JP2004010205A - 後処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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豊泉 輝彦
Tomotaka Nagaoka
長岡 友貴
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Abstract

【課題】多機能な後処理装置を低コストで提供する。
【解決手段】シフト処理手段、綴じ処理手段、折り畳み処理手段等の複数の後処理手段が複数の後処理装置に設けられ、該複数の後処理装置のそれぞれに穿孔手段を設ける。後処理のモードに応じて複数の穿孔手段を使い分ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は後処理装置及び画像形成システムに関し、特に、穿孔手段を有するこれら装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置の付属装置として用いられる後処理装置は、その機能が増加する傾向にあり、ソート、綴じ処理、穿孔処理、折り畳み処理等の機能が後処理装置に標準的な機能として装備されるようになっている。
【0003】
しかも、折り畳み機能はいわゆるZ折りのように通常1枚毎に折り畳み処理を行うものと、中折りのように通常複数枚の記録紙に対して折り畳み処理を行うものがあり、これら両折り畳み手段を備えた後処理装置も出現している。また、画像形成装置から搬入した記録紙に付加用紙を付加する機能を持った後処理装置が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記諸機能のうち穿孔処理は、他の後処理と合わせて用いられる場合が多く、一般に、後処理装置内で最初に実行される。
【0005】
このように後処理装置が多機能化するにしたがって、ユーザの中には、一部の機能さえあればよく、一部の機能のみを備えた後処理装置に対するニーズがでてきている。この場合に穿孔手段が全てに装備されていることが望ましく、穿孔手段が抜けると使用価値が著しく低下してしまう。1個の穿孔手段のみが装備されている従来の後処理装置ではこのようなニーズに対応することが不可能であり、ユーザは不要な機能を持った高価な後処理装置を求めざるを得ないことになる。また、一部の機能を除いた後処理装置を提供するためには、メーカは各後処理装置に穿孔手段を装備した数種類の後処理装置を用意しなければならず、結果的に後処理装置のコストが高くなる。
【0006】
更に、記録紙付加機能を持った後処理装置では、前記のように穿孔手段は、後処理装置の導入部に配置される関係で、穿孔手段に付加用紙を供給するための搬送経路が複雑になって、安定性、信頼性を低下させ、装置が大型になるという問題がある。
【0007】
本発明は穿孔手段を有する従来の後処理装置における前記の問題を解決し、ユーザに安価に供給することが可能であり、高信頼性の後処理装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の本発明の目的は下記の発明により達成される。
【0009】
1.第1後処理手段及び第2後処理手段を有する後処理装置において、前記第1後処理手段に第1穿孔手段を、前記第2後処理手段に第2穿孔手段をそれぞれ設けたことを特徴とする後処理装置。
【0010】
2.前記第1後処理手段は、三つ折り処理を行う第1折り畳み手段を含むことを特徴とする前記1に記載の後処理装置。
【0011】
3.前記第2後処理手段は、シフト処理手段を含むことを特徴とする前記1又は2に記載の後処理装置。
【0012】
4.前記第2後処理手段は、綴じ処理手段を含むことを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置。
【0013】
5.前記第2後処理手段は、中折りを行う第2折り畳み手段を含むことを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の後処理装置。
【0014】
6.前記第1折り畳み手段が処理する用紙に対しては、前記第1穿孔手段により穿孔処理を行う制御を行う制御手段を有することを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の後処理装置。
【0015】
7.付加用紙給紙部を有し、付加用紙に対しては、前記第2穿孔手段により穿孔処理を行うことを特徴とする前記1〜6のいずれか1項に記載の後処理装置。
【0016】
8.前記第1後処理手段を有する第1後処理ユニットと、前記第2後処理手段を有する第2後処理ユニットとが分離可能に結合されたことを特徴とする前記1〜7のいずれか1項に記載の後処理装置。
