JP2004004976A - カラー画像印刷装置 - Google Patents

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吉本 斉裕
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Abstract

【解決手段】 それぞれ感光体ドラム51を有し、YMCKの各色に対応する4つ画像形成部のそれぞれに、記録紙を搬送する無端ベルト20に感光体ドラム51を接触・離脱させる接離機構60を設ける。そして、ジョブ検出部5によりジョブ開始命令が検出された場合、色プレーン検出部6により検出された必要な色の画像形成部を順次に接触状態にしていき、ジョブ検出部5によりジョブ終了命令が検出された場合、全画像形成部を離脱状態に戻す。
【効果】 画像形成部の接触・離脱動作が頻発するのを防止して、この動作に伴う印刷スループットの低下への影響を小さくするとともに、不要な色の画像形成部を離脱状態にすることで、感光体ドラム51と無端ベルト20の磨耗による装置の機械的劣化を軽減することができる。
【選択図】    図1

Description

 本発明は、カラープリンタ装置、カラー複写機、カラーファクシミリ装置等に適用されるカラー画像印刷装置に関し、カラー画像を構成する各色のトナー像のそれぞれを感光体を有する複数の画像形成部により形成し、複数の感光体に形成された各色のトナー像を搬送部により搬送された記録紙上に重ねて転写するカラー画像印刷装置に関する。
 従来、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色のトナー像をそれぞれの画像形成部の感光体に形成し、各色のトナー画像をベルト等の搬送部により搬送された記録紙上に重ねて転写する、いわゆるタンデム方式のカラー画像印刷装置が知られている。
 この種のカラー画像印刷装置は、記録紙を1色目から2色目以降の画像形成部に移動する分、各感光体の作像位置をずらしている。このため、単一感光体方式のカラー画像印刷装置のように、カラー画像を得るために作像工程を繰り返す必要がないので、印刷速度を向上させることができる。また、搬送ベルトにより平らな搬送経路を構成することができるので、厚紙にも転写することができるという利点を有する。
 しかしながら、上記のような従来のカラー画像印刷装置にあっては、各感光体が、常時、直接にもしくは記録紙を介して搬送ベルトに接触しているため、感光体および搬送ベルトがその磨耗により劣化して寿命が短くなってしまうといった問題があった。
 また、従来のカラー画像印刷装置にあっては、例えばブラックのトナー像のみを形成する場合でも全ての画像形成部が駆動されていた。このため、未使用のトナーであっても、機械的要因によりトナーが劣化してしまい、トナーの寿命を低下させてしまうとともに、印刷画像の画質を低下させしまうといった問題があった。
 本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
 記録紙を搬送する搬送部と、カラー画像を構成する各色毎の画像を形成する複数の画像形成部と、各画像形成部を搬送部に対し接触及び離脱させるための接離機構と、上位装置から送信された印刷データの各画像形成部に対応する色の有無を検出する印刷色検出部と、印刷色検出部の検出した色に基づき対応する画像形成部を搬送部に接触させるために接離機構を制御する制御部とを備えるカラー画像印刷装置であって、印刷データに含まれるジョブ命令を検出するジョブ命令検出部を有し、制御部は、ジョブ命令検出部がジョブ命令を検出すると、接触させた画像形成部を離脱すべく接離機構を制御することを特徴とする。
〈構成2〉
 ジョブ命令はジョブ開始命令及びジョブ終了命令を含み、制御部は、ジョブ命令検出部によりジョブ開始命令及びジョブ終了命令の少なくとも一方が検出された場合、接触させた画像形成部を離脱すべく接離機構を制御することを特徴とする。
〈構成3〉
 カラー画像は、ブラックと他の複数の色から構成され、制御部は、ジョブ命令検出部によりジョブ開始命令またはジョブ終了命令が検出された場合、接触させた画像形成部を離脱状態に戻し、印刷色検出部により印刷データからブラック以外の色の印刷データが検出された場合、他の複数の色の各々に対応する画像形成部の全てを接触させるように接離機構を制御することを特徴とする。
〈構成4〉
 記録紙を搬送する搬送部と、カラー画像を構成する各色毎の画像を形成する複数の画像形成部と、各画像形成部を搬送部に対し接触及び離脱させるための接離機構と、上位装置から送信された印刷データの各画像形成部に対応する色の有無を検出する印刷色検出部と、印刷色検出部の検出した色に基づき対応する画像形成部を搬送部に接触させるために接離機構を制御する制御部とを備えるカラー画像印刷装置であって、印刷データに含まれるジョブ開始命令及びジョブ終了命令のうち少なくとも一方の命令を検出するジョブ命令検出部と、複数の画像形成部及び搬送部の動作状態をそれぞれ監視する監視部とを有し、制御部は、ジョブ命令検出部によりジョブ開始命令またはジョブ終了命令が検出された場合、並びに、監視部により印刷データの印刷が終了したことが検出された場合、接触させた画像形成部を離脱状態に戻し、印刷色検出部の次頁の印刷データの検出結果に基づいて複数の画像形成部のうち全部または一部を接触状態にすべく接離機構を制御することを特徴とする。
 以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
 《具体例1》
〈構成〉
 図1は本発明に係る具体例1のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図1に示すように、カラー画像印刷装置は、入力部1、編集部2、展開部3、印刷部4、ジョブ検出部5、色プレーン検出部6および印刷制御部7を備えている。
 入力部1には、このカラー画像印刷装置が接続された図示しないホスト装置から転送された印刷データが入力される。編集部2は、入力部1に入力された印刷データを頁毎に編集する。展開部3は、編集部2により頁毎に編集された印刷データをイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの4色の色プレーンのビットマップデータに展開する。印刷部4は、展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて各色のそれぞれの画像を複数の感光体に形成し、カラー画像を印刷する。
 ジョブ検出部5は、編集部2に入力される印刷データに含まれるジョブ命令を検出し、検出されたジョブ命令をジョブ状態記憶部5aに記憶する。
 ジョブ検出部5は、ジョブ開始命令が検出された場合には、ジョブが開始された旨を表すジョブ状態フラグをセットし、ジョブ終了命令が検出された場合には、このジョブ状態フラグをリセットする。
 色プレーン検出部6は、必要に応じて展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて1頁分の印刷データに含まれる各色の印刷データの有無を検出する。
 色プレーン検出部6は、駆動色記憶部6aを有し、各色の印刷データの検出結果に基づいて、後述する印刷部4の各画像形成部11〜14のうち、現在、接離機構60が接触状態にあり、駆動可能状態にある画像形成部を意味する現在の駆動色と、次頁の印刷のために新たに必要となる色を意味する次の駆動色とを記憶する。
 色プレーン検出部6は、次に印刷すべき頁の各色の印刷データのうち、現在の駆動色として記憶された色以外の色の印刷データの有無を検出し、現在の駆動色として記憶されていない新たな色が検出された場合、該当する色を次の駆動色として記憶するとともに、現在の駆動色に次の駆動色を加えて現在の駆動色を更新する。
 色プレーン検出部6は、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグを監視し、ジョブ検出部5によりジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 印刷制御部7は、印刷部4の動作を制御するものであり、駆動色選択部7aを有する。駆動色選択部7aは、色プレーン検出部6の駆動色記憶部6aに記憶された次の駆動色を参照し、対応する色の前記画像形成部を駆動可能状態にする。
 図2は図1に示された印刷部4の要部を示す断面図である。
 図2に示すように、印刷部4には、イエローの画像を形成するY画像形成部11、マゼンタの画像を形成するM画像形成部12、シアンの画像を形成するC画像形成部13およびブラックの画像を形成するK画像形成部14が、図中、矢印Aで示される記録紙の搬送方向にタンデム型に配設されている。
 Y画像形成部11、M画像形成部12、C画像形成部13およびK画像形成部14は、何れもLED電子写真方式の画像形成部であり、感光体ドラム51と、感光体の上方に対向して設けられたLEDヘッド53と、感光体ドラム51の下方に対向して設けられた転写ローラ56を有する。
 Y画像形成部11、M画像形成部12、C画像形成部13およびK画像形成部14のそれぞれのLEDヘッド53には、それぞれ図1に示された展開部3により展開されたイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのビットマップデータが入力される。
 Y画像形成部11、M画像形成部12、C画像形成部13およびK画像形成部14のそれぞれの感光体ドラム51と転写ローラ56との間には、駆動ローラ21、従動ローラ22および張設ローラ23に巻き掛けられて走行する無端ベルト20の上半部20aが走行自在に配設されている。
 張設ローラ23は、図示しない付勢手段により下方に付勢されており、無端ベルト20は、その下半部20bが前記付勢手段により張設ローラ23を介して付勢されて張設される。
 印刷部4の右下側には、給紙部30が設けられている。給紙部30は、図示しない記録紙カセットに収容された記録紙を1枚毎に搬送経路31を通してレジストローラ33に供給する。レジストローラ33に供給された記録紙は、搬送経路32を通して無端ベルト20に搬送される。
