JP2008276001A - 光分岐回路および光分岐モジュール - Google Patents

光分岐回路および光分岐モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2008276001A
JP2008276001A JP2007121001A JP2007121001A JP2008276001A JP 2008276001 A JP2008276001 A JP 2008276001A JP 2007121001 A JP2007121001 A JP 2007121001A JP 2007121001 A JP2007121001 A JP 2007121001A JP 2008276001 A JP2008276001 A JP 2008276001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
branching
branch circuit
light
optical branch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007121001A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohaya Ishii
元速 石井
Yasuyuki Inoue
靖之 井上
Yasuhiro Hida
安弘 肥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2007121001A priority Critical patent/JP2008276001A/ja
Publication of JP2008276001A publication Critical patent/JP2008276001A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】小型で低コストの光分岐回路および光分岐モジュールを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、複数の光分岐素子(106,107a,107b,102)が基板上で光導波路(101)を介して多段接続された光分岐回路(103)は、第1の光分岐素子(106)で分岐した一方の光を反射し、第2の光分岐素子(107a)へ折り返すように構成された第1の反射板(104a)と、第1の光分岐素子(106)で分岐した他方の光を反射し、第3の光分岐素子(107b)へ折り返すように構成された第2の反射板(104b)とを備えている。このように、分岐回路(103)を反射板(104)を用いた折り返し構造とすることによって、従来構造のものに比べて小型化が可能となる。また、光分岐回路(103)に接続する光ファイバ(105)を光分岐回路の1つの端面に集約できるため、従来構造の光分岐モジュールに比べてケースサイズを小型化できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光通信などの分野に用いられる光分岐回路および光分岐モジュールなどの光部品に関する。
光通信において、光を効率的かつ経済的に伝送できる光ネットワークが不可欠であり、そのためには、使用する光ファイバの利用効率を上げることが有効である。電話局から加入者までを繋ぐアクセス網において光ファイバの利用効率を上げる手法として、電話局から複数の加入者への光信号を一本の光ファイバに多重化して伝送し、加入者宅の近くで光信号を分岐して加入者宅に伝送するパッシブ光ネットワーク(PON)が知られている。このような光ネットワークでは、光を分岐する光分岐モジュールが重要なデバイスであり、数多く使用されるため、低コストで設置が容易な小型の光分岐モジュールが求められている。
従来の小型の光分岐モジュールでは、特許文献1に記載されているように、光導波路のコアとクラッドの比屈折率差を大きくして最小曲がり半径を小さくすることによって、光分岐モジュール(特許文献1では、光スプリッタ)を小型化している。
図11に、特許文献1に記載された従来例の構成を示す。図11(a)は、最小曲がり半径が大きい導波回路61で構成した導波路型光回路51を示している。これは、1入力4出力の光分岐回路の例である。曲がり半径が大きな屈曲部Aを有するため、導波路型光回路51の長さL1も大きくなる。これに対して、図11(b)は、最小曲がり半径が小さい導波回路41で構成した導波路型光回路31を示している。曲がり半径が小さい屈曲部Bによって導波路型光回路31が構成されているため、その長さL2が短くなっている。
図11(c)は、導波路型光回路31を用いた光スプリッタ30を示している。この光スプリッタ30は、導波路型光回路31の入出力端に接続されたファイバブロック32および34、さらにこれらを収納するケース36から構成されている。ファイバブロック32および34は、単心光ファイバ33および35aを有しており、これらの単心光ファイバを介して導波路型光回路31に光を入出力している。なお、単心光ファイバ35aは、テープファイバ35の被覆を剥がすことによって、露出している。
この従来例では、小型化された導波路型光回路31を適用することによって、光スプリッタ30の寸法を長さ4cm以下、縦4mm以下、横4mm以下にすることが可能である。この寸法は、図12に示す光クロージャ10または光キャビネット20の収容トレイ11または21に収容可能な値である。図12(a)は、光クロージャ10の外観を示し、図12(b)は、光クロージャの内部構成を示している。光クロージャは、光アクセス網の架空あるいは地下の配線区間に設置され、光ファイバ同士の接続部を保護するものである。光クロージャの両端からは、光ファイバケーブルが挿入できる構造となっている。光クロージャ10は、内部に複数の収納トレイ11を備えており、光ファイバケーブル12の心線12aと光ファイバケーブル13,14の心線13a,14aを融着またはメカニカルスプライスした接続部15を収納トレイ11の固定部16に固定可能な構造となっている。
