JP2004011309A - 水の供給方法及びその装置 - Google Patents

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Shinichiro Okamoto
岡本 眞一郎
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Abstract

【課題】受水槽の水位を一定に保って安定よく水を供給することができ、また地下水を利用して水道料金を抑えることができるようにする。
【解決手段】受水槽1に地下水や水道水等の水を給水して溜め、受水槽1に溜めた水を受水槽1からポンプ2にて施設に供給する水の供給方法である。これにおいて、受水槽1から施設に供給する水量を監視し、この施設に供給する水量と同じ水量の水を受水槽1に給水するように地下水や水道水等の水の給水量を制御する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビル、デパート、スーパーマーケット、量販店、学校、病院、プールその他の水を大量に使用する施設に水を供給するのに用いる水の供給方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、水を大量に使用する施設に水を安定よく供給するためには、大容量の受水槽に水を一旦溜め、受水槽に溜めた水をポンプで施設に送水することが行われている。
【0003】
また水を大量に使用する施設ではこの水を水道水で賄おうとすると水道料金が大幅にかさむという問題があり、この問題を解消するために地下水を利用することも広く行われている。地下水だけで水の供給を賄うと、水道料金がかからなくなるが、地下水だけでは供給が安定せず、その保証として水道水を利用することが行われている。
【0004】
この種の従来例としては特許第3230085号に開示されるものがある。これは水を溜める受水槽に地下水給水管と水道水給水管とを導入してあり、受水槽に地下水や水道水を給水して溜めることができるようになっている。また受水槽から施設に水を供給する水供給管を導出し、ポンプ等で施設に水を供給できるようになっている。かかる装置では、地下水が優先的に使用されるものであり、受水槽1の水面のレベルを高い順に図4に示すようにL1,L2,L3,L4としたとき、L2まで水面が下がったとき、地下水給水管からの給水が開始されて地下水が優先的に供給され、水面がL1まで復帰したとき地下水の給水が停止されるようになっている。また地下水の供給不作動のときや地下水の給水が不足したときで、水面がL4まで下がると水道水の給水が開始され、水面がL3まで上がると、水道水の給水が停止されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来例では地下水を優先して使用できるために水道水の使用を抑えることができるが、受水槽への給水は受水槽の水位が一定以上下がったとき行われるようになっているために水供給管から施設に水を供給するときの受水槽の水位変動が大きくてポンプによる送水が安定よく行うことができず、必要な箇所に必要な量の水を安定よく供給できないという問題がある。つまり、受水槽の水位が変ると水頭圧が変り、ポンプの能力が一定でも送水量が変って安定した水量の供給ができない。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、受水槽の水位を一定に保って安定よく水を供給することができ、また地下水を利用して水道料金を抑えることができる水の供給方法及びその装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の水の供給方法は、受水槽1に地下水や水道水等の水を給水して溜め、受水槽1に溜めた水を受水槽1からポンプ2にて施設に供給する水の供給方法において、受水槽1から施設に供給する水量を監視し、この施設に供給する水量と同じ水量の水を受水槽1に給水するように地下水や水道水等の水の給水量を制御することを特徴とする。受水槽1から施設に供給する水量を監視してこの水量に応じて地下水や水道水を受水槽1に給水するために受水槽1の水位の変動が少なく、ポンプ2にて施設に水を供給するとき必要とする箇所に必要なだけ安定よく供給できる。このとき受水槽1に地下水を主に供給するようにすると、水道水の使用量を少なくして水道量料金を抑えることができる。
【0008】
また本発明の水の供給装置は、受水槽1に少なくとも地下水を給水する地下水給水管3と水道水を給水する水道水給水管4とを導入し、地下水給水管3及び水道水給水管4に夫々流量を制御する可変式電動弁5を配設し、受水槽1に溜めた水を施設に供給するための水供給管6を受水槽1から導出し、水供給管6に水を送水するポンプ2と水供給管6を流れる水量を検知する流量計7を配置し、水供給管6で供給される水量と同じ水量の水が受水槽1に供給されるように地下水給水管3及び水道水給水管4の可変式電動弁5の開度を制御するようにしたことを特徴とする。ポンプ2を駆動して水供給管6にて施設に水を供給するとき供給する水の水量が流量計7で検知され、この水量に応じて地下水給水管3や水道水給水管4の可変式電動弁5の開度が調整されて給水され、受水槽1の水位が一定に保たれる。これにより受水槽1の水位変動が少なく、ポンプ2にて施設に水を供給するとき必要とする箇所に必要なだけ安定よく供給できる。このとき、地下水給水管3から主に地下水を供給するように制御すると、水道水の使用量を少なくして水道料金を抑えることができる。
【0009】
また廃水を浄化処理した中水を供給する中水給水管8も受水槽1に導入し、中水給水管8にも可変式電動弁5を配設し、水供給管6で供給される水量に応じて中水給水管8の可変式電動弁5の開度を制御するようにしたことを特徴とすることも好ましい。この場合、廃水を浄化した中水も受水槽1に給水して利用でき、水道水の使用量を一層抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の概要を図1により説明する。受水槽1は所定量の水を溜めることができるようになっているが、この受水槽1には地下水や水道水が給水されて溜められるようになっている。この受水槽1には一定の水位になるように水が溜められるようになっている。施設に水を供給する場合、受水槽1に溜めた水が供給されるが、この施設に供給する水の水量が監視され、施設に供給する水量に応じた水量の地下水、水道水が受水槽1に給水され、受水槽1の水位が一定に保たれるようになっている。例えば、Fxの水量の水が施設に供給されたとき、Fyの水量の地下水が受水槽1に給水され、Fx−Fyの水量の水道水が受水槽1に給水されて受水槽1の水位の変動が少なく水位が略一定に保たれるようになっている。
