JP2004002656A - 段ボール貼合用澱粉糊 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホウ素又はその化合物を使用しない、又はその使用量の削減した段ボール貼合用澱粉糊を提供することを目的とする。
【解決手段】水に澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を含有させた段ボール貼合用澱粉糊において、上記粘着向上剤として、水溶性金属化合物を用いる。
【選択図】 なし
【解決手段】水に澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を含有させた段ボール貼合用澱粉糊において、上記粘着向上剤として、水溶性金属化合物を用いる。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、段ボールを貼り合せるための澱粉糊に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、段ボール貼合用澱粉糊には、ホウ砂単独、又はホウ砂及びホウ酸等のホウ素化合物が使用されている。
【0003】
ところで、2001年4月に特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(平成11年法律第86号、以下、「PRTR法」と略する。)が施行された。このPRTR法において、指定された化学物質の使用量が一定数量を超えると、届出義務が生じる。そして、このPRTR法の指定物質としてホウ素及びその化合物が指定された。
【0004】
このPRTR法は地球環境保全を目的に施行された法律であり、ホウ素及びその化合物の使用量削減は、この法律の趣旨に沿うものである。
【0005】
そこで、この発明は、ホウ素又はその化合物を使用しない、又はその使用量の削減した段ボール貼合用澱粉糊を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、水に澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を含有させた段ボール貼合用澱粉糊において、上記粘着向上剤として、水溶性金属化合物を用いることにより、上記の課題を解決したのである。
【0007】
段ボール貼合用澱粉糊に用いる粘着向上剤として、ホウ素又はその化合物の代わりに、又はホウ素又はその化合物と共に、水溶性金属化合物を用いるので、ホウ素又はその化合物を使用しなくても、又はホウ素又はその化合物の使用量を削減しても、ホウ素又はその化合物のみを用いた場合と同様の粘度や接着性、特に初期接着性を有する段ボール貼合用澱粉糊が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下において、この発明について詳細に説明する。
この発明にかかる段ボール貼合用澱粉糊は、水に澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を含有させたものである。
【0009】
上記澱粉としては、コーンスターチ、タピオカ澱粉等があげられる。上記澱粉膨潤剤とは、上記澱粉の水分散液を膨潤させるものであり、水酸化ナトリウム等のアルカリ化合物を例としてあげることができる。
【0010】
上記粘着向上剤とは、アルカリ性下で上記澱粉と架橋結合し、見かけの分子量を増大させ、澱粉に粘着性を付与させるために添加するものであり、水溶性金属化合物があげられる。また、従来から粘着向上剤として使用されているホウ素、ホウ酸、ホウ砂等のホウ素又はその化合物は、使用しなくてもよく、上記水溶性金属化合物と併用してもよい。併用する場合、上記のホウ素又はその化合物の使用量は、従来の単独で使用する場合に比べて、大幅に減少させることができる。
【0011】
上記水溶性金属化合物としては、水溶性アルミニウム化合物、水溶性ジルコニウム化合物、水溶性チタン化合物等があげられる。
上記水溶性アルミニウム化合物としては、硝酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、ポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムアンモニウム(アンモニウムミョウバン)、硫酸アルミニウムカリウム(カリウムミョウバン)、硫酸アルミニウムナトリウム(ナトリウムミョウバン)、アルミノン等があげられる。
【0012】
上記水溶性ジルコニウム化合物としては、二塩化酸化ジルコニウム、塩化ジルコニウム、酸塩化ジルコニウム等のオキシ塩化ジルコニウム、ジルコニウム酸ジサルフェート三水和物等の酸性硫酸ジルコニル三水和物、炭酸ジルコニウム、炭酸ジルコニウムアンモニウム、酢酸ジルコニウム、酢酸ジルコニルアンモニウム、ステアリン酸ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、リン酸ジルコニウム、ケイ化ジルコニウム等があげられる。
【0013】
上記水溶性チタン化合物としては、テトライソプロピルチタネート、テトラノルマルブチルチタネート、ブチルチタネートダイマー、テトラ(2−エチルヘキシル)チタネート、テトラメチルチタネート、チタンアセチルアセトネート、チタンテトラアセチルアセテート、チタンエチルアセトアセテート、チタンオクタンジオレート、ジヒドロキシビス(アンモニウムラクテート)チタニウム、チタンラクテート、チタントリエタノールアミネート、ポリヒドロキシチタンステアレート等があげられる。
【0014】