 従動ローラ22の上方には、無端ベルト20を介して従動ローラ22を圧接する吸着ローラ34が設けられている。吸着ローラ34は、例えば高抵抗の半導電性ゴム材からなり、搬送経路32を通して搬送された記録紙を帯電させ、静電気力により記録紙を無端ベルト20に吸着させる。
 なお、搬送経路32には、記録紙の先端を検出する図示しないセンサが設けられている。
 無端ベルト20は、例えば高抵抗の半導電性プラスチックフィルムからなり、その抵抗値は、記録紙が静電気力により吸着され、かつ記録紙が無端ベルト20から分離されたときに、無端ベルト20に残存する静電気が自然に除電されるように設定される。
 記録紙は、無端ベルト20に吸着されて搬送され、Y画像形成部11、M画像形成部12、C画像形成部13およびK画像形成部14により順次に各色のトナー像が重ねて転写される。
 さらに、記録紙は、駆動ローラ21に達すると、無端ベルト20から分離される。駆動ローラ21の上方には、無端ベルト20を介して駆動ローラ21に対向する図示しない除電器が設けられている。
 除電器は、記録紙を除電し、吸着状態を解除し記録紙を無端ベルト20から分離しやすくする。
 なお、除電器の記録紙搬送方向の下流側には、記録紙の後端を検出する図示しないセンサが設けられている。
 無端ベルト20から分離された記録紙は、ヒートローラ41および加圧ローラ42を有する定着器40に搬送され、トナー像が定着され、搬出経路43を通して図示しない排出スタッカに排出される。
 一方、張設ローラ23の下方には、張設ローラ23に対向し、その先端部が無端ベルト20の下半部20bの下面に当接するクリーニングブレード24が設けられている。
 クリーニングブレード24は、例えば可撓性のゴム材またはプラスチック材からなり、無端ベルト20の表面に残留したトナーをかき落とす。かき落とされたトナーは、クリーニングブレード24の下方に設けられた廃トナータンク25に回収される。
 さらに、Y画像形成部11、M画像形成部12、C画像形成部13およびK画像形成部14について説明するが、これらは、同様の構成なので、Y画像形成部11について図3、図4および図5を参照して説明する。
 図3は図2に示されたY画像形成部11の要部を示す断面図であり、図4および図5は図2に示されたY画像形成部11の要部を示す斜視図である。以下に説明するように、図4は接離機構60によりY画像形成部11の感光体ドラム51が無端ベルト20に接触した接触状態を示す図であり、図5は接離機構60によりY画像形成部11の感光体ドラム51が無端ベルト20に接触しない離脱状態を示す図である。
 図3に示すように、軸51aを中心に、図中に示される矢印a方向に回転する感光体ドラム51の周囲には、帯電ローラ52、LEDヘッド53、現像ローラ55を有する現像部54および転写ローラ56が工程順に設けられている。
 感光体ドラム51、帯電ローラ52および現像部54は、フレーム50に支持される。LEDヘッド53は、印刷部4本体の上部カバー15にばね16を介して取り付けられ、ばね16により下方に付勢されて、フレーム50に当接して位置決めされている。
 フレーム50は、上部カバー15を開いてLEDヘッド53をフレーム50から離すことで、印刷部40本体から着脱可能に装着されており、交換することができる。
 帯電ローラ52は、感光体ドラム51の表面を一様かつ均一に帯電する。
 LEDヘッド53は、図示しないLEDアレーを有し、入力されたイエローの画像信号に従ってLEDアレーを選択的に露光して、感光体ドラム51の表面に静電潜像を形成する。
 現像部54は、イエローのトナーを収容する図示しないトナータンクを有し、トナータンクに収容されたトナーを現像ローラ55に供給し、静電気力により静電潜像にトナーを付着させてイエローのトナー像を形成する。
 感光体ドラム51に形成されたイエローのトナー像は、転写ローラ56により記録紙に転写される。
 図3〜図5に示すように、記録紙の搬送方向Aにおけるフレーム50の上流側の端部には突起50aが形成され、この突起50aは、印刷部4本体に形成された図示しないガイド溝に対し回動自在に係合する。
 また、記録紙の搬送方向Aにおけるフレーム50の下流側の端部には、突状板部50bが形成されている。
 記録紙の搬送方向Aにおけるフレーム50の下流側には、カムシャフト61が印刷部4本体に対し回動自在に支持されており、カムシャフト61の両端の近傍に偏心カム62が突状板部50bに対向して固定される。
 フレーム50は、ばね16によりLEDヘッド53を介して下方に付勢されている。カムシャフト61が回転すると、偏心カム62が回転しながら突状板部50bを押し上げ、ばね16の付勢力に抗して、突起50aを支点にフレーム50を偏心カム62の偏心量だけ時計回りに回転させる。
 カムシャフト61には、ワンウェイベアリング63を介してギヤ64が配設されている。ギヤ64は、二段ギヤ65を介してモータ67の回転軸に固定されたモータギヤ66と噛合する。
 カムシャフト61、偏心カム62、ワンウェイベアリング63、ギヤ64、二段ギヤ65、モータギヤ66およびモータ67は、接離機構60を構成する。
 この接離機構60は、フレーム50を上下させて、感光体ドラム51を無端ベルト20に接触および離脱させる。
 図4に示すように、フレーム50が接触状態の場合には、二段ギヤ65と感光体ドラム51のギヤ51bとが噛合する。モータ67が図中、時計回り方向に定速度で回転すると、感光体ドラム51は、図中、a方向に定速度で回転する。このとき、ギヤ64も回転するが、ワンウェイベアリング63が空転するので、カムシャフト61および偏心カム62は回転しない。
 偏心カム62の偏心部62aと印刷部4本体にとの間には、ばね70が設けられ、偏心カム62は、ばね70により偏心部62aが図中、矢印b方向に向くように付勢される。
 図5に示すように、フレーム50を離脱状態にするには、モータ67を逆方向に回転させる。このとき、ワンウェイベアリング63はロックされ、ばね70の付勢力に抗してカムシャフト61および偏心カム62が回転する。このため、フレーム50は、突起50aを支点に、図中、時計回りに回転させられ、二段ギヤ65と感光体ドラム51の軸51aとの噛合が解除される。
 カムシャフト61には、スリット71aが形成されたスリット円板71が固定される。このスリット71aは、フォトセンサ72により検出され、偏心カム62の回転角度が検出される。
 フレーム50には、LEDヘッド53を感光体ドラム51に対向させて位置決めさせる窓孔50cが設けられている。
 この接離機構60の動作は、図1に示された印刷制御部7の駆動色選択部7aにより制御される。カラー画像印刷装置の電源が未投入のときには、接離機構60は接触状態にある。カラー画像印刷装置の電源が投入されると、印刷制御部7の初期設定が行われ、駆動色選択部7aは、画像形成部11〜14のそれぞれのモータ67を逆方向に回転させて接離機構60を離脱状態にする。
 そして、駆動色選択部7aは、色プレーン検出部6の駆動色記憶部6aを参照し、必要に応じて各画像形成部のそれぞれのモータ67を正方向に回転させて、接離機構60を接触状態にする。
 各画像形成部11〜14のそれぞれの感光体ドラム51、帯電ローラ52、LEDヘッド53、現像部54、転写ローラ56等は、駆動色選択部7aにより接離機構60が接触状態におかれたときのみ、駆動可能となる。
〈動作〉
 次に具体例1のカラー画像印刷装置の動作を説明する。
 まず、カラー画像印刷装置の初期設定動作について説明する。
 カラー画像印刷装置の電源が投入されると、印刷制御部7により印刷部4の各部の初期設定が行われる。
 定着器40では、ヒートローラ41内のヒータが通電され、ヒートローラ41の温度が設定範囲に設定される。
 駆動色選択部7aは、画像形成部11〜14のそれぞれのモータ67を逆方向に回転させる。ワンウェイベアリング63はロックされ、ばね70の付勢力に抗してカムシャフト61および偏心カム62が回転する。フレーム50は、突起50aを支点に、図中、時計回りに回転させられ、二段ギヤ65と感光体ドラム51の軸51aとの噛合が解除される。この結果、感光体ドラム51は、無端ベルト20から離脱される。
 偏心カム62の偏心部62aが上方に回転し、フレーム50が離脱位置に達すると、スリット円板71のスリット71aがフォトセンサ72により検出され、モータ67が停止し、ばね70の付勢力により偏心カム62が元の位置に戻ることなく、離脱位置に保持される。
 駆動色選択部7aは、色プレーン検出部6の駆動色記憶部6aを参照し、必要に応じて各画像形成部11〜14のそれぞれの接離機構60を個別に接触状態にする。
 駆動色選択部7aは、対応する画像形成部のモータ67を正方向に回転させる。このとき、モータ67の回転は、モータギヤ66、二段ギヤ65およびギヤ51bを介してギヤ64に伝達されるが、ワンウェイベアリング63は空転するので、カムシャフト61および偏心カム62には伝達されない。
 このため、ばね70により偏心カム62の偏心部62aが付勢され、カムシャフト61がワンウェイベアリング63をロックさせる方向にカムシャフト61および偏心カム62を回転させ、偏心部62aが矢印b方向に向く位置で停止させる。
 同時に、フレーム50は、ばね70の付勢力により突起50aを支点に反時計回りに回転し、感光体ドラム51が無端ベルト20に圧接され、感光体ドラム51のギヤ51bと二段ギヤ65が噛合する。モータ67は、フレーム50が印刷部4本体の図示しないストッパに突き当たる位置で停止する。この結果、画像形成部が駆動可能状態となる。
 このように、具体例1のカラー画像印刷装置では、印刷部4の画像形成部11〜14のそれぞれの感光体ドラム51をそれぞれの接離機構60により無端ベルト20に接触および離脱させ、画像形成部11〜14を駆動可能状態および非駆動状態に制御することが可能となる。
 このため、印刷に不要な色に対応する画像形成部の感光体ドラム51を無端ベルト20から離脱させることができるので、感光体ドラム51と無端ベルト20との磨耗による機械的劣化を軽減することができる。したがって、感光体ドラム51および無端ベルト20の寿命を長くすることができる。
