JP2004004388A - 光配線板装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置内光配線の小型化と配線の高密度化を図り、かつ歩留まりの向上と信頼性の向上を図る。
【解決手段】光配線板装置1は、基材6に光ファイバ10ないし13が固定された本体部2と、光ファイバ10ないし13が延設された端末部3,4とからなる。端末部3,4の光ファイバピグテイル101,111,121,131,102,112,122,132の終端部には光コネクタ15ないし22が取り付けられている。光ファイバ10ないし13は、通常一般に使用されている光ファイバよりも細径に形成され、かつ高比屈折率差を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】光配線板装置1は、基材6に光ファイバ10ないし13が固定された本体部2と、光ファイバ10ないし13が延設された端末部3,4とからなる。端末部3,4の光ファイバピグテイル101,111,121,131,102,112,122,132の終端部には光コネクタ15ないし22が取り付けられている。光ファイバ10ないし13は、通常一般に使用されている光ファイバよりも細径に形成され、かつ高比屈折率差を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信における光通信・光電送装置に搭載された光配線板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の光配線板装置においては、任意の位置に光ファイバを引き回すために、光ファイバの配線パターンに曲線部や交差部が設けられる。この場合、一般的に広く用いられている石英光ファイバは、被覆部は樹脂によってコーティングされているものの、中心部を構成するコアおよびクラッドは石英ガラスによって形成されており、曲げることによる応力によって破断するおそれがある。このため、光ファイバを曲げる場合には、所定の曲率半径以上になるようにして使用しており、光配線板装置においても、角度90°に曲げる場合や角度180°に折り返して曲げる場合にも、所定の曲率半径以上になるように配線パターンを形成している。
【0003】
したがって、特開平11−258448号公報に記載されているように、光ファイバを固定する基材を可撓性が良好な樹脂によって形成したとしても、光ファイバ自体は曲率半径を30mm以上に維持する必要があり、この曲率半径以下での光ファイバの配線は困難であるという問題が依然としてあった。この曲率半径を30mmを維持しつつ、光配線板装置を製造すると、光配線が占めるスペースが大きくなってしまうことにより、光素子、光部品、光回路基板を実装するスペースにも制限が生じるといった欠点があった。このため、従来の光配線板装置においては、装置の小型化および配線の高密度化が充分ではなかった。
【0004】
そこで、これらの問題を解決する方法として、例えば、特開2002−48933号公報に提案された方法がある。ここに提案された方法は、光配線の曲げ損失を低減するために、光配線板に使用する光ファイバのコアとクラッドとの比屈折率差Δを高くするという、いわゆる高Δ化光ファイバを使用するという方法である。この方法によれば、光ファイバの曲率半径を30mm以下としても、光ファイバの曲げ損失が低減できるため、光配線が占める面積の低減や光配線の高密度化に一応の効果が得られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した光配線板の光ファイバを高Δ化するという方法では、光配線板において曲線パターンを布線する場合、光ファイバの曲げを戻そうとする復元力が働くために、曲率半径を30mm以下とすると、布線した光ファイバが仮固定している粘着性接着剤から剥離してしまうので、製造歩留まりが低下するという問題があった。また、光配線板において光ファイバの曲率半径をメーカ使用保証値の30mmよりも小さい曲率半径で使用するということは、光学特性は問題ないものの、長期間使用しているうちに光ファイバが曲げ応力等により破断するので信頼性にも問題があった。
【0006】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、第1の目的は装置内光配線の小型化を図ることにある。また、第2の目的は配線の高密度化を図ることにある。また、第3の目的は歩留まりの向上を図ることにある。また、第4の目的は信頼性の向上を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、光ファイバを対向する2枚の基材間に固定した本体部と、この本体部から終端部まで前記光ファイバを延設した光ファイバピグテイルとを備えた光配線板装置において、前記光ファイバのガラスによって形成された部位の外径を40μm〜100μmとしたものである。
