JP2003535772A - 成形品及び成形品内容物のためのシェルを含有する成型品、並びに成形品及び保護層の製造方法 - Google Patents

成形品及び成形品内容物のためのシェルを含有する成型品、並びに成形品及び保護層の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、成形品シェル及び成形品内容物を含有する成形品に関し、そこで該成形ボディシェルがポリビニルアルコール類及びポリビニルアルコール誘導体からなる群から選択される少なくとも1種のフィルム形成ポリマーを含有している。好ましくは、そのポリビニルアルコール誘導体は、EP771329に記載されているポリビニルアセタールである。本発明による成形品は、主要な及び/又は2番目のパッケージ物質として使用できる。該成形品シェルは、最大伸び値の増大、香味中立性、良好な熱可塑性加工能力、及び優れた生物分解性のような累積的な肯定的特徴がある。該組成物の加工は、その成形品内容物として洗剤組成物を含有する単一片状シェル部分に有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、独立請求項の一般用語に従い、成形品及び成形品内容物のためのシ
ェルを含有する成型品、特に単一片状カプセルシェルを持つカプセル、並びに成
形品及び保護層の製造方法に関する。 過去数年にわたり、少なくとも部分的に再生及び生物分解可能な材料からパッ
ケージ材料を製造する努力が盛んに行われてきた。EP188240、EP30
4401、EP327505、EP397819、WO90/149938、及
びEP479964のような多くの刊行物は、パッケージ用成形品及びフィルム
の製造のためのフィルム形成基礎材料として、スターチ、スターチ誘導体、スタ
ーチ混合物に言及している。 “ワンタイムパッケージ(one-time packaging)”において、適切な内容物を
構成するカプセルは、例えば、目的物を成すための入浴用添加物、洗剤、染料、
芳香添加物、又は化粧品等を有するカプセルが専門用途に続々と提供されている
【0002】 カプセルシェルは、その適用用途について計量された適正量の内容物を適正な
組成物で囲い且つ“パッケージ”する。このことは、最終ユーザーが時間が掛か
り且つ間違いを起こしやすい工程である必要な内容物の分量を計るという必要性
を除去する。カプセルシェルは、貯蔵及び輸送可能でなければならない。その内
容物の放出後、そのカプセルシェルは、いかなる負の副次的効果も生じさせては
ならない。それは、その使用の間及びその後に残留物質を放出することなく除去
できることが重要である。これらの要求は、カプセルシェルに一般に使用される
材料、例えば、ゼラチンにより実現することはできない。ゼラチン製のカプセル
シェルは、40℃を下回る温度では、これら温度でのそれらの不適正な溶解性の
ためにそれらの内容物を放出しない。より高温でさえ、そのゲルはしばしば、完
全には溶解しない。例えば、洗剤濃縮物で満たされたゼラチンカプセルは、60
℃での洗濯の間、溶解していないゼラチンを繊維上に残留させたままにし得る。
この残留物は、アイロンをかける際に許容し得ないダメージを引き起こす。加え
て、入浴用添加物を充填されたゼラチンカプセルは、溶解しないゼラチンが彼ら
の浴水中に残留するならユーザーには受け入れられない。最後に、非溶解性ゼラ
チンがフィルター又はパイプに詰まり、そのようにしてプラント及び機械類の正
当で適正な使用が危険にさらされる場合では、使用を全く許容できない。
【0003】 本発明の目的は、従来の技術のそれら不都合を除去することにある。 特に、本発明の目的は、1番目及び2番目のパッケージ材料のための水溶性成
形品及びフィルムの製造に適切な材料を提供することにある。 この発明の更なる目的は、成形品シェル、特に、生物分解性のカプセルシェル
であって、その水溶性を異なる温度に修飾可能であり、且つ特に冷水中に可溶で
あるカプセルシェルの製造に適切な材料を提供することにある。 これらの目的は、本願の独立請求項の特性により実現できる。
【0004】 特に、それら課題は、成形品シェル及び成形品内容物を含んでなる成形品であ
って、その成形品シェルがポリビニルアルコール及びポリビニルアルコールの誘
導体からなる群から選択される少なくとも1種のフィルム成形ポリマーを含有す
る成形品により解決される。 本発明の説明のなかで、ポリビニルアルコールという用語は、そのポリビニル
アルコール構造に由来する水酸基に加えて、最大で0.5モル%まで(アセチル
のような)他の官能基も有するそれらポリビニルアルコールを網羅するものと理
解されるべきである。そのポリビニルアルコール構造の水酸基でない官能基のパ
ーセンテージ含有量が0.5モル%を超えるなら、それらポリマーは、本発明の
説明のなかで、ポリビニルアルコールの誘導体と称される。したがって、ポリビ
ニルアルコールの誘導体という用語には、0.5モル%よりも多いアセチル基の
残有量を持つ部分ケン化ポリビニルアルコールも含まれる。但し、この用語は、
ポリビニルアルコールのパーセンテージ含有量が、ポリマーの全重量に対して5
0重量%を超える又はそれと同等のポリマーのみを記述している。 好ましい態様において、その成形品シェルは、13〜0.5モル%、好ましく
は、12〜1モル%のアセチル基の残有量を有するポリビニルアルコールの誘導
体を含有する。
【0005】 さらに、少なくとも1つのアセタール基を有するポリビニルアルコールの誘導
体が特に適することを続けて明らかにする。アセタール基は、そのポリビニルア
ルコール構造の水酸基に加えて、ポリマー中の唯一の官能基であり得る(その定
義に従うポリビニルアルコールのアセタール化の場合)。それらアセタール基は
、(アセチル基のような)他の官能基との組み合わせで生じさせることもできる
。これは、例えば、アセタール化が上記部分ケン化ポリビニルアルコールへ行わ
れる場合である。
【0006】 別の態様において、その課題は、成形品シェル及び成形品内容物を含んでなる
