JP2003535657A - ガセット付きマスク - Google Patents
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Abstract
Description
型睡眠無呼吸症候群(Obstructive Sleep Apnea)のCPAP治療がある。しか
しながら、ここで提示されるマスクの構成は他のタイプの呼吸療法においても有
用である。呼吸療法用のより改良されたマスク構成を求めて、マスクと患者の顔
面との間の密閉の有効性、処方された治療方法とよく整合すること、および患者
の快適さといったさまざまな設計目的がある。本発明は、公知のマスク構成に対
していくつかのはっきりした利点を有する新規のマスク構成のさまざまな実施形
態を提供する。
閉を良好に保つことが重要である。マスクと患者の顔との間からのリークは、マ
スク内の所望の空気圧を下げ、ノイズを増加させることになる。これらはともに
、治療の有効性および治療との整合性を減少させ得る。前者の場合には、処方さ
れた治療のパラメータが維持されていない。後者の場合には、増えた雑音が患者
および患者と共に寝る者両方の睡眠サイクルを妨げる。
り動いたりしたときにデリバリーチューブやマスクシステムが引きずられたり動
かされたりすると、患者の顔に対するマスクの位置合わせおよび配置が変わるこ
とがあり、この動きがクッションの密閉部に伝えられてリークを生じ得る。した
がって、マスクは患者に取り付けられているときは最初はリークなしかもしれな
いが、患者がベッドで動くにつれて夜更けに大きくなっていき、患者を起こして
しまう。ゆえに患者は、動きに起因するリークを低減する、または防ぐために、
圧力上の要件から必要とされるよりも強くストラップを締めることになるかもし
れない。
クシステムは、堅いシェル、顔に接触するクッションおよびヘッドギアを含む。
通常シェルは鼻、または鼻および顔を取り囲む。顔全体を取り囲むものもある。
クッションは通常シリコーンのような柔軟な材料から構成されている。ヘッドギ
アはマスクを適正な位置に固定する手段を備えている。ヘッドギアの公知の形態
の一つはストラップ構成からなる。
患者の快適さを向上させるために、マスクのクッションの柔軟性を高めるように
開発された。Bubble Cushion(ResMed, Ltd.の登録商標)マスクは米国特許第5,
243,971号にカバーされており、その主題はここで援用されるが、このマスクは
、ユーザの肌または顔面に対するクッションメンブレン自体の密閉を補助するた
めに、マスクシェルに取り付けられた柔軟性のあるクッションメンブレンとマス
クシステム内部の圧力とを用いる。
第6,112,746号にカバーされており、その主題はここで援用されるが、このマス
クシステムは、密閉を助け、かつ患者の快適さを高めるように、内側のフレーム
リムから離して配置された外側の顔と接触するメンブレンを有する顔の形状に合
わせて三次元に成型されたクッションを備えている。これらのマスクのいずれも
、患者(ユーザ)にマスクを密着させるのを補助するためにクッションをマスク
に当てるための膨らませたガセット部を備えてはいない。
大の空気圧をマスクに供給することと、その最大空気圧でのリークを防ぐのに必
要なレベルまでストラップの張力を調節することである。しかしながら多くの治
療法では、しばしば治療継続中のある期間のみでしかこの最大空気圧は実現され
ず、治療中の他の時間は空気圧が低下している。例えば、自動滴定システムまた
は可変圧システムを用いているとき、またはCPAPシステムを用いているとき
の起動時がこのような場合にあたる。したがって、ストラップの張力は治療の継
続期間の中のかなりの期間、必要であるよりも高くなる。さらに、このようなリ
ークは睡眠のサイクルおよび処方された治療方法の両方を壊すので、患者はしば
しば、実現される最大の空気圧でのリークを防ぐために、必要であるよりもきつ
くストラップを締めることになる。
10の力の図を示している図1を参照してほしい。クッション130はクッショ
ンサイドウォール173に取り付けられた顔面接触部134を有している。クッ
ションサイドウォール173は、ResMed Bubble Cushion(登録商標)マスクに
おけるように比較的柔軟性に富んでいるか、あるいはResMed Mirage(登録商標
)マスクにおけるように比較的硬い。マスク110は使用時には患者40の顔4
2(仮の線で示している)に接触するが、(図10の図と同様に)この図を明確
にする目的で平坦な土台43で患者40の顔42を置き換える。ユーザの顔面に
係る従来技術のマスクの力のトータルFmは、式Fm = Fc + FAcによって与えら
れるように実験的に見つけられる。ここでFcは患者の顔面にかかるクッション
の力であり、FAcは患者の顔面にかかる周囲Ac、患者の顔面とクッションの
接触する領域のマスク内の空気圧Pの力である。力FAcは式FAc=PAcで
与えられる。力FcはAc中に分散され、クッション上の2点に局在することは
ないので(図1の2次元的な表現の制約のためにそう見えるが)、この力は括弧
内に示されている。Acは、マスク110が最小の接触力でユーザの顔面とちょ
