JP2003536023A - 燃料タンクアタッチメントの透過及び漏れ防止設計 - Google Patents
燃料タンクアタッチメントの透過及び漏れ防止設計Info
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Abstract
(57)【要約】
多層プラスチック燃料タンク(10)及び少なくとも1つの被覆成形された燃料タンクアタッチメント(100)を有するプラスチック燃料タンク組立体からの炭化水素放出分を減少させる方式。この方式は、2つの基本的な構成部品から成る。第1に、燃料タンクアタッチメント(100)の被覆成形外層(116)の膨潤特性は、燃料タンクアタッチメント(100)の遮断抵抗コア(101)と被覆成形外層(116)との間で漏れが生じる恐れのある経路を閉鎖するのに利用される。第2に、燃料タンクアタッチメント(100)の遮断抵抗コア(101)の遮断性は、多層プラスチック燃料タンク組立体からの炭化水素分子の拡散経路の長さを増大させるのに利用される。
Description
【0001】
〔技術分野〕
本発明は一般に、流体システムに関し、特に、多層プラスチック容器流体シス
テムのアタッチメントを通る放出を制御することに関する。
テムのアタッチメントを通る放出を制御することに関する。
【0002】
〔発明の背景〕
自動車用の燃料タンクは、長年にわたって用いられている。代表的な燃料タン
クは、形状が箱状、矩形又は円筒形であり、10〜30ガロン以上の液体燃料を
収容することができる。今日、自動車に据え付けられている殆どの現行型燃料タ
ンクは代表的には材質がプラスチック又は金属である。しかしながら、燃料は、
金属部分相互間の接合部を通り、計器センサポートから、エンジンへの及びエン
ジンからの燃料ラインから、或いは、燃料補給中に燃料タンクのネックから失わ
れる場合がある。さらに、プラスチックタンクの場合、燃料は、プラスチックそ
れ自体を通って失われる場合がある。
クは、形状が箱状、矩形又は円筒形であり、10〜30ガロン以上の液体燃料を
収容することができる。今日、自動車に据え付けられている殆どの現行型燃料タ
ンクは代表的には材質がプラスチック又は金属である。しかしながら、燃料は、
金属部分相互間の接合部を通り、計器センサポートから、エンジンへの及びエン
ジンからの燃料ラインから、或いは、燃料補給中に燃料タンクのネックから失わ
れる場合がある。さらに、プラスチックタンクの場合、燃料は、プラスチックそ
れ自体を通って失われる場合がある。
【0003】
最近、燃料タンク技術の改良は、種々の積層又は複合構造を用いる熱可塑性材
料、複合材料又は熱硬化性材料からの燃料タンクの製造に向けられている。燃料
タンクにおけるかかる材料の使用に起因する一つの問題は、金属製タンクと比べ
た場合における燃料の透過性の増大に関連している。
料、複合材料又は熱硬化性材料からの燃料タンクの製造に向けられている。燃料
タンクにおけるかかる材料の使用に起因する一つの問題は、金属製タンクと比べ
た場合における燃料の透過性の増大に関連している。
【0004】
これらプラスチック製タンクからの燃料の放出を減少させるため、改良の焦点
は、遮断層を追加し、その結果、多層壁を有するタンクが得られるようにするこ
とに向けられている。例えば、Harr氏に付与された米国特許第3,616,18
9号は、ナイロンの遮断フィルムを含む多層を備えた改良型容器を教示している
。しかしながら、多層又は積層材料の製造では、手が込んでいて費用のかかる加
工工程及び高価な材料を必要とする場合が多い。
は、遮断層を追加し、その結果、多層壁を有するタンクが得られるようにするこ
とに向けられている。例えば、Harr氏に付与された米国特許第3,616,18
9号は、ナイロンの遮断フィルムを含む多層を備えた改良型容器を教示している
。しかしながら、多層又は積層材料の製造では、手が込んでいて費用のかかる加
工工程及び高価な材料を必要とする場合が多い。
【0005】
多層構造の遮断特性を改良する別の方法では、特定の化学的遮断材料タンクの
表面又はタンクを製造するのに用いられる熱可塑性組成物に付加することが必要
である。例えば、Walles氏の米国特許第3,740,258号及びShefford氏の