したがって、一般的な光ファイバと比べて光ファイバの曲げ応力が小さくなる。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記光ファイバの比屈折率差を0.5%〜1.5%の範囲内としたものである。
したがって、光ファイバ内を伝搬する光が、一般的な光ファイバに比べてよりコアに閉じ込められ、外部への放射として漏れるのを規制できる。
【0009】
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記光ファイバを被覆している被覆部材の外径を250μm以下に形成したものである。
したがって、一般的な光ファイバと比べて光ファイバの外径が小さくなるので、その分だけ高密度の配線が可能になる。
【0010】
また、請求項4に係る発明は、請求項1ないし3に係る発明において、前記光ファイバを単一モード光ファイバとしたものである。
したがって、単一モード光ファイバ通信に適用できる。
【0011】
また、請求項5に係る発明は、請求項1ないし3に係る発明において、前記光ファイバを多モード光ファイバとしたものである。
したがって、多モード光ファイバ通信に適用できる。
【0012】
また、請求項6に係る発明は、請求項1ないし5に係る発明において、前記終端部に光学接続部品を備えたものである。
したがって、光学接続部品を介して別の光ファイバに接続が可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る光配線板装置の平面図、図2は図1におけるII−II線断面図である。
図1において、全体を符号1で示す光配線板装置は、4本の光ファイバ10ないし13が2枚の基材6,7に挟まれてこれら基材6,7間に固定された本体部2と、この本体部2の光ファイバ10ないし13の一端を延設した第1の端末部3と、光ファイバ10ないし13の他端を延設した第2の端末部4とによって概略構成されている。
【0014】
本体部2を構成する2枚の基材6,8は、共に厚さが125μmで外形寸法が115mm×56mmのポリイミドフィルムからなり、図1に示すように、5枚の短冊6aないし6e(基材8は図示を省略)によって櫛歯状に形成されている。4本の光ファイバ10ないし13は、基材6上に塗布した接着剤7によって、短冊6a上に共通に固定されるとともに、各短冊6bないし6e上にそれぞれ固定されている。これら4本の光ファイバ10ないし13は、それぞれ湾曲状に形成された4個の曲線部10aないし10d、曲線部11aないし11d、曲線部12aないし12d、曲線部13aないし13dが設けられている。このように基材6上に固定された4本の光ファイバ10ないし13は、基材8を基材6に被せることにより、これら2枚の基材6,7間に固定されている。
【0015】
光ファイバ10ないし13は、クラッド径が80μmに形成され、被覆部を合わせた外径寸法が152μmに形成されており、波長1310nm帯で単一モード動作をする細径状に形成した光ファイバを使用している。また、光ファイバ10ないし13の各曲線部10aないし10d、曲線部11aないし11d、曲線部12aないし12d、曲線部13aないし13dの曲率半径はいずれも5mmに形成されている。
【0016】
第1の端末部3には、4本の光ファイバ10ないし13の一端を延設した光ファイバピグテイル101,111,121,131が備えられており、これら光ファイバピグテイル101,111,121,131の終端部には、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ15ないし18が取り付けられている。第2の端末部4には、4本の光ファイバ10ないし13の他端を延設した光ファイバピグテイル102,112,122,132が備えられており、これら光ファイバピグテイル102,112,122,132の終端部には、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ19ないし22が取り付けられている。
【0017】
このように、光ファイバ10ないし13のクラッド径が、一般的に広く用いられている光ファイバの125μmと比較して約2/3となるように形成されており、被覆部を含めた外径も従来の250μmから152μmと約3/5となるように形成されている。クラッド径が従来の光ファイバの約2/3に形成されていることから、光配線板における光ファイバ10ないし13の曲線部に生じる応力が緩和される。すなわち、光ファイバの曲げ応力は、(光ファイバのクラッド径)/(光ファイバ配線の曲げ半径)であることが知られており、本実施例において、従来の光ファイバ配線板製造装置による布線の曲率限界が12mmであったのに対して、約5mmという従来の光ファイバでは不可能であった曲率半径の小さい曲線部を形成することが可能となった。
【0018】
