JP2004005692A - 遠隔的に監視される機器に複数のベンダ支援を与える方法及び装置 - Google Patents

遠隔的に監視される機器に複数のベンダ支援を与える方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004005692A
JP2004005692A JP2003151304A JP2003151304A JP2004005692A JP 2004005692 A JP2004005692 A JP 2004005692A JP 2003151304 A JP2003151304 A JP 2003151304A JP 2003151304 A JP2003151304 A JP 2003151304A JP 2004005692 A JP2004005692 A JP 2004005692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitored device
database
monitored
monitoring system
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003151304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4210154B2 (ja
Inventor
Tetsuro Motoyama
テツロウ モトヤマ
Curtis Fong Aberi
アベリ カーチス フォング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Publication of JP2004005692A publication Critical patent/JP2004005692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4210154B2 publication Critical patent/JP4210154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/02Standardisation; Integration
    • H04L41/0213Standardised network management protocols, e.g. simple network management protocol [SNMP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/02Standardisation; Integration
    • H04L41/022Multivendor or multi-standard integration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/22Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks comprising specially adapted graphical user interfaces [GUI]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】複数のベンダ支援を遠隔的に監視される装置に与える方法及び装置を提供すること。
【解決手段】本方法は、監視される装置に関する製造者、形式、及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために、監視される装置に問い合わせを行うステップと、階層的手法を利用して、監視システムが、監視される装置とインターフェースするよう構築されているか否かを、第1データベースに格納されている情報を利用して判別するステップと、監視される装置が監視システムにより支援されるか否かを、第2データベースに格納されている情報を利用して判別するステップを包含する。階層的手法は、最初に、監視される装置の製造者が監視システムによって支援されるか否を判定するステップと、その装置の形式が間システムによって支援されるか否かをその後に判定するステップとを含む。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータシステムにおけるハードウエアの構成(configuration)又はインストレーション(installation)を監視することに関連する。
【0002】
尚、本願は、以下の同一所有者の出願に関連する:それらは、2002年2月11日付け出願の“Method and Apparatus Utilizing Communication Means Hierarchy toConfigure or Monitor an Interface Device”と題する米国特許出願番号第10/068,861号、2002年5月13日付け出願の“Verififcation Scheme for Email Message Containing InformationAbout Remotely Monitored Devices”と題する米国特許出願番号第10/142,989号;2001年1月9日付け出願の“Method and System of Remote Support of Device Using Email”と題する米国特許出願番号第09/756,120号であり、これらの開示内容は本願の参考に供される。また、本願は、2002年2月27日付け出願の“Architecture of the Remote Monitoring of Devices Through the Local Monitoring Stationand Sending to the Central Station in Which the Mutiple Vendors Are Supported”と題する米国特許出願番号第60/359,648号にも関連し、その開示内容も本願の参考に供される。
【0003】
【従来の技術】
概して、コンピュータシステムはハードウエアとソフトウエアを有する。ハードウエアは実際の物理的な演算機器であるが、ソフトウエアはそのハードウエアを動作させるための一連のリストである。一般に、コンピュータシステムは互いにやりとりを行う(インターフェースをとる)様々なハードウエア装置を包含する。ハードウエア装置が互いにやりとりを行う場合には、ハードウエア装置間の通信を可能にし、ハードウエア装置が協同的に動作し得るようにする、ハードウエアを動作させるソフトウエアを必要とする。また、ハードウエア装置は監視されることが望ましい。説明の便宜上、構成する又は監視するハードウエア装置は、制御する装置として言及される。同様に、説明の便宜上、その制御する装置によって、協同的に動作するよう構成される又は監視されるハードウエア装置は、インターフェース装置として言及される。
【0004】
ハードウエア装置が互いに最初にやりとりを行う場合に、装置を動作させるソフトウエアは、協同的な動作を可能にするよう構成されないままであるのが一般的である。従って、コンピュータハードウエア装置をインストールする大部分は、そのソフトウエアを協同的に(collectively)構成する。場合によっては、ユーザは、コンピュータハードウエアを開放し、ジャンパ又はディップスイッチを物理的に設定することで、手動的にコンピュータハードウエアを構築する必要がある。更に、場合によっては、インストール手順は、ユーザが、フロッピディスクからソフトウエアをロードしてハードウエア装置を構成することを含む。また、ハードウエア装置を自動的に構築し得るソフトウエアを、コンピュータハードウエア装置に包含させる試みもなされている。しかしながら、上述した手法についてはいくつかの明白な不都合及び不備が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
1つの不都合は、自動ハードウエアインストールソフトウエアが、その機能において、ソフトウエアに具体的にプログラムされていなかった新製品又は新製造者に適合することを制限することである。従来技術では、制御する装置がインターフェース装置の具体的な形式又はモデル(model)を認識しなかったならば、自動的な構築は不可能である。言い換えれば、制御装置が、インターフェースをとる装置の形式を予定してプログラムされていなかったならば、自動的なハードウエア構築は成功しないであろう。そのような場合には、ユーザは、ハードウエア装置に対するコンフィギュレーション通信手段を手動でインストールする必要があろう。
【0006】
従来技術の他の不都合は、インターフェース装置の特定のモデルが識別されなかった場合に、制御装置はハードウエア装置を部分的に構築することができないことである。言い換えれば、制御装置がインターフェース装置の特定のモデルを識別できないならば、インターフェース装置は協同的に機能するよう構成されない。これは、動作しない又は実質的に使用できない未構成インターフェース装置となってしまう。
【0007】
ネットワークに設けられるハードウエア装置は、保守、利用その他の目的で監視されることが望ましい。しかしながら、様々な製造業者間の通信手段及びインターフェース装置のモデルの、ネットワーク上の様々なインターフェース装置と通信することは、制御装置にとって困難になってきている。これらの不都合は、ネットワーク管理者が、ネットワーク上のインターフェース装置の実効性及び効率に関する重要な情報を取得することを妨げる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも1つのネットワーク接続装置(監視される装置)をコントローラを利用して監視する方法及びシステムに関連する。
【0009】
複数の業者支援(vendor support)を遠隔的に監視される装置に与える方法及び装置が説明される。本方法は、監視される装置に関する製造者、形式(モデル)、及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために、監視される装置に問い合わせるステップと、階層的手法を利用して、監視システムが、監視される装置とインターフェースするよう構築されているか否かを、第1データベースに格納されている情報を利用して判別するステップと、監視される装置が関しシステムにより支援されるか否かを、第2データベースに格納されている情報を利用して判別するステップを包含する。階層的手法は、最初に、監視される装置の製造者が監視システムによって支援されるか否を判定するステップと、その装置の形式が間システムによって支援されるか否かをその後に判定するステップとを含む。
