JP2004013353A - 画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ブラウザとサーバの全ての通信について容易に動的負荷分散を行うことができる。
【解決手段】保険計上入力画面に付保内容が入力されると、ブラウザ1は、その入力内容、ウインドウ別クッキー3をWebサーバに送信する(S507)。その後、ブラウザについてのウインドウ別クッキー3内の送信済みフラグの値が送信済み「St」に更新される(S508)。Webサーバは計上処理を行う(S509)。ここで、クライアントに計上結果が表示されるまでに、当該クライアントから保険計上入力画面の内容を再度サーバへ送信する。この場合、ブラウザ1は、その入力内容、ウインドウ別クッキー3をサーバに再送信する(S511)。Webサーバ102は、受信したウインドウ別クッキー3の送信済みフラグから、入力された情報を既に受信したと判定する。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画面遷移制御システム、クライアント、ウェブ(Web)サーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラムに関し、より詳細には、通信処理についてクライアントとの間で負荷分散を行う画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られているウェブサーバとクライアントのブラウザとを用いたアプリケーションにおいては、ブラウザ側の画面遷移とWebサーバ側アプリケーションの画面遷移との間で同期をとるため、ブラウザ側のクッキーと、Webサーバ側に保持するブラウザの状態情報を用いている。
【0003】
クッキーとは、Webサーバが各クライアントを操作するユーザを識別するために、クライアントのブラウザに送られる情報である。例えば電子商取引において、複数の商品を選択した後で支払手続を行うような場合、各セッションでWebサーバ側がユーザを識別している必要がある。この場合、Webサーバはクライアントにクッキーを送信する。Webサーバからクッキーを受信したクライアントのブラウザは、セッション毎にクッキーを送り返す。このような制御を行うことで、Webサーバは利用者を識別するとともに、ブラウザ側の画面遷移とWebサーバ側のアプリケーションの画面遷移との同期がとられる。
【0004】
また、状態情報は、Webサイトへアクセスしているユーザに関する情報であり、そのWebサイトを提供するWebサーバに保持され、クライアントとのセッションを管理するために使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような画面遷移の制御を行う場合、複数のサーバを用いて負荷分散を実現するには、特定のサーバに保持された状態情報を他の複数のサーバから参照または変更可能とする機構を構築しなければならない。このため、Webサーバ側における動的な負荷分散の設計が困難であるという問題があった。
【0006】
また、このようにWebサーバ側の状態情報を他の複数のサーバから参照または変更可能とする機構は、データベースサーバに状態情報を保持し、複数のサーバとデータベースサーバをLAN回線で結ぶ等の設計変更が必要である。このため、サーバの機構を複雑にし、実現費用が高くつくという問題があった。
【0007】
また、Webサーバ側の状態情報を複数のサーバから参照・変更可能とする機構は、サーバの機構を複雑にし、構成要素の増大をもたらす。このため、高い汎用性の実現が困難であるという問題があった。
【0008】
また、クライアントのユーザが2つのブラウザを表示させ、各々のブラウザで異なった操作をすることがある。この場合、従来のWebサーバ側アプリケーションではユーザのこの行為を検知することができない。従って、Webサーバ側アプリケーションにおいて予定する機能を提供することができない場合があるという問題があった。
【0009】
また、クライアントのユーザがある画面に値を入力後、これをWebサーバに送信した後、Webサーバ側の処理に時間がかかっている場合に、ユーザはサーバ側でブラウザの画面を戻して再度画面を表示させ、入力した値をサーバに再送信することができた。この場合、サーバは同一画面から同一内容を複数回受信することになってしまう。従って、Webサーバ側アプリケーションにおいて予定する機能を提供できない場合があるという問題があった。
【0010】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ブラウザとサーバの全ての通信について容易に動的負荷分散を行うことができる画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
【0011】
本発明の別の目的は、サーバ側機構が簡素化され実現費用が低廉となり、かつ可用性の高い画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
【0012】
本発明の別の目的は、ユーザが複数個のブラウザを起動したことを検知することができる画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
【0013】
本発明の別の目的は、ブラウザの同一画面から複数回送信される情報によるWebサーバ側アプリケーションの誤操作を回避することができる画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御システムにおいて、前記クライアントは、前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶する記憶手段と、前記マークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記記憶手段に記憶された状態情報を前記ウェブサーバに送信する送信手段と、該送信手段による送信に応じて、前記記憶手段に記憶された状態情報を更新する更新手段とを備え、前記ウェブサーバは、前記送信手段により送信された状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画面遷移制御システムにおいて、前記判定手段により、前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記ウェブサーバは前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知することを特徴とする。
【0016】
また、請求項3に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントにおいて、前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶する記憶手段と、前記マークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記記憶手段に記憶された状態情報を前記ウェブサーバに送信する送信手段と、該送信手段による送信に応じて、前記記憶手段に記憶された状態情報を更新する更新手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
また、請求項4に記載の発明は、マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバにおいて、前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、該マークアップ・テキストについての状態情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のウェブサーバにおいて、前記判定手段により、前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知する手段を更に備えたことを特徴とする。
【0019】
また、請求項6に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントにおいて、前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶する記憶手段と、前記マークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報を送信する送信手段と、該送信手段による送信に応じて、前記記憶手段に記憶された状態情報を更新する更新手段と、前記記憶手段に記憶された状態情報に基づいて、前記送信手段による送信を行うか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】
また、請求項7に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御システムにおいて、前記ウェブサーバは、前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込む埋込手段と、前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記マークアップテキストについての状態を示し、前記埋め込まれた時刻を含む状態情報とを送信するサーバ側送信手段とを備え、前記クライアントは、前記サーバ側送信手段により送信された状態情報を記憶する記憶手段と、前記サーバ側送信手段により送信されたマークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶手段に記憶された状態情報を送信するクライアント側送信手段とを備え、前記ウェブサーバは、前記クライアント側送信手段により送信された前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段を更に備えたことを特徴とする。
【0021】
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画面遷移制御システムにおいて、前記判定手段により前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記ウェブサーバは前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知することを特徴とする。
