JPH10207805A - Wwwサーバ・wwwブラウザ・システム - Google Patents

Wwwサーバ・wwwブラウザ・システム

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JPH10207805A
JPH10207805A JP9027234A JP2723497A JPH10207805A JP H10207805 A JPH10207805 A JP H10207805A JP 9027234 A JP9027234 A JP 9027234A JP 2723497 A JP2723497 A JP 2723497A JP H10207805 A JPH10207805 A JP H10207805A
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JP
Japan
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www
browser
applet
server
control unit
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JP9027234A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Ishihara
直幸 石原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWサーバ上のアプリケーションとWWW
ブラウザ上で実行されるアプレットとの間の通信を可能
にし、アプリケーションからアプレットを制御できるよ
うにする。 【解決手段】 WWWサーバ1上で動作するアプリケー
ション7とWWWブラウザ2上で動作するアプレットと
の間で双方向の通信を可能とするサーバ側通信機構18
およびブラウザ側通信機構19を有する。WWWブラウ
ザ2のアプレット実行部13で実行されているアプレッ
トとアプリケーション7との間の通信時、サーバ側通信
機構18およびブラウザ側通信機構19は、HTTP仕
様で定義された標準フォーマットを使用し、アプレット
宛またはアプリケーション宛であることを示す判別用タ
グを付加して送信することにより、HTML形式データ
の送受信環境下で、アプレット宛およびアプリケーショ
ン7宛のデータをホームページ送信要求等の他のデータ
と区別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はWWWサーバ・WW
Wブラウザ・システムに関し、特にWWWブラウザ上で
動作するアプレットとWWWサーバ上に設けたアプリケ
ーションとを互いに通信し得るようにしたWWWサーバ
・WWWブラウザ・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットで使用されるWWW(W
orld Wide Web)サーバは、HTML(H
yperText Markup Language)
形式で記述されたホームページを蓄え、クライアントの
WWWブラウザからのネットワーク経由のホームページ
送信要求に応答して該当するホームページを送信する。
WWWブラウザは、WWWサーバから送信されてきたホ
ームページを解釈し、画面に表示する。また、WWWブ
ラウザはJAVA等のプログラミング言語により作成さ
れたアプレットと呼ばれるプログラムを実行することが
できる。アプレットの実行を記述したホームページがW
WWブラウザによって画面に表示される時、アプレット
はWWWブラウザによって実行される。
【0003】図13は、このようなWWWサーバ・WW
Wブラウザ・システムの従来の構成例を示すブロック図
である。同図において、1はWWWサーバ、2はWWW
ブラウザであり、両者はネットワーク(インターネッ
ト)Nにより相互に接続されている。WWWブラウザ2
には、CRT等で構成されたホームページ表示装置3が
あり、その画面上に表示されたURL(Uniform
Resource Locator)入力部17を通
じ、ユーザが、表示したいホームページにかかるURL
を指定すると、ホームページ送信要求部14がURLを
指定したホームページ送信要求の送信をブラウザ通信制
御部11’に出す。ブラウザ通信制御部11’は、HT
TP(Hypertext Transfer Pro
tocol)仕様で定義された標準フォーマットで、W
WWブラウザ2の搭載されたコンピュータの通信制御部
10を使って、ホームページ送信要求をWWWサーバ1
に送信する。
【0004】WWWブラウザ2から送信されたホームペ
ージ送信要求は、WWWサーバ1の搭載されたコンピュ
ータの通信制御部5で受信され、WWWサーバ通信制御
部4’に伝達される。WWWサーバ通信制御部4’は、
この要求をHTML形式データ送受制御部6に通知し、
HTML形式データ送受制御部6は、HTML形式デー
タ保存部8から該当するホームページを取得して応答を
作成し、その送信をWWWサーバ通信制御部4’に要求
する。WWWサーバ通信制御部4’は、その応答を、H
TTP仕様で定義された標準フォーマットで、通信制御
部5を使って要求元のWWWブラウザ2に送信する。
【0005】WWWサーバ1から送信された上記の応答