【0011】
このように受水槽1から施設に供給する水量を監視してこの水量に応じて地下水や水道水を受水槽1に給水するために受水槽1の水位の変動が少なく、ポンプ2にて施設に水を供給するとき必要とする箇所に必要なだけ安定よく供給できる。このとき受水槽1に地下水を主に供給するようにすると、水道水の使用量を少なくして水道量料金を抑えることができる。
【0012】
次に本発明の具体的な構造を図2によりさらに詳細に説明する。受水槽1には地下水給水管3や水道水給水管4を導入してあり、地下水や水道水を給水して溜めることができるようになっている。地下水は深井戸のような井戸からポンプで汲み上げられ、濾過等の浄水処理がされ、ポンプで地下水給水管3に供給されるようになっている。水道水給水管4は公共の市水の水道管と連結されている。地下水給水管3や水道水給水管4には夫々可変式電動弁5が配置されており、可変式電動弁5の開閉や開度を操作して給水の停止や給水量の調整ができるようになっている。この受水槽1から施設に水を供給する水供給管6を導出してあり、水供給管6にはポンプ2を配置してあり、ポンプ2を駆動することで受水槽1に溜めた水を供給できるようになっている。また水供給管6には流量計7を配置してあり、水供給管6で供給される水量を測定できるようになっている。
【0013】
上記水供給管6は複数箇所に水を供給するために複数本並設してあり、例えば本例の場合6本の水供給管6a,6b,6c,6d,6e,6fがある。そして各水供給管6a,6b,6c,6d,6e,6fに夫々ポンプ2a,2b,2c,2d,2e,2fや流量計7a,7b,7c,7d,7e,7fを配置してある。流量計7a,7b,7c,7d,7e,7fで測定した流量は演算器9にて演算されるようになっている。地下水給水管3や水道水給水管4の可変式電動弁5には夫々電動弁制御部10が設けられており、演算器9からの信号にて電動弁制御部10を介して可変式電動弁5の開閉制御が行われるようになっている。
【0014】
受水槽1に一定水位まで水が溜められた状態で適宜のポンプ2a,2b,2c,2d,2e,2fが駆動されて適宜の水供給管6a,6b,6c,6d,6e,6fを介して水が供給されるが、このとき流量計7a,7b,7c,7d,7e,7fで各水量が測定される。各流量計7a,7b,7c,7d,7e,7fで測定した流量が演算器9に入力され、総水供給量Fx(Fx=Fa+Fb+Fc+Fd+Fe+Ff)が求められる。総水供給量Fxに応じて地下水給水管3や水道水給水管4の可変式電動弁5が電動弁制御部10で制御されて地下水や水道水が総水供給量Fxと同じ量だけ受水槽1に給水される。このとき、総給水量Fxに応じた水量Fyの地下水が受水槽1に給水されると共にFx−Fyの水量の水道水が受水槽1に給水される。これにより、受水槽1の水位が変動しないように一定の水位に保たれ、必要な箇所に必要な水量を安定よく供給することができる。
【0015】
また図3の例では受水槽1に地下水や水道水以外に廃水を浄化した中水も給水できるようになっている。つまり、受水槽1に地下水給水管3や水道水給水管4以外に中水給水管8を導入してあり、中水給水管8に可変式電動弁5を配置してあり、可変式電動弁5が電動弁制御部10で制御されるようになっている。この場合、受水槽1から水を施設に供給するとき、この水供給量に応じて地下水、水道水以外に中水も供給され、中水も有効利用することができる。
【0016】
なお、上記のように水供給管6を介して供給する水の用途は、冷却水、トイレの洗浄水、掃除用の水、プール用の水等である。
【0017】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、叙述の如く受水槽から施設に供給する水量を監視し、この施設に供給する水量と同じ水量の水を受水槽に給水するように地下水や水道水等の水の給水量を制御するので、受水槽から施設に供給する水量を監視してこの水量に応じて地下水や水道水を受水槽に給水するために受水槽の水位の変動が少なく、ポンプにて施設に水を供給するとき必要とする箇所に必要なだけ安定よく供給できるものであり、この際、受水槽に地下水を主に供給するようにすると、水道水の使用量を少なくして水道量料金を抑えることができるものである。
【0018】
また本発明の請求項2の発明は、受水槽に少なくとも地下水を給水する地下水給水管と水道水を給水する水道水給水管とを導入し、地下水給水管及び水道水給水管に夫々流量を制御する可変式電動弁を配設し、受水槽に溜めた水を施設に供給するための水供給管を受水槽から導出し、水供給管に水を送水するポンプと水供給管を流れる水量を検知する流量計を配置し、水供給管で供給される水量と同じ水量の水が受水槽に供給されるように地下水給水管及び水道水給水管の可変式電動弁の開度を制御するようにしたので、ポンプを駆動して水供給管にて施設に水を供給するとき供給する水の水量が流量計で検知され、この水量に応じて地下水給水管や水道水給水管の可変式電動弁の開度が調整されて給水され、受水槽の水位が一定に保たれるものであって、これにより受水槽の水位変動が少なく、ポンプにて施設に水を供給するとき必要とする箇所に必要なだけ安定よく供給できるものであり、この際、地下水給水管から主に地下水を供給するように制御すると、水道水の使用量を少なくして水道料金を抑えることができるものである。
【0019】
また本発明の請求項3の発明は、請求項2において、廃水を浄化処理した中水を供給する中水給水管も受水槽に導入し、中水給水管にも可変式電動弁を配設し、水供給管で供給される水量に応じて中水給水管の可変式電動弁の開度を制御するようにしたので、廃水を浄化した中水も受水槽に給水して利用でき、水道水の使用量を一層抑えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水の供給システムの概略図である。
【図2】同上の具体的な一例を示す管路図である。
【図3】同上の他の例を示す管路図である。
【図4】従来例を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 受水槽
2 ポンプ
3 地下水給水管
4 水道水給水管
5 可変式電動弁
6 水供給管
7 流量計
8 中水給水管

