JP2004005754A - 警報器 - Google Patents

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 【課題】 ガス警報器と火災警報器とを一体化し、ガスセンサー及び火災センサーの信号を統合して信号処理することにより、より誤報の少ない警報器を提供する。
 【解決手段】 この警報器は、炭化水素ガス濃度を検出する第1のセンサー17と、COガス濃度を検出する第2のセンサー15と、熱を感知する第3のセンサー11と、第1のセンサーからの信号を少なくとも1つのしきい値と比較し、第2のセンサーからの信号を複数のしきい値と比較し、第3のセンサーからの信号を1つのしきい値と比較することにより、炭化水素ガス濃度に基づいてガス洩れを判定し、COガス濃度に基づいて不完全燃焼を判定し、熱感知量とCOガス濃度とに基づいて火災発生を判定する判定部21と、判定部の判定結果に応じて警報を発する警報部23、25と、第1〜第3のセンサー及び判定部及び警報部を一体的に格納するケーシングとを具備する。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、ガス警報器と火災警報器とを一体化し、ガスセンサー及び火災センサーの信号を統合して信号処理することにより、誤報を少なくした警報器に関する。また見栄えがよく、設置工事やメンテナンスも少なくてすむ警報機に関する。
 従来、ガス警報器と火災警報器は別々に設置されていたため、その機能は単独に用いられていただけであった。このため、火災発生ではない魚料理の時等に火災警報器が誤報を発する欠点があった。一方、ガス警報器については、実際に火災が発生したときに、ガス警報器も動作することが多く誤報となっていた。さらに、二つの筐体があるため、見栄えが悪いだけでなく、設置工事やメンテナンスも常に別々に行う必要があった。
 また、下記の特許文献1には、従来の火災警報器にガスセンサーを搭載して誤警報を防止することが開示されているが、この火災警報器は、ガス警報器としての機能は持っておらず、単に高機能な火災警報器として用いられただけであった。
特開昭48−008200号(登録特許1046447号)公報(第1〜2頁、図1)
 本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、ガス警報器と火災警報器とを一体化し、ガスセンサー及び火災センサーの信号を統合して信号処理することにより、誤報の少ない警報器を提供することを目的とする。また見栄えがよく、設置工事やメンテナンスも少なくてすむ警報機を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る警報器は、炭化水素ガス濃度を検出する第1のセンサーと、COガス濃度を検出する第2のセンサーと、熱を感知する第3のセンサーと、第1のセンサーからの信号を少なくとも1つのしきい値と比較し、第2のセンサーからの信号を複数のしきい値と比較し、第3のセンサーからの信号を1つのしきい値と比較することにより、炭化水素ガス濃度に基づいてガス洩れを判定し、COガス濃度に基づいて不完全燃焼を判定し、熱感知量に基づいて火災発生を判定し、又は、熱感知量若しくは温度上昇速度と、COガス濃度若しくはCOガス濃度上昇速度とに基づいて火災発生を判定する判定部と、判定部の判定結果に応じて警報を発する警報部と、第1〜第3のセンサー及び判定部及び警報部を一体的に格納するケーシングとを具備する。
 また、本発明の第2の観点に係る警報器は、炭化水素ガス濃度を検出する第1のセンサーと、COガス濃度を検出する第2のセンサーと、熱を感知する第3のセンサーと、煙を感知する第4のセンサーと、第1のセンサーからの信号を少なくとも1つのしきい値と比較し、第2のセンサーからの信号を複数のしきい値と比較し、第3のセンサーからの信号を1つのしきい値と比較し、第4のセンサーからの信号を1つのしきい値と比較することにより、炭化水素ガス濃度に基づいてガス洩れを判定し、COガス濃度に基づいて不完全燃焼を判定し、熱感知量又は温度上昇速度と、煙感知量と、COガス濃度又はCOガス濃度上昇速度とに基づいて火災発生を判定する判定部と、判定部の判定結果に応じて警報を発する警報部と、第1〜第4のセンサー及び判定部及び警報部を一体的に格納するケーシングとを具備する。
 本発明によれば、上記の3つの機能を有する警報器を一体化したので、見栄えも良く、設置工事・メンテナンスが一度ですむ。また、各センサーからの信号を統合的に処理すれば、火災発生時にはガスセンサーの出力を停止することも可能となり、ガス警報器の誤報を防止できる。
 まず、本発明の一実施形態に係る最も基本的な警報器の構成について、図1を参照しつつ説明する。
 図1は、本発明の一実施形態に係る最も基本的な警報器の構成を示すブロック図である。
 この警報器1は、センサーとして、感熱センサー11、煙感知センサー13、COセンサー15及び炭化水素ガスセンサー17の4つのセンサーを有している。各センサーの信号は、マイコン等で構成される判定部21に送られる。判定部21は、各センサーの信号を処理して、火災、ガス洩れ、不完全燃焼等を判定する。その結果は、音声警報部23から音声として出力されたり、液晶表示部25に画像として表示される。これらのセンサー、判定部21、音声警報部23、及び、液晶表示部25は、ケーシング内に一体的に格納されている。