米国特許第4,371,574号は、スルホン酸又はスルホネート基をタンク材
料の表面に追加することにより遮断特性を向上させることができることを教示し
ている。さらに、Wood氏の米国特許第5,928,745号では、シクロデキス
トリンバリヤ添加剤を多層熱可塑性燃料タンクの少なくとも1つの層内に用いら
れた熱可塑性材料に添加している。これらシステムの多くは、遮断性を向上させ
たが、依然として相当な改良の余地がある。
表面又はタンクを製造するのに用いられる熱可塑性組成物に付加することが必要
である。例えば、Walles氏の米国特許第3,740,258号及びShefford氏の
米国特許第4,371,574号は、スルホン酸又はスルホネート基をタンク材
料の表面に追加することにより遮断特性を向上させることができることを教示し
ている。さらに、Wood氏の米国特許第5,928,745号では、シクロデキス
トリンバリヤ添加剤を多層熱可塑性燃料タンクの少なくとも1つの層内に用いら
れた熱可塑性材料に添加している。これらシステムの多くは、遮断性を向上させ
たが、依然として相当な改良の余地がある。
【0006】
上述の解決策は、多層燃料タンクシステムの遮断特性を向上させたが、これら
システムは、タンクへの取付け領域のところで生じる残油透過問題を解決してい
ない。燃料又は燃料蒸気は、プラスチック燃料タンクの層相互間の漏れ経路を通
り、或いは、アタッチメントと被覆成形層との間の露出表面に沿って逃げ出る場
合がある。
システムは、タンクへの取付け領域のところで生じる残油透過問題を解決してい
ない。燃料又は燃料蒸気は、プラスチック燃料タンクの層相互間の漏れ経路を通
り、或いは、アタッチメントと被覆成形層との間の露出表面に沿って逃げ出る場
合がある。
【0007】
〔発明の概要〕
かくして、本発明の目的は、多層燃料タンクへの被覆成形状態のアタッチメン
トの膨潤特性を利用して被覆成形アタッチメントを構成する種々の材料相互間の
インターフェースのところの漏れが生じる恐れのある経路を閉鎖することにある
。
トの膨潤特性を利用して被覆成形アタッチメントを構成する種々の材料相互間の
インターフェースのところの漏れが生じる恐れのある経路を閉鎖することにある
。
【0008】
本発明の別の目的は、被覆成形状態のアタッチメントに用いられる材料の遮断
特性を利用して炭化水素分子の拡散経路の長さを増大させることにある。
特性を利用して炭化水素分子の拡散経路の長さを増大させることにある。
【0009】
上述の目的は、被覆成形部品を4つの方法で設計し直すことにより達成される
。第1に、キャビティー又は溝を多層設計の遮断部分の設計に付加して高密度ポ
リエチレン被覆成形層が、キャビティー又は溝の中で膨潤して2つの材料相互間
のインターフェースのところの漏れ経路を閉鎖することができるようにする。
。第1に、キャビティー又は溝を多層設計の遮断部分の設計に付加して高密度ポ
リエチレン被覆成形層が、キャビティー又は溝の中で膨潤して2つの材料相互間
のインターフェースのところの漏れ経路を閉鎖することができるようにする。
【0010】
第2に、タンク壁に相当する領域中のポリエチレン被覆成形層を、円筒形では
なく円錐形に成形して被覆成形材料の円錐形部分とタンク壁との間に溶着部又は
密着部を生じさせる。これにより、タンク壁とアタッチメントとの間に隙間が存
在しないようにする。
なく円錐形に成形して被覆成形材料の円錐形部分とタンク壁との間に溶着部又は
密着部を生じさせる。これにより、タンク壁とアタッチメントとの間に隙間が存
在しないようにする。
【0011】
第3に、高密度ポリエチレンの被覆成形層内の炭化水素分子の拡散経路を長く
してアタッチメントを通る炭化水素分子の透過を減少させる。
してアタッチメントを通る炭化水素分子の透過を減少させる。
【0012】
第4に、遮断コアをアタッチメントの脚部に追加してポリエチレン層中に圧縮
応力を生じさせ、ポリエチレン層を遮断層に押しつけてこれら領域中の漏れ経路
を一段と遮断するようにする。この遮断コアの存在により、透過に対して幾分か
追加の防止効果が得られる。
応力を生じさせ、ポリエチレン層を遮断層に押しつけてこれら領域中の漏れ経路