【0017】
9.画像形成装置及び前記1〜8のいずれか1項に記載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成システム。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は画像形成装置A、第1後処理装置B、第2後処理装置Cから成る画像形成システムの全体構成図である。なお、第1後処理装置Bと第2後処理装置Cとを後処理装置と総称する。また、画像形成装置Aにおいて画像が形成されて後処理装置に送り込まれる用紙を記録紙と言い、後処理装置において付加される用紙を付加用紙と言うが、記録紙及び付加用紙を総称して用紙と言う。
【0019】
[画像形成装置]
画像形成装置Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段(書込手段)3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、分離爪5C及びクリーニング手段5Dを配置した画像形成部を有し、帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
【0020】
一方、給紙手段6Aから給紙された記録紙Sは中間給紙部6Bを経て転写位置へと送られる。転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が記録紙S上に転写される。その後に、記録紙Sは除電手段5Bにより裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより像担持体1から分離され、搬送手段7Aにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより排出される。
【0021】
記録紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着手段8により加熱定着された記録紙Sを、搬送路切換板7Bにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送手段7Dにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7Cから排出された記録紙Sは、第1後処理装置Bの入口部10に送り込まれる。排紙ローラ7Cの近傍には、排出される記録紙Sの先端部及び後端部の通過を検知する排紙センサPS1が設置されている。
【0022】
一方、像担持体1の表面は転写後に分離爪5Cの下流においてクリーニング手段5Dによりクリーニングされ、次の画像形成に備える。
【0023】
画像形成装置Aの上部には、画像形成モード、記録紙後処理モードを選択して設定する操作部9が配置されている。
【0024】
[後処理装置]
第1後処理装置Bには、第1穿孔手段及び第1折り畳み手段を含む第1後処理手段が設けられ、搬入された記録紙Sは、後述の穿孔処理、中折り処理、三つ折り処理等の少なくとも1処理を施され、第2後処理装置Cに送り込まれる。
【0025】
第2後処理装置Cには、第2穿孔手段、綴じ手段、シフト手段、第2折り畳み手段を含む第2後処理手段が設けられる。
【0026】
第1後処理装置Bにおいて穿孔処理、折り畳み処理された記録紙S又は画像形成装置から排出され、これらの後処理を行わず第1後処理装置Bを通過した記録紙Sは、第1後処理装置Bの出口部から排出されて、隣接配置された第2後処理装置Cの入口部50に搬入される。第2後処理装置Cには、給紙部が設けられ、第2後処理装置Cにおいては、記録紙Sの処理の他に付加用紙Kの処理が行われる。
【0027】
第2後処理装置Cには、第1付加用紙給紙部51、第2付加用紙給紙部52、第2穿孔手段60、集積部70、綴じ手段(ステイプル手段)700、第2折り畳み手段80、シフト手段67、排紙ローラ91、昇降排紙台92、上部排紙台93等が配置されている。
【0028】
第1後処理装置Bと第2後処理装置Cとは分離可能にそれぞれユニットに形成されており、ユーザは第1後処理装置B又は第2後処理装置Cを選択することが出来るとともに、両者を結合した画像形成システムを求めることもできる。
【0029】
[第1後処理装置]
図2は、第1後処理装置Bの構成及び記録紙搬送路を示す断面図である。
【0030】
画像形成装置Aの排紙ローラ7Cから排出された記録紙Sは、第1後処理装置Bの入口部10に導入される。入口部10の記録紙搬送方向下流側には、記録紙Sの先端部及び後端部の通過を検知する記録紙先後端検知センサPS2が配置されている。さらにその下流側には、第1穿孔手段20が配置されている。第1穿孔手段20は記録紙Sにファイル用の透孔をあける。
【0031】