また、従来の光ファイバの被覆部を合わせた外径が250μmから152μmとしたことにより、従来の光ファイバに比べて被覆部の外径分だけ細径に形成することができるため、約3/5の配線密度にすることができるので高密度配線が可能になる。また、光ファイバ10ないし13の曲線部に生じる応力が緩和されることにより、基材6,8間に光ファイバ10ないし13を固定する際に、曲線部の曲げを戻そうとする復元力が小さいため、光ファイバ10ないし13が基材6,8から剥離することがなくなり、製造歩留まりが向上する。さらに、光ファイバ10ないし13の曲線部の曲率半径をメーカ使用保証値の30mmよりも小さい曲率半径で長期間使用しても、光ファイバ10ないし13が細径であるため破断の原因である曲げ応力が少ないことから信頼性が向上する。
【0019】
図3は本発明の第2の実施の形態を示す平面図である。
同図において、全体を符号61で示す光配線板装置は、2枚の基材23,24間に固定された16本の光ファイバ25ないし40によって形成された本体部62と、4本の光ファイバピグテイル41ないし44からなる第1の端末部63と、4本の光ファイバピグテイル45ないし48からなる第2の端末部64とによって概略構成されている。基材23,24は厚さが125μmで外形寸法が40mm×50mmのポリイミドフィルムによって形成され、これら基材23,24間にアクリル系の接着剤を介して16本の光ファイバ25ないし40が固定されている。
【0020】
光ファイバピグテイル41は4本の光ファイバ25ないし28からなり、光ファイバピグテイル42は4本の光ファイバ29ないし32からなり、光ファイバピグテイル43は4本の光ファイバ33ないし36からなり、光ファイバピグテイル44は4本の光ファイバ37ないし40からなる。これら光ファイバピグテイル41ないし44の終端部のそれぞれには、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ49ないし52が取り付けられている。
【0021】
光ファイバピグテイル45は4本の光ファイバ25、29,33,37からなり、光ファイバピグテイル46は4本の光ファイバ26,30,34,38からなり、光ファイバピグテイル47は4本の光ファイバ27,31,35,39からなり、光ファイバピグテイル48は4本の光ファイバ28,32,36,40からなる。これら光ファイバピグテイル45ないし48の終端部のそれぞれには、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ53ないし56が取り付けられている。
【0022】
第1の端末部63の4本の光ファイバピグテイル41ないし44と、第2の端末部64の4本の光ファイバピグテイル45ないし48とは、基材23,24の左右の両端部に互いに対向するように固定されている。第1の端末部63の光ファイバピグテイル41を構成する4本の各光ファイバ25ないし28が、第2の端末部64のSC型光コネクタ53ないし56のそれぞれに接続される、いわゆるシャッフル構造になっている。同様に、第1の端末部63の光ファイバピグテイル42を構成する4本の光ファイバ29ないし32、および光ファイバピグテイル43を構成する4本の光ファイバ33ないし35、ならびに光ファイバピグテイル44を構成する4本の光ファイバ37ないし40も、第2の端末部64のSC型光コネクタ53ないし56のそれぞれに接続されるようにシャッフル構造になっている。したがって、本体部62の16本の光ファイバ25ないし40は、基材24上で互いに立体的に交差して交差部が形成されているとともに、湾曲した曲線部が設けられている。
【0023】
上述した16本の光ファイバ25ないし40は、コーニング社製PureModeRC1300を使用し、コア径が波長1310nm帯で5.5μmで、クラッド径が80μmで、被覆径が165μmにそれぞれ形成されている。また、光ファイバ25ないし40は、単一モードで比屈折率差が1.0%に形成されており、一般的に広く用いられている単一モード光ファイバの0.3%と比較して充分に大きな比屈折率差を有している。また、本体部62に整列固定した光ファイバ25ないし40の曲線部の曲率半径を13mmに形成されている。
【0024】
このように、光ファイバ25ないし40のクラッド径を従来の光ファイバの125μmと比較して80μmとして約2/3としたことにより、光ファイバの曲げ応力が緩和される。上述したように、光ファイバの曲げ応力は、(光ファイバのクラッド径)/(光ファイバ配線の曲げ半径)であることから、この第2の実施の形態における光ファイバ25ないし40のクラッド径が従来の光ファイバと比較して約2/3となっていることから、同一の曲率半径で加わる曲げ応力も約2/3となる。したがって、この第2の実施の形態においては、曲率半径が少なくとも約20mmを必要としていた従来の光配線板装置と比較して曲率半径を約2/3とする13mmでも、従来の光ファイバの曲率半径20mmと同様の信頼性を維持することが可能になる。