図12(c)は、光キャビネットの外観を示し、図12(d)は、光キャビネットの内部構造を示している。光キャビネットは、加入者宅に光ファイバケーブルを終端するために光ファイバケーブルの固定および収納や接続などを行うためのものである。光キャビネットの一端からは、光ファイバケーブルが挿入できる構造となっているのが一般的である。光キャビネット20は、内部に複数の収納トレイ21を備えた例であり、光ファイバケーブル22の心線22aと光ファイバケーブル23の心線23aを融着またはメカニカルスプライスした接続部24を収納トレイ21の固定部25に搭載可能な構造となっている。
従来例として示した光スプリッタ30は、収納トレイ11,21の固定部16,25に固定可能なサイズであるため、従来の光クロージャまたは光キャビネットの構造を変更することなく、光スプリッタを収納できる点で有利である。
特開2002−221638号公報
しかしながら、光クロージャまたは光キャビネットも含めてさらなる小型化を考えた場合、光分岐回路のさらなる小型化が要望される。また、光分岐回路の両端に光ファイバが接続されている従来構造では、図12(b)および図12(d)に示すように光分岐モジュール(スプリッタ)を固定する固定部16,25の両端に光ファイバを取り廻す領域17,26が必要となり、収納トレイ11,12の小型化が困難であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、光分岐モジュールが収納トレイなどに固定される場合であっても、光ファイバの取り廻し領域を削減できる小型の光分岐回路および光分岐モジュールを低コストで提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の光分岐素子が基板上で光導波路を介して多段接続された光分岐回路であって、第1の光分岐素子で分岐した一方の光を反射し、第2の光分岐素子へ折り返すように構成された第1の反射板と、第1の光分岐素子で分岐した他方の光を反射し、第3の光分岐素子へ折り返すように構成された第2の反射板とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光分岐回路であって、前記第1の反射板は、第1の光分岐素子で分岐した一方の光を第2の光分岐素子へ反射するときの損失が1dB以下、反射減衰量が40dB以上となるように構成され、前記第2の反射板は、第1の光分岐素子で分岐した他方の光を第3の光分岐素子へ反射するときの損失が1dB以下、反射減衰量が40dB以上となるように構成されたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の光分岐回路であって、前記光導波路は、反射板近傍でテーパ構造を有していることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の光分岐回路であって、前記反射板は、前記基板の異なる端面に形成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の光分岐回路であって、前記反射板は、前記基板上の異なる溝に形成されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の光分岐回路であって、前記反射板は、金属または誘電体多層膜で形成されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の光分岐回路であって、入力用の光導波路および出力用の光導波路が基板の同一の端面に集約されていることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の光分岐回路であって、前記光分岐素子は、Y分岐型、方向性結合器型、マッハツェンダ干渉計型および多モード干渉計型のいずれかであることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、光分岐モジュールであって、請求項1から8のいずれかに記載の光分岐回路の入力用の光導波路および出力用の光導波路に光ファイバを接続したことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の光分岐モジュールであって、前記入力用の光導波路に接続された光ファイバと、前記出力用の光導波路に接続された光ファイバとは、対向する方向に延伸するよう構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、光分岐回路を反射板を用いた折り返し構造とすることによって、従来構造のものに比べて小型化が可能となる。光分岐回路は、ウェハなどの基板に一括して複数の回路が作製されるため、そのサイズが小さくなれば、ウェハあたりの収量が増え、低コスト化につながる。さらに、光分岐回路に接続する光ファイバを光分岐回路の1つの端面に集約できるため、従来構造の光分岐モジュールに比べてケースサイズを小型化できる。また、光ファイバの接続が1つの端面に集約されるため、光ファイバの接続に要する作業時間が削減され、光分岐モジュールの製造コストの低減につながる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る光分岐モジュールの構成例を示している。この光分岐モジュールは、入力または出力用の光ファイバ105と、入力用光ファイバからの光を分岐し、出力用光ファイバへ導波する光分岐回路103と、光分岐回路を導波する光を反射して折り返す反射板104a,104bとを備えている。光分岐回路103は、光を導波する光導波路101と、光を分岐する光分岐素子102,106,107a,107bとから構成され、基板上に屈折率の低いクラッドと、屈折率の高いコアとから形成される。光分岐回路の入力用光導波路109および出力用光導波路110は、それぞれ入力用および出力用の光ファイバ105と接続されている。