を一段と遮断するようにする。この遮断コアの存在により、透過に対して幾分か
追加の防止効果が得られる。
【0013】
本発明の他の目的及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明及び特
許請求の範囲を参照すると明らかになろう。
許請求の範囲を参照すると明らかになろう。
【0014】
〔実施形態の詳細な説明〕
今、図1を参照すると、自動車業界で一般に用いられている多層プラスチック
燃料タンク10が示されている。タンク10は代表的には、小さなプラスチック
ボトルを製造するのと非常によく似た方法で連続吹込成形法で製造される。タン
ク10の壁12は、プラスチックの多層で構成されている。壁12の最も内側の
層14及び最も外側の層24は、高密度ポリエチレン(HDPE)で作られ、代
表的には、少量のカーボンブラックが、最も外側の層24内のHDPEに混ぜら
れる。厚い粉砕再生材料層22を主としてHDPEで作る。というのは、粉砕再
生材料は、製造工程で生じるスクラップから得られるからである。壁12の中間
の薄いエチレンビニルアルコール(EVOH)コポリマー層18が、炭化水素の
透過を本質的に防止する遮断層となる。機能性低密度ポリエチレン(LDPE)
の接着剤20が、EVOH層18の各側に塗布されてEVOH層18が最も内側
の層14及び粉砕再生材料層22に接合されるようにする。当然のことながら、
他の材料も外側層又は遮断層として用いることができる。例えば、ナイロンを遮
断層として用いてもよい。
燃料タンク10が示されている。タンク10は代表的には、小さなプラスチック
ボトルを製造するのと非常によく似た方法で連続吹込成形法で製造される。タン
ク10の壁12は、プラスチックの多層で構成されている。壁12の最も内側の
層14及び最も外側の層24は、高密度ポリエチレン(HDPE)で作られ、代
表的には、少量のカーボンブラックが、最も外側の層24内のHDPEに混ぜら
れる。厚い粉砕再生材料層22を主としてHDPEで作る。というのは、粉砕再
生材料は、製造工程で生じるスクラップから得られるからである。壁12の中間
の薄いエチレンビニルアルコール(EVOH)コポリマー層18が、炭化水素の
透過を本質的に防止する遮断層となる。機能性低密度ポリエチレン(LDPE)
の接着剤20が、EVOH層18の各側に塗布されてEVOH層18が最も内側
の層14及び粉砕再生材料層22に接合されるようにする。当然のことながら、
他の材料も外側層又は遮断層として用いることができる。例えば、ナイロンを遮
断層として用いてもよい。
【0015】
図1は、代表的には燃料タンク12に取り付けられた1つのアタッチメント、
即ち、ロールオーバー弁60を更に示している。ロールオーバー弁60は、アセ
タール層64上に被覆成形されたHDPEの層62を有している。HDPEの層
62は代表的には厚さが1〜2mmである。ロールオーバー弁60を燃料タンク壁
12の最も外側の層24に溶接するためのフランジ66を有している。
即ち、ロールオーバー弁60を更に示している。ロールオーバー弁60は、アセ
タール層64上に被覆成形されたHDPEの層62を有している。HDPEの層
62は代表的には厚さが1〜2mmである。ロールオーバー弁60を燃料タンク壁
12の最も外側の層24に溶接するためのフランジ66を有している。
【0016】
ロールオーバー弁60のこの設計は、2つの欠点を持っている。第1に、アセ
タール層64とHDPE層62との間には接着結合部が無いので、箇所68で始
まる炭化水素の漏れ経路が存在し、これは箇所70及び箇所74まで延びる。同
様に、第2の漏れ経路が、箇所72で始まって、箇所74及び箇所70まで延び
ている。炭化水素燃料は、これら経路チャンネルを通って容易に漏れて、箇所7
0,72,74のところでHDPE層62を通って逃げることができる。と言う
のは、HDPEは、透過遮断性が低いからである。
タール層64とHDPE層62との間には接着結合部が無いので、箇所68で始
まる炭化水素の漏れ経路が存在し、これは箇所70及び箇所74まで延びる。同
様に、第2の漏れ経路が、箇所72で始まって、箇所74及び箇所70まで延び
ている。炭化水素燃料は、これら経路チャンネルを通って容易に漏れて、箇所7