は、WWWブラウザ2の通信制御部10で受信されてブ
ラウザ通信制御部11’に伝達され、ブラウザ通信制御
部11’は応答中に含まれるホームページをHTML形
式データ解釈部12に出力する。HTML形式データ解
釈部12は、このホームページの内容を解釈し、ホーム
ページ表示装置3の画面上のホームページ出力部15に
表示する。
【0006】また、ホームページ中にアプレットの実行
を記述する部分がある場合(HTMLでは、<APPL
ET>タグによりアプレットを指定する)、HTML形
式データ解釈部12は、アプレットのダウンロード要求
の送信をブラウザ通信制御部11’に要求する。このア
プレットのダウンロード要求は、ホームページ要求と同
様のルートでWWWサーバ1のHTML形式データ送受
制御部6に伝達され、そこでHTML形式データ保存部
8から該当するアプレットが取得されて応答が作成さ
れ、WWWサーバ通信制御部4’によって通信制御部5
を通じてWWWブラウザ2に送信される。通信制御部1
0を介してアプレットを受信したWWWブラウザ2のブ
ラウザ通信制御部11’は、受信したアプレットをダウ
ンロード要求元のHTML形式データ解釈部12に出力
し、HTML形式データ解釈部12は、そのアプレット
をアプレット実行部13において実行させる。これによ
り、アプレットの実行結果がホームページ表示装置3の
ホームページ出力部15に表示され、またアプレットが
何らかのデータを入力する種類のプログラムである場合
には、ホームページ表示装置3の画面上にアプレット上
の入力部16が表示される。アプレット上の入力部16
に対してユーザがデータを入力すると、それがアプレッ
ト実行部13で実行中のアプレットに伝達され、アプレ
ットは必要に応じてホームページ出力部15中の出力内
容を更新する。アプレットとしては、アニメーションを
表示するプログラムや、ワープロや表計算プログラム等
がある。
【0007】なお、上述したWWWブラウザ2の如くア
プレット実行機能を有するブラウザとしては、ネットス
ケープ・コミュニケーションズ社製のNetscape
Navigator2.0などがある。また、WWW
ブラウザ,WWWサーバに関する文献としては、例えば
『Webマスター・パーフェクト・マニュアル』(19
96年9月15日、株式会社IDGコミュニケーション
ズ発行)がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにアプレ
ット実行機能を有するWWWブラウザを使用することに
より、テキストや画像といったマルチメディアデータ以
外に、ソフトウェアの実行部分自体もアプレットとして
WWWサーバからWWWブラウザに提供することが可能
となった。しかしながら、従来のWWWサーバ・WWW
ブラウザ・システムにおいては、アプレットがWWWサ
ーバと通信を行う標準的手段が提供されていない為、W
WWサーバとアプレットの間の相互の通信が行えなかっ
た。この為、アプレットとして実現できるプログラムの
種類や処理内容が制限されるという問題点があった。
【0009】例えば、気象情報を表示するアプレットを
考えてみると、従来の技術では、アプレット実行後にサ
ーバから要求やデータを送信することができないため、
WWWブラウザの画面に表示される気象情報はアプレッ
トの記述を含むホームページの受信時点のものに限ら
れ、その後にWWWサーバ側で気象情報が最新のものに
変更されても、再びそのホームページをWWWサーバか
ら取得しない限り、WWWブラウザの画面上の気象情報
は更新されない。しかし、若し、WWWサーバがアプレ
ットと通信することが可能になると、気象情報が更新さ
れる毎にその更新後の気象情報をアプレットに通知する
アプリケーションをWWWサーバに設けておけば、気象
情報が更新される毎にそれをアプレットに通知し、表示
させることが可能となる。この場合、アプレットの記述
を含むホームページを再度送信する場合に比べて、通信
量が削減され、サーバの負荷も低減することになる。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、その目的は、WWWブラウザ上で動作す
るアプレットとWWWサーバ上に設けたアプリケーショ
ンとを互いに通信可能にしたWWWサーバ・WWWブラ
ウザ・システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、HTML形式
で記述されたホームページを蓄積し、ネットワーク経由
の要求に応答してホームページを提供する機能を有する
WWWサーバと、ネットワーク経由でWWWサーバに対
してホームページの送信要求を出し、送られてきたホー
ムページを解釈して画面に表示する機能を有すると共に
アプレットの実行機能を有するWWWブラウザとから構
成されるWWWサーバ・WWWブラウザ・システムにお
いて、WWWサーバ上で動作するアプリケーションとW
WWブラウザ上で動作するアプレットとの間で双方向の
通信を可能とするサーバ側通信機構およびブラウザ側通
信機構を備えている。この為、WWWブラウザ上で動作
するアプレットとWWWサーバ上に設けたアプリケーシ
ョンとが互いに通信可能であり、従って、WWWサーバ
上のアプリケーションからのアクションで、WWWブラ
ウザ上のアプレットの動作を制御することができる等、