【0010】
本発明の一態様によれば、システムと供に装置を構築するために、複数のデータベースが利用される。有用なコンピュータ資源は、システム動作中のコンピュータ資源を保存しつつ、システムと供に装置のインストールの間に使用されるので、これらの態様は有益である。例えば、システムは、装置が構築される場合に別々の2つのデータベースを利用し得る。第1のデータベース(即ち、システムコンフィギュレーションデータベース)は、既にシステムに構築済みの装置に関する装置情報を格納し、及び装置はシステムにより監視されるので装置の動作状態情報が格納される。そのような装置情報は、製造者名及び形式名を包含し、動作状態情報はページ数及びトナー残量(toner level)を包含し得る。
【0011】
第1データベースに格納される装置情報はシステムの初期化中に使用され、第1データベースに格納される状態情報はシステム動作中に蓄積される。従って、第1データベースは、状態情報を含むので、巨大になり得る。しかしながら、初期化中には装置情報が使用され、システムが動作中の場合にのみ状態情報が加えられるので、コンピュータ資源の消費は節約される。
【0012】
本発明の一態様では、本発明によるシステムは第2データベース(即ち、システム支援データベース)をも利用する。この第2データベースは、複数の装置に関するデータを包含し得るので、比較的大きくなり得る。装置がシステムと供に初期化され、システムが装置と未だインターフェースするよう構築されていない場合に、第1データベース(即ち、システムコンフィギュレーションデータベース)は、第2データベース(即ち、システム支援データベース)からの情報を利用して更新されることが可能であり、その装置がシステムとインターフェースすることを可能にする。格納される多大な情報量に起因して、第2データベースに問い合わせをすることは時間がかかるだけでなく、貴重なコンピュータ資源の多くを使用することにもなる。装置に関する重要な情報(critical information)(即ち、プロトコル)が、第2データベースからの情報と供に第1データベース内で一旦更新されると、その第1データベースのみが使用される。
【0013】
一態様によれば、本発明は、ネットワークを通じて通信可能に接続された監視システム及び複数の監視される装置を有するネットワークシステムにおいて、監視される装置が前記監視システムによって支援されるか否かを判別する方法であって、前記監視システムは第1及び第2データベースに通信可能に接続され、当該方法は、監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために監視される装置に問い合わせを行うステップ;前記第1データベースに格納された情報を利用して、前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定するステップ;及び前記第2データベースに格納された情報を利用して、監視される装置が監視システムによって支援されるか否かを判定するステップより成ることを特徴とする方法である。
【0014】
前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定するステップは、監視される装置から得られる製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを有する第1データベースに問い合わせを行うことにより実行される。
【0015】
監視される装置が監視システムによって支援されるか否かを判定するステップは、監視される装置の製造者が監視システムによって支援されるか否かを判定し、それが真であるならば;監視される装置の形式が監視システムによって支援されるか否かを判定し;及び監視される装置が監視システムによって支援される場合に、前記第2データベースに格納された情報を利用して、製造者及び形式の情報を有する第1データベースを更新するステップより成る。
【0016】
本方法は、更に:製造者が監視システムによって支援される場合に、監視される装置から連続番号又は固有の識別子の少なくとも1つを取得するステップ;製造者が監視システムにより支援されていない場合に、監視される装置のMACアドレスを取得するステップ;及びMACアドレスが監視される装置から取得することができなかった場合に、ランダムな番号を固有の識別子に割り当てるステップより成る。本方法は、更に、監視される装置の製造者が監視システムによって支援されない場合に、監視される装置を一般的に列挙するステップ;複数の監視される装置に共通する情報を、監視される装置から取得するステップ;及び複数の監視される装置に共通する情報を、一般的な製造者から取得するステップより成る。
【0017】
また、本方法は、監視される装置の形式が、監視システムによって支援されている場合に、監視される装置に固有の情報を取得するステップ;及び一般的な製造者により製造された監視される装置に共通する情報を取得するステップより成る。前記第1データベースは、監視システム及び監視される装置の間で通信を可能にするための情報;及び前記監視される装置に関連し、監視システムの初期化後に付加されるステータス情報を有するシステムコンフィギュレーションデータベースである。
【0018】
前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定する前記ステップは、前記第1データベースに格納されたデータを利用して前記監視される装置に問い合わせを行うステップより成る。前記第1データベースは、システムコンフィギュレーションデータベースより成り、更に、監視システム及び監視される装置の間で通信を可能にする情報;及び前記監視される装置に関連し、監視される装置を監視するための監視システムの初期化後に付加されるステータス情報を有する。前記第2データベースは、システムサポートデータベースであり、監視システムによって支援される様々な製造者及び装置形式についての情報を有する。
【0019】
他の態様にあっては、本発明は、ネットワークに通信可能に接続された複数の監視される装置を含むネットワークシステムにおける、前記複数の監視される装置の中の少なくとも1つの監視される装置を監視する装置であって:前記ネットワークに通信可能に接続された監視システム;前記監視システムに通信可能に接続された第1及び第2データベース;監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために、監視される装置に問い合わせを行う手段;監視システムが監視される装置とインターフェースをとるよう構築されているか否かを、前記第1データベースに格納された情報を利用して判定する手段;及び監視される装置が監視システムにより支援されているか否かを、前記第2データベースに格納された情報を利用して判定する手段より成る。
【0020】
更なる他の態様にあっては、本発明は、ネットワークを通じて通信可能に接続された監視システム及び複数の監視される装置を含むネットワークシステムにおける、コンピュータに利用可能な媒体内のコンピュータプログラムプロダクトであって、前記監視システムは第1及び第2データベースに通信可能に接続され:監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために監視される装置に問い合わせを行わせる命令;前記第1データベースに格納された情報を利用して、前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定させる命令;及び前記第2データベースに格納された情報を利用して、監視される装置が監視システムによって支援されるか否かを判定させる命令より成ることを特徴とするコンピュータプログラムプロダクトである。
【0021】
更なる態様にあっては、本発明は、ネットワークに接続された複数の装置の中の監視される装置を含むネットワークシステムであって、当該システムは、コントローラに通信可能に接続される第1及び第2データベースであって、前記第2データベースが、監視される装置が前記コントローラにより支援されるか否かを判定するための情報を格納するところの第1及び第2データベースより成り、前記コントローラは監視される装置を監視し、前記コントローラは、監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために監視される装置に問い合わせを行うステップ;前記第1データベースに格納された情報を利用して、前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定する階層的(hierachical)方法を使用するステップ;及び前記第2データベースに格納された情報を利用して、監視される装置が監視システムによって支援されるか否かを判定するステップ;を実行させる論理を有し、前記第1データベース内のコンフィギュレーション情報は、前記コントローラが監視される装置とインターフェースをとることを可能にするために第2データベースに格納された情報を利用して更新され、これにより、複数の装置の中で、監視システムにより監視される装置を更新する柔軟性(flexibility)を与えることを特徴とするネットワークシステムである。
【0022】
本発明の利点は、システムでなくデータベースを修正することで、システムがサポートする装置を変更することの容易さを包含する。
【0023】
本発明及びそれに付随する多くの利点に関する更なる内容は、添付図面に関連する以下の詳細な説明を参照することにより理解されるであろう。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、装置2及びシステム8のネットワーク関係を示す図である。装置2はネットワーク4を通じてシステム8とインターフェースする。システム8は、システムコンフィギュレーションデータベース(SDC)6及びシステムサポートデータベース(SSD)10に接続されている。ネットワーク4は、装置2及びシステム8がデータを交換することを可能にする任意の形式の通信機構であり得る。例えば、ネットワーク4は、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は装置2及びシステム8を物理的に接続する単独のケーブルとすることが可能である。本発明は、ネットワークの形式には限定されず、装置2及びシステム8の間で通信を可能にする他のネットワークがあり得ることは、理解されるであろう。
【0025】