上記水溶性金属化合物は、上記の水溶性アルミニウム化合物、水溶性ジルコニウム化合物、水溶性チタン化合物等から選ばれる少なくとも1種を用いることができ、2種以上を併用してもよい。
【0015】
この発明にかかる段ボール貼合用澱粉糊は、上記の水、澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を一般的な割合で、かつ、一般的な条件及び順序で混合させることにより製造することができる。
【0016】
【実施例】
以下に実施例及び比較例をあげてこの発明をさらに具体的に説明する。まず、評価方法について示す。
【0017】
[フォードカップ粘度の測定]
全段工フォードカップ(20℃水で10秒)に準じたカップを用い、40℃での所定量(95.567ml)の測定対象の澱粉糊が滴下する時間(秒数)を測定してフォードカップ粘度(単位:秒)とした。なお、表1において、フォードカップ粘度を「FCV」と表記する。なお、上記の「全段工フォードカップ(20℃水で10秒)」とは、全国段ボール工業会認定のフォードカップであり、かつ、水温20℃の水を用いた場合、所定量(95.567ml)が滴下する時間が10秒となるフォードカップをいう。
【0018】
[B型粘度の測定]
東京計器(株)製のBM型回転粘度計を用いて、60rpmでNo.3のローターを用い、測定対象の澱粉糊の液温40℃とした時の粘度を測定してB型粘度(単位:cps)とした。
【0019】
[初期接着強度の測定]
片面段ボール(幅50mm、長さ85mm、中しん:レンゴー(株)製 セッツscp120(坪量:120g/m2)、ライナ:RKA280)の中しんの段頂に、測定対象の澱粉糊を絶乾で5g/m2となるように塗布する。そして、中しんを上にして受台上に載せた後、中しんの段と段との間に、受台に対して上昇せず片面段ボール受台上に固定しておくための固定用ピン群と、受台に対して上昇して受台から離反する上昇ピン群とを交互に挿入する。
この後、片面段ボールの段頂に坪量280g/m2のライナ片を載せて、ライナ片の上から135℃又は175℃の熱板で所定時間加熱した後、上昇ピン群を上昇させて、片面段ボールの段頂に貼り付けたライナ片を剥がし、その際のライナ片の剥離力をロードセルにより測定して初期接着強度とした。
【0020】
(実施例1)
38℃ウォーターバスにて、容積5リットルの八角形のステンレス容器内で38℃に保温した982gの水に、未加工のコーンスターチ77.25gを投入し、直径65mmのプロペラ型羽根1枚と直径55mmのタービン型羽根1枚を有する撹拌棒を120Wのモーターに取りつけ、400rpmで撹拌し分散させた。
【0021】
この後、15重量%水酸化ナトリウム水溶液104gを定量ポンプにて10から15分かけて滴下し(滴下の間に、液の増粘に伴い600rpm、1000rpm、2200rpmと撹拌速度を変える)、滴下終了時に2400rpmに撹拌速度を変え、水酸化ナトリウム水溶液の滴下開始より30分間撹拌を続ける。
【0022】
その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温38℃の1037gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のコーンスターチ625gを2分間かけて投入し、その1分後にアルミン酸ナトリウム(浅田化学工業(株)製:#2019)49.16gを投入して10分間撹拌し、倍水率3.00、水酸化ナトリウム濃度(以下、「苛性濃度」と称する。)0.54重量%、コーンスターチに対するアルミン酸ナトリウムの比率7.0重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
【0023】
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、得られた澱粉糊を容積1リットルのポリ容器に1000g移し、40℃のウォーターバスにて直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、600rpmで撹拌した。澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0024】
(実施例2)
実施例1のアルミン酸ナトリウム49.16gの代わりに、1.3重量%の炭酸ジルコニウムアンモニウム水溶液(キシダ化学(株)製:炭酸ジルコニウムアンモニウム溶液、試薬)123.02gを用いた以外は実施例1と同様に調製し、倍水率3.17、苛性濃度0.53重量%、コーンスターチに対する炭酸ジルコニウムアンモニウム比率0.23重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0025】
(実施例3)
実施例1のアルミン酸ナトリウム49.16gの代わりに、3.0重量%の酢酸ジルコニウム水溶液((株)マツモト交商製:オルガチックスZB−115)234gを用い、水温38℃の1037gの水の代わりに水温38℃の810gの水を用いた以外は実施例1と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対する酢酸ジルコニウム比率1.0重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0026】
(比較例1)