アプレットとして実現できるプログラムの種類や処理内
容の制限を大幅に緩和することができる。
【0012】また、本発明の一実施の形態においては、
サーバ側通信機構は、WWWサーバの搭載されたコンピ
ュータの通信制御部とWWWサーバ通信制御部とを含
み、ブラウザ側通信機構は、WWWブラウザの搭載され
たコンピュータの通信制御部とブラウザ通信制御部とを
含み、WWWサーバ通信制御部とブラウザ通信制御部と
は各コンピュータの通信制御部を通じてHTTPに従っ
て通信する。そして、WWWサーバ通信制御部は、アプ
レット宛のデータにそのデータがアプレット宛であるこ
とを示す判別用タグを付加して送信すると共に、ブラウ
ザ通信制御部から受信したデータに付加された判別用タ
グに基づきアプリケーション宛のデータを判別する構成
を有し、ブラウザ通信制御部は、アプリケーション宛の
データにそのデータがアプリケーション宛であることを
示す判別用タグを付加して送信すると共に、WWWサー
バ通信制御部から受信したデータに付加された判別用タ
グに基づきアプレット宛のデータを判別する構成を有す
る。このような構成のサーバ側通信機構およびブラウザ
側通信機構を使用することによって、WWWブラウザ上
のアプレットとWWWサーバ上のアプリケーションとの
間の通信をHTML形式データの送受信環境下で行うこ
とが可能となる。
【0013】また、他の実施の形態においては、サーバ
側通信機構は、WWWサーバの搭載されたコンピュータ
の第1および第2の通信制御部とWWWサーバ通信制御
部とを含み、ブラウザ側通信機構は、WWWブラウザの
搭載されたコンピュータの第1および第2の通信制御部
とブラウザ通信制御部とを含む。そして、WWWサーバ
通信制御部とブラウザ通信制御部とは、各コンピュータ
の第1の通信制御部を通じてWWWサーバ上で動作する
アプリケーションとWWWブラウザ上で動作するアプレ
ットとの間で任意のプロトコルによる通信を行い、各コ
ンピュータの第2の通信制御部を通じてアプリケーショ
ンとアプレットとの間の通信以外の通信をHTTPに従
って行う。このような構成のサーバ側通信機構およびブ
ラウザ側通信機構を使用すれば、2組の通信制御部が必
要となるが、アプレットとアプリケーションとの間の通
信を任意のプロトコルで行うことができ、また、WWW
通信制御部およびブラウザ通信制御部を簡素化すること
ができる。
【0014】更に本発明の好ましい実施例においては、
アプレットはその動作開始時にWWWサーバ上で動作す
るアプリケーションに対してアプレット開始信号を送出
すると共にその動作終了時にWWWサーバ上で動作する
アプリケーションに対してアプレット終了信号を送出す
る構成を有し、WWWサーバ上で動作するアプリケーシ
ョンは、アプレット開始信号を送出してきたWWWブラ
ウザをリストに追加し、アプレット終了信号を送出して
きたWWWブラウザをリストから削除することにより、
通信相手となるアプレットの存在するWWWブラウザを
リストにて管理する構成を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明のWWWサーバ・WWWブラ
ウザ・システムの一実施の形態の機能ブロック図であ
る。この例のWWWサーバ・WWWブラウザ・システム
は、WWWサーバ1と、このWWWサーバ1にネットワ
ークNを通じて接続されたWWWブラウザ2とから構成
されている。図では、WWWサーバ1に1つのWWWブ
ラウザ2しか接続されていないが、一般には多数のWW
Wブラウザが接続され得る。
【0017】WWWサーバ1は、HTML形式のホーム
ページを記憶するHTML形式データ保存部8と、この
HTML形式データ保存部8に接続されたHTML形式
データ送受制御部6と、WWWブラウザ2上で動作する
アプレットと通信を行うサーバアプリケーション7と、
このサーバアプリケーション7がデータの保存用に使用
するサーバアプリケーションデータ保存部9と、HTM
L形式データ送受制御部6およびサーバアプリケーショ
ン7に接続されたサーバ側通信機構18とを含み、この
サーバ側通信機構18がネットワークNに接続されてい
る。また、サーバ側通信機構18は、WWWサーバ1が
搭載されたコンピュータの通信制御部5と、この通信制
御部5とHTML形式データ送受制御部6およびサーバ
アプリケーション7との間に設けられたWWWサーバ通
信制御部4とから構成されている。更に、HTML形式
データ保存部8に記憶されたホームページには、アプレ
ットの実行を指定する記述があり、アプレット自体もH
TML形式データ保存部8に保存されている。
【0018】他方、WWWブラウザ2は、CRT等のホ
ームページ表示装置3と、これに接続されたHTML形
式データ解釈部12,アプレット実行部13およびホー
ムページ送信要求部14と、これらに接続されたブラウ
ザ側通信機構19とを含み、このブラウザ側通信機構1
9がネットワークNに接続されている。また、ブラウザ
側通信機構19は、WWWブラウザ2が搭載されたコン
ピュータの通信制御部10と、この通信制御部10とH
TML形式データ解釈部12,アプレット実行部13お
よびホームページ送信要求部14との間に設けられたブ
ラウザ通信制御部11とから構成されている。
【0019】ユーザが、WWWブラウザ2のホームペー