 また、印刷に不要な色に対応する画像形成部を非駆動状態とすることができるので、機械的要因によるトナーの劣化を抑制することができる。したがって、トナーの寿命を長くすることができ、好適な印刷品質を長時間維持することができる。
 しかしながら、印刷部4のある画像形成部の感光体ドラム51を接離機構60により無端ベルト20に接触および離脱させると、機械的振動が発生し、この振動が他の画像形成部に伝わり、印刷画像の劣化を招く場合がある。このため、接離機構60は、無端ベルト20を停止させた上で作動させる必要がある。
 例えば、頁毎に印刷に必要な色を検出し、画像形成部11〜14のそれぞれの接離機構60を作動させるとすると、頁毎に必要な色が異なる画像を印刷する場合、各画像形成部11〜14のそれぞれの接離機構60の接触および離脱動作が頻発し、印刷スループットが低下してしまう。また、頁毎に各色の印刷データの有無を検出しなければならず、印刷スループットを低下させてしまう。
 そこで、具体例1のカラー画像印刷装置は、ジョブ検出部5、色プレーン検出部6および駆動色選択部7aを有し、各画像形成部11〜14のそれぞれの接離機構60を制御する。
 カラー画像印刷装置の電源が投入されると、ジョブ検出部5、色プレーン検出部6および印刷制御部7は、それぞれの初期設定を実行する。
 ジョブ検出部5では、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグがリセットされる。色プレーン検出部6では、駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がそれぞれリセットされて、駆動色無しとなる。
 また、駆動色選択部7aにより、印刷部4の全画像形成部11〜14がそれぞれの接離機構60により離脱状態にされる。
 図6はジョブ検出部5のジョブ命令検出処理を示すフローチャートである。
 まず、ジョブ検出部5は、印刷データに含まれるジョブ開始命令の検出待機状態となる(ステップS1)。次いで、ジョブ検出部5によりジョブ開始命令が検出されると、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグがセットされ(ステップS2)、ジョブ終了命令の検出待機状態となる(ステップS3)。
 次いで、印刷データの中からジョブ終了命令が検出された場合、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグがリセットされ(ステップS4)、ステップS1に戻り、ステップS1〜S4を繰り返す。
 図7は具体例1のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 ここで、展開部3により1頁分の印刷データのビットマップデータが展開されたものとする。
 まず、色プレーン検出部6によりジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグが参照される(ステップS11)。ここで、ジョブ状態フラグがセットされていない場合には、色プレーン検出部6により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がリセットされ(ステップS12)、この結果、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される(ステップS13)。そして、ステップS14に進む。
 一方、ステップS11で、ジョブ状態フラグがセットされている場合には、そのままステップS14に進み、Y画像形成部11の接離機構60を接触状態にするか否かを判定するためのイエローの駆動色判定処理が行われる。
 次いで、M画像形成部12の接離機構60を接触状態にするか否かを判定するためのマゼンタの駆動色判定処理(ステップS15)、C画像形成部13の接離機構60を接触状態にするか否かを判定するためのシアンの駆動色判定処理(ステップS16)、K画像形成部14の接離機構60を接触状態にするか否かを判定するためのブラックの駆動色判定処理(ステップS17)が順次に行われる。
 次いで、これらの駆動色判定処理に基づいて、駆動色選択部7aにより駆動色記憶部6aの次の駆動色が参照され、新たに駆動色として追加すべき色の有無が検出される(ステップS18)。ここで、新たに駆動色とすべき色が有る場合には、対応する色の画像形成部の接離機構60が接触状態にされ、画像形成部が駆動可能状態となり、展開部3により展開されたビットマップデータに基づいて対応する画像形成部により画像が形成されて記録紙に転写される(ステップS19)。
 一方、ステップS18で、新たに駆動色として追加すべき色が無い場合には、画像形成部はそのままの状態に保持される。
 図8は図7に示された色プレーン検出部6の単色の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 まず、駆動色記憶部6aの現在の駆動色が参照され(ステップS31)、該当する色が現在の駆動色としてセットされていない場合には、展開部3により展開されたビットマップデータに基づいて該当する色の印刷データの有無の検出処理が行われ(ステップS32)、該当する色の有無が判定される(ステップS33)。
 ここで、該当する色の印刷データが有ると判定された場合には、該当する色が次の駆動色としてセットされ(ステップS34)、現在の駆動色としてセットされ(ステップS35)、リターンする。
 一方、ステップS31で、該当する色がすでに現在の駆動色としてセットされている場合、および、ステップS33で、該当する色の印刷データが無い場合には、リターンする。
〈効果〉
 以上のように、具体例1によれば、印刷部4の画像形成部11〜14のそれぞれの感光体ドラム51をそれぞれの接離機構60により無端ベルト20に接触および離脱させ、画像形成部11〜14を駆動可能状態および非駆動状態に制御することができる。
 このため、印刷に不要な色に対応する画像形成部の感光体ドラム51を無端ベルト20から離脱させることができるので、画像形成部の感光体ドラム51と無端ベルト20との磨耗による機械的劣化を軽減することができる。したがって、感光体ドラム51および無端ベルト20の寿命を長くすることができる。
 また、印刷に不要な色に対応する画像形成部を非駆動状態にすることができるので、機械的要因によるトナーの劣化を抑制することができる。したがって、トナーの寿命を長くすることができ、好適な印刷品質を長時間維持することができる。
 さらに、駆動色選択部7aにより画像形成部11〜14の接離機構60の初期状態を離脱状態にしておき、色プレーン検出部6により新たに必要となる色に対応する画像形成部の接離機構60を順次に接触状態にするように構成している。
 このため、頁毎に必要な色の画像形成部の接離機構60のみを接触状態にした場合のように、画像形成部11〜14のそれぞれの接離機構60の接触および離脱動作が頻発することがない。したがって、接離機構60の接触および離脱動作による印刷スループットの影響を小さくすることができる。
 また、色プレーン検出部6を、駆動色記憶部6aの現在の駆動色にセットされていない色のビットマップデータの印刷データの有無を検出するように構成している。
 このため、頁毎に全色のビットマップデータの印刷データの有無を検出する必要がないので、印刷データの有無検出処理の印刷スループットへの影響を小さくすることができる。
 さらに、ジョブ検出部5によりジョブ終了命令が検出された場合、ジョブ状態フラグをリセットし、色プレーン検出部6により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色をリセットし、駆動色選択部7aにより画像形成部11〜14の接離機構60を初期状態である離脱状態に戻すように構成している。
 このため、ジョブ単位に接離機構60を初期状態である離脱状態に戻すことができるので、印刷に不要な色の画像形成部の接離機構60がいつまでも接触状態にあるのを防止することができる。したがって、画像形成部11〜14および無端ベルト20の磨耗による機械劣化を軽減することができるとともに、機械的要因によるトナーの劣化を抑制することができる。白黒画像、2色画像、フルカラー画像等、印刷に必要な色数はジョブ単位に変化する場合が多いからである。
 なお、ジョブ検出部5のジョブ状態フラグのリセットは、ジョブ終了命令が検出されたときではなく、ジョブ開始命令が検出されたときに行ってもよい。
 《具体例2》
〈構成〉
 図9は本発明に係る具体例2のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図9に示すように、具体例2のカラー画像印刷装置は、具体例1のカラー画像印刷装置の色プレーン検出部6を色プレーン検出部106に置き換えたものである。
 なお、具体例1のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 色プレーン検出部106は、現在の駆動色および次の駆動色を記憶する駆動色記憶部6aを有し、展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて次に印刷すべき頁の各色の印刷データのうち、現在の駆動色として記憶された色以外の色の印刷データの有無を検出する。
 色プレーン検出部106は、現在の駆動色として記憶されていない色のうち、イエロー、マゼンタおよびシアンの何れかの色が新たに検出された場合には、全色を次の駆動色とするとともに、現在の駆動色とする。色プレーン検出部106は、現在の駆動色として記憶されていない色のうち、イエロー、マゼンタおよびシアンの何れの色も検出されない場合には、ブラックのみを次の駆動色とするとともに、現在の駆動色とする。
