JP2006039310A - 光ループバックコネクタ - Google Patents

光ループバックコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2006039310A
JP2006039310A JP2004220565A JP2004220565A JP2006039310A JP 2006039310 A JP2006039310 A JP 2006039310A JP 2004220565 A JP2004220565 A JP 2004220565A JP 2004220565 A JP2004220565 A JP 2004220565A JP 2006039310 A JP2006039310 A JP 2006039310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical fiber
connector
loopback connector
mode field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004220565A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Iida
秀徳 飯田
Masanori Nonomura
雅徳 野々村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
Priority to JP2004220565A priority Critical patent/JP2006039310A/ja
Publication of JP2006039310A publication Critical patent/JP2006039310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】低光損失かつ小型の光ループバックコネクタを提供する。
【解決手段】第1フェルール11および第2フェルール12を含む2連コネクタ1と、第1フェルール11に一端を挿入され且つ第2フェルール12に他端を挿入された光ファイバ20とを具備した光ループバックコネクタ100であって、光ファイバ20のコアおよびクラッドの比屈折率差Δは1%〜3%であり、光ファイバ20のモードフィールド径は3μm〜8μmである。
【効果】光ファイバの曲げ半径を10mm以下にしても低光損失を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ループバックコネクタに関し、さらに詳しくは、低光損失かつ小型の光ループバックコネクタに関する。
従来、光ファイバを折り曲げてその一端および他端を2連コネクタに接続した光ループバックコネクタが公知である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−161842号公報
従来の光ループバックコネクタでは、光ファイバの折り曲げ部と2連コネクタの間に数mm〜数十mmほどの直線状部分を設けている。これは、2連コネクタにおける光ファイバ間隔の1/2よりも大きな曲げ半径で光ファイバを折り曲げるためであり、換言すれば、低光損失を実現する(曲げによる光損失を小さくする)ためである。
しかし、2連コネクタから長い光ファイバが出ている構造になるため、全体が小型にならない問題点があった。
そこで、本発明の目的は、低光損失かつ小型の光ループバックコネクタを提供することにある。
第1の観点では、本発明は、向きを揃えて並設した一対のフェルールと、前記一対のフェルールに一端および他端をそれぞれ挿入された光ファイバとを具備してなる光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバの少なくとも折り曲げ部分は、コアおよびクラッドの比屈折率差Δが1%〜3%であり且つモードフィールド径が3μm〜8μmの光ファイバであることを特徴とする光ループバックコネクタを提供する。
本願発明者は、「末松安晴・伊賀健一共著、光ファイバ通信入門(改訂3版)、オーム社、1989年」の式(10・89)から、光ファイバの曲げによる光損失を小さくするためには、光ファイバのコアおよびクラッドの比屈折率差Δを大きくすればよいことを見出した。そして、鋭意研究したところ、モードフィールド径が3μm〜8μmである光ファイバについて、図5に示すような比屈折率差Δと曲げ半径と光損失の関係を得た。そして、この関係から、比屈折率差Δが1%〜3%であり且つモードフィールド径が3μm〜8μmである光ファイバを使用すれば、光ファイバの曲げ半径を約2mmまで小さくしても曲げによる光損失は十分小さいことを見出し、本願発明を完成した。
すなわち、上記第1の観点による光ループバックコネクタでは、比屈折率差が1%〜3%であり且つモードフィールド径が3μm〜8μmである光ファイバを使用するため、曲げ半径を約2mmまで小さくしても、曲げによる光損失は十分小さくなる。よって、光ファイバの折り曲げ部と2連コネクタの間に直線状部分をほとんど設けずに済み、低光損失かつ小型の光ループバックコネクタを実現できる。
第2の観点では、本発明は、上記構成の光ループバックコネクタにおいて、前記一対のフェルールが2連コネクタの一部であり、前記光ファイバの折り曲げ部の曲げ半径が前記一対のフェルールの間隔の約1/2であることを特徴とする光ループバックコネクタを提供する。
SC型2連コネクタの場合、フェルールの間隔は約26mmである。そこで、光ファイバの曲げ半径を約13mmにすれば、2連コネクタからただちに光ファイバを半円周状に折り曲げればよい。従って、光ファイバに直線状部分をほとんど設けずに済み、低光損失かつ小型の光ループバックコネクタを実現できる。
MU型2連コネクタやLC型2連コネクタの場合、フェルールの間隔は約7mmである。そこで、光ファイバの曲げ半径を約3.5mmにすれば、2連コネクタからただちに光ファイバを半円周状に折り曲げればよい。従って、光ファイバに直線状部分をほとんど設けずに済み、低光損失かつ小型の光ループバックコネクタを実現できる。