成形品であって、その成形品シェルが、分子当たり少なくとも1つのアセタール
基を有する少なくとも1種のフィルム成形ポリマーを含有する成形品により解決
される。既に言及したようなポリビニルアルコール及びポリビニルアルコールの
誘導体をポリマーとして使用できる。フィルム形成ポリマーとして、ポリアルコ
ール類、特にポリグリセロール類、ポリプロピレングリコール類、及び高級誘導
体の群から選ばれるポリアルコール類を使用できる。それらは、カルボニル又は
推定カルボニルを持つアセタール類からも選ばれるべきである。そのアセタール
基は、少なくとも1種の天然物質及び/又は1種の天然物質の誘導体、カルボニ
ル基又は推定カルボニル基を含んでなる少なくとも1種のその天然物質及び/又
はその天然物質の誘導体での少なくとも1種のポリアルコールのアセチル化反応
により、それらポリアルコール類に導入される。ポリビニルアルコール及びポリ
ビニルアルコールの誘導体について説明される/されたのと同じ天然物質及び/
又は天然物質の誘導体を、それらポリビニルアルコール類との反応に使用できる
。特に、これらは、モノサッカライド類、ジサッカライド類、天然の脱ポリマー
化されたポリサッカライド類からなる群より選ばれる天然物質である。
【0007】 特に有利な態様において、その成形品シェルは、EP771329に記載され
ているポリビニルアルコール誘導体を含有する。したがって、EP771329
の主題及び開示内容は全体として本発明に取り込まれる。EP771329に開
示されているポリビニルアセタール類は、(本願の用語に従って)ポルビニルア
ルコールの誘導体のアセタール化を介して製造でき、少なくとも1つのカルボニ
ル基又は推定カルボニル基を含有する少なくとも1種の天然物質及び/又は天然
物質誘導体を含んでなる。そのポリビニルアセタール類の合成に使用されるポリ
ビニルアルコール誘導体は、80〜99.5モル%のケン化度を有し、好ましい
ケン化度は90〜99モル%である。そのアセタール化反応は、好ましくは酸触
媒下で起こる。EP771329に使用されている推定カルボニル基という用語
は、アセタール化状態、好ましくは酸で触媒されるアセタール化状態で官能基を
形成し、そして、アルデヒド及びケトン基についての典型的な反応を示すような
天然物質を網羅する。典型的な反応は、例えば、ヒドロキシルアミン類で生成さ
れるオキシムである。カルボニル基を有する天然物質及び天然物質誘導体は、反
応性アルデヒド又はケトン基を有するこれら天然物質である。物理機械的な崩壊
及び/又は、酸若しくは塩基に触媒される加水分解及び/又は、酵素的及び/又
は酸化分解のような化学的分解の結果として天然物質から生じ、それと同時にそ
れぞれ上記特性のカルボニル基又は推定カルボニル基を形成している天然物質の
ような物質も含まれる。
【0008】 成形品シェルの生物分解能力に関し、EP771329のポリビニルアセター
ル類は、カルボニル基又はその推定カルボニル基を含んでなる天然物質が、モノ
サッカライド類、ジサッカライド類、天然の脱ポリマー化されたポリサッカライ
ド類からなる群から選ばれるので特に有利である。ポリサッカライド類の場合、
又は分解(脱ポリマー化)ポリサッカライド類、それらのオリゴサッカライド類
の場合、例えば、その反応は、ポリマー又はオリゴマーの既存の末端又は形成さ
れた末端のヘミアセタール基で起こる。脱ポリマー化スターチ、特にポテトスタ
ーチ及びライススターチは、脱ポリマー化ポリサッカライドとして特に有利であ
ると証明された。そのアセタール化反応の水溶性画分が特に使用される。 アセタール化前のポリビニルアルコール誘導体の重合度中央値は、200〜2
,700、好ましくは300〜1,500、より好ましくは400〜1,000
が有利である。
【0009】 成形品シェルの水溶性は、その鎖長を変動させることにより、アセタール化及
び重合の度合いを変動させることにより、変動可能であるし、修飾可能でもある
。本発明による成形品の水溶性は、ポリビニルアセタール類の重合度中央値を修
飾することにより制御できる。ここにEP771329中のそれらの説明を引用
する。
【0010】 成型品シェルは、それらの軟化特性について知られている1種又はそれを超え
る物質:水、グリセリン、プロピレングリコール、尿素、ジメチルスルホキシド
、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ポリオキシケトン、六
水素化アルコールソルビトール、ソルビタン(六水素化アルコールの環状リニア
エーテル)、オリゴマー水和スターチ分解生成物(ポリソルビトール)、ポリエ
チレングリコール、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、グリセリンの脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エ
ステル、並びに低分子ビニルアルコール類及び誘導体を含有してもよい。1種ま
たはそれを超えるこれら化合物を加えることにより、製造された成形品シェル又
はフィルムは、一定温度での加工性、破断抵抗(break resistance)、ヤング弾
性率のような特定の要求プロファイルを満たすように修飾できる。 それら軟化剤は、成形品シェルの全重量に対して0.1〜70重量%の量で含
有される。
【0011】 驚いたことに、EP771329からのスターチでアセタール化されているポ
リビニルアセタール類は、ほんの小さなパーセンテージの軟化剤でさえ高い弾性
を持つことが示された。水も軟化剤として働く。高いパーセンテージの水は、通
常、その成形品の安定性を確保するために、成形ボディの成形後に分離加工工程
において抽出されなければならない。これらポリビニルアセタール類は、小さな
パーセンテージの水分の存在を許容するので、追加の乾燥工程を不要とする。水
、グリセリン、及び六水素化アルコールのこれら3つの成分の組み合わせは有利
