JP2002014963A - データベース管理システム及びその開発システム - Google Patents

データベース管理システム及びその開発システム

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JP2002014963A
JP2002014963A JP2001126533A JP2001126533A JP2002014963A JP 2002014963 A JP2002014963 A JP 2002014963A JP 2001126533 A JP2001126533 A JP 2001126533A JP 2001126533 A JP2001126533 A JP 2001126533A JP 2002014963 A JP2002014963 A JP 2002014963A
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昌法 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるベンダーから提供された複数のデータ
ベースを1つの共有データとして管理することを可能に
したデータベース管理システムを提供すること。 【解決手段】 共有データであるデータベース群111
〜115は、それぞれ異なるベンダーから提供されたデ
ータベースであり、データコネクションサーバ120に
よってその接続を集中管理されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース管理
システムに関するものであり、より具体的には、異なる
ベンダーから提供された複数のデータベースを、1つの
共通データとして管理することのできるデータベース管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ウェブ上でアプリケーションを開
発するツールであるウェブデータベース(オラクル社)
がHTMLベースのデータベース連携ウェブアプリケー
ションの開発を容易にすることに成功した。このデータ
ベースはデータベース連携ウェブアプリケーションの作
成から、データベースの参照・管理、ウェブサイトの構
築・運用に至るまでの全ての機能を、ミドルウェアおよ
び特別なクライアントアプリケーションを必要とせず、
一般的なウェブブラウザから簡単に使用できるソフトウ
ェアである。すなわち、このデータベースは使用するブ
ラウザに合わせて最適化されたスケーラブルなHTML
を自動的に生成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ウェブデータベースはHTML作成サーバやプリント実
行サーバがそれぞれ個々に独立して存在しているため、
異なるベンダーから提供された複数のデータベースを1
つの共有データとして管理することが不可能であった。
また、個々のデータベースを使用したウェブアプリケー
ションの開発はGUIをベースにしていないため、その
開発に時間がかかっていた。本発明は、上記課題を鑑み
て、異なるベンダーから提供された複数のデータベース
を1つの共有データとして管理することのできるデータ
ベース管理システムを提供する。また、ウェブアプリケ
ーションをGUIをベースにして開発することができる
データベース管理システムの開発システムを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、異なるベンダーから提供された複数のデー
タベースと、データベース毎に定められているインター
フェース手順に応じて各データベースにアクセスするア
クセス手段と、アクセス手段を介し複数のデータベース
を1つの共有データとしてネットワーク上で管理する手
段と、クライアント側および/またはサーバ側から送出
されるアクセス要求に応じて共有データを更新する手段
と、クライアント側および/またはサーバ側の出力装置
に共有データを出力する手段とを具備したことを特徴と
するデータベース管理システムを提供する。上記データ
ベース管理システムは、共有データを出力するクライア
ント側および/またはサーバ側の出力装置がプリンタで
ある場合、共有データの一部または全部を所定のファイ
ル形式に変換する手段と、変換した共有データをプリン
タに出力する手段とを具備する。
【0005】さらに、本発明は、少なくとも1つのデー
タベースを共有データとしてネットワーク上で管理し、
クライアント側および/またはサーバ側から送出される
アクセス要求に応じて共有データを更新し、クライアン
ト側および/またはサーバ側の出力装置に共有データを
出力するデータベース管理システムを、ウェブブラウザ
上またはGUIアプリケーション上で統合開発するデー
タベース管理システムの開発システムであり、データベ
ースを操作するための命令文をウェブブラウザ上および
/またはクライアントのシステム上でGUIをベースに
記述する手段と、WWWページを記述するためのマーク
アップ言語をウェブブラウザ上および/またはクライア
ントのシステム上でGUIをベースに記述する手段と、
スクリプトをウェブブラウザ上および/またはクライア
ントのシステム上でGUIをベースに記述する手段と、
出力装置であるプリンタに共有データの一部または全部
を出力する際のレイアウトをウェブブラウザ上および/
またはクライアントのシステム上でGUIをベースに操
作指示する手段とを具備したことを特徴とするデータベ
ース管理システムの開発システムを提供する。上記デー
タベース管理システムの開発システムのデータベースを
操作するための命令文とはクエリーであり、マークアッ
プ言語とは、HTML、DHTML、および/またはX
MLであり、スクリプトを記述するために汎用言語を用
いる。
【0006】さらに、本発明は、異なるベンダーから提
供された複数のデータベース毎に定められているインタ
ーフェース手順に応じて各データベースにアクセスし、
複数のデータベースを1つの共有データとしてネットワ
ーク上で管理し、クライアント側および/またはサーバ
側から送出されるアクセス要求に応じて共有データを更
新し、クライアント側および/またはサーバ側の出力装
置に共有データを出力することを特徴とするデータベー
ス管理方法を提供する。
【0007】さらに、本発明は、異なるベンダーから提
供された複数のデータベース毎に定められているインタ
ーフェース手順に応じて各データベースにアクセスする
第1の手順と、複数のデータベースを1つの共有データ
としてネットワーク上で管理する第2の手順と、クライ
アント側および/またはサーバ側から送出されるアクセ
ス要求に応じて共有データを更新する第3の手順と、ク
ライアント側および/またはサーバ側の出力装置に共有
データを出力する第4の手順とを実行するソフトウェア
を蓄積したことを特徴とする電子媒体を提供する。上記
電子媒体において、共有データを出力するクライアント
側および/またはサーバ側の出力装置がプリンタである
場合、共有データの一部または全部を所定のファイル形
式に変換する第1の手順と、変換した共有データをプリ
ンタに出力する第2の手順とを実行するソフトウェアを
蓄積する。
【0008】さらに、本発明は、少なくとも1つのデー
タベースを共有データとしてネットワーク上で管理し、
クライアント側および/またはサーバ側から送出される
アクセス要求に応じて共有データを更新し、クライアン
ト側および/またはサーバ側の出力装置に共有データを
出力するデータベース管理システムを、ウェブブラウザ
上またはGUIアプリケーション上で統合開発するデー
タベース管理システムの開発ソフトウェアを蓄積した電
子媒体であり、データベースを操作するための命令文を
ウェブブラウザ上および/またはクライアントのシステ
ム上でGUIをベースに記述する第1の手順と、WWW
ページを記述するためのマークアップ言語をウェブブラ
ウザ上および/またはクライアントのシステム上でGU
Iをベースに記述する第2の手順と、スクリプトをウェ
ブブラウザ上および/またはクライアントのシステム上
でGUIをベースに記述する第3の手順と、出力装置で
あるプリンタに共有データの一部または全部を出力する
際のレイアウトをウェブブラウザ上および/またはクラ
イアントのシステム上でGUIをベースに操作指示する
第4の手順とを実行するソフトウェアを蓄積したことを
特徴とする電子媒体を提供する。上記電子媒体におい
て、データベースを操作するための命令文とはクエリー
であり、マークアップ言語とは、HTML、DHTM
L、および/またはXMLであり、スクリプトを記述す
るために汎用言語を用いる。
【0009】さらに、上記データベース管理システム
は、共有データを電子メールサーバ及び/又はインター
ネットプリントサーバに出力する手段を具備する。ま
た、上記データベース管理システムは、共有データの出
力フォーマットをクライアントの端末種別に応じて自動
変換する手段を具備する。また、上記データベース管理
システムは、共有データに電子署名を施す手段を具備す
る。また、上記データベース管理システムは、共有デー
タを暗号化する手段を具備する。
【0010】また、上記データベース管理方法は、電子
メールサーバ及び/又はインターネットプリントサーバ
に共有データを出力する段階を具備する。また、上記デ
ータベース管理方法は、共有データの出力フォーマット