うど接触するときにそうであるようにサイドウォール173の内側に示されてい
るが、実際には顔面接触部134は、マスク110に十分な力が供給されて、Ac が外側に、サイドウォール173の方に広がるようにマスクをユーザの顔面に
密着させるときに、下で丸くなる。
(Fc + FAc)/(2cosθ)で与えられるように実験的に見つけられる。ここでθはマ
スク100に対するヘッドストラップの角度である。したがって、患者の顔面に
かかるクッションの力Fcは式2Fc = 2 Fscosθ-FAcで表される。患者の顔面に
かかるマスククッションの力は、特により大きな力では、公知のマスクではクッ
ション中に完全に均等に分散することが難しく、マスククッション中の局在する
高圧力点となる。顔面にかかるより大きな力、ならびに特に局在する高圧力点は
患者には不快なものであり、睡眠のサイクルに影響を与える。例えば、マスクを
顔にしっかりと固定するのに必要な力対マスク内空気圧(cmH2Oで測定)をグラ
フに示している図2を参照してほしい。そこに見られるように、マスクの空気圧
の範囲全体を通して公知のマスクを顔に密着させたままにするのに必要な力は、
治療中に生じるマスク内の最大空気圧によって最も大きく影響される。つまり、
マスク内の圧力が低下したときでさえも顔にかかるマスクの力はかなり高いレベ
ルのままであり、この力は最大のマスク空気圧でマスクを密閉するのに必要な力
に直接関係する。マスクの位置ずれは曲線を上方に移動させる。位置ずれを考慮
するとマスクを顔に密着させるためにはより大きな力が必要であるからである。
にかかるこの力も増加し、それによってクッションを圧縮し、マスクのシェルを
患者の顔面に近づける。ストラップを締めると、マスクのシェルは、密閉が最初
に実現される位置X0とクッションがその通常の範囲を超えて圧縮されている点
にシェルが達したときの位置Xpとの間で距離X移動する。マスクシェルはXp を超えて移動することもできるが、クッションはだいたいXpで堅く、あるいは
それに近くなりがちであり、さらなる移動を制限する。公知のマスクにおいては
、一般的にFcは、マスクがXの与えられた範囲内で患者の顔の方に移動すると
、第一のレート(つまり曲線の傾き)で増加する。この第一のレートは顔接触部
134の柔軟性の範囲内の値となる。またこの第一のレートはマスクの顔接触部
134の裏側に作用するマスク内圧力の関数である。したがって、マスク内圧力
が増加すると、第一のレートもまたXの与えられた範囲内で増加する。
さらに圧縮される。より柔軟性のあるサイドウォールを有するマスクでは、上述
したように、Fcは、マスクが患者の顔の方に動くと、サイドウォールによって
与えられるばね力のために、サイドウォールがほぼ完全に圧縮されて堅いマスク
シェルから顔へ力を直接伝搬する点までより速いレートで増加する。より堅いサ
イドウォールを有するマスクでは、上述したように、Fcは、マスクが患者の顔
の方向に動くと短い距離をさらに速いレートで増加するが、堅いサイドウォール
が力を堅いマスクシェルから顔に直接伝えるような点に素早く到達する。
れた位置から顔の方向への動きをグラフに示す図3を参照してほしい。図3の実
線による曲線は、10cmsH2Oのマスク空気圧でのResMed Mirage(登録商標)マ
スクのような公知のマスクに関して顔にかかる力を示している。この曲線から、
顔にかかる力は、クッション130の柔軟性の範囲内で顔方向へのマスクの動き
にほぼ直線状に比例して増加する。しかし、クッションがほぼ完全に圧縮され、
クッション130のほぼ堅いサイドウォールが力を堅いシェル120から顔に直
接伝えるような点では(図3においては約5〜7mmでは)、顔にかかる力はマ
スクシェルが顔の方に動くと急激に増加する。
マスクを開示している。マスクは、マスクシェル12に直接取り付けられたフレ
キシブルな密閉部材18を有しており、ヘッドギア24によってユーザの頭部に
取り付けられる。フレキシブルな密閉部材18自体がユーザの頭部と広い接触領
域で接触し、密閉メンブレンの内表面54上に直接働く空間62内の圧力を通し
てユーザの顔に密着する。
審査特許出願(公開公報)第11−397号は、マスクシェルとクッションとの
間の蛇腹状に形成された弾性体を開示している。この公報の図面からわかるが、
マスクの蛇腹部は、マスクのクッションが患者の顔と接触する線によって定義さ
れる接触領域と実質的に同じである患者の顔上の領域に突き出している。この公
報は、蛇腹の領域と患者の顔にかかる力との関係については何も教示していない
。蛇腹は限られた機械的な柔軟性を提供するが、重要な圧力上の利点または重要
な機械的な柔軟性は何も得られない。このマスクは、マスクの空気圧の動作範囲
にわたってヘッドストラップの圧力を増やすことなしでの患者の顔に対するマス
クの動きによって引き起こされる密閉に関する問題を克服していない。
供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特
徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を
規定する。
されるシェルと、使用時に前記患者の顔に力を伝える顔接触クッションと、前記