システムコンフィギュレーションデータベース6は、第1及び第2の種類の情報を包含する。第1種類の情報は、例えば、製造者名、形式名、IPアドレス、会社名、連絡先名称、及び連絡先のEメールアドレスのようなコンフィギュレーション又は装置情報である。コンフィギュレーション情報は、どの装置が監視されることを要するかを判別するために、システム8の初期化中にのみ使用される。しかしながら、システムコンフィギュレーションデータベース6は、装置2と通信するために使用するプロトコルが何であるかについての情報を有しない。しかしながら、SCD6は、例えばIPアドレスのような通信に必要な情報を有する。従って、SCD6は、システム8が装置2とインターフェースするよう構築されているか否かを判別するために使用される情報を包含する。SCD6に格納される第2種類の情報は、状態又はステータス(status)情報である。ステータス情報の例は、ページ数、エラー状態、及びトナーレベル等である。システム8がネットワーク4に接続された装置を監視している場合に、ステータス情報は、システム8の初期化後にデータベース(SCD6)に付加される。システムコンフィギュレーションデータベース(SCD6)は、システムサポートデータベース(SSD10)に直接的に依存するものではない。
【0026】
SSD10は、システム8によりサポートされる製造者及び形式についての情報を包含する。このシステムは、製造者又は形式によらず総ての装置をサポート(支援)し得るが、装置2から得られるステータス情報の量は、SSD10によってサポートされる製造者及び形式に依存する。製造者及び形式がSSD10によってサポートされるならば、詳細な情報が装置2から取得され得る。従って、SSD10は、システムコンフィギュレーションデータベース(SCD6)に、どのような種類のステータス情報が格納されるかを判定する。
【0027】
SCD6及びSSD10の両者からの情報は、監視される装置を表現する装置対象又はオブジェクト(object)を生成するために使用される。単独の装置2がネットワーク4に接続されるよう図示されているが、監視される必要のある複数の装置がネットワーク4に接続され得ることは、理解されるであろう。装置オブジェクトは、システム8が装置2と通信することを可能にし、装置2からどのような情報を取得するかを定める。
【0028】
図2は、装置8が装置2とインターフェースするよう構築されているか否かをどのようにして判別するかを示すフローチャートである。ブロック12では、システム8、又はネットワーク4の一部であるその他の装置が、システム8は装置2とインターフェースするよう構築されているか否かを判定する。例えば、システム8が装置2と通信することを可能にするソフトウエアによりシステム8がプログラムされているか否かが判定される。言い換えれば、システム8は、システム8及び装置2がデータを交換し協同して動作し得るような、装置2と両立可能な(compatible)プロトコルを利用する。システム8が装置2とインターフェースするよう構築されているか否かの判定において、システム8は、装置2からコンフィギュレーション情報をも取得し、装置2がシステム8によりサポートされるか否かを判定する。
【0029】
ブロック14では、システム8が装置2とインターフェースするよう構築されていると判定されたならば、ブロック20にて、システムサポートデータベース10に格納されている情報に基づいて、システム8及び装置2の間で通信プロトコルが確立される。ブロック22では、システム8が装置2とインターフェースするよう構築されたか否かを判定する場合に取得したコンフィギュレーション情報を利用して、システムコンフィギュレーションデータベース(SCD6)が更新される。しかしながら、ブロック14にて、システム8が装置2とインターフェースするよう構築されていないと判定されたならば、プロセスは終了し、装置2はシステム8とインターフェースしないであろう。
【0030】
図3は、システムコンフィギュレーションデータベース(SCD6)を利用して、システム8が装置2とインターフェースするよう構築されているか否かをどのように判定するかを示すフローチャート例である。ブロック24にて、装置2は、その製造者、形式及び/又は固有の識別情報を判別するために、標準的な通信プロトコルを利用して問い合わせられる。
【0031】
ブロック26にて、装置の製造者、形式又は固有の識別情報が判定されたならば、プロセスは36に進み、そうでなければプロセスはブロック28に進む。ブロック36では、システム8は装置2とインターフェースするよう構築されると判定される。
【0032】
ブロック28では、装置の製造者、形式及び/又は固有の識別情報を判定するために、装置2はシステムコンフィギュレーションデータベース6に格納されたデータを利用して問い合わせられる。ブロック34では、装置の製造者、形式及び/又は固有の識別情報がブロック28にて識別されたか否かが判定される。ブロック34の判定結果が肯定的であるならば、ステップ36にてシステムは装置2とインターフェースするよう構築されていることが判定される。ブロック34の判定結果が否定的であるならば、ブロック38にて、システムは装置2とインターフェースしないことが判定される。
【0033】
ブロック24,28における製造者及び形式情報に関する装置2への問い合わせにおいて、装置の製造者及び形式は、システムサポートデータベース10を利用して検査され、製造者及び形式がシステム8によりサポートされるか否かを判定する。しかしながら、これは、システム8が装置2とインターフェースするよう構築されるか否かに影響するものではない。
【0034】
それがシステム8により監視される場合に、システムサポートデータベース10は、装置2からどのようなステータス情報が取得されるかを判定するために使用される。装置2に関する装置オブジェクトは、取得するステータス情報が何であるかについてのSSD10からの情報を包含する。装置の製造者及び形式がSSD10にてサポートされていなかったならば、装置オブジェクトは、ネットワーク4に接続される総ての装置に利用可能なステータス情報を取得する。製造者がSSD10にてサポートされているが、装置の形式はサポートされていない場合には、装置オブジェクトは、製造者の総ての装置に利用可能なステータス情報を取得する。製造者及び形式がサポートされていたならば、装置オブジェクトは、その形式の総ての装置に利用可能なステータス情報を取得する。
【0035】
図4は、装置2がシステム8によりサポートされているか否かを判定する階層的アプローチの例を示す。ブロック56,58において、装置2がシステム8によりサポートされているか否かが判定される。製造者がサポートされてないならば、ブロック60にて装置は一般的なプロトコルを利用して構築されるべきことが判定される。製造者がサポートされていたならば、プロセスはブロック62に進む。
【0036】
ブロック62,64では、装置の形式がシステム8によりサポートされているか否かが判定される。形式がサポートされていなければ、ブロック66にて、その装置は、製造者に固有のプロトコルを利用して構築されるべきことが判定される。形式がサポートされていたならば、ブロック68にて、装置は形式に固有のプロトコルを利用して構築されるべきことが判定される。
【0037】
図5は、本発明の実施例によるソフトウエアオブジェクトを示す。ソフトウエアオブジェクトの送信インターフェース管理(Send Interface Manager)70は、ソフトウエアオブジェクトのデータ転送(DataTransfer)74、ODBC−1 72、装置ファクトリ(DeviceFactory)76、業者モデル又はベンダモデル(VendorModel)78、ODBC−2 84、SNMP80及び装置82とインターフェースする。
【0038】
表1は、ODBC−1 72の機能を示す。
【0039】
【表1】
Figure 2004005692
表2は、装置ファクトリ76の機能を示す。
【0040】
【表2】
Figure 2004005692
表3は、データ転送74の機能を示す。
【0041】
【表3】
Figure 2004005692
表4は、装置82の機能を示す。
【0042】
【表4】
Figure 2004005692
表5は、ODBC−2 84の機能を示す。
【0043】
【表5】
Figure 2004005692
表6は、SNMP80の機能を示す。
【0044】
【表6】
Figure 2004005692
ベンダモデル78は、監視される装置の製造者及び形式に関する情報を取得することについての責任を有する。ソフトウエアオブジェクトは、監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子を取得する。ベンダモデル78のクラス(class)Cベンダモデル(CVendorModel)は、データベースからの情報を利用して、システムによりサポートされる製造者及び形式を判定する。また、そのクラスは、監視される装置から形式及び固有の識別子を取得するのに必要なデータベースからの情報を利用する。Cベンダモデルの公的な(public)又は私的な(private)機能は、以下の表7に示される。
【0045】
【表7】
Figure 2004005692
以下の表8は、上記の関数で使用されるCベンダモデルクラスの属性を示す。
【0046】
【表8】
Figure 2004005692
ManufacturerAndModelInfoVectorにおけるManufacturerAndModelInfoは、以下の構造を有する:
struct ManufacturerAndModelInfo{
std::string m_sManufacturer;
std::string m_sEnterpriseOID;
std::string m_sModelOID;
std::string m_sUniqueOID;
};
m_sManufactureは、製造者の名称である。m_sEnterpriseOIDは、その製造者に関する事業(enterprise)オブジェクト識別子である。事業対象識別子は、製造者に固有である。m_sModelOIDは、装置の形式名を発見するために使用可能なオブジェクト識別子である。m_sUniquiODIは、装置の固有の識別子を発見するために使用可能なオブジェクト識別子である。固有の識別子は、連続番号又は装置のMACアドレスとすることが可能である。
【0047】
デバイスファクトリ76は、監視される装置を表現する装置オブジェクトを生成する責務を有する。デバイスファクトリ76は、それが取得するのに必要なステータス情報が何であるかを装置オブジェクトが把握していることを確認する。Cデバイスファクトリ(CDeviceFactory)は、デバイスファクトリ76パッケージにおける唯一のクラスである。Cデバイスファクトリの公的な又は私的な関数は、以下の表9に示される。
【0048】
【表9】