をクライアントの端末種別に応じて自動変換する段階を
具備する。また、上記データベース管理方法は共有デー
タに電子署名を施す段階を具備する。また、上記データ
ベース管理方法は、共有データを暗号化する段階を具備
する。
【0011】また、上記電子媒体は、共有データを電子
メールサーバ及び/又はインターネットプリントサーバ
に出力する手順を実行するソフトウェアを蓄積する。ま
た、上記電子媒体は、共有データの出力フォーマットを
クライアントの端末種別に応じて自動変換する手順を実
行するソフトウェアを蓄積する。また、上記電子媒体
は、共有データに電子署名を施す手順を実行するソフト
ウェアを蓄積する。また、上記電子媒体は、共有データ
を暗号化する手順を実行するソフトウェアを蓄積する。
【0012】さらに、本発明は、少なくとも1つのデー
タベースを共有データとしてネットワーク上で管理し、
クライアント側および/またはサーバ側から送出される
アクセス要求に応じて共有データを更新し、共有データ
の出力フォーマットをクライアントの端末種別に応じて
自動変換し、共有データに電子署名を施したデータ、又
は共有データを暗号化したデータを電子メールサーバ及
び/又はインターネットプリントサーバに出力するデー
タベース管理システムをウェブブラウザ上またはGUI
アプリケーション上で統合開発するデータベース管理シ
ステムの開発システムであり、データベースを操作する
ための命令文をウェブブラウザ上および/またはクライ
アントのシステム上でGUIをベースに記述する手段
と、クライアントの画面に表示するためのマークアップ
言語をウェブブラウザ上および/またはクライアントの
システム上でGUIをベースに記述する手段と、スクリ
プトをウェブブラウザ上および/またはクライアントの
システム上でGUIをベースに記述する手段と、電子メ
ールサーバ及び/又はインターネットプリントサーバに
共有データの一部または全部を出力する際のレイアウト
を、ウェブブラウザ上および/またはクライアントのシ
ステム上でGUIをベースに操作指示する手段とを具備
する。また、上記データベース管理システムの開発シス
テムのデータベースを操作するための命令文とはクエリ
ーであり、スクリプトを記述するために汎用言語を用い
る。
【0013】さらに、本発明は、少なくとも1つのデー
タベースを共有データとしてネットワーク上で管理し、
クライアント側および/またはサーバ側から送出される
アクセス要求に応じて共有データを更新し、共有データ
の出力フォーマットをクライアントの端末種別に応じて
自動変換し、共有データに電子署名を施したデータ、又
は共有データを暗号化したデータを電子メールサーバ及
び/又はインターネットプリントサーバに出力するデー
タベース管理システムを、ウェブブラウザ上またはGU
Iアプリケーション上で統合開発するデータベース管理
システムの開発ソフトウェアを蓄積した電子媒体であ
り、データベースを操作するための命令文をウェブブラ
ウザ上および/またはクライアントのシステム上でGU
Iをベースに記述する第1の手順と、クライアントの画
面に表示するためのマークアップ言語をウェブブラウザ
上および/またはクライアントのシステム上でGUIを
ベースに記述する第2の手順と、スクリプトをウェブブ
ラウザ上および/またはクライアントのシステム上でG
UIをベースに記述する第3の手順と、電子メールサー
バ及び/又はインターネットプリントサーバに共有デー
タの一部または全部を出力する際のレイアウトを、ウェ
ブブラウザ上および/またはクライアントのシステム上
でGUIをベースに操作指示する第4の手順とを実行す
るソフトウェアを蓄積した電子媒体を提供する。また、
上記電子媒体において、データベースを操作するための
命令文とはクエリーであり、スクリプトを記述するため
に汎用言語を用いる。
【0014】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>図1を参照
して本発明によるデータベース管理システムの第1の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明を適用したデ
ータベース管理システムの全体構成図であり、データベ
ース群111〜115、データセンタサーバ120、記
憶装置130、アプリケーションサーバ群141〜14
7、インターフェースプログラム160、開発ツール群
171〜174、およびウェブブラウザ180上に出力
される出力ファイル群181〜187で構成されてい
る。
【0015】共有データであるデータベース群111〜
115は、それぞれ異なるベンダーから提供されたデー
タベースであり、データセンタサーバ120によってそ
の接続を集中管理されている。下記の1〜3はデータセ
ンタサーバ120の機能である。なお、基本SQLはア
メリカ規格協会標準SQL(IBM社)とする。 1.SQL文をデータベース(この場合111〜11
5)別に分解し、異なるベンダーから提供された複数の
データベース間でのSQL文を処理する。 2.各データベース間のSQL文の相違点を吸収する。 3.各データベース特有の処理も基本的にサポートす
る。
【0016】データセンタサーバ120と111〜11
5の各データベースとの接続はセッション付およびセッ
ションレスの2つのモードを持つ。セッションレスとは
サーバー起動時にセッションを開始し、常時接続するモ
ードである。接続する際にはコンフィギュレーション
(Configuration)中に存在する接続文字列、ユーザー
ID、およびパスワードを使用する。さらに、複数のリ
クエストを同じ接続で処理する。そのためコンフィギュ
レーション中に接続数が定義してあり、空いている接続
を使用して処理を行う。
【0017】セッション付とは1セッションあたり1接
続のモードである。初期情報としてユーザーIDおよび
パスワードを各サーバーから取得してセッションを開始
する。スクリプト実行サーバ(Script Execution Serve
r)147からのリクエスト時に開始し、セッション付
で接続中のセッションを管理する。セッション管理用の
テーブルを内部に保管し、また、セッションとクッキー
(Cookie)との対応表、及び/又はセッションとIPア
ドレスとの対応表も保管する。通常、1セッションが1
スレッドに相当する。なお、クッキーとはウェブサイト
の提供者がウェブブラウザを通じて訪問者のコンピュー
タに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみのこ
とである。
【0018】記憶装置130にはクエリーファイル(Qu
ery File)、ドキュメント用テンプレート(Document T
emplate)、動的HTMLテンプレート(D-HTML Templa
te)、およびスクリプトファイル(Script File)が格
納されている。これらのファイルはアプリケーションサ
ーバ群141〜147の処理によって利用されるファイ
ルである。
【0019】次に、アプリケーションサーバ群141〜
147の詳細な説明をする。アプリケーションサーバ群
141〜147には共通項目として下記の2項目があ
る。 ・エラーが発生した場合に表示する画面をカスタマイズ
できる。 ・各サーバーが正常に動作していることを確認できるよ
うなポートおよびコマンドがある。
【0020】アプリケーションサーバ群141〜147
のうち、スキーマ管理サーバ(Schema Manager Serve
r)141、データ転送サーバ(Data Transfer Serve
r)143、ドキュメントデータサーバ(Document Data
Server)144、動的HTMLサーバ(D-HTML Serve
r)145、およびコンテンツ制御サーバ(Contents Co
ntrol Server)146はデータセンタサーバ(Data Cen
ter Server)120とセッションレスで接続する。スク
リプト実行サーバ(Script Execution Server)147
の接続モードについては後述する。スキーマ管理サーバ
(Schema Manager Server)141は、111〜115
の各データベースの構造情報を取得して開発ツール群1
71〜174に送付する。
【0021】ファイル管理サーバ(File Manager Serve
r)142は、記憶装置130と双方向でやり取りして
後述する開発ツール群171〜174で作成したファイ
ルを管理するためのサーバである。実際にはファイル管
理ファイルを作成してその中にファイルを圧縮して保管
している。ファイル管理サーバ142からファイルを取
得するためにはユーザーIDおよびパスワードを必要と
する。各ファイルにはバージョン番号が付加され、バー
ジョン管理が行われている。また、バージョン番号のほ
か編集日時、および操作ユーザーIDを管理している。
さらに、各ファイルのチェックイン・チェックアウトを
管理し、複数の開発者が同一のファイルを修正するよう
なファイルのコンフリクトを防止する。なお、開発ツー
ル群171〜174にはディレクトリ構造でファイル情
報を提供する。
【0022】データ転送サーバ(Data Transfer Serve
r)143は、HTMLからのリクエストで指定された
クエリーファイルを基にデータを取得し、CSV形式で
データ181を返す。クエリーに必要なキー(KEY)情