ジ表示装置3の画面上に表示されたURL入力部17を
通じて、表示したいホームページにかかるURLを指定
すると、ホームページ送信要求部14はホームページ送
信要求をブラウザ側通信機構19を通じてネットワーク
Nを介して該当するWWWサーバ1に送信する。ホーム
ページ送信要求を受信したWWWサーバ1のサーバ側通
信機構18はそれをHTML形式データ送受制御部6に
伝達し、HTML形式データ送受制御部6はHTML形
式データ保存部8から該当するホームページを取得して
応答を作成する。この応答はサーバ側通信機構18を通
じてネットワークNを介して要求元のWWWブラウザ2
に送信され、WWWブラウザ2のブラウザ側通信機構1
9で受信されて、応答中のホームページがHTML形式
データ解釈部12に伝達される。HTML形式データ解
釈部12は、ホームページの内容を解釈し、ホームペー
ジ表示装置3の画面上のホームページ出力部15に表示
する。
【0020】また、ホームページ中にアプレットの実行
を記述する部分がある場合、HTML形式データ解釈部
12は、アプレットのダウンロード要求をブラウザ側通
信機構19を通じネットワークNを介してWWWサーバ
1に送信する。この要求はサーバ側通信機構18に受信
されてHTML形式データ送受制御部6に伝達される。
HTML形式データ送受制御部6は、HTML形式デー
タ保存部8から該当するアプレットを取得して応答を作
成し、その応答をサーバ側通信機構18を通じネットワ
ークNを介して要求元のWWWブラウザ2に送信する。
そして、ブラウザ側通信機構19で受信されたアプレッ
トがアプレット実行部13において実行されることによ
り、アプレットの実行結果がホームページ表示装置3の
ホームページ出力部15に表示される。また、アプレッ
トが何らかのデータを入力する種類のプログラムである
場合には、ホームページ表示装置3の画面上にアプレッ
ト上の入力部16が表示され、アプレット上の入力部1
6に対してユーザがデータを入力すると、それがアプレ
ット実行部13で実行中のアプレットに伝達され、アプ
レットは必要に応じてホームページ出力部15中の出力
内容を更新する。
【0021】以上のような動作はほぼ図13に示した従
来のWWWサーバ・WWWブラウザ・システムと同じで
ある。従来技術と相違する点は、本実施の形態では、W
WWブラウザ2上で動作するアプレットに対して要求や
データを送信したり、逆にアプレットからデータや要求
を受信して処理するサーバアプリケーション7が設けら
れており、このサーバアプリケーション7とWWWブラ
ウザ2上で動作するアプレットとが、ホームページ送信
要求やその応答をWWWブラウザ2とWWWサーバ1と
の間で授受するためのサーバ側通信機構18およびブラ
ウザ側通信機構19を通じて適宜に通信し合うことであ
る。以下、この点について詳細に説明する。
【0022】WWWサーバ1のHTML形式データ保存
部8に保存されているホームページ中の記述で指定され
るアプレットは、例えば図2に示すような処理を行うよ
うにプログラミングされている。先ず、アプレットの実
行開始時、従って通常はWWWブラウザ2におけるアプ
レットの実行指定を記述したホームページの表示開始時
に、アプレット開始信号をサーバアプリケーション7に
送出する(S1)。次に、アプレット本来の処理S9を
実行するが、その中で、サーバアプリケーション7に処
理を依頼するイベントが発生した場合、そのイベントを
サーバアプリケーション7に送出し(S2,S3)、反
対にサーバアプリケーション7からイベントの通知を受
けた場合には、そのイベントに応じた処理を実行する
(S4,S5)。また、サーバアプリケーション7から
ヘルスチェックのための問合せがあった場合、それに対
する応答を返す(S6,S7)。そして、アプレット本
来の処理S9の終了時、従って通常はアプレットの実行
指定を記述したホームページの表示終了時に、アプレッ
ト終了信号をサーバアプリケーション7に送出する(S
8)。
【0023】アプレットからサーバアプリケーション7
へのアプレット開始信号,アプレット終了信号,イベン
ト,応答の送出は、実際にはアプレット実行部13で実
行中のアプレットがそれらをブラウザ側通信機構19の
ブラウザ通信制御部11に通知し、送信を要求すること
で行われる。また、サーバアプリケーション7からアプ
レットへのイベント通知,問合せは、サーバアプリケー
ション7がそれらをサーバ側通信機構18に通知して送
信を要求することで行われ、最終的にブラウザ側通信機
構19で受信されたイベント通知,問合せがアプレット
実行部13で実行中のアプレットに通知される。
【0024】他方、サーバアプリケーション7は、WW
Wサーバ1の動作中、常に動作しており、例えば図3に
示すような処理を実行する。まず、WWWブラウザ2上
で動作するアプレットからアプレット開始信号を受信す
ると、アプレット開始信号を送出してきたWWWブラウ
ザを特定する情報を、サーバアプリケーションデータ保
存部9中のクライアントリストに登録する(S11,S
12)。次に、アプレットからのイベントの通知を受信
すると、そのイベントに応じた処理を実行する(S1
3,S14)。次に、アプレットへ通知するイベントが
サーバアプリケーション7で発生した場合、上記のクラ
イアントリストを参照して、現在接続中の全てのWWW
