JP2004012099A - 屋外設置型冷却ユニット - Google Patents

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Atsushi Okubo
大久保 温
Akio Higuchi
樋口 昭夫
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】発電機動作するモータの発生電圧により制御装置が故障するのを防止する。
【解決手段】制御装置50の出力側に互いに並列接続され、かつ、発電機動作可能な複数台のモータMA,MBと、これらのロータにそれぞれ連結されたファンFA,FBと、これらの通風経路に配置された熱交換器110とを備えた屋外設置型冷却ユニットに関する。通常運転時の各ファンFA,FBによる熱交換器110に対する風向401,402を異ならせ、外部からの単一方向の風力により各ファンFA,FBを強制的に回転させた際に生じるモータMA,MBの発生電圧を互いに打ち消し合うようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアコンや冷凍装置の屋外機等に使用される屋外設置型冷却ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、省エネルギーを目的として、エアコンや冷凍装置の屋外機に使用される冷却ユニットのファン駆動用モータとして、従来の誘導モータから、機械的な騒音や電気的ノイズを発生せず、長寿命かつ高効率であるDCブラシレスモータや、同期モータを採用することが増えてきている。この種のモータは、通常、内部のロータに永久磁石を使用している。また、これらのモータは、一般に50Hzや60Hzの商用電源に直接接続して運転することができず、インバータ等の制御装置に接続して運転されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようにこの種のモータは永久磁石を使用しているため、ロータを外部から回転させると発電機として動作し、ステータコイルには印加電圧を上回る誘起電圧が発生する。
一方、エアコンや冷凍装置の冷却ユニットは、屋外機としてビルの屋上などに設置されることが多い。
【0004】
ここで、図5はこの種の屋外設置型の冷却ユニット100を示しており、MA,MBは並列接続されたDCブラシレスモータ等のモータ、FA,FBはファン、110はファンFA,FBにより形成される通風経路に設置された熱交換器である。通常、ファンのひねり(ねじれの向き)は同一であり、モータMA,MBが同一方向(矢印301)に回転すると同一方向(矢印401)の風が発生するようになっている。
【0005】
しかるに、台風などによる強風が冷却ユニット100に当たってファンFA,FBを強制的かつ同一方向に高速回転させた場合、発電機動作する各モータMA,MBのステータコイルには互いに同位相の高電圧が誘起され、これらの電圧は相殺されることなく制御装置に印加される。
このため、各モータMA,MBからの発生電圧が制御装置の許容電圧を超えると制御装置を故障させるおそれがあった。
【0006】
そこで本発明は、強風によって複数台のモータが発電機動作した場合でも制御装置に高電圧を印加することなく制御装置を保護可能とした屋外設置型冷却ユニットを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載した発明は、モータ駆動用の制御装置の出力側に互いに並列接続され、かつ、発電機動作可能な複数台のモータと、これらのモータのロータにそれぞれ連結されたファンと、これらのファンにより形成される通風経路に配置された熱交換器と、を備えた屋外設置型冷却ユニットにおいて、通常運転時の各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせ、外部からの単一方向の風力により各ファンを強制的に回転させた際に生じる各モータの発生電圧を互いに打ち消し合うようにしたものである。
【0008】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した屋外設置型冷却ユニットにおいて、通常運転時に正転するモータ及び逆転するモータを設けることにより、各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせるものである。
【0009】
請求項3に記載した発明は、請求項1に記載した屋外設置型冷却ユニットにおいて、各ファンのひねりを異ならせることにより、通常運転時における各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせるものである。
【0010】
請求項4に記載した発明は、請求項1に記載した屋外設置型冷却ユニットにおいて、熱交換器をモータの台数に応じて分割すると共に、これらの分割された熱交換器を異なる位置に配置して各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は、本発明の各実施形態に使用されるモータ駆動装置の回路構成図であり、並列接続された2台のDCブラシレスモータMA,MBを1台の制御装置50によって駆動する場合のものである。
【0012】
図1において、Eは直流電源、T1〜T6は三相ブリッジ接続された半導体スイッチング素子、U,V,Wは三相ブリッジ回路の各相出力端子である。
出力端子U,V,Wには同一構成のDCブラスレスモータMA,MBが並列に接続されており、それぞれに設けられたホール素子HU,HV,HWはロータ位置検出回路21,22に接続されている。なお、11はステータ、12は永久磁石を有するロータである。
【0013】
上記検出回路21,22から出力される各モータMA,MBのロータ位置検出信号は信号演算回路40に入力され、各ロータ位置検出信号の位相に応じた制御信号が演算される。この制御信号はスイッチング信号発生回路30に送られ、ロータの位置に応じてスイッチング素子T1〜T6を適切なタイミングでオン・オフさせるためのスイッチング信号が作成されることになる。
【0014】
なお、信号演算回路40としては種々の構成が考えられるが、例えば、特願2001−222412に記載されているように、各モータMA,MBごとにロータ位置検出信号がすべての相にわたって変化しないロータ回転角で切り換えたロータ位置検出信号を制御信号として出力するものや、特願2001−387671に記載されているように、各モータMA,MBのロータ位置検出信号の論理積を制御信号として出力するものが考えられるが、その回路構成は特に限定されるものではない。
【0015】
いずれにしても、制御装置50としては、並列接続された複数台のモータであって外部からの風力により発電機動作が可能なモータのロータ位置に応じて、所定のタイミングでスイッチング素子をスイッチング動作させることにより、モータのステータコイルに電流を流す機能を持っていれば良い。
【0016】
次に、図2は本発明の第1実施形態に係る冷却ユニット101を示している。この第1実施形態は、請求項1及び請求項2の発明に相当するものである。
図2の冷却ユニット101において、モータMA,MBは図1の制御装置50により駆動されるもので、互いに並列に接続されている。これらのモータMA,MBにはファンFA,FBがそれぞれ連結されており、ファンFA,FBの前方には熱交換器110が配置されている。
【0017】
ここで、両モータMA,MBの回転方向301,302は互いに逆方向になっており、これに応じて通常運転時はファンFA,FBの回転により熱交換器110を通過する風向401,401も逆方向になっている。なお、モータMA,MBの回転方向を逆にすることは、例えばステータコイルの巻き方を逆にする等の手段により容易に実現可能である。
また、通常運転時(モータMA,MBが互いに逆方向に回転する時)は、ステータコイルの誘起電圧、すなわちモータMA,MBの発生電圧は同位相である。
【0018】
上記のような構成により、外部からの単一方向(ファンFA,FBの両方に対して同一方向)の強風がファンFA,FBに当たって両モータMA,MBが同一方向に強制的に回転させられ、発電機動作した場合、両モータMA,MBの発生電圧は逆位相となって打ち消されるため、外部に現れない。
従って、制御装置50に過大な電圧が印加されることによる故障の心配もない。
【0019】
図3は、本発明の第2実施形態に係る冷却ユニット102を示すものである。この第2実施形態は、請求項1及び請求項3の発明に相当する。
この実施形態では、モータMA,MBの回転方向301は同一であるがファンFA,FBのひねり(ねじれの向き)が逆になっており、通常運転時はモータMA,MBが同一方向301に回転することによって熱交換器110を通過する風向401,402が互いに逆となっている。また、このとき、モータMA,MBのステータコイルの発生電圧は同位相である。
【0020】
外部からの単一方向の強風がファンFA,FBに当たると両モータMA,MBは互いに逆方向に回転することになり、発電機動作によって両モータMA,MBの発生電圧は逆位相となって打ち消されるため、外部に現れない。
よって、この実施形態においても、制御装置50に過大な電圧が印加されるおそれがない。
【0021】
図4は、本発明の第3実施形態に係る冷却ユニット103を示している。この第3実施形態は、請求項1及び請求項4の発明に相当するものである。
この実施形態では、第1,第2実施形態で単一であった熱交換器をモータ数に応じて分割して熱交換器120,130とし、熱交換器120、モータMA、ファンFAの組と、熱交換器130、モータMB、ファンFBの組とが互いに逆向きに配置されている。
【0022】
また、通常運転時には、両モータMA,MBが同一方向301に回転して熱交換器120,130を通過する風向401,402が互いに逆向きになるように構成されており、このとき、両モータMA,MBの発生電圧は同位相となっている。
なお、この実施形態では通常運転時に風向401,402が互いに逆向きになればよいから、この状態を、両モータMA,MBを互いに逆回転させたりファンFA,FBのねじれを互いに逆にすることによって実現しても良い。
【0023】
この実施形態によれば、外部からの単一方向の強風がファンFA,FBに当たると両モータMA,MBは互いに逆方向に回転することになり、発電機動作による両モータMA,MBの発生電圧は逆位相となって打ち消されるため、外部に現れない。
従って、この実施形態においても、制御装置50に過大な電圧が印加されるおそれがないものである。
【0024】
なお、上記実施形態では2台のDCブラシレスモータを並列運転する場合について説明したが、本発明は、並列接続された複数台のモータが発電機動作した場合に各モータの発生電圧が打ち消されて制御装置50側に高電圧が印加されないようにすることを目的とするものであるから、モータの台数は特に限定されることはない。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、強風によって発電機動作する複数台のモータの発生電圧により制御装置に高電圧が印加されるおそれがなく、制御装置の故障や破壊を防いで信頼性の高い屋外設置型冷却ユニットを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に使用されるモータ駆動装置の回路構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態の説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態の説明図である。
【図4】本発明の第3実施形態の説明図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
E 直流電源
T1〜T6 スイッチング素子
U,V,W 出力端子
MA,MB DCブラシレスモータ
CU,CV,CW コイル
HU,HV,HW ホール素子
FA,FB ファン
11 ステータ
12 ロータ
21,22 ロータ位置検出回路
30 スイッチング信号発生回路
40 信号演算回路
50 制御装置
101,102,103 冷却ユニット
110,120,130 熱交換器
301,302 回転方向
401,402 風向