【0022】
また、請求項9に記載の発明は、マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバにおいて、前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込む埋込手段と、前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信する送信手段と、前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記状態情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信した前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のウェブサーバにおいて、前記判定手段により前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知する手段を更に備えたことを特徴とする。
【0024】
また、請求項11に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するクライアントにおいて、前記ウェブサーバから、所定の時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを受信する受信手段と、該受信手段により受信した状態情報を記憶する記憶手段と、該受信手段により受信したマークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶手段に記憶された状態情報を送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】
また、請求項12に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御方法において、前記クライアントにおいて、前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶装置に記憶し、前記クライアントにおいて、前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、前記クライアントにおいて、前記表示された画面を通じて入力された情報と共に、記憶装置に記憶された前記マークアップテキストについての状態情報であって、前記入力された情報の送信に応じて更新する状態情報を前記ウェブサーバに送信し、前記ウェブサーバにおいて、前記送信された状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする。
【0026】
また、請求項13に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントの画面遷移制御方法において、前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、該表示された画面を通じて入力された情報と共に、記憶装置に記憶された前記マークアップテキストについての状態情報であって、前記入力された情報の送信に応じて更新する状態情報を前記ウェブサーバに送信することを特徴とする。
【0027】
また、請求項14に記載の発明は、マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバの画面遷移制御方法において、前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記入力された情報の前記クライアントからの送信に応じて更新される状態情報を受信し、該受信した状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする。
【0028】
また、請求項15に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントの画面遷移制御方法において、前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、記憶装置に記憶された前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記表示された画面を通じて入力された情報の送信に応じて更新する状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に送信したか否かを判定し、該判定の結果に応じて、前記入力された情報を送信することを特徴とする。
【0029】
また、請求項16に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御方法において、前記ウェブサーバにおいて、前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込み、前記ウェブサーバにおいて、前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信し、前記クライアントにおいて、前記送信された状態情報を記憶装置に記憶し、前記クライアントにおいて、前記送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、前記クライアントにおいて、前記表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶装置に記憶された状態情報を送信し、前記ウェブサーバにおいて、前記送信された前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする。
【0030】
また、請求項17に記載の発明は、マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバの画面遷移制御方法において、前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込み、前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信し、前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記状態情報を受信し、該受信した前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする。
【0031】
また、請求項18に記載の発明は、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するクライアントの画面遷移制御方法において、前記ウェブサーバから、所定の時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを受信し、該受信した状態情報を記憶装置に記憶し、該受信したマークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、該表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶装置に記憶された状態情報を送信することを特徴とする。
【0032】
また、請求項19に記載の発明は、コンピュータプログラムであって、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントに対し、前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示させ、該表示された画面を通じて入力された情報と共に、記憶装置に記憶された前記マークアップテキストについての状態情報であって、前記入力された情報の送信に応じて更新する状態情報を前記ウェブサーバに送信させることを特徴とする。
【0033】
また、請求項20に記載の発明は、コンピュータプログラムであって、マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバに対し、前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記入力された情報の前記クライアントからの送信に応じて更新される状態情報を受信させ、該受信した状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定させることを特徴とする。
【0034】
また、請求項21に記載の発明は、コンピュータプログラムであって、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントに対し、前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示させ、記憶装置に記憶された前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記表示された画面を通じて入力された情報の送信に応じて更新する状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に送信したか否かを判定させ、該判定の結果に応じて、前記入力された情報を送信させることを特徴とする。
【0035】
また、請求項22に記載の発明は、コンピュータプログラムであって、マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバに対し、前記マークアップテキストに時刻を埋め込ませ、前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信させ、前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記状態情報を受信させ、該受信した前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定させることを特徴とする。
【0036】
