JP2004009069A - 缶巻締試験装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】缶巻締加工の加工試験及び缶巻締装置の仕様検討等に用いられ、缶胴に缶蓋を装着した状態でチャック22及びリフタ12によって缶を挟持し、複数のロール32,42によって缶胴に缶蓋を巻締めする缶巻締試験装置1であって、チャック22とリフタ12とを相対的に接近離反させるサーボモータSM1と、缶の軸線を中心としてチャック22及びリフタ12を回転させるサーボモータSM2と、前記各ロール32,42を缶に向かって接近離反させるサーボモータSM3,SM4とを備え、これらサーボモータSM1〜SM4の運転を制御装置Cを介して個別に制御することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、缶巻締加工のシミュレーションを行う缶巻締試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、缶蓋と缶胴とをリフタとチャックとで挟持してロールにて巻締加工を行う缶巻締装置が知られている。
ところで、上記缶巻締装置によって行われる巻締加工では、リフタ圧(リフタの缶に対する押圧力)等の加工条件が品質に大きく影響するため、生産ラインにおいてその都度調整が行われている(例えば特開平11−77203号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、製造される缶が内容物と共に多種多様化する中で、これら多種類の缶の巻締品質を、生産ラインにおいて各種缶毎に調整しながら維持することは多大な手間がかかり困難であるという問題がある。
とりわけ、缶巻締装置には各種ロール等を連係させるカムが設けられ、これらカムのプロファイルを最適に設定することが極めて重要であり、このようなプロファイル等の適否を現物合わせを行わずに判断できるものが要望されている。
そこでこの発明は、様々な条件での巻締加工をシミュレーションすることができ、多種多様な缶の製造における巻締加工の最適化を図ることができる缶巻締試験装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、缶巻締加工の加工試験及び缶巻締装置の仕様検討等に用いられ、缶胴に缶蓋を装着した状態でチャック及びリフタによって缶を挟持し、複数のロールによって缶胴に缶蓋を巻締めする缶巻締試験装置であって、チャックとリフタとを相対的に接近離反させる移動手段と、缶の軸線を中心としてチャック及びリフタを回転させる駆動手段と、前記各ロールを缶に向かって接近離反させる押圧手段とを備え、これら移動手段、駆動手段及び押圧手段の運転を制御装置を介して個別に制御することを特徴とする。
上記構成によれば、リフタ及びチャックの作動と、各ロールの作動とを様々に組み合わせた加工条件でシミュレーションを行うことができ、各加工条件における缶の巻締品質を確認することが可能となる。
【0005】
また請求項2に記載した発明は、請求項1記載の缶巻締試験装置において、チャック及びリフタによる缶に対する押圧力を測定する圧力測定手段と、チャック及びリフタによる缶の回転トルクを測定するトルク測定手段と、前記各ロールによる缶に対する負荷を測定する負荷測定手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、上記シミュレーションにおける各荷重を測定することができ、その測定結果と比較しながら缶の巻締品質を確認することで、各加工条件に対する缶の巻締品質の検討をより正確に行うことが可能となる。また、巻締加工に関する諸々の条件を満たすべく各部品が機能しているか否かの監視が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面と共に説明する。
この発明に係る缶巻締試験装置(以下、試験装置ということがある)1は、缶の製造ラインにおいて用いられる缶巻締装置と同様の巻締加工を試験的に行うことで、巻締加工の条件及び缶巻締装置の仕様の最適化を図るためのものである。図1,2に示すように、缶巻締試験装置1は、例えば井桁状に形成されたベース部3を備えている。このベース部3上には縦壁4が立設され、縦壁4の上縁には上壁5が設けられている。また、これらベース部3、縦壁4及び上壁5によってフレーム2が形成されている。