クッションと前記シェルとの間の相対的な動きを可能にする手段とを備えている
マスクシステムであって、前記手段は前記クッションにかかる所定の力を提供す
ることを特徴とするマスクシステムが提供される。一形態において、前記所定の
力はマスク圧の関数である。他の形態において、前記所定の力は、マスク圧と前
記シェルの前記顔に対する変位との両方の関数である。他の形態において、延期
所定の力は独立して制御される。他の形態において、前記クッションと前記シェ
ルとの間の相対的な動きを可能にする手段は、前記シェルと前記クッションとの
中/間に配置されたガセット部によって提供される。
ンと、マスクシェルと、それらの間のガセット部とを備えているマスクシステム
であって、前記ガセット部は前記顔上に第二の突出した領域を有しており、前記
第二の突出した領域は前記第一の突出した領域よりも約30%ほど大きいことを
特徴とするマスクシステムが提供される。
アと、顔に力を伝える顔接触クッションとを備えている、マスク圧で使用される
マスクシステムであって、前記顔接触クッションは、前記顔接触クッションから
伝えられる前記力がマスク圧の強い関数であるように構成されていることを特徴
とするマスクシステムが提供される。前記クッションの前記顔接触部に対してガ
セット構成のより大きく突出した領域は、マスクシェルが患者の顔との位置合わ
せが変わってしまっているときでさえもマスク内の空気圧を利用してガセットを
患者の顔に接触するように膨らませ、マスクと患者との間でよりしっかした密閉
を提供する。ガセットの膨張、収縮および曲がることによって、公知のマスク構
成よりも向上した機械的な柔軟性が与えられ、これが、患者が睡眠中に著しく動
いたり、患者の顔に対するマスクの位置が変化したりしたときでさえも密閉を維
持する助けとなる。したがって、顔にかかるマスクの力はマスク空気圧に最も著
しく比例し、クッションは、患者に関するマスクの位置決めのより広い範囲にわ
たってマスク空気圧によって患者の顔にしっかりと密閉して接触した状態に維持
される。これにより、ヘッドギアのストラップの張力が公知のマスクよりも一般
的には小さい力で、特に治療の最大マスク空気圧を下回るマスク空気圧のもとで
マスクを患者の顔にしっかりと密閉させることが可能となり、患者の快適さを高
め、処方された呼吸療法へのよりよい適合を提供することができる。
つつ、クッションと装着者の顔との限られた相対的な動きを収容するが、本発明
は、患者にマスクを固定するために用いられるヘッドストラップの圧力を対応し
て増やすことなく、その収容能のレベルを劇的に増加させる。ガセット部分は、
密閉を維持するのにヘッドギアにおいて必要とされる聴力を減らしつつ、マスク
シェルとユーザの顔に接触しているクッションとの間の柔軟性のある構成要素を
提供する。
する補助となる新規のマスククッション形状を提供する。
ル要素の使用を含んでいる。本発明のマスク内のバッフル部材の使用は、取り込
んだガスが蓄積された二酸化炭素を有する排気口に直接短絡するのを最小限にす
る。したがって、バッフルはマスクの機能上のデッドスペースを減少させて患者
が再度吸う二酸化炭素のレベルを低減するのに寄与する。
ら以下の説明および付属のクレームを考慮すればより明らかになる。これらの全
ては本明細書の一部を構成し、さまざまな図面において同様の参照符号は同様の
構成要素を示す。
た呼吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側とを有するマ
スクシェルと、前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の
側とを有するガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるよ
うに構成された第一の部分と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と
前記ユーザの顔との間の密閉を提供するように構成された第二の部分とを有する
クッションと、前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘ
ッドギアとを備えており、前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッショ
ンとの間の距離を変えるように膨らんだり収縮したりし得るように構成されてお
り、前記ガセット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされてお
り、前記ガセット部の内部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する
前記加圧された呼吸可能ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの
接触力Fcの構成要素を提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接
触する領域Acよりも大きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少な
