JP2019008426A - 商品等評価装置、商品等評価方法、およびプログラム - Google Patents

商品等評価装置、商品等評価方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】注意対象の商品等を効率よく発見することができる商品等評価装置、商品等評価方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】ネットワークを介して販売される商品またはサービス(以下、商品等)の紹介画面に含まれる対象語句を取得する取得部と、ブランド名を記述したブランド辞書を参照し、前記対象語句の中に含まれるブランド名を抽出するブランド名抽出部と、前記ブランド名抽出部により抽出されたブランド名の数に基づいて、注意対象の商品等を特定する監視部と、を備える商品等評価装置。【選択図】図1

Description

本発明は、商品等評価装置、商品等評価方法、およびプログラムに関する。
従来、ウェブページを格納し得るウェブページ格納部と、キーワードの出現量の条件である出現量条件を格納し得る出現量条件格納部と、キーワードを受け付けるキーワード受付部と、ウェブページ内におけるキーワードの出現量が出現量条件を満たすように、かつ、ウェブページの意味内容を変更しないように、ウェブページ内のキーワードまたはキーワード以外の文字列を変更する変更部と、変更部が変更したウェブページを出力する出力部とを備えるウェブページ自動変更装置の発明が開示されている(特許文献1参照)。
特開2011−18258号公報
ショッピングサイトなどで商品やサービス(以下、商品等)を検索するためにクエリが入力されることがある。検索ヒット数は、ショッピングサイトにおける商品等のランキングに影響する場合があるため、検索ヒット数を高くする目的で、タイトルや商品紹介欄に、その商品とは無関係な複数のブランド名を掲載することが行われている。このような行為は、過剰なSEO(Search Engine Optimization)あるいはブラックハットSEOと称される。過剰なSEOは、商品等の適正なランキング形成を妨げるものであるため、過剰なSEOの目的で販売画面が構成された商品等を発見したいというニーズが存在する。
上記特許文献1は、ウェブページの意味を変更しない範囲で、ウェブページの露出を増やすことを主眼としている。一方で、過剰なSEOを発見するための技術については、十分な研究が進んでいない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、注意対象の商品等を効率よく発見することができる商品等評価装置、商品等評価方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、ネットワークを介して販売される商品またはサービス(以下、商品等)の紹介画面に含まれる対象語句を取得する取得部と、ブランド名を記述したブランド辞書を参照し、前記対象語句の中に含まれるブランド名を抽出するブランド名抽出部と、前記ブランド名抽出部により抽出されたブランド名の数に基づいて、注意対象の商品等を特定する監視部と、を備える商品等評価装置である。
本発明の一態様によれば、注意対象の商品等を効率よく発見することができる。
商品等評価装置を利用した販売仲介サーバ200と、ブランド辞書作成装置300との構成および使用環境の一例を示す図である。 商品等の販売画面IM1の一例を示す図である。 検索結果表示画面IM2の一例を示す図である。 商品等表示画面IM3の一例を示す図である。 過剰なSEOがなされた商品等表示画面IM4の一例である。 商品等データ220の内容の一例を示す図である。 ランキングデータ222の内容の一例を示す図である。 ブランド辞書240の内容の一例を示す図である。 販売仲介サーバ200の対象語句取得部230、ブランド名抽出部232、および注意対象商品等監視部234により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 絞込部312による処理の内容を説明するための図である。 ブランド辞書作成装置300により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の商品等評価装置、商品等評価方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、商品等評価装置を利用した販売仲介サーバ200と、ブランド辞書作成装置300との構成および使用環境の一例を示す図である。販売仲介サーバ200は、端末装置100によってアクセスされ、商品またはサービス(以下、商品等)の販売を仲介するための装置であり、いわゆるショッピングサイトやオークションサイトを提供する装置である。ここで、「サイト」とは、ブラウザによって再生されるウェブサイトの他、アプリケーションプログラムによって表示されるアプリ画面を含むものとする。販売仲介サーバ200の運営者には、商品等の出品者により商品等データが提供される。端末装置100では、ブラウザやアプリケーションプログラムなどのUA(User Agent)110が起動する。UA110は、販売仲介サーバ200から提供された販売画面を表示すると共に、端末装置100の利用者によってなされた入力操作に応じたリクエストを販売仲介サーバ200に送信する。販売仲介サーバ200は、UA110からのリクエストに応じて商品等の販売を決定する。