 感熱センサーの例としては、サーミスタや熱電対等の温度センサーや、赤外線センサー、紫外線センサー、焦電センサー等がある。また、煙感知センサーの例としては、イオン化式、光電式等がある。
 各ガスセンサーの種類と役割は以下の通りである。
 COセンサー:燃焼ガスの不完全燃焼及び火災初期のCOガス発生を検知する。
 炭化水素ガスセンサー:昨今の都市ガスはCHを主成分とする天然ガスであるので、このようなガスの洩れを検出する。また、火災初期には炭化水素ガスが出るので、それも検出する。
 その他のガスセンサーとしては以下のようなものを装備することもできる。
 Oセンサー:不完全燃焼・酸欠や本格的な火災を検出する。
 COセンサー:不完全燃焼・酸欠や本格的な火災を検出する。
 以下、様々なガス洩れ、不完全燃焼及び火災の判定パターン例を説明する。
 図2〜図7は、各判定パターン例を示すフローチャートである。
 図2は、炭化水素ガスセンサー及びCOセンサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。
 まず、ステップS1において、炭化水素ガスセンサーにより検知される炭化水素ガスの濃度を判断し、炭化水素ガス濃度が第1しきい値を越えるとステップS2へ進み、ガス洩れと判定する。次にステップS3において、COセンサーにより検知されるCOガス濃度を判断し、COガス濃度が第1しきい値を越えるとステップS4に進み、不完全燃焼と判定する。このとき、炭化水素濃度が第1しきい値を越えない場合でもCO濃度が第1しきい値を越えると不完全燃焼と判定する。さらにステップS5において炭化水素ガスセンサーの炭化水素濃度が第2しきい値を越えるとステップS6に進み、COセンサーのCO濃度を判断する。CO濃度が第2しきい値を越えていればステップS7に進み火災と判定する。
 炭化水素濃度とCO濃度を二段階で判断するため、第一段階でのガス洩れや不完全燃焼を検知するガス警報機能と、第二段階での火災警報機能を同時に備えることができる。
 図3は、炭化水素ガスセンサー、COセンサー、感熱センサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。
 まず、ステップS21において炭化水素ガスセンサーにより検知される炭化水素ガスの濃度を判断しており、炭化水素ガスがしきい値を越えるとステップS22に進み、ガス洩れと判定する。次にステップS23において、COセンサーにより検知されるCO濃度を判断しており、CO濃度がしきい値を越えるとステップS24に進み不完全燃焼と判定する。このとき、炭化水素ガス濃度が第1しきい値を越えない場合でもCO濃度がしきい値を越えると、不完全燃焼と判定する。次にステップS25に進み、感熱センサーにより検知される熱感知量を判断し、熱感知量がしきい値を越えるとステップS26に進み火災と判定する。このとき、CO濃度がしきい値を越えない場合でも熱感知量がしきい値を越えると火災と判定する。
 また、ステップS23にて判断されるCO濃度はCO濃度上昇速度であってもよい。
 図4は、炭化水素ガスセンサー、COセンサー、燃焼ガス流量メータを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。
 まず、ステップS31において燃焼ガス流量メータにより検知された燃焼ガス流量がしきい値を越えるとステップS32に進み火災と判定する。燃焼ガス流量がしきい値を越えない場合はステップS33に進み、炭化水素ガスセンサーにより検知される炭化水素ガス濃度を判断する。炭化水素ガス濃度がしきい値を越えるとステップS34に進み、COセンサーで検知されるCO濃度を判断する。CO濃度がしきい値を越えるとステップS32に進み、火災と判定する。したがって、燃焼ガス流量がしきい値を越えていない場合でも、炭化水素ガス濃度及びCO濃度がしきい値を越えると火災の判定を行う。
 図5は、COセンサー、感熱センサーを備え、さらに台所の気積を入力する装置を備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。
 最初にステップS41において警報器が設置される台所の気積を入力する。入力値はCO濃度、CO濃度上昇速度、温度上昇速度のしきい値を判定する判定式の係数となる。ステップS42において、COセンサーにより検知されるCO濃度を判断する。CO濃度がしきい値を越えるとステップS43に進み、初期火災と判定する。次にステップS44に進み、COセンサーのCO濃度上昇速度を判断する。CO濃度上昇速度がある値(=a)を越えるとステップS45に進む。ステップS45において、感熱センサーにより検知される温度を判断し、上昇速度がある値(=b)を越えるとステップS46に進み、火災と判定する。なお、ステップS42においてCO濃度がしきい値を越えない場合でも、ステップS44においてCO濃度上昇速度がある値を越え、かつ、ステップS45において温度上昇速度がある値を越えるとステップS46に進み、火災の判定を行う。
 したがって、温度の上昇速度が高い場合でも、CO濃度やCO濃度上昇速度がしきい値以下であれば火災の判定は行われない。
 図6は、炭化水素ガスセンサー、COセンサー、煙センサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。