また、請求項23に記載の発明は、コンピュータプログラムであって、ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するクライアントに対し、前記ウェブサーバから、所定の時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを受信させ、該受信した状態情報を記憶装置に記憶させ、該受信したマークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示させ、該表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶装置に記憶された状態情報を送信させることを特徴とする。
【0037】
このような構成により、本発明では、クライアント側に状態情報を保持させ、サーバ側に状態情報を保持させない方式を採用することで、ブラウザとサ−バの全ての通信について動的負荷分散が可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、保険業に関する情報処理を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0039】
図1は、本実施形態に係る画面遷移制御システムの構成を示すブロック図である。画面遷移制御システムは、WWW(World Wide Web)を使用するノードであるWebサーバ102、およびパーソナル・コンピュータ(PC)302のユーザについての認証を行う認証サーバ106を含む情報処理システム100と、ブラウザを搭載したPC302とから構成されている。
【0040】
Webサーバ102は、ユーザと対話形式で情報の入力を受け付けるための画面をインターネット101を介してPC302に表示するプレゼンテーションロジック(PL)部120と、保険業に関するアプリケーションプログラムを実行する業務ロジック(BL)部114と、該PL部120およびBL部114を呼び出して、オンライン業務の流れを制御するフロー制御(FC)部112とを有する。なお、本実施形態ではPC302のユーザとして保険代理店における車両保険の営業担当者を想定している。
【0041】
認証サーバ106は、ユーザの認証を行うものであり、PC302のユーザに関する情報を記憶したアカウントデータベース(DB)118と、このDBを使用して認証を行う認証部116とを有している。アカウントDB118には、ユーザに関する情報として後述する認証チケット、グループIDが記憶されている。
【0042】
図2は、Webサーバ102の機能構成をより詳細に示すブロック図である。
PL部120は、ログイン画面を提供するログインPL部310、後述するリダイレクト画面を提供するリダイレクトPL部312、メニュー画面を提供するメニューPL部314、エラー画面を提供するエラー表示PL部316、保険計上入力画面を提供する保険計上入力PL部318、計上結果画面を提供する計上結果PL部320、および契約表示画面を提供する契約表示PL部322を有する。PL部120の各構成要素は、Webページを表示するためのHTML(HyperText Markup Language)言語で記述された複数のテキスト(HTMLテキスト)を保持しており、FC部112からの呼び出しに応じて該当するHTMLテキストを送信し、PC302のディスプレイ上にWebページを表示する。
【0043】
FC部112は、ログインFC部303、メニューFC部304、保険計上FC部306および契約照会FC部308を有する。ログインFC部303は、PC302からの接続要求を受けた場合に、予め記憶したユーザやPC302の機種に関する情報を用いて、正当なユーザからの接続要求であるか否かを検証する。そして、検証の結果、不正なユーザからの接続要求であれば、ログインPL部310を呼び出して、そのPC302にログイン画面を表示して、ユーザにログインのための処理を促す。メニューFC部304では、メニューPL部314を呼び出して、PC302にメニュー画面を表示する。
【0044】
また、保険計上FC部306では、業務の流れに応じて、あるいはユーザによるPC302を使用した機能の選択に応じて、保険計上PL部318および計上結果PL部320の呼び出しを行う。同様に、契約照会FC部308では、契約表示PL部322の呼び出しを行う。
【0045】
FC部112の各構成要素は、PC302に表示する画面の遷移が正当であるか否かを検証する。そして、この検証の結果、不正な画面遷移であれば修正を行い、ユーザを正しい業務手順へ導く制御を行う。
【0046】
BL部114は、保険業務に関する情報処理を行い、結果をFC部112に返す処理を行うものであり、保険契約の計上を行う計上処理BL部324と、契約照会を行うための契約照会BL部326とを含んでいる。
【0047】
図3は、本実施形態に係るWebサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、本図に示すハードウェア構成は認証サーバ106にも使用される。Webサーバ102は、装置全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)201と、装置全体を制御するためのシステムプログラム等が格納されたROM(Read Only Memory)202と、一時記憶領域であるRAM(Random Access Memory)206とがバス211を介して接続されている。また、本発明に係わる処理を実行するためのプログラムが格納されたプログラムメモリ212と、キーボード・マウスインタフェース(I/F)208と、ディスプレイ205に接続されるビデオI/F204と、インターネット101との通信を行うモデム等の通信I/F203と、ハードディスク213に接続された入出力I/F207とがバス211に接続されている。
【0048】
キーボード・マウスI/F208は、コマンドや記号の入力に使用されるキーボード209およびマウス210に接続されている。
【0049】
本実施形態に係る画面遷移制御方法は、後述する処理を実現するプログラムのプログラムコードを記録したプログラムメモリ212から、CPU201がそのプログラムコードを読み出して実行することにより達成されるものである。
【0050】
本発明に関わる諸機能は、Webサーバ102が実行するためのプログラムモジュールとして設計されることができる。例えば、ユーザのPC302へ画面を表示する手段として、クライアントであるPC302との通信を実現する通信プログラム、入力画面等をHTTP(HyperText Transfer Protocol)で送信するWWWサーバプログラム、およびクライアントのブラウザに入力画面等を表示させるプログラムを使用する。入力画面等を表示させるプログラムとしては、例えばMicrosoft社のWindows(登録商標)上のWWWサーバであるIIS(Internet Information Services)が有するASP(Active Server Pages)を使用することができる。また、Webページを介して受信した情報に基づくデータベース検索等の情報処理も、ASPにより実行することができる。
【0051】
これらのプログラムは、高級手続型プログラミング言語、オブジェクト指向プログラミング言語、アセンブリ言語、機械語の他、HTML等のマークアップランゲージで記述される。このような実現方法において、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等により構成されるプログラムメモリ212は、コンピュータ読取可能な記録媒体として機能する。
【0052】
次に、本実施形態に係る画面遷移制御方法において、PC302に保持されるデータの内容について説明する。
(1)共有クッキー
共有クッキーは、ログオンしたユーザの認証状態を管理する情報を搭載したクッキーであり、複数のHTMLテキスト間で共有される。PC302がWebサーバ102から受信した共有クッキーは、ブラウザを終了するか、ログオフするまで存在し続ける。この共有クッキーに含まれる情報項目の例を以下の表に示す。
【0053】
【表1】
Figure 2004013353
【0054】
(2)ウインドウ別クッキー
ウインドウ別クッキーは、HTMLテキスト毎に生成されるクッキーであり、当該HTMLテキストについての状態情報を格納する。HTMLテキストの各々にはウインドウ識別IDが付与されており、このクッキーはウインドウ識別IDに対応する名前を有する。PC302がWebサーバ102から受信したウインドウ別クッキーは、ブラウザを終了するか、ログオフするまで存在し続ける。この共有クッキーに含まれる情報項目の例を以下の表に示す。
【0055】
【表2】
Figure 2004013353
【0056】
(3)属性値Hidden
HTMLのINPUTタグは、入力欄を定義するために使用される。このINPUTタグの有する属性としてTYPE属性がある。TYPE属性は、入力欄の入力形式を指定するために使用される。このTYPE属性の属性値の1つに、属性値Hiddenがある。属性値Hiddenは、その引数をブラウザ上に表示しない旨を指定するものであり、クライアントからサーバのCGI(Common Gateway Interface)スクリプト等に引数を渡す場合に使用される。例えば、
<INPUT TYPE=”Hidden” NAME=”office” VALUE=”n”>
というタグの場合、クライアントの画面上には表示されないVALUEで指定された値Nが、サーバのCGIプログラムに送信される。
【0057】
本実施形態では、属性値Hiddenの引数として、各HTMLテキストについての状態情報が定義され、その値は、Webサーバ102から送信されるHTMLテキスト毎に定義される。本実施形態において属性値Hiddenの引数となる項目を以下の表3に示す。
【0058】
【表3】
Figure 2004013353
【0059】
次に、サーバにおいて実行されるブラウザの状態管理機能について説明する。ブラウザの状態管理機能は、Webサーバ102のFC部112に組み込まれており、認証チェックと、ブラウザ状態チェックとからなる。
【0060】
(1)認証チェック
FC部112は、共有クッキーがあるかどうかを判断し、共有クッキーがある場合にはさらにその認証チケットおよびサーバ処理時刻の内容を判断し、判断結果に応じて以下の処理を実行する。