第1穿孔手段20の記録紙搬送方向下流側には、レジストローラ31と、ソレノイドSD1により揺動可能な分岐部材32とが配置されている。
【0032】
レジストローラ31を通過した記録紙Sは、分岐部材32により下方の第1搬送路▲1▼と、上方の第2搬送路▲2▼とに分岐される。第1搬送路▲1▼に搬送される記録紙Sは、排紙ローラ39により直接排紙される(単純通紙)。
【0033】
第2搬送路▲2▼に搬送される記録紙Sは、第1折り畳み手段30を構成する折りローラ33,34,35、第1停止手段36及び第2停止手段37により、中折り処理やZ折りと称される三つ折り処理が行われる。
【0034】
これらの折り畳み処理後の記録紙Sは、排紙ローラ39に挟持されて装置外に排出され、第2後処理装置Cの入口部50に導入される。
【0035】
・第1穿孔手段
第1穿孔手段20は公知のものであり、記録紙Sのサイズに応じた又は設定された穿孔条件に従った位置に透孔をあけるが、穿孔位置は記録紙先端検知センサPS2の先端検知信号に基づいて制御される。
【0036】
・第1折り畳み手段
レジストローラ31により搬送されて第2搬送路▲2▼を走行する記録紙Sはその先端が第1停止手段36に突き当たって停止する。先端が突き当たった状態で搬送される記録紙Sは折りローラ33と34との間に屈曲して進入する。折りローラ33、34により折り畳まれた記録紙Sは、第3搬送路▲3▼を走行して第2停止手段37に突き当たり、その先端が停止する。先端が係止された状態で折りローラ33、34により搬送される記録紙Sの後端部は折りローラ33、34の搬送力により屈曲して折りローラ34と35との間に進入する。折りローラ34と35とにより第2の折り畳みが行われ、後端部が折り畳まれた記録紙Sは第4搬送路▲4▼を走行する。このように記録紙Sの2カ所で折り畳みが行われた後に第2停止手段37は係止を解除し、折り畳まれた記録紙Sは排紙ローラ39から排紙される。
【0037】
記録紙を中折りする(二つ折り)する場合には、第1停止手段36のみを用いて記録紙の1カ所を折り畳む処理が行われる。
【0038】
[第2後処理装置]
図3は第2後処理装置C内における用紙の搬送経路を示す断面図である。
【0039】
第2後処理装置Cには、図示の上段に第1付加用紙給紙部51、第2付加用紙給紙部52、上部排紙台93が配置され、中段に第2穿孔手段60、シフト手段67、排紙ローラ91がほぼ水平をなす同一平面上に直列配置され、下段に集積部70と第2折り畳み手段80が傾斜面をなす同一平面上に直列に配置されている。
【0040】
また、第2後処理装置Cの図示左側面には、シフト処理済みの記録紙S及び端綴じ処理済みの記録紙束Saを積載する昇降排紙台92が配置されている。
【0041】
・給紙手段
第1付加用紙給紙部51の給紙皿内に収容された付加用紙(インターシート)Kは、給紙ローラ511により分離、給送され、搬送ローラ512,513,514に挟持されて、入口部50に導入される。また、第2付加用紙給紙部52の給紙皿内に収容された付加用紙Kは、給紙ローラ521により分離、給送され、搬送ローラ513,514に挟持されて、入口部50に導入される。
【0042】
また、第1付加用紙給紙部51及び第2付加用紙給紙部52の各給紙皿内に、画像形成装置Aから直接排出される記録紙S以外の用紙を積載して、オフライン作動により、給紙ローラ511、又は給紙ローラ521により給送する事ができる。
【0043】
・入口部
第2後処理装置Cの入口部50には、第1後処理装置Bにおいて、単純排紙された記録紙S、又は、穿孔処理、折り畳み処理の何れかが行われた記録紙Sが導入される。また、入口部50には、第2後処理装置Cの上部に設置された第1付加用紙給紙部51から供給される用紙束間を仕切る付加用紙Kと、第2付加用紙給紙部52から供給される付加用紙Kとが導入される。
【0044】
・第2穿孔手段
入口部50の用紙搬送方向下流側には、第2穿孔手段60が配置されている。第2穿孔手段60による穿孔位置の用紙搬送方向上流側には、レジストローラ65が、穿孔位置の用紙搬送方向下流側には、搬送ローラ66がそれぞれ配置されている。第2穿孔手段60は用紙、即ち、記録紙S又は付加用紙Kの先端部近傍にファイル用の透孔をあける。
【0045】
レジストローラ65と第2穿孔手段60との中間には、用紙の先端部及び後端部の通過を検知する用紙先後端検知センサPS4が配置されている。
【0046】
・用紙分岐手段
第2穿孔手段60の用紙搬送方向下流側には、切り換えゲートG1,G2から成る用紙分岐手段が設けられている。切り換えゲートG1,G2は図示しないソレノイドの駆動により三方の用紙搬送路、即ち、上部排紙台93に至る第1搬送路F1、中段の排紙ローラ91に至る第2搬送路F2、下段の集積部70に至る第3搬送路F3の何れかに選択的に分岐させる。
【0047】
・単純排紙