ブラウザ2のアプレットに対してそのイベントを通知す
る(S15,S16)。また、サーバアプリケーション
7に対してシステムからなされる一定時間毎の割り込み
時に、クライアントリストに登録されている各WWWブ
ラウザのアプレットに対してヘルスチェックのための問
合せを行い、反応の無いアプレットの存在するWWWブ
ラウザ2についてはクライアントリストから削除する
(S17,S18,S20)。更に、アプレットからの
アプレット終了信号を受信すると、アプレット終了信号
を送出してきたWWWブラウザを上記のクライアントリ
ストから削除する(S19,S20)。
【0025】アプレットおよびサーバアプリケーション
7で図2および図3に示すような処理が行われることに
より、或るWWWブラウザ2において、WWWサーバ1
のHTML形式データ保存部8に保存されたホームペー
ジが表示され、そのホームページ中の記述で指定された
アプレットがWWWサーバ1からダウンロードされてW
WWブラウザ2において実行を開始すると、アプレット
から出されるアプレット開始信号によって、WWWサー
バ1のサーバアプリケーション7は、当該WWWサーバ
1のホームページを表示したWWWブラウザ2を認識
し、ホームページ表示中の全てのWWWブラウザ2をク
ライアントリストで管理することができる。従って、サ
ーバアプリケーション7からアプレットに対してイベン
トを通知する場合、クライアントリストを参照すること
で、当該WWWサーバ1のホームページを表示中のWW
Wブラウザ2のアプレットに対してのみ、イベントを通
知することができる。また、ヘルスチェックで無応答で
あったWWWブラウザ2はクライアントリストから削除
されるため、障害を起こして停止中のWWWブラウザ2
のアプレットに対してイベントを通知するといった無駄
がない。
【0026】次に、サーバ側通信機構18およびブラウ
ザ側通信機構19について詳細に説明する。
【0027】図1を参照すると、本実施の形態では、W
WWサーバ1の搭載されたコンピュータの1つの通信制
御部5と、WWWブラウザ2の搭載されたコンピュータ
の1つの通信制御部10とをネットワークNで接続し、
WWWサーバ1とWWWブラウザ2との間の一切の通信
をHTTPに基づいて行う。このとき、ブラウザ通信制
御部11は、WWWサーバ通信制御部4がサーバアプリ
ケーション7宛のデータを判別し得るようにするため
に、例えば図4に示すように、送信要求があった場合、
その送信要求元を識別し(S21)、送信要求元がホー
ムページ送信要求部14またはHTML形式データ解釈
部12のときは、送信を要求されたデータをHTTP仕
様で定義する標準フォーマットで通信制御部10を通じ
てWWWサーバ1に送信し(S22)、他方、送信要求
元がアプレット実行部13上のアプレットのときは、そ
のデータがサーバアプリケーション7宛であること示す
判別用タグを付加して、HTTP仕様が定義する標準フ
ォーマットでWWWサーバ1に送信する(S23)。
【0028】例えば、ホームページ送信要求部14から
のホームページ送信要求を送信したり、HTML形式デ
ータ解釈部12からのアプレットのダウンロード要求を
送信する際には、図5(a)に示すようなデータを送信
し、アプレット実行部13で実行されているアプレット
からのデータを送信する際には、例えば図5(b)に示
すようなデータを送信する。ここで、図5(a)のデー
タは、プロトコルの指定,WWWサーバ1のサーバ名の
指定,WWWサーバ1上にあるディレクトリの指定,そ
のディレクトリ配下にあるファイルの指定で構成され、
図5(b)のデータは、プロトコルの指定とWWWサー
バ1のサーバ名の指定までは図5(a)と同じである
が、ディレクトリの指定では、予めWWWサーバ1との
間で取り決められた仮想的なディレクトリ名が指定さ
れ、次いで、サーバアプリケーション7に通知すべき内
容であるメッセージが続く。この仮想的なディレクトリ
名が、サーバアプリケーション7宛か否かを区別する判
別用タグとなる。
【0029】このため、WWWサーバ通信制御部4は、
ブラウザ通信制御部11から受信したデータ中の判別用
タグに基づき、サーバアプリケーション7宛のデータを
判別することができる。即ち、図6に示すように、WW
Wサーバ通信制御部4は、通信制御部5を通じてWWW
ブラウザ2からデータを受信した場合、そのデータ中に
判別用タグがあるか否かを調べ(S31)、判別用タグ
がなければ、受信データをHTML形式データ送受制御
部6へ渡し(S32)、判別用タグがあれば、受信デー
タをサーバアプリケーション7へ渡す(S33)。
【0030】同様に、WWWサーバ通信制御部4は、ブ
ラウザ通信制御部11がアプレット宛のデータを判別し
得るようにするために、例えば図7に示すように、送信
要求があった場合、その送信要求元を識別し(S4
1)、送信要求元がHTML形式データ送受制御部6の
ときは、送信を要求されたデータをHTTP仕様で定義
する標準フォーマットで通信制御部5を通じてWWWブ
ラウザ2に送信し(S42)、他方、送信要求元がサー
バアプリケーション7のときは、そのデータがアプレッ
ト宛のデータであることを示す判別用タグを付加して、
HTTP仕様で定義する標準フォーマットでWWWブラ
ウザ2に送信する(S43)。判別用タグとしては、サ