報は<インプット(INPUT)>タグで指定する。サーバ1
43は、例えば111〜115の3つのデータベースを
基にするクエリーを処理することができる。
【0023】ドキュメントデータサーバ(Document Dat
a Server)144はフォーム(Form)からのリクエスト
の変数、およびデータベース群111〜115のデータ
からドキュメントデータ(帳票データも含む)を作成す
る。表示するデータはデータベース、テキストファイ
ル、<フォーム>からのインプット、および/またはスク
リプトサーバ147で実行しているプログラム内の変数
を使用できる。なお、クライアントにドキュメントイメ
ージを送る前に、コンテンツ制御サーバ146経由(URL
で指定)でドキュメント印刷時に必要なイメージを取得
する。なぜならば、独自フォーマットの出力データ18
3と、PDF形式(Adobe Systems社によって開発され
た電子文書のためのフォーマット)のそれとでは出力イ
メージが異なるからである。
【0024】動的HTMLサーバ(D-HTML Server)1
45はフォームからのリクエストの変数、およびデータ
ベース群111〜115のデータからHTMLデータ1
85を作成する。表示するHTMLデータ185はデー
タベース、テキストファイル、<フォーム>からのインプ
ット、およびスクリプトサーバ147(Script Serve
r)で実行しているプログラム内の変数を使用できる。
また、コンテンツ制御サーバ146経由(URLで指定)で
HTML表示時に必要なイメージを取得したり、コンテ
ンツ制御サーバ146経由でダウンロード可能なURL
をHTML上に生成できる。
【0025】コンテンツ制御サーバ(Contents Control
Server)146は、データベース群111〜115に
保管されているファイルをウェブリクエストに応じてブ
ラウザに送信する機能を提供する。URLの指定は動的H
TMLデザインツール173、ドキュメントデザインツ
ール172で行う。ただし、コンテンツ187のダウン
ロードにはクッキーによる認証が必要である(URLリク
エストに付随する情報とクッキーが一致する必要があ
る)。また、ダウンロードは1回のみとし、完了しなか
った場合(転送途中でのセッション喪失)は再度アクセ
スできる。そのため、ダウンロードの状態はクッキー別
に管理される。
【0026】スクリプト実行サーバ(Script Execution
Server)147は、各プログラムの実行を行う。実行
中の画面(クライアント側のブラウザ)と実行中のプロ
グラムとの対応はクッキーおよびIPアドレスで行う。ク
ッキー、IPアドレス、およびスレッドの対応表をプログ
ラム内部に確保し、それを元に実行環境(メモリ環境等)
を特定する。実行中のプログラムにはそれぞれ個別のメ
モリ空間が割当てられる。
【0027】従来のウェブアプリケーションは、基本的
にサーバー側に変数を確保しておけないためにクッキー
あるいはフォーム変数で画面間のデータを保持してい
た。これに対して本発明によるデータベース管理システ
ムでは、サーバー側にメモリ空間を確保することによ
り、画面側とのデータのやり取りを最小限にすることが
でき、データの機密性が高まる。
【0028】スクリプト実行サーバ147については、
データセンタサーバ120への接続はセッション付と
し、スクリプト中で明示的にコミット(Commit)されな
い場合はロールバック(Rollback)される。また、各実
行環境は一定時間アクセスがなかった場合はセッション
を自動的に終了し、データベースセッションをロールバ
ックする。各実行環境は明示的に終了することもでき
る。スクリプト実行後、画面およびドキュメントを出力
するにはインターフェースプログラム160を経由せず
スクリプト実行サーバ147からTCP/IPでドキュメント
データサーバ144および動的HTMLサーバ145に
リクエストを送る。その後、ドキュメントデータサーバ
144および動的HTMLサーバ145の出力をインタ
ーフェースプログラム160にリダイレクトすることに
より出力結果をブラウザに送る。なお、存在しない実行
環境にアクセスした場合、スクリプト実行サーバ147
はクライアントにエラーを送信する。また、スクリプト
実行サーバ147は外部プログラム、例えばEJB(Su
n Microsystems社によって開発されたプログラミング言
語Javaによるコンポーネントベースのプログラミング)
の呼び出しをサポートする。
【0029】次に、開発ツール群171〜174の詳細
な説明を行う。クエリー作成ツール171(Query Make
r)は、ウェブブラウザ上および/またはクライアント
のシステム上でGUIをベースにクエリーを作成する。
作成したクエリーはウェブサーバー上にバージョン番号
を付加して保存する(ファイルの管理はファイル管理サ
ーバ142が行う)。作成したクエリーを実行すると、
データを表示することができる(クエリーの実行自体は
データ転送サーバ143上で行われる)。クエリーに使
用するデータベースおよびテーブルはスキーマ管理サー
バ141から取得する。上記で取得するデータベースと
はデータセンタサーバ120が管理するデータベース群
111〜115であり、例えば、Oracle(オラクル
社)、SQL-Server(マイクロソフト社)、Sybase(サイ
ベース社)、DB/2(IBM社)など複数の異なるベンダ
ーから提供されたデータベース間にまたがって実行する
ことができるマルチデータベースとする。
【0030】ドキュメントデザインツール(Document D
esigner)172は、ウェブブラウザ上および/または
クライアントのシステム上でGUIをベースにドキュメ
ントデザインを行う。クエリー作成ツール171で作成
したクエリーをベースにしてドキュメントレイアウトを
行うことが可能であり、ドキュメントデザインツール1
72自身でクエリーを作成することもできる。さらに、
メインのクエリーのほかにサブクエリーを使用すること
ができる。ドキュメント全体のデータはメインのクエリ
ーから取得し、テーブル(後述)に表示するデータはメイ
ンのクエリーまたはサブクエリーから取得する。ドキュ
メントデザインにはリクエスト元のHTML画面から<
フォーム>タグで送られた情報、およびデータベース群
111〜115から取得した情報、または後述するスク
リプト実行サーバ147中で使用している変数値などを
使用することができる。
【0031】ドキュメントレイアウトにはコンテンツ制
御サーバ146で管理するコンテンツ(画像ファイル、
テキストファイル等)またはURLで参照されるコンテン
ツを含めることができる。作成したドキュメントレイア
ウトはサーバー上にバージョン番号を付加して保存する
(ファイルの管理はファイル管理サーバ142が行
う)。作成したドキュメントレイアウトはドキュメント
データサーバ144に対するリクエストにより実際のド
キュメントイメージへと生成され、クライアントに送ら
れる。ドキュメント印刷に使用できるオブジェクト(印
刷対象項目)を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】動的HTMLデザインツール(D-HTML Des
igner)173は、ウェブブラウザ上および/またはク
ライアントのシステム上でGUIをベースに動的HTM
Lのデザインを行う。動的HTMLデザインツール17
3はクエリー作成ツール171で作成したクエリーをベ
ースにして動的HTMLのデザインを行うことが可能で
あり、また、動的HTMLデザインツール173自体で
クエリーを作成することも可能である。動的HTMLデ
ザインツール173ではメインのクエリーのほかにサブ
クエリーを使用することができる。動的HTML全体の
データはメインのクエリーから取得し、テーブル(後述)
に表示するデータはメインのクエリーまたはサブクエリ
ーから取得する。
【0034】ここで、動的HTMLとは前のHTML画
面から<フォーム>タグで送られた情報およびデータベー
ス群111〜115から取得した情報、または後述する
スクリプト実行サーバ147中で使用している変数値な
どを使用してリクエスト毎に異なったHTMLを表示す
ることである。動的HTMLにはコンテンツ制御サーバ
146で管理するコンテンツまたはURLで参照されるコ
ンテンツを含めることができる。コンテンツには画像フ
ァイル、音声ファイル、動画ファイル、Java Applet(J
ava言語によって開発されたプログラム)、テキストフ
ァイル等が含まれる。
【0035】作成したHTMLレイアウトはサーバー上
にバージョン番号を付加して保存する(ファイルの管理
はファイル管理サーバ142が行う)。作成したHTM
Lレイアウトは動的HTMLサーバ145に対するリク
エストにより実際のHTMLイメージへと生成され、ク
ライアントに送られる。画面生成に使用できるオブジェ
クト(対象項目)を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】スクリプトデザインツール(Script Desig
ner)174は、ウェブブラウザ上および/またはクラ
イアントのシステム上でGUIをベースにサーバ側スク
リプトのデザインを行う。スクリプト言語はマルチ言語
構成とし、Java言語、Basic(ダートマス大学のJohn G.