くとも1.30であることを特徴とする、呼吸可能ガスのマスク構成を提供する
。
圧された呼吸可能ガスの供給を受け取るように適合された部分とユーザ側とを有
するマスクシェルと、前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、
第二の側とを有するガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付けら
れるように構成された第一の部分と、使用時にはユーザの顔に接触して前記マス
クと前記ユーザの顔との間に密閉を提供するように構成された第二の部分と、前
記マスクシェルを前記ユーザに取り付けるように構成されたヘッドギアとを備え
ており、前記ガセット部は前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変
えるように変位範囲内で膨らんだり収縮したりすることができ、前記ガセット部
は、使用時に前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされるガセット領域に作
用する前記加圧されたガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接
触力Fcの構成要素を提供するように前記ガセット領域を規定し、前記力Fcは
前記加圧された呼吸可能ガスの供給にほぼ一定の割合に維持され、前記顔にかか
る前記マスクのトータルの力Fmは、前記マスクの動作圧力範囲にわたって前記
加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力1gf/cm2あたり約35〜108グラムの範
囲内に維持されることを特徴とする。
た呼吸可能ガスの供給を受け取るように適合された部分とユーザ側とを有するマ
スクシェルと、前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の
側とを有するガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられる
ように構成された第一の部分と、使用時にはユーザの顔に接触して前記マスクと
前記ユーザの顔との間に密閉を提供するように構成された第二の部分と、前記マ
スクシェルを前記ユーザに取り付けるように構成されたヘッドギアとを備えてお
り、前記ガセット部は前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変える
ように変位範囲内で膨らんだり収縮したりすることができるように構成されてお
り、前記ガセット部は、使用時に前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされ
るガセット領域に作用する前記加圧されたガスの供給が前記ユーザの顔にかかる
前記クッションの接触力Fcの構成要素を提供するように前記ガセット領域を規
定し、前記力Fcは約4〜25gf/cm2の動作圧力範囲にわたって、前記加圧され
た呼吸可能ガスの供給の圧力1gf/cm2あたり約8〜61グラムの範囲に維持され
ることを特徴とする。
なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側とを有するマスクシェル
と、前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有す
るガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成さ
れた第一の部分と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記ユーザ
の顔との間の密閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッション
と、前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッドギアと
を備えており、前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の
距離を変えるように膨らんだり収縮したりし得るように構成されており、前記ガ
セット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記ガ
セット部の内部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する前記加圧さ
れた呼吸可能ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fc の構成要素を提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域
Acよりも大きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は1.00よりも
大きく、前記顔にかかる前記マスクのトータルの力Fmの変化は、任意の動作圧
力で、初期の密閉位置からの前記ユーザの顔方向への約6〜25mmの範囲内で