第1の反射板104aおよび第2の反射板104bは、光分岐回路の端面に設置され、第1の光分岐素子106からの光をそれぞれ反射し、第2の光分岐素子107aおよび第3の光分岐素子107bへ折り返している。すなわち、入力用光導波路109から入射し、第1の光分岐素子106を伝搬してきた光がそれぞれ反射板104a,104bを介して、所望の角度108a、108bで折り返されて、後段の光分岐素子107a,107b,102を伝搬し、出力用光導波路110に出射する。このように、反射板を用いて光導波路を折り返す構成とすることによって、光分岐回路の全長を短くすることができ、小型化が可能となる。
反射板104a,104bは、図1に示すように、光導波路のコアが露出した光分岐回路103の端面に、金属または誘電体多層膜として形成することができる。あるいは、反射板は、光分岐回路103の基板をエッチングなどで溝を形成し、コアが露出した溝の端面に形成してもよい。反射板は、個別部材として光分岐回路の端面に接着させて形成することもできるが、反射板を直接、光分岐回路の端面に蒸着により形成するようにすれば、小型化および低コスト化に有利である。
図1は、光分岐素子102,106,107a,107bとして、Y分岐型の素子を採用した場合の構成を示している。本発明は、Y分岐型の素子に限られず、方向性結合器型、マッハツェンダ干渉計型、多モード干渉型の素子を用いてもよい。図2に、これら素子の概略図を示す。図2(a)は、Y分岐型の光分岐素子を、図2(b)は、方向性結合型の光分岐素子を、図2(c)は、マッハツェンダ干渉計型の光分岐素子を、図2(d)は、多モード干渉型の光分岐素子の構成を示している。各素子は、入射光1001を2つの経路に分岐し、出射光1002を出力する。光導波路101は、シングルモードの光のみが伝搬する構造であるが、多モード干渉型の光分岐素子にはスラブ導波路1003が配置されており、このスラブ導波路1003において複数のモードの干渉が起こる。なお、光分岐素子は、光の相反性により、光を出力用光導波路側から入射した場合は光合波素子として機能することは言うまでもない。
次に、反射板での反射角について説明する。図3は、光分岐モジュールの反射板での光導波路の角度と構造について説明するための図であり、図1の反射板104近傍の光導波路を拡大したものである。
図3(a)は、反射角が小さすぎる場合の反射光の様子を示している。第1の光分岐素子からの光201が反射板104で10度未満の反射角108で入射すると、その光の一部202が前段の光分岐素子側に戻り、後段の光分岐素子に入射する光203が減少する。通常、反射角が10度未満の場合、反射板104における反射減衰量が40dB以下または挿入損失が1dB以上となり、光分岐回路の光学特性が劣化する。
図3(b)は、反射角が大きすぎる場合の反射光の様子を示している。第1の光分岐素子からの光201が反射板104で120度以上の反射角108で入射すると、反射板104の広い面積にわたって広がり、反射板104の光学的な揺らぎの影響を受けやすくなる。反射板104の揺らぎが大きい場合、前段の光分岐素子からの光201が反射板104で散乱して、光導波路と結合しない光204が増加し、後段の光分岐素子に入射する光203が減少する。通常、反射角が120度以上の場合、反射板で挿入損失が1dB以上となり、光分岐回路の特性が劣化する。
図3(c)は、反射角が適切な場合の反射光の様子を示している。前段の光分岐素子からの光201が反射板104で適切な反射角108で入射すると、その光のほとんどが後段の光分岐素子に入射する。そのため、光分岐回路の光学特性の劣化は小さい。上記の通り、通常、反射角は、10度以上、120度未満であれば適切である。光学特性の要求条件がさらに厳しい場合、例えば、反射板104における反射減衰量を40dB以上、損失を0.5dB以下にするためには、反射板104の反射角108は、10度から60度にするのが望ましい。
図3(d)は、反射板近傍での光導波路のテーパ構造を示している。反射板104での損失を低減するためには、反射板104と接する2本の光導波路が交差する部分の回折損失を小さくする必要がある。この回折損失を低減するために、図3(d)に示すように、光導波路の幅を反射板に近づくにつれて徐々に拡げたテーパ構造205を採用することができる。これにより、光分岐回路の挿入損失を改善することができる。
図4は、本発明に係る光分岐モジュールの別の構成例を示している。図4の構成では、第1の分岐素子106で分岐した2つの光導波路のそれぞれに対して、光分岐回路の異なる端面に別個の反射板104aおよび104bが形成されている。光分岐回路の異なる端面のそれぞれに別個の反射板を形成することによって、後段の光分岐素子107に対して最適の入射角で光を反射することができ、光分岐回路103のさらなる小型化に有利である。図4の例では、第2および第3の光分岐素子107aおよび107bに対して、それぞれ、反射板104aおよび104bからの光導波路がほぼ直線的に最短の距離で入射するような構成となっている。