実施例1のアルミン酸ナトリウム49.16gの代わりに、四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)(USボラックス社製:スタンダードボラックス)14.05gを用い、ホウ砂投入後、2400rpmの撹拌速度とした以外は、実施例1と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対するホウ砂比率2.0重量%のホウ素含有澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0027】
(比較例2)
ホウ砂を添加せず、撹拌速度を1650rpmとした以外は、比較例1と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
(実施例4)
40℃ウォーターバスにて、容積500mlのポリビーカー内で40℃に保温した300gの水に、未加工のコーンスターチ25gを投入し、直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、400rpmで撹拌して分散させた。
【0030】
この後、15重量%水酸化ナトリウム水溶液33.7gを投入し、投入後に1000rpmに撹拌速度を変え、水酸化ナトリウム水溶液の投下から15分間撹拌を続け、キャリア部を調製した。
【0031】
一方、40℃ウォーターバスにて、容積1000mlのポリビーカー内で40℃に保温した349.2gの水に、未加工のコーンスターチ202.5gを投入し、直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、400rpmで撹拌して分散させた。
【0032】
この後、10重量%に希釈したチタンラクテート5.17g((株)マツモト交商製:オルガチックスTC−310、有効成分は0.23g)を投入し、15分間撹拌を続け、メイン部を調製した。
【0033】
先に調製したキャリア部の撹拌を止め、ウォーターバスから取り出し、上記キャリア部を上記メイン部に、5分間かけて投入した。投入時には、撹拌速度を600,800rpmと可変し、10分間撹拌後に、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対するチタンラクテートの比率0.1重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
【0034】
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、得られた澱粉糊のできあがりから、1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度及び初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0035】
(実施例5)
実施例4の15重量%水酸化ナトリウム水溶液の使用量を10.0gとし、メイン部で使用した水の量を374.0gとし、さらに、メイン部で使用した10重量%に希釈したチタンラクテート5.17gの代わりに、上記のアルミン酸ナトリウム34.13gを用いた以外は実施例4と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.16重量%、コーンスターチに対するアルミン酸ナトリウム比率15.0重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0036】
(実施例6)
水酸化ナトリウム水溶液の使用量を0gとし、メイン部で使用した水の量を382.5gとし、さらに、メイン部で使用したアルミン酸ナトリウムの使用量を62.0gとした以外は実施例5と同様に調製し、倍水率3.00、コーンスターチに対するアルミン酸ナトリウム比率27.3重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0037】
(比較例3)
実施例4のチタンラクテート5.17gの代わりに、上記の四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)4.55gを用い、メイン部で使用した水の量を353.85gとし、さらに、キャリア部をメイン部へ投入する際の撹拌速度を1650rpmまで上げた以外は、実施例4と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対するホウ砂比率2.0重量%のホウ素含有澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0038】
(比較例4)
ホウ砂を添加せず、キャリア部のメイン部への投入時の撹拌速度を600rpmとした以外は、比較例3と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】
この発明にかかる段ボール貼合用澱粉糊は、粘着向上剤として、ホウ素又はその化合物の代わりに、又はホウ素又はその化合物と共に、水溶性金属化合物を用いるので、ホウ素又はその化合物を使用しなくても、又はホウ素又はその化合物の使用量を削減しても、ホウ素又はその化合物のみを用いた場合と同様の粘度や接着性、特に初期接着性を有する段ボール貼合用澱粉糊が得られる。
【発明の属する技術分野】
この発明は、段ボールを貼り合せるための澱粉糊に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、段ボール貼合用澱粉糊には、ホウ砂単独、又はホウ砂及びホウ酸等のホウ素化合物が使用されている。
【0003】