0,72,74のところでHDPE層62を通って逃げることができる。と言う
のは、HDPEは、透過遮断性が低いからである。
【0017】
第2に、燃料タンク壁12とロールオーバー弁60との間にはその取付け箇所
のところに大きな隙間76が存在する。かくして、ポリエチレンフランジ66は
、ロールオーバー条件の間、燃料にさらされ、通常の運転モードの間、燃料蒸気
にさらされる。この場合も、HDPEは透過遮断性が低いので、ポリエチレンフ
ランジ66を通って相当な炭化水素の透過が生じる。
のところに大きな隙間76が存在する。かくして、ポリエチレンフランジ66は
、ロールオーバー条件の間、燃料にさらされ、通常の運転モードの間、燃料蒸気
にさらされる。この場合も、HDPEは透過遮断性が低いので、ポリエチレンフ
ランジ66を通って相当な炭化水素の透過が生じる。
【0018】
図2及び図3は、好ましい実施形態に従ってロールオーバー弁100をタンク
壁12に取り付けてロールオーバー弁100を通るプラスチック燃料タンクから
の炭化水素の放出を減少させる改良型方式を示している。この新規な方式は、旧
式設計を4つの基本的な方法で改良している。第1に、一連のキャビティー10
2a,102b,102c,102d,102e又は溝(図示せず)がアセター
ルコア101に種々の場所で追加されている。HDPE被覆成形層116は炭化
水素蒸気にさらされので、被覆成形層116は、キャビティー102a,102
b,102c,102d,102e又は溝内に膨潤してアセタールコア101と
HDPE被覆成形層116との間のインターフェースのところの漏れ経路を閉鎖
するロックを構成することになる。本発明の好ましい実施形態では、一連のキャ
ビティーのうちの2つ102a,102bが、フランジ108とタンク壁12と
の間でロールオーバー弁100の部分に追加され、これらキャビティーは、タン
ク壁12への取付け箇所として役立つ。また、キャビティー102c,102d
,102eが、この領域中のフランジ108の反対側の端部に設けられ、これら
キャビティーは、燃料ライン(図示せず)への取付け箇所として役立つ。当然の
ことながら、システムの要件に応じてこれらキャビティー又は溝のサイズ及び配
置場所を変えることができる。
壁12に取り付けてロールオーバー弁100を通るプラスチック燃料タンクから
の炭化水素の放出を減少させる改良型方式を示している。この新規な方式は、旧
式設計を4つの基本的な方法で改良している。第1に、一連のキャビティー10
2a,102b,102c,102d,102e又は溝(図示せず)がアセター
ルコア101に種々の場所で追加されている。HDPE被覆成形層116は炭化
水素蒸気にさらされので、被覆成形層116は、キャビティー102a,102
b,102c,102d,102e又は溝内に膨潤してアセタールコア101と
HDPE被覆成形層116との間のインターフェースのところの漏れ経路を閉鎖
するロックを構成することになる。本発明の好ましい実施形態では、一連のキャ
ビティーのうちの2つ102a,102bが、フランジ108とタンク壁12と
の間でロールオーバー弁100の部分に追加され、これらキャビティーは、タン
ク壁12への取付け箇所として役立つ。また、キャビティー102c,102d
,102eが、この領域中のフランジ108の反対側の端部に設けられ、これら
キャビティーは、燃料ライン(図示せず)への取付け箇所として役立つ。当然の
ことながら、システムの要件に応じてこれらキャビティー又は溝のサイズ及び配
置場所を変えることができる。
【0019】
第2に、タンク壁12に相当する領域中のポリエチレン被覆成形層116は、
円筒形ではなく、円錐形の形をしている。さらに、図3に最もよく示されている
ように、タンク壁12は、図2に示すように垂直ではなく、ロールオーバー弁1
00に対して角度αをなして切断されている。好ましくは、この角度αは、中心
線120に対して8〜40°である。ロールオーバー弁100を燃料タンク10
に取り付けるため、円錐形部分106をタンク壁12の部分に実質的に嵌合させ
る。円錐形部分106は、中心線120に対する円錐形部分106の角度に相当
