JP2007094780A - 画面情報提供サーバ、画面情報提供方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】WEBゲートウェイモジュール31は、クライアント3からのリクエスト電文53が含むリンク先情報及び定義ファイル35に基づいて、最初に外部サーバ9−1にアクセスしてコンテンツデータ45−1を取得し、次に外部サーバ9−2にアクセスしてコンテンツデータ45−2を取得し、コンテンツデータ45−1及びコンテンツデータ45−2を1つのWEBページに画面統合してクライアント3に提供する。
【選択図】図5
Description
近年では、インターネット上で提供する情報がより複雑化あるいは高度化したため、単一のサイトによる情報提供に代えて、関連情報を複数の外部サイトによって提供する複数サイト情報提供サービスが行われている。
また、クライアントのWEBブラウザは、フレーム毎にHTMLファイルを解析して表示するので、クライアント側でのシステムリソース(負荷)が増大し、また、WEBページの表示に時間を要するという問題点がある。
また、クライアントと各外部サイトと間の通信は、それぞれ、独立したセッションにおいて行われるので、閲覧履歴管理、キャッシュ処理、課金処理等を一元管理することが困難であるという問題点がある。
外部サーバは、外部サイトに設けられる。外部サーバは、画面情報提供サーバからの要求に基づいて、コンテンツデータを抽出して画面情報提供サーバに提供する。
また、キャッシュメモリにコンテンツデータを保持する期間やキャッシュメモリの使用の有無等に関しては、定義ファイル等により、コンテンツデータ毎に設定することができる。
また、アクセス異常が発生した外部サーバに関するコンテンツデータに代えて、差し替え用の表示データ、あるいは、キャッシュメモリから抽出したキャッシュデータを用いて、クライアントに提供する画像情報を作成する。
また、1回の認証で複数の外部サイトのコンテンツを組み合わせたWEBページを提供することができる。また、ログを集約して一元管理することができるので、ログ解析や電文解析を効率よく行うことができる。
尚、上記のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
(1−1.WEBゲートウェイシステム1の構成)
最初に、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係るWEBゲートウェイシステム1の構成について説明する。
図1は、WEBゲートウェイシステム1の構成図である。
クライアント3は、WEBページ要求表示手段21を備える。WEBページ要求表示手段21は、PLサーバ5に対して1つあるいは複数の外部サーバ9のコンテンツデータを要求し、PLサーバ5から画面情報を取得して表示する。
PLサーバ5は、WEBページ受付提供手段23、認証手段25、セッション管理手段27、フレーム作成手段29、WEBゲートウェイモジュール31を備える。
セッション管理手段27は、PLサーバ5にアクセスするクライアント3に関する一連の処理をセッションとして管理する。尚、セッション管理手段27は、PLサーバ5に設けてもよいし、セッション管理用の専用サーバを別途設けるようにしてもよい。
フレーム作成手段29は、外部サーバ9からのコンテンツデータの配置を定める配置データ(配置枠等)を作成する。フレーム作成手段29は、BLサーバ7が保持する配置情報49に基づいて配置データを作成するようにしてもよい。
キャッシュ処理手段33は、外部サーバ9から送られたコンテンツデータをメモリ(キャッシュメモリ)に所定の期間保持する。キャッシュ処理手段33は、必要に応じて、外部サーバ9からコンテンツデータを取得することに代えて、保持したコンテンツデータを読み出す。メモリに保持するコンテンツデータの選定及び有効期間(保持期間)は、定義ファイル35に基づいて行われる。尚、定義ファイル35については、後述する。
コンテンツデータ要求取得手段39は、リクエスト電文を外部サーバ9に送信してコンテンツデータの要求を行い、当該外部サーバ9からコンテンツデータを取得する。
履歴管理手段41は、クライアント3、BLサーバ7、外部サーバ9との接続履歴に関するログ出力を行う。