 最初にステップS51において、炭化水素ガスセンサーにより検知される炭化水素濃度を判断する。炭化水素濃度がしきい値を越えるとステップS52に進み、ガス洩れと判定する。次にステップS53に進みCOセンサーにより検知されるCO濃度を判断する。CO濃度がしきい値を越えるとステップS54に進み、不完全燃焼と判定する。なお、ステップS51において炭化水素濃度がしきい値以下の場合でもステップS53にてCO濃度がしきい値を越えた場合は、ステップS54において不完全燃焼と判定する。次にステップS55に進み、煙センサーで検知される煙の量を判断する。煙の量がしきい値を越えるとステップS56に進み、火災の判定を行う。
 したがって、煙の量がしきい値を越えた場合でも、ガス洩れ及び不完全燃焼の判定を行っていない場合は、火災の判定はなされない。よって、魚料理等により大量の煙が発生した場合の火災警報の誤作動が防がれる。
 図7は、炭化水素ガスセンサー、COセンサー、感熱センサー、煙センサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。
 最初にステップS61において、炭化水素ガスセンサーにより検知される炭化水素濃度を判断する。炭化水素濃度がしきい値を越えるとステップS62に進み、ガス洩れと判定する。次にステップS63に進みCOセンサーにより検知されるCO濃度を判断する。CO濃度がしきい値を越えるとステップS64に進み、不完全燃焼と判定する。なお、ステップS61において炭化水素濃度がしきい値以下の場合でもステップS63にてCO濃度がしきい値を越えた場合には、ステップS64において不完全燃焼と判定する。次にステップS65に進み、煙センサーで検知される煙の量を判断する。煙の量がしきい値を越えるとステップS66に進み、初期火災の判定を行う。次にステップS67に進み感熱センサーにより検知される熱量を判断する。熱量がしきい値を越えるとステップS68に進み、火災と判定する。
 上記のような判定パターンにおいて、ガス洩れ、不完全燃焼、初期火災、火災が判定部21で判定された場合は、警報器1の音声警報部21、液晶表示部25のいずれか或いは両方で表示される。
 以上説明したように、本発明によれば、ガス警報器と火災警報器とを一体化し、ガスセンサー及び火災センサーの信号を統合して信号処理することにより、より誤報の少ない警報器を提供することができる。また見栄えがよく、設置工事やメンテナンスも少なくてすむ警報機を提供することができる。
 本発明は、ガス洩れや火災等が発生したときに警報を発生する警報器において利用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る最も基本的な警報器の構成を示すブロック図である。 炭化水素ガスセンサー及びCOセンサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。 炭化水素ガスセンサー、COセンサー、感熱センサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。 炭化水素ガスセンサー、COセンサーを備え、さらに燃焼ガス流量メータとの通信手段を備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。 COセンサー、感熱センサーを備え、さらに台所の気積を入力する装置を備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。 炭化水素ガスセンサー、COセンサー、煙センサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。 炭化水素ガスセンサー、COセンサー、感熱センサー、煙センサーを備えた警報器における判定パターンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 警報器
11 感熱センサー
13 煙感知センサー
15 COセンサー
17 炭化水素ガスセンサー
21 判定部
23 音声警報部
25 液晶表示部

Claims (22)

  1.  炭化水素ガス濃度を検出する第1のセンサーと、
     COガス濃度を検出する第2のセンサーと、
     熱を感知する第3のセンサーと、
     前記第1のセンサーからの信号を少なくとも1つのしきい値と比較し、前記第2のセンサーからの信号を複数のしきい値と比較し、前記第3のセンサーからの信号を1つのしきい値と比較することにより、炭化水素ガス濃度に基づいてガス洩れを判定し、COガス濃度に基づいて不完全燃焼を判定し、熱感知量に基づいて火災発生を判定し、又は、熱感知量若しくは温度上昇速度と、COガス濃度若しくはCOガス濃度上昇速度とに基づいて火災発生を判定する判定部と、
     前記判定部の判定結果に応じて警報を発する警報部と、
     前記第1〜第3のセンサー及び前記判定部及び前記警報部を一体的に格納するケーシングと、
    を具備する警報器。
  2.  炭化水素ガス濃度がしきい値を越えたことでもってガス洩れと判定し、COガス濃度が第1のしきい値を越えたことでもって不完全燃焼と判定し、さらにCOガス濃度が第2のしきい値を越え、かつ、熱感知量がしきい値を越えたことでもって火災発生と判定することを特徴とする請求項1記載の警報器。