ーバアプリケーション7がアプレット宛に送信するデー
タを仮想的なファイルとして送信し、その送信時に付加
するファイル名の拡張子に特殊な値を用いる場合の、そ
の特殊な値の拡張子を判別用タグとすることができる。
また、その仮想的なファイルの先頭に、アプレット宛の
データであることを示す判別子を付加する方法でも良
く、その場合には、その判別子が判別用タグとなる。
【0031】このため、ブラウザ通信制御部11は、W
WWサーバ1から受信したデータ中の判別用タグに基づ
き、アプレット宛のデータを判別することができる。即
ち、図8に示すように、ブラウザ通信制御部11は、通
信制御部10を通じてWWWサーバ1からデータを受信
した場合、そのデータ中に判別用タグがあるか否かを調
べ(S51)、判別用タグがなければ、受信データをH
TML形式データ解釈部12へ渡し(S52)、判別用
タグがあれば、受信データをアプレット実行部13上の
アプレットへ渡す(S53)。
【0032】次に、図9を参照して本発明のWWWサー
バ・WWWブラウザ・システムの別の実施の形態につい
て説明する。図9に示すWWWサーバ・WWWブラウザ
・システムが図1のWWWサーバ・WWWブラウザ・シ
ステムと相違する点は、サーバ側通信機構18’および
ブラウザ側通信機構19’にあり、その他の部分は図1
のものと同じである。
【0033】本実施の形態におけるサーバ側通信機構1
8’は、WWWサーバの搭載されたコンピュータの2つ
の通信制御部5,20とWWWサーバ通信制御部4とか
ら構成され、ブラウザ側通信機構19’は、WWWブラ
ウザ2の搭載されたコンピュータの2つの通信制御部1
0,21とブラウザ通信制御部11とから構成されてい
る。そして、通信制御部5と通信制御部10とがネット
ワークNを介して接続され、通信制御部20と通信制御
部21とがネットワークNを介して接続されている。ま
た、サーバアプリケーション7は通信制御部20に直接
接続されている。
【0034】本実施の形態の場合、WWWブラウザ2か
らWWWサーバ1への送信は、送信要求元がホームペー
ジ送信要求部14またはHTML形式データ解釈部12
のときは、通信制御部10,5の組を使ってHTTPに
従って実行され、送信要求元がアプレットのときは、通
信制御部21,20の組を使って任意のプロトコルに従
って実行される。また、WWWサーバ1からWWWブラ
ウザ2への送信は、送信要求元がHTML形式データ送
受制御部6のときは、通信制御部5,10の組を使って
HTTPに従って実行され、送信要求元がサーバアプリ
ケーション7のときは、通信制御部20,21の組を使
って任意のプロトコルに従って実行される。この場合、
サーバアプリケーション7は通信制御部20に直接に接
続されているため、WWWサーバ通信制御部4は図13
に示した従来のWWWサーバ通信制御部4’をそのまま
利用することができる。
【0035】図10および図11はブラウザ側通信機構
19’のブラウザ通信制御部11の処理例を示すフロー
チャートである。ブラウザ通信制御部11は、送信要求
があった場合、図10に示すように、その送信要求元を
識別し(S61)、送信要求元がホームページ送信要求
部14またはHTML形式データ解釈部12のときは、
一方の通信制御部10を使って、送信を要求されたデー
タをHTTP仕様で定義する標準フォーマットでWWW
サーバ1に送信する(S62)。他方、送信要求元がア
プレット実行部13上のアプレットのときは、もう一方
の通信制御部21を使って、任意のプロトコルにてWW
Wサーバ1に送信する(S63)。WWWサーバ1側で
は、通信制御部5で受信されたデータはWWWサーバ通
信制御部4を通じてHTML形式データ送受制御部6に
渡され、通信制御部20で受信されたデータは直接にサ
ーバアプリケーション7に渡される。
【0036】また、WWWサーバ1において、HTML
形式データ送受制御部6からWWWサーバ通信制御部4
に送信要求が出されると、WWWサーバ通信制御部4は
通信制御部5を使って、HTTP仕様で定義する標準フ
ォーマットでWWWブラウザ2に送信する。他方、サー
バアプリケーション7から通信制御部20に送信要求が
出されると、この通信制御部20は任意のプロトコルに
従ってWWWブラウザ2に送信する。
【0037】WWWサーバ1から送信されたデータがW
WWブラウザ2のブラウザ側通信機構19’で受信され
た際、ブラウザ通信制御部11は、図11に示すよう
に、受信した通信制御部を判別し(S71)、通信制御
部10のときは、受信データをHTML形式データ解釈
部12に渡し(S72)、通信制御部21のときは、受
信データをアプレット実行部13上のアプレットに渡す
(S73)。
【0038】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0039】図12は本発明のWWWサーバ・WWWブ
ラウザ・システムの一実施例の機能ブロック図であり、
図1または図9と同一符号は同一部分を示し、2−1〜
2−nはWWWブラウザ、81はホームページ、82は
ホームページ81中で指定されたアプレット、91はア
ンケート集計結果、92はクライアントリストである。
【0040】アプレット82は、JAVA言語で作成し
たプログラムを中間言語に変換したもので、WWWブラ