Figure 2004005692
表10は、上記の関数に使用されるCデバイスファクトリの属性を示す。
【0049】
【表10】
Figure 2004005692
infoTypeは、ステータス情報の具体的な形式を表現するために使用される、m_GenericDeviceVendor及びm_ManufacturerVectorMapに使用される数である。例えば、503は、監視される装置について用紙切れ(NoPaper)状態を表現し、601は、監視される装置のページライフ数(page life count)を表現する。
【0050】
装置82は、監視される装置を表現する。それは、監視される装置のステータス情報にアクセスする。ステータス情報は、エラーステータス、ページ数、トナーカートリッジレベル、及び報知のような情報を包含する。Cデバイス(CDevice)は、装置82パッケージ内の唯一のクラスである。Cデバイスの公的な関数は、以下の表11に示される。
【0051】
【表11】
Figure 2004005692
以下の表12は、上記の関数で使用されるC装置クラスの属性を示す。
【0052】
【表12】
Figure 2004005692
図6は、製造者、形式及び固有の識別子を区別するために使用されるオブジェクト識別子についての情報を取得するため、及びシステムによりサポートされる製造者及び形式についての情報を取得するためにシステムが初期化される場合のシーケンス図を例示する。ベンダモデル86は、その情報を取得するためにODBC2 88と相互作用する。ODBC2 88は、ベンダモデル86により要求された情報を取得するための、データベースに対するインターフェースを与える。ベンダモデル86は、ODBC2 88の関数getManufInfo()90を呼び出し、監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子を区別するのに使用されるオブジェクト識別子をデータベースから取得する。この情報は、上記の表8のm_ManufactureAndModelInfoVectorに格納される。getManufInfo()90は、システムによりサポートされる総ての製造者について総てのオブジェクト識別子がデータベースから読み取られるまで、複数回呼び出される。その後に、ベンダモデル86は、ODBC2 88の関数getSupportedModel()92を呼び出し、システムによりサポートされる製造者及び形式をデータベースから取得する。この情報は、上記の表8のm_ManufacturerModelMpaに格納される。getSupportedModel()は、システムによりサポートされる総ての形式がデータベースから読み取られるまで、複数回呼び出される。システムによりサポートされる製造者及び形式を削除、修正又は付加するために唯一必要な変更は、サポートされる製造者及びモデルについての情報を格納するデータベースにおけるものである。システムによりサポートされる製造者及び形式が変わる場合に、何らの変更もシステムに行われる必要がない。その情報は、初期化中にデータベースから読み取られる。
【0053】
図7は、初期化中に、監視される装置を表現するための装置オブジェクトを生成するシーケンス図を例示する。最初に、システム8(図1)は、装置2との通信を確立しようとする。システム8が装置2とインターフェースするよう構築することができなかったならば、製造者、形式及び固有の識別子のような装置2からのコンフィギュレーション情報が取得される。コンフィギュレーション情報を判定するプロセスにおける判定は、システムサポートデータベース(SSD10)を利用して、装置2がシステム8によりサポートされるか否かを見出すために行われる。装置オブジェクトは、SSD10からの情報を利用して形成され、装置がシステム8によりサポートされているか否かによらず − システム8及び装置2間に通信プロトコルを設定する。そして、装置に関するコンフィギュレーション情報が、システムコンフィギュレーションデータベース(SCD6)にて更新される。送信インターフェース管理部94は、ODBC96のgetConfig()102を呼び出す。ODBC96は、監視される装置のコンフィギュレーション情報を取得するために、データベースにインターフェースを与える。コンフィギュレーション情報は、製造者名、形式名及び監視される装置のIPアドレス、並びに監視される装置について責任を有する者の氏名、電話番号及びEメールアドレスを包含する。データベースは、監視されるべき総ての装置のコンフィギュレーション情報を包含する。しかしながら、図5のODBC2 84に関連するデータベース内で特定されるように、データベース内の総ての装置がシステムによってサポートされないこともあり得る。
【0054】
送信インターフェース管理部94は、setAgent()104を呼び出し、装置の製造者、形式及び固有の識別子を取得するために、監視される装置とのSNNPセッションを行う。この関数の詳細は、図8に示される。送信インターフェース管理部94は、ベンダモデル98のgetManufacturer()106、getModel()108及びgetUniqueID()110を呼び出し、監視される装置の製造者名、形式名及び固有の識別子を取得する。送信インターフェース管理部94は、監視される装置に関する装置オブジェクトを生成するために、装置ファクトリ100のcreatDevice()112を呼び出す。装置オブジェクトは、監視される装置のステータス情報を取得するために、送信インターフェース管理部94により使用される。送信インターフェース管理部94は、データベース内のコンフィギュレーション情報を更新するために、ODBC96のupdateConfig()を呼び出す。
【0055】
シーケンス内の総てのステップは、データベース内の監視される総ての装置が取得されるまで、反復される。装置オブジェクトは、監視される装置の各々について生成される。送信インターフェース管理部94は各装置オブジェクトを維持する。
【0056】
図8は、ベンダモデル118のsetAgent()122関数を実行するためのシーケンス図である。送信インターフェース管理部116は、ベンダモデル118のsetAgent()122を呼び出す。ベンダモデル118はSNMP120のsetAgent()124を呼び出す。この関数は、システム及び監視される装置の間でSNMPセッションを設定する。ベンダモデル118は、監視される装置の製造者名を取得するために、それ自身の関数obtainManufacture()126を呼び出す。関数obtainManufacture()126では、ベンダモデル118が、SNMP120のgetNextStringValueForOID()128を呼び出し、SNMPを通じて監視される装置から事業オブジェクト識別子を取得する。事業オブジェクト識別子は、監視される装置の製造者を区別するために使用される。ベンダモデル118は、監視される装置の形式名を取得するために、それ自身の関数obtainModel()130を呼び出す。関数obtainModel()130では、ベンダモデル118は、SNMP120のgetNextStringValueForOID()132を呼び出し、監視される装置の形式名をSNMPを通じて取得する。ベンダモデル118は、監視される装置の固有の識別子を取得するために、それ自身の関数obtainUniqueID()134を呼び出す。関数obtainUniqueID()134では、ベンダモデル118は、SNMP120のgetNextStringValueForOID()136を呼び出し、監視される装置の固有の識別子をSNMPを通じて取得する。
【0057】
図9は、ベンダモデルのsetAgent()に関するフローチャート例である。ステップ140では、製造者名、形式名及び固有の識別子を表現する変数が、空白の文字列(empty string)に設定される。これらの変数は、表8に例示されるような、m_sManufacture,m_sModel,及びm_sUniqueIDである。ステップ142では、監視される装置の事業オブジェクト識別子がSNMPを通じて取得される。ステップ144では、監視される装置から得られる事業オブジェクト識別子が、システムによりサポートされるものと比較される。システムによりサポートされる事業オブジェクト識別子及びその対応する製造者は、表8に示されるようなベクトルm_ManufacturerAndModelInfoVector内に格納される。このベクトルは、監視される装置の事業オブジェクト識別子が発見されたか否かを判別するために調査される。事業オブジェクト識別子がそのベクトルに見出されなかったならば、次はステップ156に進められる。事業オブジェクト識別子がベクトルに見出されたならば、監視される装置の製造者はシステムによってサポートされ、次はステップ146に進められる。ステップ146では、製造者名m_sManufacturerに対する変数が、ベクトル内の事業オブジェクト識別子に対応する製造者名に設定される。ステップ148では、監視される装置の形式名及び固有の識別子を見出すために使用されるオブジェクト識別子に関する変数m_sCurrentModelOID及びm_sCurrentUniqueOIDは、そのベクトル内の事業オブジェクト識別子に対応するオブジェクト識別子に設定される。ステップ150では、オブジェクト識別子m_sCurrentModelOIDを利用して、形式名が、監視される装置からSNMPを通じて取得される。
【0058】
ステップ152では、監視される装置から得られた形式名が、システムによりサポートされるものと比較される。システムによりサポートされる製造者及び形式は、表8に記載されているようなマップm_ManufacturerModelMapに格納されている。このマップは、その形式がマップ内で発見されるか否かを判定するために調査される。その形式がマップ内で発見されなかったならば、次はステップ156に進む。形式がマップ内で発見されたならば、監視される装置の形式はシステムによってサポートされ、次はステップ154に進む。ステップ154では、形式名m_sModelに関する変数が、監視される装置から得られた形式名に設定される。ステップ156では、オブジェクト識別子m_sCurrentUniqueOIDを利用して、固有の識別子が監視される装置からSNMPを通じて取得される。その後に、固有の識別子m_sUniqueIDに関する変数が、監視される装置から得られた固有の識別子に設定される。
【0059】
ベンダモデルの関数setAgent()は、システムによりサポートされるか否かを判定するために、監視される装置の製造者名及び形式名をシステムがSNMPを通じて取得することを可能にする。また、それは、システムが製造者名及び形式名を確認することを可能にする。
