JP2005054051A - 段ボール貼合用澱粉糊 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】澱粉に対して0.05〜5重量%のホウ素化合物を含有し、かつ、水溶性金属化合物及び/又はアクリル系ポリマーを含有する段ボール貼合用澱粉糊を作製する。
【選択図】なし
Description
上記(メタ)アクリル酸エステル類としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸−sec−ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘプテル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸メトキシポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸エトキシポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸メトキシポリプロピレングリコール、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル等や、3級アミノ基含有ビニルモノマーが挙げられる。
全段工フォードカップ(20℃水で10秒)に準じたカップを用い、40℃での所定量(95.567ml)の測定対象の澱粉糊が滴下する時間(秒)を測定してフォードカップ粘度(単位:秒)とした。以下、フォードカップ粘度を「FCV」と表記する。なお、上記の「全段工フォードカップ(20℃水で10秒)」とは、全国段ボール工業会認定のフォードカップであり、かつ、水温20℃の水を用いた場合、所定量(95.567ml)が滴下する時間が10秒となるフォードカップをいう。
東京計器(株)のBM型回転粘度計を用いて、60rpmでNo.3のローターを用い、測定対象の澱粉糊の液温40℃とした時の粘度を測定してB型粘度(単位:cps)とした。
片面段ボール(幅50mm、長さ85mm、中しん:レンゴー(株)製 KS120(坪量:120g/m2 )、ライナ:レンゴー(株)製 RKA220:坪量220g/m2 )の中しんの段頂に、測定対象の澱粉糊を絶乾で5g/m2 となるように塗布する。そして、中しんを上にして受台上に載せた後、中しんの段と段との間に、受台に対して上昇せず片面段ボール受台上に固定しておくための固定用ピン群と、受台に対して上昇して受台から離反する上昇ピン群とを交互に挿入する。
得られた澱粉糊を容積1リットルのポリ容器に移し、40℃の水浴中において、直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する攪拌棒を90Wのモーターに取り付け、600rpmで攪拌した。攪拌し始めて一時間後の澱粉糊を用いて、上記の方法でFCVとB型粘度、及び初期接着強度を測定した。
(実験例1)
<工程1> 40℃ウォーターバスにて容積5リットルの八角形のステンレス容器内で40℃に保温した951.97gの水に、未加工のコーンスターチ(王子コーンスターチ(株)製 以下同じ)81.72gを投入し、直径65mmのプロペラ型羽根1枚と直径55mmのタービン型羽根1枚を有する撹拌棒を120Wのモーターに取りつけ、400rpmで撹拌し分散させた。
<工程2> この後、15w/w%水酸化ナトリウム(キシダ化学(株)製 以下同じ)水溶液93.12gを定量ポンプ(東京理化機械(株)製:MICRO TUBE PUMP MP−3 以下同じ)にて10から15分かけて滴下し(滴下の間に、液の増粘に伴い600rpm、1000rpm、2200rpmと撹拌速度を変える)、滴下終了時に2400rpmに撹拌速度を変え、水酸化ナトリウム水溶液の滴下開始より30分間撹拌を続ける。
<工程3> その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の890.73gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のタピオカ28.65gと未加工のコーンスターチ600.33gを2分間かけて投入し、<工程3' >その3分後に1000rpmに撹拌速度を変え、1.5重量%ポリアクリルアミド水溶液(浅田化学工業(株)製パラロック2A111 以下同じ)188.07gを投入し、3分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム(USボラックス社製:ホウ砂 以下同じ)5.73gを添加し、12分後に攪拌を停止した。
<糊液> 倍水率2.96、水酸化ナトリウム濃度(以下「苛性濃度」という。)0.49重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.40重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例1において、<工程3>における水温40℃の890.73gの水の代わりに886.9gの水を用い、<工程3' >以下を「その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート(松本製薬工業(株)製:オルガチックスTC−310の10倍希釈品 以下同じ)4.01gを添加し、2分間撹拌後に1.5重量%ポリアクリルアミド水溶液188.07gを投入し、1分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム5.73gを添加し、12分後に攪拌を停止した。」とした以外は実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率2.96、苛性濃度0.49重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.40重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.025重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例2において、<工程1>における初期の水量を960.76g、未加工のコーンスターチを83.41gとし、<工程2>における15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を94.37gとし、<工程3>を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の949.22gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のタピオカ40.1gと未加工のコーンスターチ589.36gを2分間かけて投入し、その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート2.4gを添加し、2分間撹拌後に1.5重量%ポリアクリルアミド水溶液112.84gを投入し、1分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム8.02gを添加し、12分後に攪拌を停止した。」とした以外は実験例2と同様に行った。
<糊液>倍水率2.95、苛性濃度0.50重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.24重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.015重量%、対澱粉ホウ砂比率1.125重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例2において、<工程1>における初期の水量を969.55g、未加工のコーンスターチを85.09gとし、<工程2>における15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を95.62gとし、<工程3>を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の1011.54gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のタピオカ51.56gと未加工のコーンスターチ578.39gを2分間かけて投入し、その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート0.8gを添加し、2分間撹拌後に1.5重量%ポリアクリルアミド水溶液37.61gを投入し、1分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム10.31gを添加し、12分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例2と同様に行った。
