JP2004009646A - プリンタ - Google Patents

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Chiharu Katagiri
片桐 千春
Fujio Odaka
小▲高▼ 不二雄
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Abstract

【課題】消耗品の交換作業のための余分な空間を確保する必要がなく、かつ狭い空間に設置することができるプリンタを提供すること。
【解決手段】プラテンローラ28とサーマルヘッド15とを有するプリンタ100の基部1と、基部1から引き出し可能に設けられ印刷ロールRPと記録リボンRを有するリボンカートリッジ10が交換可能に装着される引き出し3とを備え、この引き出し3を基部1側に戻す場合に、引き出し3の移動に伴って、記録リボンRがプラテンローラ28とサーマルヘッド15の間に介在する位置へ案内する案内部材20を備える。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタに係り、特に消耗品として記録媒体の印刷シートと記録リボンとを交換するプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
消耗品となる記録媒体と記録リボンとを交換可能に設けたプリンタが実用化されている。図面を参照してこのように構成されるプリンタについて説明すると、図8(a)と図8(b)は、従来のプリンタの外観斜視図である。
【0003】
先ず、図8(a)において、プリンタの本体の上面から記録媒体であるロール状の印刷ロールRPを矢印方向にセットする。一方、記録リボンRを側面側から矢印方向に装填する。あるいは、図8(b)において、プリンタの本体の上面から印刷ロールRPを矢印方向にセットし、また、記録リボンRを同じ上面から矢印方向にセットする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の各タイプのプリンタによれば、消耗品となる記録媒体のロール状の印刷ロールRPまたは、例えばA4サイズのカットシートと、記録リボンRを交換するための作業空間を、プリンタ本体の上面または側面に確保しなければならない。
【0005】
あるいは、プリンタの上面または側面に隣接させて他の装置を設置した場合には、他の装置を別の場所に移動した後に、上記の消耗品の交換作業を行わなければならず、不便となる。この不便さを解消するために、多くのユーザーは消耗品の交換のための作業空間をプリンタの上面または側面に確保している。このため、狭い空間にプリンタを設置できなくなる問題がある。
【0006】
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、消耗品の交換作業のための余分な空間を確保する必要がなく、かつ狭い空間に設置することができるプリンタの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、プラテンとサーマルヘッドとを有するプリンタ本体部と、前記プリンタ本体部から引き出し可能に設けられ、記録媒体、及び、記録リボンを有するリボンカートリッジ、が交換可能に装着される引き出し部と、前記引き出し部を前記プリンタ本体部に戻す場合に、前記引き出し部の移動に伴って、前記記録リボンが前記プラテンと前記サーマルヘッドとの間に介在する位置へ、前記リボンカートリッジを案内する案内部と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
また、前記サーマルヘッドは、前記引き出し部を前記プリンタ本体部に戻す場合における前記リボンカートリッジの移動空間を確保するための第1の位置と、前記第1の位置よりも前記プラテンに近接した第2の位置と、の間で移動可能に設けられ、前記引き出し部を前記プリンタ本体部に戻す場合に、前記引き出し部の移動に伴って、前記第1の位置から前記第2の位置へ移動することを特徴としている。
【0009】
また、前記引き出し部は、前記プリンタの前面から引き出し可能に設けられたことを特徴としている。
【0010】
そして、前記第2の位置が印刷待機位置であることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適な実施形態について、記録媒体としてロール状の印刷ロールRPを用い記録リボンをインクリボンカートリッジに収容したプリンタと、記録媒体として複数のA4サイズのカットシートSを積載状態にし、記録リボンをインクリボンカートリッジに収容し、熱昇華記録方式の印刷を行うプリンタ100、200について述べる。ここで、熱昇華記録方式以外の記録方式で行うように構成されたプリンタであっても良いことは言うまでもない。
【0012】
先ず、添付の図1(a)は、本発明の第1実施形態に係るプリンタ100の概略構成を示した外観斜視図である。また、図1(b)は、本発明の第2実施形態に係るプリンタ200の概略構成を示した外観斜視図である。
【0013】
図1(a)において、プリンタ100は、記録媒体としてシートをロール状に巻回した印刷ロールRPを用いる。このプリンタ100は、図示のような箱形状となるカバー2を備えており、前面から引き出される引出し3を設けている。この引出し3には取っ手4が設けられており、この取っ手4に指先を入れて、引き出し3を手前側に引き出せるようにしている。
【0014】