【0025】
図3と同様の機能・形状を有する光配線板を一般的に広く用いられている単一モード光ファイバを用いて形成したところ、光ファイバの曲率半径が22mmになり、光配線板の外形寸法が120mm×80mmとなった。第2の実施の形態の大きさと比較して面積において約4〜5倍となっている。したがって、この第2の実施の形態において、従来と比較して同様の機能を約1/4以下の面積で実現することができる。
【0026】
また、この第2の実施の形態の光配線板装置の挿入損失を測定したところ約0.5dBであった。これは、光配線板装置終端部の光コネクタの結合損失が大部分を占めていると推測される。すなわち、光ファイバの曲げ損失を調査するために、光ファイバを曲率半径の異なる円筒に巻きつけて損失増加量を測定したところ、波長1300nmにて測定した結果、曲率半径3mm以下で損失の発生を確認した。したがって、本実施例においては曲率半径を13mmとしているため、光ファイバを曲げたことによる損失増加は起こらないものと推測されるからである。
【0027】
また、従来の光配線板装置に用いる光ファイバの外径は250μmであり、この第2の実施の形態は165μmと外径にして約2/3であるため、光ファイバ配線が交差して飛び越える際の高さも約2/3となるので、飛び越える光ファイバの曲率半径が小さくなる。したがって、交差による光ファイバの曲率半径が小さいことから交差時に加わる歪が小さくなることから、従来の光ファイバと比較して信頼性が向上する。
【0028】
【実施例】
光ファイバの長期信頼性は、脆性材料である光ファイバの石英ガラス部、すなわちコアおよびクラッド部に使用時に加わる歪によって応力破断することによって寿命が決まることから、ガラス部の細径化は光ファイバの曲げた際の応力低下、すなわち長寿命化に繋がる。これらの光ファイバのクラッド径は本来光ファイバがもつ光学特性を満足している限りにおいては、材質がガラス系材料である部分の体積が少ない。換言すれば、クラッド部(=ガラス部)が一般的に用いられている125μmより細径であればあるほど望ましい。ただし、光ファイバの製造限界やクラッドへの光の漏れも考慮するとクラッド径は40μm〜100μmの間が、上述した効果と製造とのバランスが良好になり、特に、入手し易いという観点からクラッド径が80μmであることが望ましい。
【0029】
また、基材6,8間に整列保持される光ファイバの非屈折率差は、一般的な単一モード光より大きい0.3%以上のものであれば使用することが可能であるが、大きすぎると光ファイバの設計が困難になるので、比屈折率差Δは0.5%〜1.5%の範囲内であることが望ましい。
【0030】
なお、本実施の形態においては、光ファイバ10ないし13、光ファイバ25ないし40を可撓性を有するポリイミドフィルム6,8間に固定したが、ポリイミドフィルムの替わりに剛性を有する基板としてもよい。また、光ファイバ10ないし13および光ファイバ25ないし40は、単一モード光ファイバ、ステップインデックス型多モード光ファイバ、分布屈折率型多モード光ファイバに限らず、特殊光ファイバを使用することも可能である。
【0031】
また、端末部3,4,63,64の終端部に接続された光学接続部品は、単心の光ファイバピグテイルの場合は、用いる光ファイバのクラッド径よりわずかに大きい内径を有するジルコニアフェルール、ガラスフェルール、金属フェルールまたは、これらを用いたSCコネクタ、MU型光コネクタ、FC型光コネクタ、LC型光コネクタ、ST型光コネクタ、DSプラグイン型光コネクタ等種々のコネクタを使用することが可能である。また、終端部のピグテイルが多芯の場合には、用いる光ファイバのクラッド径と同様の位置合わせ機構を有するV溝接続法や、クラッド径よりわずかに大きい内径を有するMT型光コネクタ、MPO/MTP型光コネクタ等種々のコネクタを使用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、装置の小型化を図ることができるとともに、高密度配線が可能になる。また、製造歩留まりが向上し、かつ信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光配線板装置の平面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】本発明の第の2実施の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1,61…光配線板装置、2,62…本体、3,63…第1の端末部、4,64…第2の端末部、6,8…基材、7…接着剤、10ないし13,25ないし40…細径状の光ファイバ、101,111,121,131,102,112,122,132…光ファイバピグテイル、15ないし22,49ないし56…SCコネクタ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信における光通信・光電送装置に搭載された光配線板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の光配線板装置においては、任意の位置に光ファイバを引き回すために、光ファイバの配線パターンに曲線部や交差部が設けられる。