であることが証明された。グリセロールモノステアラートの添加は、別の肯定的
な作用を有する。 好ましい態様において、成形品の成形品シェルは、4又はそれを超える重合度
を持つ少なくとも1種の別のポリグリセリンを含有する。
【0012】 特にEP771329からのフィルム中又は成形品中に、ポリビニルアルコー
ル類及び誘導体と共に軟化剤として使用されるポリグリセリンは、驚くほど高い
最大伸び値を与えることが示された。その伸びの絶対値は、材料の組み合わせに
加えて成分の相対量にも依存し、驚いたことに、そのポリグリセリンの低分子均
質物(即ち、モノグリセリン、ジグリセリン、及びトリグリセリン)を同じパー
セント重量で含有する組成物に対する最大伸びの相対的上昇より小さい。ポリグ
リセリンを使用する場合、例えば、同じ重量のグリセリン(DIN 51562
−1 −4による)の場合と比較して、60%を超える最大伸びの上昇が得られ
る。この説明には束縛されないが、それは、もともと平均鎖長又は平均分子量(
重量平均)に対する水酸基数の非常に有利な比率に基づくことであろう。モノグ
リセリンと比較して水酸基数が多いことが、その軟化剤からマトリックス形成ポ
リマーへの水素架橋の形成を増大させる要因となる(より小さな移行傾向(migr
ation tendency))。同時に、ポリグリセリンは、マトリックス形成ポリマー鎖
の間にそれ自体が軟化剤として組み込まれることができるので、それらの相互易
動度(mutual mobility)を保障できる。軟化剤という用語は、DIN5594
5及びthe Rompp Chemie-Lexikon, editors J. Falbe, D. Regitz, Georg Thiem
e, Verlag Stuttgart, 9th edition, pp. 5017-5020に従って定義される。軟化
効果は、融点及びガラス温度降下(DSC)により測定できる。
【0013】 ポリグリセリン類は、70重量%を超える又はそれと同等な純度にして、好ま
しくは、75重量%の純度で使用される。このことは、その名称が付与されるポ
リグリセリン(例えば、テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、又はデカグリセ
リン)が、そのポリグリセリンの全重量の70重量%を超える又はそれと同等の
重量部で存在することを意味する。その残りの最大で30重量%は、その低分子
量又は高分子量均質物の中から割り当てられる。したがって、使用されるポリグ
リセリン類は、明確に定義された化学的及び物理的な特性を持つ物質である。こ
のことは、その組成物の特定パラメーターに関する再現可能性(reproducibilit
y)を保障する。ポリグリセリン類は、生理学的に不活性で、香味中性的で、水
溶性で且つ成形品シェルから移行せずに上記ポリマーのための優れた軟化剤特性
を有する。
【0014】 有利な態様において、本発明による組成物中に含まれるポリグリセリンの重合
度は、5〜20、好ましくは6〜12である。 10の重合度を持つポリグリセリン、つまりデカグリセリンがさらに好ましい
。 成形品シェル中に存在するポリグリセリンの量は、その成形品シェルの全重量
に対して0.1重量%〜70重量%である。好ましい重量は、10重量%〜40
重量%である。1重合度だけのポリグリセリンは、重合度を変動させたポリグリ
セリンの混合物と同様に使用できる。それらポリグリセリンの構造は、直鎖状で
も、分岐鎖状でも、環状でもよい。
【0015】 成形品という用語は、成形品と同じ組成物で製造することもできる保護層と区
別するために使用されており、それは、外形付着支持材料なしで製造でき、それ
自体で支持されることができる、あらゆる形態及び厚みの一体化ボディからなる
【0016】 本発明による成形品の成形品シェルにおいて、パッキング材料について幾つか
の関連の必要的利点が組み合わされる。成形品形態シェル又は成形品シェルの材
料は、それらが水溶性であるか又は40℃を下回る、好ましくは35℃を下回る
水温で水分散性であるように修飾できる。それは、殆ど100%生物分解性で、
香味中立性で、且つその加工温度で高い伸び値に調整できる。これらの特徴が、
それらを1番目及び2番目のパッケージ材料としての使用に極めて適するものに
する。パッケージ物質は、その適用又は使用の前、ボトル、ホイル、バッグ等の
ように、パックされた内容物とは別の成形シェルである。1番目のパッキング物
質は、パッケージ内容物と直接接触しているが、2番目のパッキング物質は、そ
の1番目パッキング材料とのみ接触している。好ましい態様において、その1番
目パッキング物質は、実際にはその製品の一部である。シェル及び内容物は、そ
の目的物の一部である。その実際の内容物の開封は不要である。食品産業からの
例は、ホースバッグに充填され、そして水中に浸されるスープ粉末である。当該
技術分野からの例は、そのシェルと共に提供される肥料又は殺虫剤である。その
ユーザーの安全性は有意に増大する。そのような第1パッキング物質の好ましい
態様は、カプセル内容物及びカプセルシェルを含んでなるデザインにおける成形
品シェルである。
【0017】 別の態様において、本発明による第1成形品の成形品内容物が、本発明による
第2成形品である。好ましくは、その第2成形品は、カプセルである。したがっ
て、その第1成形ボディのシェルは、その第2成形品のための2番目のパッキン
グ物質の機能を果たし、第2成形品のシェルが1番目のパッキング物質の機能を
果たす。2番目及び1番目のパッキング物質の材料は、同じ材料の群から選択さ
れる。これらの材料は、既に記載したような組成物であり、好ましくは、既に記
載した有利な添加物に加えて、ポリビニルアセタール類である。好ましい態様に
おいて、2番目のパッキング物質内に囲われた第1成形品であるパックされた成
形品は、単一片状カプセルシェル及びカプセル内容物としての液状洗剤組成物を
持つカプセルである。その第1成形品は、2番目のパッキング物質と一緒に適用