ウザ2−1〜2−n上での実行時に、インタプリタであ
るアプレット実行部13で解釈されて実行される。この
アプレット82は、ホームページ81の内容を見たユー
ザに対してアンケートを行い、ユーザからの回答をWW
Wサーバ1のサーバアプリケーション7に送信し、ま
た、サーバアプリケーション7から送信されてくるアン
ケート集計結果を表示する処理を行う。他方、サーバア
プリケーション7は、WWWブラウザ2−1〜2−n上
のアプレットからユーザの回答を受信すると、それまで
のアンケート集計結果91に今回のユーザの回答を反映
させて最新のアンケート集計結果91を作成し、これ
を、クライアントリスト92に登録されている全てのW
WWブラウザのアプレットに対して送信する処理を行
う。
【0041】今、何れのWWWブラウザ2−1〜2−n
もWWWサーバ1に接続されていない状態を想定する。
また、サーバアプリケーションデータ保存部9中のアン
ケート集計結果91が空になっているとする。この状態
で、WWWブラウザ2−1のユーザがホームページ81
の送信を要求すると、図1または図9で説明したように
してHTML形式データ保存部8に保存されたホームペ
ージ81がWWWサーバ1からWWWブラウザ2−1に
送られ、HTML形式データ解釈部12によってホーム
ページ表示装置3に表示される。また、アプレット82
のダウンロードも実施されてアプレット82がアプレッ
ト実行部13で実行され、アプレット開始信号の送信に
よってWWWサーバ1のクライアントリスト92にWW
Wブラウザ2−1が登録される。更に、アプレット82
によってホームページ表示装置3にアンケート用紙が表
示される。
【0042】次に、WWWブラウザ2−1のユーザがア
ンケート用紙に対して回答を入力すると、アプレット8
2は、ユーザの回答をWWWサーバ1のサーバアプリケ
ーション7に送信し、サーバアプリケーション7がアン
ケート集計結果91を更新する。この場合、WWWブラ
ウザ2−1のユーザの回答だけが反映されたアンケート
集計結果となる。そして、サーバアプリケーション7
は、この更新後のアンケート集計結果91を、クライア
ントリスト92に登録されているWWWブラウザ(今の
場合は2−1だけ)に送信する。WWWブラウザ2−1
のアプレット82は、受信したアンケート集計結果91
をホームページ表示装置3に表示する。
【0043】次に、別のWWWブラウザ2−2において
もホームページ81の表示,アプレット82の実行が開
始され、WWWブラウザ2−2のユーザが入力した回答
がWWWサーバ1のサーバアプリケーション7に送信さ
れると、サーバアプリケーション7は今回の回答をアン
ケート集計結果91に反映し、この最新状態のアンケー
ト集計結果91を、クライアントリスト92に登録され
ているWWWブラウザ(今の場合、2−1と2−2)に
送信する。この結果、WWWブラウザ2−1のユーザの
回答とWWWブラウザ2−2のユーザの回答とを反映し
たアンケート集計結果91が、WWWブラウザ2−1お
よびWWWブラウザ2−2の双方のホームページ表示装
置3に表示されることになる。このように、新たなWW
Wブラウザでホームページ81が表示され、アンケート
対して新たなユーザが回答するごとに、ホームページ8
1を表示中の全てのWWWブラウザに最新のアンケート
集計結果91が表示される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果を得ることができる。
【0045】WWWブラウザ上で動作するアプレットと
WWWサーバ上に設けたアプリケーションとで互いに通
信することが可能であるため、WWWサーバ上のアプリ
ケーションからのアクションで、WWWブラウザ上のア
プレットの動作を制御することができる等、従来行えな
かった制御形態が可能となり、アプレットとして実現で
きるプログラムの種類や処理内容の制限を大幅に緩和す
ることができる。
【0046】WWWブラウザ上のアプレットとWWWサ
ーバ上のアプリケーションが独自に通信することによ
り、ホームページ全体を送信するより通信量を減らすこ
とができる。
【0047】図1に示した実施の形態のサーバ側通信機
構およびブラウザ側通信機構によれば、WWWブラウザ
上のアプレットとWWWサーバ上のアプリケーションと
の間の通信をHTML送信と同じ方法であるHTTPで
行いつつ、両者の通信をHTML送信と区別する仕組み
をサーバ側通信機構およびブラウザ側通信機構に付与し
ているため、WWWブラウザ上のアプレットとWWWサ
ーバ上のアプリケーションとの間の通信をHTML形式
データの送受信環境下で、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のWWWサーバ・WWWブラウザ・シス
テムの一実施の形態の機能ブロック図である。
【図2】アプレットの処理例を示すフローチャートであ
る。
【図3】サーバアプリケーションの処理例を示すフロー
チャートである。
【図4】図1のブラウザ通信制御部の送信要求発生時の
処理例を示すフローチャートである。
【図5】HTTP仕様で定義する標準フォーマットの例
と判別用タグの例を示す図である。
【図6】図1のWWWサーバ通信制御部のデータ受信時
の処理例を示すフローチャートである。
【図7】図1のWWWサーバ通信制御部の送信要求発生
