JP2004010050A - 紙シート成形体 - Google Patents

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JP2004010050A
JP2004010050A JP2002161330A JP2002161330A JP2004010050A JP 2004010050 A JP2004010050 A JP 2004010050A JP 2002161330 A JP2002161330 A JP 2002161330A JP 2002161330 A JP2002161330 A JP 2002161330A JP 2004010050 A JP2004010050 A JP 2004010050A
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corner
paper sheet
flange
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tray
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JP2002161330A
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Keiko Omura
大村 恵子
Hiroshi Furuta
古田 拓
Ko Ikeda
池田 耕
Kimiharu Katsuma
勝間 公治
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Abstract

【課題】身箱との間に隙間が生じることなく、体裁に優れた商品の包装が可能な紙シート成形体を提供する。
【解決手段】紙シートのブランクをプレスして、収納凹所2の角部6,7が丸いフランジ3付きのトレー状に成形した紙シート成形体において、ブランクの外縁に、角部4へかけて内側へ傾斜したテーパー部を形成しておき、成形後のトレー状態では、フランジ3の外縁角部4が中間部5より張り出すことなく、収納凹所2の上端角部7より角張った形状になるようにする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、段ボールや板紙等の紙シートをプレス成形した紙シート成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ギフト用のハムの包装に際し、従来より使用されていた不織布の成形体や、厚紙に布を張ったパッドに代えて、図5に示すように、段ボールシートの成形体であるトレー50を、ハムを載せるパッドとして、身箱Bに挿入する包装形態が考えられている。
【0003】
このトレー50は、段ボールシートのブランクをプレスして、収納凹所51の上部からフランジ52が張り出した形状に成形したものであり、フランジ52の外縁角部53は、収納凹所51の底壁及び上端の角部54,55と同一中心の弧状に切断されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなトレー50を使用すると、図6に示すように、丸みを帯びたフランジ52の外縁角部53と、身箱Bの直角に形成された角部との間に隙間が生じ、見栄えが悪いという問題がある。
【0005】
その対策として、ブランクを方形状にすると、プレス成形に伴い、フランジの外縁角部が中間部より張り出すように変形し、身箱に挿入したとき、身箱の側壁中間部とフランジの間に隙間ができ、かえって美観が損なわれることになる。
【0006】
そこで、この発明は、身箱との間に隙間が生じることなく、体裁に優れた商品の包装が可能な紙シート成形体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明に係る成形体は、紙シートのブランクの外縁に、角部へかけて内側へ傾斜したテーパー部を形成しておくことにより、成形後にフランジの外縁角部が中間部より張り出すことなく、収納凹所の上端角部より角張った形状になるようにし、商品包装用のパッドとして使用したとき、身箱との間に隙間が生じないようにしたのである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】
図1に示すトレー1は、ギフト用のハムの包装に際し、パッドとして使用するものであり、段ボールシートのブランクをプレスして、収納凹所2の上部からフランジ3が張り出した形状に成形されている。
【0010】
このフランジ3の外縁角部4は、中間部5より張り出すことなく、収納凹所2の底壁及び上端の角部6,7より角張った形状になっている。また、収納凹所2の底壁には、仕切及び補強用のリブ8が形成されている。
【0011】
このトレー1は、図2に示すようなブランク9から成形される。ブランク9には、外縁に角部4へかけて内側へ傾斜したテーパー部10が形成され、角部4及びテーパー部10へ向けて、成形用の罫線11が放射状に入れられている。
【0012】
なお、テーパー部10は、成形後に底壁の角部6となるべき仮想線の曲率中心から延長した線上の点を起点として、8°〜14°の角度で内側へ傾斜させ、外縁角部4は、取扱時の折れ曲がりや安全性を考慮して、丸みを付け、その半径を5〜20mmの範囲でできるだけ小さくしておくのがよい。
【0013】
このようなブランク9をプレスすると、絞りに伴い、外縁中間部5は角部4よりも内側へ大きく後退するので、図1に示すように、成形後のトレー1では、フランジ3の外縁が中間部5から角部4へかけて直線状となる。
【0014】
このため、図3及び図4に示すように、トレー1を身箱Bに挿入した状態において、フランジ3の外縁角部4と、身箱Bの角部との間に、ほとんど隙間が生じることがなく、美粧性に優れた包装が可能となる。
【0015】
また、段ボールシートの表ライナに漉込紙を使用すると、表面に印刷を施した場合よりも、結露時の吸水性が高くなり、質感も向上する。
【0016】
また、このような段ボール成形体のトレー1は、従来の不織布等のものに比べて、強度が高いため、予めハムを載せた状態で身箱Bに挿入でき、箱詰め時の作業性が改善される。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る紙シート成形体は、ブランクの段階において、外縁に角部へかけて内側へ傾斜するテーパー部を形成したことから、成形後にフランジの外縁角部が中間部より張り出すことなく、収納凹所の上端角部より角張った形状になる。
【0018】
このため、商品包装用のパッドとして使用したとき、身箱との間に隙間が生じることがなく、美粧性に優れた包装が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る段ボール成形トレーを示す斜視図
【図2】同上のブランクを示す図
【図3】同上の身箱への挿入状態を示す斜視図
【図4】同上の角部拡大平面図
【図5】従来の段ボール成形トレーの身箱への挿入状態を示す斜視図
【図6】同上の角部拡大平面図
【符号の説明】
1 トレー
2 収納凹所
3 フランジ
4 フランジの外縁角部
5 フランジの外縁中間部
6 収納凹所の底壁角部
7 収納凹所の上端角部
8 リブ
9 ブランク
10 テーパー部
11 罫線

Claims (1)

  1. 紙シートのブランクをプレスして、収納凹所の角部が丸いフランジ付きのトレー状に成形した紙シート成形体において、ブランクの外縁に、角部へかけて内側へ傾斜したテーパー部を形成しておき、成形後のトレー状態では、フランジの外縁角部が中間部より張り出すことなく、収納凹所の上端角部より角張った形状になるようにしたことを特徴とする紙シート成形体。
JP2002161330A 2002-06-03 2002-06-03 紙シート成形体 Pending JP2004010050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035312A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Mitsubishi Alum Co Ltd 容器用一体成形用板紙および紙容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009035312A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Mitsubishi Alum Co Ltd 容器用一体成形用板紙および紙容器

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