JP2001229103A - インターネット/イントラネット環境での二重送信回避方法 - Google Patents
インターネット/イントラネット環境での二重送信回避方法Info
- Publication number
- JP2001229103A JP2001229103A JP2000046732A JP2000046732A JP2001229103A JP 2001229103 A JP2001229103 A JP 2001229103A JP 2000046732 A JP2000046732 A JP 2000046732A JP 2000046732 A JP2000046732 A JP 2000046732A JP 2001229103 A JP2001229103 A JP 2001229103A
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- html
- business
- transmission
- base frame
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インターネット/イントラネットを介して行う
クライアント/サーバ型システムにおいて端末からの二
重送信を回避する。 【解決手段】ベースとなるフレームセットHTMLを業
務開始時にのみ送信し、業務処理はこのベースフレーム
セット上に配置した業務HTMLの送受信で行う。ベー
スフレームセットには、送信状態フラグを設け、送信状
態を管理する。また、ブラウザ上に表示される業務画面
となる全ての業務HTMLには、表示されたときに発生
するイベントを契機にベースフレームセットの送信状態
フラグを「未送信」にするスクリプトと、利用者がサブ
ミットを行う際に発生するイベントを契機に、送信状態
フラグをチェックし、「送信中」の場合にはサブミット
を取り止め、「未送信」の場合には送信状態フラグを
「送信中」にしてサブミットを実行するスクリプトを埋
め込む。
クライアント/サーバ型システムにおいて端末からの二
重送信を回避する。 【解決手段】ベースとなるフレームセットHTMLを業
務開始時にのみ送信し、業務処理はこのベースフレーム
セット上に配置した業務HTMLの送受信で行う。ベー
スフレームセットには、送信状態フラグを設け、送信状
態を管理する。また、ブラウザ上に表示される業務画面
となる全ての業務HTMLには、表示されたときに発生
するイベントを契機にベースフレームセットの送信状態
フラグを「未送信」にするスクリプトと、利用者がサブ
ミットを行う際に発生するイベントを契機に、送信状態
フラグをチェックし、「送信中」の場合にはサブミット
を取り止め、「未送信」の場合には送信状態フラグを
「送信中」にしてサブミットを実行するスクリプトを埋
め込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット/
イントラネットを介して行うクライアント/サーバ型の
業務システムでのブラウザ上のHTML画面からの二重
送信回避方法に関し、特に利用者が入力した情報をサー
バ上のデータベースへ登録、更新するため、操作端末か
らの二重送信を回避する機能が求められるクライアント
/サーバ型システムをインターネット/イントラネット
環境で構築する際に好適な二重送信回避方法に関する。
イントラネットを介して行うクライアント/サーバ型の
業務システムでのブラウザ上のHTML画面からの二重
送信回避方法に関し、特に利用者が入力した情報をサー
バ上のデータベースへ登録、更新するため、操作端末か
らの二重送信を回避する機能が求められるクライアント
/サーバ型システムをインターネット/イントラネット
環境で構築する際に好適な二重送信回避方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット/イントラネット
環境は著しく普及しており、その技術も急速に進展して
いる中、そうした環境を基盤として、端末から送信した
情報をサーバ上のデータベースに登録、更新するような
業務システムも数多く構築されている。このようなシス
テムは、一般的に、ユーザがブラウザ上のHTML画面
から送信要求を行うと、WWWサーバよりCGIプログ
ラムが起動され、このCGIプログラム(またはCGI
プログラから起動されるプログラム)は処理を実行後、
ブラウザに処理結果を送信するといった流れで実現され
ている。
環境は著しく普及しており、その技術も急速に進展して
いる中、そうした環境を基盤として、端末から送信した
情報をサーバ上のデータベースに登録、更新するような
業務システムも数多く構築されている。このようなシス
テムは、一般的に、ユーザがブラウザ上のHTML画面
から送信要求を行うと、WWWサーバよりCGIプログ
ラムが起動され、このCGIプログラム(またはCGI
プログラから起動されるプログラム)は処理を実行後、
ブラウザに処理結果を送信するといった流れで実現され
ている。
【0003】しかし、ブラウザ上に表示されたHTML
画面から処理要求を行った際に、その実行結果のHTM