【0007】
フレーム2の縦壁4の前面(紙面手前側)には、上下方向に延びる一対のレール6aを介してテーブル6が上下方向に移動可能に設けられている。
テーブル6の上下方向の移動はサーボモータSM1によって行われる。具体的には、テーブル6の下部の背面側にボールネジ7aが取り付けられており(図2参照)、このボールネジ7aに螺合されたネジ軸7bを、縦壁4の前面であってネジ軸7bとオフセットした位置に配置されるサーボモータSM1によってベルト7cを介して駆動させることで、テーブル6をフレーム2に対して上下方向に移動させている。
ここで、サーボモータSM1は、制御装置Cによってその駆動を制御されている。
【0008】
テーブル6の上部には、支持ブラケット10aを介してリフタアッシ10が取り付けられている。
このリフタアッシ10は上下方向に延びる略円柱型の外形を呈しており、リフタアッシ10の下部であって支持ブラケット10aに固定されるリフタベース11と、リフタアッシ10の上部であってリフタべース11に対して上下方向で移動可能に設けられるリフタ12とを有している。
ここで、リフタアッシ10はテーブル6を介してフレーム2に対して上下方向、つまりリフタアッシ10の軸線O方向で移動するものである。前記サーボモータSM1は、制御装置Cに入力されたカム曲線(プロファイル)データに基づいて駆動しており、従って、リフタアッシ10は仮想のカムによる動作を再現することができる。
【0009】
リフタ12の上面部には、試験装置1稼働時に缶胴を載置するためのリフタプレート13が設けられている。また、リフタアッシ10内にはスプリング12aが内装されており、このスプリング12aによってリフタ12がリフタベース11に対して上方に付勢されている。
また、リフタ12はリフタアッシ10の軸線Oを中心として回転可能に設けられており、リフタアッシ10から下方に延びる従動シャフト14a等を介して、後述するサーボモータSM2によって駆動する。ここで、従動シャフト14aの軸上には、リフトアッシ10側から順に、トルクメータ(トルク測定手段)15、クラッチ&ブレーキ16、従動プーリ14が設けられている。
【0010】
フレーム2の上壁5には、リフタアッシ10のと対向する位置にチャックアッシ20が設けられている。
このチャックアッシ20は、リフタアッシ10の軸線Oと同軸で延びる略棒状のチャック22と、チャック22を軸線Oを中心として回転可能に支持するチャックベース21とを有している。
チャック22の下端部には、リフタプレート13と対向するように缶蓋の保持部23が設けられており、この保持部23は、試験装置1稼働時には上方移動したリフタプレート13と共に缶胴及び缶蓋を押圧した状態で挟持する。また、チャック22の上端部には、サーボモータSM2によって駆動する従動プーリ24が設けられている。
【0011】
そして、チャックベース21内には、チャック22のスラスト方向の荷重を測定するロードセル(圧力測定手段)25が内装されている。また、このロードセル25によって測定された測定値の情報は制御装置Cに入力される。
また、フレーム2の上壁5の下面側であってチャックアッシ20を挟んだ左右の領域には、各々ファーストロールアッシ30及びセカンドロールアッシ40(以下、これらをまとめて各ロールアッシ30,40ということがある)が設けられている。
各ロールアッシ30,40は、チャック22に対して水平方向で接近離反可能に設けられており、ファーストロールアッシ30の本体部分であるスライドブロック31のチャック22側の先端部には、軸線Oと平行に回転可能なファーストロール32が設けられている。また、セカンドロールアッシ40の本体部分であるスライドブロック41のチャック22側の先端部には、軸線Oと平行に回転可能なセカンドロール42が設けられている。尚、ファーストロール32及びセカンドロール42(以下、これらをまとめて各ロール32,42ということがある)はチャック22の保持部23と略同一高さに位置している。