できる。その第1成形品の子供への安全性配慮の面に加えて、成形品の時間のか
かる開封を不要とする。カプセル封入に適さない添加物質は、2番目のパッキン
グ物質中に組み込むことができる。その2番目のパッキング物質は殆ど100%
生物分解性であるので、2番目のパッキング物質の処分に伴うコストがかからな
い。
【0018】 それら成形品は、その成形品シェルを形成する高い伸び値の材料に基づいて、
特にフィルムとして形成される場合、考え得るすべての形態に製造できる。その
熱可塑性は、(流延、浸漬、射出成形、共射出成形、平らなフィルムへの押出成
形)他の製造工学によるパッキング形状の製造を可能にする。 既に言及したように、本発明による成形品の好ましい態様は、単一片状又は2
個構成カプセルシェルである。そのカプセルシェルは、1又は2個構成ロータリ
ーダイ法を使用して製造できる。 液状又はペースト状内容物材料のカプセル封入は、単一片状カプセルシェルを
前提条件とする。自動化された連続製造法は、液体、及び広義にはポンプ駆動可
能なカプセル内容物に主に使用される。カプセルシェル及びそれらの充填の作業
は単一の工程で行う。この連続的“1工程法”では、成形品は、充填する際及び
その後にその成形品の外側縁部を溶着することによりそのカプセルシェルを閉塞
させて製造される。成形品の製造は、Norton, Banner and Schering法における
ような、協動する又は別々に動く鋳型、或いはロータリーダイ法における及びAc
cogel法におけるような回転ローラープレス(rotating roller presses)(“Th
e Capsule”, edited by Fahrig/Hofer, Stuttgart, 1983)を使用して行う。充
填は、成形品のダイカッティング及び成形の間に規定量の内容物材料を充填する
用量ポンプを利用して行う。継ぎ目の形成である溶着は、一般的には、圧力及び
加熱を使用して行う。その製造コストは、2個構成カシェ剤シェルのためのダイ
カストを使用する場合よりも有意に低い。
【0019】 単一片状カプセルのための製造方法、特にロータリーダイ法は、カプセルシェ
ル材料への幾つかの要求がある。その主たる要求の1つは、適正な長さの高弾性
“無端状”テープを形成するカプセルシェル材料の能力である。したがって、そ
のフィルムのヤング弾性率Eは、そのロータリーダイプロセスの間の再成形及び
充填の時で、およそ2MPaよりも高くてあってはならず、そして、好ましくは
1MPaを下回ってはならない。換言すると、そのフィルムは、充填材料の充填
圧力に如何なる抵抗も与えてはならず、それは、充填用ノズルの重圧を介して充
填材料が充填用ノズルとフィルムとの間に流れるようにして起こるロータリーダ
イプロセスの間にカプセルシェルの形成を効果的に引き起こす。加えて、カプセ
ルシェル材料の硬度σmは、(貯蔵、移送安全性、及び慣習的要求に基づき)室
温でのカプセルシェルの十分な安定性を保障するために、(25℃及び60℃相
対湿度の)標準状態下で少なくとも2MPaの値を持たねばならない。さらに、
カプセルシェル材料は、継ぎ目の十分な安定性を確保するために溶着可能である
べきである。本発明による成形品のための成形品シェルの材料は、すべての側面
においてこれら要求を満たす。好ましい態様において、σmは、3.5MPaを
超える又はそれと同等であり、好ましくは、5MPaを超える又はそれと同等で
ある。また、そのカプセルシェル材料は、様々な内容物材料と相溶性でなければ
ならない。
【0020】 加えて、この発明には、成形品の製造のための、特に単一片状カプセルシェル
を持つカプセルの製造のための方法が含まれる。その方法は、次の工程を含む: a)ポリビニルアルコール類及びポリビニルアルコール誘導体の群から選択さ
れる少なくとも1種のフィルム形成ポリマーを含有する組成物の提供をすること
;その組成物は、水、グリセリン、プロピレングリコール、尿素、N−メチル−
2−ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ポリオキシケ
トン、六水素化アルコール、ソルビタン、オリゴマー水和スターチ分解生成物、
ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、エトキシ化ソルビタン脂肪酸
エステル、並びにポリビニルアルコール類とそれらの誘導体、及び4を超える又
はそれと同等の重合度を持つポリグリセリンからなる群から選択される少なくと
も1種の添加物をその組成物の全重量に対して0.1〜70重量%で含有する; b)前記組成物を、好ましくは40〜130℃の流動温度まで加熱すること; c)その組成物の成形をすること、特に流動温度でフィルムとして押出成形す
ること;そのフィルムは、好ましくは0.01〜2.0mmの厚みを有する; d)場合により、そのフィルムの断続的貯蔵をすること;及び e)断続的又は連続的成形法を使用して、特に連続的成形及び充填法を使用し
て、そのフィルムの成形ボディへの、特に単一片状カプセルシェルを持つカプセ
ルへの再成形をすること。
【0021】 好ましい態様において、単一片状カプセルシェルを持つ充填カプセルの製造の
ために、e)で使用される連続形成及び充填法は、ロータリーダイ法である。 a)に記載したように提供される組成物のそれら成分は、前置の工程において
、顆粒のような好ましい均質な貯蔵安定性形態へ変換できる。その組成物は、貯
蔵の更に後に加工できる。別のやり方では、その組成物の均質状態への変換は、
工程b)における加熱段階の際に行うことができる。 より好ましい態様において、押出成形機により押し出されたフィルムは、直列
ライン生産のために、そのフィルムの断続的貯蔵をせずに再成形装置に直接的に
供給される。
【0022】 上述の方法を使用して製造される1片状カプセルは、そのカプセルシェルの水
溶性を一定温度範囲に調整できるので、技術的用途に関して格別に興味深い。例
えば、それらの内容物材料を25℃〜30℃の水温で放出するカプセルを製造で