Lがサーバから到着するまでの間に、再度処理要求を送
信することができてしまう。
画面から処理要求を行った際に、その実行結果のHTM
Lがサーバから到着するまでの間に、再度処理要求を送
信することができてしまう。
【0004】従って、このようなシステムでは二重送信
によりデータベースの内容に不整合が生じないようにす
るといった考慮が必要となってくるが、ブラウザ上のH
TML画面からの送信においては、二重送信を回避する
ような技術がない。
によりデータベースの内容に不整合が生じないようにす
るといった考慮が必要となってくるが、ブラウザ上のH
TML画面からの送信においては、二重送信を回避する
ような技術がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、インターネット/イントラネット環境でのクライ
アント/サーバ型システムでは、ブラウザ上に表示され
たHTML画面から処理要求を送信した際に、その実行
結果のHTMLがサーバから到着するまでの間に、再度
処理要求を送信することができてしまうため、サーバ上
ではCGIプログラムが複数回起動され、結果として同
一業務処理が重複実行されてしまう。
うに、インターネット/イントラネット環境でのクライ
アント/サーバ型システムでは、ブラウザ上に表示され
たHTML画面から処理要求を送信した際に、その実行
結果のHTMLがサーバから到着するまでの間に、再度
処理要求を送信することができてしまうため、サーバ上
ではCGIプログラムが複数回起動され、結果として同
一業務処理が重複実行されてしまう。
【0006】一方、パソコンが広く普及した背景から、
ダブルクリックにて操作を行うことに慣れた利用者が多
く、このようなシステムでは端末からの二重送信が頻繁
に行われることが、容易に想像される。このため利用者
が入力した情報をサーバ上のデータベースへ登録、更新
するような業務では、二重送信によりデータベースの内
容に不整合が生じぬよう、サーバ上のCGIプログラム
にて考慮が必要になる。
ダブルクリックにて操作を行うことに慣れた利用者が多
く、このようなシステムでは端末からの二重送信が頻繁
に行われることが、容易に想像される。このため利用者
が入力した情報をサーバ上のデータベースへ登録、更新
するような業務では、二重送信によりデータベースの内
容に不整合が生じぬよう、サーバ上のCGIプログラム
にて考慮が必要になる。
【0007】さらに、インターネット/イントラネット
環境では、処理結果としてブラウザ上に送信されてくる
HTMLは後から送信された要求を処理したCGIプロ
グラムが送信したHTMLとなるため、先に送信された
要求を処理したCGIプログラムにより、入力情報を正
しくサーバ上のデータベースへ登録、更新できたにも関
わらず、利用者には二重登録エラー等のHTML画面が
表示されるようになってしまうといった問題があった。
環境では、処理結果としてブラウザ上に送信されてくる
HTMLは後から送信された要求を処理したCGIプロ
グラムが送信したHTMLとなるため、先に送信された
要求を処理したCGIプログラムにより、入力情報を正
しくサーバ上のデータベースへ登録、更新できたにも関
わらず、利用者には二重登録エラー等のHTML画面が
表示されるようになってしまうといった問題があった。
【0008】本発明の目的は、インターネット/イント
ラネット環境でのクライアント/サーバ型の業務システ
ムにおいて、ブラウザ上のHTML画面からの二重送信
を回避する方法を提供することにある。
ラネット環境でのクライアント/サーバ型の業務システ
ムにおいて、ブラウザ上のHTML画面からの二重送信
を回避する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、利用者が端末上で行う業務処理は、ベースフレーム
セット上に配置した業務HTMLの送受信で行うように
する。ベースフレームセットは業務開始時にのみサーバ
から送信する。このベースフレームセット上には、<I
NPUT>タグの隠しフィールド(TYPE=”hid
den”)にて送信状態フラグを設け、本フィールドの
VALUEにより、「送信中」/「未送信」の状態を管
理するようにする。本フラグは、隠しフィールドで実現
するため画面には表示されない。
に、利用者が端末上で行う業務処理は、ベースフレーム
セット上に配置した業務HTMLの送受信で行うように
する。ベースフレームセットは業務開始時にのみサーバ
から送信する。このベースフレームセット上には、<I
NPUT>タグの隠しフィールド(TYPE=”hid
den”)にて送信状態フラグを設け、本フィールドの
VALUEにより、「送信中」/「未送信」の状態を管
理するようにする。本フラグは、隠しフィールドで実現
するため画面には表示されない。
【0010】ブラウザ上に表示される(利用者に見え
る)業務画面となる全ての業務HTMLには、業務HT
MLが表示(ロード)されたときに発生するイベント
(onLoadイベントハンドラ)を契機に起動するJ
avaScriptを記述し、本スクリプトにて上記ベ
ースフレームセット上の送信状態フラグを「未送信」に