また、販売仲介サーバ200には、ブランド辞書作成装置300により作成されたブランド辞書が提供される。ブランド辞書とは、ある商品等の紹介画面について原則的に一つのみ掲載される筈のブランド名を集めた電子的な辞書である。図では、販売仲介サーバ200とブランド辞書作成装置300が別体であるように示しているが、これらは統合されて一つのハードウェアにより実現されてもよい。
端末装置100、販売仲介サーバ200、およびブランド辞書作成装置300は、ネットワークNWを介して互いに通信する。これらの構成要素は、ネットワークNWに接続するためのネットワークカード、無線通信モジュールなどを備える。ネットワークNWは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ端末、専用回線などを含む。
[販売仲介サーバ]
販売仲介サーバ200は、例えば、販売画面提供部210と、ランキング処理部212と、ログ収集部214と、対象語句取得部230と、ブランド名抽出部232と、注意対象商品等監視部234とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
また、販売仲介サーバ200は、RAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)などの記憶装置に、商品等データ220、ランキングデータ222、ログ情報224、ブランド辞書240などのデータを格納している。なお、これらのデータは、販売仲介サーバ200がネットワークNWを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)などに格納されてもよい。
販売画面提供部210は、商品等データ220およびランキングデータ222を参照し、商品等の販売画面を端末装置100に提供する。図2は、商品等の販売画面IM1の一例を示す図である。販売画面IMには、商品等を検索するためのクエリを入力するためのクエリ入力欄A1、および、入力されたクエリで検索を実行させるための検索ボタンB1が設けられている。クエリ入力欄A1にクエリが入力され、検索ボタンB1が操作されると、検索結果表示画面IM2に遷移する。なお、クエリは一語だけのクエリもあるし、複数の子クエリがスペースなどで結合された複数語を含むクエリもある。
図3は、検索結果表示画面IM2の一例を示す図である。検索結果表示画面IM2には、検索結果表示欄A2が含まれる。検索結果表示欄A2には、ランキング処理部212によって決定されたクエリごとのランキング順に、商品等の画像や説明が並べて表示される。検索結果表示画面IMにおいて一つの商品等の画像や説明が操作されると、商品等表示画面IM3に遷移する。
図4は、商品等表示画面IM3の一例を示す図である。商品等表示画面IM3には、商品等画像表示欄A3−1、タイトル欄A3−2、商品等説明欄A3−3などが含まれる。タイトル欄A3−2や商品等説明欄A3−3には、製造元、商品の素材、使用、その他の内容が掲載される。このような内容が通常の商品等表示画面IM3であるが、過剰なSEOがなされた商品等表示画面は、異なる態様を示すものとなる。
図5は、過剰なSEOがなされた商品等表示画面IM4の一例である。商品等表示画面IM4では、製造元が「○○社」であるにも関わらず、商品等説明欄A4−3に、無関係なA社、B社、C社(いずれも○○社と同じカテゴリのブランド名)が掲載されている。この結果、クエリとして「A社」を指定して検索が行われた結果、A社の商品等でないにも関わらず、この商品等が検索にヒットする場合がある。このような商品等の掲載を回避あるいは抑制するために、販売仲介サーバ200は、ブランド辞書240を用いた注意対象商品等の特定処理を実行する。これについては、後述する。
話を戻し、販売画面提供部210は、図2〜5に例示した各種表示画面を、商品等データ220に基づいて生成する。図6は、商品等データ220の内容の一例を示す図である。商品等データ220は、商品等の識別情報である商品等IDに対して、商品カテゴリ、商品等画像、タイトル、商品等説明、価格(オークションであれば基準価格または入札価格)、発送条件、その他のデータが対応付けられたものである。
ランキング処理部212は、過去に入力されたクエリのそれぞれに対して、種々の基準によりランキング処理を行い、ランキングデータ222を生成する。図7は、ランキングデータ222の内容の一例を示す図である。ランキングデータ222は、例えば、クエリに対して、商品等IDのランキングが対応付けられたものである。ランキングデータ222は、例えば、ログ収集部214により収集されたログ情報に基づいて、クリック数が多い順、購入数が多い順、CVR(Conversion Ratio)が高い順、お気に入り登録数が多い順、または価格が安い順、或いはこれらを組み合わせたスコア順に、高いランキングとする。
ログ収集部214は、端末装置100において入力されたクエリを含む情報であって、端末装置100からリクエストのあったページを時系列で並べた行動履歴などの情報を、ログ情報224として蓄積する。