きる。これは、現在入手可能なゼラチンをベースとするカプセルでは不可能であ
る。この特徴は、高濃度洗剤及びテンサイド化合物(tenside compounds)のカ
プセル封入に特に関連がある。それは、40℃を下回る温度でカプセルシェルが
溶解して洗浄を可能にする。
【0023】 好ましい態様において、本発明による成形ボディは、好ましくは液状洗剤組成
物の内容物を含有する。 その洗剤組成物は、理想的には、テンサイドとして、脂肪アルコール(C12
14)ポリエチレングリコール(2EO)エーテルスルフェートのN−モノイソ
プロパノールアンモニウム、N,N−ジイソプロパノールアンモニウム及びN,
N,N−トリイソプロパノールアンモニウム塩、又はそれらの混合物を含有する
【0024】 水溶性又は水分散性カプセル材料中のカプセル封入についての適性を考慮する
ため、それらテンサイドは、分子量、分子形態、pH値、水分量、粘度、及び化
学反応性に関する特定の要求を充足しなければならない。これら要求は、カプセ
ル材料のカプセルシェルとの相溶性及び洗剤組成物中の他の成分との相溶性、カ
プセルの貯蔵安定性、生物分解性、水中での溶解及び放出挙動、洗浄作用、カプ
セル封入工学、及びユーザーの利用性(軽重量、嵩張らない)といった論拠につ
いて充足されなければならない。上で示した脂肪アルコールポリエチレングリコ
ールエーテルスルフェートのアルカノールアンモニウム塩は、これら基準を殆ど
理想的に本発明のそれら成形ボディシェルとの組み合わせにおいて満たす。その
洗剤組成物は、酵素、他のテンサイド、充填剤、グレー化阻害剤(graying inhi
bitors)、漂白剤等のような他の一般的添加剤を含有できる。
【0025】 加えて、そのカプセルシェルの水溶性は、それが高温で溶解するのみとなるよ
うに修飾できる。この特徴は、それらカプセルを、高温でポンプ駆動可能である
か又は液体状態で存在するのみであるために高温でのみの封入が可能である内容
物材料のカプセル封入に関して興味深いものにする。これら内容物材料は、その
カプセルシェルにダメージを与えることなく一定パーセンテージの水を含有する
こともできる。 a)において言及した同じ組成物を、ダイカストを使用して成形ボディに、特
に2個構成カプセルへのいわゆる硬カプセルに加工できる。このプロセスには、
その組成物のそれら成分の提供及び混合、又は最初の工程における既に均質な組
成物の提供、通常は40℃から130℃の温度を必要とする流動可能な状態への
その変換、それに続く、流動温度に加熱されたその組成物を予め製造されたダイ
カスト成形部品内へのダイカスト、それに次ぐ、その組成物の冷却の間又はその
後のダイカスト形成部品からの離型が含まれる。
【0026】 その硬カプセルの形成は、水又はアルコールにより希釈された融解物(溶液)
内にそれらを浸漬することによっても行われる。 別のやり方では、a)において示された組成物は、保護層を作るために、浸漬
又はスプレイを使用してあらゆる形状のボディに塗布できる。この保護層は、追
加の加工又は塗布の前に、例えば、水での溶解により除去できる。その組成物は
、浸漬又はスプレイ加工のために溶剤中に溶解させる。好ましい溶剤は、水、メ
タノールのような低分子量アルコール、エタノール、ブタノール、又はこれら溶
剤の混合物である。浸漬は、融解物の外側で行うこともできる。この場合、その
溶剤は省かれる。
【0027】 加えて、本発明には、4を超える又はそれと同等の重合度を持つ少なくとも1
種のポリグリセリンと、スターチ及びスターチ誘導体からなる群から選ばれる少
なくとも1種のポリマーとを含有するボディ及び保護層を形成する方法のための
組成物が含まれる。 本発明において、スターチには、天然スターチ、並びに膨潤スターチのような
物理的に修飾されたスターチであるが、本質的には脱ポリマー化していないスタ
ーチが含まれる。それらスターチは、それらを産生する一定の植物の選択に限定
されない。それらスターチ(ポテトスターチ、ライススターチ、コーンスターチ
等)の選択は、それらの使用法に依存する。
【0028】 それらの主要ポリマー構造が修飾されているすべてのスターチ(脱ポリマー化
スターチ、化学外来基でもたらされる修飾されたスターチ化(chemical foreign
groups carrying modified starched))は、スターチ誘導体という用語で本発
明の範囲内に含まれるべきである。脱ポリマー化スターチは、本発明による組成
物に適切である。 しかし、好ましいスターチ誘導体は、化学的に修飾されたスターチ誘導体であ
る。そのスターチ含有量(%)は、20w/wを超える又はそれと同等であるべ
きである。好ましくは、そのスターチ含有量(%)は、30w/wを超える又は
それと同等であるべきであり、より好ましくは、それがスターチ誘導体という用
語に含まれるために50w/wであるべきである。ビニルアルコール類で修飾(
アセタール化)されているスターチ誘導体は、本発明による組成物に適する。
【0029】 特に有用であることが証明されているそれらスターチ誘導体は、アセタール化
的に結合したポリグリセリン化合物を持つ誘導体である。そのプロセスの間にポ
リグリセリン/スターチコポリマーが形成される。概して、その誘導化反応体(
derivatization reagent)は、誘導化プロセスとは別に、アミロース並びアミロ
ペクチン分子との反応として生じる。アミロース分子及びアミロペクチン分子内
の外来基の分配は、(その製造方法のような)他の要因のなかでも、誘導化反応
体に関するそのスターチ内のアミロース及びアミロペクチン鎖の接近性に従って
変動する。これらの効果は当業者に知られているので、更には説明しない。
【0030】 一定の用途については、ポリグリセリンでアセタール化されたアミロース分子
のそれら誘導体のみ、又はポリグリセリンでアセタール化されたアミロペクチン
のみのいずれかを使用することが必要であろう。しかし、これは、アミロペクチ
ンとアミロース分子の分離を前提し、それは誘導化反応の前又はその後に行うこ