する角度βが角度αより僅かに小さいように設計されている。角度のこの僅かな
差により、円錐形部分106は位置109で壁12に封着され、それにより、上
述の図2に示すように、炭化水素透過の隙間が生じないようになる。
円筒形ではなく、円錐形の形をしている。さらに、図3に最もよく示されている
ように、タンク壁12は、図2に示すように垂直ではなく、ロールオーバー弁1
00に対して角度αをなして切断されている。好ましくは、この角度αは、中心
線120に対して8〜40°である。ロールオーバー弁100を燃料タンク10
に取り付けるため、円錐形部分106をタンク壁12の部分に実質的に嵌合させ
る。円錐形部分106は、中心線120に対する円錐形部分106の角度に相当
する角度βが角度αより僅かに小さいように設計されている。角度のこの僅かな
差により、円錐形部分106は位置109で壁12に封着され、それにより、上
述の図2に示すように、炭化水素透過の隙間が生じないようになる。
【0020】
第3に、アセタール部分104の長さをフランジ108中に延長させる。被覆
成形部分116をこれに対応して延長させてアセタール部分104を包囲する被
覆成形フランジ部分116aを有するようにする。この延長により、被覆成形部
分116及びロールオーバー弁100の被覆成形フランジ部分116aの炭化水
素分子の拡散経路の長さが増大することになる。この結果、ロールオーバー弁1
00通る炭化水素の放出が減少する。
成形部分116をこれに対応して延長させてアセタール部分104を包囲する被
覆成形フランジ部分116aを有するようにする。この延長により、被覆成形部
分116及びロールオーバー弁100の被覆成形フランジ部分116aの炭化水
素分子の拡散経路の長さが増大することになる。この結果、ロールオーバー弁1
00通る炭化水素の放出が減少する。
【0021】
第4に、アセタール脚部110,112が、フランジ108の脚部に付加され
ている。脚部110,112は、2つの目的を持っている。第1に、脚部110
,112は、燃料又は炭化水素蒸気にさらされると、箇所122,124相互間
及び箇所124,126相互間で被覆成形ポリエチレン116に加わる圧縮応力
を生じさせる。これら応力により、被覆成形ポリエチレン116がアセタールコ
ア101に押しつけられ、炭化水素蒸気の漏れ経路が一段と遮られる。第2に、
脚部110,112が設けられているので、炭化水素の透過に対する追加の遮断
防止効果が得られる。
ている。脚部110,112は、2つの目的を持っている。第1に、脚部110
,112は、燃料又は炭化水素蒸気にさらされると、箇所122,124相互間
及び箇所124,126相互間で被覆成形ポリエチレン116に加わる圧縮応力
を生じさせる。これら応力により、被覆成形ポリエチレン116がアセタールコ
ア101に押しつけられ、炭化水素蒸気の漏れ経路が一段と遮られる。第2に、
脚部110,112が設けられているので、炭化水素の透過に対する追加の遮断
防止効果が得られる。
【0022】
上述の4つの改造例は各々、それぞれ別個独立に残留蒸気放出を減少させたが
、これらをひとまとめに用いることにより採用される方式は、漏れと透過の両方
に起因する蒸発放出を最小限に抑える上で相当大きな影響力を持つ場合がある。
研究結果の示すところによれば、4つの改造例をひとまとめにして具体的に構成
すると、アタッチメントを通る放出を1/10以下にすることができた。
、これらをひとまとめに用いることにより採用される方式は、漏れと透過の両方
に起因する蒸発放出を最小限に抑える上で相当大きな影響力を持つ場合がある。
研究結果の示すところによれば、4つの改造例をひとまとめにして具体的に構成
すると、アタッチメントを通る放出を1/10以下にすることができた。
【0023】
本発明をプラスチック燃料タンク10で用いられるロールオーバー弁100の
改良という観点で説明したが、当然のことながら、上述の教示を多層プラスチッ
ク燃料タンク10への他の殆どのアタッチメントに適用できることは理解されよ
う。例えば、本発明の教示を、遮断管、充填パイプ又はブローピン又はニードル
でできた穴を塞ぐのに用いられるプラグに適用できる。
改良という観点で説明したが、当然のことながら、上述の教示を多層プラスチッ