  3.  炭化水素ガス濃度が第1のしきい値を越えたことでもってガス洩れと判定し、COガス濃度が第1のしきい値を越えたことでもって不完全燃焼と判定し、さらに炭化水素ガス濃度が第2のしきい値を越えると共にCOガス濃度が第2のしきい値を越えたことでもって初期火災と判定して火災発生の初期警報を発することを特徴とする請求項1記載の警報器。
  4.  初期火災と判定した後、熱感知量がしきい値を越えたことでもって本格火災と判定して火災発生の本格警報を発することを特徴とする請求項3記載の警報器。
  5.  前記第3のセンサーが定温式の感熱センサーであることを特徴とする請求項1記載の警報器。
  6.  前記第3のセンサーが差動式の感熱センサーであることを特徴とする請求項1記載の警報器。
  7.  台所に限定して設置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の警報器。
  8.  燃焼ガス流量メータとの通信手段をさらに具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の警報器。
  9.  燃焼ガス流量がしきい値以下であるにもかかわらず、炭化水素ガス濃度がしきい値を越えると共にCOガス濃度がしきい値を越えたことでもって火災発生と判定することを特徴とする請求項8記載の警報器。
  10.  各判定において複数のしきい値を定め、該複数のしきい値に基づいて段階的な判定を行うことにより、各判定の初期の段階で初期警報を発し、さらに判定レベルが進んだ段階で本格警報を発することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の警報器。
  11.  前記判定部が、設置場所の気積を入力し、該気積を加味して上記各種判定を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の警報器。
  12.  前記判定部が、設置場所の気積を入力し、COガス濃度上昇速度、温度上昇速度、及び設置場所の気積の三者を勘案して火災発生を判定することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の警報器。
  13.  COガス濃度のみがしきい値を越えたことでもってガス洩れ又は火災発生の初期警報を発生することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の警報器。
  14.  さらにCOガス濃度が上昇し、温度上昇速度が加速した場合に火災発生の本格警報を発生することを特徴とする請求項13記載の警報器。
  15.  温度がある程度まで上昇した後に上昇が飽和し、COガス濃度の上昇が見られないときは火災発生なしと判定することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の警報器。
  16.  炭化水素ガス濃度を検出する第1のセンサーと、
     COガス濃度を検出する第2のセンサーと、
     熱を感知する第3のセンサーと、
     煙を感知する第4のセンサーと、
     前記第1のセンサーからの信号を少なくとも1つのしきい値と比較し、前記第2のセンサーからの信号を複数のしきい値と比較し、前記第3のセンサーからの信号を1つのしきい値と比較し、前記第4のセンサーからの信号を1つのしきい値と比較することにより、炭化水素ガス濃度に基づいてガス洩れを判定し、COガス濃度に基づいて不完全燃焼を判定し、熱感知量又は温度上昇速度と、煙感知量と、COガス濃度又はCOガス濃度上昇速度とに基づいて火災発生を判定する判定部と、
     前記判定部の判定結果に応じて警報を発する警報部と、
     前記第1〜第4のセンサー及び前記判定部及び前記警報部を一体的に格納するケーシングと、
    を具備する警報器。
  17.  前記第4のセンサーが煙を感知しても、COガス濃度の上昇が見られない時は火災発生なしと判定することを特徴とする請求項16記載の警報器。
  18.  前記第3のセンサーが定温式の感熱センサーであることを特徴とする請求項16記載の警報器。
  19.  前記第3のセンサーが差動式の感熱センサーであることを特徴とする請求項16記載の警報器。
  20.  炭化水素ガス濃度がしきい値を越えたことでもってガス洩れと判定し、COガス濃度が第1のしきい値を越えたことでもって不完全燃焼と判定し、さらにCOガス濃度が第2のしきい値を越え、かつ、熱感知量がしきい値を越え、かつ、煙感知量がしきい値を越えたことでもって火災発生と判定することを特徴とする請求項16記載の警報器。
  21.  炭化水素ガス濃度がしきい値を越えたことでもってガス洩れと判定し、COガス濃度が第1のしきい値を越えたことでもって不完全燃焼と判定し、さらにCOガス濃度が第2のしきい値を越え、かつ、煙感知量がしきい値を越えたことでもって初期火災と判定して火災発生の初期警報を発することを特徴とする請求項16記載の警報器。
  22.  初期火災と判定した後、熱感知量がしきい値を越えたことでもって本格火災と判定して火災発生の本格警報を発することを特徴とする請求項21記載の警報器。
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