 色プレーン検出部106は、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグを監視し、ジョブ検出部5によりジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 すなわち、具体例1のカラー画像印刷装置が新たに検出された色に対応する画像形成部の接離機構60を順次に接触状態にするのに対し、具体例2のカラー画像印刷装置は、ブラックのみが新たに検出された場合には、K画像形成部14の接離機構60を接触状態にし、イエロー、マゼンタおよびシアンの何れかが新たに検出された場合には、全色の画像形成部11〜14のそれぞれの接離機構60を接触状態にするようにしたものである。
〈動作〉
 図10および図11は具体例2のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 ここで、展開部3により1頁分の印刷データのビットマップデータが展開されたものとする。
 まず、色プレーン検出部106によりジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグが参照される(ステップS41)。ここで、ジョブ状態フラグがセットされていない場合には、色プレーン検出部106により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がリセットされ(ステップS42)、この結果、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される(ステップS43)。そして、ステップS44に進む。
 一方、ステップS41で、ジョブ状態フラグがセットされている場合には、そのままステップS44に進み、色プレーン検出部106では、駆動色記憶部6aを参照し、イエローが現在の駆動色にセットされているか否かが判定される(ステップS44)。ここで、イエローが現在の駆動色としてセットされている場合には、既に全色が現在の駆動色にセットされているので、処理を終了する。
 一方、ステップS44で、イエローが現在の駆動色としてセットされていない場合には、展開部3により展開されたイエローのビットマップデータに基づいてイエローの印刷データの有無の検出処理が行われ(ステップS45)、イエローの印刷データの有無が判定される(ステップS46)。ここで、イエローの印刷データが有ると判定された場合には、全色が次の駆動色としてセットされる(ステップS47)。
 一方、ステップS46で、イエローの印刷データが無いと判定された場合には、展開部3により展開されたマゼンタのビットマップデータに基づいてマゼンタの印刷データの有無の検出処理が行われ(ステップS48)、マゼンタの印刷データの有無が判定される(ステップS49)。ここで、マゼンタの印刷データが有ると判定された場合には、ステップS47に進み、全色が次の駆動色としてセットされる。
 一方、ステップS49で、マゼンタの印刷データが無いと判定された場合には、展開部3により展開されたシアンのビットマップデータに基づいてシアンの印刷データの有無の検出処理が行われ(ステップS50)、シアンの印刷データの有無が判定される(ステップS51)。ここで、シアンの印刷データが有ると判定された場合には、ステップS47に進み、全色が次の駆動色としてセットされる。
 一方、ステップS49で、シアンの印刷データが無いと判定された場合には、ブラックの印刷データのみが存在すると判断され、ブラックが次の駆動色としてセットされる(ステップS52)。
 次いで、次の駆動色と現在の駆動色とが比較され(ステップS53)、次の駆動色と現在の駆動色とが異なる場合には、次の駆動色が現在の駆動色に追加され、駆動色選択部7aにより、次の駆動色に対応する画像形成部の接離機構60が接触状態にされ(ステップS54)、処理を終了する。一方、次の駆動色と現在の駆動色とが同じ場合には、そのまま処理を終了する。
〈効果〉
 以上のように、具体例2によれば、色プレーン検出部106によりイエロー、マゼンタおよびシアンの何れかの色が新たな駆動色として検出された場合には、全色の画像形成部の接離機構60が接触状態にし、実質的にブラックのみが新たな駆動色として検出された場合には、K画像形成部14の接離機構60のみを接触状態とする。
 このため、画像形成部11〜14の接離状態を白黒画像およびカラー画像の2状態に分け、ジョブ中の最初の頁の印刷データが白黒画像の場合には、印刷データが白黒画像からカラー画像に変わったときのみ、Y画像形成部11、M画像形成部12およびC画像形成部13を接触状態にすることができるので、ジョブ中の画像形成部の接触動作の回数を少なくすることができる。したがって、接離機構60の動作による印刷スループットへの影響をさらに小さくすることができる。
 《具体例3》
〈構成〉
 図12は本発明に係る具体例3のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図12に示すように、カラー画像印刷装置は、入力部1、編集部2、展開部3、印刷部4、色プレーン検出部116および印刷制御部117を備えている。
 なお、図1に示された具体例1のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 色プレーン検出部116は、現在の駆動色および次の駆動色を記憶する駆動色記憶部6aを有し、展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて次に印刷すべき頁の各色の印刷データのうち、現在の駆動色として記憶された色以外の色の印刷データの有無を検出する。
 色プレーン検出部116は、現在の駆動色として記憶されていない新たな色が検出された場合、該当する色を次の駆動色として記憶するとともに、現在の駆動色に次の駆動色を加えて現在の駆動色を更新する。
 色プレーン検出部116は、後述する印刷制御部117の動作監視部7bの印刷動作状態フラグを監視し、印刷動作状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 印刷制御部117は、図1に示された印刷制御部7に動作監視部7bを加えたものである。
 動作監視部7bは、印刷部4が動作状態にあるかアイドル状態にあるかを監視し、印刷部4がアイドル状態から動作状態に変化したとき、印刷状態フラグをセットし、印刷部4が動作状態からアイドル状態に変化したとき、印刷状態フラグをリセットする。
 ここで、動作状態およびアイドル状態について説明する。
 カラー画像印刷装置の電源が投入されると、印刷制御部117により印刷部4の初期設定が行われ、印刷部4はアイドル状態となる。
 そして、印刷データが入力部1に入力され、編集部2により頁毎に編集され、展開部3により各色のビットマップデータに展開されて印刷部4に出力されると、画像形成部11〜14、無端ベルト20、給紙部30等の各部が駆動して動作状態となる。そして、印刷が終了すると、各部が停止してアイドル状態に戻る。
 複数頁に渡る印刷データを印刷する場合、編集部2の編集処理や展開部3の展開処理に時間がかかり、印刷部4により前頁の印刷が終了しても、直ちに次頁の印刷を開始することができない場合がある。このとき、印刷部4の各部は停止しアイドル状態となる。そして、展開部3によりビットマップデータに展開された次頁の印刷データが印刷部4に出力されると、印刷部4の各部が駆動され、再び動作状態となる。
 すなわち、具体例1のカラー画像印刷装置がジョブ検出部5のジョブ状態フラグの状態に応じて色プレーン検出部6の駆動色をリセットし、全色の画像形成部の接離機構60を離脱状態に復帰するのに対し、具体例3のカラー画像印刷装置は、印刷部4が動作状態にあるかアイドル状態にあるかを表す動作監視部7bの印刷状態フラグの状態に応じて駆動色をリセットし、全色の画像形成部の接離機構60を離脱状態に復帰する。
〈動作〉
 まず、カラー画像印刷装置の電源が投入されると、各部で初期設定が行われる。
 色プレーン検出部116では、駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がそれぞれリセットされて、駆動色無しとなる。
 また、印刷制御部117では、駆動色選択部7aにより、印刷部4の全画像形成部11〜14がそれぞれの接離機構60により離脱状態にされ、動作監視部7bの印刷状態フラグがリセットされる。
 そして、入力部1に印刷データが入力され、編集部2により頁単位に編集され、展開部3により各色のビットマップデータに展開されて印刷部4に出力されると、印刷部4の各部が駆動されて動作状態となり、動作監視部7bにより印刷状態フラグがセットされる。そして、前頁の印刷が終了するまでに、次頁の印刷データが展開部3から出力されない場合には、印刷部4の各部は停止状態となり、動作監視部7bにより印刷状態フラグがリセットされる。以降、印刷データが展開部3から出力されると、印刷部4の各部が駆動され、再び動作監視部7bにより印刷状態フラグがセットされる。
 図13は具体例3のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 ここで、展開部3により1頁分の印刷データのビットマップデータが展開されたものとする。
 まず、色プレーン検出部116により動作監視部7bの印刷状態フラグが参照される(ステップS61)。ここで、印刷状態フラグがセットされていない場合には、色プレーン検出部116により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がリセットされ(ステップS62)、この結果、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される(ステップS63)。そして、ステップS64に進む。
 一方、ステップS61で、印刷状態フラグがセットされている場合には、そのままステップS64に進む。
 以降、ステップS64〜S69は、図7に示された具体例1のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理のステップS14〜S19と同様の処理なので、その説明を省略する。
〈効果〉
 以上のように、具体例3によれば、駆動色選択部7aにより画像形成部11〜14の接離機構60の初期状態を離脱状態にしておき、色プレーン検出部116により新たに必要となる色に対応する画像形成部の接離機構60を順次に接触状態する。