【0012】
チャック22に対する各ロールアッシ30,40の移動は、各々サーボモータSM3,SM4によって行われる。
具体的には、ファーストロールアッシ30を例に説明すると、スライドブロック31の上面にはボールネジ34が取り付けられており、このボールネジ34に螺合されたサーボモータSM3の回転軸34aが駆動することによってファーストロールアッシ30が移動し、チャック22に対して接近離反する。尚、セカンドロールアッシ40の移動機構もファーストロールアッシ30と同様であるため、その説明は省略する。
ここで、各サーボモータSM3,SM4は、制御装置Cに入力されたカム曲線データに基づいて駆動しており、従って、各ロールアッシ30,40は仮想のカムによる動作を再現することができる。
また、スライドブロック31,41は、各々各ロール32,42が取り付けられるフロントブロック31a,41aと、ボールネジが取り付けられるリアブロック31b,41bとに分割されており、これらフロントブロック31a,41aとリアブロック31b,41bとの間には、各ロール32,42に加わる負荷を測定するロードセル(負荷測定手段)35,45が内装されている。また、各ロードセル35,45によって測定された測定値の情報は制御装置Cに入力される。
【0013】
図2に示すように、フレーム2の縦壁4の後面下部には、支持ブラケット4aを介してサーボモータSM2が設けられている。
このサーボモータSM2には、その上方にフレーム2の上壁5を貫通して延びる駆動シャフト8が連結されており、この駆動シャフト8には、前記各従動プーリ24,14と同一高さとなる位置に各々駆動プーリ8a,8bが設けられている。そして、駆動プーリ8a,8bと従動プーリ24,14とは各々ベルト8c,8dによって連係されている。
【0014】
駆動プーリ8aと従動プーリ24との減速比と、駆動プーリ8bと従動プーリ14との減速比とは同一であり、従って、チャック22とリフタ12とはサーボモータSM2によって同一回転数で同期して駆動する。
尚、リフタ12に駆動力を伝達する駆動プーリ8bは、リフタ12及びテーブル6等と同期して上下方向に移動するものであり、駆動プーリ8bと駆動シャフト8とは、例えばスプライン構造により軸方向(上下方向)の移動が可能とされている。
ここで、サーボモータSM2の駆動は制御装置Cによって制御されており、所望の回転速度及び回転トルクに設定することができる。また、サーボモータSM2によるチャック22及びリフタ12の回転トルクは前記トルクメータ15によって測定され、その測定値の情報は制御装置Cに入力される。
【0015】
この実施の形態における缶巻締試験装置1は上述の構成を有しており、次にこの缶巻締試験装置1を用いて缶胴に缶蓋を巻締めする巻締加工のシミュレーション手順について説明する。
まず、試験装置1が停止した状態、つまり各サーボモータSM1〜SM4が停止しリフタアッシ10が下降し各ロールアッシ30,40がチャック22から離反した状態において、リフタアッシ10のリフタプレート13上に缶胴を載置し、その缶胴の上に缶蓋を装着する。この時、缶胴の軸線はリフタアッシ10の軸線Oと重なるように配置される。
缶胴及び缶蓋をセットした後に試験装置1を作動させると、サーボモータSM1によってテーブル6と共にリフタアッシ10が上昇を始める。この時のリフタアッシ10の上昇量、上昇スピード及びタイミングは制御装置Cに入力されたカム曲線データに基づいたものとなる。
【0016】
そして、缶蓋にチャックアッシ20の保持部23が接触して嵌合し、更にリフタアッシ10が上昇することで、缶胴及び缶蓋を介したチャック22からの反力でリフタ12が押し下げられると共に内装されたスプリング12aが圧縮される。リフタアッシ10が所定量上昇した時点で、つまりスプリング12aが所定量圧縮された時点で、缶胴及び缶蓋がチャック22及びリフタ12によって所定の押圧力をもって挟持される。この時の押圧力、つまりリフト圧は、試験装置1の作動中は常にチャックアッシ20内のロードセル25によって測定され、その測定値の情報は制御装置Cに入力される。
【0017】