第3の観点では、本発明は、上記構成の光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバの外周面にポリイミド被覆または金被覆が形成されていることを特徴とする光ループバックコネクタを提供する。
上記第3の観点による光ループバックコネクタでは、ポリイミド被覆または金被覆を採用したため、高い耐熱性が得られる。
第4の観点では、本発明は、上記構成の光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバは、一端または両端近傍に拡径部を有することを特徴とする光ループバックコネクタを提供する。
光ループバックコネクタの2連コネクタには、光伝送路を構成する一対の光ファイバが接続されるが、それら光ファイバのモードフィールド径は例えば約9.7μmである。
そこで、上記第4の観点による光ループバックコネクタでは、光ループバックコネクタの光ファイバの一端または両端近傍に拡径部を設ける。これにより、モードフィールド径の違いによる光損失を抑制することが出来る。
第5の観点では、本発明は、上記構成の光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバの一端または両端部分は、モードフィールド径が9μmより大きい光ファイバであり、該一端または両端部分の光ファイバは、前記折り曲げ部分の光ファイバと、前記折り曲げ部分の光ファイバの拡径部を介して滑らかに接続されていることを特徴とする光ループバックコネクタを提供する。
光ループバックコネクタの2連コネクタには、光伝送路を構成する一対の光ファイバが接続されるが、それら光ファイバのモードフィールド径は例えば約9.7μmである。
そこで、上記第5の観点による光ループバックコネクタでは、光ファイバの一端または両端部分の光ファイバは、モードフィールド径が例えば約9.7μmの光ファイバとする。そして、折り曲げ部分の光ファイバとは、折り曲げ部分の光ファイバの拡径部を介して滑らかに接続する。これにより、モードフィールド径の違いによる光損失を抑制することが出来る。
本発明の光ループバックコネクタによれば、低光損失を維持し、かつ、小型化できる。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかる光ループバックコネクタ100を示す構成平面図である。
この光ループバックコネクタ100は、向きを揃えて並設した第1フェルール11および第2フェルール12を含む2連コネクタ1と、第1フェルール11に一端を挿入され且つ第2フェルール12に他端を挿入された光ファイバ20とを具備してなる。
第1フェルール11と第2フェルール12の間隔Dは、例えば約7mmである。
光ファイバ20は、半円周状に折り曲げられており、曲げ半径rは約3.5mmである。
図2は、第1フェルール11の付近を示す断面図である。
光ファイバ20は、コア21と、クラッド22と、ポリイミド被覆または金被覆23からなっている。
光ファイバ20のコア21およびクラッド22の比屈折率差Δは、1%〜3%である。また、光ファイバ20のモードフィールド径は、3μm〜8μmである。
光ファイバ20の端部は、コア径が滑らかに拡大した拡径部21aになっており、端面でのモードフィールド径は、2連コネクタ1に接続される光伝送路の光ファイバのモードフィールド径にほぼ一致するようになっている(例えば9.7μmになっている)。
−製造例−
(1)波長1550nmにおけるモードフィールド径4.2μm、比屈折率差Δ=2%、クラッド22の径125μm、ポリイミド被覆23の径150μmの光ファイバを線引きし製造する。
(2)この光ファイバを、長さ50mmで、両端にモードフィールド径9.7μmの拡径部21aを有する光ファイバ20に加工する。
(3)光ファイバ20の両端をフェルール11,12に挿入し、接着し、接着剤硬化後、フェルール11,12の端面を研磨する。
(4)フェルール11,12を2連コネクタ1に組み入れ、光ループバックコネクタ100とする。光ファイバ20の曲げ半径は約3mmである。
(5)図3の(a)に示すように、LD光源Sと光ループバックコネクタ100の第1フェルール11をコネクタ付き光コードC1で接続し、光パワーメータMと光ループバックコネクタ100の第2フェルール12をコネクタ付き光コードC2で接続し、光パワーメータMで光強度P1を測定する。次に、図3の(b)に示すように、LD光源Sと光パワーメータMをコネクタ付き光コードCで接続し、光パワーメータMで光強度P0を測定する。そして、光ループバックコネクタ100の光損失L=−10・log(P1/P0)を求めたところ、波長1550nmにおける光損失Lは0.5dBであった。
図4は、実施例2にかかる光ループバックコネクタ200の第1フェルール11の付近を示す断面図である。
この光ループバックコネクタ200は、実施例1にかかる光ループバックコネクタ100の光ファイバ20の一端または両端に、モードフィールド径の異なる光ファイバ30を接続した構成である。
光ファイバ30は、コア31と、クラッド32と、ポリイミド被覆または金被覆33からなっている。光ファイバ30のモードフィールド径は、2連コネクタ1に接続される光伝送路の光ファイバのモードフィールド径にほぼ一致するようになっている(9μm以上になっている)。
光ファイバ30と接続する光ファイバ20の部分は、コア径が滑らかに拡大した拡径部21aになっている。これにより、モードフィールド径は、光ファイバ30と光ファイバ20の間で滑らかに変化している。
実施例2の光ループバックコネクタ200でも、低光損失を維持し、かつ、小型化できる。
本発明の光ループバックコネクタは、光ファイバを使用しての光通信分野または光計測分野に適用される。
実施例1にかかる光ループバックコネクタを示す平面図である。 実施例1にかかる光ループバックコネクタの第1フェルール付近を示す断面図である。 実施例1にかかる光ループバックコネクタの光損失の計測方法を示す説明図である。 実施例2にかかる光ループバックコネクタを示す平面図である。 光ファイバの比屈折率差Δと曲げ半径と光損失の関係を示す特性図である。
符号の説明
1 2連コネクタ
11 第1フェルール
12 第2フェルール
20 光ファイバ
100,200 光ループバックコネクタ