この場合、一般的に広く用いられている石英光ファイバは、被覆部は樹脂によってコーティングされているものの、中心部を構成するコアおよびクラッドは石英ガラスによって形成されており、曲げることによる応力によって破断するおそれがある。このため、光ファイバを曲げる場合には、所定の曲率半径以上になるようにして使用しており、光配線板装置においても、角度90°に曲げる場合や角度180°に折り返して曲げる場合にも、所定の曲率半径以上になるように配線パターンを形成している。
【0003】
したがって、特開平11−258448号公報に記載されているように、光ファイバを固定する基材を可撓性が良好な樹脂によって形成したとしても、光ファイバ自体は曲率半径を30mm以上に維持する必要があり、この曲率半径以下での光ファイバの配線は困難であるという問題が依然としてあった。この曲率半径を30mmを維持しつつ、光配線板装置を製造すると、光配線が占めるスペースが大きくなってしまうことにより、光素子、光部品、光回路基板を実装するスペースにも制限が生じるといった欠点があった。このため、従来の光配線板装置においては、装置の小型化および配線の高密度化が充分ではなかった。
【0004】
そこで、これらの問題を解決する方法として、例えば、特開2002−48933号公報に提案された方法がある。ここに提案された方法は、光配線の曲げ損失を低減するために、光配線板に使用する光ファイバのコアとクラッドとの比屈折率差Δを高くするという、いわゆる高Δ化光ファイバを使用するという方法である。この方法によれば、光ファイバの曲率半径を30mm以下としても、光ファイバの曲げ損失が低減できるため、光配線が占める面積の低減や光配線の高密度化に一応の効果が得られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した光配線板の光ファイバを高Δ化するという方法では、光配線板において曲線パターンを布線する場合、光ファイバの曲げを戻そうとする復元力が働くために、曲率半径を30mm以下とすると、布線した光ファイバが仮固定している粘着性接着剤から剥離してしまうので、製造歩留まりが低下するという問題があった。また、光配線板において光ファイバの曲率半径をメーカ使用保証値の30mmよりも小さい曲率半径で使用するということは、光学特性は問題ないものの、長期間使用しているうちに光ファイバが曲げ応力等により破断するので信頼性にも問題があった。
【0006】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、第1の目的は装置内光配線の小型化を図ることにある。また、第2の目的は配線の高密度化を図ることにある。また、第3の目的は歩留まりの向上を図ることにある。また、第4の目的は信頼性の向上を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、光ファイバを対向する2枚の基材間に固定した本体部と、この本体部から終端部まで前記光ファイバを延設した光ファイバピグテイルとを備えた光配線板装置において、前記光ファイバのガラスによって形成された部位の外径を40μm〜100μmとしたものである。
したがって、一般的な光ファイバと比べて光ファイバの曲げ応力が小さくなる。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記光ファイバの比屈折率差を0.5%〜1.5%の範囲内としたものである。
したがって、光ファイバ内を伝搬する光が、一般的な光ファイバに比べてよりコアに閉じ込められ、外部への放射として漏れるのを規制できる。
【0009】
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記光ファイバを被覆している被覆部材の外径を250μm以下に形成したものである。
したがって、一般的な光ファイバと比べて光ファイバの外径が小さくなるので、その分だけ高密度の配線が可能になる。
【0010】
また、請求項4に係る発明は、請求項1ないし3に係る発明において、前記光ファイバを単一モード光ファイバとしたものである。
したがって、単一モード光ファイバ通信に適用できる。
【0011】
また、請求項5に係る発明は、請求項1ないし3に係る発明において、前記光ファイバを多モード光ファイバとしたものである。
したがって、多モード光ファイバ通信に適用できる。
【0012】
また、請求項6に係る発明は、請求項1ないし5に係る発明において、前記終端部に光学接続部品を備えたものである。