Kemeny氏、Thomas E. Kurtz氏によって開発されたプロ
グラミング言語)、C言語(1972年にアメリカAT&T社の
ベル研究所でD. M. Ritchie氏とB.W.Kernighan氏によっ
て開発されたプログラミング言語)をベースに拡張を行
う。
【0038】スクリプトデザインツール174では、動
的HTMLデザインツール173で作成した画面をベー
スに処理を記述できる。この場合、画面中のボタンを選
択して該当する処理を記述する。このとき該当<フォー
ム>タグ内の<インプット>タグを受取側変数としてスク
リプト内に自動的に定義する。また、ドキュメントデザ
インツール172および動的HTMLデザインツール1
73で作成した画面およびドキュメントをプログラム中
に結果表示画面あるいは結果印刷用ドキュメントとして
取り込むことも可能である。取込時には自動的に画面お
よびドキュメントレイアウトで定義されている変数が作
成中のスクリプト内に定義される。データベース群11
1〜115へのアクセスは、接続するデータベース(こ
の場合111〜115)およびテーブルを選択し、オペ
レーション(追加、更新、削除)を選択することで処理
のプロトタイプがスクリプト内に定義される。また、ス
クリプト内からEJBを呼び出すことも可能である。
【0039】最後に、データベース群111〜115、
データセンタサーバ120、アプリケーションサーバ群
141〜147、インターフェースプログラム160、
開発ツール群171〜174、およびブラウザ180の
接続形態について説明する。開発ツール群171〜17
4−インターフェースプログラム160間、またはブラ
ウザ180−インターフェースプログラム160間につ
いては、TCP/IPプロトコルを使用して接続し、基
本的に全処理をインターフェースプログラム160経由
で行う。また、1リクエスト毎に接続を行い、処理完了
とともに切断される。
【0040】インターフェースプログラム160−アプ
リケーションサーバ群141〜147間については、C
GIを使用する場合にはTCP/IPで接続し、ポート番号は
コンフィギュレーションで指定する。また、1リクエス
ト毎にTCP/IP接続を行い、処理完了とともに切断され
る。一方、Servletを使用する場合にはTCP/IPで接続
し、ポート番号はコンフィギュレーションで指定する。
Servlet起動時に接続を行い、1リクエストの処理を完
了しても切断されない。接続数はコンフィギュレーショ
ンで定義し、処理はその中の空いているポートを使用し
て行われる。
【0041】アプリケーションサーバ群141〜147
−データセンタサーバ120間については、TCP/IPで接
続し、ポート番号はコンフィギュレーションで指定す
る。アプリケーションサーバ起動時に接続を行い、1リ
クエストの処理を完了しても切断されない。接続数は、
コンフィギュレーションで定義し、処理はその中の空い
ているポートを使用して行われる。
【0042】データセンタサーバ120−データベース
群111〜115間については、JDBC接続またはR
MI(Remote Method Invocation)接続であり、111
〜115の各データベースの接続方法に従う。すなわ
ち、データセンタサーバ120とデータベース111と
の間のアクセスには121のJDBC接続クラス(JDBC
接続Class)またはRMI接続クラス(RMI接続Class)
が、データセンタサーバ120とデータベース113と
の間のアクセスには123のJDBC接続クラスまたは
RMI接続クラスが、データセンタサーバ120とデー
タベース115との間のアクセスには125のJDBC
接続クラスまたはRMI接続クラスがAPIとして用い
られる。なお、このJDBC接続(またはRMI接続)
では、セッションレス接続用にコンフィギュレーション
中で指定された数の接続を本発明のデータベース管理シ
ステム起動時に開始する。セッション付接続用はセッシ
ョン要求時にデータベース111〜115との接続を開
始し、切断要求を受け取った場合またはタイムアウト時
に接続を解除する。
【0043】<第2の実施の形態>図2を参照して本発
明によるデータベース管理システムの第2の実施の形態
を詳細に説明する。図2は本発明を適用したデータベー
ス管理システムの全体構成図であり、データベース群2
11〜215、データコネクションサーバ220、記憶
装置230、アプリケーションサーバ群241〜24
7、インターフェースプログラム260、開発ツール群
271〜274、および端末280上に出力される出力
ファイル群281〜287で構成されている。尚、本実
施の形態ではクライアントのことを「端末」と記す。
【0044】共有データであるデータベース群211〜
215は、それぞれ異なるベンダーから提供されたデー
タベースまたは/及びデータファイルであり、データコ
ネクションサーバ220によってその接続を集中管理さ
れている。下記の1〜3はデータコネクションサーバ2
20の機能である。なお、基本SQLはアメリカ規格協
会標準SQL(IBM社)とする。 1.SQL文をデータベース(この場合211〜21
5)別に分解し、異なるベンダーから提供された複数の
データベース間でのSQL文を処理する。 2.各データベース間のSQL文の相違点を吸収する。 3.各データベース特有の処理も基本的にサポートす
る。 4.データファイル(CSV、固定長ファイル等)も基
本的にサポートする。
【0045】データコネクションサーバ220と211
〜215の各データベースとの接続はセッション付およ
びセッションレスの2つのモードを持つ。セッションレ
スとはサーバー起動時にセッションを開始し、常時接続
するモードである。接続する際にはコンフィギュレーシ
ョン(Configuration)中に存在する接続文字列、ユー
ザーID、およびパスワードを使用する。さらに、複数
のリクエストを同じ接続で処理する。そのためコンフィ
ギュレーション中に接続数が定義してあり、空いている
接続を使用して処理を行う。
【0046】セッション付とは1セッションあたり1接
続のモードである。初期情報としてユーザーIDおよび
パスワードを各サーバーから取得してセッションを開始
する。ダイナミック・スクリプトサーバ(Dynamic Scri
pt Server)247からのリクエスト時に開始し、セッ
ション付で接続中のセッションを管理する。セッション
管理用のテーブルを内部に保管し、また、セッションと
クッキー(Cookie)との対応表、及び/又はセッション
とIPアドレス、及び/又はセッションと端末IDとの対
応表も保管する。通常、1セッションが1スレッドに相
当する。なお、クッキーとはウェブサイトの提供者がウ
ェブブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的に
データを書き込んで保存させるしくみのことである。記
憶装置230にはクエリーファイル(Query File)、ド
キュメント用テンプレート(Document XML Templat
e)、XMLテンプレート(XML Template)、およびス
クリプトファイル(Script File)が格納されている。
これらのファイルはアプリケーションサーバ群241〜
247の処理によって利用されるファイルである。
【0047】次に、アプリケーションサーバ群241〜
247の詳細な説明をする。アプリケーションサーバ群
241〜247には共通項目として下記の2項目があ
る。 ・エラーが発生した場合に表示する画面をカスタマイズ
できる。 ・各サーバーが正常に動作していることを確認できるよ
うなポートおよびコマンドがある。
【0048】アプリケーションサーバ群241〜247
のうち、スキーマ管理サーバ(Schema Manager Serve
r)241、データ転送サーバ(Data Transfer Serve
r)243、ドキュメントデータサーバ(Document Data
Server)244、プレゼンテーション管理サーバ(Pre
sentation Manager Server)245、およびコンテンツ
制御サーバ(Contents Control Server)246はデー
タコネクションサーバ(Data Connection Server)22
0とセッションレスで接続する。ダイナミック・スクリ
プトサーバ(Dynamic Script Server)247の接続モ
ードについては後述する。スキーマ管理サーバ(Schema
Manager Server)241は、211〜215の各デー
タベースの構造情報を取得して開発ツール群271〜2
74に送付する。
【0049】ファイル管理サーバ(File Manager Serve
r)242は、記憶装置230と双方向でやり取りして
後述する開発ツール群271〜274で作成したファイ
ルを管理するためのサーバである。実際にはファイル管
理ファイルを作成してその中にファイルを圧縮または/
及び暗号化して保管している。ファイル管理サーバ24
2からファイルを取得するためにはユーザーIDおよび
パスワードを必要とする。各ファイルにはバージョン番
号が付加され、バージョン管理が行われている。また、
バージョン番号のほか編集日時、および操作ユーザーI
Dを管理している。さらに、各ファイルのチェックイン
・チェックアウトを管理し、複数の開発者が同一のファ
イルを修正するようなファイルのコンフリクトを防止す
る。なお、開発ツール群271〜274にはディレクト