Claims (5)

  1. 向きを揃えて並設した一対のフェルールと、前記一対のフェルールに一端および他端をそれぞれ挿入された光ファイバとを具備してなる光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバの少なくとも折り曲げ部分は、コアおよびクラッドの比屈折率差Δが1%〜3%であり且つモードフィールド径が3μm〜8μmの光ファイバであることを特徴とする光ループバックコネクタ。
  2. 請求項1に記載の光ループバックコネクタにおいて、前記一対のフェルールが2連コネクタの一部であり、前記光ファイバの折り曲げ部の曲げ半径が前記一対のフェルールの間隔の約1/2であることを特徴とする光ループバックコネクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバの外周面にポリイミド被覆または金被覆が形成されていることを特徴とする光ループバックコネクタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバは、一端または両端近傍に拡径部を有することを特徴とする光ループバックコネクタ。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ループバックコネクタにおいて、前記光ファイバの一端または両端部分は、モードフィールド径が9μmより大きい光ファイバであり、該一端または両端部分の光ファイバは、前記折り曲げ部分の光ファイバと、前記折り曲げ部分の光ファイバの拡径部を介して滑らかに接続されていることを特徴とする光ループバックコネクタ。
JP2004220565A 2004-07-28 2004-07-28 光ループバックコネクタ Pending JP2006039310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220565A JP2006039310A (ja) 2004-07-28 2004-07-28 光ループバックコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220565A JP2006039310A (ja) 2004-07-28 2004-07-28 光ループバックコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006039310A true JP2006039310A (ja) 2006-02-09

Family

ID=35904356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004220565A Pending JP2006039310A (ja) 2004-07-28 2004-07-28 光ループバックコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006039310A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013211394A1 (de) 2012-06-27 2014-01-02 Yazaki Corporation Optischer Loopback-Verbinder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013211394A1 (de) 2012-06-27 2014-01-02 Yazaki Corporation Optischer Loopback-Verbinder

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4619424B2 (ja) 光ファイバケーブル
EP0299603B1 (en) Fibre-optic connector employing mode field modification
JP2572402B2 (ja) 光ファイバ回線のアクセス方法及びそのコネクタプラグ
JP5498799B2 (ja) 二重クラッドスタブファイバを備えたファイバ光学コネクタ
JP6477890B2 (ja) 光接続部品
JP2007010896A (ja) 偏波保持光ファイバ及び光ファイバジャイロ
JP2009031459A (ja) 可視光伝送用シングルモード光ファイバ
JP4635786B2 (ja) 光ファイバの接続端末
JP3888942B2 (ja) 光ファイバ部品
JP4690249B2 (ja) 高屈曲性光ファイバ
JP4135585B2 (ja) 光ファイバの接続構造及び光接続部材並びに光コネクタ
JP2005300596A (ja) 複合光ファイバ、光コネクタ、及び、光コネクタ付光ファイバ
JP2007034007A (ja) スポットサイズ変換導波路付きファイバアレイ、並びにそのスポットサイズ変換導波路付きファイバアレイの製造方法及びそれに用いる導波路集積部材
JP2006039310A (ja) 光ループバックコネクタ
US20230014659A1 (en) Optical connector assemblies for low latency patchcords
JPH07225325A (ja) 光ファイバの無反射終端部
JPWO2022065435A5 (ja)
JP5871423B2 (ja) 光ファイバモジュール
JP2005208113A (ja) モードフィールド変換器
JP2006208755A (ja) 光送信器
JP2002182062A (ja) コネクター型光合分波器
JP2015111200A (ja) フェルール付き光ファイバおよびその製造方法
JP2006350265A (ja) 高非線形光ファイバ及び高非線形光ファイバモジュール
JP2007057697A (ja) 光ファイバ相互の接続方法、メカニカルスプライス及び光コネクタ
WO2023157797A1 (ja) 光ファイバ、光デバイス及び光デバイスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081028