JP2004012456A - 電流電圧の安全な監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力線の電流測定に変流器が使用されている。変流器は、二次側の負荷(電流計)を外したとき発生する高電圧による感電事故が警告されている。電力線の電流電圧の安全な監視機器を提供する。
【解決手段】第1の手段は、変流器の二次側3に負荷の電流計5などと並列に、逆並列ダイオード4あるいは放電管を付ける。第2の手段は、変流器と同じ構成のものを電力線1に付けておき、二次側3に小さなガス入り放電管6を取り付ける。
【効果】手段1では、電流計の電圧はダイオードの順電圧より低いので、電流は電流計だけに流れ、電流計を引き外した時の二次側は、ダイオードが短絡して、ダイオードの順方向電圧は1V程度と低く、危険な高電圧を生じない。手段2では、電流の存在をランプが明示して遠方から視認できる。
【選択図】図2
【解決手段】第1の手段は、変流器の二次側3に負荷の電流計5などと並列に、逆並列ダイオード4あるいは放電管を付ける。第2の手段は、変流器と同じ構成のものを電力線1に付けておき、二次側3に小さなガス入り放電管6を取り付ける。
【効果】手段1では、電流計の電圧はダイオードの順電圧より低いので、電流は電流計だけに流れ、電流計を引き外した時の二次側は、ダイオードが短絡して、ダイオードの順方向電圧は1V程度と低く、危険な高電圧を生じない。手段2では、電流の存在をランプが明示して遠方から視認できる。
【選択図】図2
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
電力線の電流や電圧の遠隔監視のための機器である。
【0002】
【従来の技術】
電力線の電流測定に変流器が、電圧測定には計測用変圧器が多用されている。
高電圧の検知器には携帯式のものも使われている。
レーザーによる電流検知装置も開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
変流器は、二次側の負荷(電流計)を外したとき発生する高電圧が警告されているが、感電事故は無くなっていない。
高電圧検知器は高圧機器のそばまで出向いて測定する危険がある。レーザー方式は電流を遠隔監視できて安全であるが非常に高価である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
▲1▼変流器の二次側に負荷の電流計などと並列に、逆並列ダイオードあるいは放電管を付ける。
▲2▼変流器と同じ構成のものを電力線に付けておき、二次側に小さなガス入り放電管を取り付ける。電流の精密測定ではないので鉄心は非常に小型でよい。二分割しておいて電力線を挟み込んで組み付けてもよい。検知対象が大電流の場合は、鉄心に、電流に応じた厚さのスペーサーをはめ込み磁束を減らして対応する。ガス入り放電管の代わりに固体内の電子的な放電で発光するダイオードもよい。この場合、ダイオードの前段にダイオードブリッジを入れて整流しコンデンサも付ける。コンデンサは平滑よりも電撃を吸収して発光ダイオードを保護するために必要である。
▲3▼高電圧の検知には細長いガス入り放電管を電力線に常時取り付けて行う。例えばネオン管なら管電圧10kVは通常であり、100〜1000kVでも管長を延ばすことや管径を細くすることで対応する。
【0005】
【作用】
手段の▲1▼では、電流計の電圧はダイオードの順方向電圧より低いので電流は電流計だけに流れ、電流計を引き外した時の二次側は、ダイオードが短絡して、ダイオードの順方向電圧1V程度と低く、危険な高電圧を生じない。放電管の場合も同様である。
▲2▼では電流の存在をランプが明示して遠方から視認できる。
▲3▼では高電圧の存在をランプが明示して遠方から視認できる。
【0006】
【実施例】
図2は、二次側にネオンランプを直結した小さな環状鉄心で、常設型の電流検知器である。
【0007】
【発明の効果】
手段の▲1▼で変流器は安全化される。手段の▲2▼と▲3▼は電源なしに作動し、設置も容易かつ低価格なので、電圧電流の監視器として常設できて電力施設の安全性を増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイオード付き変流器
【図2】ネオン管付き電流検知器
【符号の説明】
1 被測定電線
2 鉄心
3 二次巻線
4 逆並列ダイオード
5 電流計
6 ネオンランプ
7 スペーサー
【産業上の利用分野】
電力線の電流や電圧の遠隔監視のための機器である。
【0002】
【従来の技術】
電力線の電流測定に変流器が、電圧測定には計測用変圧器が多用されている。
高電圧の検知器には携帯式のものも使われている。
レーザーによる電流検知装置も開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
変流器は、二次側の負荷(電流計)を外したとき発生する高電圧が警告されているが、感電事故は無くなっていない。
高電圧検知器は高圧機器のそばまで出向いて測定する危険がある。レーザー方式は電流を遠隔監視できて安全であるが非常に高価である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
▲1▼変流器の二次側に負荷の電流計などと並列に、逆並列ダイオードあるいは放電管を付ける。
▲2▼変流器と同じ構成のものを電力線に付けておき、二次側に小さなガス入り放電管を取り付ける。電流の精密測定ではないので鉄心は非常に小型でよい。二分割しておいて電力線を挟み込んで組み付けてもよい。検知対象が大電流の場合は、鉄心に、電流に応じた厚さのスペーサーをはめ込み磁束を減らして対応する。ガス入り放電管の代わりに固体内の電子的な放電で発光するダイオードもよい。この場合、ダイオードの前段にダイオードブリッジを入れて整流しコンデンサも付ける。コンデンサは平滑よりも電撃を吸収して発光ダイオードを保護するために必要である。
▲3▼高電圧の検知には細長いガス入り放電管を電力線に常時取り付けて行う。例えばネオン管なら管電圧10kVは通常であり、100〜1000kVでも管長を延ばすことや管径を細くすることで対応する。
【0005】
【作用】
手段の▲1▼では、電流計の電圧はダイオードの順方向電圧より低いので電流は電流計だけに流れ、電流計を引き外した時の二次側は、ダイオードが短絡して、ダイオードの順方向電圧1V程度と低く、危険な高電圧を生じない。放電管の場合も同様である。
▲2▼では電流の存在をランプが明示して遠方から視認できる。
▲3▼では高電圧の存在をランプが明示して遠方から視認できる。
【0006】
【実施例】
図2は、二次側にネオンランプを直結した小さな環状鉄心で、常設型の電流検知器である。
【0007】
【発明の効果】
手段の▲1▼で変流器は安全化される。手段の▲2▼と▲3▼は電源なしに作動し、設置も容易かつ低価格なので、電圧電流の監視器として常設できて電力施設の安全性を増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイオード付き変流器
【図2】ネオン管付き電流検知器
【符号の説明】
1 被測定電線
2 鉄心
3 二次巻線
4 逆並列ダイオード
5 電流計
6 ネオンランプ
7 スペーサー
Claims (2)
- 二次側に逆並列ダイオードや放電管を持つ変流器
- 希薄気体やEL発光物質を詰めた、電極付き透明管
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206277A JP2004012456A (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | 電流電圧の安全な監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206277A JP2004012456A (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | 電流電圧の安全な監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004012456A true JP2004012456A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30437459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002206277A Pending JP2004012456A (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | 電流電圧の安全な監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004012456A (ja) |
-
2002
- 2002-06-10 JP JP2002206277A patent/JP2004012456A/ja active Pending
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