ところで、2001年4月に特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(平成11年法律第86号、以下、「PRTR法」と略する。)が施行された。このPRTR法において、指定された化学物質の使用量が一定数量を超えると、届出義務が生じる。そして、このPRTR法の指定物質としてホウ素及びその化合物が指定された。
【0004】
このPRTR法は地球環境保全を目的に施行された法律であり、ホウ素及びその化合物の使用量削減は、この法律の趣旨に沿うものである。
【0005】
そこで、この発明は、ホウ素又はその化合物を使用しない、又はその使用量の削減した段ボール貼合用澱粉糊を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、水に澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を含有させた段ボール貼合用澱粉糊において、上記粘着向上剤として、水溶性金属化合物を用いることにより、上記の課題を解決したのである。
【0007】
段ボール貼合用澱粉糊に用いる粘着向上剤として、ホウ素又はその化合物の代わりに、又はホウ素又はその化合物と共に、水溶性金属化合物を用いるので、ホウ素又はその化合物を使用しなくても、又はホウ素又はその化合物の使用量を削減しても、ホウ素又はその化合物のみを用いた場合と同様の粘度や接着性、特に初期接着性を有する段ボール貼合用澱粉糊が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下において、この発明について詳細に説明する。
この発明にかかる段ボール貼合用澱粉糊は、水に澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を含有させたものである。
【0009】
上記澱粉としては、コーンスターチ、タピオカ澱粉等があげられる。上記澱粉膨潤剤とは、上記澱粉の水分散液を膨潤させるものであり、水酸化ナトリウム等のアルカリ化合物を例としてあげることができる。
【0010】
上記粘着向上剤とは、アルカリ性下で上記澱粉と架橋結合し、見かけの分子量を増大させ、澱粉に粘着性を付与させるために添加するものであり、水溶性金属化合物があげられる。また、従来から粘着向上剤として使用されているホウ素、ホウ酸、ホウ砂等のホウ素又はその化合物は、使用しなくてもよく、上記水溶性金属化合物と併用してもよい。併用する場合、上記のホウ素又はその化合物の使用量は、従来の単独で使用する場合に比べて、大幅に減少させることができる。
【0011】
上記水溶性金属化合物としては、水溶性アルミニウム化合物、水溶性ジルコニウム化合物、水溶性チタン化合物等があげられる。
上記水溶性アルミニウム化合物としては、硝酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、ポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムアンモニウム(アンモニウムミョウバン)、硫酸アルミニウムカリウム(カリウムミョウバン)、硫酸アルミニウムナトリウム(ナトリウムミョウバン)、アルミノン等があげられる。
【0012】
上記水溶性ジルコニウム化合物としては、二塩化酸化ジルコニウム、塩化ジルコニウム、酸塩化ジルコニウム等のオキシ塩化ジルコニウム、ジルコニウム酸ジサルフェート三水和物等の酸性硫酸ジルコニル三水和物、炭酸ジルコニウム、炭酸ジルコニウムアンモニウム、酢酸ジルコニウム、酢酸ジルコニルアンモニウム、ステアリン酸ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、リン酸ジルコニウム、ケイ化ジルコニウム等があげられる。
【0013】
上記水溶性チタン化合物としては、テトライソプロピルチタネート、テトラノルマルブチルチタネート、ブチルチタネートダイマー、テトラ(2−エチルヘキシル)チタネート、テトラメチルチタネート、チタンアセチルアセトネート、チタンテトラアセチルアセテート、チタンエチルアセトアセテート、チタンオクタンジオレート、ジヒドロキシビス(アンモニウムラクテート)チタニウム、チタンラクテート、チタントリエタノールアミネート、ポリヒドロキシチタンステアレート等があげられる。
【0014】
上記水溶性金属化合物は、上記の水溶性アルミニウム化合物、水溶性ジルコニウム化合物、水溶性チタン化合物等から選ばれる少なくとも1種を用いることができ、2種以上を併用してもよい。
【0015】
この発明にかかる段ボール貼合用澱粉糊は、上記の水、澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を一般的な割合で、かつ、一般的な条件及び順序で混合させることにより製造することができる。
【0016】
【実施例】
以下に実施例及び比較例をあげてこの発明をさらに具体的に説明する。まず、評価方法について示す。
【0017】
[フォードカップ粘度の測定]
全段工フォードカップ(20℃水で10秒)に準じたカップを用い、40℃での所定量(95.567ml)の測定対象の澱粉糊が滴下する時間(秒数)を測定してフォードカップ粘度(単位:秒)とした。なお、表1において、フォードカップ粘度を「FCV」と表記する。なお、上記の「全段工フォードカップ(20℃水で10秒)」とは、全国段ボール工業会認定のフォードカップであり、かつ、水温20℃の水を用いた場合、所定量(95.567ml)が滴下する時間が10秒となるフォードカップをいう。
【0018】
[B型粘度の測定]
東京計器(株)製のBM型回転粘度計を用いて、60rpmでNo.3のローターを用い、測定対象の澱粉糊の液温40℃とした時の粘度を測定してB型粘度(単位:cps)とした。