レスポンス電文編集手段43は、外部サーバ9から取得したコンテンツデータをフレーム作成手段29が作成した配置データに基づいて配置して画面情報を作成し、当該画面情報を示すレスポンス電文を作成し、クライアントへ送る。
BLサーバ7は、業務の処理の流れを制御するビジネスロジックを実装するアプリケーションサーバである。BLサーバ7は、プログラムの実行環境やデータベースへの接続機能、複数の処理を連結するトランザクション管理機能等を有する。
外部サーバ9は、PLサーバ5からのコンテンツデータ要求に基づいて、コンテンツ情報44からコンテンツデータを抽出してPLサーバ5に提供する。
次に、図2を参照しながら、クライアント3、PLサーバ5、BLサーバ7、外部サーバ9のハードウェア構成について説明する。
図2は、クライアント3、PLサーバ5、BLサーバ7、外部サーバ9として機能する情報処理装置100のハードウェア構成図である。
尚、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
は、それぞれ、記憶部103に格納するプログラム(実行プログラム、OSのプログラム等)をメモリ102上にロードしてCPU101の制御の下に、図5以降に示す各種処理を実行する。
次に、図3を参照しながら、PLサーバ5のWEBゲートウェイモジュール31が保持する定義ファイル35について説明する。
図3は、定義ファイル35の一態様を示す図である。
定義ファイル35は、外部サイトID111、外部サイトURL112、外部サイトPATH113、コンテンツデータ種別114、有効期間115等の各フィールドを有する。
外部サイトURL112は、外部サーバ9のネットワーク11上の位置(URL(Uniform Resource Locator))を示す。
外部サイトPATH113は、外部サーバ9が保持するコンテンツ情報44の所在を示す。外部サイトPATH113は、外部サーバ9におけるコンテンツ情報44の位置を示す。
コンテンツデータ種別114は、キャッシュデータとしてメモリに保持するコンテンツデータの種別を示す。
有効期間115は、キャッシュデータとしてメモリに保持したコンテンツデータの有効期間(保持期間)を示す。
次に、図4を参照しながら、BLサーバ7が保持する配置情報49について説明する。
図4は、配置情報49の一態様を示す図である。
配置情報49は、少なくとも1つの運営サイト枠121及び少なくとも1つの外部サイト枠122を有する。運営サイト枠121は、運営サイト17が提供するコンテンツデータの配置枠である。外部サイト枠122は、外部サイト19が提供するコンテンツデータの配置枠である。
次に、図5〜図7参照しながら、WEBゲートウェイシステム1の動作について説明する。
図5は、WEBゲートウェイシステム1の動作の流れを示す図である。
図6は、WEBゲートウェイシステム1の動作を示すフローチャートである。
尚、クライアント3、PLサーバ5(WEBゲートウェイモジュール31)、BLサーバ7、外部サーバ9において、それぞれ、CPU101が記憶部103等に格納される実行プログラムをメモリ102にロードして、各処理ステップを実行する。
リクエスト電文53は、PLサーバ5のURL、BLサーバ7のURL、外部サイトID、外部サイトPATH、認証情報等を含む。リクエスト電文53は、例えば、リンク先情報として「http://PLサーバ5のURL/外部サイトID/外部サイトPATH+認証情報(キー)」を含む。
PLサーバ5は、フレーム作成処理を行い、外部サーバ9からのコンテンツデータ45の配置を定める配置データ55(配置枠等)を作成する(S4、ステップ204)。PLサーバ5は、BLサーバ7が保持する配置情報49に基づいて、配置データ55を作成するようにしてもよい。
リクエスト電文59−1は、例えば、リンク先情報として「http://(外部サイトURLその1)/(外部サイトPATHその1)+(必要な情報その1)」を含む。
外部サーバ9−1は、WEBゲートウェイモジュール31からのリクエスト電文59−1に含まれる外部サイトPATHに基づいて、コンテンツ情報44−1からコンテンツデータ45−1を抽出し(ステップ208)、WEBゲートウェイモジュール31に送信する(ステップ209)。