する。また同様に、全ての業務HTMLには利用者がサ
ブミットボタンをクリックして送信を行う際に、発生す
るイベント(onSubmitイベントハンドラ)を契
機に起動するJavaScriptを記述し、本スクリ
プトにて送信状態フラグの状態をチェックし、「送信
中」の場合にはエラーとしてサブミットを取り止め、
「未送信」の場合には送信状態フラグを「送信中」にし
てサブミットを実行するようにする。
る)業務画面となる全ての業務HTMLには、業務HT
MLが表示(ロード)されたときに発生するイベント
(onLoadイベントハンドラ)を契機に起動するJ
avaScriptを記述し、本スクリプトにて上記ベ
ースフレームセット上の送信状態フラグを「未送信」に
する。また同様に、全ての業務HTMLには利用者がサ
ブミットボタンをクリックして送信を行う際に、発生す
るイベント(onSubmitイベントハンドラ)を契
機に起動するJavaScriptを記述し、本スクリ
プトにて送信状態フラグの状態をチェックし、「送信
中」の場合にはエラーとしてサブミットを取り止め、
「未送信」の場合には送信状態フラグを「送信中」にし
てサブミットを実行するようにする。
【0011】このようにブラウザ上に表示されるHTM
L画面を常にベースフレームセットと業務HTMLによ
り構成することとし、実際の業務画面となる業務HTM
Lに記述したJavaScritでベースフレームセッ
ト上の送信状態フラグの制御を行うことで、ブラウザ上
のHTML画面からの二重送信を回避することが可能に
なる。
L画面を常にベースフレームセットと業務HTMLによ
り構成することとし、実際の業務画面となる業務HTM
Lに記述したJavaScritでベースフレームセッ
ト上の送信状態フラグの制御を行うことで、ブラウザ上
のHTML画面からの二重送信を回避することが可能に
なる。
【0012】さらに、本発明では送信状態フラグをベー
スフレームセットに設けていることから、業務HTML
に<FRAMESET>タグを記述し、フレームセット
の入れ子構成となる業務画面を使用するような場合で
も、二重送信の回避が可能である。
スフレームセットに設けていることから、業務HTML
に<FRAMESET>タグを記述し、フレームセット
の入れ子構成となる業務画面を使用するような場合で
も、二重送信の回避が可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面により詳細に説明する。
て図面により詳細に説明する。
【0014】図1は本発明を適用したインターネット/
イントラネットを介して行うクライアント/サーバ型の
システムの実施の形態のブロック図を示したものであ
る。図1において、10はサーバマシン、20は業務シ
ステム利用者が使用する端末、30はサーバマシン10
と端末20を結ぶ通信回線である。本発明の実施の形態
では、端末は1台しか示されていないが、勿論、実際に
はこれ以上の端末がサーバマシン10と結ばれているこ
とは云うまでもない。
イントラネットを介して行うクライアント/サーバ型の
システムの実施の形態のブロック図を示したものであ
る。図1において、10はサーバマシン、20は業務シ
ステム利用者が使用する端末、30はサーバマシン10
と端末20を結ぶ通信回線である。本発明の実施の形態
では、端末は1台しか示されていないが、勿論、実際に
はこれ以上の端末がサーバマシン10と結ばれているこ
とは云うまでもない。
【0015】端末20は、HTMLを表示するためのブ
ラウザ21を有している。利用者が端末20のブラウザ
画面上に表示された業務HTML画面から送信した処理
要求は、通信回線30を介しサーバマシン10上のWW
Wサーバ11により受信され、WWWサーバ11は、業
務処理を実行するCGIプログラム12を起動する。C
GIプログラム12は業務処理実行結果のHTMLファ
イルを端末20に送信する。
ラウザ21を有している。利用者が端末20のブラウザ
画面上に表示された業務HTML画面から送信した処理
要求は、通信回線30を介しサーバマシン10上のWW
Wサーバ11により受信され、WWWサーバ11は、業
務処理を実行するCGIプログラム12を起動する。C
GIプログラム12は業務処理実行結果のHTMLファ
イルを端末20に送信する。
【0016】次に、本システムによる二重送信の回避を
実現するHTMLの構造について図2に従って説明す
る。図2は、本システムの利用者に業務HTMLをフレ
ーム分割せずに単一フレームとして見せる場合と、フレ
ーム分割して見せる場合の、ベースフレームセット、業
務HTMLの構造を示したものである。フレーム分割し
て見せる場合の分割方法について図2では縦2フレーム
に分割するようになっているが、これと異なる分割方法
であっても同様である。
実現するHTMLの構造について図2に従って説明す
る。図2は、本システムの利用者に業務HTMLをフレ
ーム分割せずに単一フレームとして見せる場合と、フレ
ーム分割して見せる場合の、ベースフレームセット、業
務HTMLの構造を示したものである。フレーム分割し
て見せる場合の分割方法について図2では縦2フレーム