対象語句取得部230は、商品等データ220に含まれるデータのうち、商品等IDで示される商品等ごとの対象語句を取得する。対象語句は任意に定めてよいが、例えば、タイトルおよび商品等説明に含まれる語句が対象語句に設定される。
ブランド名抽出部232は、ブランド辞書240を参照し、対象語句取得部230により取得された対象語句の中に含まれるブランド名を抽出する。より具体的に、ブランド名抽出部232は、対象語句が取得された元の商品等のカテゴリに合致するブランド名を抽出する。図8は、ブランド辞書240の内容の一例を示す図である。ブランド辞書240は、例えば、商品等のカテゴリごとにブランド名を列挙したものである。
ブランド名抽出部232は、例えば、既に行った検索結果を活かすため、AhoCorasick法などの共通接頭辞検索(Common Prefix Search)を行うことで、辞書中からパターンマッチングを行うオートマトンを構築し、入力テキストに対して線形な計算時間を実現する。
注意対象商品等監視部234は、ブランド名抽出部232により抽出されたブランド名の数に基づいて、注意対象商品等を特定する。例えば、注意対象商品等監視部234は、所定数k以上のブランド名が対象語句に含まれている商品等を、注意対象商品等として特定する。例えばk=2である。
そして、注意対象商品等監視部234は、特定した注意対象商品等について、(1)出品者に対する注意を行うため、表示装置に商品等IDを表示させ、あるいは出品者に対して注意する電子メールを生成して送信する、(2)ランキングデータ222における当該商品等のランキングを下げる、(3)商品等データ220から削除する(出品を取り消す)などの処理を行う。
注意対象商品等監視部234は、ブランド名抽出部232により特定されたブランド名の数に応じて、上記(1)〜(3)の処理を段階的に行ってもよい。例えば、2つのブランド名が対象語句に含まれている商品等について(1)の処理を、3つのブランド名が対象語句に含まれている商品等について(2)の処理を、4つ以上のブランド名が対象語句に含まれている商品等について(3)の処理を行ってもよい。
また、注意対象商品等監視部234は、出品者ごとに、注意対象商品等に該当した商品等の数をカウントし、注意対象商品等に該当した商品等の数に応じて上記(1)〜(3)の処理を段階的に行ってもよい。例えば、注意対象商品等に該当した商品等の数が第1閾値C1以上第2閾値C2未満の出品者に対して(1)の処理を、注意対象商品等に該当した商品等の数が第2閾値C2以上第3閾値C3未満の出品者の注意対象商品等に対して(2)の処理を、注意対象商品等に該当した商品等の数が第3閾値C3以上の出品者の注意対象商品等(或いは全ての商品等)に対して(3)の処理を行ってもよい(C1<C2<C3)。
図9は、販売仲介サーバ200の対象語句取得部230、ブランド名抽出部232、および注意対象商品等監視部234により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、任意のタイミングで開始される。
まず、対象語句選択部230が、商品等データ220から一つの商品等を選択し(S100)、対象語句を取得する(S102)。次に、ブランド名抽出部232が、S102で取得された対象語句からブランド名を抽出する(S104)。
次に、注意対象商品等監視部234が、S104で抽出されたブランド名が所定数k以上であるか否かを判定する(S106)。S104で抽出されたブランド名が所定数k以上である場合、注意対象商品等監視部234は、S100で選択した商品等を注意対象商品として特定する(S108)。
次に、対象語句選択部230が、商品等データ220から今回の処理対象である全ての商品等を選択したか否かを判定する(S110)。全ての商品等を選択していない場合はS100に処理が戻され、全ての商品等を選択した場合は本フローチャートの処理が終了する。なお、図9に例示したループ処理は、並列コンピューティングによって同時並行的に実行されてもよい。
このように、販売仲介サーバ200(商品等評価装置)によれば、ネットワークNWを介して販売される商品等の紹介画面に含まれる対象語句を取得する対象語句取得部230と、ブランド名を記述したブランド辞書240を参照し、対象語句の中に含まれるブランド名を抽出するブランド名抽出部232と、ブランド名抽出部232により抽出されたブランド名の数に基づいて、注意対象の商品等を特定する注意対象商品等監視部234と、を備えることにより、注意対象の商品等を、効率よく発見することができる。なお、対象語句取得部230、ブランド名抽出部232、および注意対象商品等監視部234を合わせたものが「商品等評価装置」の一例である。
なお、上記の説明では、商品等のカテゴリに応じたブランド辞書240を用いて注意対象商品等を特定するものとしたが、カテゴリを特定せずに全てのブランド辞書240を用いて注意対象商品等を特定してもよい。
[ブランド辞書作成装置]