【0019】
[初期接着強度の測定]
片面段ボール(幅50mm、長さ85mm、中しん:レンゴー(株)製 セッツscp120(坪量:120g/m2)、ライナ:RKA280)の中しんの段頂に、測定対象の澱粉糊を絶乾で5g/m2となるように塗布する。そして、中しんを上にして受台上に載せた後、中しんの段と段との間に、受台に対して上昇せず片面段ボール受台上に固定しておくための固定用ピン群と、受台に対して上昇して受台から離反する上昇ピン群とを交互に挿入する。
この後、片面段ボールの段頂に坪量280g/m2のライナ片を載せて、ライナ片の上から135℃又は175℃の熱板で所定時間加熱した後、上昇ピン群を上昇させて、片面段ボールの段頂に貼り付けたライナ片を剥がし、その際のライナ片の剥離力をロードセルにより測定して初期接着強度とした。
【0020】
(実施例1)
38℃ウォーターバスにて、容積5リットルの八角形のステンレス容器内で38℃に保温した982gの水に、未加工のコーンスターチ77.25gを投入し、直径65mmのプロペラ型羽根1枚と直径55mmのタービン型羽根1枚を有する撹拌棒を120Wのモーターに取りつけ、400rpmで撹拌し分散させた。
【0021】
この後、15重量%水酸化ナトリウム水溶液104gを定量ポンプにて10から15分かけて滴下し(滴下の間に、液の増粘に伴い600rpm、1000rpm、2200rpmと撹拌速度を変える)、滴下終了時に2400rpmに撹拌速度を変え、水酸化ナトリウム水溶液の滴下開始より30分間撹拌を続ける。
【0022】
その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温38℃の1037gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のコーンスターチ625gを2分間かけて投入し、その1分後にアルミン酸ナトリウム(浅田化学工業(株)製:#2019)49.16gを投入して10分間撹拌し、倍水率3.00、水酸化ナトリウム濃度(以下、「苛性濃度」と称する。)0.54重量%、コーンスターチに対するアルミン酸ナトリウムの比率7.0重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
【0023】
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、得られた澱粉糊を容積1リットルのポリ容器に1000g移し、40℃のウォーターバスにて直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、600rpmで撹拌した。澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0024】
(実施例2)
実施例1のアルミン酸ナトリウム49.16gの代わりに、1.3重量%の炭酸ジルコニウムアンモニウム水溶液(キシダ化学(株)製:炭酸ジルコニウムアンモニウム溶液、試薬)123.02gを用いた以外は実施例1と同様に調製し、倍水率3.17、苛性濃度0.53重量%、コーンスターチに対する炭酸ジルコニウムアンモニウム比率0.23重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0025】
(実施例3)
実施例1のアルミン酸ナトリウム49.16gの代わりに、3.0重量%の酢酸ジルコニウム水溶液((株)マツモト交商製:オルガチックスZB−115)234gを用い、水温38℃の1037gの水の代わりに水温38℃の810gの水を用いた以外は実施例1と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対する酢酸ジルコニウム比率1.0重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0026】
(比較例1)
実施例1のアルミン酸ナトリウム49.16gの代わりに、四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)(USボラックス社製:スタンダードボラックス)14.05gを用い、ホウ砂投入後、2400rpmの撹拌速度とした以外は、実施例1と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対するホウ砂比率2.0重量%のホウ素含有澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0027】
(比較例2)
ホウ砂を添加せず、撹拌速度を1650rpmとした以外は、比較例1と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
(実施例4)
40℃ウォーターバスにて、容積500mlのポリビーカー内で40℃に保温した300gの水に、未加工のコーンスターチ25gを投入し、直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、400rpmで撹拌して分散させた。
【0030】
この後、15重量%水酸化ナトリウム水溶液33.7gを投入し、投入後に1000rpmに撹拌速度を変え、水酸化ナトリウム水溶液の投下から15分間撹拌を続け、キャリア部を調製した。
【0031】
一方、40℃ウォーターバスにて、容積1000mlのポリビーカー内で40℃に保温した349.2gの水に、未加工のコーンスターチ202.5gを投入し、直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、400rpmで撹拌して分散させた。