図5は、本発明に係る光分岐モジュールと従来の光分岐モジュールとを対比して説明するための図である。図5の上段の光分岐モジュールは、本発明による構成例を示し、図5の下段の光分岐モジュールは、従来の構成例を示している。下段の光分岐モジュール401は、3段の光分岐素子102がツリー状に連なった1入力8出力の光分岐回路を備えている。一方、上段の光分岐モジュール402は、第1の光分岐素子106からの光導波路が反射板104a,104bで折り返されて後段の光分岐素子107a,107bへ接続された1入力8出力の光分岐回路を備えている。
上段の光分岐モジュール402では、折り返し構成のため、光分岐回路103に接続される光ファイバ105が光分岐回路の1つの端面に集約されている。そのため、光分岐回路の両端に光ファイバが接続されている下段の光分岐モジュールに比べてケースサイズを小さくできるだけでなく、光ファイバを収納する際の取り廻し領域も削減できる。
また、光分岐モジュールにおいて、前段の光分岐素子は、光分岐回路の初段の光分岐素子であり、光分岐回路の分岐のばらつきを決める重要な素子である。したがって、初段の光分岐素子は、分岐のばらつきを最小限に抑えるような分岐特性を優先した回路構造を採用することが望ましい。
本発明による光分岐モジュール402の構成の場合、第1の光分岐素子106は、光ファイバが接続される端面から反射板104が形成される端面の間に配置すればよい。したがって、従来の光分岐モジュール401の構成に比べて、本発明による光分岐モジュール401の構成では、前段の光分岐素子106を配置する自由度が大きく、分岐特性を優先した最適設計が容易となる。例えば、第1の光分岐素子106をY分岐ではなく、マッハツェンダ干渉計型などの全長が比較的長い光分岐素子に置き換えても光分岐回路全体の長さを変えることなく、構成することができる。
また、光分岐モジュール402では、光導波路を交差させることなく、折り返し構造を実現している。光導波路を交差させなければ、交差部での交差損失がなく、光分岐回路の特性上望ましい。図5に示すように、前段の1つの光分岐素子と後段の光分岐素子の間に反射板を配置して折り返す場合には、光導波路の交差部がない構成を容易に実現できる。
次に、光導波路が交差している場合でも、本発明による光分岐回路および光分岐モジュールを実現できることを示す。図6に、本発明に係る光分岐モジュールの別の構成例を示している。図6の構成では、光導波路がいくつかの箇所で交差していることが分かる。図6(a)および(b)は、いずれも3段の光分岐素子から構成される1入力8出力の光分岐回路であり、2段目の光分岐素子1102が反射板104を介して3段目の光分岐素子1103と繋がっている。図6(a)と(b)との構成上の差異は、2段目の光分岐素子の配置にある。この場合、2段目の光分岐素子が反射板に対して第1の分岐素子となり、3段目の光分岐素子が第2および第3の分岐素子となる。
図6(a)の構成では、2段目のそれぞれの第1の光分岐素子1102で分岐された2本の光導波路が反射板104で2段目のそれぞれの光分岐素子1102を挟むように折り返されている。この構成は、反射板で折り返される光導波路が2段目の光分岐素子に対して対称な配置となるため、光導波路のレイアウトが簡単であり、光分岐回路103のサイズを小さくできる。ただし、2段目の光分岐素子1102と3段目の光分岐素子1103の配置によっては、図6(a)に示すように、光導波路の交差部1104が光分岐回路全体で4箇所となり、交差損失が累積し、損失が大きくなるという問題がある。
図6(b)の構成では、2段目のそれぞれの光分岐素子1102で分岐された2本の光導波路が反射板104で2段目のそれぞれの光分岐素子1102の外側に折り返されている。この構成は、2段目の光分岐素子で分岐された2本の光導波路が必ず光導波路の交差部1104を1回通る構成である。そのため、交差損失はあるものの、出力用導波路110から出力される光強度のばらつきが少なく、均一になるという利点がある。ただし、反射板104で折り返される光導波路のレイアウトが複雑になるため、光分岐回路103のサイズは、図6(a)の構成に比べると大きくなる場合がある。
図6に示すように光導波路に交差部1104がある場合、交差損失を低減する導波路設計が有効である。交差損失は、交差する導波路の交差角に依存し、交差角が直角に近づくほど小さくなる。例えば、交差角を40度以上にすれば、交差損失を0.5dB以下にすることが可能である。
次に、本発明の実施例について具体的に説明する。
図7は、本発明の実施例1について説明するための図である。図7(a)は、ケースに収納する前の光分岐モジュールを示している。本実施例の光分岐モジュールは、反射板104a,104bを備えた光分岐回路103と、光ファイバブロック501とから構成されている。光分岐回路103は、石英ガラス基板上に形成された光導波路によって形成された光分岐素子106,107a,107b,102を構成要素として、1入力8出力の光スプリッタを構成している。光分岐素子は、Y分岐型の素子である。反射板104a,104bは、厚さ1mmの石英ガラス基板にAu蒸着した反射面を有しており、光学接着剤を用いて反射面を光分岐回路の端面に接着している。なお、反射板での光導波路の反射角を40度とした。光ファイバブロック501は、4心テープファイバ506と5心テープファイバ507を重ねて、9本の光ファイバをV溝付き基板504に127μmピッチで整列するように抑え板505で固定し、さらにファイバ固定接着剤503で光ファイバをV溝付き基板504に接着固定した構造である。光ファイバブロック501は、光分岐回路の入力用光導波路および出力用光導波路と光軸が一致するように光を入射しながら調心(アクティブアライメント)し接着固定した。なお、反射板104a,104bと光ファイバブロック501を接着する光分岐回路103の端面は、接着強度を確保するため、補強ガラス502を接着固定した。さらに、光ファイバブロック501側の端面は、光学特性を劣化させないように斜め8度に研磨した。