の前記マスクシェルの変位にほぼ直接比例することを特徴とする。
合された呼吸可能ガスのマスク構成のマスクシェルと顔接触クッションとの間の
配置のための装置であって、前記マスクシェルのユーザ側に取り付け可能である
第一の側と、前記クッションに取り付け可能である第二の側とを有するガセット
部を備えており、前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間
の距離を変えるように膨らんだり収縮したりできるように構成されており、前記
ガセット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記
ガセット部の内部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する前記加圧
された呼吸可能ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fc の構成要素を提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領
域Acよりも大きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少なくとも1
.30であることを特徴とする。
合された呼吸可能ガスのマスク構成のマスクシェルに取り付けられるクッション
アセンブリであって、前記マスクシェルのユーザ側に取り付け可能である第一の
側と、第二の側とを有するガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り
付けられる第一の部分と、使用時にはユーザの顔に接触して前記マスク構成と前
記ユーザの顔との間の密閉を提供するように構成された第二の部分とを有するク
ッションとを備えており、前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッショ
ンとの間の距離を変えるように膨らんだり収縮したりできるように構成されてお
り、前記ガセット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされてお
り、前記ガセット部の内部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する
前記加圧された呼吸可能ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの
接触力Fcの構成要素を提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接
触する領域Acよりも大きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少な
くとも1.30であることを特徴とする。
センブリは、前記加圧された呼吸可能ガスを受け取るように適合された部分を有
するマスクシェルと、使用時にユーザの顔と接触し、前記マスクアセンブリと前
記ユーザの顔との間に密閉を提供する部分を有するクッションと、前記マスクシ
ェルと前記クッションとの間に取り付けられるサスペンション機構と、前記ユー
ザに前記マスクシェルを取り付けるヘッドギアとを備えており、前記サスペンシ
ョン機構は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変えるように膨
らんだり収縮したりできるように構成されており、前記サスペンション機構の内
部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記サスペンション
機構の内部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する前記加圧された
呼吸可能ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fcの構
成要素を提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Ac よりも大きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少なくとも1.30
であることを特徴とする。
された呼吸可能ガスの供給を受け取るように適合された部分とユーザ側とを有す
るマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、
第二の側とを有するガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付けら
れるように構成された第一の部分と、使用時にはユーザの顔に接触して前記マス
クと前記ユーザの顔との間に密閉を提供するように構成された第二の部分と、前
記マスクシェルを前記ユーザに取り付けるように構成されたヘッドギアとを備え
ており、前記ガセット部は前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変
えるように変位範囲内で膨らんだり収縮したりすることができるように構成され
ており、使用時に前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされるガセット領域