この用紙搬送が設定されると、切り換えゲートG1は第1搬送路F1のみを開放し、他の第2搬送路F2、第3搬送路F3を遮断する。
【0048】
第1搬送路F1を通過する用紙は、搬送ローラ931に挟持されて上昇し、排出ローラ932により排出され、上部排紙台93上に載置され、順次積載される。上部排紙台93には最大約200枚の用紙を積載することができる。
【0049】
・シフト処理
この搬送モードに設定されると、切り換えゲートG1は上方に退避し、切り換えゲートG2は第3搬送路F3を遮断し、第2搬送路F2を開放し用紙の通過を可能にする。用紙は切り換えゲートG1、G2の間を通過する。
【0050】
用紙、即ち、第1後処理装置Bより排出された記録紙S又は給紙部51若しくは52から給紙された付加用紙Kは、切り換えゲートG1,G2の中間通紙路を通過して、シフト手段67により用紙搬送方向に直交する方向に、シフト処理される。
【0051】
シフト手段67は所定の枚数毎に、搬送幅方向に用紙の排紙位置を変えるシフト処理を行う。シフト処理された用紙は、排紙ローラ91により機外の昇降排紙台92に排出され順次載置される。この昇降排紙台92は多数枚の用紙を排紙するときには、順次下降するように構成されており、最大約3000枚(A4判、B5判)の用紙を収容することが可能である。
【0052】
・端綴じ処理
画像形成装置Aの操作手段9において綴じ処理または折り畳み処理が設定されると、画像形成装置A内で画像形成処理されて、第1後処理装置Bを経て第2後処理装置Cの入口部50に送り込まれた用紙は、第2穿孔手段60を通過し、切り換えゲートG2の下方の第3搬送路F3に送り込まれ、搬送ローラ701、702に挟持されて搬送され、用紙の先端部が入口搬送ローラ(レジストローラ)703の挟持位置付近に当接して停止され、用紙先端の整合が行われる。
【0053】
用紙の進行方向後端部が搬送ローラ703の挟持位置から排出されたのちには、用紙の自重により下降に転じ、用紙載置台(中間スタッカ)71の傾斜面上を下降し、巻き込みベルト704により用紙先端部が摺動搬送され、綴じ手段700の近傍に設けた端綴じ用位置規制手段72の用紙突き当て面に用紙の後端部が当接して停止する。
【0054】
73は用紙載置台71の両側面に移動可能に設けた一対の幅整合部材である。用紙載置台71上に所定枚数の用紙が積載、整合されると、綴じ手段700により綴じ合わせ処理が行われ、用紙の束が形成される。
【0055】
綴じ処理された用紙束は、排出ベルト74の排出爪74Aにより用紙の後端部が保持されて、用紙載置台71の載置面上を滑走して斜め上方に押し上げられ、排紙ローラ91に挟持された用紙は、昇降排紙台92上に排出、積載される。
【0056】
・中折り処理
中折り処理開始信号により、駆動源に接続する折り板82は、案内板81の用紙載置面より図示の左方向に突出する。図示の左方向に直進して突出した折り板82の先端部は、用紙の中央部を押し込み、用紙を介して折りローラ83,84の挟持位置を押し広げて離間させる。
【0057】
折り板82の先端部が折りローラ83,84の挟持位置を通過後、折り板82が後退して、用紙の中央部は、折りローラ83,84により挟圧されて、折り目が形成される。挟圧されて折り目を形成された用紙は、回転する折りローラ83,84により搬出され、機外の下部排紙台94上に載置される。
【0058】
以上説明した後処理装置における処理において、穿孔処理は他の処理とともに実行される場合が多い。例えば、穿孔処理と綴じ処理、穿孔処理と折り畳み処理のように組み合わせて用いられる。また第1折り畳み処理は、単票処理、即ち、用紙の1枚毎に行われることが多く、第2折り畳み処理は複票処理、即ち、複数枚の用紙束毎に行われることが多い。
【0059】
図4は本発明の実施の形態に係る画像形成システムにおける制御系のブロック図である。図において、PC1は図1、2における第1穿孔手段、PC2は図1、3における第2穿孔手段、FCRは図1〜3の第1、第2後処理装置B,Cを制御する後処理装置の制御手段、HCRは画像形成装置A及び画像形成システム全体を制御する本体の制御手段、OPは図1における操作部9である。
【0060】
(2)実施の形態1
本実施の形態における図5の後処理装置の制御手段FCRの制御について説明する。図5は本発明の実施の形態1における第1、第2穿孔手段の制御のフローチャートである。説明は図5に基づいて行うが、図1〜4の符号を用いる場合もある。
【0061】
用紙にファイリング等を目的として穿孔処理を行う穿孔処理を行うパンチモードが操作部OPにおいて設定された場合に、図5のルーチンに入る。
【0062】
操作部OPにおいて付加用紙Kを用いる後処理モードが設定され従って、ステップS1においてyesのときには、第2穿孔手段PC2が選択され、これによる穿孔処理が行われる。
【0063】