【0060】
図10は、監視される装置の特定の製造者及び形式についてのステータス情報を取得するために使用される情報をシステムが取得する場合のシーケンス図を例示する。装置ファクトリ160は、その情報を取得するためにODBC2 162と対話する。ODBC2 162は、装置ファクトリ162により要求された情報を取得するために、データベースにインターフェースを与える。装置ファクトリ160は、ODBC2 162の関数getManufStatusInfo()164を呼び出し、監視される装置から特定の製造者に関するステータス情報をSNMPを通じて取得するのに必要な情報を取得する。その情報は、ステータス情報の何らかの形式を表現する番号(infoType)と、SNMPを通じてステータス情報を取得するためのオブジェクト識別子を包含する。getManufStatusInfo()166は、特定の製造者に関する総てのステータス情報を取得するのに必要な情報がデータベースから読み出されるまで、複数回呼び出される。装置ファクトリ160は、特定の形式について監視される装置からSNMPを通じてステータス情報を取得するのに必要な情報を得るために、ODBC2 162の関数getModelStatusInfo()168を呼び出す。その情報は、ステータス情報の何からかの形式を表現する番号(infoType)及びSNMPを通じてステータス情報を取得するのに使用されるオブジェクト識別子を包含する。getModelStatusInfo()170は、特定の形式についての総てのステータス情報を取得するのに必要な情報がデータベースから読み取られるまで、複数回呼び出される。このシーケンスは、監視される装置について装置オブジェクトが形成される場合に、装置ファクトリのcreateDevice()関数の中で呼び出される。その情報は、図11に示されるように、装置オブジェクトに付加される。
【0061】
製造者に関連するステータス情報及び形式に関連するステータス情報を取得するために使用される情報を格納するためのデータベースを利用することで、監視される装置から得られるステータス情報は、システムに何らの変更もせずに、容易に修正され、削除され又はデータベースに付加され得る。
【0062】
図11は、装置ファクトリのcreateDevice()関数に関するフローチャートを示す。ステップ174では、装置オブジェクトが、監視される装置を表現するために形成される。ステップ176では、総ての製造者の装置からステータス情報を取得するのに必要な情報を包含するベクトルが、局所的な又はローカル(local)ベクトルに割り当てられる。このベクトルは、表10に示されるm_GenericDeviceVectorに相当する。ステップ178では、監視される装置の製造者名が検査され、それがシステムによってサポートされているか否かが判定される(システムによってサポートされていなければ、製造者名は空白文字列である。)。製造者名がサポートされていなかったならば、次はステップ186に進む。製造者名がサポートされていたならば、次はステップ180に進む。
【0063】
ステップ180では、特定の製造者の監視される装置からステータス情報を取得するために必要な情報が、マップから取得され、ローカルベクトルに付加される。マップは、表10に示されるm_ManufacturerVectorMapに相当する。ステップ182では、監視される装置の形式名が検査され、それがシステムによってサポートされているか否かが判別される(システムによってサポートされていなければ、形式名は空白文字列である。)。形式名がサポートされていなければ、次はステップ186に進む。形式名がサポートされていたならば、次はステップ184に進む。
【0064】
ステップ184では、特定の形式の監視される装置からステータス情報を取得するのに必要な情報が、データベースから取得され、ローカルベクトルに付加される。ステップ186では、監視される装置の総てのステータス情報を取得するために必要な情報を包含するローカルベクトルが、装置オブジェクトに設定される。装置オブジェクトは、監視される装置から得るべきステータス情報が何であるかについての情報を有する。
【0065】
装置ファクトリは総ての装置オブジェクトを生成及び初期化し、取得する必要のあるステータス情報が何であるかを把握するようにする。
【0066】
図12は、monitorStatus()関数を実行するシーケンス図を示す。本プロセスは、監視される装置のステータス情報を所望の場所に送信する。送信インターフェース管理部190は、データ転送196のstartSend()198を呼び出し、監視される装置のステータス情報をEメール(SMTP)を通じて送信するためにシステムを準備する。送信インターフェース管理部190は、監視される装置のステータス情報を取得するために、装置194のgetStatus()200を呼び出す。装置194は、監視される装置に相当し、取得する必要のあるステータス情報が何であるかを把握する。送信インターフェース管理部190は、監視される装置のステータス情報をデータベース内に格納するために、ODBC192のsaveStatus()202を呼び出す。送信インターフェース管理部190は、監視される装置のステータス情報をEメール(SMTP)を通じて送信するために、データ転送196のdataSend()204を呼び出す。getStatus()200、saveStatus()202、及びdataSend()204のステップは、監視される装置各々について反復される。監視される装置各々について、装置オブジェクトが存在する。送信インターフェース管理部190は、Eメールを利用したステータス情報の送信を完了するために、データ転送196のendSend()206を呼び出す。
【0067】
図13は、装置210のgetStatus()214関数を実行するためのシーケンス図を示す。送信インターフェース管理部208は、監視される装置のステータス情報を取得するために、装置210のgetStatus()214を呼び出す。装置210は、特定の製造者及び形式の監視される装置を表す。ステータス情報は、SNMPを通じて監視される装置から取得される。監視される装置がシステムによってサポートされていなかったならば、監視される装置から得られるステータス情報は、エラーステータスのような、監視される総ての装置に対して取得可能なステータス情報(全システム(all−system)ステータス情報)である。製造者が、形式を除いてシステムによりサポートされているならば、監視される装置から得られるステータス情報は、全システムステータス情報、及び特定の製造者の監視される総ての装置に対して取得可能なステータス情報(製造者固有ステータス情報)である。監視される装置の製造者及び形式がシステムによりサポートされるならば、監視される装置から得られるステータス情報は、全システムステータス情報、製造者固有ステータス情報、及び特定の形式の監視される装置総てに対して取得可能なステータス情報(形式固有ステータス情報)である。装置210はベクトルを含み、取得するのにどの情報をそれが必要とするかを把握するようにする。装置210は、Snmp212のgetNextStringValueForOID()を呼び出し、システムが監視される装置からSNMPを通じてステータス情報を取得することを可能にする。getNextStringValueForOID()218は、総ての情報を監視される装置から取得するために複数回呼び出される。
【0068】
図14は、システムによりサポートされる製造者及び形式についての情報を含むデータベースのテーブル(表)を示す。このテーブルは、各製造者及び形式について取得される情報が何であるかについての情報をも包含する。製造者(Manufacturer)230は、システムによりサポートされる製造者についての情報を含むテーブルである。また、製造者230は、付随する情報 − 製造者に対する事業オブジェクト識別子、監視される装置の形式名を見出すために使用されるオブジェクト識別子、監視される装置の固有の識別子を見出すために使用されるオブジェクト識別子を含む。SupportedModelByManufacturer220は、システムによってサポートされる、その対応する製造者に関する形式を包含するテーブルである。システムによりサポートされる製造者及び形式を付加又は削除するには、Manufacture230及びSupportedModelByManufacturer220のテーブルが修正されることのみが必要とされる。システムのコード(code)に対する何らの修正もなされる必要がない。システムは、データベースのこれらのテーブルからその情報を読み取る。
【0069】
ComManufStatus226は、その製造者名に基づいて監視される装置からどのような情報が取得されるかについての情報を含むテーブルである。このテーブルは、製造者名、及び情報の形式(type)を表す番号を含む。ModelStatus222は、その形式名に基づいて監視される装置からどのような情報が取得されるかについての情報を含むテーブルである。このテーブルは、製造者名、形式名、及び情報の形式を表す番号を含む。監視される装置から取得される情報の付加又は削除を行うには、ComManufStatus226及びModelStatus222のテーブルの修正のみが必要になる。システムのコードに対しては何らの修正も要しない。システムは、データベースのこれらのテーブルからその情報を読み取る。
【0070】
EnumOID224は、その番号に対応する情報を見出すために使用されるオブジェクト識別子についての情報を含むテーブルである。オブジェクト識別子は、監視される装置からSNMPを通じて特定の情報の形式を見出すためにシステムにより使用される。EnumCorrespondence228は、情報の形式を表現するために使用される番号の記述を含むテーブルである。このテーブルは、システムにより使用されないが、番号が表すものが何であるかについての情報をシステムのユーザに与える。
【0071】
図15は、図14にて説明したようなデータベースのテーブルの内容の例を示す。マイクロソフト(登録商標)アクセスは、システムによりサポートされる製造者及び形式についての情報を格納するために使用されるデータベースである。
【0072】