リ構造でファイル情報を提供する。
【0050】データ転送サーバ(Data Transfer Serve
r)243は、端末からのリクエストで指定されたクエ
リーファイルを基にデータを取得し、CSV形式または
/及びXML形式でデータ281を返す。クエリーに必
要なキー(KEY)情報は<インプット(INPUT)>タグで指
定する。サーバ243は、例えば211〜215の3つ
のデータベースを基にするクエリーを処理することがで
きる。
【0051】ドキュメントデータサーバ(Document Dat
a Server)244は端末からのリクエストで指定された
記憶装置230に格納されたドキュメント用テンプレー
ト(Document XML Template)を基にフォーム(Form)
からのリクエストの変数、およびデータベース群211
〜215のデータからドキュメントデータ(帳票データ
も含む)を作成する。表示するデータはデータベース、
テキストファイル、<フォーム>からのインプット、およ
び/またはスクリプトサーバ247で実行しているプロ
グラム内の変数を使用できる。なお、端末にドキュメン
トイメージを送る前に、コンテンツ制御サーバ246経
由または/及びURLで指定されたファイル(プログラム
も含む)でドキュメント印刷時に必要なイメージを取得
する。なぜならば、独自フォーマットの出力データ28
3と、PDF形式(Adobe Systems社によって開発され
た電子文書のためのフォーマット)のそれとでは出力イ
メージが異なるからである。なお、図2には図示してい
ないが、ドキュメントデータサーバ244にはファック
スサーバ(Fax Server)301、インターネットプリン
トサーバ(InternetPrint Server)302、ドキュメン
トメールサーバ(Document Mail Server)303がTC
P−IPで接続されており、インターネットに接続可能
な地域に配置できる。(図3参照)。
【0052】プレゼンテーション管理サーバ(Presenta
tion Manager Server)245は端末からのリクエスト
で指定されたXMLテンプレート(XML Template)(記
憶装置230にある)を基にフォーム(Form)からのリ
クエストの変数、およびデータベース群211〜215
のデータからXMLデータ231を作成する。XMLデ
ータ231はデータベース、テキストファイル、<フォ
ーム>からのインプット、およびスクリプトサーバ24
7で実行しているプログラム内の変数を使用できる。ま
た、コンテンツ制御サーバ246または/及びURLで指
定されたファイル(プログラムも含む)経由でXMLデ
ータ231作成時に必要なイメージを取得したり、コン
テンツ制御サーバ246または/及びURLで指定された
ファイル(プログラムも含む)経由でダウンロード可能
なURLをXMLデータ231上に生成できる。プレゼ
ンテーション管理サーバ(Presentation Manager Serve
r)245は端末からのリクエスト時に端末の種別を判
断しXMLデータ231を端末の種別に適合したXSL
ファイル232(Extensible Style Language)を用い
て米国World Wide Web Consortiumにおいて規格されて
いるXSLT(XSL Transformations)に従い、端末に
適合したマークアップ言語(図2及び図3の端末ML2
85)に変換し端末へ返す。尚、XSLファイル232
による変換対象のマークアップ言語としてはHTML, xHTM
L, Compact HTML, HDML, WML, BML等が考えられる。ま
た、XSLファイル232はユーザ定義により、新たに
変換先のフォーマットを追加することも可能となってい
る。
【0053】コンテンツ制御サーバ(Contents Control
Server)246は、データベース群211〜215に
保管されているファイルをウェブリクエストに応じてブ
ラウザに送信する機能を提供する。URLの指定はXML
デザインツール273、ドキュメントデザインツール2
72で行う。ただし、コンテンツ287のダウンロード
にはクッキー及び/またはIPアドレス、及び/又は端
末IDによる認証が必要である(URLリクエストに付随す
る情報とクッキー及び/またはIPアドレス、及び/又
は端末IDが一致する必要がある)。また、ダウンロード
は1回のみとし、完了しなかった場合(転送途中でのセ
ッション喪失)は再度アクセスできる。そのため、ダウ
ンロードの状態はクッキー及び/またはIPアドレス、
及び/又は端末ID別に管理される。
【0054】ダイナミック・スクリプトサーバ(Dynami
c Script Server)247は、各プログラムの実行を行
う。実行中の画面(端末側のブラウザ)と実行中のプロ
グラムとの対応はクッキー及び/またはIPアドレス、
及び/又は端末IDで行う。クッキー、IPアドレス、端末
IDおよびスレッドの対応表をプログラム内部に確保し、
それを元に実行環境(メモリ環境等)を特定する。実行中
のプログラムにはそれぞれ個別のメモリ空間が割当てら
れる。従来のウェブアプリケーションは、基本的にサー
バー側に変数を確保しておけないためにクッキーあるい
はフォーム変数で画面間のデータを保持していた。これ
に対して本発明によるデータベース管理システムでは、
サーバー側にメモリ空間を確保することにより、画面側
とのデータのやり取りを最小限にすることができ、デー
タの機密性が高まる。
【0055】ダイナミック・スクリプトサーバ247に
ついては、データコネクションサーバ220への接続は
セッション付とし、スクリプト中で明示的にコミット
(Commit)されない場合はロールバック(Rollback)さ
れる。また、各実行環境は一定時間アクセスがなかった
場合はセッションを自動的に終了し、データベースセッ
ションをロールバックする。各実行環境は明示的に終了
することもできる。スクリプト実行後、画面およびドキ
ュメントを出力するにはインターフェースプログラム2
60を経由せずスクリプト実行サーバ247からTCP/IP
でドキュメントデータサーバ244およびプレゼンテー
ション管理サーバ245にリクエストを送る。その後、
ドキュメントデータサーバ244およびプレゼンテーシ
ョン管理サーバ245の出力をインターフェースプログ
ラム260にリダイレクトすることにより出力結果をブ
ラウザに送る。なお、存在しない実行環境にアクセスし
た場合、ダイナミック・スクリプトサーバ247は端末
にエラーを送信する。また、ダイナミック・スクリプト
サーバ247は外部プログラム、例えばEJB(SunMic
rosystems社によって開発されたプログラミング言語Jav
aによるコンポーネントベースのプログラミング)の呼
び出しをサポートする。
【0056】次に、開発ツール群271〜274の詳細
な説明を行う。クエリー作成ツール271(Query Make
r)は、ウェブブラウザ上および/または端末のシステ
ム上でGUIをベースにクエリーを作成する。作成した
クエリーはウェブサーバー上にバージョン番号を付加し
て保存する(ファイルの管理はファイル管理サーバ24
2が行う)。作成したクエリーを実行すると、データを
表示することができる(クエリーの実行自体はデータ転
送サーバ243上で行われる)。クエリーに使用するデ
ータベースおよびテーブルはスキーマ管理サーバ241
から取得する。
【0057】上記で取得するデータベースとはデータコ
ネクションサーバ220が管理するデータベース群21
1〜215であり、例えば、Oracle(オラクル社)、SQ
L-Server(マイクロソフト社)、Sybase(サイベース
社)、DB/2(IBM社)など複数の異なるベンダーから
提供されたデータベース間または/及びデータファイル
にまたがって実行することができるマルチデータベース
とする。
【0058】ドキュメントデザインツール(Document D
esigner)272は、ウェブブラウザ上および/または
端末のシステム上でGUIをベースにドキュメントデザ
インを行う。クエリー作成ツール271で作成したクエ
リーをベースにしてドキュメントレイアウトを行うこと
が可能であり、ドキュメントデザインツール272自身
でクエリーを作成することもできる。さらに、メインの
クエリーのほかにサブクエリーを使用することができ
る。ドキュメント全体のデータはメインのクエリーから
取得し、テーブル(後述)に表示するデータはメインのク
エリーまたはサブクエリーから取得する。ドキュメント
デザインにはリクエスト元の端末画面から<フォーム>タ
グで送られた情報、およびデータベース群211〜21
5から取得した情報、または後述するダイナミック・ス
クリプトサーバ247中で使用している変数値などを使
用することができる。
【0059】ドキュメントレイアウトにはコンテンツ制
御サーバ246で管理するコンテンツ(画像ファイル、
テキストファイル等)またはURLで参照されるコンテン
ツを含めることができる。作成したドキュメントレイア
ウトはサーバー上(図2の記憶装置230)にドキュメ
ント用テンプレート(Document XML Template)として
バージョン番号を付加して保存する(ファイルの管理は
ファイル管理サーバ242が行う)。作成したドキュメ
ント用テンプレート(Document XML Template)はドキ
ュメントデータサーバ244に対するリクエストにより