また、この引出し3の上方には、印刷ロールを所定サイズに切断した後のシートSを排出するための開口部2aが設けられている。また、この開口部2aの左上にはプリンタ100の各種の操作を行うためのスイッチを配置した操作パネル6が配設されている。ここで、前面側とは操作パネル等が配設された操作面側を示すものとする。
【0015】
次に、図1(b)において、プリンタ200はプリンタ100と略同様に構成されるので、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛する。このプリンタ200は、記録媒体として複数のA4サイズにカットされたシートSを積載状態にしたものを使用する。このことから、印刷後のシートSは、カバー2の開口部2aから排出されて、トレー部2bの上に印刷面を上にして取り出せるように構成されている。
【0016】
以下に、図1(a)と図1(b)に示した各プリンタについて述べる。
【0017】
先ず、図2は、図1(a)に示した第1実施形態に係るプリンタ100のX−X線矢視断面図である。本図において、プリンタ100は、設置床面上に載置される基部1を設けており、この基部1から紙面表裏方向に図中のハッチングで示した一対の基部が垂設されており、これらの基部の間で空間を形成して、この空間に後述する各構成部品を配設している。また、カバー2は、この基部1に対して着脱自在に設けられている。
【0018】
上述した引き出し3は、一対の引き出し部材11を基部としている。この一対の引き出し部材11は、基部1の上に紙面表裏方向に固定された一対のレール軸受13、13(図では手前側のみ図示)により往復移動可能に案内される一対のレール12の上に固定される。また、上記の取っ手4は、図中において一部を破断して示したように、内部に指先を入れることができる形状を有している。また、この取っ手4の上方には、カッター35で切断された後に生じる切断片を回収するための切断片回収箱5が設けられている。切断片が発生しないようにカッター35により切断される場合には、この切断片回収箱5は不要となる。
【0019】
引き出し部材11は、印刷ロールRPのコアRPcを回動自在に両支持状態で軸支するために上方に大きく開口した形状の大溝部11aを設けており、図示のように印刷ロールRPを装填できるようにしている。また、引出し部材11にはモータM1により駆動される駆動ローラ24とアイドルローラ25とが設けられており、図示のように装填された印刷ロールRPから巻端を解き、駆動ローラ24とアイドルローラ25間のニップ部にセットするようにしている。
【0020】
ハッチングで示した基部1には、図中の一点鎖線で図示の搬送路Hに沿うように巻端を搬送するために、モータM1により駆動される駆動ローラ26とこれに連れ回りするアイドルローラ27と、モータM1により駆動される駆動ローラ30とこれに連れ回りするアイドルローラ31と、モータM1により駆動される駆動ローラ32とこれに連れ回りするアイドルローラ33が設けられている。
【0021】
この駆動ローラ26とアイドルローラ27の下流側には、プラテンローラ28が、搬送路Hに沿うようにして基部1における両支持状態で回動自在に設けられている。また、図中の実線で示した第2の位置である印刷待機位置にサーマルヘッド15が移動されるとサーマルヘッド15の発熱部がこのプラテンローラ28に対向する状態となる。
【0022】
一方、このプラテンローラ28の下流側には、シートSの搬送方向を略180度反転させて、駆動ローラ30とアイドルローラ31の間のニップ部に案内するガイド34が設けられている。なお、このプラテンローラ28は、回転しない固定式でも良い。
【0023】
また、駆動ローラ30とアイドルローラ31の下流には所定サイズに切断されたシートSを得るカッター35が設けられている。そして、切断後のシートSはガイド36に沿って案内され、駆動ローラ32とアイドルローラ33の間のニップ部に送られるとともに、余白部分を設けた印刷を行った後に切断されるときに発生する切断片、を上記の切断片回収箱5まで案内するために図示のように傾斜したガイド37を設けている。
【0024】
発熱部15aを設けたサーマルヘッド15は、基部1に設けられた軸体17を回動軸としてモータM3により回動駆動されるサーマルヘッド固定部材16に固定されている。このモータM3への通電によりサーマルヘッド固定部材16が上記の第2の位置と、第1の位置である退避位置であって、サーマルヘッド15が一対の案内部材20(図では手前側のみ図示)の間に位置するようにしている。より詳しくは、モータM3への通電により、サーマルヘッド15の発熱部15aが、プラテンローラ28に対して記録リボンRとシートSを介在させ、かつ所定の印刷圧で加圧する印刷位置と、この印刷位置からわずかに離れる印刷待機位置と、この印刷待機位置から大きく離れる退避位置である第1の位置との間で移動できるようにする不図示のカム機構を設けている。
【0025】
そして、このサーマルヘッド固定部材16の上方の空間には電源8が、また後方の空間には制御回路基板7が設けられており、無駄な空間が内部に存在しないようにしている。
【0026】
熱昇華記録方式の印刷を行う記録リボンRは、リボンカートリッジ10において回動自在に設けられた供給スプール40と巻取りスプール41に巻回されている。供給スプール40の一端には基部1に設けられることで印刷動作時に所謂バックテンションを発生させるクラッチギア46に噛合するスプールギア45が固定されている。また、巻取りスプール41の一端には、モータM2で駆動されるように基部1に設けられたリボン巻取りギア44に噛合するスプールギア43が固定されている。