したがって、光学接続部品を介して別の光ファイバに接続が可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る光配線板装置の平面図、図2は図1におけるII−II線断面図である。
図1において、全体を符号1で示す光配線板装置は、4本の光ファイバ10ないし13が2枚の基材6,7に挟まれてこれら基材6,7間に固定された本体部2と、この本体部2の光ファイバ10ないし13の一端を延設した第1の端末部3と、光ファイバ10ないし13の他端を延設した第2の端末部4とによって概略構成されている。
【0014】
本体部2を構成する2枚の基材6,8は、共に厚さが125μmで外形寸法が115mm×56mmのポリイミドフィルムからなり、図1に示すように、5枚の短冊6aないし6e(基材8は図示を省略)によって櫛歯状に形成されている。4本の光ファイバ10ないし13は、基材6上に塗布した接着剤7によって、短冊6a上に共通に固定されるとともに、各短冊6bないし6e上にそれぞれ固定されている。これら4本の光ファイバ10ないし13は、それぞれ湾曲状に形成された4個の曲線部10aないし10d、曲線部11aないし11d、曲線部12aないし12d、曲線部13aないし13dが設けられている。このように基材6上に固定された4本の光ファイバ10ないし13は、基材8を基材6に被せることにより、これら2枚の基材6,7間に固定されている。
【0015】
光ファイバ10ないし13は、クラッド径が80μmに形成され、被覆部を合わせた外径寸法が152μmに形成されており、波長1310nm帯で単一モード動作をする細径状に形成した光ファイバを使用している。また、光ファイバ10ないし13の各曲線部10aないし10d、曲線部11aないし11d、曲線部12aないし12d、曲線部13aないし13dの曲率半径はいずれも5mmに形成されている。
【0016】
第1の端末部3には、4本の光ファイバ10ないし13の一端を延設した光ファイバピグテイル101,111,121,131が備えられており、これら光ファイバピグテイル101,111,121,131の終端部には、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ15ないし18が取り付けられている。第2の端末部4には、4本の光ファイバ10ないし13の他端を延設した光ファイバピグテイル102,112,122,132が備えられており、これら光ファイバピグテイル102,112,122,132の終端部には、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ19ないし22が取り付けられている。
【0017】
このように、光ファイバ10ないし13のクラッド径が、一般的に広く用いられている光ファイバの125μmと比較して約2/3となるように形成されており、被覆部を含めた外径も従来の250μmから152μmと約3/5となるように形成されている。クラッド径が従来の光ファイバの約2/3に形成されていることから、光配線板における光ファイバ10ないし13の曲線部に生じる応力が緩和される。すなわち、光ファイバの曲げ応力は、(光ファイバのクラッド径)/(光ファイバ配線の曲げ半径)であることが知られており、本実施例において、従来の光ファイバ配線板製造装置による布線の曲率限界が12mmであったのに対して、約5mmという従来の光ファイバでは不可能であった曲率半径の小さい曲線部を形成することが可能となった。
【0018】
また、従来の光ファイバの被覆部を合わせた外径が250μmから152μmとしたことにより、従来の光ファイバに比べて被覆部の外径分だけ細径に形成することができるため、約3/5の配線密度にすることができるので高密度配線が可能になる。また、光ファイバ10ないし13の曲線部に生じる応力が緩和されることにより、基材6,8間に光ファイバ10ないし13を固定する際に、曲線部の曲げを戻そうとする復元力が小さいため、光ファイバ10ないし13が基材6,8から剥離することがなくなり、製造歩留まりが向上する。さらに、光ファイバ10ないし13の曲線部の曲率半径をメーカ使用保証値の30mmよりも小さい曲率半径で長期間使用しても、光ファイバ10ないし13が細径であるため破断の原因である曲げ応力が少ないことから信頼性が向上する。
【0019】
図3は本発明の第2の実施の形態を示す平面図である。
同図において、全体を符号61で示す光配線板装置は、2枚の基材23,24間に固定された16本の光ファイバ25ないし40によって形成された本体部62と、4本の光ファイバピグテイル41ないし44からなる第1の端末部63と、4本の光ファイバピグテイル45ないし48からなる第2の端末部64とによって概略構成されている。基材23,24は厚さが125μmで外形寸法が40mm×50mmのポリイミドフィルムによって形成され、これら基材23,24間にアクリル系の接着剤を介して16本の光ファイバ25ないし40が固定されている。
