報を取得するステップである。
【0092】
したがって、本実施形態における広告情報出力方法は、例えば、実施形態1における広告情報出力装置にて用いられる方法であると言える。
【0093】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、情報検索のために入力されたキーワードの集計処理の結果に基づいて広告を情報検索時に知ることが可能となり、例えば、注目を集めている事柄に関する広告を見ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図2】キーワードの集計処理の一例図
【図3】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図4】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図5】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図6】実施形態1における広告情報出力装置の動作を説明するフローチャート
【図7】実施形態1の広告情報出力装置を情報検索システムに組み込んだ機能ブロック図
【図8】実施形態2における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図9】広告情報に出力事項を付加した状態を示す図
【図10】広告情報の出力のタイミングとキーワードの集計処理の関係を示す一例図
【図11】実施形態3における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図12】キーワードと広告情報とが関連付けて蓄積されている一例図
【図13】実施形態7における広告情報出力装置の機能ブロック図
【図14】ボタン情報をHTMLで記述した一例図
【図15】ボタンが表示された一例図
【図16】それぞれの時刻に出力される広告情報が、その時刻より所定の時間遡った時間からの集計結果に基づくことを示す図
【符号の説明】
100 広告情報出力装置
101 キーワード入力部
102 キーワード集計処理部
103 広告情報出力部
104 広告情報取得部
Claims (9)
- 情報検索のためのキーワードを取得するキーワード入力部と、
キーワード入力部に入力されたキーワードを集計処理するキーワード集計処理部と、
広告情報を出力するための広告情報出力部と、
キーワード集計処理部での集計結果に基づいて広告情報出力部で出力する広告情報を取得し、広告情報出力部に渡す広告情報取得部と、
を備える広告情報出力装置。 - 前記広告情報取得部は、広告情報を出力するタイミングを定める広告出力スケジュール手段を備え、
キーワード集計処理部は、キーワード入力部に入力されたキーワードを前記広告出力スケジュール手段で定められた広告の出力のタイミングに基づいて集計処理する請求項1に記載の広告情報出力装置。 - 広告情報とキーワードとを関連付けて蓄積する広告情報蓄積部を備え、
前記広告情報取得部は、前記広告情報蓄積部から広告情報を取得する請求項1に記載の広告情報出力装置。 - 前記広告情報取得部は、前記キーワード集計処理部での集計結果のうち、最も出現頻度の高いキーワード又は最も出現頻度の高いキーワードと類似するキーワードに関連付けられた広告情報を取得する請求項3に記載の広告情報出力装置。
- 前記キーワード入力部は、ネットワーク上の複数の端末装置が情報検索に利用したキーワードを収集して入力する請求項1に記載の広告情報出力装置。
- 広告情報取得部は、情報検索が行われるごとに広告情報を取得し、前記広告情報出力部が出力する請求項1に記載の広告情報出力装置。
- 前記広告情報取得部は、情報検索が行われるごとに広告情報を複数取得し、前記広告情報出力部は、前記広告情報取得部が取得した複数の広告情報の出力を広告情報出力装置の利用者に促すための出力操作要素を表示するための要素情報を出力するための手段である要素情報出力手段を備える請求項1に記載の広告情報出力装置。
- 前記広告情報取得部は、前記キーワード集計処理部で集計されたキーワードのうち、出現頻度順にキーワードのリストを作り前記リストの出現頻度の高い方から順に複数のキーワードを選択し、選択された複数のキーワードに基づいて複数の広告情報を取得する請求項7に記載の広告情報出力装置。
- 情報検索のためのキーワードを取得するキーワード入力ステップと、
キーワード入力ステップにて入力されたキーワードを集計処理するキーワード集計処理ステップと、
広告情報を出力するための広告情報出力ステップと、
キーワード集計処理ステップでの集計結果に基づいて広告情報出力ステップにて出力する広告情報を取得する広告情報取得ステップと、
を含む広告情報出力方法。
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