図16は、ODBC2パッケージについてのクラス図を示す。CSupportODBC232クラスは、データベース内の情報にアクセスするための、このパッケージに関するインターフェースである。CManufacturerData240クラスは、監視される装置の製造者、形式及び固有IDを取得するために、データベースからの情報にアクセスする。CSupportedModelData234クラスは、システムによりサポートされる監視される装置の製造者及び形式についてのデータベースからの情報にアクセスする。CComManufStatusData236クラスは、監視される装置に関連する製造者ステータス情報を取得するために必要なデータベースからの情報にアクセスする。CModelStatus238クラスは、監視される装置に関連する形式ステータス情報を取得するために必要なデータベースからの情報にアクセスする。CManufacturerData242クラスは、製造者情報を有するデータベース内のテーブルに対するインターフェースを与える。CSupportedModelDatabase244クラスは、サポートされる形式についての情報を含むデータベース内のテーブルに対するインターフェースを与える。CComManufStatusDatabase246クラスは、製造者ステータス情報を含むデータベース内のテーブルに対するインターフェースを与える。CModelStatusDatabase250クラスは、形式ステータス情報を含むデータベース内のテーブルに対するインターフェースを与える。CInfoTypeOIDDatabase248クラスは、infoType一覧表(enumeration)とオブジェクト識別子との間の対応(correspondence)を有するデータベース内のテーブルに対するインターフェースを与える。
【0073】
CManufacturerDatabase242、CSupportedModelDatabase244、CComManufStatusDatabase246、CModelStatusDatabase250、及びCInfoTypeOIDDatabase248は、総てマイクロソフト(登録商標)基本クラス(MFC:Microsoft Foundation Class)ライブラリのCRecordset252から導出されるクラスである。
【0074】
本発明の好適実施例に関するこれまでの記述は、例示及び説明を意図してなされている。本発明を総て論じ尽くすこと又は本発明を開示された詳細な態様に限定することを意図するものではなく、教示された内容に照らして多くの修正又は変形が可能である。例えば、ここに説明又は図示された1つ又はそれ以上の概念は、“Method and System of Remote Support of Device Using Email”と題する2001年1月9日に出願された関連出願の出願番号第09/756,120号に開示されているシステム及び/又は方法に応用することが可能である。更に、出願番号第09/756,120号に開示されている概念又は特徴は、ここに開示したシステム又は方法に応用され得る。本願実施例は、本発明の原理及びその実際の製品を好適に説明するために選択及び記述され、これにより、他の当業者が、本発明及び様々な実施例を、予定される特定の用途に合わせた様々な修正と供に利用することを可能にする。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ規定されることを意図する。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本願実施例による装置2及びシステム8に関するネットワーク関係を示す図である。
【図2】
図2は、システム8が装置2とインターフェースするよう構成されているか否かを判別することを含むステップを示すフローチャート例である。
【図3】
図3は、システムコンフィギュレーションデータベース6を利用して、システム8が装置2とインターフェースするよう構成されているか否かを判別することを含むステップを示すフローチャート例である。
【図4】
図4は、装置2がシステム8によりサポートされているか否かを判別するための階層的手法の例を示す図である。
【図5】
図5は、本発明の実施例によるソフトウエアオブジェクトを示す図である。
【図6】
図6は、製造者、形式及び固有の識別子を区別するために使用されるオブジェクト識別子に関する情報を取得するために、及び製造者とシステムによりサポートされる形式についての情報を取得するためにシステムが初期化された場合の シーケンス例を示す図である。
【図7】
図7は、初期化中に監視される装置を表現するための装置オブジェクトを生成するシーケンス例を示す図である。
【図8】
図8は、VendorModel118のsetAgent()122機能を実行するためのシーケンス図を示す。
【図9】
図9は、VendorModelのsetAgent()122機能に関するフローチャート例を示す。
【図10】
図10は、監視される装置の具体的な製造者及び形式に関するステータス情報を取得するための情報をシステムが取得する場合のシーケンスを例示する。
【図11】
図11は、DeviceFactoryのcreateDevice()機能に関するフローチャートを示す。
【図12】
図12は、monitorStatus()機能を実行するためのシーケンス図である。
【図13】
図13は、装置210のgetStatus()214関数を実行するためのシーケンス図である。
【図14】
図14は、システムによりサポートされる製造者及び形式についての情報を有するデータベーステーブルを示す。
【図15】
図15は、図14に示されるようなデータベーステーブルの内容の具体例を示す図である。
【図16】
図16は、ODBC2パッケージに関する階級図を示す。
【符号の説明】
2 装置
4 ネットワーク
6 システムコンフィギュレーションデータベース
8 システム
10 システムサポートデータベース
70 送信インターフェース管理部
72 ODBC1
74 データ転送
76 デバイスファクトリ
78 ベンダモデル
80 SNMP
82 装置
84 ODBC2
86 ベンダモデル
88 ODBC2
94 送信インターフェース管理部
96 ODBC
98 ベンダモデル
100 デバイスファクトリ
116 送信インターフェース管理部
118 ベンダモデル
120 Snmp
160 デバイスファクトリ
162 ODBC2
190 送信インターフェース管理部
192 ODBC
194 装置
196 データ転送
208 送信インターフェース管理部
210 装置
212 Snmp
232 CSupportODBC
234 CSupportedModelData
236 CComManufStatusData
238 CModelStatusData
240 CManufacturerData
242 CManufacturerDatabase
244 CSupportedModelDatabase
246 CComManufStatusDatabase
248 CInfoTypeOIDDatabase
250 CModelStatusDatabase
252 CRecordSet

Claims (17)

  1. ネットワークを通じて通信可能に接続された監視システム及び複数の監視される装置を有するネットワークシステムにおいて、監視される装置が前記監視システムによって支援されるか否かを判別する方法であって、前記監視システムは第1及び第2データベースに通信可能に接続され、当該方法は:(a)監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために監視される装置に問い合わせを行うステップ;
    (b)前記第1データベースに格納された情報を利用して、前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定するステップ;及び
    (c)前記第2データベースに格納された情報を利用して、監視される装置が監視システムによって支援されるか否かを判定するステップ;
    より成ることを特徴とする方法。
  2. ステップ(b)が、監視される装置から得られる製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを有する第1データベースに問い合わせを行うことにより実行されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. ステップ(c)が、更に:
    監視される装置の製造者が監視システムによって支援されるか否かを判定し、それが真であるならば;
    監視される装置の形式が監視システムによって支援されるか否かを判定し;及び
    監視される装置が監視システムによって支援される場合に、前記第2データベースに格納された情報を利用して、製造者及び形式の情報を有する第1データベースを更新するステップより成ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 更に:
    製造者が監視システムによって支援される場合に、監視される装置から連続番号又は固有の識別子の少なくとも1つを取得するステップ;
    製造者が監視システムにより支援されていない場合に、監視される装置のMACアドレスを取得するステップ;及び
    MACアドレスが監視される装置から取得することができなかった場合に、ランダムな番号を固有の識別子に割り当てるステップ;
    より成ることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 更に:
    監視される装置の製造者が監視システムによって支援されない場合に、監視される装置を一般的に列挙するステップ;及び
    複数の監視される装置に共通する情報を、監視される装置から取得するステップ;
    より成ることを特徴とする請求項3記載の方法。
  6. 更に:
    一般的な製造者により製造されたものとして監視される装置を列挙するステップ;
    前記複数の監視される装置に共通する情報を取得するステップ;及び
    複数の監視される装置に共通する情報を、前記一般的な製造者から取得するステップ;
    より成ることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 更に:
    監視される装置の形式が、監視システムによって支援されている場合に、監視される装置に固有の情報を取得するステップ;及び
    一般的な製造者により製造された監視される装置に共通する情報を取得するステップ;
    より成ることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記第1データベースが:
    監視システム及び監視される装置の間で通信を可能にするための情報;及び
    前記監視される装置に関連し、監視システムの初期化後に付加されるステータス情報;