光導波路の比屈折率は0.4%程度、コア径は7×7μm、許容最小曲げ半径は15mmであった。光分岐回路の長さは、反射板を除いて6mmであり、従来構成の光分岐回路よりも25%短尺化できた。光分岐回路は、4インチの石英ウェハ基板上に作製したが、ウェハ当たりの光分岐回路の収量も25%増加することができた。
光分岐回路の挿入損失は9.8dBであり、従来の光分岐回路と同等の特性であった。なお、反射板での損失は0.2dBであった。
図7(b)は、ケース収納後の光分岐モジュールを示している。光ファイバ105が接続された光分岐回路103は、光ファイバ105の取り出し口にゴム製のブーツ508を有する金属製のケース509に収納されている。4心テープファイバ506と5心テープファイバ507は、ブーツ508を介して、ケース509の外側に取り出している。光分岐モジュールのケース寸法は3cmであった。光ファイバブロック501が光分岐回路103の1つの端面に接続されているために、図11の従来例で示したケース寸法4cmと比較すると25%短尺化できた。
なお、5心テープファイバ507には入力用光導波路に接続される光ファイバと出力用光導波路に接続される光ファイバが集積されているが、必要に応じて単心化して使用することが可能である。
本実施例では、反射板を光分岐回路と別部材で構成しているが、反射板として、金属あるいは誘電体多層膜を直接光分岐回路の端面に蒸着して形成しても同様の効果が得られる。
図8は、本発明の実施例2について説明するための図である。図8(a)は、本実施例に係る光分岐回路の構成を示している。基本的な構成は、実施例1の場合とほぼ同様であるため、実施例1との相違点について説明する。本実施例では、光分岐回路103に2つの溝601を形成し、反射板104a,104bを挿入して折り返し構造を実現している。さらに、反射板104a,104bを光ファイバが接続されている光分岐回路の端面に対向する向きからわずかに外側に傾けて配置することによって、反射板近傍での光の漏れの影響を低減する構成となっている。溝601は、幅150μm、深さ50μmであり、ドライエッチングで形成した。反射板104a,104bは、薄膜に誘電体多層膜を蒸着して作製されている。
本実施例では、光分岐回路と光ファイバの光軸合わせに光を入射せずに調心する方法(パッシブアライメント)で接続したため、光分岐回路上に光ファイバとの位置合わせ用の4個の嵌合凸部602a〜dが形成されている。
図8(b)は、光分岐回路と光ファイバをパッシブアライメントするために作製したV溝付きSi基板の構成を示している。V溝付きSi基板604は、光分岐回路103を位置決めして搭載するための4つの嵌合凹部603a〜dと、光ファイバを搭載するV溝605を備えている。嵌合凹部603a〜dおよびV溝605は、Si基板をウェットエッチングまたはドライエッチングにより形成した。Si基板のエッチング加工は、フォトマスクを用いることによってサブミクロンの位置決め精度が可能である。
図8(c)は、本実施例において作製した光分岐モジュールの構成を示している。光分岐モジュールは、V溝付きSi基板604上に光分岐回路103と光ファイバ105を整列固定することによって作製した。まず、V溝付きSi基板604に光分岐回路103を嵌合凹部603a〜dと、嵌合凸部602a〜dをそれぞれ嵌合させる。このとき、光分岐回路103に搭載された反射板104a,104bがV溝付きSi基板604と干渉しないように、予め反射板104a,104bがV溝付きSi基板604の外側にでるように設計した。次に、9本の光ファイバ105をV溝605に整列させ、光分岐回路103と光ファイバ105の対応する端面の距離が20μm以下になるように光軸方向の位置調整を行った後、抑え板505で光ファイバ105をV溝605内に布設しつつ、光分岐回路103と光ファイバ105を光学接着剤で接着固定した。次に、光ファイバ105に外力が加わって、光ファイバ105が破断や位置ずれを生じないように接着剤503で光ファイバ105をV溝付きSi基板604に接着固定した。最後に、光分岐モジュールをケースに収納した(図示せず)。
本実施例では、光ファイバが光分岐回路の一端に集約して接続されているため、V溝付きSi基板などの石英ガラスと異なる熱膨張係数を有する部材を用いても、熱による膨張・収縮による応力の影響を受けにくい構造になっている。
また、本実施例では、溝106に反射板104a,104bを挿入した後、光分岐回路103をV溝付きSi基板604に搭載したが、反射板をV溝付きSi基板上に形成しておき、光分岐回路をV溝付きSi基板に搭載することによって、反射板104a,104bが溝601に収納されるようにしてもよい。
図9は、本発明の実施例3について説明するための図である。本実施例の光分岐モジュールは、5段の光分岐素子801,802,803,804,805をツリー状に繋げて構成した1入力32出力の光分岐回路103と、エッチングで形成された溝601に挿入されたそれぞれ2つの反射板104a,104bと、入力用光導波路109および出力用光導波路110に光軸が一致するように接続された光ファイバ105とから構成されている。この光分岐回路103は、入力用光導波路109および出力用光導波路110のコアが同一端面に露出するように形成されており、光導波路101の交差部を生ずることなく、2段目の光分岐素子802が反射板104a,104bを介して3段目の光分岐素子803と繋がった構成となっている。したがって、反射板に対しては、2段目の光分岐素子802が第1の光分岐素子となる。なお、2段目の光分岐素子802および3段目の光分岐素子803を他の光分岐素子に対して斜めに配置することによって、反射板104a,104bでの適切な折り返しを実現するとともに、光分岐回路103のサイズが小さくなるように構成されている。
