JP2004012085A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のラジエータ等の熱交換器とは異なり、汎用性に富み小型化することが可能な熱交換器を提供すること。
【解決手段】熱交換器のヒートパイプ5は伝熱材で形成された内外にパイプを形成した二重構造であり、二重管4の小径壁15を流れる冷却水3はその周囲にある熱交換室9の純水11と熱交換が可能である。そして、純水11は熱交換室9がほぼ真空状態にあることから、熱を吸収することにより水蒸気となり、次いで、外壁8の周囲にある外気に熱を奪われる。すると、凝縮してもとの純水11となり、この動作を繰り返すことで、ヒートパイプ5は外部に熱を放熱する。他方、断熱材12を流通する冷却水3は、熱交換しない。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートパイプからなり、配置場所のレイアウトを広げるとともに汎用性に富み小型化することが可能な熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、自動車のエンジンルーム51を示す。エンジンルーム51の前端部には図示しないフロントグリルが配設されその後部にラジエータ52が配設され、さらにその後部にはエンジン53が配設されている。
周知のとおり、ラジエータ52は冷却水が流れS字状に曲がりくねったチューブと、チューブの周囲に取付けられている多数のフィンを有し、エンジン53等を経由して高温になった冷却水を、ラジエータ52に導入して冷却水を低温にする役割を果たす。すなわち、冷却水がチューブ内を流れている間に、フィンが冷却水の熱を吸収し、フィンは自動車の走行中にフロントグリルから流通する風や、ラジエータ52の後部に配設された図示しないクーリングファン(または強制ファン)に冷却されることにより、吸収した熱を放熱している。そして、ラジエータ52内のチューブを通過した冷却水は冷却された後、エンジン53部内に導入され、その熱を冷すために用いられる。
また、エアーコンデショナ付きの自動車であれば、ラジエータ52と同様に冷却媒体の温度を下げるコンデンサーがラジエータ52と隣接した位置に配置され、コンデンサーは、ラジエータ52と同様に、チューブと放熱用のフィンを配設した構造を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来から用いられているラジエータやコンデンサー等のチューブとフィンを備えた熱交換器は、容積が大きいため大きな設置スペースが必要となり、特にエンジンルームの容積が小さな小型車には、取付面では改善の余地がある。また、自動車のエンジンルーム内への空気導入面積の関係から取付位置が、エンジンルームの前面部分に制約されてしまうのが通常である。そのため、レイアウト上、大きなラジエータを配置できなかったり、その自動車の車種の形状に適合するような、専用品を作らなければならず、汎用性についても欠けている。さらには、フロントグリルからの空気の流入面積が小さな場合は、好適な熱交換が行えないことがあったり、ラジエータ等のフィン同士間の隙間が狭いため、風量の通気抵抗が大きくなるという問題がある。
【0004】
これらの問題を解決するため、特開平11−157326号公報に記載された技術には、従来のチューブと放熱フィンからなる熱交換器にヒートパイプを組み合わせたものもあるが、従来の熱交換器構造の域をでないものであり、上記した問題点を解決するものではなかった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、従来の熱交換器とは異なり、汎用性に富むとともにより小型化することが可能な熱交換器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の熱交換器は、冷却媒体が流れる内部流路と、該内部流路の周囲に設けた低圧空間に熱交換媒体が封入される熱交換室とが設けられ、前記内部流路の内壁が前記冷却媒体及び熱交換媒体間で熱交換を可能にする熱伝導部材と、それらの冷却媒体と熱交換媒体間の熱交換を阻止する断熱部材とを冷却媒体の流れ方向へ交互に複数配設するとともに、上記熱交換室を冷却媒体の流れ方向へ複数配設し、前記熱交換室の外壁が熱交換室の熱を外部に放熱するようにして成るヒートパイプを備えている。なお、低圧空間とは実質的な真空状態から、本発明の効果が認められる程度の圧力範囲を意味する。
上記熱交換器は、前記熱伝導部材の1つと前記断熱部材の1つとを有する前記内壁を設け、該内壁の周囲に前記熱交換室の1つを設けたヒートパイプユニットを形成することができ、さらに、これらのヒートパイプユニットを複数個接続して前記ヒートパイプを形成することができ、前記ヒートパイプユニットとこれに隣接するヒートパイプユニットとの接続部に位置する前記内部流路の内壁に、上記断熱部材を配置するようにすることができる。