【0020】
光ファイバピグテイル41は4本の光ファイバ25ないし28からなり、光ファイバピグテイル42は4本の光ファイバ29ないし32からなり、光ファイバピグテイル43は4本の光ファイバ33ないし36からなり、光ファイバピグテイル44は4本の光ファイバ37ないし40からなる。これら光ファイバピグテイル41ないし44の終端部のそれぞれには、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ49ないし52が取り付けられている。
【0021】
光ファイバピグテイル45は4本の光ファイバ25、29,33,37からなり、光ファイバピグテイル46は4本の光ファイバ26,30,34,38からなり、光ファイバピグテイル47は4本の光ファイバ27,31,35,39からなり、光ファイバピグテイル48は4本の光ファイバ28,32,36,40からなる。これら光ファイバピグテイル45ないし48の終端部のそれぞれには、80μm用のガラスフェルールを介してSC型光コネクタ53ないし56が取り付けられている。
【0022】
第1の端末部63の4本の光ファイバピグテイル41ないし44と、第2の端末部64の4本の光ファイバピグテイル45ないし48とは、基材23,24の左右の両端部に互いに対向するように固定されている。第1の端末部63の光ファイバピグテイル41を構成する4本の各光ファイバ25ないし28が、第2の端末部64のSC型光コネクタ53ないし56のそれぞれに接続される、いわゆるシャッフル構造になっている。同様に、第1の端末部63の光ファイバピグテイル42を構成する4本の光ファイバ29ないし32、および光ファイバピグテイル43を構成する4本の光ファイバ33ないし35、ならびに光ファイバピグテイル44を構成する4本の光ファイバ37ないし40も、第2の端末部64のSC型光コネクタ53ないし56のそれぞれに接続されるようにシャッフル構造になっている。したがって、本体部62の16本の光ファイバ25ないし40は、基材24上で互いに立体的に交差して交差部が形成されているとともに、湾曲した曲線部が設けられている。
【0023】
上述した16本の光ファイバ25ないし40は、コーニング社製PureModeRC1300を使用し、コア径が波長1310nm帯で5.5μmで、クラッド径が80μmで、被覆径が165μmにそれぞれ形成されている。また、光ファイバ25ないし40は、単一モードで比屈折率差が1.0%に形成されており、一般的に広く用いられている単一モード光ファイバの0.3%と比較して充分に大きな比屈折率差を有している。また、本体部62に整列固定した光ファイバ25ないし40の曲線部の曲率半径を13mmに形成されている。
【0024】
このように、光ファイバ25ないし40のクラッド径を従来の光ファイバの125μmと比較して80μmとして約2/3としたことにより、光ファイバの曲げ応力が緩和される。上述したように、光ファイバの曲げ応力は、(光ファイバのクラッド径)/(光ファイバ配線の曲げ半径)であることから、この第2の実施の形態における光ファイバ25ないし40のクラッド径が従来の光ファイバと比較して約2/3となっていることから、同一の曲率半径で加わる曲げ応力も約2/3となる。したがって、この第2の実施の形態においては、曲率半径が少なくとも約20mmを必要としていた従来の光配線板装置と比較して曲率半径を約2/3とする13mmでも、従来の光ファイバの曲率半径20mmと同様の信頼性を維持することが可能になる。
【0025】
図3と同様の機能・形状を有する光配線板を一般的に広く用いられている単一モード光ファイバを用いて形成したところ、光ファイバの曲率半径が22mmになり、光配線板の外形寸法が120mm×80mmとなった。第2の実施の形態の大きさと比較して面積において約4〜5倍となっている。したがって、この第2の実施の形態において、従来と比較して同様の機能を約1/4以下の面積で実現することができる。
【0026】
また、この第2の実施の形態の光配線板装置の挿入損失を測定したところ約0.5dBであった。これは、光配線板装置終端部の光コネクタの結合損失が大部分を占めていると推測される。すなわち、光ファイバの曲げ損失を調査するために、光ファイバを曲率半径の異なる円筒に巻きつけて損失増加量を測定したところ、波長1300nmにて測定した結果、曲率半径3mm以下で損失の発生を確認した。したがって、本実施例においては曲率半径を13mmとしているため、光ファイバを曲げたことによる損失増加は起こらないものと推測されるからである。
【0027】
また、従来の光配線板装置に用いる光ファイバの外径は250μmであり、この第2の実施の形態は165μmと外径にして約2/3であるため、光ファイバ配線が交差して飛び越える際の高さも約2/3となるので、飛び越える光ファイバの曲率半径が小さくなる。したがって、交差による光ファイバの曲率半径が小さいことから交差時に加わる歪が小さくなることから、従来の光ファイバと比較して信頼性が向上する。