ク燃料タンク10への他の殆どのアタッチメントに適用できることは理解されよ
う。例えば、本発明の教示を、遮断管、充填パイプ又はブローピン又はニードル
でできた穴を塞ぐのに用いられるプラグに適用できる。
【0024】
さらに、上述の本発明をアセタールコア及びポリエチレン層の観点で説明した
が、本発明は、本明細書において教示した原理を具体化する任意他の設計を含む
ものである。と言うのは、当業者であれば、特に上記の教示に照らして改造例を
想到できるからである。例えば、ナイロンコアをアセタールコア101に代えて
用いることができる。
が、本発明は、本明細書において教示した原理を具体化する任意他の設計を含む
ものである。と言うのは、当業者であれば、特に上記の教示に照らして改造例を
想到できるからである。例えば、ナイロンコアをアセタールコア101に代えて
用いることができる。
【図1】
従来技術のロールオーバー弁としてのアタッチメントを備えた多層プラスチッ
ク燃料タンクの部分断面図である。
ク燃料タンクの部分断面図である。
【図2】
本発明の好ましい実施形態のロールオーバー弁の断面図である。
【図3】
図2のタンクを開放する幾何学的形状の略図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ロッシ ジュセップ
アメリカ合衆国 ミシガン州 48124 デ
ィアボーン ビーチモント ストリート
705
Fターム(参考) 3D038 CA22 CB01 CC04 CC20
Claims (20)
- 【請求項1】 多層プラスチック燃料タンク及び被覆成形された燃料タンク
アタッチメントを有するプラスチック燃料タンク組立体からの炭化水素放出分を
減少させる方法であって、前記多層プラスチック燃料タンクは、多層燃料タンク
壁を有し、被覆成形燃料タンクアタッチメントは、遮断抵抗コア及びポリマー外
層を有し、前記方法は、ポリマー外層の膨潤特性を利用して遮断抵抗コアとポリ
マー外層との間で漏れが生じる恐れのある経路を閉鎖する段階を有していること
を特徴とする方法。 - 【請求項2】 遮断抵抗コアの遮断特性を利用して多層プラスチック燃料タ
ンク組立体からの炭化水素分子の拡散経路の長さを増大させる段階を更に有して
いることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ポリマー外層の膨潤特性を利用して遮断抵抗コアとポリマー
外層との間で漏れが生じる恐れのある経路を閉鎖する段階は、少なくとも1つの
キャビティー部分を遮断抵抗コアに設ける段階を含み、ポリマー外層は、前記少
なくとも1つのキャビティー部分内に膨潤することができ、それにより遮断抵抗
コアとポリマー外層との間で漏れが生じる恐れのある経路を閉鎖することを特徴
とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 被覆成形燃料タンクアタッチメントの中心軸線に対して第1
の角度をなす円錐形部分を被覆成形燃料タンクアタッチメントに設ける段階と、
多層燃料タンク壁のアタッチメント取付け箇所を被覆成形燃料タンクアタッチメ
ントの前記中心軸線に対して前記第1の角度よりも僅かに大きな第2の角度に傾
斜させる段階と、前記円錐形部分を多層燃料タンク壁の前記アタッチメント取付
け箇所に封着する段階とを更に有していることを特徴とする請求項1記載の方法
。 - 【請求項5】 多層タンク壁のアタッチメント取付け箇所を被覆成形燃料タ
ンクアタッチメントの前記中心軸線に対して第2の角度に傾斜させる段階は、多
層タンク壁のアタッチメント取付け箇所を第2の角度に傾斜させる段階を含み、
前記第2の角度は、被覆成形燃料タンクアタッチメントの前記中心軸線に対して
8〜40°であることを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 遮断抵抗コアの遮断特性を利用して多層プラスチック燃料タ
ンク組立体からの炭化水素分子の拡散経路の長さを増大させる段階は、遮断抵抗
コアを前記ポリマー外層のフランジ内に延長させる段階を含むことを特徴とする
請求項2記載の方法。 - 【請求項7】 少なくとも1つのアセタール脚部を前記延長部分に付加する