【0027】
一方、リボンカートリッジ10は、引出し部材11において上方に開口した小溝部11bにおいて、上記の巻取りスプール41が回動可能となるように装填される。
【0028】
ここで、記録リボンRは、ベースフィルム上にカード体の印画面の1枚分の面積分に相当する面積の各インク層が敷設されており、減法混色により総べての色を再現できる三原色のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の固形インク層が敷設されている。また、多くの場合は、より耐候性、耐久性を確保するために、これらのインク層に加えて保護層を形成するオーバーコート層が形成されており、この記録リボンRは、図示のようにサーマルヘッド15の発熱部15aとプラテンローラ28との間を通過する張設状態にされる。
【0029】
次に、図3は、プリンタ100の引出し3に設けられた取っ手4に指先を入れて、引き出し3を手前側(矢印D1方向)に引き出した後の様子を示した断面図である。また、図4は、図3に示した状態におけるプリンタ100の外観斜視図である。
【0030】
図3と図4において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、図示の引き出し位置に引き出し3が引き出されると、レール12の端部に固定されたストッパー12aが奥側のレール軸受13に当接してそれ以上の引き出しが規制される。また、レール12の間には板部材18が固定されており、リボンカートリッジ10の巻取りスプール41を、引出し部材11の小溝部11bに装填したときに、リボンカートリッジ10の底面10aがこの板部材18上に置かれる状態となる。または、一対のレール12上に直にリボンカートリッジ10の底面10aがこの板部材18上に置かれる状態となる。
【0031】
また、印刷ロールRPのコアRPcは、引出し部材11の大溝部11aに装填されるとともに、解かれたシートの端部を駆動ローラ24とアイドルローラ25の間にセットする。以上で、印刷ロールRPとリボンカートリッジ10の双方の装填を終了する。
【0032】
このように、引き出し3をプリンタの前面側から引き出すことで、消耗品となる記録媒体のロール状の印刷ロールRPと、リボンカートリッジ10に収容された記録リボンRの双方を交換できるようになる。この結果、プリンタ100の上面または側面に隣接させて他の装置300を設置しても消耗品の交換作業を支障なく行えるようになる。また、狭い空間にプリンタを設置できることとなる。
【0033】
次に、図5(a)から(c)は、図3の状態から引き出し3を戻すように移動させるに伴い、インクリボンカートリッジ10が案内部材20の案内面20aで案内される様子を示した断面図である。
【0034】
本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛する。
【0035】
先ず、図5(a)において、引き出し3が矢印D2方向に押されることで、リボンカートリッジ10の供給スプール40とこれに固定されているスプールギアはリボン駆動ギア44の下方を通過し、リボンカートリッジ10の底面10aが案内部材20の案内面20aの下方部位に到達する。このとき、サーマルヘッド15は、第1の位置である退避位置にモータ駆動されている。
【0036】
次に、図5(b)において、引き出し3が矢印D2方向にさらに押されることで、リボンカートリッジ10の底面10aは、案内部材20の案内面20aに乗り上げることで、引き出し部材11の小溝部11bを回動中心として上方に移動する。
【0037】
そして、図5(c)において、引き出し3がプリンタの収納位置に位置されることで、リボンカートリッジ10の底面10aは、案内部材20の案内面20aの最上位置に乗り上げる状態となり、引き出し部材11の小溝部11bを回動中心として上方に回動移動しなくなる。このとき、図2に示したようにクラッチギア46にスプールギア45が噛合し、巻取りスプール41の一端に固定されたスプールギア43がリボン巻取りギア44に夫々噛合する状態となる。
【0038】
これに続き、サーマルヘッド15が、第2の位置である印刷待機位置にモータ駆動され、かつ印刷ロールRPの先端が搬送路Hに沿うように搬送されることにより、印刷の準備が整う。
【0039】
以上のように構成されるプリンタ100の動作を、図6の動作説明図に基づき述べる。ここで、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛する。
【0040】
先ず、図6において、図5(c)で述べた装填操作により、リボンカートリッジ10と印刷ロールRPがセットされる。これに続き、モータM3への通電によりサーマルヘッド15が破線図示の位置に移動され、発熱部15aがプラテンローラ28からわずかに離れる印刷待機位置に位置される。また、記録リボンRは、図示の張設状態となっている。
【0041】
これに続いて、モータM1への順方向の通電が行われて印刷ロールの先端が搬送路Hに沿うように搬送され、ガイド34で反転され、印刷開始位置の検出が不図示のセンサで行われることで、印刷の頭出しが行われる。続いて、サーマルヘッド15が実線で示す印刷位置に移動されて印刷開始準備が整う。
【0042】