また、上記熱交換器は、前記ヒートパイプが自動車のラジエータの代替えとして用いられ、自動車の過給器付きエンジンのインタークーラの代替えとして用いることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による熱交換器について図面を参照しながら説明する。
図1は、自動車のラジエータの代替え部品として用いられる熱交換器1と、エンジン2部の概略図である。熱交換器1は、エンジン2の稼働中に図示しないウォータポンプの作動により、冷却媒体としての冷却水3をエンジン2や熱交換器1内に循環させて、エンジン2部を冷却させる。
【0007】
図に示すように、熱交換器1は、本実施の形態では直線形状のヒートパイプ5と、各々のヒートパイプ5を接続する湾曲状のゴムホース20を備えている。これらのうち、ヒートパイプ5の構造を詳細に説明する。
ヒートパイプ5は、図1中の円X内の領域を拡大したものを図2に示し、ヒートパイプユニット10は、金属製の二重管4とゴムまたは樹脂製の断熱材12とで形成したものである。
【0008】
各ヒートパイプユニット10には、冷却水3が流れる流路6を形成する内壁7が内側に形成されている。内壁7は、二重管4の小径壁15と断熱材12とが、ヒートパイプ5の軸方向に交互に配設することにより形成されている。そして、筒状の断熱材12は、二重管4の軸方向の両端部に設けられ、二重管4の最も径の小さい小径壁15に対して、段差を形成して設けた中径壁16の内側に配設されている。断熱材12の厚さは、段差に等しく断熱材12の内径は二重管の小径壁15の内径に等しい。よって、流路6は流通抵抗のないような同一断面形状が維持されている。
【0009】
ヒートパイプ5の内壁7(若しくは小径壁15と中径壁16)の周囲には、内壁7と間隔を開けて二重管4の外壁8が設けられている。二重管4の内側に位置する小径壁15及び中径壁16と、二重管4の外側に位置する外壁8との間には、二重管4の端部壁21と共に内部を密封にして真空状態にした熱交換室9が設けられている。熱交換室9には、熱交換媒体としての純水11が熱交換室9内に封入され、この純水11が熱交換室9内にて蒸発、凝縮が繰り返し行われるように、適量が封入されている。熱交換媒体としては、純水11の代わりにフレオン(R−134a)を使用することができる。
なお、本実施の形態では、ヒートパイプ5の内壁7及び外壁8の断面形状を円としているが、冷却水3が円滑に流れることができれば、長孔、楕円形状であっても四角形のような角形であってもよく、角形のものの角については円弧状に丸みを形成してもよい。また、断面形状も冷却水3が円滑に流れれば、複数あるヒートパイプ5毎にその形状を変えても良い。
【0010】
ヒートパイプユニット10の長さは、適宜選択することができ、ヒートパイプユニット10同士は接続して延長することができる。よって、ヒートパイプ5の長さも適宜調整することができる。ヒートパイプユニット10の接続部18は、冷却水3が漏れない程度の気密性を要し、二重管4の中径壁16と断熱材12の外周部との当接部は、いずれも凹凸形状に形成してこれらを嵌合するようにしている。そして、断熱材12にゴムを用いることにより、熱交換サイクル内の内圧により、断熱材12が接続部を外側に圧着してその接続部の気密性や、断熱材12の保持性を確保することができる。また、必要とあれば、通常の継ぎ手のようにパッキンを介してネジ止めで接続してもよいし、ゴムホースで接続部を嵌装して止め具により抜け止めすることもでき、さらには溶接で密封してもよい。
【0011】
図2に示すヒートパイプユニット10は、断熱材12の位置を二重管4の接続部の中間位置に配置しているが、図3及び図4に示すように、この接続部を二重管4の内方へ断熱材12が十分に差し込むようにして、断熱材12の先端部のみを二重管4から突出させるようにしてもよい。こうするときは、二重管4の他端部(図面左側)は、その突出する断熱材の先端部が挿入できるように、それに対応させて段部形状に形成する。図4に、ヒートパイプユニット10を接続させたものを示す。なお、断熱材12の位置はヒートパイプユニット10の流路6の流れ方向に対して、下流側に配設する方が望ましい。
【0012】
図5は、図1中の円Y内にある領域のヒートパイプ5と、他のヒートパイプ5の接続部を示す。例えば、複数のヒートパイプ5を上下方向に並べて配設する場合には、入り口側の方向と出口側の方向を180度変換させたゴムホース20を用いる。ゴムホース20は、二重管4の中径壁16に先端部を差し込むことにより装着する。なお、この接続部についてもゴムホース20の代わりに、ゴムホース20と同形状に湾曲させたヒートパイプ5やヒートパイプユニット10の接合体を用いて接合してもよい。この場合は熱交換器1の全体が、ヒートパイプ5で形成されることになる。