<糊液>倍水率2.94、苛性濃度0.51重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.08重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.005重量%、対澱粉ホウ砂比率1.442重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例2において、<工程2>の15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を94.57gとし、<工程3>で投入する水を862.72gとし、チタンラクテート4.01gの代わりに炭酸ジルコニウムアンモニウム溶液(第一稀元素化学工業(株)製:ジルコゾールAC−7の10倍希釈品 以下同じ)27.13gを添加した以外は実験例2と同様に行った。
<糊剤>倍水率2.96、苛性濃度0.499重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.397重量%、対澱粉炭酸ジルコニウムアンモニウム比率0.05重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
(実験例6)
実験例1において、<工程1>の水を951.57gとし、未加工のコーンスターチを81.68g、とし、<工程2>の15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を94.58gとし、<工程3>を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の793.67gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のタピオカ28.62gと未加工のコーンスターチ600.09gを2分間かけて投入し、<工程3' >その3分後に1000rpmに撹拌速度を変え、0.5重量%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(浅田化学工業(株)製パラロック100A 102 以下同じ)282gを投入し、1分間撹拌後に四ホ
ウ酸ナトリウム5.72gを添加し、12分後に撹拌を停止した。」とした以外は、実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率2.96、苛性濃度0.50重量%、対澱粉ポリアクリル酸ナトリウム比率0.20重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例6において、<工程3>の水を789.84gとし、<工程3' >以下を「その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート4.01gを添加し、1分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム5.73gを添加し、12分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例6と同様に行った。
<糊液>倍水率2.96、苛性濃度0.50重量%、対澱粉ポリアクリル酸ナトリウム比率0.20重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.025重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例6において、<工程2>の15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を96.33gとし、<工程3>の水を905.66gとし、<工程3' >以下を「その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、炭酸ジルコニウムアンモニウム溶液27.13g、2分間撹拌後に0.5重量%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液141.05gを投入し、1分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム5.72gを添加し、12分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例6と同様に行った。
<糊液>倍水率2.96、苛性濃度0.51重量%、対澱粉ポリアクリル酸ナトリウム比率0.10重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
(実験例9)
実験例1において、<工程1>の水を951.6gとし、未加工のコーンスターチを81.69gとし、<工程2>の15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を100.34gとし、<工程3>以下を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の1062.21gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のタピオカ28.62gと未加工のコーンスターチ600.11gを2分間かけて投入し、その3分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート8.02gを投入し、3分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム5.72gを添加し、12分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率2.97、苛性濃度0.53重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.05重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例1において、<工程1>の水を952.04gとし、未加工のコーンスターチを81.72gとし、<工程2>の15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を100.37gとし、<工程3>以下を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の1002.96gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のタピオカ28.65gと未加工のコーンスターチ600.37gを2分間かけて投入し、その3分後に2400rpmに撹拌速度を変え、炭酸ジルコニウムアンモニウム67.82gを投入し、3分間撹拌後に四ホウ酸ナトリウム5.73gを添加し、12分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率2.96、苛性濃度0.53重量%、対澱粉炭酸ジルコニウムアンモニウム比率0.124重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
(比較例1)
実験例1において、<工程1>における水を850gとし、未加工のコーンスターチを75gとし、<工程2>における15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を84gとし、<工程3>以下を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の910gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のタピオカ50gと未加工のコーンスターチ500gを2分間かけて投入し、その4分後に2400rpmに撹拌速度を変え、四ホウ酸ナトリウム10gを添加し、12分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率2.93、苛性濃度0.508重量%、対澱粉ホウ砂比率1.6重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