次に、モータM1への逆方向の通電が行われて、モータM2への通電と、サーマルヘッド15への各色情報に伴う所定通電とを行うことで、シートSを逆方向に搬送しつつ、記録リボンRを巻取りつつ印刷を行う。すなわち、サーマルヘッド15の発熱部15aの発熱により記録リボンRに施されたインクが昇華されて、最初のY色画像が印刷される。このとき、印刷シートRPには逆搬送された分のたるみTが図示のように発生する。
【0043】
このようにして最初の画像形成が終了する。次に、順方向に搬送されて、次の色の印刷のための頭出しがされる。以上の印刷動作を、M色画像、C色画像についても行い、さらに保護層をオーバーコート層により形成することでカラー印刷を終了する。この後に、カッター35で切断して、開口部2aから外部に排出する。
【0044】
最後に、図7は、図1(b)のプリンタ200のX−X線矢視断面図である。上記のように、このプリンタ200は、記録媒体として複数のA4サイズのカットされたシートSを積載状態にしたものを使用するとともに、印刷後のシートSは、開口部2aを介して排出して、カバー2のトレー部2bの上に印刷面を上にして出力できるように構成されている。
【0045】
本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、シートSは、引き出し3に着脱自在に設けられたシートカートリッジ55の内部に積載状態で所定枚数分が収容されている。このシートカートリッジ55は、バネ機構で支持されており、シートSの最上位置が一定となるようにしている。また、リボンカートリッジ10は、このシートカートリッジ55に収納された所定枚数分のシートSへの印刷能力を備えている。
【0046】
シートカートリッジ55の上方には、シートカートリッジ55に収納された最上のシートSから順次1枚毎に搬送路Hに沿うように搬送するためのピックアップローラ50が設けられている。
【0047】
以上のように構成することで、カッターが不要となるとともに、引き出し3を前面側から引き出すことで、消耗品となるシートSと、リボンカートリッジ10に収容された記録リボンRの双方を交換できるようになる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプリンタによれば、消耗品の交換作業のための余分な空間を確保する必要がなく、かつ狭い空間に設置することができるプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1実施形態に係るプリンタ100の概略構成を示した外観斜視図、(b)は、本発明の第2実施形態に係るプリンタ200の概略構成を示した外観斜視図である。
【図2】図1(a)に示した第1実施形態に係るプリンタ100のX−X線矢視断面図である。
【図3】引き出し3を手前側(矢印D1方向)に引き出した後の様子を示した断面図である。
【図4】図3に示した状態におけるプリンタ100の外観斜視図である。
【図5】(a)から(c)は、図3の状態から引き出し3を戻すように移動させるに伴い、インクリボンカートリッジ10が案内部材20の案内面20aで案内される様子を示した断面図である。
【図6】プリンタ100の動作説明図である。
【図7】図1(b)のプリンタ200のX−X線矢視断面図である。
【図8】(a)と(b)は、従来のプリンタの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 基部
2 カバー
3 引き出し
4 取っ手
5 切断片回収箱
6 操作パネル
10 リボンカートリッジ
11 引き出し部材
11b 小溝部
12 レール
13 レール軸受
15 サーマルヘッド
20 案内部材
28 プラテンローラ(プラテン)
35 カッター
40 供給スプール
41 巻取りスプール
100 プリンタ
M1、M2、M3 モータ
S シート(記録媒体)
PR 印刷ロール(記録媒体)
R 記録リボン

Claims (4)

  1. プラテンとサーマルヘッドとを有するプリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部から引き出し可能に設けられ、記録媒体、及び、記録リボンを有するリボンカートリッジ、が交換可能に装着される引き出し部と、
    前記引き出し部を前記プリンタ本体部に戻す場合に、前記引き出し部の移動に伴って、前記記録リボンが前記プラテンと前記サーマルヘッドとの間に介在する位置へ、前記リボンカートリッジを案内する案内部と、
    を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記サーマルヘッドは、前記引き出し部を前記プリンタ本体部に戻す場合における前記リボンカートリッジの移動空間を確保するための第1の位置と、前記第1の位置よりも前記プラテンに近接した第2の位置と、の間で移動可能に設けられ、
    前記引き出し部を前記プリンタ本体部に戻す場合に、前記引き出し部の移動に伴って、前記第1の位置から前記第2の位置へ移動することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記引き出し部は、前記プリンタの前面から引き出し可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  4. 前記第2の位置が印刷待機位置であることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
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