に作用する前記加圧されたガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッション
の接触力Fcの構成要素を提供するように前記ガセット部が前記ガセット領域を
規定し、前記力Fcは約4〜25gf/cm2の動作圧力範囲にわたって、前記ユーザ
の顔と接触する前記クッションの周囲のリニアセンチメートルあたり前記加圧さ
れた呼吸可能ガスの供給の圧力gf/cm2あたり約0.3〜4グラムの範囲内に維持
されることを特徴とする。
めのユーザに取り付け可能なマスクアセンブリであって、ユーザの顔に接触する
クッションと、前記クッションを軸方向に移動可能に支持し、前記空気の圧力に
比例して前記クッションに第一の軸方向のバネ力を与えるように前記加圧された
空気にさらされるサスペンション機構であって、前記第一の軸方向のバネ力は、
前記クッションに直接作用する前記加圧された空気のため前記クッションにかか
る第二の軸方向のバネ力よりも少なくとも30%大きい、サスペンション機構と
を備えていることを特徴とする。
ユーザに取り付け可能なマスクアセンブリは、マスクシェルと、ユーザの顔に接
触するクッションであって、前記ユーザの顔上の第一の突出した領域を有するク
ッションと、前記マスクシェルに取り付けられ、前記クッションを軸方向に移動
可能に支持するサスペンション機構であって、前記顔上の前記第一の突出した領
域よりも少なくとも30%大きい前記ユーザの顔上の第二の突出した領域を有し
ているサスペンション機構とを備えていることを特徴とする。
スの供給を受けるように適合された部分とユーザ側上に軸方向に伸びるシリンダ
ー部とを有するマスクシェルと、軸方向にスライド可能に前記マスクシェルの前
記シリンダー部に噛み合うピストンの形状であり第一の側と、第二の側とを有す
るガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成さ
れた第一の部分と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記ユーザ
の顔との間の密閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッション
と、前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッドギアと
を備えており、前記ピストンは、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距
離を変えるように前記マスクシェルの前記シリンダー部において軸方向にスライ
ド可能であり、前記ピストンの表面は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさら
されており、前記ピストンの表面は前記クッションが前記ユーザの顔と接触する
領域Acよりも大きいユーザの顔上に突出した領域Agを有しており、前記領域
Agに作用する前記加圧された呼吸可能ガスの供給は前記ユーザの顔にかかる前
記クッションの接触力Fcの構成要素を提供し、Ag/Acの比は1.00より
も大きいことを特徴とする。
吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側とを有するマスク
シェルと、前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側と
を有するガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように
構成された第一の部分と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記
ユーザの顔との間の密閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッ
ションと、前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッド
ギアとを備えており、前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションと
の間の距離を変えるように膨らんだり収縮したりすることができるように構成さ
れており、前記ガセット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらさ
れており、前記ガセット部の内部は前記クッションが前記ユーザの顔と接触する
領域Acよりも大きいユーザの顔上に突出した領域Agを有しており、前記領域
Agに作用する前記加圧された呼吸可能ガスの供給は前記ユーザの顔にかかる前
記クッションの接触力Fcの構成要素を提供し、Ag/Acの比は1.00より
も大きく、前記ガセット部は底部で厚くなった断面をもつサイドウォールを有す
ることを特徴とする。
吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側とを有するマスク
シェルと、前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側と