【0028】
【実施例】
光ファイバの長期信頼性は、脆性材料である光ファイバの石英ガラス部、すなわちコアおよびクラッド部に使用時に加わる歪によって応力破断することによって寿命が決まることから、ガラス部の細径化は光ファイバの曲げた際の応力低下、すなわち長寿命化に繋がる。これらの光ファイバのクラッド径は本来光ファイバがもつ光学特性を満足している限りにおいては、材質がガラス系材料である部分の体積が少ない。換言すれば、クラッド部(=ガラス部)が一般的に用いられている125μmより細径であればあるほど望ましい。ただし、光ファイバの製造限界やクラッドへの光の漏れも考慮するとクラッド径は40μm〜100μmの間が、上述した効果と製造とのバランスが良好になり、特に、入手し易いという観点からクラッド径が80μmであることが望ましい。
【0029】
また、基材6,8間に整列保持される光ファイバの非屈折率差は、一般的な単一モード光より大きい0.3%以上のものであれば使用することが可能であるが、大きすぎると光ファイバの設計が困難になるので、比屈折率差Δは0.5%〜1.5%の範囲内であることが望ましい。
【0030】
なお、本実施の形態においては、光ファイバ10ないし13、光ファイバ25ないし40を可撓性を有するポリイミドフィルム6,8間に固定したが、ポリイミドフィルムの替わりに剛性を有する基板としてもよい。また、光ファイバ10ないし13および光ファイバ25ないし40は、単一モード光ファイバ、ステップインデックス型多モード光ファイバ、分布屈折率型多モード光ファイバに限らず、特殊光ファイバを使用することも可能である。
【0031】
また、端末部3,4,63,64の終端部に接続された光学接続部品は、単心の光ファイバピグテイルの場合は、用いる光ファイバのクラッド径よりわずかに大きい内径を有するジルコニアフェルール、ガラスフェルール、金属フェルールまたは、これらを用いたSCコネクタ、MU型光コネクタ、FC型光コネクタ、LC型光コネクタ、ST型光コネクタ、DSプラグイン型光コネクタ等種々のコネクタを使用することが可能である。また、終端部のピグテイルが多芯の場合には、用いる光ファイバのクラッド径と同様の位置合わせ機構を有するV溝接続法や、クラッド径よりわずかに大きい内径を有するMT型光コネクタ、MPO/MTP型光コネクタ等種々のコネクタを使用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、装置の小型化を図ることができるとともに、高密度配線が可能になる。また、製造歩留まりが向上し、かつ信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光配線板装置の平面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】本発明の第の2実施の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1,61…光配線板装置、2,62…本体、3,63…第1の端末部、4,64…第2の端末部、6,8…基材、7…接着剤、10ないし13,25ないし40…細径状の光ファイバ、101,111,121,131,102,112,122,132…光ファイバピグテイル、15ないし22,49ないし56…SCコネクタ。
Claims (6)
- 光ファイバを対向する2枚の基材間に固定した本体部と、この本体部から終端部まで前記光ファイバを延設した光ファイバピグテイルとを備えた光配線板装置において、前記光ファイバのガラスによって形成された部位の外径を40μm〜100μmとしたことを特徴とする光配線板装置。
- 請求項1記載の光配線板装置において、前記光ファイバの比屈折率差を0.5%〜1.5%の範囲内としたことことを特徴とする光配線板装置。
- 請求項1または2記載の光配線板装置において、前記光ファイバを被覆している被覆部材の外径を250μm以下に形成したことを特徴とする光配線板装置。
- 請求項1ないし3記載の光配線板装置において、前記光ファイバを単一モード光ファイバとしたことを特徴とする光配線板装置。
- 請求項1ないし3記載の光配線板装置において、前記光ファイバを多モード光ファイバとしたことを特徴とする光配線板装置。
- 請求項1ないし5記載の光配線板装置において、前記終端部に光学接続部品を備えたことを特徴とする光配線板装置。
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- 2002-06-03 JP JP2002161033A patent/JP2004004388A/ja active Pending
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