 一方、動作監視部7bにより印刷部4の状態を監視し、印刷部4が動作状態からアイドル状態に変化した場合、印刷状態フラグをリセットし、色プレーン検出部116により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色をリセットし、駆動色選択部7aにより画像形成部11〜14の接離機構60を初期状態である離脱状態に戻す。
 このため、ジョブ命令をもたない印刷データを印刷する場合でも、適宜、画像形成部11〜14の接離機構60を離脱状態に戻すことができるので、各画像形成部のそれぞれの感光体ドラム51および無端ベルト20の寿命を長くすることができるとともに、機械的要因によるトナーの劣化を抑制することができる。
 《具体例4》
〈構成〉
 図14は本発明に係る具体例4のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図14に示すように、具体例4のカラー画像印刷装置は、図11に示された具体例3のカラー画像印刷装置の色プレーン検出部116を色プレーン検出部126に置き換えたものである。
 なお、具体例3のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 色プレーン検出部126は、現在の駆動色および次の駆動色を記憶する駆動色記憶部6aを有し、展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて次に印刷すべき頁の各色の印刷データのうち、現在の駆動色として記憶された色以外の色の印刷データの有無を検出する。
 色プレーン検出部126は、現在の駆動色として記憶されていない色のうち、イエロー、マゼンタおよびシアンの何れかの色が新たに検出された場合には、全色を次の駆動色とするとともに、現在の駆動色とする。色プレーン検出部106は、現在の駆動色として記憶されていない色のうち、イエロー、マゼンタおよびシアンの何れの色も検出されない場合には、ブロックのみを次の駆動色とするとともに、現在の駆動色とする。
 色プレーン検出部126は、動作監視部7bの印刷状態フラグを監視し、動作監視部7bにより印刷状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 すなわち、具体例3のカラー画像印刷装置が、色プレーン検出部6により新たに検出された色に対応する画像形成部の接離機構60を順次に接触状態にするのに対し、具体例4のカラー画像印刷装置は、ブラックのみが新たに検出された場合には、K画像形成部14の接離機構60を接触状態にし、イエロー、マゼンタおよびシアンの何れかが新たに検出された場合には、全色の画像形成部11〜14のそれぞれの接離機構60を接触状態にするようにしたものである。
〈動作〉
 図15および図16は具体例4のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 ここで、展開部3により1頁分の印刷データのビットマップデータが展開されたものとする。
 まず、色プレーン検出部126により動作監視部7bの印刷状態フラグが参照される(ステップS71)。ここで、印刷状態フラグがセットされていない場合には、色プレーン検出部126により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がリセットされ(ステップS72)、この結果、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される(ステップS73)。そして、ステップS74に進む。
 一方、ステップS71で、印刷状態フラグがセットされている場合には、そのままステップS74に進む。
 以降、ステップS74〜S84は、図11に示された具体例2のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理のステップS44〜S54と同様の処理なので、その説明を省略する。
〈効果〉
 以上のように、具体例4によれば、色プレーン検出部126によりイエロー、マゼンタおよびシアンの何れかの色が新たな駆動色として検出された場合には、全色の画像形成部の接離機構60が接触状態にし、実質的にブラックのみが新たな駆動色として検出された場合には、K画像形成部14の接離機構60のみを接触状態とする。
 このため、画像形成部11〜14の接離状態を白黒画像およびカラー画像の2状態に分け、最初の頁の印刷データが白黒画像の場合には、印刷データが白黒画像からカラー画像に変わったときのみ、Y画像形成部11、M画像形成部12およびC画像形成部13を接触状態にすることができるので、画像形成部の接触動作の回数を少なくすることができる。したがって、接離機構60の動作による印刷スループットへの影響を小さくすることができる。
 また、動作監視部7bにより印刷部4の状態を監視し、印刷部4が動作状態からアイドル状態に変化した場合、印刷状態フラグをリセットし、色プレーン検出部116により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色をリセットし、駆動色選択部7aにより画像形成部11〜14の接離機構60を初期状態である離脱状態に戻す。
 このため、ジョブ命令をもたない印刷データを印刷する場合でも、適宜、画像形成部11〜14の接離機構60を離脱状態に戻すことができるので、各画像形成部のそれぞれの感光体ドラム51および無端ベルト20の寿命を長くすることができるとともに、機械的要因によるトナーの劣化を抑制することができる。
 《具体例5》
〈構成〉
 図17は本発明に係る具体例5のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図17に示すように、カラー画像印刷装置は、入力部1、編集部2、展開部3、印刷部4、色プレーン検出部136および印刷制御部117を備えている。
 なお、図1に示された具体例1のカラー画像印刷装置および図12に示された具体例3のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 色プレーン検出部136は、現在の駆動色および次の駆動色を記憶する駆動色記憶部6aを有し、展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて次に印刷すべき頁の各色の印刷データのうち、現在の駆動色として記憶された色以外の色の印刷データの有無を検出する。
 色プレーン検出部136は、現在の駆動色として記憶されていない新たな色が検出された場合、該当する色を次の駆動色として記憶するとともに、現在の駆動色に次の駆動色を加えて現在の駆動色を更新する。
 色プレーン検出部136は、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグを監視し、ジョブ検出部5によりジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 また、色プレーン検出部136は、印刷制御部117の動作監視部7bの印刷動作状態フラグを監視し、印刷動作状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 すなわち、具体例5のカラー画像印刷装置は、ジョブ検出部5により印刷データに含まれるジョブ終了命令が検出され、ジョブ状態フラグがリセットされた場合、並びに、印刷部4がアイドル状態になり、動作監視部7bにより印刷状態フラグがリセットされた場合に、全色の画像形成部を接離機構60により離脱状態にするものである。
〈動作〉
 図18は具体例5のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 ここで、展開部3により1頁分の印刷データのビットマップデータが展開されたものとする。
 まず、色プレーン検出部136によりジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグが参照される(ステップS91)。ここで、ジョブ状態フラグがセットされていない場合には、色プレーン検出部136により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がリセットされ(ステップS92)、この結果、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される(ステップS93)。そして、ステップS95に進む。
 一方、ステップS91で、ジョブ状態フラグがセットされている場合には、色プレーン検出部136により動作監視部7bの印刷状態フラグが参照される(ステップS94)。ここで、印刷状態フラグがセットされていない場合には、ステップS92に進む。
 一方、ステップS94で、印刷状態フラグがセットされている場合には、そのままステップS95に進む。
 以降、ステップS95〜S100は、図7に示された具体例1のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理のステップS14〜S19と同様の処理なので、その説明を省略する。
〈効果〉
 以上のように、具体例5によれば、ジョブ検出部5によりジョブ終了命令が検出された場合、並びに、印刷制御部117により印刷部4のアイドル状態が検出された場合、全色の画像形成部を接離機構60により離脱状態にする。
 このため、各画像形成部のそれぞれの感光体ドラム51および無端ベルト20の寿命を一層長くすることができるとともに、機械的要因によるトナーの劣化を一層抑制することができる。
 《具体例6》
〈構成〉
 図19は本発明に係る具体例6のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図19に示すように、具体例6のカラー画像印刷装置は、図17に示された具体例5のカラー画像印刷装置の色プレーン検出部136を色プレーン検出部146に置き換えたものである。