以下、ブランド辞書240を作成するブランド辞書作成装置300について説明する。ブランド辞書作成装置300は、例えば、ログ取得部310と、絞込部312と、作成部314とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPUなどのプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
また、ブランド辞書作成装置300は、RAMやHDD、フラッシュメモリ、ROMなどの記憶装置に、クエリログ320、作成中のブランド辞書322などのデータを格納している。なお、これらのデータは、ブランド辞書作成装置300がネットワークNWを介してアクセス可能なNASなどに格納されてもよい。
ログ取得部310は、販売仲介サーバ220が蓄積するログ情報224のうち、クエリに関する情報を取得し、クエリログ320として記憶装置に格納させる。クエリログ320に含まれる各クエリには、そのクエリを用いて検索した結果として表示された商品等およびそのカテゴリが付随している。なお、商品等のカテゴリは階層的に付与されている場合があるが、ここではブランド辞書のカテゴリに対応する階層のカテゴリに着目して説明する。
絞込部312は、クエリログ320に含まれる各クエリに基づいて、クエリに含まれるテキストを、商品等のカテゴリに応じた規則で絞り込む。実施形態におけるテキストとは、例えば、形態素解析などの所定のロジックにより、意味的にひとまとまりであると解釈されるものである。また、スペース等で区切られた子クエリのそれぞれであってもよい。また、テキストは、子クエリを複数結合したものであってもよい。絞込部312は、カテゴリによっては、テキストを3文字以上のカタカナに限定するなど、テキストを構成する要素に限定を追加してもよい。
ここで、絞込部312は、あるカテゴリのブランド辞書を作成する際に、そのカテゴリ(以下、対象カテゴリ)に対応する商品等が最も多く付随している(すなわちクエリ検索の結果として表示された商品等の多数派がそのカテゴリに対応している)クエリを絞り込みの対象とする。すなわち、絞込部312が絞り込みの対象とするクエリ(以下、対象クエリ)は、対象カテゴリを意図していると推認されるクエリである。
図10は、絞込部312による処理の内容を説明するための図である。絞込部312は、対象クエリに含まれる各テキストについて、単独でクエリとして入力された回数をs0、複数のテキストを含むクエリの中で、一番目に出現した回数をs1、二番目に出現した回数をs2、三番目以降に出現した回数をs3としてカウントする。また、絞込部312は、各テキストが対象期間(例えば一年)において出現した日数を併せてカウントする。図10の例では、テキスト「aaa」に関して、一番目に1回出現し、単独で1回出現しているため、s0とs1にそれぞれ1が与えられている。
このようにして、対象期間の対象クエリについて、テキストごと且つ出現位置ごとにカウントを行うと、絞込部312は、以下に示す各種条件に基づいて絞り込みを行う。
(条件1)
絞込部312は、条件式(1)で示すように、出現日数が、基準日数に達しているテキストを残し、そうでないテキストを除外してもよい。式中、Dは対象期間の日数であり、Th1は閾値である(0<Th1<1、より好ましくは、Th1は0.8〜0.9程度)。これによって、絞込部312は、流行語に関連して多数検索されたテキスト(バズワード)などを除外することができる。
(出現日数)≧D×Th1 …(1)
(条件2)
また、絞込部312は、条件式(2)で示すように、出現数の合計が、基準値に達しているテキストを残し、そうでないテキストを除外してもよい。式中、Th2は閾値である(Th2=10〜100程度)。
(s0+s1+s2+s3)≧D×Th2 …(2)
(条件3)
絞込部312は、条件式(3)で示すように、特定の位置で多く出現したテキストを残し、そうでないテキストを除外してもよい。式中、Th3は閾値である(0<Th3<1、より好ましくは、Th3は0.5以上)。
{s1/(s0+s1+s2+s3)}≧Th3 …(3)
式(3)で示す条件は、カテゴリによって任意に変更することができる。特に、式(3)の分子は、カテゴリに応じて変更されてよい。式(3)では、複数テキストを含むクエリの一番目に出現した頻度に着目しているが、これは、ファッションのカテゴリに適した規則である。ファッションのカテゴリにおいてクエリ検索を行う場合、一番目にブランド名を入力することが多いという傾向が予め分かっているからである。
作成部314は、絞込部312による絞り込みの結果、残ったテキストを集めて、ブランド辞書を作成する。ブランド辞書は、例えば販売仲介サーバ200に提供される。
以下、ブランド辞書作成装置300により実行される処理の流れについて、フローチャートを用いて説明する。図11は、ブランド辞書作成装置300により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ブランド辞書作成装置300は、対象カテゴリを決定する(S200)。対象カテゴリは、例えば外部(オペレータを含む)からの指示に基づいて決定される。次に、絞込部312が、対象カテゴリに対応するクエリをクエリログ320から抽出する(S202)。
次に、絞込部312は、S202で抽出したクエリを一つ選び(S204)、クエリをテキストに分割する(S206)。次に、絞込部312は、テキストごとに、出現位置ごとの出現数および出現日数をカウントアップする(S208)。