Claims (3)

  1. 受水槽に地下水や水道水等の水を給水して溜め、受水槽に溜めた水を受水槽からポンプにて施設に供給する水の供給方法において、受水槽から施設に供給する水量を監視し、この施設に供給する水量と同じ水量の水を受水槽に給水するように地下水や水道水等の水の給水量を制御することを特徴とする水の供給方法。
  2. 受水槽に少なくとも地下水を給水する地下水給水管と水道水を給水する水道水給水管とを導入し、地下水給水管及び水道水給水管に夫々流量を制御する可変式電動弁を配設し、受水槽に溜めた水を施設に供給するための水供給管を受水槽から導出し、水供給管に水を送水するポンプと水供給管を流れる水量を検知する流量計を配置し、水供給管で供給される水量と同じ水量の水が受水槽に供給されるように地下水給水管及び水道水給水管の可変式電動弁の開度を制御するようにしたことを特徴とする水の供給装置。
  3. 廃水を浄化処理した中水を供給する中水給水管も受水槽に導入し、中水給水管にも可変式電動弁を配設し、水供給管で供給される水量に応じて中水給水管の可変式電動弁の開度を制御するようにしたことを特徴とする請求項2記載の水の供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272378A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Sanyo Electric Co Ltd 車両用のバッテリシステム

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