実際のドキュメントイメージへと生成され、端末に送ら
れる。ドキュメント印刷に使用できるオブジェクト(印
刷対象項目)を表3に示す。
【0060】
【表3】
【0061】XMLデザインツール(XML Designer)2
73はクエリー作成ツール271で作成したクエリーを
ベースにしてXMLのデザインを行うことが可能であ
り、また、XMLデザインツール(XML Designer)27
3自体でクエリーを作成することも可能である。XML
デザインツール(XML Designer)273ではメインのク
エリーのほかにサブクエリーを使用することができる。
XML全体のデータはメインのクエリーから取得し、テ
ーブル(後述)に表示するデータはメインのクエリーまた
はサブクエリーから取得する。XMLデザインツール
(XML Designer)273にはコンテンツ制御サーバ24
6で管理するコンテンツまたはURLで参照されるコンテ
ンツを含めることができる。コンテンツには画像ファイ
ル、音声ファイル、動画ファイル、Java Applet(Java
言語によって開発されたプログラム)、テキストファイ
ル等が含まれる。
【0062】作成したXMLレイアウトはサーバー上
(図2の記憶装置230)にXMLテンプレート(XML
Template)としてバージョン番号を付加して保存する
(ファイルの管理はファイル管理サーバ242が行
う)。作成したXMLテンプレート(XML Template)は
プレゼンテーション管理サーバ245に対するリクエス
トにより実際の端末に適合したマークアップ言語285
に変換され、端末に送られる。画面生成に使用できるオ
ブジェクト(対象項目)を表4に示す。プレゼンテーシ
ョン管理サーバ245には、端末の種類に応じて出力フ
ォーマットを自動変換する機能が設けられている。リク
エストはWebブラウザなどのHTTPプロトコルを使用した
端末から発行されるが、現在主要な端末としてはパーソ
ナルコンピュータ上のWeb ブラウザ、PDA、携帯電話な
どの移動通信端末が挙げられる。
【0063】基本的にどの端末でもHTMLに類似したマー
クアップ言語が使用されるが、通常は端末の種類別にコ
ンテンツを用意する必要がある。これに対して、プレゼ
ンテーション管理サーバ245では端末の種類を自動判
別し、XML形式で出力されたXMLデータ231をさら
にXSLファイル232を用いて各端末に適したマーク
アップ言語285に変換して端末へと返す。変換対象の
マークアップ言語としてはHTML, xHTML, Compact HTML,
HDML, WML, BML等が考えられる。また、ユーザ定義に
より、新たに変換先のフォーマットを追加することも可
能となっている。
【0064】
【表4】
【0065】スクリプトデザインツール(Script Desig
ner)274は、ウェブブラウザ上および/または端末
のシステム上でGUIをベースにサーバ側スクリプトの
デザインを行う。スクリプト言語はマルチ言語構成と
し、Java言語、Basic(ダートマス大学のJohn G. Kemen
y氏、Thomas E. Kurtz氏によって開発されたプログラミ
ング言語)、C言語(1972年にアメリカAT&T社のベル研
究所でD. M. Ritchie氏とB.W.Kernighan氏によって開発
されたプログラミング言語)をベースに拡張を行う。
【0066】スクリプトデザインツール274では、ド
キュメントデザインツール272及びXMLデザインツ
ール273で作成したテンプレートをベースに処理を記
述できる。この場合、画面中のボタンを選択して該当す
る処理を記述する。このとき該当<フォーム>タグ内の<
インプット>タグを受取側変数としてスクリプト内に自
動的に定義する。また、ドキュメントデザインツール2
72およびXMLデザインツール273で作成したテン
プレートをプログラム中に結果表示画面あるいは結果印
刷用ドキュメントとして取り込むことも可能である。取
込時には自動的に画面およびドキュメントレイアウトで
定義されている変数が作成中のスクリプト内に定義され
る。データベース群211〜215へのアクセスは、接
続するデータベース(この場合211〜215)および
テーブルを選択し、オペレーション(追加、更新、削
除)を選択することで処理のプロトタイプがスクリプト
内に定義される。また、スクリプト内からEJBを呼び
出すことも可能である。
【0067】最後に、データベース群211〜215、
データコネクションサーバ220、アプリケーションサ
ーバ群241〜247、インターフェースプログラム2
60、開発ツール群271〜274、およびブラウザ2
80の接続形態について説明する。開発ツール群271
〜274−インターフェースプログラム260間、また
はブラウザ280−インターフェースプログラム260
間については、TCP/IPプロトコルを使用して接続
し、基本的に全処理をインターフェースプログラム26
0経由で行う。また、1リクエスト毎に接続を行い、処
理完了とともに切断される。
【0068】インターフェースプログラム260−アプ
リケーションサーバ群241〜247間については、C
GIを使用する場合にはTCP/IPで接続し、ポート番号は
コンフィギュレーションで指定する。また、1リクエス
ト毎にTCP/IP接続を行い、処理完了とともに切断され
る。一方、Servletを使用する場合にはTCP/IPで接続
し、ポート番号はコンフィギュレーションで指定する。
Servlet起動時に接続を行い、1リクエストの処理を完
了しても切断されない。接続数はコンフィギュレーショ
ンで定義し、処理はその中の空いているポートを使用し
て行われる。
【0069】アプリケーションサーバ群241〜247
−データコネクションサーバ220間については、TCP/
IPで接続し、ポート番号はコンフィギュレーションで指
定する。アプリケーションサーバ起動時に接続を行い、
1リクエストの処理を完了しても切断されない。接続数
は、コンフィギュレーションで定義し、処理はその中の
空いているポートを使用して行われる。
【0070】データコネクションサーバ220−データ
ベース群211〜215間については、JDBC接続、
ODBC接続またはRMI(Remote Method Invocatio
n)接続であり、211〜215の各データベースの接
続方法に従う。すなわち、データコネクションサーバ2
20とデータベース211との間のアクセスには221
のJDBC接続クラス、ODBC接続クラス(JDBC
接続Class、ODBC接続Class)またはRMI接続クラ
ス(RMI接続Class)が、データコネクションサーバ22
0とデータベース213との間のアクセスには223の
JDBC接続クラス、ODBC接続クラスまたはRMI
接続クラスが、データコネクションサーバ220とデー
タベース215との間のアクセスには225のJDBC
接続クラス、ODBC接続クラスまたはRMI接続クラ
スがAPIとして用いられる。なお、このJDBC接続
(又はODBC接続、RMI接続)では、セッションレ
ス接続用にコンフィギュレーション中で指定された数の
接続を本発明のデータベース管理システム起動時に開始
する。セッション付接続用はセッション要求時にデータ
ベース211〜215との接続を開始し、切断要求を受
け取った場合またはタイムアウト時に接続を解除する。
【0071】図3に示すように、ドキュメントデータサ
ーバ244にはファックスサーバ(Fax Server)30
1、インターネットプリントサーバ(Internet Print S
erver)302、ドキュメントメールサーバ(Document
Mail Server)303が接続されている。さらに、ファ
ックスサーバ301にはファックスマシン(Fax Machin
e)3011が接続され、インターネットプリントサー
バ302にはプリンタ(Printer)3021が接続さ
れ、ドキュメントメールサーバ303にはメールサーバ
(Mail Server)3031が接続されている。
【0072】上記のような接続体系により、作成された
印刷用ドキュメントは端末に接続されたプリンタから出
力するだけでなく、サーバ側オプションプログラムによ
り下記のように出力先を指定することができる。 FAXに出力 電子メールに添付して送信 インターネットにつながった遠隔地のサーバに接続さ
れたプリンタに出力 これらのオプションプログラムはインターネット上に複
数置くことが可能であり、端末側で出力対象を選択した
り、サーバの負荷によって出力先を振り分けたりするこ
とが可能である。ユーザはWebブラウザ等の端末プログ
ラムから、統一的な操作感でそれらの処理を実行するこ
とができる。FAX(上記の場合)及び遠隔地のサー
バに接続されたプリンタ(上記の場合)への出力に関
しては、Java Applet等で実現された管理プログラムに
よってFAX・プリントジョブの監視・操作を行うこと
ができる。
【0073】管理プログラムには複数のサーバに接続さ
れたプリンタ及びFAXのステータスが表示され、パス
ワード等の入力によって、適切な権限をもった管理者と
認められた者は、ジョブの優先順位およびスケジュール
の変更、ジョブの取り消し等の操作を行うことができ
る。この管理プログラムはJava Applet等のWWWベースの
技術によって実現されるため、遠隔地からの監視・操作
も可能となっている。印刷用ドキュメントには、生成す
る際にサーバ側で電子署名を施すことができ、「発行さ