次に、サーボモータSM2によってリフト12及びチャック22が同期して回転を始める。この時のリフト12及びチャック22の回転スピード及び回転トルクは制御装置Cによって予め設定された値となる。
この状態で、缶胴及び缶蓋は所定の押圧力で挟持されながら、リフタ12の軸線O、つまり缶胴の軸線を中心として自転している。この時の缶胴及び缶蓋の自転トルクは、試験装置1の作動中は常に前記トルクメータ15によって測定され、その測定値の情報は制御装置Cに入力される。
【0018】
次に、回転する缶胴及び缶蓋に対して、サーボモータSM3によってファーストロールアッシ30が接近し、缶蓋の周縁部分にファーストロール32を圧接触させる。
そして、回転する缶蓋との摩擦によってファーストロール32が同期して回転しながら、缶蓋の周縁が缶胴の開口周縁を巻き込むように予備巻締加工がなされていく。この時のファーストロールアッシ30の移動量、移動スピード及びタイミングは制御装置Cに入力されたカム曲線データに基づいたものとなる。
この時のファーストローラ32に加わる負荷、つまり缶に加わるローラ負荷は、ロードセル35によって測定され、その測定値の情報は制御装置Cに入力される。
【0019】
ファーストロール32による予備巻締加工が終盤に差しかかると、サーボモータSM4によってセカンドロールアッシ40が接近し、缶蓋の周縁にセカンドロール42を圧接触させる。
そして、ファーストロール32と同様に缶と同期して回転しながら本巻締加工を行っていく。この時の缶に加わる負荷もロードセル45によって測定され、その測定値の情報は制御装置Cに入力される。
【0020】
各ロール32,42が最前進した状態での停留回転を経て、各ロール32,42による巻締加工が終了すると、缶胴に缶蓋が巻締めされた缶が完成する。巻締加工が終了し、各ロール32,42が缶から離反した後に缶の自転が停止すると、リフタアッシ10が下降して挟持力が解かれ、試験装置1が作動前の状態に戻った時点で巻締加工のシミュレーションが終了する。
【0021】
上記シミュレーションによって、試験装置1の所定の加工条件、つまり制御装置Cに予め入力されていた各サーボモータSM1〜SM4の作動データに対する缶の巻締品質を確認することが可能となる。
ここで、制御装置Cに予め入力されていた作動データとは、リフタアッシ10の上昇量、上昇スピード及びタイミングと、リフト12及びチャック22の回転スピード、回転トルク及び回転方向と、各ロールアッシ30,40の移動量、移動スピード及びタイミングとを示しており、実際に生産ラインで用いられる缶巻締装置の作動データ全般に相当する。
つまり、この試験装置1では、各サーボモータSM1〜SM4によって巻締加工に係わる全ての作動を行うことができるため、個々の作動を細かく正確に設定できると共に、その設定を自在に変更することができる。従って、例えば缶が1回転する間にロールが缶に1mm接近する場合と3回転する間に1mm接近する場合とでは巻締品質がどう異なるか、また、停留回転が1回転の場合と3回転の場合とではどうか等、様々な加工条件における缶の巻締品質を確認することが可能となり、多種多様な缶への汎用性も含めて巻締加工及び巻締装置の最適化を図ることができる。
【0022】
また、上記シミュレーションにおける各荷重の測定値の情報は制御装置Cに入力されており、例えば図3に示すように、各荷重の値を縦軸に、加工時間を横軸に設けたグラフに一括表示する等により各荷重の測定結果を確認することができる。ここで、前記各荷重とは、リフト圧(N)、缶の自転トルク(N・m)、ロール負荷(N)の3種類を指している。
ここで、図3におけるリフト圧の荷重曲線Pは、リフトアッシ10の軸線Oに沿う方向の荷重をリフト12が下方に押し下げる力を正として表示されている。また、ロール負荷の荷重曲線FZ1,FZ2は、各ロール32,42の移動方向の荷重を各ロール32,42が缶を押圧する力を正として表示されている。
尚、FX1はファーストロール32の缶の軸線方向の荷重曲線を示し、FY1はファーストロール32の缶の接線方向の荷重曲線を示す。また、Tは缶の自転トルク曲線を示す。
【0023】
この測定結果と比較しながら、実際に成型された缶の巻締品質を確認することで、試験装置1の所定の加工条件に対する缶の巻締品質の検討をより正確に行うことが可能となる。