 なお、図17に示された具体例5のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 色プレーン検出部146は、現在の駆動色および次の駆動色を記憶する駆動色記憶部6aを有し、展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて次に印刷すべき頁の各色の印刷データのうち、現在の駆動色として記憶された色以外の色の印刷データの有無を検出する。
 色プレーン検出部146は、現在の駆動色として記憶されていない新たな色が検出された場合、該当する色を次の駆動色として記憶するとともに、現在の駆動色に次の駆動色を加えて現在の駆動色を更新する。
 色プレーン検出部146は、モードフラグを記憶するモード記憶部6bを有し、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグを監視し、前回の印刷時のジョブ状態記憶部5aのジョブ状態を表すモードフラグをモード記憶部6bに記憶する。
 色プレーン検出部146は、展開部3により次頁の印刷データが各色のビットマップデータに展開されたとき、ジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグがリセットされている場合に、モード記憶部6bのモードフラグを参照する。
 このとき、モードフラグがセットされている場合には、ジョブ検出部5によりジョブ終了命令が検出されたと判断し、ジョブ状態記憶部5aの現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 色プレーン検出部146は、モード記憶部6bのモードフラグがリセットされている場合、印刷制御部117の動作監視部7bの印刷動作状態フラグを監視する。そして、動作監視部7bの印刷動作状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色および次の駆動色をリセットする。
 すなわち、具体例6のカラー画像印刷装置は、ジョブ命令を有する印刷データの場合には、ジョブ終了命令が検出されたとき、ジョブ命令を有しない印刷データの場合には、印刷部4のアイドル状態が検出されたとき、それぞれ駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色をリセットし、全色の画像形成部の接離機構60を離脱状態にするものである。
〈動作〉
 図20は具体例6のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 ここで、展開部3により1頁分の印刷データのビットマップデータが展開されたものとする。
 まず、色プレーン検出部146によりジョブ状態記憶部5aのジョブ状態フラグが参照される(ステップS101)。ここで、ジョブ状態フラグがセットされている場合には、そのままステップS106に進む。
 一方、ステップS101で、ジョブ状態フラグがリセットされている場合には、色プレーン検出部146によりモード記憶部6bのモードフラグが参照される(ステップS102)。
 ステップS102で、モード記憶部6bのモードフラグがリセットされている場合には、印刷データがジョブ命令を有しないと判断され、印刷制御部117の動作監視部7bの印刷状態フラグが参照される(ステップS103)。
 ステップS103で、動作監視部7bの印刷状態フラグがセットされている場合には、ステップS106に進む。
 一方、ステップS103で、動作監視部7bの印刷状態フラグがリセットされている場合には、色プレーン検出部146により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がリセットされ(ステップS104)、この結果、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される(ステップS105)。そして、ステップS106に進む。
 一方、ステップS102で、モード記憶部6bのモードフラグがセットされている場合には、ジョブ検出部5によりジョブ終了命令が検出されたと判断され、ステップS104に進み、色プレーン検出部146により駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色がリセットされ、ステップS105において、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される。そして、ステップS106に進む。
 以降、ステップS106〜S110は、図18に示された具体例5のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理のステップS95〜S100と同様の処理なので、その説明を省略する。
 以上のように、具体例6によれば、ジョブ命令を有する印刷データの場合には、ジョブ終了命令が検出されたとき、ジョブ命令を有しない印刷データの場合には、印刷部4のアイドル状態が検出されたとき、それぞれ駆動色記憶部6aの現在の駆動色および次の駆動色をリセットし、全色の画像形成部の接離機構60を離脱状態にする。
 したがって、ジョブ命令の有無に応じて駆動色のリセット条件を切り換えることができる。
 《具体例7》
〈構成〉
 図21は本発明に係る具体例7のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図21に示すように、具体例7のカラー画像印刷装置は、図12に示された具体例3のカラー画像印刷装置の色プレーン検出部116および印刷制御部117をそれぞれ色プレーン検出部156および印刷制御部157に置き換えたものである。印刷制御部157は、図12に示された印刷制御部117の駆動色選択部7aを駆動色選択部157aに置き換えたものである。
 なお、図12に示された具体例3のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 色プレーン検出部156は、駆動色記憶部156aおよびカウンタ156bを有し、展開部3により展開された各色のビットマップデータに基づいて次に印刷すべき頁のそれぞれの色の印刷データの有無を検出する。
 駆動色記憶部156aは、色プレーン検出部156により検出された次頁の印刷のために必要な色を表す次の必要色と、その前に色プレーン検出部156により検出された前の印刷にのみ必要な色を表す前の必要色と、現在、接離機構60が接触状態にあり、駆動可能状態となっている画像形成部に対応する色を意味する現在の駆動色とを記憶する。
 色プレーン検出部156は、次の必要色が検出された場合、次の必要色と現在の駆動色とを比較し、両者が一致しないとき、現在の駆動色に次の駆動色を加えて現在の駆動色を更新し、不一致信号を印刷制御部157の駆動色選択部157aに出力する。
 色プレーン検出部156は、次の必要色と前の必要色とが連続して一致した回数をカウントするカウンタ156bを有し、カウンタ156bのカウント値が所定値になった場合、現在の駆動色を次の必要色により置き換え、印刷制御部157の駆動色選択部157aに切換信号を出力する。
 色プレーン検出部156は、印刷制御部157の動作監視部7bの印刷動作状態フラグを監視し、印刷動作状態フラグがリセットされた場合、現在の駆動色、前の必要色および次の必要色をリセットする。
 印刷制御部157は、駆動色選択部157aを有する。
 駆動色選択部157aは、色プレーン検出部156から出力された不一致信号が入力された場合および色プレーン検出部156から切換信号が入力された場合、色プレーン検出部156の駆動色記憶部6aに記憶された現在の駆動色を参照し、現在の駆動色に該当する色の画像形成部の接離機構60を接触状態にするとともに、現在の駆動色に該当しない色の画像形成部の接離機構60を離脱状態に戻す。
〈動作〉
 図22および図23は具体例7のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。
 ここで、展開部3により1頁分の印刷データのビットマップデータが展開されたものとする。
 まず、色プレーン検出部156により動作監視部7bの印刷状態フラグが参照される(ステップS111)。ここで、印刷状態フラグがセットされていない場合には、色プレーン検出部156により駆動色記憶部6aの現在の駆動色、前の必要色および次の必要色がリセットされ(ステップS112)、この結果、駆動色選択部7aにより、全ての色の画像形成部の接離機構が離脱状態に戻される(ステップS113)。そして、ステップS114に進む。
 一方、ステップS111で、印刷状態フラグがセットされている場合には、そのままステップS114に進み、Y画像形成部11の接離機構60を接触状態にする必要があるか否かを判定するためのイエローの必要色判定処理が行われれる。
 次いで、マゼンタの必要色判定処理(ステップS115)、シアンの必要色判定処理(ステップS116)、ブラックの必要色判定処理(ステップS117)が順次に行われる。
 次いで、これらの必要色判定処理により得られた次の必要色と前の必要色とが比較される(ステップS118)。
 ここで、次の必要色と前に必要色とが一致した場合には、カウンタ156bのカウント値が1インクリメントされ(ステップS119)、カウント値が所定値と比較される(ステップS120)。
 ここで、カウント値と所定値が等しい場合には、現在の駆動色が次の必要色に置き換えられ(ステップS121)、色プレーン検出部156から駆動色選択部157aに切換信号が出力される(ステップS122)。
 次いで、駆動色選択部157aにより駆動色記憶部156aの現在の駆動色が参照され、駆動色に該当する色の画像形成部の接離機構60が接触状態にされ、駆動色に該当しない色の画像形成部の接離機構60が離脱状態に戻され(ステップS123)、処理を終了する。
 一方、次の必要色と前の必要色とが一致しない場合には、カウンタ156bのカウント値が0にリセットされ(ステップS124)、前の必要色が次の必要色に置き換えられ(ステップS125)、現在の駆動色に追加すべき次の必要色が有るか否か比較される(ステップS126)。