    を有するシステムコンフィギュレーションデータベースより成ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定する前記ステップが、前記第1データベースに格納されたデータを利用して前記監視される装置に問い合わせを行うステップより成ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 前記第1データベースが、システムコンフィギュレーションデータベースより成り、更に:
    監視システム及び監視される装置の間で通信を可能にする情報;及び
    前記監視される装置に関連し、監視される装置を監視するための監視システムの初期化後に付加されるステータス情報;
    を有することを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記第2データベースが、システムサポートデータベースであり、監視システムによって支援される様々な製造者及び装置形式についての情報を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. ネットワークに通信可能に接続された複数の監視される装置を含むネットワークシステムにおける、前記複数の監視される装置の中の少なくとも1つの監視される装置を監視する装置であって:
    前記ネットワークに通信可能に接続された監視システム;
    前記監視システムに通信可能に接続された第1及び第2データベース;
    監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために、監視される装置に問い合わせを行う手段;
    監視システムが監視される装置とインターフェースをとるよう構築されているか否かを、前記第1データベースに格納された情報を利用して判定する手段;及び
    監視される装置が監視システムにより支援されているか否かを、前記第2データベースに格納された情報を利用して判定する手段;
    より成ることを特徴とする装置。
  13. 前記第1データベースが:
    監視システム及び監視される装置の間で通信を可能にするための情報;及び
    前記監視される装置に関連し、監視システムの初期化後に付加されるステータス情報;
    を有するシステムコンフィギュレーションデータベースより成ることを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 前記第1データベースが、システムコンフィギュレーションデータベースより成り、更に:
    監視システム及び監視される装置の間で通信を可能にする情報;及び
    前記監視される装置に関連し、監視される装置を監視するための監視システムの初期化後に付加されるステータス情報;
    を有することを特徴とする請求項12記載の装置。
  15. 前記第2データベースが、システムサポートデータベースであり、監視システムによって支援される様々な製造者及び装置形式についての情報を有することを特徴とする請求項12記載の装置。
  16. ネットワークを通じて通信可能に接続された監視システム及び複数の監視される装置を含むネットワークシステムにおける、コンピュータに利用可能な媒体内のコンピュータプログラムであって、前記監視システムは第1及び第2データベースに通信可能に接続され:
    監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために監視される装置に問い合わせを行わせる命令;
    前記第1データベースに格納された情報を利用して、前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定させる命令;及び
    前記第2データベースに格納された情報を利用して、監視される装置が監視システムによって支援されるか否かを判定させる命令;
    より成ることを特徴とするコンピュータプログラム。
  17. ネットワークに接続された複数の装置の中の監視される装置を含むネットワークシステムであって:
    コントローラに通信可能に接続される第1及び第2データベースであって、前記第2データベースは、監視される装置が前記コントローラにより支援されるか否かを判定するための情報を格納するところの第1及び第2データベース;
    より成り、前記コントローラは監視される装置を監視し、前記コントローラは:
    監視される装置の製造者、形式及び固有の識別子の少なくとも1つを取得するために監視される装置に問い合わせを行うステップ;
    前記第1データベースに格納された情報を利用して、前記監視システムが監視される装置とインターフェースをとるように構築されているか否かを判定するステップ;及び
    前記第2データベースに格納された情報を利用して、監視される装置が監視システムによって支援されるか否かを判定するステップ;
    を実行させる論理を有し、前記第1データベース内のコンフィギュレーション情報は、前記コントローラが監視される装置とインターフェースをとることを可能にするために第2データベースに格納された情報を利用して更新され、これにより、複数の装置の中で、監視システムにより監視される装置を更新する柔軟性を与えることを特徴とするネットワークシステム。
JP2003151304A 2002-05-31 2003-05-28 遠隔的に装置を監視する方法、装置及びコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP4210154B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/157,904 US7359965B2 (en) 2002-02-27 2002-05-31 Method and apparatus for providing multiple vendor support to remotely monitored devices

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004005692A true JP2004005692A (ja) 2004-01-08
JP4210154B2 JP4210154B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=29419660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003151304A Expired - Fee Related JP4210154B2 (ja) 2002-05-31 2003-05-28 遠隔的に装置を監視する方法、装置及びコンピュータプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7359965B2 (ja)
EP (1) EP1367768B1 (ja)
JP (1) JP4210154B2 (ja)
DE (1) DE60311183T2 (ja)
ES (1) ES2279062T3 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204279A (ja) * 2003-12-16 2005-07-28 Ricoh Co Ltd 通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及び記録媒体
JP2005216307A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Ricoh Co Ltd ネットワーク装置から状態情報を得るために用いられるプロトコルを管理するための方法及びシステム
JP2006085689A (ja) * 2004-08-27 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 被監視デバイスに関するステータス情報を抽出するための通信プロトコルに関連したデータ処理オブジェクトの生成方法
JP2006107460A (ja) * 2004-08-27 2006-04-20 Ricoh Co Ltd ネットワークデバイスからステータス情報を抽出するための抽象型クラス使用方法およびシステム

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6891566B2 (en) 2000-03-14 2005-05-10 Joseph Robert Marchese Digital video system using networked cameras
US7302469B2 (en) * 2001-09-17 2007-11-27 Ricoh Company, Ltd. System, method, and computer program product for transferring remote device support data to a monitor using e-mail
US7337242B1 (en) * 2002-02-11 2008-02-26 Ricoh Company, Limited Method and apparatus utilizing communication means hierarchy to configure or monitor an interface device
US7519729B2 (en) * 2002-02-27 2009-04-14 Ricoh Co. Ltd. Method and apparatus for monitoring remote devices through a local monitoring station and communicating with a central station supporting multiple manufacturers
US7899900B1 (en) * 2002-08-22 2011-03-01 Ricoh Company, Ltd. Method and system for monitoring network connected devices with multiple protocols
JP4279538B2 (ja) * 2002-10-30 2009-06-17 富士ゼロックス株式会社 機器設定方法、機器設定システム、情報処理装置及びコンピュータプログラム
US7496492B2 (en) * 2003-08-29 2009-02-24 Microsoft Corporation Software-aided storage device emulation in a physical storage device