(比較例2)
実験例1において、<工程1>における水を930gとし、未加工のコーンスターチを77.5gとし、<工程2>の15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を90gとし、<工程3>以下を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の731.1gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のコーンスターチ627.75gを2分間かけて投入し、その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート8.01gを添加し、2分間撹拌後1.5重量%ポリアクリルアミド水溶液376.13gを投入し、13分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率3.00、苛性濃度0.475重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.8重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.05重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例1において<工程1>における水を930gとし、未加工のコーンスターチを77.5gとし、<工程2>における15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を93gとし、<工程3>以下を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の731.1gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のコーンスターチ627.75gを2分間かけて投入し、その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート8.83gを添加し、2分間撹拌後に0.5%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液542.9gを投入し、13分後に撹拌を停止した。」
とした以外は実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率2.97、苛性濃度0.495重量%、対澱粉ポリアクリル酸ナトリウム比率0.4重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.05重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例1において、<工程1>の水を930gとし、未加工のコーンスターチを77.5gとし、<工程2>の5w/w%水酸化ナトリウム水溶液を104.5gとし、<工程3>以下を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の1082.52gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のコーンスターチ627.75gを2分間かけて投入し、その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、チタンラクテート16.03gを添加し、15分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例1と同様に行った。
<糊液>倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.1重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
実験例1において、<工程1>の水を930gとし、未加工のコーンスターチを77.5gとし、<工程2>の15w/w%水酸化ナトリウム水溶液を104.5gとし、<工程3>以下を「その後、1650rpmに撹拌速度を変え、水温40℃の963.09gの水を投入し、5分間撹拌する。その後、未加工のコーンスターチ627.75gを2分間かけて投入し、その1分後に2400rpmに撹拌速度を変え、炭酸ジルコニウムアンモニウム135.63gを添加し、15分後に撹拌を停止した。」とした以外は実験例1と同様にして行った。
<糊液>倍水率3.00、苛性濃度0.55重量%、対澱粉炭酸ジルコニウムアンモニウム比率0.25重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
(実験例11)
比較例1で得たホウ砂を含有する澱粉糊500gと比較例2で得たホウ砂を含有しない澱粉糊500gを容積1リットルのポリ容器に投入し、40℃のウォーターバスにて直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、600rpmで撹拌後し10分後に倍水率2.96、苛性濃度0.49重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.40重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.025重量%、対澱粉ホウ砂比率0.81重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
比較例1で得たホウ砂を含有する澱粉糊270gと比較例2で得たホウ砂を含有しない澱粉糊630gを容積1リットルのポリ容器に投入し、40℃のウォーターバスにて直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、600rpmで撹拌後し10分後に倍水率2.95、苛性濃度0.498重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.24重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.015重量%、対澱粉ホウ砂比率1.13重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
比較例1で得たホウ砂を含有する澱粉糊90gと比較例2で得たホウ砂を含有しない澱粉糊810gを容積1リットルのポリ容器に投入し、40℃のウォーターバスにて直径65mmのプロペラ型羽根1枚を有する撹拌棒を90Wのモーターに取りつけ、600rpmで撹拌後し10分後に倍水率2.94、苛性濃度0.505重量%、対澱粉ポリアクリルアミド比率0.08重量%、対澱粉チタンラクテート比率0.005重量%、対澱粉ホウ砂比率1.44重量%の澱粉糊を得た。
この澱粉糊を上記の測定方法により測定した。その結果を表1に示す。
Claims (6)
- 澱粉に対して0.05〜5重量%のホウ素化合物を含有し、かつ、水溶性金属化合物及び/又はアクリル系ポリマーを含有する段ボール貼合用澱粉糊。
- 上記水溶性金属化合物が、水溶性アルミニウム化合物、水溶性チタン化合物、水溶性ジルコニウム化合物のうち、少なくとも一つからなる、請求項1に記載の段ボール貼合用澱粉糊。
- 上記アクリル系ポリマーが、(メタ)アクリルアミド類、(メタ)アクリル酸類、(メタ)アクリル酸エステル類のうち、少なくとも一つを重合成分とするポリマーである、請求項1又は2に記載の段ボール貼合用澱粉糊。
- 上記水溶性金属化合物の添加比率が、上記澱粉に対して、0.01〜10重量%である、請求項1乃至3のいずれかに記載の段ボール貼合用澱粉糊。
- 上記アクリル系ポリマーの添加比率が、上記澱粉に対して、0.01〜20重量%である、請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール貼合用澱粉糊。
- 上記アクリル系ポリマーの粘度平均分子量が500,000〜30,000,000である、請求項1乃至5のいずれかに記載の段ボール貼合用澱粉糊。
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