 ステップS126で、現在の駆動色に追加すべき次の必要色が有る場合には、現在の駆動色に次の駆動色が加えられて現在の駆動色が更新され(ステップS127)、不一致信号が駆動色選択部157aに出力される(ステップS128)。
 次いで、駆動色選択部157aにより駆動色記憶部156aの現在の駆動色が参照され、新たに駆動色に加えられた色の画像形成部の接離機構60が接触状態にされ(ステップS129)、処理を終了する。
 一方、ステップS123で、現在の駆動色に追加すべき次の必要色が無い場合には、そのまま処理を終了する。
 図24は図22に示された色プレーン検出部156の単色の必要色判定処理を示すフローチャートである。
 まず、展開部3により展開されたビットマップデータに基づいて該当する色の印刷データ有無検出処理が行われ(ステップS131)、該当する色の有無が判定される(ステップS132)。
 ここで、該当する色の印刷データが有ると判定された場合には、該当する色が次の必要色としてセットされ(ステップS133)、リターンする。
 一方、ステップS132で、該当する色の印刷データが無いと判定された場合には、リターンする。
〈効果〉
 以上のように、具体例7によれば、次の必要色と前の必要色とが連続して一致した回数をカウントするカウンタ156bを設け、カウンタ156bのカウント値が所定値となった場合、現在の駆動色を次の必要色により置き換え、駆動色選択部7aにより次の必要色に該当する色の画像形成部を接触状態にするとともに、次の必要色に該当しない色の画像形成部を離脱状態にする。
 例えば、最初の頁がカラー画像で、以降の頁が白黒画像の場合、当初、全部の画像形成部が接触状態に置かれるが、白黒画像を意味する必要色がブラックの頁数がカウンタ156bにより連続してカウントされて所定値になったとき、ブラックの画像形成部のみが接触状態となる。
 すなわち、具体例7のカラー画像印刷装置は、同じ色構成の頁が数頁連続した場合、以降の頁も同じ色構成になる確率が高いと予測される性質を利用して、一旦、接触状態に置かれても継続して使用される可能性の低い画像形成部を離脱状態に戻す。
 したがって、画像形成部11〜14および無端ベルト20の磨耗による機械劣化を一層軽減することができるとともに、機械的要因によるトナーの劣化を一層抑制することができる。
 《具体例8》
〈構成〉
 図25は本発明に係る具体例8のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図25に示すように、カラー画像印刷装置は、入力部1、編集部2、バッファ201、展開部3、データ圧縮部202、バッファ203、データ伸長部204、印刷部4、ジョブ検出部5、色プレーン検出部206および印刷制御部7を備えている。
 なお、図1に示された具体例1のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 バッファ201は、編集部2により頁単位に編集された印刷データを一時的に記憶する。展開部3は、バッファ201に記憶された印刷データを読み出し、読み出された印刷データを各色のビットマップデータに展開する。各色のビットマップデータは、ライン数を意味する所定の高さのバンド毎に展開される。
 データ圧縮部202は、展開部3により展開された各色のビットマップデータを所定の圧縮アルゴリズムに従ってバンド単位に圧縮し、バッファ203に一時的に記憶する。
 データ伸長部204は、バッファ203に記憶された圧縮されたビットマップデータをバンド単位に伸長し、印刷部4に出力する。
 このように、展開部3により展開されたビットッマップデータを、データ圧縮部202により圧縮してバッファ203に記憶し、記憶されたデータをデータ伸長部204により読み出して伸長することで、メモリ資源を有効利用することができる。
 色プレーン検出部206は、図1に示された色プレーン検出部6に圧縮データ登録部206bを加えたものである。
 圧縮データ登録部206bには、予め、全てのビットが0のバンドを前記圧縮アルゴリズムに従って圧縮した場合の参照圧縮データが登録されている。
 色プレーン検出部206は、バッファ203に記憶された圧縮された1頁分の各色のビットマップデータと圧縮データ登録部206bに登録された参照圧縮データとをバンド単位に比較照合して、各色の印刷データの有無を判定する。
〈動作〉
 図26は具体例8のカラー画像印刷装置の動作を示すフローチャートである。
 ここで、1頁分の印刷データが入力部1に入力されたものとする。
 まず、入力部1に入力された印刷データは、編集部2により頁単位に編集され(ステップS141)、バッファ201に記憶される(ステップS142)。次いで、バッファ201に記憶された印刷データは、展開部3により読み出され、各色のビットマップデータにバンド単位に展開される(ステップS143)。
 次いで、バンド単位に展開された各色のビットマップデータは、データ圧縮部202によりバンド単位に圧縮され(ステップS144)、1頁分の4色のデータがバッファ203に記憶される(ステップS145)。
 次いで、色プレーン検出部206により図1に示された駆動色判定処理が行われ(ステップS146)、データ伸長部204によりビットマップデータが伸長されて印刷部4に出力され(ステップS147)、印刷部4により1頁の印刷が行われる(ステップS148)。
 図27は色プレーン検出部206の単色の印刷データ有無検出処理を示すフローチャートである。
 まず、バッファ203に記憶された1バンドの圧縮データを読み出し(ステップS151)、読み出された圧縮データと圧縮データ登録部206bに登録された参照圧縮データとのデータサイズを比較する(ステップS152)。
 ステップS152で、両者のデータサイズが一致した場合には、圧縮データと参照圧縮データの内容を比較する(ステップS153)。
 ステップS153で、両者のデータ内容が一致した場合には、次のバンドの圧縮データの有無を判断する(ステップS154)。
 ステップS154で、次のバンドの圧縮データが有る場合には、ステップS151に戻る。
 一方、ステップS154で、次のバンドの圧縮データが無い場合には、印刷データが無いと判定され(ステップS155)、処理を終了する。
 一方、ステップS152で、データサイズが一致しない場合およびステップS153で、データの内容が一致しない場合には、印刷データが有ると判定され(ステップS156)、処理を終了する。
 次に、データ圧縮部202のデータ圧縮方法にランレングス符号化方法を適用した例を説明する。
 バンドの高さは、1ラインとし、1ラインのビット数は3000ビット(375バイト)とする。ビットマップデータは、8ビット毎に区切られ、8ビットのビットパターンが連続して一致した回数を8ビットで表し、その回数にそのビットパターンを結合して符号を構成する。8ビットで回数を表す場合、表現できる最大回数は256回である。
 全ビットが0の1ラインを符号化すると、0が375回が繰り返されるので、回数は、256回と119回に分けて表される。参照圧縮データは、FFh、00h、76h、00h(hは16進数表現)となる。
 圧縮されていないビットマップデータから直接に1ラインの全ビットが0か否かをバイト単位で検出するのには、375回の比較照合処理が必要になる。
 これに対し、圧縮されたデータから1ラインの全ビットが0か否かを検出するには、4バイト分のデータを比較すればよいので、処理量が大幅に削減されたことになる。
〈効果〉
 以上のように、具体例8によれば、圧縮データ登録部206bに、予め、全てのビットが0のバンドを圧縮した場合の参照圧縮データを登録しておき、データ圧縮部202によりバンド単位に圧縮されてバッファ203に記憶されたデータと参照圧縮データとを比較照合し、各色のビットマップデータが印刷データを有するか否かを検出する。
 このため、ビットマップデータを構成する各ビットの状態を一々検出するのと比べ、極めて少ないデータ量により印刷データの有無を検出することができるので、印刷データ有無検出処理を格段に高速化することができる。
 したがって、印刷データ有無検出処理にともなう印刷スループットへの影響を極めて小さくすることができる。
 《具体例9》
〈構成〉
 図28は本発明に係る具体例9のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。
 図28に示すように、具体例9のカラー画像印刷装置は、図25に示された具体例8のカラー画像処理装置の色プレーン検出部206を色プレーン検出部216に置き換えたものである。
 なお、図1に示された具体例1のカラー画像印刷装置の各部と同様の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。
 展開部3は、バッファ201に記憶された印刷データを各色のビットマップデータにバント単位で展開し、データ圧縮部202および色プレーン検出部216に同時に出力する。
 色プレーン検出部216は、図1に示された色プレーン検出部6にOR処理部216cおよびフラグ変数部216dを加えたものである。
 フラグ変数部216dは、それぞれ8ビットの4バイトのデータを記憶する。各8ビットは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの印刷データの有無を表し、初期値は0に設定されている。
 OR処理部216cは、展開部3により展開された各色のビットマップデータをバイト単位に入力するとともに、フラグ変数部216dに記憶された対応する色の1バイトのデータを入力し、これらの論理和を演算し、フラグ変数部216dに書き込み、この処理を1頁分の各色のビットマップデータの分だけ繰り返す。
 すなわち、最後にフラグ変数部216dに書き込まれたバイトデータが0であれば、印刷データが無いことを意味し、0以外であれば、印刷データが有ることを意味する。
 色プレーン検出部216は、必要に応じてフラグ変数部216dの各色のバイトデータを参照し、この参照結果に基づいて駆動色記憶部6aの駆動色を更新する。
〈動作〉
 図29は具体例9のカラー画像印刷装置の動作を示すフローチャートである。