に分割するようになっているが、これと異なる分割方法
であっても同様である。
【0017】ベースフレームセット41または51は、
本システムの業務開始時にのみ、サーバマシンから送信
される。このベースフレームセット41または51に
は、<INPUT>タグの隠しフィールド(TYPE
=”hidden”)にて送信状態フラグを設けてお
り、本フィールドのVALUEにより、「送信中」/
「未送信」の状態を管理するようにしている。
本システムの業務開始時にのみ、サーバマシンから送信
される。このベースフレームセット41または51に
は、<INPUT>タグの隠しフィールド(TYPE
=”hidden”)にて送信状態フラグを設けてお
り、本フィールドのVALUEにより、「送信中」/
「未送信」の状態を管理するようにしている。
【0018】本システムおいて業務を履行するための画
面は、ブラウザに実際に表示される(利用者が見ること
ができる)業務HTML42または業務HTML53、
54である。業務HTML53、54は、業務画面をフ
レーム分割して見せるために、<FRAMESET>タ
グを記述した業務HTML52の上に配置されている。
この業務HTML42、53、54には、業務HTML
が表示(ロード)されたときに発生するイベント(on
Loadイベントハンドラ)を契機に起動するJava
Scriptを記述し、本スクリプトにて上記ベースフ
レームセット上の送信状態フラグを「未送信」にする
「送信状態フラグ初期化機能」が埋め込まれている。ま
た同様に、業務HTML42、53、54には利用者が
サブミットボタンをクリックして送信を行う際に、発生
するイベント(onSubmitイベントハンドラ)を
契機に起動するJavaScriptを記述し、本スク
リプトにて送信状態フラグの状態をチェックする「二重
送信チェック機能」が埋め込まれている。
面は、ブラウザに実際に表示される(利用者が見ること
ができる)業務HTML42または業務HTML53、
54である。業務HTML53、54は、業務画面をフ
レーム分割して見せるために、<FRAMESET>タ
グを記述した業務HTML52の上に配置されている。
この業務HTML42、53、54には、業務HTML
が表示(ロード)されたときに発生するイベント(on
Loadイベントハンドラ)を契機に起動するJava
Scriptを記述し、本スクリプトにて上記ベースフ
レームセット上の送信状態フラグを「未送信」にする
「送信状態フラグ初期化機能」が埋め込まれている。ま
た同様に、業務HTML42、53、54には利用者が
サブミットボタンをクリックして送信を行う際に、発生
するイベント(onSubmitイベントハンドラ)を
契機に起動するJavaScriptを記述し、本スク
リプトにて送信状態フラグの状態をチェックする「二重
送信チェック機能」が埋め込まれている。
【0019】次に、本発明による業務実施時の処理の流
れについて図3のフローチャートに従って説明する。
れについて図3のフローチャートに従って説明する。
【0020】本システムでは、ユーザが業務の開始要求
を行った(ステップ101)際に、WWWサーバから起
動されるCGIプログラムが、先ずベースフレームセッ
トを送信する(ステップ102)。
を行った(ステップ101)際に、WWWサーバから起
動されるCGIプログラムが、先ずベースフレームセッ
トを送信する(ステップ102)。
【0021】ベースフレームセットのHTMLを受信し
たブラウザは、ベースフレームセットを表示し(ステッ
プ103)、ベースフレームセットの上に表示する開始
画面用の業務HTMLを送信要求する(ステップ10
4)。ブラウザからの要求を受信したWWWサーバから
起動されたCGIプログラムは、業務HTMLを送信す
る(ステップ105)。CGIプログラムから送信され
た業務HTMLを受信したブラウザは、当該業務HTM
Lを表示する(ステップ106)。ユーザは、この表示
された業務HTMLに必要なデータを入力する等の操作
を行い、送信を行う(ステップ107)とWWWサーバ
から起動されたCGIプログラムは、業務終了か続行か
の判定を行い(ステップ108)、終了でない場合には
ユーザより要求されたデータベース更新等の処理を行う
(ステップ109)。その後このCGIプログラムは、
次に送信する業務HTMLを送信する(ステップ10
5)。
たブラウザは、ベースフレームセットを表示し(ステッ
プ103)、ベースフレームセットの上に表示する開始
画面用の業務HTMLを送信要求する(ステップ10
4)。ブラウザからの要求を受信したWWWサーバから
起動されたCGIプログラムは、業務HTMLを送信す
る(ステップ105)。CGIプログラムから送信され
た業務HTMLを受信したブラウザは、当該業務HTM
Lを表示する(ステップ106)。ユーザは、この表示
された業務HTMLに必要なデータを入力する等の操作
を行い、送信を行う(ステップ107)とWWWサーバ
から起動されたCGIプログラムは、業務終了か続行か
の判定を行い(ステップ108)、終了でない場合には
ユーザより要求されたデータベース更新等の処理を行う