WEBゲートウェイモジュール31は、外部サーバ9−1からコンテンツデータ45−1を取得する(S7)。
WEBゲートウェイモジュール31は、定義ファイル35を参照してコンテンツデータ45−1に有効期限を設定し、キャッシュメモリに保持する(S8、ステップ210)。
WEBゲートウェイモジュール31は、外部サーバ9−1との接続履歴に関するログ出力を行う(S9、ステップ211)。
リクエスト電文59−2は、例えば、リンク先情報として「http://(外部サイトURLその2)/(外部サイトPATHその2)+(必要な情報その2)」を含む。
外部サーバ9−2は、WEBゲートウェイモジュール31からのリクエスト電文59−2に含まれる外部サイトPATHに基づいて、コンテンツ情報44−2からコンテンツデータ45−2を抽出し(ステップ215)、WEBゲートウェイモジュール31に送信する(ステップ216)。
WEBゲートウェイモジュール31は、外部サーバ9−2からコンテンツデータ45−2を取得する(S12)。
WEBゲートウェイモジュール31は、定義ファイル35を参照してコンテンツデータ45−2に有効期限を設定し、キャッシュメモリに保持する(S13、ステップ217)。
WEBゲートウェイモジュール31は、外部サーバ9−2との接続履歴に関するログ出力を行う(S14、ステップ218)。
レスポンス電文61は、リンク先情報として、例えば、「http://PLサーバ5のURL/外部サイトID/外部サイトPATH+認証情報(キー)」を含む。
クライアント3は、レスポンス電文61に基づいて、WEBページ63を表示する(S16、ステップ221)。
クライアント3のWEBページ63のボタン65(「NEWS&株価」)がクリックされると、当該ボタン65に埋め込まれたリンク先情報として外部サイト19−1及び外部サイト19−2が含まれている場合、外部サーバ9−1のコンテンツデータ45−1及び外部サーバ9−2のコンテンツデータ45−2が1つのWEBページ63に画面統合されて表示される。外部サーバ9−1のコンテンツデータ45−1は配置枠67に表示され、外部サーバ9−2のコンテンツデータ45−2は配置枠69に表示される。
図9は、画面統合を行う場合におけるクライアント3のリクエストの流れを示す図である。
従って、1回の認証で複数の外部サイトのコンテンツを組み合わせたWEBページを提供することができる。
また、ログを集約して一元管理することができるので、ログ解析や電文解析を効率よく行うことができる。
キャッシュ対象とするコンテンツデータを定義ファイルで指定することができる。定義ファイルでは、有効期間やキャッシュ使用の有無の設定も行うことができる。キャッシュ機能により性能改善を図ることができる。
また、外部サイトの特徴に合わせたキャッシュ設定をすることができる。例えば、「時価」に関する外部サイトの場合、数秒〜数十秒のキャッシュとし、「ニュース」に関する外部サイトの場合、数十秒〜数分のキャッシュとし、「情報コンテンツ」に関する外部サイトの場合、数日のキャッシュとする。
また、キャッシュを行う画面毎にキャッシュ取得に必要な送信データやリクエストヘッダ項目値を設定できる。コンテンツデータのBODY部のキャッシュだけでなく、HTTPヘッダやHTTPステータス等のレスポンス情報そのものをキャッシュすることもできる。
また、キャッシュを行う画面に対して、コンテンツの変更を行うことができる。
WEBゲートウェイモジュール31は、クライアント3からのリクエスト電文53を編集してリクエスト電文59を作成し(ステップ205、ステップ212)、外部サーバ9にリクエスト電文59を送信する(ステップ207、ステップ214)。
WEBゲートウェイモジュール31は、外部サーバ9に正常にアクセスできない場合(ステップ301のNo)、キャッシュメモリから過去に保存したコンテンツデータを抽出したり(ステップ302)、あるいは、エラーメッセージ等の差し替え用の表示データを作成し(ステップ303)、これらのデータを用いて画面情報を作成する。
このように、WEBゲートウェイモジュール31は、外部サイト19毎に障害時の対応を選択することができる。