とができる。 そのコポリマーポリグリセリン/スターチは、内部軟化剤(Rompp, 9. Editio
nにより内部軟化剤が定義される)。このスターチ/ポリグリセリンコポリマー
の製造は、EP771329又はPCT/AT96/00093に記載されてい
る合成と同じように行われる。しかし、その製造方法は、この方法だけに限定さ
れない。ポリグリセリンでのスターチの共重合は、好ましくは、10以下又はそ
れと同等の重合度を有するポリグリセリン類で行われる。
【0031】 その組成物は、スターチ/ポリグリセリンコポリマーに加えて、非結合性ポリ
グリセリン類も含有できる。これらは、その共重合後にその合成物から取り出さ
れた非反応性ポリグリセリン類であり得る。別のやり方では、ポリグリセリン類
をそのコポリマーの要求に応じて添加できる。 そのコポリマースターチ/ポリグリセリンは、いかなる追加の非結合性ポリグ
リセリンも伴わず、その内部軟化硬化に基づくあらゆる形の成形品に加工できる
。したがって、本発明には、スターチ及びポリグリセリンの少なくとも1種のコ
ポリマーを含有し、それにより少なくとも1つのタイプのポリグリセリンがスタ
ーチにアセタール化的に結合している成形品及び保護層の製造のための組成物が
包含される。
【0032】 ポリグリセリンは、セルロース分子にアセタール化的に結合することもできる
。ポリグリセリン/セルロースコポリマーにおいて、スターチ/ポリグリセリン
コポリマーについて記載した内部軟化硬化効果が、成形品の製造に使用される組
成物中で生じる。そのセルロース/ポリグリセリンコポリマーは、1種の組成物
中に非結合性ポリグリセリンを含有できるが、非結合性ポリグリセリンが存在し
なくとも成形品に加工できる。この発明には、セルロースとポリグリセリンの少
なくとも1種のコポリマーを含有し、それにより少なくとも1つのタイプのポリ
グリセリンがセルロースにアセタール化的に結合している成形品及び保護層の製
造のための組成物が更に包含される。そのセルロール分子の鎖長は、誘導化可能
であるように選択されている。 本発明の記述において、技術用語は、それらの意味が明確に記載されていなけ
れば、Rompp, Chemielexikon [Chemical Lexicon], Editors J. Falbe, M. Re
gitz, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 9. Editionにより定義される。
【0033】 図1は、単一片状カプセルシェル4及びカプセル内容物(図示せず)、例えば
、洗剤濃縮物を持つカプセルの形態の本発明による第1成形品1を示す。成形品
1は、子供への安全を配慮し且つ貯蔵安定性を向上させる(それぞれ安全性と移
行安定性)ために、第2成形品構造2、つまり2番目のパッケージ部2により囲
われている。2番目のパッケージ部2は、その薄片の引き延ばしにより形成でき
る2つの小片2aからなることができる。それら2つの部分は、それらの接触表
面3a及び3bで接続させる。それらの材料組成物に依存して、それらを互いに
接着させるか又は溶着させる。その材料に依存して、接着を施してもよいし、そ
の材料を湿らせて接着特性を発揮させてもよい。本発明による2番目のパッケー
ジ部2と成形物質1の成形品シェル4、つまり1番目のパッケージ部とは、同じ
か又は類似の材料から製造され、且つポリマー形成材料、つまりEP77132
9による少なくとも1種のポリビニルアセタール及び本明細書の導入部で言及し
た少なくとも1種の添加物を含有する。このデザインは、内容物を持つ成形品を
2番目のパッケージ部を加えて最終用途に供給するという利点がある。かくして
、時間がかかる成形品の2番目のパッケージ部の開封及び/又は1番目のパッケ
ージ部からの成形品内容物の開封を不要にする。
【0034】 図2は、第2成形品2、つまり2番目のパッケージ部2により全体的に囲われ
ている数個の成型品1を示す。その図示の態様において、その2番目のパッケー
ジ部は、本発明による個々の成形品及びそれらの2番目のパッケージ部がそれら
の適用用途に提供されるための破断連結部5を持つ一片状のものから成形されて
いる。
【実施例】
【0035】実施例1 ベース化合物: ポリビニルアセタール(EP771329による) 顆粒タイプ3−90/9/2T5 (Constantia/Vienna参照) 組成:68% ベース化合物 8% 水 22% グリセリン 1% グリセリンモノステアラート 1% レシチン 試験片作成: チルロール押出し 試験片厚600μm カプセル製造: ロータリーダイ法 充填材料: パラフィンオイル 装填: 0.5g/カプセル 形: 楕円形 乾燥: 不適用 テスト: 19℃で水中に完全に溶解可能なカプセルシェル
【0036】実施例2 ベース化合物: ポリビニルアセタール(EP771329による) 顆粒タイプ3.5/11/1 (Constantia/Vienna参照) 組成:68% ベース化合物 8% 水 22% グリセリン 1% グリセリンモノステアラート 1% レシチン 試験片製造: チルロール押出し 試験片厚600μm カプセル製造: ロータリーダイ法 充填材料: パラフィンオイル 装填: 0.5g/カプセル 形: 楕円形 乾燥: 不適用 テスト: 19℃で水中に完全に溶解可能なカプセルシェル
【0037】実施例3 ベース化合物: ポリビニルアセタール(EP771329による) 顆粒タイプ3−40/9 (Constantia/Vienna参照) 組成:65% ベース化合物 4% 水 10% グリセリン 20% ソルビトール 1% グリセリンモノステアラート 試験片製造: チルロール押出し 試験片厚600μm カプセル製造: ロータリーダイ法 充填材料: パラフィンオイル 装填: 1g/カプセル 形: 円形 乾燥: 不適用 テスト: 19℃で水中に完全に溶解可能なカプセルシェル 比較テストでは、組成物:41重量%スターチ;11%グリセリン;及び8.