【0032】
この後、10重量%に希釈したチタンラクテート5.17g((株)マツモト交商製:オルガチックスTC−310、有効成分は0.23g)を投入し、15分間撹拌を続け、メイン部を調製した。
【0033】
先に調製したキャリア部の撹拌を止め、ウォーターバスから取り出し、上記キャリア部を上記メイン部に、5分間かけて投入した。投入時には、撹拌速度を600,800rpmと可変し、10分間撹拌後に、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対するチタンラクテートの比率0.1重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
【0034】
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、得られた澱粉糊のできあがりから、1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度及び初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0035】
(実施例5)
実施例4の15重量%水酸化ナトリウム水溶液の使用量を10.0gとし、メイン部で使用した水の量を374.0gとし、さらに、メイン部で使用した10重量%に希釈したチタンラクテート5.17gの代わりに、上記のアルミン酸ナトリウム34.13gを用いた以外は実施例4と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.16重量%、コーンスターチに対するアルミン酸ナトリウム比率15.0重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0036】
(実施例6)
水酸化ナトリウム水溶液の使用量を0gとし、メイン部で使用した水の量を382.5gとし、さらに、メイン部で使用したアルミン酸ナトリウムの使用量を62.0gとした以外は実施例5と同様に調製し、倍水率3.00、コーンスターチに対するアルミン酸ナトリウム比率27.3重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0037】
(比較例3)
実施例4のチタンラクテート5.17gの代わりに、上記の四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)4.55gを用い、メイン部で使用した水の量を353.85gとし、さらに、キャリア部をメイン部へ投入する際の撹拌速度を1650rpmまで上げた以外は、実施例4と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、コーンスターチに対するホウ砂比率2.0重量%のホウ素含有澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0038】
(比較例4)
ホウ砂を添加せず、キャリア部のメイン部への投入時の撹拌速度を600rpmとした以外は、比較例3と同様に調製し、倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%の無ホウ素澱粉糊を得た。
得られた直後の澱粉糊のフォードカップ粘度、B型粘度を上記の方法で測定した。また、澱粉糊の出来上がりから1時間後のフォードカップ粘度、B型粘度および初期接着強度を上記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】
この発明にかかる段ボール貼合用澱粉糊は、粘着向上剤として、ホウ素又はその化合物の代わりに、又はホウ素又はその化合物と共に、水溶性金属化合物を用いるので、ホウ素又はその化合物を使用しなくても、又はホウ素又はその化合物の使用量を削減しても、ホウ素又はその化合物のみを用いた場合と同様の粘度や接着性、特に初期接着性を有する段ボール貼合用澱粉糊が得られる。
Claims (2)
- 水に澱粉、澱粉膨潤剤及び粘着向上剤を含有させた段ボール貼合用澱粉糊において、上記粘着向上剤として、水溶性金属化合物を用いた段ボール貼合用澱粉糊。
- 上記水溶性金属化合物は、水溶性アルミニウム化合物、水溶性ジルコニウム化合物及び水溶性チタン化合物から選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の段ボール貼合用澱粉糊。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2021156413A1 (en) * | 2020-02-07 | 2021-08-12 | Borregaard As | Adhesive compositions comprising a combination of (i) microfibrillated cellulose and (ii) a metal in an oxidation state of ii or greater |
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2002
- 2002-12-17 JP JP2002365056A patent/JP2004002656A/ja active Pending
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