 ここで、1頁分の印刷データが入力部1に入力されたものとする。
 まず、入力部1に入力された印刷データは、編集部2により頁単位に編集され、バッファ201に記憶される(ステップS161)。次いで、バッファ201に記憶された印刷データは、展開部3により読み出され、各色のビットマップデータにバンド単位に展開され、データ圧縮部202および色プレーン検出部216のOR処理部216cに同時に出力される(ステップS162)。
 次いで、バンド単位に展開された各色のビットマップデータは、データ圧縮部202によりバンド単位に圧縮され、1頁分の4色のデータがバッファ203に記憶されると同時に、OR処理部216cおよびフラグ変数部216dにより各色の印刷データ有無検出処理が行われる(ステップS163)。
 次いで、データ伸長部204によりビットマップデータが伸長されて印刷部4に出力されると同時に、色プレーン検出部216により、必要に応じて各色の印刷データ有無検出処理結果が参照されつつ各色の駆動色判定処理が行われ(ステップS164)、印刷部4により1頁の印刷が行われる(ステップS165)。
 図30はOR処理部216cおよびフラグ変数部216dの単色の印刷データ有無検出処理を示すフローチャートである。
 まず、OR処理部216Cに展開部3により展開されたビットマップデータが1バイト単位で入力されるとともに、フラグ変数部216dに記憶された、対応する色のバイトデータが入力され(ステップS171)、OR処理部216cにより論理和が演算されて(ステップS172)、フラグ変数部216dに書き込まれる(ステップS173)。
 次いで、展開部3によりビットマップデータに展開された次のデータが有るか否かが判断され(ステップS174)、次のデータが有る場合には、ステップS171に戻る。
 一方、ステップS174で、次のバイトデータが無い場合には、処理を終了する。
 フラグ変数部216dに最終的に記憶されたバイトデータは、該当する色が現在の駆動色にセットされていない場合に色プレーン検出部216により参照され、参照されたバイトデータが0のときには、印刷データが無いと判断され、参照されたバイトデータが0以外のときには、印刷データが有ると判断される。
〈効果〉
 以上のように、具体例9によれば、展開部3により展開されたビットマップデータをデータ圧縮部202および色プレーン検出部216のOR処理部216cに出力し、データ圧縮部202のデータ圧縮処理および色プレーン検出部216の印刷データ有無検出処理を並列に実行する。
 このため、具体例8のカラー画像印刷装置のように、データ圧縮処理の結果を待たずに、印刷データの有無検出処理を行うことができるので、駆動色記憶部6aの駆動色の更新処理に速やかに移行することができる。
 したがって、印刷データの有無検出処理にともなう印刷スループットへの影響を一層小さくすることができる。
本発明に係る具体例1のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 図1に示された印刷部4の要部を示す断面図である。 図2に示された画像形成部の要部を示す断面図である。 接離機構60による画像形成部の接触状態を示す斜視図である。 接離機構60による画像形成部の離脱状態を示す斜視図である。 ジョブ検出部5のジョブ命令検出処理を示すフローチャートである。 具体例1のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。 図7に示された色プレーン検出部6の単色の駆動色判定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る具体例2のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例2のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャート(その1)である。 具体例2のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャート(その2)である。 本発明に係る具体例3のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例3のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る具体例4のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例4のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャート(その1)である。 具体例4のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャート(その2)である。 本発明に係る具体例5のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例5のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る具体例6のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例6のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る具体例7のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例7のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャート(その1)である。 具体例7のカラー画像印刷装置の駆動色判定処理を示すフローチャート(その2)である。 図22に示された色プレーン検出部156の単色の必要色判定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る具体例8のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例8のカラー画像印刷装置の動作を示すフローチャートである。 色プレーン検出部206の単色の印刷データ有無検出処理を示すフローチャートである。 本発明に係る具体例9のカラー画像印刷装置の構成を示すブロック図である。 具体例9のカラー画像印刷装置の動作を示すフローチャートである。 OR処理部216cおよびフラグ変数部216dの単色の印刷データ有無検出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
 1 入力部
 2 編集部
 3 展開部
 4 印刷部
 5 ジョブ検出部
 5a ジョブ状態記憶部
 6 色プレーン検出部
 6a 駆動色記憶部
 7 印刷制御部
 8 駆動色選択部

Claims (4)

  1.  記録紙を搬送する搬送部と、
     カラー画像を構成する各色毎の画像を形成する複数の画像形成部と、
     前記各画像形成部を前記搬送部に対し接触及び離脱させるための接離機構と、
     上位装置から送信された印刷データの前記各画像形成部に対応する色の有無を検出する印刷色検出部と、
     前記印刷色検出部の検出した色に基づき対応する前記画像形成部を前記搬送部に接触させるために前記接離機構を制御する制御部とを備えるカラー画像印刷装置であって、
     前記印刷データに含まれるジョブ命令を検出するジョブ命令検出部を有し、
     前記制御部は、前記ジョブ命令検出部が前記ジョブ命令を検出すると、前記接触させた画像形成部を離脱すべく前記接離機構を制御することを特徴とするカラー画像印刷装置。
  2.  前記ジョブ命令はジョブ開始命令及びジョブ終了命令を含み、
     前記制御部は、前記ジョブ命令検出部によりジョブ開始命令及びジョブ終了命令の少なくとも一方が検出された場合、接触させた前記画像形成部を離脱すべく前記接離機構を制御することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像印刷装置。
  3.  前記カラー画像は、ブラックと他の複数の色から構成され、
     前記制御部は、前記ジョブ命令検出部によりジョブ開始命令またはジョブ終了命令が検出された場合、接触させた前記画像形成部を離脱状態に戻し、前記印刷色検出部により印刷データからブラック以外の色の印刷データが検出された場合、他の複数の色の各々に対応する画像形成部の全てを接触させるように前記接離機構を制御することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像印刷装置。
  4.  記録紙を搬送する搬送部と、
     カラー画像を構成する各色毎の画像を形成する複数の画像形成部と、
     前記各画像形成部を前記搬送部に対し接触及び離脱させるための接離機構と、
     上位装置から送信された印刷データの前記各画像形成部に対応する色の有無を検出する印刷色検出部と、
     前記印刷色検出部の検出した色に基づき対応する前記画像形成部を前記搬送部に接触させるために前記接離機構を制御する制御部とを備えるカラー画像印刷装置であって、
     前記印刷データに含まれるジョブ開始命令及びジョブ終了命令のうち少なくとも一方の命令を検出するジョブ命令検出部と、
     前記複数の画像形成部及び前記搬送部の動作状態をそれぞれ監視する監視部とを有し、
     前記制御部は、
     前記ジョブ命令検出部によりジョブ開始命令またはジョブ終了命令が検出された場合、並びに、前記監視部により印刷データの印刷が終了したことが検出された場合、接触させた前記画像形成部を離脱状態に戻し、
     前記印刷色検出部の次頁の印刷データの検出結果に基づいて前記複数の画像形成部のうち全部または一部を接触状態にすべく前記接離機構を制御することを特徴とするカラー画像印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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