例えば、シミュレーションで缶の巻締不良や成形不良等が発生した場合、それらの原因を各測定結果に基づいて検討することができる。具体的には、成形不良が発生した場合に缶の自転トルクTが不足していれば、缶がリフタプレート13上でスリップしている可能性があるため、缶胴の挫屈荷重を考慮しつつリフタアッシ10内のスプリング12aのイニシャル変更やプリロード調整を行って、リフト圧Pを高める等の検討を行うことができる。
また、巻締加工に関する諸々の条件を満たすべく各部品が機能しているか否かの監視が可能となり、成型不良等が缶の不良であるのか、各ロール32,42やリフタ12の作動不良であるのかも判断できる。従って、多種多様な缶への汎用性も含めて巻締加工及び巻締装置の一層の最適化を図ることができる。
【0024】
尚、この発明は上記実施の形態に限られるものではなく、例えば、リフタアッシ10及び各ロールアッシ30,40の移動機構は一例であり、ボールネジのような直動式ではなくリンク等を用いた揺動式としても良い。また、リフタアッシ10を上昇させることでチャックアッシ20と共に缶を挟持しているが、チャックアッシ20を下降させて缶を挟持する構成としても良い。
また、チャック22及びリフタ12を同期回転させているが、クラッチ&ブレーキ16を利用して非同期回転させることも可能である。この時、チャックアッシ20と従動プーリ24との間にもクラッチ&ブレーキ16を設けることで、チャック22とリフタ12との自転トルクの組み合わせを任意に設定できるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、様々に組み合わせた加工条件でシミュレーションを行うことができ、各加工条件における缶の巻締品質を確認することが可能となるため、多種多様な缶への汎用性も含めて巻締加工及び巻締装置の最適化を図ることができる効果がある。
【0026】
また、請求項2に記載した発明によれば、巻締加工時の各荷重を測定することができ、その測定結果と比較しながら缶の巻締品質を確認することで、各加工条件に対する缶の巻締品質の検討をより正確に行うことが可能となると共に、巻締加工に関する諸々の条件を満たすべく各部品が機能しているか否かの監視が可能となるため、多種多様な缶への汎用性も含めて巻締加工及び巻締装置の一層の最適化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の缶巻締試験装置の正面図である。
【図2】図2の側面図である。
【図3】この発明の実施の形態の缶巻締装置における測定結果を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 缶巻締試験装置
12 リフタ
22 チャック
32 ファーストロール
42 セカンドロール
15 トルクメータ(トルク測定手段)
25 ロードセル(圧力測定手段)
35,45 ロードセル(負荷測定手段)
SM1 サーボモータ(移動手段)
SM2 サーボモータ(駆動手段)
SM3,SM4 サーボモータ(押圧手段)
C 制御装置
Claims (2)
- 缶巻締加工の加工試験及び缶巻締装置の仕様検討等に用いられ、缶胴に缶蓋を装着した状態でチャック及びリフタによって缶を挟持し、複数のロールによって缶胴に缶蓋を巻締めする缶巻締試験装置であって、
チャックとリフタとを相対的に接近離反させる移動手段と、缶の軸線を中心としてチャック及びリフタを回転させる駆動手段と、前記各ロールを缶に向かって接近離反させる押圧手段とを備え、これら移動手段、駆動手段及び押圧手段の運転を制御装置を介して個別に制御することを特徴とする缶巻締試験装置。 - チャック及びリフタによる缶に対する押圧力を測定する圧力測定手段と、チャック及びリフタによる缶の回転トルクを測定するトルク測定手段と、前記各ロールによる缶に対する負荷を測定する負荷測定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の缶巻締試験装置。
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