この場合には、画像形成装置Aから後処理装置に送り込まれた記録紙S及び付加用紙Kに対して第2穿孔手段PC2による穿孔処理を行う。ステップS1においてno、即ち、付加用紙Kを用いない後処理モードが設定されている場合には、第1穿孔手段PC1による穿孔処理が記録紙Sに対して行われる。図5に示されていないが、穿孔処理とともに、綴じ処理等の他の後処理が行われる。折り畳み処理の場合には、単票処理の場合には第1穿孔手段20により穿孔処理が行われ、複票処理の場合には、第2折り畳み手段による処理が行われる。
【0064】
(3)実施の形態2
図6は本発明の実施の形態2における第1、第2穿孔手段の制御のフローチャートである。操作部OPにおいて、穿孔処理を行うパンチモードが設定された場合には、図6のルーチンに入る。
【0065】
三つ折りモードが操作部OPにおいて設定された場合(S10のyes)には、第1穿孔手段PC1が用いられて穿孔処理が行われる(S11)。そして、三つ折りモード以外のモード、即ち、シフト排紙、綴じ処理、中折り処理等の後処理モードが設定されている場合には、第2穿孔手段PC2を用いた穿孔処理が行われる(S12)。
【0066】
【発明の効果】
請求項1〜8の発明により、多様な後処理モード機能を持った後処理装置において、穿孔処理を他の処理と組み合わせて実施する場合に、記録紙や付加用紙の正確な位置に穿孔処理が行われる。
【0067】
請求項9の発明により、ユーザのニーズに応じて後処理装置の機能を選択することができるので、ユーザは低コストで必要な機能を持った後処理装置を入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置、第1後処理装置、第2後処理装置から成る画像形成システムの全体構成図。
【図2】第1後処理装置の構成及び記録紙搬送路を示す断面図。
【図3】第2後処理装置内における用紙搬送路を示す断面図。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成システムにおける制御系のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1における第1、第2穿孔手段の制御のフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2における第1、第2穿孔手段の制御のフローチャートである。
【符号の説明】
20、PC1 第1穿孔手段
31 レジストローラ
39 排紙ローラ
60、PC2 第2穿孔手段
65 レジストローラ
66 搬送ローラ
80 第2折り畳み手段
A 画像形成装置
B 第1後処理装置
C 第2後処理装置
FCR、HCR 制御手段

Claims (9)

  1. 第1後処理手段及び第2後処理手段を有する後処理装置において、前記第1後処理手段に第1穿孔手段を、前記第2後処理手段に第2穿孔手段をそれぞれ設けたことを特徴とする後処理装置。
  2. 前記第1後処理手段は、三つ折り処理を行う第1折り畳み手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記第2後処理手段は、シフト処理手段を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
  4. 前記第2後処理手段は、綴じ処理手段を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置。
  5. 前記第2後処理手段は、中折りを行う第2折り畳み手段を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の後処理装置。
  6. 前記第1折り畳み手段が処理する用紙に対しては、前記第1穿孔手段により穿孔処理を行う制御を行う制御手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の後処理装置。
  7. 付加用紙給紙部を有し、付加用紙に対しては、前記第2穿孔手段により穿孔処理を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の後処理装置。
  8. 前記第1後処理手段を有する第1後処理ユニットと、前記第2後処理手段を有する第2後処理ユニットとが分離可能に結合されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の後処理装置。
  9. 画像形成装置及び請求項1〜8のいずれか1項に記載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成システム。
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