4%水の組成物のEP771329によるアセタール化ポリビニルアルコール(
顆粒タイプ3−90/9/2T5/Constantia Vienna)をグリセリンと一度に
混合し(実施例4)、そして、同じ重量のデカグリセリンと一度に混合した(実
施例5)。
【0038】実施例4 63g 押出物(Extrudate) 14g グリセリン
【0039】実施例5 63g 押出物 14g デカグリセリン
【0040】 両方の成分をBrabend混練機に移し130℃で均質組成物にし、そして、60
0μmのフィルムにプレスした。別のやり方では、それを押出機(細かい起伏状
の、80〜130℃;50〜300rpmで同じ方向に回転するツインスクリュ
ー押出機)内で溶融させてから、<40℃の冷却ロール上へのワイドスロットノ
ズルを通してフィルムに押出すことができる。そのフィルムの伸びを、4回の別
個の測定値からの平均値として、DIN 51 562−1 −4により21℃
及び21%相対湿度で測定した。
【0041】 最大の測定伸び(%): 実施例1 141.99 実施例2 214.79 伸び(MPa): 実施例1 4.65 実施例2 3.27 ヤング弾性率(MPa): 実施例1 40.34 実施例2 12.54
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による第1成形品であって、2番目のパッケージ物質(断面)
として機能する本発明による第2成形品により囲われている第1成形品を示す。
【図2】 図2は、本発明による数個の第1成形品であって、2番目のパッケージ物質と
して機能する第2成形品によりすべて囲われている数個の第1成形品を示す。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形品シェル及び成形品内容物を含有する成形品であって、
    該成形品シェルが、ポリビニルアルコール類及びポリビニルアルコール誘導体か
    らなる群から選択される少なくとも1種のフィルム成形ポリマーを含有すること
    を特徴とする成形品。
  2. 【請求項2】 前記ポリビニルアルコール誘導体は、13〜0.5モル%、
    好ましくは12〜1モル%のアセチル基の残有量を有することを特徴とする、請
    求項1による成形品。
  3. 【請求項3】 前記ポリビニルアルコール誘導体が、分子当たり少なくとも
    1つのアセタール基を有することを特徴とする、請求項1又は2による成形品。
  4. 【請求項4】 前記アセタール基は、少なくとも1種の天然物質及び/又は
    天然物質誘導体での少なくとも1種のポルビニルアルコール誘導体のアセタール
    化反応を介して導入され、且つ前記天然物質及び/又は天然物質誘導体が少なく
    とも1つのカルボニル基又は推定カルボニル基を有することを特徴とする、請求
    項3による成形品。
  5. 【請求項5】 前記ポリビニルアルコール類及び/又はポリビニルアルコー
    ル誘導体の平均重合度が、200〜2700、好ましくは300〜1500、よ
    り好ましくは400〜1000であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれ
    か1項による成形品。
  6. 【請求項6】 成形品シェル及び成形品内容物を含んでなる成形品であって
    、該成形品シェルが少なくとも1種のフィルム成形ポリマーを含有し、且つ前記
    ポリマーが分子当たり少なくとも1つのアセタール基を有することを特徴とする
    成形品。
  7. 【請求項7】 前記アセタール基は、少なくとも1種の天然物質及び/又は
    天然物質誘導体での少なくとも1種のポリアルコールのアセタール化反応を介し
    て導入され、且つ前記天然物質及び/又は天然物質誘導体が少なくとも1つのカ
    ルボニル基又は推定カルボニル基を有することを特徴とする、請求項6による成
    形品。
  8. 【請求項8】 前記ポリアルコールが、ポリグリセライド類、ポリプロピレ
    ングリコール、及び高級誘導体の群から選ばれることを特徴とする、請求項7に
    よる成形品。
  9. 【請求項9】 前記天然物質が、モノサッカライド類、ジサッカライド類、
    天然の脱ポリマー化ポリサッカライド類からなる群から選ばれることを特徴とす
    る、請求項4又は7による成形品。
  10. 【請求項10】 前記脱ポリマー化ポリサッカライド類が、脱ポリマー化ス
    ターチ、好ましくはポテトスターチであることを特徴とする、請求項9による成
    形品。
  11. 【請求項11】 前記形成品シェルが、水、グリセリン、プロピレングリコ
    ール、尿素、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−
    ピロリドン、ポリオキシケトン、六水素化アルコール、ソルビタン、オリゴマー
    水和スターチ分解生成物、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール脂
    肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、エ
    トキシ化ソルビタン脂肪酸エステル、並びにビニルアルコール類及びそれらの誘
    導体からなる群から選ばれる少なくとも1種の物質を該成形品シェルの全重量に
    対して0.1〜70重量%の範囲で含有することを特徴とする請求項1〜10の
    いずれか1項による成形品。
  12. 【請求項12】 前記成形品シェルが、4を超える又はそれと同等の重合度
    を持つ少なくとも1種のポリグリセリンを含有することを特徴とする、請求項1
    〜11のいずれか1項による成形品。
  13. 【請求項13】 前記ポリグリセリンがデカグリセリンであることを特徴と
    する、請求項12による成形品。
  14. 【請求項14】 前記ポリグリセリンは、該成形品シェルの全重量に対して
    0.1重量%〜70重量%である。好ましくは10重量%〜40重量%の量で存
    在することを特徴とする、請求項12又は13による成形品。
  15. 【請求項15】 前記内容物が、固体状、ペースト様、液体状、又はガス状