を有するガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように
構成された第一の部分と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記
ユーザの顔との間の密閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッ
ションと、前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッド
ギアと、前記マスクシェルに取り付けられ、前記ガセット部の第一のサイドウォ
ール部に接触して前記第一のサイドウォール部の動きを規制する略剛性を有する
バックストップとを備えており、前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記ク
ッションとの間の距離を変えるように膨らんだり収縮したりすることができるよ
うに構成されており、前記ガセット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供
給にさらされており、前記ガセット部の内部は前記クッションが前記ユーザの顔
と接触する領域Acよりも大きいユーザの顔上に突出した領域Agを有しており
、前記領域Agに作用する前記加圧された呼吸可能ガスの供給は前記ユーザの顔
にかかる前記クッションの接触力Fcの構成要素を提供し、Ag/Acの比は1
.00よりも大きいことを特徴とする。
吸可能ガスの第一の供給を受け取るように適応された部分とユーザ側とを有して
いるマスクシェルと、前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、
第二の側とを有しているガセット部と、前記ガセット部の前記第二の側に取り付
けられるように構成された第一の部分と、使用時にユーザの顔に接触して前記マ
スク構成と前記ユーザの顔との間に密閉を提供するように構成された第二の部分
とを有しているクッションと、前記マスク構成を前記ユーザに取り付けるように
構成されたヘッドギアとを備えており、前記ガセット部は、膨らんだり収縮して
前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変えることができるように構
成されており、前記ガセット部は、前記マスクシェルの内部とは隔てられた内部
容量を持つガセットチャンバを取り囲む断面を有する柔軟性のあるサイドウォー
ルを有しており、前記サイドウォールは加圧されたガスの第二の供給に前記ガセ
ットチャンバを接続する少なくとも一つのポートを有していることを特徴とする
。
り付けるためのマスククッションであって、該クッションは、軸方向に外側の端
部を有するサイドウォールと、前記サイドウォールに取り付けられた柔軟性のあ
るメンブレンであって、前記サイドウォールの前記外側端部を超えた位置まで軸
方向に伸びている顔接触部を有し、かつ前記伸びている位置と、前記サイドウォ
ールの前記外側端部が前記装着者の顔に接触する引き込み位置との間で軸方向に
移動して前記メンブレンの軸方向のさらなる動きを制限するように構成されたメ
ンブレンとを備えていることを特徴とする。
、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
ームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特
徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
加圧された空気の供給部23に接続するエアチューブ22を有するほぼ堅いシェ
ル20を有している。ガセット部32は、接着または機械的な締め付けのような
公知の方法によってシェル20に取り付けられている。ガセット部32はクッシ
ョン30のサスペンション機構として働き、柔軟性のあるガセットサイドウォー
ル33を有している。ガセット部32の部分断面図を図6に示す。本実施形態で
は、ガセットサイドウォール33は略一様な厚さを有し、ガセット部32はマス
クの圧力にさらされていないときには略三角形の断面を有している。しかし本実
施形態では、柔軟性のあるサイドウォール33はマスク10が加圧されて図7に
しめすようなより丸みのある断面となったときに膨らむ。ガセット部32の図8
の先端図は、ガセットがクッション30およびシェル20の形状に沿うように略
三角形の輪郭を有していることを示している。
うように適合された顔接触部34を有している。クッション30の顔接触部34
は、ResMedスタンダードクッションのような標準的なクッションの形状、あるい
は上述したResMed Bubble Cushion(登録商標)およびMirage(登録商標)クッ
ション、あるいは状況によっては他の形状であり得る。好ましい実施形態では、
図9の部分断面図に示すように、本発明のクッション30は、ResMed Mirage(
登録商標)と同様に、顔接触部34として働くアウターメンブレン70とメンブ
レン70の裏打ち部材を提供するインナーリム72とを有している。アウターメ