(ステップ109)。その後このCGIプログラムは、
次に送信する業務HTMLを送信する(ステップ10
5)。
【0022】このステップ105からステップ109ま
での処理が、業務終了までの間繰り返される。また、ス
テップ108において業務終了と判断した場合には、本
システムは終了となる(ステップ110)。
での処理が、業務終了までの間繰り返される。また、ス
テップ108において業務終了と判断した場合には、本
システムは終了となる(ステップ110)。
【0023】次に、二重送信チェック機能処理手順を図
4のフローチャートに従って説明する。二重送信チェッ
ク機能は、上記のように業務HTMLに組み込まれてい
るJavaScriptにより実現し、本JavaSc
riptは、利用者がサブミットボタンをクリックして
送信を行う際に、発生するイベント(onSubmit
イベントハンドラ)を契機に起動される。
4のフローチャートに従って説明する。二重送信チェッ
ク機能は、上記のように業務HTMLに組み込まれてい
るJavaScriptにより実現し、本JavaSc
riptは、利用者がサブミットボタンをクリックして
送信を行う際に、発生するイベント(onSubmit
イベントハンドラ)を契機に起動される。
【0024】本機能では、まず、ベースフレームセット
上の送信状態フラグをチェックし、「未送信」か「送信
中」かを判断し、以降の処理を振り分ける(ステップ2
01)。送信状態フラグが「未送信」の場合には、ベー
スフレームセットの送信状態フラグを「送信中」に変更
し(ステップ202)、サブミットを実行する(ステッ
プ203)。また、ステップ101にて送信状態フラグ
が「送信中」の場合は、二重送信エラー用のAlert
ダイアログボックスを画面上に表示して(ステップ20
4)、サブミットを取りやめる(ステップ205)。
上の送信状態フラグをチェックし、「未送信」か「送信
中」かを判断し、以降の処理を振り分ける(ステップ2
01)。送信状態フラグが「未送信」の場合には、ベー
スフレームセットの送信状態フラグを「送信中」に変更
し(ステップ202)、サブミットを実行する(ステッ
プ203)。また、ステップ101にて送信状態フラグ
が「送信中」の場合は、二重送信エラー用のAlert
ダイアログボックスを画面上に表示して(ステップ20
4)、サブミットを取りやめる(ステップ205)。
【0025】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
図4のステップ204において二重送信エラー用のAl
ertダイアログを表示するかわりに、別の手段により
利用者に通知するようにしても良いし、通知を行う必要
がなければステップ204を省略しても良い。
図4のステップ204において二重送信エラー用のAl
ertダイアログを表示するかわりに、別の手段により
利用者に通知するようにしても良いし、通知を行う必要
がなければステップ204を省略しても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネット/イントラネットを介して行うクライア
ント/サーバ型のシステム、特に利用者が入力した情報
をサーバ上のデータベースへ登録、更新するため、端末
からの二重送信を回避する機能が求められるインターネ
ット/イントラネット環境でのクライアント/サーバ型
システムにおいて、操作端末からの二重送信を回避する
ことが可能となるため、サーバ上の業務アプリケーショ
ンプログラムにはそのための考慮が不要となるばかり
か、利用者に対しても送信結果の矛盾による混乱なしに
業務を履行させることが可能となる。
インターネット/イントラネットを介して行うクライア
ント/サーバ型のシステム、特に利用者が入力した情報
をサーバ上のデータベースへ登録、更新するため、端末
からの二重送信を回避する機能が求められるインターネ
ット/イントラネット環境でのクライアント/サーバ型
システムにおいて、操作端末からの二重送信を回避する
ことが可能となるため、サーバ上の業務アプリケーショ
ンプログラムにはそのための考慮が不要となるばかり
か、利用者に対しても送信結果の矛盾による混乱なしに
業務を履行させることが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム構成ブロッ
ク図。
ク図。
【図2】二重送信の回避を実現するHTMLの構造図。
【図3】本発明による業務実施時の処理のフローチャー
ト。
ト。
【図4】二重送信チェック機能の処理手順フローチャー
ト。
ト。
10…サーバマシン、20…端末、30…通信回線、1
1…WWWサーバ、12…CGIプログラム、21…ブ
ラウザ、41・51…ベースフレームセット、42・5
3・54…業務HTML、52…業務HTML(フレー
ムセット)。
1…WWWサーバ、12…CGIプログラム、21…ブ
ラウザ、41・51…ベースフレームセット、42・5
3・54…業務HTML、52…業務HTML(フレー
ムセット)。
Claims (1)
- 【請求項1】 HTML(HTML;HyperText Markup