    のコンシステンシーを有することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項
    による成形品。
  16. 【請求項16】 前記成形品内容物が、好ましくは液体洗剤組成物であるこ
    とを特徴とする、請求項15による成形品。
  17. 【請求項17】 前記洗剤組成物が、脂肪アルコール(C12−C14)ポリエ
    チレングリコール(2EO)エーテルスルフェートの、N−モノイソプロパノー
    ルアンモニウム、N,N−ジイソプロパノールアンモニウム及びN,N,N−ト
    リイソプロパノールアンモニウム塩からなる群から選ばれるテンサイド類を含有
    することを特徴とする、請求項16による成形品。
  18. 【請求項18】 前記成形品が、1又は2個構成シェルを持つカプセルであ
    ることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項による成形品。
  19. 【請求項19】 前記カプセルが、ロータリーダイ法により製造可能である
    ことを特徴とする、請求項16による成形品。
  20. 【請求項20】 成形品、好ましくは単一片状カプセルシェルを持つカプセ
    ルの製造方法であって、 a)ポリビニルアルコール類及びポリビニルアルコール誘導体の群から選ばれ
    る少なくとも1種のポリマーを含有する組成物を提供する工程;ここにおいて、
    該組成物は、水、グリセリン、プロピレングリコール、尿素、N−メチル−2−
    ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ポリオキシケトン
    、六水素化アルコール、ソルビタン、オリゴマー水和スターチ分解生成物、ポリ
    エチレングリコール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
    酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エス
    テル、並びにポリビニルアルコール類とそれらの誘導体、及び4を超える又はそ
    れと同等の重合度を持つポリグリセリンからなる群から選ばれる少なくとも1種
    の添加物を該組成物の全重量に対して0.1〜70重量%で含有する; b)この組成物を流動温度まで、好ましくは40〜130℃で加熱する工程; c)該組成物の成形、特に流動温度でフィルムとして押出成形する工程; d)場合により、該フィルムの断続的貯蔵をする工程;及び e)断続的又は連続的成形法を使用して、特に連続的成形及び充填法を使用し
    て、該フィルムの成形ボディへ、好ましくは単一片状カプセルシェルを持つカプ
    セルへ再成形する工程、 を含んでなる製造方法。
  21. 【請求項21】 前記連続的成形法が、ロータリーダイ法であることを特徴
    とする、請求項20による方法。
  22. 【請求項22】 成形品、好ましくは2個構成カプセルシェルの製造方法で
    あって、 a)ポリビニルアルコール類及びポリビニルアルコール誘導体の群から選ばれ
    る少なくとも1種のポリマーを含有する組成物を提供する工程;ここにおいて、
    該組成物は、水、グリセリン、プロピレングリコール、尿素、N−メチル−2−
    ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ポリオキシケトン
    類、六水素化アルコール、ソルビタン、オリゴマー水和スターチ分解生成物、ポ
    リエチレングリコール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂
    肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エ
    ステル、並びにポリビニルアルコール類とそれらの誘導体、及び4を超える又は
    それと同等の重合度を持つポリグリセリンからなる群から選ばれる少なくとも1
    種の添加物を該組成物の全重量に対して0.1〜70重量%で含有する; b)この組成物を流動温度まで、好ましくは40〜130℃で加熱する工程; c)流動温度にされた該組成物を、予め製造されたダイカスト用成形部内へダ
    イカストする工程;及び d)冷却の間又はその後に、c)における該ダイカスト成形品をダイカスト形
    成部から離型させる工程; での製造方法。
  23. 【請求項23】 保護層の製造方法であって、 a)ポリビニルアルコール類及びポリビニルアルコール誘導体の群から選ばれ
    る少なくとも1種のポリマーを含有する組成物を提供する工程;ここにおいて、
    該組成物は、水、グリセリン、プロピレングリコール、尿素、N−メチル−2−
    ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ポリオキシケトン
    類、六水素化アルコール、ソルビタン、オリゴマー水和スターチ分解生成物、ポ
    リエチレングリコール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂
    肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エ
    ステル、並びにポリビニルアルコール類とそれらの誘導体、及び4を超える又は
    それと同等の重合度を持つポリグリセリンからなる群から選ばれる少なくとも1
    種の添加物を該組成物の全重量に対して0.1〜70重量%で含有する; b)該組成物を、適切な溶剤又は溶剤混合物中に溶解させる工程; c)あらゆる形態のボディを該溶液へ浸漬するか又はボディへそれをスプレイ
    する工程;及び d)該溶媒を取り去ることにより該溶液を乾燥させる工程; による製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項1〜16のいずれか1項による成形体であって、そ
    の成形品内容物が、請求項1〜16のいずれか1項による第2成形品である成形
    品。
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