Claims (4)

  1. モータ駆動用の制御装置の出力側に互いに並列接続され、かつ、発電機動作可能な複数台のモータと、これらのモータのロータにそれぞれ連結されたファンと、これらのファンにより形成される通風経路に配置された熱交換器と、を備えた屋外設置型冷却ユニットにおいて、
    通常運転時の各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせ、外部からの単一方向の風力により各ファンを強制的に回転させた際に生じる各モータの発生電圧を互いに打ち消し合うようにしたことを特徴とする屋外設置型冷却ユニット。
  2. 請求項1に記載した屋外設置型冷却ユニットにおいて、
    通常運転時に正転するモータ及び逆転するモータを設けることにより、各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせることを特徴とする屋外設置型冷却ユニット。
  3. 請求項1に記載した屋外設置型冷却ユニットにおいて、
    各ファンのひねりを異ならせることにより、通常運転時における各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせることを特徴とする屋外設置型冷却ユニット。
  4. 請求項1に記載した屋外設置型冷却ユニットにおいて、
    熱交換器をモータの台数に応じて分割すると共に、これらの分割された熱交換器を異なる位置に配置して各ファンによる熱交換器に対する風向を異ならせることを特徴とする屋外設置型冷却ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018211596A1 (ja) * 2017-05-16 2018-11-22 三菱電機株式会社 同期電動機制御装置及び熱交換器ユニット

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