・ケース1:共有クッキーがない場合
ログイン画面をPC302に送信する。
・ケース2:共有クッキーの認証チケットに正当な値がない場合
ログイン画面をPC302に送信する。
・ケース3:共有クッキーの認証チケットに正当な値があり、サーバ処理時刻が所定の時間(許容無操作時間)を経過している場合
ログイン画面をPC302に送信する。
・ケース4:共有クッキーの認証チケットに正当な値があり、サーバ処理時刻が許容無操作時間内である場合
Webサーバ側での処理を続行する。
【0061】
(2)ブラウザ状態チェック
FC部112は、ウインドウ別クッキーおよび属性値Hiddenの引数とされた項目に基づいて以下の判断を行うと共に、対応する処理を行う。
・判定結果1:HTMLテキストに対応するウインドウ別クッキーの送信済みフラグの値が未送信「Sf」である。
【0062】
この場合、FC部112は「初回送信」、すなわち送信すべき情報がPC302へ初めて送信されると判断する。そして、共有クッキーを新たに生成し、その認証チケットおよびグループIDには、ブラウザから受信した共有クッキーと同一の値を設定する。また、サーバ処理時刻には、当該サーバでの処理時刻を設定し、ブラウザに送信する。
【0063】
また、当該ブラウザに対応するウインドウ別クッキーを新たに生成し、その送信済みフラグに未送信「Sf」を設定し、サーバ処理時刻に当該サーバでの処理時刻を設定して、ブラウザに送信する。
【0064】
また、HTMLテキストを送信する際、属性値Hiddenの引数とする認証チケット、グループIDおよびウインドウ識別IDにはブラウザから受信した属性値Hiddenの引数の値と同一の値を設定し、サーバ処理時刻には、当該サーバでの処理時刻を設定する。
【0065】
・判定結果2:HTMLテキストに対応するウインドウ別クッキーの送信済みフラグの値が送信済み「St」である。
この場合、FC部112は送信済み、すなわち送信すべき情報がPC302へ送信済みであると判断する。そして、判断結果1と同様の処理を行う。
【0066】
・判定結果3:属性値Hiddenの引数とされたサーバ処理時刻が当該HTMLテキストに対応するウインドウ別クッキーのサーバ処理時刻より過去の時刻である。
この場合、FC部112は、表示画面が以前の画面に戻ったか、または新たなブラウザが起動されたと判断する。そして、共有クッキーを新たに生成し、その認証チケットおよびグループIDには、ブラウザから受信した共有クッキーと同一の値を設定する。また、サーバ処理時刻には、当該サーバでの処理時刻を設定し、ブラウザに送信する。
【0067】
次いで、ウインドウ識別IDを新たに発行し、次回送信するHTMLテキストのウインドウ識別IDとする。
【0068】
次いで、当該ブラウザに対応するウインドウ別クッキーを新たに生成し、その送信済みフラグには未送信「Sf」を設定し、サーバ処理時刻には、当該サーバでの処理時刻を設定して、ブラウザに送信する。
【0069】
次いで、当該ブラウザの元のウインドウ識別IDに対応するウインドウ別クッキーを新たに生成し、送信済みフラグには未送信「Sf」を設定し、サーバ処理時刻には受信したウインドウ別クッキーのサーバ処理時刻を設定して、ブラウザに送信する。
【0070】
また、HTMLテキストを送信する際、属性値Hiddenの引数とする認証チケット、グループIDおよびウインドウ識別IDにはブラウザから受信した属性値Hiddenの引数の値と同一の値を設定し、サーバ処理時刻には、当該サーバでの処理時刻を設定する。
【0071】
次に、PC302の機能構成について説明する。PC302は図4に示すように、インターネット101を介して情報の送受信を行う通信部1002と、音声の出力を行う音声出力部1006と、画面の表示を行う表示部1009と、ユーザからの入力を受け付ける入力部1007と、これらの各構成要素を制御する制御部1008とから構成される。制御部1008は、記憶部1003に記憶されたブラウザ1004とブラウザ状態管理スクリプト1005を読み出して実行することにより、本発明に係る方法を実現する。ブラウザ(ユーザエージェント)1004は、WWWのコンテンツを閲覧するためのプログラムであり、ブラウザ状態管理スクリプト1005はHTMLテキストに埋め込まれて、Webサーバ102からPC302に送信されるプログラムであり、ブラウザ1004上で動作し、ブラウザ1004の状態を管理する。本実施形態において、ブラウザ1004はクッキーを処理する機能を有し、Java(登録商標)Script等のスクリプトが動作し、さらに、既に起動しているブラウザを複製して複数のブラウザを操作することが可能である。
【0072】
このブラウザ状態管理スクリプト1005は、Webサーバ102への所定の処理要求送信後に、当該ブラウザに対応するウィンドウ別クッキーの送信済みフラグを送信済み「St」に更新する。また、Webサーバ102への所定の処理要求送信前に、当該ブラウザに対応するウィンドウ別クッキーの送信済みフラグの値を検査し、送信済み「St」であれば、エラーダイアログを表示し、送信は行わない。このような機能は、選択的に実施することができる。
【0073】
(ログイン)
次に、図5の流れ図を参照し、Webサーバ102へのログイン処理について説明する。
【0074】
まず、PC302のブラウザが起動されると、ブラウザはWebサーバ102にログイン画面の送信を要求する(S402)。以下、このブラウザをブラウザ1という。ログインPL部310は、ログイン画面をブラウザ1に送信する(S403)。ユーザが、ブラウザ1により表示されたログイン画面にユーザIDとパスワードを入力すると、ブラウザ1は入力された値を情報処理システム100に送信する(S404)。ログインFC部303は、認証サーバ106の認証部116にユーザIDとパスワードを送る(S405)。
【0075】
認証部116は、アカウントDB118を検索し、当該ユーザIDとパスワードでユーザを認証し、認証チケット、グループIDをログインFC302に返す(S406)。
【0076】
ログインFC部303は、共有クッキー1を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT1を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ウインドウ識別ID=W1を発行し、ブラウザ1に対応するウインドウ別クッキー1の名前とする。また、ウインドウ別クッキー1の送信済みフラグにSf、サーバ処理時刻にT1を設定し、ブラウザ1に送信する。さらに、リダイレクトPL部312においてリダイレクト画面を生成する。このとき、リダイレクト画面のHTMLテキストに、認証チケット=SC1、グループID=G1、ウインドウ識別ID=W1、サーバ処理時刻=T1を、属性値Hiddenの引数として埋め込み、これをブラウザ1に送信する(S407)。このリダイレクト画面は非表示の画面であり、ブラウザ1により表示されない。
【0077】
ブラウザ1は、リダイレクト画面を受け取ると、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー1、ウインドウ別クッキー1を、自動的にWebサーバ102に送信する(S408)。その後、PC302においてブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ブラウザ1についてのウインドウ別クッキー1の送信済みフラグに送信済み「St」が設定される(S409)。
【0078】
次いで、メニューFC部304は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。図5に示す例では、判断結果はケース4に当たるので、ブラウザ状態管理機能はブラウザ状態チェックを実行する。ここでの判定の結果は、判定結果1に対応する。ブラウザ状態管理機能は、共有クッキー2を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT2を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ブラウザ1に対応するウインドウ別クッキー2を生成し、送信済みフラグにSf、サーバ処理時刻にT2を設定し、ブラウザ1に送信する。さらに、メニューPL部314において属性値Hiddenの引数とすべき認証チケット、グループID、ウインドウ識別IDおよびサーバ処理時刻の各値を生成する。その後、メニューFC部304に制御を戻す。
【0079】
メニューFC部304は、ブラウザ状態管理機能において生成された認証チケット、グループID、ウインドウ識別ID、サーバ処理時刻を、メニュー画面に属性値Hiddenの引数として埋め込み、これをブラウザ1に送信する(S410)。
【0080】
ブラウザ1は、Webサーバ102から受信したメニュー画面を表示し、共有クッキー、ウインドウ別クッキーを、今回受信したもので置き換える。
【0081】
このようにして、クライアントにおいて、マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶装置に記憶する処理が実現される。
【0082】
(二重送信をWebサーバで検知する)
次に、図6の流れ図を参照し、Webサーバ102によりクライアントからの二重送信を検知する処理について説明する。Webサーバ102上のアプリケーションにおいて、クライアントから同一内容が二重に送信されることを阻止する必要がある場合、Webサーバ102はクライアントの操作状態をWebサーバ102内に保持することなく、二重送信を以下の処理により検知することができる。以下、上述のステップS410においてメニュー画面が表示された状態から説明する。
【0083】
メニュー画面から「保険計上処理」が選択された場合、ブラウザ1は、ユーザが選択した業務種類、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー2、ウインドウ別クッキー2をサーバに送信する(S502)。
【0084】
その後、ブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ブラウザ1についてのウインドウ別クッキー2の送信済みフラグが送信済み「St」に更新される(S503)。