以上詳細に説明したように、本発明のWEBゲートウェイシステムでは、複数の外部サイトのWEBページを統合することにより、ユーザの利便性を向上させると共にクライアントの処理負担及びネットワーク付加を軽減することができる。
1回の認証で複数の外部サイトのコンテンツを組み合わせたWEBページを提供することができる。また、ログを集約して一元管理することができるので、ログ解析や電文解析を効率よく行うことができる。
また、必要と認められた外部サイト以外には、運営サイトの情報やクライアントのユーザの個人情報に関連する情報を送信しないようにして、セキュリティを向上させることができる。
3………クライアント
5………PLサーバ
7………BLサーバ
9………外部サーバ
11………ネットワーク
13………専用線
15………ユーザ
17………運営サイト
19………外部サイト
21………WEBページ要求表示手段
23………WEBページ受付提供手段
25………認証手段
27………セッション管理手段
29………フレーム作成手段
31………WEBゲートウェイモジュール
33………キャッシュ処理手段
35………定義ファイル
37………リクエスト電文編集手段
39………コンテンツデータ要求取得手段
41………履歴管理手段
43………レスポンス電文編集手段
44………コンテンツ情報
45………コンテンツデータ
49………配置情報
51、63………WEBページ
53、59………リクエスト電文
55………配置データ
61………レスポンス電文
101………CPU
102………メモリ
103………記憶部
104………表示部
Claims (6)
- クライアントと各種コンテンツ情報を保持する外部サーバとにネットワークを介して接続され、前記クライアントと前記外部サーバとの情報授受を媒介し、前記クライアントに画面情報を提供する画面情報提供サーバであって、
前記クライアントからの単一要求に基づいて、複数の外部サーバに対して順に、コンテンツデータの要求及び取得を行う複数コンテンツデータ要求取得手段と、
前記コンテンツデータ毎に画面配置を定める配置データを作成する配置データ作成手段と、
前記配置データに基づいて前記複数の外部サーバから取得した各コンテンツデータを統合して配置し、1つの画面情報を作成する統合手段と、
前記画面情報を前記クライアントに送信する画面情報送信手段と、
を具備することを特徴とする画面情報提供サーバ。 - 前記複数の外部サーバから取得したコンテンツデータを所定の期間保持するキャッシュ保持手段と、
前記クライアントからの要求に対応する前記コンテンツデータを前記キャッシュ保持手段から抽出するキャッシュ抽出手段と、
を具備することを特徴とする請求項1に記載の画面情報提供サーバ。 - 前記所定の期間は、前記コンテンツデータ毎に設定されることを特徴とする請求項2に記載の画面情報提供サーバ。
- 前記統合手段は、アクセス異常が発生した外部サーバに関する前記コンテンツデータに代えて、差し替え用の表示データ、あるいは、前記キャッシュ保持手段から抽出したキャッシュデータを配置することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画面情報提供サーバ。
- クライアントと各種コンテンツ情報を保持する外部サーバとにネットワークを介して接続され、前記クライアントと前記外部サーバとの情報授受を媒介し、前記クライアントに画面情報を提供する画面情報提供サーバが実行する画面情報提供方法であって、
前記クライアントからの単一要求に基づいて、複数の外部サーバに対して順に、コンテンツデータの要求を行う複数コンテンツデータ要求ステップと、
前記コンテンツデータ毎に画面配置を定める配置データを作成する配置データ作成ステップと、
前記配置データに基づいて前記複数の外部サーバから取得したコンテンツデータを統合して配置し、1つの画面情報を作成する統合ステップと、
前記画面情報を前記クライアントに送信する画面情報送信ステップと、
を具備することを特徴とする画面情報提供方法。 - コンピュータを請求項1から請求項4までのいずれかに記載の画面情報提供サーバとして機能させるプログラム。
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