二重管4の材質は、熱伝導がよい金属材料を用いることができ、銅などが好適である。また、断熱材12は、断熱性のあるゴムや樹脂製材料を用いることができる。
【0013】
次に、本実施の形態の熱交換器1の作用について説明する。
このような、熱交換器1は、図1に示すエンジン2が作動してエンジン2部の温度が上昇してサーモスタットが開きウォータポンプの働きによって、エンジン2部及び熱交換器1内を冷却水3が循環する。エンジン2の出口から流出する冷却水3の水温は始めは高く、この冷却水3が熱交換器1内へ流入する。図3に示すように、冷却水3はヒートパイプユニット10に流入すると、熱交換室9の液状態にある純水11が二重管4の小径壁15を介し、小径壁15の外周部において冷却水3の熱を奪って蒸気aとなって蒸発する。熱交換室9は真空(低圧)状態にあるので、純水11は低温でも容易に蒸発する。そして、蒸発した蒸気aは、二重管4の外壁8を介してその周囲の外気に熱を奪われて放熱bし、これと同時に蒸気aは、凝縮して液化cする。こうして、冷却水3は熱を奪われて温度が下がる。純水11は、このような動作を何度も繰り返す。なお、純水11の代わりにフレオン134aを用いても液体、蒸発、凝縮の同様の動作を繰り返す。
【0014】
ヒートパイプユニット10の中径壁16では、断熱材12の存在で冷却された冷却水3と純水11とが熱交換できないので、ここでは冷却水が温度上昇するのを防いでいる。次の下流側のヒートパイプユニット10で、この動作を繰り返し行うことにより、冷却水3が流路6を通過することにより段階的に冷却水3を冷却していく。図6に、流路6を通過する冷却水3が温度降下する状態を示す。縦軸は温度を示し、横軸はヒートパイプユニット10の複数ユニットを接続した熱交換器の管長である。図に示すように、冷却水3はヒートパイプユニット10の1ユニットを通過する毎に温度が徐々に低下していく。
【0015】
このように伝熱部と断熱部を交互に配置したのは、ヒートパイプ5が熱交換という仕事をするには、ヒートパイプ5に温度差を与える必要があるからであり、もし、断熱材12がないと高温部分の面積(容積)が大きくなりすぎ、ヒートパイプユニット10の1ユニット当たりの熱交換が十分に行われなくなる。よって、ヒートパイプユニット10に低温部分の面積を確保するために、断熱材12を設けている。なお、この断熱材12は、他にパイプの接続や気密性も同時に兼ねている。
【0016】
また、熱交換器1をユニット化することにより、蛇腹パイプのように複雑な形状に連結することができ、風当たりのよい場所さえあれば、どのような形状のスペースでも設置することができる。熱交換器1のヒートパイプ5が破損した場合は、破損した部分のヒートパイプユニット10を交換するだけで、修理が容易である。ラジエータのように多数のフィンがないので、通気抵抗も小さい。熱交換器1の熱交換量を多くする場合は、ヒートパイプユニット10の長さを長くすればよく、逆に熱交換量をさほど必要としないものについては、ヒートパイプユニット10の長さを短めのものを使用すればよい。
【0017】
この熱交換器1は、ラジエータの代替え品としてのみでなく、ターボチャージャーとエンジンとの間に配設されるインタークーラの代替えとしても使用することができ、その他、自動車用や家電用を問わずエアーコンデショナのコンデンサーとして使用することができる。さらには、自動車用ヒータのヒータコイルの代替えとして、エンジン2側から循環してきた熱水をヒートパイプ5で冷却し、ヒートパイプ5の外周部の熱をブロアファンにより吹き付ける空気で奪い、その温風を車室内に放出させで暖房装置としても使用することもできる。
【0018】
以上、本発明の熱交換器の実施の形態について説明したが、本発明の技術的思想に基づいて、本発明は種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、1つのヒートパイプユニット10を用いてユニット毎に連結したが、1ユニットに多数の熱交換室9や断熱材12を備えるものであってもよく、1ユニットに断熱材12を2個以上設けたものであってもよい。
設置面積が大きくなり、取付性や汎用性は失われるが、ヒートパイプ5の外壁の周囲にフィンを形成して、フィン兼用型のラジエータやコンデンサー等にすることにより熱交換率をより向上させるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の熱交換器は、冷却媒体が流れる内部流路と、該内部流路の周囲に設けた低圧空間に熱交換媒体が封入される熱交換室とが設けられ、前記内部流路の内壁が前記冷却媒体及び熱交換媒体間で熱交換を可能にする熱伝導部材と、それらの冷却媒体と熱交換媒体間の熱交換を阻止する断熱部材とを冷却媒体の流れ方向へ交互に複数配設するとともに、上記熱交換室を冷却媒体の流れ方向へ複数配設し、前記熱交換室の外壁が熱交換室の熱を外部に放熱するようにして成るヒートパイプを備えているので、熱交換器として例えばラジエータのように、まとまったスペースを必要とせず、形状も自由度があり、取付け汎用性が向上する。