【0085】
このようにして、送信に応じて記憶装置に記憶された状態情報を更新する処理が実現される。
【0086】
メニューFC部304は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。図6に示す例では判断結果はケース4に該当するので、ブラウザ状態管理機能はブラウザ状態チェックを実行する。ここでのチェックの結果は、判定結果1に該当する。ブラウザ状態管理機能は、共有クッキー3を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT3を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ブラウザ1に対応するウインドウ別クッキー3を生成し、送信済みフラグにSf、サーバ処理時刻にT3を設定し、ブラウザ1に送信する。更に、属性値Hiddenの引数として、認証チケット=SC1、グループID=G1、ウインドウ識別ID=W1、サーバ処理時刻=T3を生成する。
【0087】
その後、ブラウザ状態管理機能はメニューFC部304に制御を戻す。
【0088】
メニューFC部304は、保険計上入力PL部318において保険計上入力画面を生成するタイミングで、保険計上入力画面に、認証チケット、グループID、ウインドウ識別ID、サーバ処理時刻を属性値Hiddenの引数として埋め込み、これをブラウザ1に送信する(S504)。
【0089】
ブラウザ1は、Webサーバ102から受信した保険計上入力画面を表示し、共有クッキー、ウインドウ別クッキーを今回受信したもので置き換える。
【0090】
保険計上入力画面に付保内容が入力されると、ブラウザ1は、その入力内容、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー3、ウインドウ別クッキー3をWebサーバ102に送信する(S507)。その後、PC302においてブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ブラウザに保持しているウインドウ別クッキー3の送信済みフラグの値が送信済み「St」に更新される(S508)。
【0091】
保険計上FC部306は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。ここでの判断結果はケース4に該当するので、ブラウザ状態管理機能はブラウザ状態チェックを実行する。チェックの結果は、判定結果1に該当する。ブラウザ状態管理機能は、共有クッキー4を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT4を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ウインドウ別クッキー4を生成し、送信済みフラグにSf、サーバ処理時刻にT4を設定し、ブラウザ1に送信する。更に、属性値Hiddenの引数として認証チケット=SC1、グループID=G1、ウインドウ識別ID=W1、サーバ処理時刻=T4を生成する。
【0092】
保険計上処理は二重計上を防止するため、クライアントからの二重送信を阻止する必要があるが、ブラウザ状態管理機能の判定結果は「初回送信」なので、保険計上FC部306はクライアントからの入力値を計上処理BL部324に引き渡し、計上処理を行う(S509)。保険計上FC部306は、計上処理BL部324の処理結果を受け取り、計上結果PL部320において計上結果画面を生成するタイミングで、そのHTMLテキストに認証チケット、グループID、ウインドウ識別IDおよびサーバ処理時刻を、属性値Hiddenの引数として埋め込み、これをブラウザ1に送信する。
【0093】
ここで、クライアントに計上結果が表示されるまでに、当該クライアントから保険計上入力画面の内容を再度サーバへ送信すると仮定する。この場合、ブラウザ1は、保険計上入力画面へのユーザの入力内容、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー3およびウインドウ別クッキー3をサーバに再送信する(S511)。
【0094】
その後、ブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ブラウザに保持しているウインドウ別クッキー3の送信済みフラグの値が送信済み「St」に更新される(S512)。なお、送信済みフラグはステップS508で既に送信済みとなっているが、スクリプトの処理は通常どおり行われるものとする。
【0095】
保険計上FC部306は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。図6に示す例では、判断結果はケース4に当たるので、ブラウザ状態管理機能はブラウザ状態チェックを実行する。ここでの判定の結果は判定結果2に該当する。ブラウザ状態管理機能は、共有クッキー5を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT5を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ウインドウ別クッキー5を生成し、送信済みフラグにSf、サーバ処理時刻にT5を設定し、ブラウザ1に送信する。更に、属性値Hiddenの引数として認証チケット=SC1、グループID=G1、ウインドウ識別ID=W1、サーバ処理時刻=T5を生成する。その後、保険計上FC部306に制御を戻す。
【0096】
保険計上FC部306は二重計上を防止するため、ユーザの二重送信を阻止する必要があるが、ブラウザ状態管理機能によるブラウザ状態チェックの判定は「送信済み」なので、保険計上FC部306は計上処理BL部324を呼び出さず、エラー表示PL部316においてエラー画面を生成する。ここで保険計上FC部306は、エラー画面のHTMLテキストに認証チケット、グループID、およびウインドウ識別IDおよびサーバ処理時刻を、属性値Hiddenの引数として埋め込み、これをブラウザ1に送信する(S514)。
【0097】
このようにして、クライアントにおいて、マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、示された画面を通じて入力された情報と共に、記憶装置に記憶された状態情報をウェブサーバに送信し、送信に応じて、記憶装置に記憶された状態情報を更新し、ウェブサーバにおいて、送信された状態情報に基づいて、入力された情報を既に受信したか否かを判定する処理が実現される。
【0098】
PC302に表示されるエラー画面には、同一画面からの複数回の送信を検知し、計上要求は処理しなかった旨のメッセージと、処理を続行するために、メニュー画面に戻るリンクとが表示される。ユーザはリンクをクリックことによりメニュー画面に戻り、業務を続行することができる。
【0099】
このようにして、入力された情報を既に受信したと判定された場合、入力された情報が二重に送信されたことをクライアントに通知する処理が実現される。
【0100】
(二重送信をブラウザで検知する)
次に、図7を参照し、二重送信をブラウザで検知する処理について説明する。
【0101】
Webサーバ102のアプリケーションにおいてユーザから同一内容を二重に送信されることを阻止する必要がある場合には、ブラウザ状態管理スクリプトを用いて二重送信であることを下記の仕組みで検知することができる。なお、ステップS502〜S509までの処理は、二重送信をサーバで検知すると同一内容なので、説明を省略する。
【0102】
ブラウザが保険計上画面を表示している状態において、ユーザにより、計上結果が表示されるまでに保険計上入力画面を再度サーバに送信する操作が行われたものとする。すると、PC302においてブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ウインドウ別クッキーの送信済みフラグの値を検査する(S611)。このようにして、記憶装置に記憶された状態情報に基づいて、送信を行うか否かの判定が行われる。この値は送信済み「St」なので、ブラウザ状態管理スクリプトはエラーダイアログを表示し、複数回の計上要求は処理できない旨のメッセージを表示して、正常な操作を促す(S612)。
【0103】
(ブラウザの「戻る」ボタンで画面を戻したことをサーバで検知する)
次に、図8を参照し、ブラウザの「戻る」ボタンを押下して画面を戻したことをWebサーバ102で検知する処理について説明する。
【0104】
Webサーバのアプリケーションにおいて、ブラウザの「戻る」ボタンで前の画面に戻り、送信されることを阻止する必要がある場合、Webサーバはユーザの操作状態をサーバ内に保持することなくブラウザの戻るボタンで画面を戻したことを以下の処理により検知することができる。以下、ステップS504においてPC302に保険計上入力画面が表示された状態から説明する。
【0105】
ユーザにより保険計上入力画面に付保内容が入力されると、ブラウザ1は、保険計上入力画面へのユーザの入力内容、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー3、ウインドウ別クッキー3をWebサーバ102に送信する(S702)。
【0106】
その後、PC302においてブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ブラウザに保持しているウインドウ別クッキー3の送信済みフラグの値が送信済み「St」に更新される(S703)。
【0107】
保険計上FC部306は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。図8に示す例はケース4にあたるので、ブラウザ状態管理機能はブラウザ状態チェックを行う。ここでのチェックの結果は、判定結果1である。ブラウザ状態管理機能は共有クッキー4を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT4を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ウインドウ別クッキー4を生成し、送信済みフラグにSf、サーバ処理時刻にT4を設定し、ブラウザ1に送信する。更に、属性値Hiddenの引数として、認証チケット=SC1、グループID=G1、ウインドウ識別ID=W2、サーバ処理時刻=T5を生成する。その後、保険計上FC部306に制御を戻す。