れたドキュメントの改竄」「発行者へのなりすまし」等
を防ぐことができる。
【0074】証明書の認証には、PKI(Public Key Infra
structure)の認証局を使用する。また、受領者の公開鍵
を予めサーバ側及び/またはICカード等に用意してお
くことにより、受領者本人にしか読めない形式でドキュ
メントを作成することもできる。さらに、ドキュメント
を電子メールで送信する際に、メール自体を暗号化した
り、メールに署名したりすることも可能である。なお、
署名・暗号化の方式はS/MIMEを採用するとする。S/MIME
(Secure Multipurpose Internet Mail Extensions)と
は、RSA Data Security社によって提案され、IETFによ
って標準化された電子メールの暗号化方式の標準であ
る。
【0075】本発明のデータベース管理システム及びそ
の開発システムによる印刷機能を使用すると以下に示す
ような利点がある。 1.ブラウザからのリクエストによりサーバ側で動的に
帳票を作成し、ローカルのプリンタに印刷ができる。 2.端末側のビューアを使用して全てのプリンタから鮮
明に印刷することができる。 3.1帳票に複数の異なるデータベースのデータを用い
ることができる。 4.1帳票に複数のクエリーを使用することができる。 5.ページ単位にレイアウトを指定することができる。 6.インターネットの画像やテキストを帳票に表示印刷
することができる。
【0076】また、上記利点を利用して以下に示すよう
なことが実現できる。 1.ブラウザより給与明細の出力及び印刷ができる。各
社員は専用線やISDNを利用して端末のブラウザや電
子メールから給与明細書を閲覧・印刷するため、従来か
ら問題となっていた各支店・事業所・店舗などへの仕分
け作業が不要となる。 2.コンビニエンスストアなどの支払伝票が出力でき
る。その際、バーコードもリクエストに応じて動的に作
成できる。 3.買い物サイトなどでユーザのエビデンスを発行でき
る。その際、バーコードもリクエストに応じて動的に作
成できる。 4.社内イントラネットシステム等で顧客宛先シールラ
ベルをデータベースのデータを元にブラウザから印刷で
きる。ブラウザから顧客データを検索し、コメントを付
けて鮮明な顧客宛先シールラベルを印刷できる。 5.インターネットに接続できる新電子端末(携帯電
話、PDA等)に既存のWEB画面に対してXSL定義
をすることにより即時に対応することが可能である。 6.PKIにより電子帳票をインターネットで送受信す
ることが可能になる。以上、本発明の実施の形態を説明
したが、本発明は上記説明に限定されず、その範囲を逸
脱しない限り、変更及び修正が可能であることは明らか
である。
【0077】
【発明の効果】このように、本発明は、異なるベンダー
から提供された複数のデータベースを1つの共有データ
として管理することを可能にしたデータベース管理シス
テムを提供することができる。また、本発明はウェブア
プリケーションをGUIをベースにして開発することを
可能にしたデータベース管理システムの開発システムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータベース管理システムの全体
構成図。
【図2】本発明によるデータベース管理システムの全体
構成図。
【図3】本発明によるデータベース管理システムの一部
を表す構成図。
【符号の説明】
111,113,115 データベース 120 データコネクション
サーバ 141,142,143,144 アプリケーションサ
ーバ 145,146,147 アプリケーションサ
ーバ 171,172,173,174 開発ツール 211,213,215 データベース 220 データコネクション
サーバ 241,242,243,244 アプリケーションサ
ーバ 245,246,247 アプリケーションサ
ーバ 271,272,273,274 開発ツール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テレンス マダワッタ 東京都品川区西五反田8−8−15 日本オ プロ株式会社内 (72)発明者 里見 一典 東京都品川区西五反田8−8−15 日本オ プロ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK54 KK63 ND23 ND30 ND34 PQ02 PQ03 PQ05 UU24 UU32 5B082 GA02 GA06 GA08 GA14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるベンダーから提供された複数のデ
    ータベースと、 データベース毎に定められているインターフェース手順
    に応じて各データベースにアクセスするアクセス手段
    と、 前記アクセス手段を介し、前記複数のデータベースを1
    つの共有データとしてネットワーク上で管理する手段
    と、 クライアント側および/またはサーバ側から送出される
    アクセス要求に応じて前記共有データを更新する手段
    と、 クライアント側および/またはサーバ側の出力装置に前
    記共有データを出力する手段とを具備したことを特徴と
    するデータベース管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータベース管理シス
    テムにおいて、 共有データを出力するクライアント側および/またはサ
    ーバ側の出力装置がプリンタである場合、前記共有デー
    タの一部または全部を所定のファイル形式に変換する手
    段と、 変換した前記共有データを前記プリンタに出力する手段
    とを具備したことを特徴とするデータベース管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのデータベースを共有デ
    ータとしてネットワーク上で管理し、 クライアント側および/またはサーバ側から送出される
    アクセス要求に応じて前記共有データを更新し、 クライアント側および/またはサーバ側の出力装置に前
    記共有データを出力するデータベース管理システムを、
    ウェブブラウザ上またはGUIアプリケーション上で統
    合開発するデータベース管理システムの開発システムで
    あり、 前記データベースを操作するための命令文をウェブブラ
    ウザ上および/またはクライアントのシステム上でGU
    Iをベースに記述する手段と、 WWWページを記述するためのマークアップ言語をウェ
    ブブラウザ上および/またはクライアントのシステム上
    でGUIをベースに記述する手段と、 スクリプトをウェブブラウザ上および/またはクライア
    ントのシステム上でGUIをベースに記述する手段と、 前記出力装置であるプリンタに前記共有データの一部ま
    たは全部を出力する際のレイアウトをウェブブラウザ上
    および/またはクライアントのシステム上でGUIをベ
    ースに操作指示する手段とを具備したことを特徴とする
    データベース管理システムの開発システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータベース管理シス
    テムの開発システムにおいて、 前記データベースを操作するための命令文とはクエリー
    であり、 前記マークアップ言語とは、HTML、DHTML、お
    よび/またはXMLであり、 前記スクリプトを記述するために汎用言語を用いること
    を特徴とするデータベース管理システムの開発システ
    ム。
  5. 【請求項5】 異なるベンダーから提供された複数のデ
    ータベース毎に定められているインターフェース手順に
    応じて各データベースにアクセスし、 前記複数のデータベースを1つの共有データとしてネッ
    トワーク上で管理し、 クライアント側および/またはサーバ側から送出される
    アクセス要求に応じて前記共有データを更新し、 クライアント側および/またはサーバ側の出力装置に前
    記共有データを出力することを特徴とするデータベース
    管理方法。
  6. 【請求項6】 異なるベンダーから提供された複数のデ
    ータベース毎に定められているインターフェース手順に
    応じて各データベースにアクセスする第1の手順と、 前記複数のデータベースを1つの共有データとしてネッ
    トワーク上で管理する第2の手順と、 クライアント側および/またはサーバ側から送出される
    アクセス要求に応じて前記共有データを更新する第3の
    手順と、 クライアント側および/またはサーバ側の出力装置に前
    記共有データを出力する第4の手順とを実行するソフト
    ウェアを蓄積したことを特徴とする電子媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電子媒体において、 共有データを出力するクライアント側および/またはサ
    ーバ側の出力装置がプリンタである場合、 前記共有データの一部または全部を所定のファイル形式
    に変換する第1の手順と、 変換した前記共有データを前記プリンタに出力する第2
    の手順とを実行するソフトウェアを蓄積したことを特徴