前記熱伝導部材の1つと前記断熱部材の1つとを有する前記内壁を設け、該内壁の周囲に前記熱交換室の1つを設けたヒートパイプユニットを形成し、これらのヒートパイプユニットを複数個接続して前記ヒートパイプを形成するようにしたので、ユニットの数を増減させることにより、熱交換量を調整することができる。ユニット毎に組み付けられることから、汎用性がより向上する。
前記ヒートパイプユニットとこれに隣接するヒートパイプユニットとの接続部に位置する前記内部流路の内壁に、前記断熱部材を配置するようにしたので、接続用の部品を削減することができ、また断熱部材をゴムなどの伸縮性のある材料を用いることにより、ヒートパイプを振動部に配置する場合は、振動を吸収することができる。
前記ヒートパイプが自動車のラジエータの代替えとして用いられることにより、自動車の車両前方のデザインの自由度が大きくなる。また、自動車の過給器付きエンジンのインタークーラの代替えとして用いることで、エンジンルームのレイアウトの自由度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による熱交換器とエンジン部の概略図である。
【図2】図1の熱交換器の円X部におけるヒートパイプのヒートパイプユニット同士の接続部の拡大断面図である。
【図3】図2のヒートパイプの変形例であり、ヒートパイプユニットの1ユニットの拡大断面図である。
【図4】図3のヒートパイプユニットが接続されている状態を示す拡大断面図である。
【図5】図1の熱交換器の円Y部におけるヒートパイプユニット同士の接続部の拡大図である。
【図6】本実施の形態の熱交換器の冷却水の温度降下を示す図である。
【図7】従来の自動車のラジエータとエンジン部の配置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 熱交換器
2 エンジン
3 冷却水
4 二重管
5 ヒートパイプ
6 流路
7 内壁
8 外壁
9 熱交換室
10 ヒートパイプユニット
11 純水
12 断熱材
15 小径壁
16 中径壁
20 ゴムホース

Claims (5)

  1. 冷却媒体が流れる内部流路と、該内部流路の周囲に設けた低圧空間に熱交換媒体が封入される熱交換室とが設けられ、前記内部流路の内壁が前記冷却媒体及び熱交換媒体間で熱交換を可能にする熱伝導部材と、それらの冷却媒体と熱交換媒体間の熱交換を阻止する断熱部材とを冷却媒体の流れ方向へ交互に複数配設するとともに、上記熱交換室を冷却媒体の流れ方向へ複数配設し、前記熱交換室の外壁が熱交換室の熱を外部に放熱するようにして成るヒートパイプを備えたことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記熱伝導部材の1つと前記断熱部材の1つとを有する前記内壁を設け、該内壁の周囲に前記熱交換室の1つを設けたヒートパイプユニットを形成し、これらのヒートパイプユニットを複数個接続して前記ヒートパイプを形成したことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記ヒートパイプユニットとこれに隣接するヒートパイプユニットとの接続部に位置する前記内部流路の内壁に、上記断熱部材を配置するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記ヒートパイプが自動車のラジエータの代替えとして用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに1に記載の熱交換器。
  5. 前記ヒートパイプが自動車の過給器付きエンジンのインタークーラの代替えとして用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の熱交換器。
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CN101922880A (zh) * 2010-09-07 2010-12-22 万建红 分离式柔性常压热管换热器
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JP2013122369A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Hyundai Motor Co Ltd 車両用熱交換器

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