【0108】
保険計上FC部306は計上処理BL部324に計上処理の実行を命じ(S704)の処理結果を受け取る。そして、計上結果PL部320から計上結果画面のHTMLテキストを生成するタイミングで、そのHTMLテキストに、生成された認証チケット、グループID、およびウインドウ識別IDおよびサーバ処理時刻を、属性値Hiddenの引数して埋め込み、これをブラウザ1に送信する(S705)。
【0109】
ブラウザ1は、Webサーバ102から受信した計上結果画面を表示すると共に、共有クッキー、ウインドウ別クッキーを今回受信したもので置き換える。
【0110】
ここで、計上結果画面が表示されてからブラウザの「戻る」ボタン(ブラウザの標準機能)が押下され、保険計上入力画面が表示され(S706)た後、ユーザの操作により、計上結果の送信が指示されたと仮定する。
【0111】
ブラウザ1は、保険計上入力画面へのユーザの入力内容、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー4、ウインドウ別クッキー4(ウィンドウ識別はW1)をWebサーバ102に送信する(S708)。その後、PC302においてブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ブラウザに保持しているウインドウ別クッキー4の送信済みフラグの値を送信済み「St」に設定する(S709)。
【0112】
保険計上FC部306は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。図8に示す例の判断結果はケース4にあたるので、ブラウザ状態管理機能はブラウザ状態チェックを行う。図8に示す例における判定結果は、判定結果3に相当する。このようにして、送信されたマークアップテキストに埋め込まれた時刻と状態情報とに基づいて、入力された情報を既に受信したか否かが判定される。
【0113】
ブラウザ状態管理機能は共有クッキー5を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT5を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ウインドウ識別ID=W2を新たに発行し、ブラウザ1のウィンドウ識別IDとする。また、W2を名称とするウィンドウ別クッキー5(名称はW2)を新たに生成し、送信済みフラグには未送信「Sf」の値を設定し、サーバ処理時刻には当該Webサーバ102での処理時刻T5を設定し、ブラウザ1に送信する。また、当該ブラウザの元のウインドウ識別ID=W1に対応するウインドウ別クッキー5(名称はW1)を新たに生成し、送信済みフラグには未送信「Sf」の値を設定し、サーバ処理時刻には受信したウインドウ別クッキー4(名称はW1)のサーバ処理時刻T4を設定し、ブラウザに送信する。更に、属性値Hiddenの引数として、認証チケット=SC1、グループID=G1、ウインドウ識別ID=W2およびサーバ処理時刻=T5の各値を生成する。その後、保険計上FC部306に制御を戻す。
【0114】
ブラウザ状態管理機能の判定結果が、「以前の画面に戻ったか、新たなブラウザが起動した」であるので、保険計上FC部306は計上処理BL部324を呼び出さず、エラー表示PL部316においてエラー画面が生成される。このタイミングで保険計上FC部306は、生成された認証チケット、グループID、ウインドウ識別IDおよびサーバ処理時刻を、属性値Hiddenの引数としてHTMLテキストに埋め込み、これをブラウザ1に送信する(S711)。
【0115】
PC302には、業務上の画面遷移を逸脱した操作を検知し、計上要求は処理しなかった旨のメッセージと、処理を続行するために、メニュー画面に戻るリンクを含むエラー画面が表示される。ユーザはリンクをクリックしてメニュー画面に戻り、業務を続行することができる。
【0116】
(新たなブラウザの起動をサーバで検知する)
次に、図9および図10を参照し、新たなブラウザをサーバで検知する処理について説明する。Webサーバ102のアプリケーションにおいては、照会プログラムのように、ユーザが複数のブラウザを起動して操作することを許すものがある。この場合、サーバ側に状態を保持することなく、1つのクライアントにおいて起動された複数のブラウザの状態管理を以下のように行うことができる。
【0117】
以下、PC302に表示されたメニュー画面におけるユーザの選択操作により、契約照会条件入力画面が表示された状態から説明する。
【0118】
ユーザは、PC機302を操作することにより、新たなブラウザを起動する。ここで、ユーザの操作により、新たに起動されたブラウザにおいても契約照会条件入力画面が表示されたと仮定する。これにより、2つのブラウザにより、契約照会条件入力画面が表示されることとなる。共有クッキー3、およびウインドウ別クッキー3は、2つのブラウザ間で共有される(図9のS801)。
【0119】
ブラウザ1の契約照会条件入力画面に検索条件が入力され送信が指示されると、契約照会条件入力画面への入力内容、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー3、ウインドウ別クッキー3がWebサーバ102に送信される(S803)。
【0120】
その後、ブラウザ状態管理スクリプトが起動し、ブラウザに保持しているウインドウ別クッキー3の送信済みフラグが送信済み「St」に更新される(S804)。
【0121】
契約照会FC部308は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。図9に示す例ではケース4に該当するので、ブラウザ状態管理機能はブラウザ画面遷移チェックを行う。ここでのチェックの結果は、判定結果1に該当する。ブラウザ状態管理機能は共有クッキー4を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT4を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ウインドウ別クッキー4を生成し、送信済みフラグにSf、サーバ処理時刻にT4を設定し、ブラウザ1に送信する。
【0122】
契約照会FC部308は、契約照会BL部326を呼び出し、処理結果を得る(S805)。ここで、契約表示PL部322において契約表示画面を生成するタイミングで、認証チケットにSC1、グループIDにG1、ウインドウ識別IDにW1およびサーバ処理時刻にT4を、属性値Hiddenの引数として埋め込み、これをブラウザ1に送信する(S806)。
【0123】
ブラウザ1は、サーバから受信した計上結果画面を表示し、共有クッキー、ウインドウ別クッキーを今回受信したもので置き換える。
【0124】
ユーザはブラウザ2の契約照会条件入力画面に検索条件を入力し、送信する。
【0125】
ブラウザ2は、契約照会条件入力画面へのユーザの入力内容、属性値Hiddenの引数とされた項目、共有クッキー4およびウインドウ別クッキー4をサーバに送信する(図10のS1009)。
【0126】
その後、ブラウザ状態管理スクリプトが起動し、PC302に保持しているウインドウ別クッキー4の送信済みフラグの値が送信済み「St」に更新される。
【0127】
契約照会FC部308は、ブラウザ状態管理機能を用いて認証チェックを行う。図10の例ではケース4にあたるので、ブラウザ状態管理機能は表2に示すブラウザ状態チェックを行う。ここでのチェックの結果は、判定結果3に該当する。ブラウザ状態管理機能は下記の処理を行い、契約照会FC部308に制御を戻す。
【0128】
契約照会FC部308は共有クッキー5を生成し、認証チケットにSC1、グループIDにG1、サーバ処理時刻にT5を設定し、ブラウザ1に送信する。また、ウインドウ識別ID=W2を新たに発行し、ブラウザ2の名称とする。
【0129】
さらに、ウインドウ別クッキー5(名称はW2)を新たに生成し、送信済みフラグには未送信「Sf」の値を設定し、サーバ処理時刻にはT5を設定し、ブラウザ2に送信する(S1012)。
【0130】
次いで、当該ブラウザの元のウインドウ識別IDに対応するウインドウ別クッキー5(名称はW1)を新たに生成し、送信済みフラグには未送信「Sf」を設定し、サーバ処理時刻には受信したウインドウ別クッキー4(名称はW1)のサーバ処理時刻にT4を設定し、ブラウザ2に送信する。
【0131】
さらに、属性値Hiddenの引数とする認証チケット=SC1、グループID=G1、ウインドウ識別ID=W2およびサーバ処理時刻=T5を生成する。
【0132】
契約照会用アプリケーションはユーザが複数のブラウザで照会することを業務上許しているので、契約照会FC部308は、契約照会BL部326を呼び出し結果を得る。そして、契約表示PL部322において契約表示画面を生成するタイミングで、認証チケット、グループID、ウインドウ識別ID、サーバ処理時刻を属性値Hiddenの引数として埋め込み、これをブラウザ2に送信する。
【0133】
ブラウザ2は、Webサーバ102から受信した契約表示画面を表示し、共有クッキー、ウインドウ別クッキーを今回受信したもので置き換える。
【0134】
Webサ−バ102およびPC302では、上記の処理によりPC302に保持された情報を用いてブラウザの状態管理を行うことができる。
【0135】
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態のみに限定されることなく他の種々の態様でも実施できることはいうまでもない。例えば、上述の実施形態ではマークアップ言語としてHTML言語を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、たとえばXML (Extensible Markup Language)や、PDAなどの携帯情報端末用のマークアップ言語であるCHTML(CompactHTML)、HDML(Handheld Device Markup Language)等の、他のマークアップ言語を使用することも可能である。したがって、クライアントとサーバが通信を行うためのプロトコルに、HTTP以外の他のプロトコルを使用できることはいうまでもない。