図10は、本発明の実施例4について説明するための図である。図10は、本発明に係る光分岐モジュールを光クロージャまたは光キャビネットに収納した状態を示しており、図12の従来例と比較して説明する。図10の基本構成は、図12と等しいため、同一の構成要素に使用している符号の下2桁は等しくしている。
図10(a)は、本発明に係る光分岐モジュールを光クロージャに収納した構成例を示している。この構成例では、光分岐モジュール915の片端に光ファイバ912aが接続されているため、光ファイバ912a,913bの取り廻し領域917は、収納トレイ911内に一箇所であり、図12(b)の従来例と比べて、光クロージャ910の小型化が可能となっている。また、取り廻し領域917において、光ファイバ912aと913aの巻き数の差を、N+1/2周(Nは整数)とすることで、光ファイバ913aと913aをそれぞれ異なる向きに引き出すことができる。これにより、ファイバケーブル912および913を光クロージャ910の両端から引き出すことができる。
図10(b)は、本発明に係る光分岐モジュールを光キャビネットに収納した構成例を示している。光クロージャの場合と同様に、光ファイバ922aおよび923aを取り廻す領域926は、収納トレイ921内に一箇所であり、図12(d)の従来例と比べて、光キャビネット920の小型化が可能となっている。
本実施例では、光分岐モジュールに接続されている光ファイバと光クロージャまたは光キャビネットのファイバケーブルの間に接続点を設けていないが、必要に応じて、光分岐モジュールに接続されている光ファイバと光クロージャまたは光キャビネットのファイバケーブルから引き出された光ファイバを融着またはメカニカルスプライスしてもよい。
以上、本発明について、具体的にいくつかの実施形態について説明したが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施形態は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。ここに例示した実施形態は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素および手順は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
本発明に係る光分岐モジュールの構成例を示す図である。 本発明に係る光分岐回路に使用することができる光分岐素子の例を示す図である。 本発明に係る光分岐モジュールの反射板での光導波路の角度と構造について説明するための図である。 本発明に係る光分岐モジュールの別の構成例を示す図である。 本発明に係る光分岐モジュールと従来の光分岐モジュールとを対比して説明するための図である。 本発明に係る光分岐モジュールの別の構成例を示す図である。 本発明の実施例1について説明するための図である。 本発明の実施例2について説明するための図である。 本発明の実施例3について説明するための図である。 本発明の実施例4について説明するための図である。 従来の光分岐モジュールの構成例を示す図である。 光分岐モジュールを収容する光クロージャおよび光キャビネットの外観および内部構造を示す図であり、図12(a)は光クロージャの外観を示し、図12(b)は光クロージャの内部構造を示し、図12(c)は光キャビネットの外観を示し、図12(d)は光キャビネットの内部構造を示している。
符号の説明
10 光クロージャ
11 収納トレイ
12,13,14 光ファイバケーブル
12a,13a,14a 心線
15 接続部
16 固定部
17 取り廻し領域
20 光キャビネット
21 収納トレイ
22,23 光ファイバケーブル
23a,23a 心線
24 接続部
25 固定部
26 取り廻し領域
30 光スプリッタ
31,51 導波路型光回路
32,34 ファイバブロック
33,35a 単心光ファイバ
35 テープファイバ
36 ケース
41,61 導波回路
101 光導波路
102,106,107a,107b 光分岐素子
103 光分岐回路
104a,104b 反射板
105 光ファイバ
108a,108b 反射角
109 入力用光導波路
110 出力用光導波路
201,202,203,204 光
205 テーパ構造
401,402 光分岐モジュール
501 光ファイバブロック
502 補強ガラス
503 接着剤
504 V溝付き基板
505 抑え板
506,507 テープファイバ
508 ブーツ
509 ケース
601 溝
602a,602b,602c,602d 凸部
603a,603b,603c,603d 凹部
604 基板
605 V溝
801,802,803,804,805 光分岐素子
910 光クロージャ
911,921 収納トレイ
912,913,914,922,923 ファイバケーブル
912a,913a,914a,922a,923a 光ファイバ
915,924 光分岐モジュール
916,925 固定部
917,926 取り廻し領域
920 光キャビネット
1001 入射光
1002 出射光
1003 スラブ導波路
1101,1102,1103 光分岐素子
1104 交差部

Claims (10)