そして、絞込部312は、S204で全てのクエリを選択したか否かを判定する(S210)。全てのクエリを選択していない場合、S204に処理が戻される。
全てのクエリを選択した場合、絞込部312は、前述した各種条件に基づいてテキストの絞り込みを行う(S212)。作成部314は、絞込部312による絞り込みの結果、残ったテキストをブランド名として対象カテゴリの辞書に含める(S214)。なお、図11に例示したS204〜S210のループ処理は、並列コンピューティングによって同時並行的に実行されてもよい。
なお、クエリからテキストに分割する手法は、上記の手法に限られない。例えば、「aaa bbb ccc」なるクエリの中に含まれる「aaa bbb」が、ブランド名として世に広まっているような場合も考えられる。これに対し、ブランド辞書作成装置300は、「aaa bbb ccc」から「aaa」、「bbb」、「ccc」、「aaa bbb」、「bbb ccc」のように、単純に形態素解析などを行った場合には二つ以上のテキストとなるようなワードも含めて、一つのテキストとして扱ってよい。この場合において、例えば「aaa」と「aaa bbb」の双方が絞り込みを通過して残った場合、条件式(3)の左辺の値が大きい方を採用し、小さい方を除外してもよい。「aaa」よりも「aaa bbb」の方が世間の認知度が高い場合、むしろ「aaa bbb」を登録した方が適切に過剰なSEOを検出できるからである。
以上説明したブランド辞書作成装置300によれば、ネットワークNWを用いて商品等を販売するための販売画面に対して入力されたクエリの集合を取得するログ取得部310と、対象クエリに含まれるテキストを、商品等のカテゴリに対応する規則で絞り込む絞込部312と、絞込部312による絞り込み結果に基づいて、カテゴリごとのブランド辞書を作成する作成部314とを備えることにより、商品等のカテゴリごとに適切なブランド辞書を作成することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100 端末装置
110 UA
200 販売仲介サーバ
210 販売画面提供部
212 ランキング処理部
214 ログ収集部
220 商品等データ
222 ランキングデータ
224 ログ情報
230 対象語句取得部
232 ブランド名抽出部
234 注意対象商品等監視部
240 ブランド辞書
300 ブランド辞書作成装置
310 ログ取得部
312 絞込部
314 作成部
320 クエリログ
322 ブランド辞書(作成中)
NW ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークを介して販売される商品またはサービス(以下、商品等)の紹介画面に含まれる対象語句を取得する取得部と、
    ブランド名を記述したブランド辞書を参照し、前記対象語句の中に含まれるブランド名を抽出するブランド名抽出部と、
    前記ブランド名抽出部により抽出されたブランド名の数に基づいて、注意対象の商品等を特定する監視部と、
    を備える商品等評価装置。
  2. 前記ブランド辞書は、商品等のカテゴリごとに用意され、
    前記ブランド名抽出部は、前記対象語句が取得された取得元の商品等に予め付与されたカテゴリに対応する辞書を参照し、前記対象語句の中に含まれるブランド名を抽出する、
    請求項1記載の商品等評価装置。
  3. 前記監視部は、前記ブランド名抽出部により抽出されたブランド名の数が所定数以上である場合、前記対象語句が取得された取得元の商品等を前記注意対象の商品等と特定する、
    請求項1または2記載の商品等評価装置。
  4. 前記監視部は、前記ブランド名抽出部により抽出されたブランド名の数に基づいて、前記注意対象の商品等に対する段階的な処理を行う、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の商品等評価装置。
  5. 前記監視部は、前記ブランド名抽出部により抽出されたブランド名の数に基づいて、前記注意対象の商品等を出品した出品者に対する段階的な処理を行う、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の商品等評価装置。
  6. コンピュータが、
    ネットワークを介して販売される商品またはサービス(以下、商品等)の紹介画面に含まれる対象語句を取得し、
    ブランド名を記述したブランド辞書を参照し、前記対象語句の中に含まれるブランド名を抽出し、
    前記抽出されたブランド名の数に基づいて、注意対象の商品等を特定する、
    商品等評価方法。
  7. コンピュータに、
    ネットワークを介して販売される商品またはサービス(以下、商品等)の紹介画面に含まれる対象語句を取得させ、
    ブランド名を記述したブランド辞書を参照し、前記対象語句の中に含まれるブランド名を抽出させ、
    前記抽出させたブランド名の数に基づいて、注意対象の商品等を特定させる、
    プログラム。
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