時の処理例を示すフローチャートである。
【図8】図1のブラウザ通信制御部のデータ受信時の処
理例を示すフローチャートである。
【図9】本発明のWWWサーバ・WWWブラウザ・シス
テムの別の実施の形態の機能ブロック図である。
【図10】図9のブラウザ通信制御部の送信要求発生時
の処理例を示すフローチャートである。
【図11】図9のブラウザ通信制御部のデータ受信時の
処理例を示すフローチャートである。
【図12】本発明のWWWサーバ・WWWブラウザ・シ
ステムの一実施例の機能ブロック図である。
【図13】WWWサーバ・WWWブラウザ・システムの
従来の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…WWWサーバ 2,2−1〜2−n…WWWブラウザ 3…ホームページ表示装置 4…WWWサーバ通信制御部 5…通信制御部 6…HTML形式データ送受制御部 7…サーバアプリケーション 8…HTML形式データ保存部 9…サーバアプリケーションデータ保存部 10…通信制御部 11…ブラウザ通信制御部 12…HTML形式データ解釈部 13…アプレット実行部 14…ホームページ送信要求部 15…ホームページ出力部 16…アプレット上の入力部 17…URL入力部 18,18’…サーバ側通信機構 19,19’…ブラウザ側通信機構 20…通信制御部 21…通信制御部 N…ネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HTML形式で記述されたホームページ
    を蓄積し、ネットワーク経由の要求に応答してホームペ
    ージを提供する機能を有するWWWサーバと、ネットワ
    ーク経由でWWWサーバに対してホームページの送信要
    求を出し、送られてきたホームページを解釈して画面に
    表示する機能を有すると共にアプレットの実行機能を有
    するWWWブラウザとから構成されるWWWサーバ・W
    WWブラウザ・システムにおいて、 WWWサーバ上で動作するアプリケーションとWWWブ
    ラウザ上で動作するアプレットとの間で双方向の通信を
    可能とするサーバ側通信機構およびブラウザ側通信機構
    を備えることを特徴とするWWWサーバ・WWWブラウ
    ザ・システム。
  2. 【請求項2】 サーバ側通信機構は、WWWサーバの搭
    載されたコンピュータの通信制御部とWWWサーバ通信
    制御部とを含み、 ブラウザ側通信機構は、WWWブラウザの搭載されたコ
    ンピュータの通信制御部とブラウザ通信制御部とを含
    み、 WWWサーバ通信制御部とブラウザ通信制御部とは各コ
    ンピュータの通信制御部を通じてHTTPに従って通信
    する構成を有し、且つ、 WWWサーバ通信制御部は、アプレット宛のデータにそ
    のデータがアプレット宛であることを示す判別用タグを
    付加して送信すると共に、ブラウザ通信制御部から受信
    したデータに付加された判別用タグに基づきアプリケー
    ション宛のデータを判別する構成を有し、 ブラウザ通信制御部は、アプリケーション宛のデータに
    そのデータがアプリケーション宛であることを示す判別
    用タグを付加して送信すると共に、WWWサーバ通信制
    御部から受信したデータに付加された判別用タグに基づ
    きアプレット宛のデータを判別する構成を有することを
    特徴とする請求項1記載のWWWサーバ・WWWブラウ
    ザ・システム。
  3. 【請求項3】 サーバ側通信機構は、WWWサーバの搭
    載されたコンピュータの第1および第2の通信制御部と
    WWWサーバ通信制御部とを含み、 ブラウザ側通信機構は、WWWブラウザの搭載されたコ
    ンピュータの第1および第2の通信制御部とブラウザ通
    信制御部とを含み、 WWWサーバ通信制御部とブラウザ通信制御部とは、各
    コンピュータの第1の通信制御部を通じてWWWサーバ
    上で動作するアプリケーションとWWWブラウザ上で動
    作するアプレットとの間で任意のプロトコルによる通信
    を行い、各コンピュータの第2の通信制御部を通じてア
    プリケーションとアプレットとの間の通信以外の通信を
    HTTPに従って行う構成を有することを特徴とする請
    求項1記載のWWWサーバ・WWWブラウザ・システ
    ム。
  4. 【請求項4】 アプレットはその動作開始時にWWWサ
    ーバ上で動作するアプリケーションに対してアプレット
    開始信号を送出すると共にその動作終了時にWWWサー
    バ上で動作するアプリケーションに対してアプレット終
    了信号を送出する構成を有し、 WWWサーバ上で動作するアプリケーションは、アプレ
    ット開始信号を送出してきたWWWブラウザをリストに
    追加し、アプレット終了信号を送出してきたWWWブラ
    ウザをリストから削除することにより、通信相手となる
    アプレットの存在するWWWブラウザをリストにて管理
    する構成を有することを特徴とする請求項1,2または
    3記載のWWWサーバ・WWWブラウザ・システム。
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