  1. 複数の光分岐素子が基板上で光導波路を介して多段接続された光分岐回路であって、
    第1の光分岐素子で分岐した一方の光を反射し、第2の光分岐素子へ折り返すように構成された第1の反射板と、
    第1の光分岐素子で分岐した他方の光を反射し、第3の光分岐素子へ折り返すように構成された第2の反射板と
    を備えたことを特徴とする光分岐回路。
  2. 請求項1に記載の光分岐回路であって、
    前記第1の反射板は、第1の光分岐素子で分岐した一方の光を第2の光分岐素子へ反射するときの損失が1dB以下、反射減衰量が40dB以上となるように構成され、前記第2の反射板は、第1の光分岐素子で分岐した他方の光を第3の光分岐素子へ反射するときの損失が1dB以下、反射減衰量が40dB以上となるように構成されたことを特徴とする光分岐回路。
  3. 請求項1または2に記載の光分岐回路であって、
    前記光導波路は、反射板近傍でテーパ構造を有していることを特徴とする光分岐回路。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の光分岐回路であって、
    前記反射板は、前記基板の異なる端面に形成されていることを特徴とする光分岐回路。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の光分岐回路であって、
    前記反射板は、前記基板上の異なる溝に形成されていることを特徴とする光分岐回路。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の光分岐回路であって、
    前記反射板は、金属または誘電体多層膜で形成されていることを特徴とする光分岐回路。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の光分岐回路であって、
    入力用の光導波路および出力用の光導波路が基板の同一の端面に集約されていることを特徴とする光分岐回路。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の光分岐回路であって、
    前記光分岐素子は、Y分岐型、方向性結合器型、マッハツェンダ干渉計型および多モード干渉計型のいずれかであることを特徴とする光分岐回路。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の光分岐回路の入力用の光導波路および出力用の光導波路に光ファイバを接続したことを特徴とする光分岐モジュール。
  10. 請求項9に記載の光分岐モジュールであって、
    前記入力用の光導波路に接続された光ファイバと、前記出力用の光導波路に接続された光ファイバとは、対向する方向に延伸するよう構成されたことを特徴とする光分岐モジュール。
JP2007121001A 2007-05-01 2007-05-01 光分岐回路および光分岐モジュール Pending JP2008276001A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007121001A JP2008276001A (ja) 2007-05-01 2007-05-01 光分岐回路および光分岐モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007121001A JP2008276001A (ja) 2007-05-01 2007-05-01 光分岐回路および光分岐モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008276001A true JP2008276001A (ja) 2008-11-13

Family

ID=40054018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007121001A Pending JP2008276001A (ja) 2007-05-01 2007-05-01 光分岐回路および光分岐モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008276001A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9197950B2 (en) 2012-01-05 2015-11-24 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical branching/synthesizing device

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949506A (ja) * 1982-08-18 1984-03-22 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 光学的マルチプレクサ
JPS6391624A (ja) * 1986-09-29 1988-04-22 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト レーザ送信器
JPH10133044A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Toyo Commun Equip Co Ltd 平面光回路
JPH1123869A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Oki Electric Ind Co Ltd 光合分波素子およびその製造方法
JP2000056167A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Fujitsu Ltd 光結合構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949506A (ja) * 1982-08-18 1984-03-22 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 光学的マルチプレクサ
JPS6391624A (ja) * 1986-09-29 1988-04-22 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト レーザ送信器
JPH10133044A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Toyo Commun Equip Co Ltd 平面光回路
JPH1123869A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Oki Electric Ind Co Ltd 光合分波素子およびその製造方法
JP2000056167A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Fujitsu Ltd 光結合構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9197950B2 (en) 2012-01-05 2015-11-24 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical branching/synthesizing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6870991B2 (en) Fiber-type optical coupler with slanting Bragg diffraction gratings and optical parts and apparatuses using the same
US7099534B2 (en) Optical transmission device with optical waveguide coupled to optical device
US6445849B2 (en) Wavelength multiplexer and optical unit
JP3092499B2 (ja) 導波路型光合波分波モジュール
WO2016131355A1 (en) Photonic chip surface grating coupler (sgc) -based optical splitter and optical combiner
NZ196073A (en) Optical fibre coupler:multilayer dichroic mirror beam splitter
US10908356B2 (en) Optical device having a fiber array, and method of alignment thereof
JPH10274719A (ja) 光デバイス
KR100897887B1 (ko) 광섬유어레이를 이용한 평판형 광도파로 소자와 능동소자의하이브리드 집적구조
JP2005309370A (ja) 光モジュール、光合分波器及びそれを用いた光合分波ユニット
JP2007178790A (ja) 光結合器及び光コネクタ
WO2006051981A1 (ja) 光反射器、光合分波器及び光システム
US20080175553A1 (en) Axial overpackaging and routing apparatus for optical fiber power splitter devices
JP3391650B2 (ja) 光スプリッタ
JP2008276001A (ja) 光分岐回路および光分岐モジュール
JP2002277675A (ja) 光波回路モジュール
JP2008310017A (ja) 光分岐回路および光分岐モジュール
JP6411899B2 (ja) マルチコアファイバ接続装置およびシステム
EP1939658A2 (en) Overpackaging and routing apparatus for optical fiber power splitter devices
US20230400641A1 (en) Optical connection device, composite optical connection device, and manufacturing method of optical connection device
JP2019139147A (ja) 光モジュール
JP2002221638A (ja) 光スプリッタ
KR100485888B1 (ko) 단일 입출력 단자를 구비한 평면 광도파로 소자 모듈
JP4504935B2 (ja) 光合分波モジュール
JPH027009A (ja) 光ファイバカップラ及びその実装体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100416

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100518

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100730