段階を更に有し、前記少なくとも1つのアセタール脚部の底部は、多層燃料タン
ク壁の外面に密に結合された前記フランジの部分と密に結合されることを特徴と
する請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 多層プラスチック燃料タンクに取り付けて用いられるプラス
チック燃料タンクアタッチメントであって、少なくとも1つのキャビティー部分
を備えたプラスチック遮断部分と、前記遮断部分上に成形されたプラスチック被
覆成形部分とを有し、前記プラスチック被覆成形部分は、炭化水素透過物にさら
されると、前記少なくとも1つのキャビティー部分内へ膨潤できることを特徴と
するアタッチメント。 - 【請求項9】 前記プラスチック被覆成形部分は、円錐形領域を有し、前記
円錐形領域は、前記プラスチック被覆成形部分を多層プラスチック燃料タンクに
機械的に封着するよう多層プラスチック燃料タンクの燃料タンク壁に結合されて
いることを特徴とする請求項8記載のアタッチメント。 - 【請求項10】 前記プラスチック被覆成形部分は、多層プラスチック燃料
タンクの外面に結合されたフランジを更に有し、前記フランジは、多層プラスチ
ック燃料タンクから大気中への炭化水素の透過を防止する追加の手段を構成して
いることを特徴とする請求項9記載のアタッチメント。 - 【請求項11】 前記プラスチック遮断部分は、前記フランジ内に延びてい
ることを特徴とする請求項10記載のアタッチメント。 - 【請求項12】 前記プラスチック遮断部分は、少なくとも1つの脚部を有
し、前記少なくとも1つの脚部は、前記フランジ内に位置した状態で多層プラス
チック燃料タンクの前記外面に密に結合されていることを特徴とする請求項11
記載のアタッチメント。 - 【請求項13】 前記プラスチック被覆成形部分は、高密度ポリエチレンで
構成され、前記プラスチック遮断部分は、アセタール樹脂で構成されていること
を特徴とする請求項8記載のアタッチメント。 - 【請求項14】 多層プラスチック燃料タンク組立体であって、内側遮断部
分及び外側被覆成形部分を備えたアタッチメントと、タンク壁を備えた多層プラ
スチック燃料タンクとを有し、前記外側被覆成形部分は、円錐形部分を有し、前
記円錐形部分は、前記アタッチメントの中心軸線に対して第1の角度をなし、前
記タンク壁の一部が、前記アタッチメントの前記中心軸線に対して第2の角度を
なして切断され、前記タンク壁の前記一部は、前記円錐形部分に機械的に結合さ
れて前記外側被覆成形部分を前記多層プラスチック燃料タンクに封着しているこ
とを特徴とする多層プラスチック燃料タンク組立体。 - 【請求項15】 前記第2の角度は、前記アタッチメントの前記中心軸線に
対して8〜40°であることを特徴とする請求項14記載の多層プラスチック燃
料タンク組立体。 - 【請求項16】 前記外側被覆成形部分は、前記燃料タンク壁の外面に結合
されたフランジを更に有し、前記フランジは、多層プラスチック燃料タンクから
大気中への炭化水素の透過を防止する追加の手段を構成していることを特徴とす
る請求項14記載の多層プラスチック燃料タンク組立体。 - 【請求項17】 前記内側遮断部分は、前記フランジ内に延びていることを
特徴とする請求項16記載の多層プラスチック燃料タンク組立体。 - 【請求項18】 前記内側遮断部分は、少なくとも1つの脚部を有し、前記
少なくとも1つの脚部は、前記フランジ内に位置した状態で、前記燃料タンク壁
の前記外面に密に結合されていることを特徴とする請求項17記載の多層プラス
チック燃料タンク組立体。 - 【請求項19】 前記外側被覆成形部分は、高密度ポリエチレンで構成され
、前記遮断部分は、アセタール樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1
4記載の多層プラスチック燃料タンク組立体。 - 【請求項20】 前記アタッチメントは、ロールオーバー弁、遮断管、充填
パイプ及びクロージャプラグから成る群から選択されることを特徴とする請求項
14記載の多層プラスチック燃料タンク組立体。
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