    とする電子媒体。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つのデータベースを共有デ
    ータとしてネットワーク上で管理し、 クライアント側および/またはサーバ側から送出される
    アクセス要求に応じて前記共有データを更新し、 クライアント側および/またはサーバ側の出力装置に前
    記共有データを出力するデータベース管理システムを、
    ウェブブラウザ上またはGUIアプリケーション上で統
    合開発するデータベース管理システムの開発ソフトウェ
    アを蓄積した電子媒体であり、 前記データベースを操作するための命令文をウェブブラ
    ウザ上および/またはクライアントのシステム上でGU
    Iをベースに記述する第1の手順と、 WWWページを記述するためのマークアップ言語をウェ
    ブブラウザ上および/またはクライアントのシステム上
    でGUIをベースに記述する第2の手順と、スクリプト
    をウェブブラウザ上および/またはクライアントのシス
    テム上でGUIをベースに記述する第3の手順と、 前記出力装置であるプリンタに前記共有データの一部ま
    たは全部を出力する際のレイアウトをウェブブラウザ上
    および/またはクライアントのシステム上でGUIをベ
    ースに操作指示する第4の手順とを実行するソフトウェ
    アを蓄積したことを特徴とする電子媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の電子媒体において、 前記データベースを操作するための命令文とはクエリー
    であり、 前記マークアップ言語とは、HTML、DHTML、お
    よび/またはXMLであり、 前記スクリプトを記述するために汎用言語を用いること
    を特徴とする電子媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1又は請求項2に記載のデータ
    ベース管理システムにおいて、 前記共有データを電子メールサーバ及び/又はインター
    ネットプリントサーバに出力する手段を具備したことを
    特徴とするデータベース管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項1、請求項2、又は請求項10
    に記載のデータベース管理システムにおいて、 前記共有データの出力フォーマットを前記クライアント
    の端末種別に応じて自動変換する手段を具備したことを
    特徴とするデータベース管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項2、請求項10、又
    は請求項11に記載のデータベース管理システムにおい
    て、 前記共有データに電子署名を施す手段を具備したことを
    特徴とするデータベース管理システム。
  13. 【請求項13】 請求項1、請求項2、請求項10、請
    求項11、又は請求項12に記載のデータベース管理シ
    ステムにおいて、 前記共有データを暗号化する手段を具備したことを特徴
    とするデータベース管理システム。
  14. 【請求項14】 請求項5に記載のデータベース管理方
    法において、 電子メールサーバ及び/又はインターネットプリントサ
    ーバに前記共有データを出力することを特徴とするデー
    タベース管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項5又は請求項14に記載のデー
    タベース管理方法において、 前記共有データの出力フォーマットを前記クライアント
    の端末種別に応じて自動変換することを特徴とするデー
    タベース管理方法。
  16. 【請求項16】 請求項5、請求項14、又は請求項1
    5に記載のデータベース管理方法において、 前記共有データに電子署名を施すことを特徴とするデー
    タベース管理方法。
  17. 【請求項17】 請求項5、請求項14、請求項15、
    又は請求項16に記載のデータベース管理方法におい
    て、 前記共有データを暗号化することを特徴とするデータベ
    ース管理方法。
  18. 【請求項18】 請求項6又は請求項7に記載の電子媒
    体において、 前記共有データを電子メールサーバ及び/又はインター
    ネットプリントサーバに出力する手順を実行するソフト
    ウェアを蓄積したことを特徴とする電子媒体。
  19. 【請求項19】 請求項6、請求項7、又は請求項18
    に記載の電子媒体において、 前記共有データの出力フォーマットを前記クライアント
    の端末種別に応じて自動変換する手順を実行するソフト
    ウェアを蓄積したことを特徴とする電子媒体。
  20. 【請求項20】 請求項6、請求項7、請求項18、又
    は請求項19に記載の電子媒体において、 前記共有データに電子署名を施す手順を実行するソフト
    ウェアを蓄積したことを特徴とする電子媒体。
  21. 【請求項21】 請求項6、請求項7、請求項18、請
    求項19、又は請求項20に記載の電子媒体において、 前記共有データを暗号化する手順を実行するソフトウェ
    アを蓄積したことを特徴とする電子媒体。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つのデータベースを共有
    データとしてネットワーク上で管理し、 クライアント側および/またはサーバ側から送出される
    アクセス要求に応じて前記共有データを更新し、前記共
    有データの出力フォーマットをクライアントの端末種別
    に応じて自動変換し、 前記共有データに電子署名を施したデータ、又は前記共
    有データを暗号化したデータを電子メールサーバ及び/
    又はインターネットプリントサーバに出力するデータベ
    ース管理システムを、ウェブブラウザ上またはGUIア
    プリケーション上で統合開発するデータベース管理シス
    テムの開発システムであり、 前記データベースを操作するための命令文をウェブブラ
    ウザ上および/またはクライアントのシステム上でGU
    Iをベースに記述する手段と、 WWWページを記述するためのマークアップ言語をウェ
    ブブラウザ上および/またはクライアントのシステム上
    でGUIをベースに記述する手段と、 スクリプトをウェブブラウザ上および/またはクライア
    ントのシステム上でGUIをベースに記述する手段と、 前記電子メールサーバ及び/又は前記インターネットプ
    リントサーバに前記共有データの一部または全部を出力
    する際のレイアウトを、ウェブブラウザ上および/また
    はクライアントのシステム上でGUIをベースに操作指
    示する手段とを具備したことを特徴とするデータベース
    管理システムの開発システム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のデータベース管理
    システムの開発システムにおいて、 前記データベースを操作するための命令文とはクエリー
    であり、 前記スクリプトを記述するために汎用言語を用いること
    を特徴とするデータベース管理システムの開発システ
    ム。
  24. 【請求項24】 少なくとも1つのデータベースを共有
    データとしてネットワーク上で管理し、 クライアント側および/またはサーバ側から送出される
    アクセス要求に応じて前記共有データを更新し、前記共
    有データの出力フォーマットをクライアントの端末種別
    に応じて自動変換し、 前記共有データに電子署名を施したデータ、又は前記共
    有データを暗号化したデータを電子メールサーバ及び/
    又はインターネットプリントサーバに出力するデータベ
    ース管理システムを、ウェブブラウザ上またはGUIア
    プリケーション上で統合開発するデータベース管理シス
    テムの開発ソフトウェアを蓄積した電子媒体であり、 前記データベースを操作するための命令文をウェブブラ
    ウザ上および/またはクライアントのシステム上でGU
    Iをベースに記述する第1の手順と、 WWWページを記述するためのマークアップ言語をウェ
    ブブラウザ上および/またはクライアントのシステム上
    でGUIをベースに記述する第2の手順と、 スクリプトをウェブブラウザ上および/またはクライア
    ントのシステム上でGUIをベースに記述する第3の手
    順と、 前記電子メールサーバ及び/又は前記インターネットプ
    リントサーバに前記共有データの一部または全部を出力
    する際のレイアウトを、ウェブブラウザ上および/また
    はクライアントのシステム上でGUIをベースに操作指
    示する第4の手順とを実行するソフトウェアを蓄積した
    ことを特徴とする電子媒体。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の電子媒体におい
    て、 前記データベースを操作するための命令文とはクエリー
    であり、 前記スクリプトを記述するために汎用言語を用いること
    を特徴とする電子媒体。
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