Language)を表示するためのブラウザを装備した端末と
WWW(WWW;World Wide Web)サーバ、CGI(C
GI;Common Gateway Interface)プログラムの動作す
るサーバマシン間をインターネット/イントラネットを
介して接続し、端末のブラウザ上に表示されたHTML
画面から処理要求を行うとサーバマシン上のCGIプロ
グラムより処理の実行結果を送信するようなクライアン
ト/サーバ型のシステムにおいて、 ブラウザ上でのHTML画面の表示にあたってはHTM
Lのフレーム機能を利用して、常に<FRAMESET
>タグを記述したベースのフレームセットHTML(以
下、ベースフレームセットとする)の上に業務画面とな
るHTML(以下、業務HTMLとする)を配置するよ
うにし、 ベースフレームセットには、送信状態を意味するフラグ
(以下、送信状態フラグとする)を設け、利用者が業務
HTMLから、サブミットボタンをクリックして送信要
求を行った際には、該業務HTML上に記述したスクリ
プトにより、ベースフレームセット中の送信状態フラグ
を参照し、「送信中」のときにはエラーとしてサブミッ
トを取り止め、「未送信」のときには送信状態フラグを
「送信中」にし、サブミットを実行することにより、ブ
ラウザ上の業務HTML画面からの二重送信を回避する
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000046732A JP2001229103A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | インターネット/イントラネット環境での二重送信回避方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000046732A JP2001229103A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | インターネット/イントラネット環境での二重送信回避方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001229103A true JP2001229103A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18569096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000046732A Pending JP2001229103A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | インターネット/イントラネット環境での二重送信回避方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001229103A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004013353A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Sompo Japan Insurance Inc | 画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラム |
US7805524B2 (en) | 2007-06-28 | 2010-09-28 | Fujitsu Limited | Display control apparatus, display control program and display control method |
WO2011074348A1 (en) * | 2009-12-15 | 2011-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, method of controlling same and storage medium storing program for same |
JP2012003538A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-01-05 | Nec System Technologies Ltd | 端末装置、情報処理システム及び端末装置の送信状態制御方法 |
-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000046732A patent/JP2001229103A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004013353A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Sompo Japan Insurance Inc | 画面遷移制御システム、クライアント、ウェブサーバ、画面遷移制御方法およびコンピュータプログラム |
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