【0136】
また、クライアントとしては、上述したもの以外に、PHSや通信機能を有するPDA等の種々の情報処理端末を使用することができる。
【0137】
更に、以上述べた形態以外にも種々の変形が可能である。しかしながら、その変形が特許請求の範囲に記載された技術思想に基づくものである限り、その変形もまた本発明の技術範囲内となる。
【0138】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ブラウザとWebサーバの全ての通信について、動的負荷分散が可能となる。
【0139】
また、Webサーバ側の機構が簡素化されて実現費用が低廉となり、かつ高い可用性の実現が可能となる。
【0140】
また、サーバ側において、操作者がブラウザを分割したことを検知することができる。
【0141】
更に、ブラウザの同一画面から複数回情報が送信されたことをサーバ側およびブラウザ側で阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画面遷移制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るWebサーバの機能構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るWebサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るPCの機能構成を示すブロック図である。
【図5】Webサーバへのログイン処理の一例を示すシーケンス図である。
【図6】Webサーバによりクライアントからの二重送信を検知する処理の一例を示すシーケンス図である。
【図7】二重送信をブラウザで検知する処理の一例を示すシーケンス図である。
【図8】ブラウザの「戻る」ボタンを押下して画面を戻したことをWebサーバで検知する処理の一例を示すシーケンス図である。
【図9】新たなブラウザをサーバで検知する処理の一例を示すシーケンス図である。
【図10】新たなブラウザをサーバで検知する処理の一例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
100 情報処理システム
101 インターネット
102 Webサーバ
106 認証サーバ
112 フロー制御(FC)部
114 業務ロジック(BL)部
116 認証部
118 アカウントデータベース
120 プレゼンテーションロジック(PL)部
201 CPU
202 ROM
203 通信I/F
204 ビデオI/F
205 ディスプレイ
206 RAM
207 入出力I/F
208 キーボード・マウスI/F
209 キーボード
210 マウス
211 バス
212 プログラムメモリ
213 ハードディスク
302 PC
303 ログインFC部
304 メニューFC部
306 保険計上FC部
308 契約照会FC部
310 ログインPL部
312 リダイレクトPL部
314 メニューPL部
316 エラー表示PL部
318 保険計上入力PL部
320 計上結果PL部
322 契約表示PL部
324 計上処理BL部
326 契約照会BL部
1001 アンテナ
1002 通信部
1003 記憶部
1004 ブラウザ
1005 ブラウザ状態管理スクリプト
1006 音声出力部
1007 入力部
1008 制御部
1009 表示部

Claims (23)

  1. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御システムにおいて、
    前記クライアントは、
    前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記マークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、
    該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記記憶手段に記憶された状態情報を前記ウェブサーバに送信する送信手段と、
    該送信手段による送信に応じて、前記記憶手段に記憶された状態情報を更新する更新手段とを備え、
    前記ウェブサーバは、前記送信手段により送信された状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段を備えたことを特徴とする画面遷移制御システム。
  2. 前記判定手段により、前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記ウェブサーバは前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知することを特徴とする請求項1に記載の画面遷移制御システム。
  3. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントにおいて、
    前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記マークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、
    該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記記憶手段に記憶された状態情報を前記ウェブサーバに送信する送信手段と、
    該送信手段による送信に応じて、前記記憶手段に記憶された状態情報を更新する更新手段と
    を備えたことを特徴とするクライアント。
  4. マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバにおいて、
    前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、該マークアップ・テキストについての状態情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とするウェブサーバ。
  5. 前記判定手段により、前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知する手段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載のウェブサーバ。
  6. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントにおいて、
    前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記マークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、
    該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報を送信する送信手段と、
    該送信手段による送信に応じて、前記記憶手段に記憶された状態情報を更新する更新手段と、
    前記記憶手段に記憶された状態情報に基づいて、前記送信手段による送信を行うか否かを判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とするクライアント。
  7. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御システムにおいて、
    前記ウェブサーバは、
    前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込む埋込手段と、
    前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記マークアップテキストについての状態を示し、前記埋め込まれた時刻を含む状態情報とを送信するサーバ側送信手段と
    を備え、前記クライアントは、
    前記サーバ側送信手段により送信された状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記サーバ側送信手段により送信されたマークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、
    該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶手段に記憶された状態情報を送信するクライアント側送信手段と
    を備え、前記ウェブサーバは、前記クライアント側送信手段により送信された前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段を更に備えたことを特徴とする画面遷移制御システム。
  8. 前記判定手段により前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記ウェブサーバは前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知することを特徴とする請求項7に記載の画面遷移制御システム。
  9. マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバにおいて、
    前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込む埋込手段と、
    前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信する送信手段と、
    前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記状態情報を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信した前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とするウェブサーバ。
  10. 前記判定手段により前記入力された情報を既に受信したと判定された場合、前記入力された情報が二重に送信されたことを前記クライアントに通知する手段を更に備えたことを特徴とする請求項9に記載のウェブサーバ。
  11. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するクライアントにおいて、
    前記ウェブサーバから、所定の時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを受信する受信手段と、
    該受信手段により受信した状態情報を記憶する記憶手段と、
    該受信手段により受信したマークアップ・テキストに基づいて画面を表示する表示手段と、
    該表示手段により表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶手段に記憶された状態情報を送信する手段と
    を備えたことを特徴とするクライアント。
  12. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御方法において、
    前記クライアントにおいて、前記マークアップ・テキストの各々についての状態情報を記憶装置に記憶し、
    前記クライアントにおいて、前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、
    前記クライアントにおいて、前記表示された画面を通じて入力された情報と共に、記憶装置に記憶された前記マークアップテキストについての状態情報であって、前記入力された情報の送信に応じて更新する状態情報を前記ウェブサーバに送信し、
    前記ウェブサーバにおいて、前記送信された状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする画面遷移制御方法。
  13. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントの画面遷移制御方法において、
    前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、
    該表示された画面を通じて入力された情報と共に、記憶装置に記憶された前記マークアップテキストについての状態情報であって、前記入力された情報の送信に応じて更新する状態情報を前記ウェブサーバに送信することを特徴とする画面遷移制御方法。
  14. マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバの画面遷移制御方法において、
    前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記入力された情報の前記クライアントからの送信に応じて更新される状態情報を受信し、
    該受信した状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする画面遷移制御方法。
  15. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントの画面遷移制御方法において、
    前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、
    記憶装置に記憶された前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記表示された画面を通じて入力された情報の送信に応じて更新する状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に送信したか否かを判定し、
    該判定の結果に応じて、前記入力された情報を送信することを特徴とする画面遷移制御方法。
  16. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御する画面遷移制御方法において、
    前記ウェブサーバにおいて、前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込み、
    前記ウェブサーバにおいて、前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信し、
    前記クライアントにおいて、前記送信された状態情報を記憶装置に記憶し、
    前記クライアントにおいて、前記送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、
    前記クライアントにおいて、前記表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶装置に記憶された状態情報を送信し、
    前記ウェブサーバにおいて、前記送信された前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする画面遷移制御方法。
  17. マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバの画面遷移制御方法において、
    前記マークアップテキストに所定の時刻を埋め込み、
    前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信し、
    前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記状態情報を受信し、
    該受信した前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定することを特徴とする画面遷移制御方法。
  18. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するクライアントの画面遷移制御方法において、
    前記ウェブサーバから、所定の時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを受信し、
    該受信した状態情報を記憶装置に記憶し、
    該受信したマークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示し、
    該表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶装置に記憶された状態情報を送信することを特徴とする画面遷移制御方法。
  19. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントに対し、
    前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示させ、
    該表示された画面を通じて入力された情報と共に、記憶装置に記憶された前記マークアップテキストについての状態情報であって、前記入力された情報の送信に応じて更新する状態情報を前記ウェブサーバに送信させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  20. マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバに対し、
    前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記入力された情報の前記クライアントからの送信に応じて更新される状態情報を受信させ、
    該受信した状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  21. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいて表示される画面の遷移を制御するクライアントに対し、
    前記マークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示させ、
    記憶装置に記憶された前記マークアップ・テキストについての状態情報であって、前記表示された画面を通じて入力された情報の送信に応じて更新する状態情報に基づいて、前記入力された情報を既に送信したか否かを判定させ、
    該判定の結果に応じて、前記入力された情報を送信させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  22. マークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するウェブサーバに対し、
    前記マークアップテキストに時刻を埋め込ませ、
    前記時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを送信させ、
    前記クライアントから、前記マークアップ・テキストに基づいて表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記状態情報を受信させ、
    該受信した前記埋め込まれた時刻と前記状態情報とに基づいて、前記入力された情報を既に受信したか否かを判定させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  23. ウェブサーバから送信されたマークアップ・テキストに基づいてクライアントに表示される画面の遷移を制御するクライアントに対し、
    前記ウェブサーバから、所定の時刻が埋め込まれたマークアップテキストと、前記埋め込まれた時刻を含む前記マークアップテキストについての状態情報とを受信させ、
    該受信した状態情報を記憶装置に記憶させ、
    該受信したマークアップ・テキストに基づいて表示装置に画面を表示させ、
    該表示された画面を通じて入力された情報と共に、前記マークアップテキストに埋め込まれた時刻、および前記記憶装置に記憶された状態情報を送信させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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