US7792147B1 (en) * 2004-02-09 2010-09-07 Symantec Corporation Efficient assembly of fragmented network traffic for data security
JP4725066B2 (ja) * 2004-09-30 2011-07-13 セイコーエプソン株式会社 印刷装置監視システム、ネットワークボード、印刷装置監視方法
US7895308B2 (en) * 2005-05-11 2011-02-22 Tindall Steven J Messaging system configurator
US20070129014A1 (en) * 2005-11-18 2007-06-07 Bertorello, Inc. Information synchronization
US9166883B2 (en) 2006-04-05 2015-10-20 Joseph Robert Marchese Network device detection, identification, and management
JP6035704B2 (ja) 2011-03-18 2016-11-30 セイコーエプソン株式会社 周辺装置、管理装置及び機種情報送信方法
WO2018205170A1 (zh) * 2017-05-10 2018-11-15 深圳中兴力维技术有限公司 一种接入私有化协议设备的方法、服务器及监控系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108782A (en) * 1996-12-13 2000-08-22 3Com Corporation Distributed remote monitoring (dRMON) for networks
US6170005B1 (en) * 1997-11-04 2001-01-02 Motorola, Inc. Synchronization and information exchange between communication components using a network management operations and control paradigm
US6122639A (en) * 1997-12-23 2000-09-19 Cisco Technology, Inc. Network device information collection and change detection
US6437692B1 (en) 1998-06-22 2002-08-20 Statsignal Systems, Inc. System and method for monitoring and controlling remote devices
US6317848B1 (en) 1998-09-24 2001-11-13 Xerox Corporation System for tracking and automatically communicating printer failures and usage profile aspects
US6349306B1 (en) 1998-10-30 2002-02-19 Aprisma Management Technologies, Inc. Method and apparatus for configuration management in communications networks
US20030088574A1 (en) * 2001-11-07 2003-05-08 White Andrew Edward Method and machine for validating an identifier as unique

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204279A (ja) * 2003-12-16 2005-07-28 Ricoh Co Ltd 通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及び記録媒体
JP4616622B2 (ja) * 2003-12-16 2011-01-19 株式会社リコー 通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及び記録媒体
JP2005216307A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Ricoh Co Ltd ネットワーク装置から状態情報を得るために用いられるプロトコルを管理するための方法及びシステム
JP4723868B2 (ja) * 2004-01-27 2011-07-13 株式会社リコー ネットワーク装置から状態情報を得るために用いられるプロトコルを管理するための方法及びシステム
JP2006085689A (ja) * 2004-08-27 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 被監視デバイスに関するステータス情報を抽出するための通信プロトコルに関連したデータ処理オブジェクトの生成方法
JP2006107460A (ja) * 2004-08-27 2006-04-20 Ricoh Co Ltd ネットワークデバイスからステータス情報を抽出するための抽象型クラス使用方法およびシステム
JP4728069B2 (ja) * 2004-08-27 2011-07-20 株式会社リコー 被監視デバイスに関するステータス情報を抽出するための通信プロトコルに関連したデータ処理オブジェクトの生成方法
JP4728070B2 (ja) * 2004-08-27 2011-07-20 株式会社リコー ネットワークデバイスからステータス情報を抽出するための抽象型クラス使用方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4210154B2 (ja) 2009-01-14
DE60311183T2 (de) 2007-11-08
DE60311183D1 (de) 2007-03-08
EP1367768A8 (en) 2004-03-31
US20070124455A1 (en) 2007-05-31
EP1367768B1 (en) 2007-01-17
EP1367768A3 (en) 2005-06-08
US7359965B2 (en) 2008-04-15
ES2279062T3 (es) 2007-08-16
EP1367768A2 (en) 2003-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4159410B2 (ja) 監視される機器に関する機器オブジェクトを作成することで遠隔的に機器を監視する方法及び装置
JP4210155B2 (ja) 遠隔的に装置を監視する監視システム、方法及びコンピュータプログラム
JP4210154B2 (ja) 遠隔的に装置を監視する方法、装置及びコンピュータプログラム
EP1370025B1 (en) Method and system for monitoring network connected devices and displaying device status
US7991878B2 (en) Method, system and terminal for maintaining capability management object and for managing capability
US20120109383A1 (en) Dynamically extensible and automatically configurable building automation system and architecture
US8595339B2 (en) Network management apparatus and method
JP2007164764A (ja) 制御および構成情報を最新化するための制御器および装置へのデータの埋め込み
CN1703007A (zh) 检查和修复网络配置的方法和系统
WO2020125524A1 (zh) 一种光纤分布式接入系统及其管理方法
US7519729B2 (en) Method and apparatus for monitoring remote devices through a local monitoring station and communicating with a central station supporting multiple manufacturers
US20080178202A1 (en) Interface For Supporting an Element Management System
WO2005069544A1 (en) Automatic update system and method for using a meta mib
JP2013097802A (ja) 異種データネットワークのためのネットワーク管理インターフェースおよびそれを用いたシステム
US20100121906A1 (en) Device management apparatus and method for home network system
CN115913872A (zh) 一种服务器监控运维方法、装置、设备及介质
US7096350B2 (en) Method and system for verifying resource configuration
CN105207811B (zh) 一种替换非AllJoyn设备的方法及装置
KR20020078758A (ko) Mib 네임 서버를 이용한 망 관리 장치 및 방법
CN116627750A (zh) 一种监控方法、装置及存储介质
CN116860313A (zh) 一种软件升级方法、基板管理控制器及服务器
CN114115953A (zh) 一种固件升级方法、装置、系统、设备及存储介质
CN115913935A (zh) 一种基于sdn的处理方法和装置
CN116094954A (zh) 一种网卡状态监测方法、装置、设备及介质
KR101269669B1 (ko) 디바이스 관리 장치, 홈 네트워크 시스템의 디바이스 관리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees