JP2004003907A - 電磁流量計 - Google Patents
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Abstract
【課題】電極交換が容易で、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計を提供する。
【解決手段】電極が設けられた電磁流量計において、
測定管の周面に設けられ一方端が前記測定管の外周面に開口する開口口を有する接液孔と、この開口口を一方の面の一部分が覆って設けられ前記開口口に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る電極板と、前記測定管と前記電極板との間に設けられ前記接液孔からの測定流体の外部への流出をシールするシール手段と、前記シール手段のシール面圧を保持する加圧手段とを具備したことを特徴とする電磁流量計である。
【選択図】 図1
【解決手段】電極が設けられた電磁流量計において、
測定管の周面に設けられ一方端が前記測定管の外周面に開口する開口口を有する接液孔と、この開口口を一方の面の一部分が覆って設けられ前記開口口に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る電極板と、前記測定管と前記電極板との間に設けられ前記接液孔からの測定流体の外部への流出をシールするシール手段と、前記シール手段のシール面圧を保持する加圧手段とを具備したことを特徴とする電磁流量計である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電極交換が容易で、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。
図において、1は測定管、2は測定管1に設けられたライニング体である。
3はライニング体2に設けられた接液電極である
4は接液電極3の上部を覆う絶縁材のスペーサである。
【0003】
5は電極キャップで、測定管1と接液電極室6を構成する。
7は接液電極室6内の電極キャップ5とスペーサ4との問に設けられ、接液電極3をライニング体2に押圧するスプリングである。。
【0004】
以上の構成において、接液電極3はスプリング7により、ライニング体2に押圧固定され、接液電極3の測定流体FLに対するシールが保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような装置においては、以下の間題点がある。
電極3の接液面が固定されているので、流体条件によっては電極表面3に絶縁物が付着し、測定が困難となる。
【0006】
その際に、電極3の表面を洗浄、若しくは、電極3の交換を行う。
そして、このような装置においては、電極3の交換が困難である。若しくは、電極3の交換作業が煩雑である。
また、電極3の交換前後で電極間距離が変化し、スパン変化が生じることがある。
【0007】
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、電極交換が容易で、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明では、請求項1記載の電磁流量計においては、
電極が設けられた電磁流量計において、
測定管の周面に設けられ一方端が前記測定管の外周面に開口する開口口を有する接液孔と、この開口口を一方の面の一部分が覆って設けられ前記開口口に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る電極板と、前記測定管と前記電極板との間に設けられ前記接液孔からの測定流体の外部への流出をシールするシール手段と、前記シール手段のシール面圧を保持する加圧手段とを具備したことを特徴とする電磁流量計を具備したことを待徴とする。
【0009】
本発明の請求項2においては、請求項1記載の電磁流量計において、
前記電極板として、円形形状をなし中心より偏心した位置にて前記開口口を一方の面の一部分が覆って配置されたことを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3においては、請求項1又は請求項2記載の電磁流量計において、
前記測定管に固定され前記電極板の回転により前記開口口に対向する一方の面の一部分が交替するように前記電極板を支持する回転軸を具備したことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項4においては、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電磁流量計において、
前記電極板として、プラスチック材よりなる電極板本体と、この電極板本体の前記一方の面の前記開口口に対向交替する部分のみに導伝材よりなる電極本体が設けられたことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項5においては、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電磁流量計において、
前記シール手段として、Oリングが使用されたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項6においては、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電磁流量計において、
前記加圧手段として、コイルスプリングが使用されたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、図2は図1の要部詳細説明図、図3は図2の底面図である。
図において、図6と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図6と相違部分のみ説明する。
【0015】
11は、測定管1の周面に設けられ、一方端が前記測定管の外周面に開口する開口口111を有する接液孔である。
12は、この開口口111を、一方の面の一部分が覆って設けられ、開口口111に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る電極板である。
【0016】
この場合は、電極板12として、円形形状をなし中心より偏心した位置にて、開口口111を一方の面の一部分が覆って配置されている。
また、この場合は、図2,図3に示す如く、電極板12として、プラスチック材よりなる電極板本体121と、この電極板本体121の、一方の面の開口口111に対向交替する部分のみに、導伝材よりなりリング状の電極本体122が設けられている。
【0017】
13は、測定管1と電極板12との間に設けられ、接液孔11からの測定流体FLの外部への流出をシールするシール手段である。
この場合は、シール手段として、Oリングが使用されている。
【0018】
14は、シール手段13のシール面圧を保持する加圧手段である。
この場合は、加圧手段として、コイルスプリングが使用されている。
15は、電極板12と加圧手段14との間に設けられた絶縁ワッシャである。
16は、電極部分を覆う電極キャップである。
【0019】
以上の構成において、電極交換が必要になった場合には、加圧手段14をゆるめて、電極板12をずらし、開口口111に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る。
【0020】
次に、加圧手段14を作用させる。
以上により、電極12が腐食,又は絶縁物が付着した場合に、電極板12をずらすことにより、開口口111に対向する一方の面の一部分が新たな電極面になる。
【0021】
この結果、
(1)電極板12をずらすだけなので、電極交換が容易で、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0022】
(2)電極板12をずらすだけなので、電極間距離が常に一定であり、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0023】
(3)電極板12をずらすだけなので、部品の紛失の恐れが無く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0024】
(4)電極板12の円形形状の中心を中心として回転することにより容易に電極がリフレシュ出来、円形形状の外縁に沿って、シール手段13が容易に設けられ易いので、構造が簡潔になり、安価な電磁流量計が得られる。
【0025】
(5)開口口111に対向交替する部分のみに導伝材よりなる電極本体122が設けられたので、必要部分にのみに電極が設けられ、安価な電磁流量計が得られる。
【0026】
(6)シール手段13として、Oリングが使用されたので、Oリングは市場性があり、安価に入手し易いので、安価な電磁流量計が得られる。
【0027】
(7)加圧手段14として、コイルスプリングが使用されたので、コイルスプリングは市場性があり、安価に入手し易いく、構成も簡潔に出来るので、安価な電磁流量計が得られる。
【0028】
図3は、本発明の他の実施例の要部構成説明、図4は図3の要部平面図である。
本実施例において、21は、測定管1に固定され、電極板12の回転により、開口口111に対向する一方の面の一部分が交替するように、電極板12を支持する回転軸である。
【0029】
この場合は、電極板12の一部が、電極キャップ16よりはみ出すように構成されている。
【0030】
この結果、
(1)回転軸21が設けられたので、電極板12を矢印A方向に回し易く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0031】
(2)電極板12の一部が、電極キャップ16よりはみ出すように構成すれば、電極キャップ16を外す必要が無く、更に、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0032】
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
(1)電極板をずらすだけなので、電極交換が容易で、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0034】
(2)電極板をずらすだけなので、電極間距離が常に一定であり、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0035】
(3)電極板をずらすだけなので、部品の紛失の恐れが無く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0036】
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
電極板の円形形状の中心を中心として回転することにより容易に電極がリフレシュ出来、円形形状の外縁に沿って、シール手段が容易に設けられ易いので、構造が簡潔になり、安価な電磁流量計が得られる。
【0037】
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
回転軸が設けられたので、電極板を回し易く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0038】
本発明の請求項4によれば、次のような効果がある。
開口口に対向交替する部分のみに導伝材よりなる電極本体が設けられたので、必要部分にのみに電極が設けられ、安価な電磁流量計が得られる。
【0039】
本発明の請求項5によれば、次のような効果がある。
シール手段として、Oリングが使用されたので、Oリングは市場性があり、安価に入手し易いので、安価な電磁流量計が得られる。
【0040】
本発明の請求項6によれば、次のような効果がある。
コイルスプリングが使用されたので、コイルスプリングは市場性があり、安価に入手し易いく、構成も簡潔に出来るので、安価な電磁流量計が得られる。
【0041】
従って、本発明によれば、電極交換が容易で、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の要部詳細説明図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図である。
【符号の説明】
1 測定管
11 接液孔
111 開口口
12 電極板
121 電極板本体
122 電極本体
13 シール手段
14 加圧手段
15 絶縁ワッシャ
16 電極キャップ
21 回転軸
A 矢印
FL 測定流体
【発明の属する技術分野】
本発明は、電極交換が容易で、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。
図において、1は測定管、2は測定管1に設けられたライニング体である。
3はライニング体2に設けられた接液電極である
4は接液電極3の上部を覆う絶縁材のスペーサである。
【0003】
5は電極キャップで、測定管1と接液電極室6を構成する。
7は接液電極室6内の電極キャップ5とスペーサ4との問に設けられ、接液電極3をライニング体2に押圧するスプリングである。。
【0004】
以上の構成において、接液電極3はスプリング7により、ライニング体2に押圧固定され、接液電極3の測定流体FLに対するシールが保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような装置においては、以下の間題点がある。
電極3の接液面が固定されているので、流体条件によっては電極表面3に絶縁物が付着し、測定が困難となる。
【0006】
その際に、電極3の表面を洗浄、若しくは、電極3の交換を行う。
そして、このような装置においては、電極3の交換が困難である。若しくは、電極3の交換作業が煩雑である。
また、電極3の交換前後で電極間距離が変化し、スパン変化が生じることがある。
【0007】
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、電極交換が容易で、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明では、請求項1記載の電磁流量計においては、
電極が設けられた電磁流量計において、
測定管の周面に設けられ一方端が前記測定管の外周面に開口する開口口を有する接液孔と、この開口口を一方の面の一部分が覆って設けられ前記開口口に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る電極板と、前記測定管と前記電極板との間に設けられ前記接液孔からの測定流体の外部への流出をシールするシール手段と、前記シール手段のシール面圧を保持する加圧手段とを具備したことを特徴とする電磁流量計を具備したことを待徴とする。
【0009】
本発明の請求項2においては、請求項1記載の電磁流量計において、
前記電極板として、円形形状をなし中心より偏心した位置にて前記開口口を一方の面の一部分が覆って配置されたことを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3においては、請求項1又は請求項2記載の電磁流量計において、
前記測定管に固定され前記電極板の回転により前記開口口に対向する一方の面の一部分が交替するように前記電極板を支持する回転軸を具備したことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項4においては、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電磁流量計において、
前記電極板として、プラスチック材よりなる電極板本体と、この電極板本体の前記一方の面の前記開口口に対向交替する部分のみに導伝材よりなる電極本体が設けられたことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項5においては、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電磁流量計において、
前記シール手段として、Oリングが使用されたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項6においては、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電磁流量計において、
前記加圧手段として、コイルスプリングが使用されたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、図2は図1の要部詳細説明図、図3は図2の底面図である。
図において、図6と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図6と相違部分のみ説明する。
【0015】
11は、測定管1の周面に設けられ、一方端が前記測定管の外周面に開口する開口口111を有する接液孔である。
12は、この開口口111を、一方の面の一部分が覆って設けられ、開口口111に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る電極板である。
【0016】
この場合は、電極板12として、円形形状をなし中心より偏心した位置にて、開口口111を一方の面の一部分が覆って配置されている。
また、この場合は、図2,図3に示す如く、電極板12として、プラスチック材よりなる電極板本体121と、この電極板本体121の、一方の面の開口口111に対向交替する部分のみに、導伝材よりなりリング状の電極本体122が設けられている。
【0017】
13は、測定管1と電極板12との間に設けられ、接液孔11からの測定流体FLの外部への流出をシールするシール手段である。
この場合は、シール手段として、Oリングが使用されている。
【0018】
14は、シール手段13のシール面圧を保持する加圧手段である。
この場合は、加圧手段として、コイルスプリングが使用されている。
15は、電極板12と加圧手段14との間に設けられた絶縁ワッシャである。
16は、電極部分を覆う電極キャップである。
【0019】
以上の構成において、電極交換が必要になった場合には、加圧手段14をゆるめて、電極板12をずらし、開口口111に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る。
【0020】
次に、加圧手段14を作用させる。
以上により、電極12が腐食,又は絶縁物が付着した場合に、電極板12をずらすことにより、開口口111に対向する一方の面の一部分が新たな電極面になる。
【0021】
この結果、
(1)電極板12をずらすだけなので、電極交換が容易で、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0022】
(2)電極板12をずらすだけなので、電極間距離が常に一定であり、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0023】
(3)電極板12をずらすだけなので、部品の紛失の恐れが無く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0024】
(4)電極板12の円形形状の中心を中心として回転することにより容易に電極がリフレシュ出来、円形形状の外縁に沿って、シール手段13が容易に設けられ易いので、構造が簡潔になり、安価な電磁流量計が得られる。
【0025】
(5)開口口111に対向交替する部分のみに導伝材よりなる電極本体122が設けられたので、必要部分にのみに電極が設けられ、安価な電磁流量計が得られる。
【0026】
(6)シール手段13として、Oリングが使用されたので、Oリングは市場性があり、安価に入手し易いので、安価な電磁流量計が得られる。
【0027】
(7)加圧手段14として、コイルスプリングが使用されたので、コイルスプリングは市場性があり、安価に入手し易いく、構成も簡潔に出来るので、安価な電磁流量計が得られる。
【0028】
図3は、本発明の他の実施例の要部構成説明、図4は図3の要部平面図である。
本実施例において、21は、測定管1に固定され、電極板12の回転により、開口口111に対向する一方の面の一部分が交替するように、電極板12を支持する回転軸である。
【0029】
この場合は、電極板12の一部が、電極キャップ16よりはみ出すように構成されている。
【0030】
この結果、
(1)回転軸21が設けられたので、電極板12を矢印A方向に回し易く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0031】
(2)電極板12の一部が、電極キャップ16よりはみ出すように構成すれば、電極キャップ16を外す必要が無く、更に、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0032】
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
(1)電極板をずらすだけなので、電極交換が容易で、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0034】
(2)電極板をずらすだけなので、電極間距離が常に一定であり、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0035】
(3)電極板をずらすだけなので、部品の紛失の恐れが無く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0036】
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
電極板の円形形状の中心を中心として回転することにより容易に電極がリフレシュ出来、円形形状の外縁に沿って、シール手段が容易に設けられ易いので、構造が簡潔になり、安価な電磁流量計が得られる。
【0037】
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
回転軸が設けられたので、電極板を回し易く、メンテナンス性が向上された電磁流量計が得られる。
【0038】
本発明の請求項4によれば、次のような効果がある。
開口口に対向交替する部分のみに導伝材よりなる電極本体が設けられたので、必要部分にのみに電極が設けられ、安価な電磁流量計が得られる。
【0039】
本発明の請求項5によれば、次のような効果がある。
シール手段として、Oリングが使用されたので、Oリングは市場性があり、安価に入手し易いので、安価な電磁流量計が得られる。
【0040】
本発明の請求項6によれば、次のような効果がある。
コイルスプリングが使用されたので、コイルスプリングは市場性があり、安価に入手し易いく、構成も簡潔に出来るので、安価な電磁流量計が得られる。
【0041】
従って、本発明によれば、電極交換が容易で、スパン変化が生ずる恐れもなく、メンテナンス性が向上された電磁流量計を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の要部詳細説明図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図である。
【符号の説明】
1 測定管
11 接液孔
111 開口口
12 電極板
121 電極板本体
122 電極本体
13 シール手段
14 加圧手段
15 絶縁ワッシャ
16 電極キャップ
21 回転軸
A 矢印
FL 測定流体
Claims (6)
- 電極が設けられた電磁流量計において、
測定管の周面に設けられ一方端が前記測定管の外周面に開口する開口口を有する接液孔と、
この開口口を一方の面の一部分が覆って設けられ前記開口口に対向する一方の面の一部分がずれることにより電極交替出来る電極板と、
前記測定管と前記電極板との間に設けられ前記接液孔からの測定流体の外部への流出をシールするシール手段と、
前記シール手段のシール面圧を保持する加圧手段と
を具備したことを特徴とする電磁流量計。 - 前記電極板として、円形形状をなし中心より偏心した位置にて前記開口口を一方の面の一部分が覆って配置されたこと
を特徴とする請求項1記載の電磁流量計。 - 前記測定管に固定され前記電極板の回転により前記開口口に対向する一方の面の一部分が交替するように前記電極板を支持する回転軸
を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁流量計。 - 前記電極板として、プラスチック材よりなる電極板本体と、
この電極板本体の前記一方の面の前記開口口に対向交替する部分のみに導伝材よりなる電極本体が設けられたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電磁流量計。 - 前記シール手段として、Oリングが使用されたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電磁流量計。 - 前記加圧手段として、コイルスプリングが使用されたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電磁流量計。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002161182A JP2004003907A (ja) | 2002-06-03 | 2002-06-03 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004003907A true JP2004003907A (ja) | 2004-01-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002161182A Pending JP2004003907A (ja) | 2002-06-03 | 2002-06-03 | 電磁流量計 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114175352A (zh) * | 2019-09-20 | 2022-03-11 | 株式会社Lg新能源 | 包括其中形成有的磁性体的分隔件的电池单体和用于通过使用该电池单体来针对内部短路评价电池单体安全性的方法 |
-
2002
- 2002-06-03 JP JP2002161182A patent/JP2004003907A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114175352A (zh) * | 2019-09-20 | 2022-03-11 | 株式会社Lg新能源 | 包括其中形成有的磁性体的分隔件的电池单体和用于通过使用该电池单体来针对内部短路评价电池单体安全性的方法 |
CN114175352B (zh) * | 2019-09-20 | 2024-04-05 | 株式会社Lg新能源 | 电池单体和评价电池单体安全性的方法 |
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