ンブレン70とインナーリム72の両方は柔軟性のあるガセット部32に接続す
る比較的剛性のあるサイドウォール73に接続されている。着用された位置では
、マスクは患者の鼻孔を覆い、鼻44の周囲を密閉する。他の実施形態では、マ
スクは鼻44と患者の口との両方、患者の口だけまたは顔全体をふさぐこともで
きる。張力を調整可能なストラップ52を有するヘッドギア50(図11を参照
)はシェル20と噛み合い、患者40にマスク10をしっかりと固定するために
用いられる。本発明の好ましい実施形態では、ヘッドギアおよびち引っ張りスト
ラップは一旦調整されたら比較的広げられないサイズに調整可能である。マスク
シェル20はマスクからのガスを排出する排気口21と後にさらに詳述するバッ
フル23とを有している。
有している。ガセット部32の第一の鍵となる特徴は、ガセット部32が、その
増加した表面積に作用するマスク内の圧力を用いて、クッションの顔接触部をユ
ーザの顔面と密閉して接触した状態に保つための主要な力を提供することである
。ガセット部の第二の鍵となる特徴は、クッション30の顔接触部34とマスク
シェル20との間で離間する接合を提供し、それによってマスクとユーザの顔面
との間でいくらかの相対的な動きを可能とすることである。この構成は、実質的
に、以下のシナリオ、すなわち1)マスクシェルまたはハーネスの変位あるいは
傾き、2)顔の筋肉のゆるみ、3)患者の動き、および/または4)チューブの
動きにおける過度の障害から密閉状態を守る。図11は患者に取り付けられた本
発明のマスクの一実施形態を示している。
に示したマスクの実施形態の代表的な力の図を示している。図10は、本発明の
マスクについて、患者の顔面とクッションの接触する領域Acと、ガセット部3
2によって規定される領域Agとを示している。
ザの顔の上に突き出した領域(すなわち、マスクの軸に直交する平面上に突き出
している)である。図4〜10に示す実施形態では、Agはガセット部32のサ
イドウォール33の内表面の最も外側まで伸びており、Acを含んでいる。見ら
れるように、マスク10にガセット部32を付加したことにより、領域Agは領
域Acに対して、上述した従来技術のResMed(登録商標)マスク(図1参照)や
日本公開公報第11-397号に開示されているマスクよりも著しく大きくなる。
るマスクの力のトータルFmは実験式Fm = Fc + FAc = P(Ag - kX) = 2Fscosθ
によって与えられる。患者の顔にかかるクッションの力Fcは実験式Fc = P(Ag
- Ac - kX)で与えられる。ヘッドギアストラップにおける力(張力)Fsは実験
式Fs = P(Ag - kX)/(2cosθ)で与えられる。ここでkはガセット部の弾性につい
てのバネ定数であり、Xはマスクシェルの顔向きの移動量である。図10はまた
ガセット部32の動作移動範囲であるXpを示しているが、実際には、マスク内
の圧力が顔接触部34をシェル20から遠ざけるように押すと、Xpはガセット
が休まされているときに示されているよりも長くなり得る。
本発明のマスク内で生じる圧力範囲内では、kは圧力と移動の距離との両方に比
例する。したがって、本発明においては、Xp内で及ぼされるであろう顔にかか
る最大の力FmはPAgとなり、テストから、これがマスク内圧力と移動の距離
との両方に比例するファクターkで減少することがわかる。
Ac) /(2cosθ)であることが図10からわかる。ガセットによって規定される領
域Agは顔との接触領域Acよりも実質的に大きい。ゆえに、クッションが顔に
接触する点(Fc=0およびX=0の両方がなりたつ理論上の初期密閉点)では
、公知のマスクについてのストラップでの力は、本発明のマスクについてはPAg/
(2cosθ)であるのに対して、PAc/(2cosθ)となる。しかし、実際には、ゼロより
大きい接触力Fcが、1)顔の輪郭とクッションが完全に適合しないため、顔と
クッションとの間の密閉を維持するために必要であり、かつ、2)シェルに対す
る顔の動きの最中にこの密閉を維持するために必要である。この力は、公知のマ
スクシステムではヘッドギアストラップにおける張力によってバランスを保たれ
ており、本発明のマスクシステムではガセット領域のみ、すなわちAg−Acに
かかる圧力によってバランスを保たれている。したがって、マスクの空気圧の通
常の動作範囲内、特により低いマスク圧の動作圧力では、ヘッドギアの張力Fs は本発明のマスクシステムにおいてより低いことがわかる。
に比例する、つまりFc = P(Ag - Ac - kX)であることもわかる。これは、マスク
の空気圧が呼吸の1クール中または呼吸と呼吸との間に変化する、あるいは他の
治療上の必要にあうように変化するような治療において重要な意味をもつ。顔に
かかるクッションの力が、マスク内の圧力に対してほとんど変化しない、あるい
は全く変化しないような公知のマスクの構成では、ストラップの張力は、顔にか
かるクッションの接触力がより高い空気圧になったときに顔との密閉を維持する
ほどに十分であるように、低い空気圧でも十分に高く設定されていなければなら
ない。
セットの実質的な面積増のためにマスク内の圧力に実質的に影響を受ける。した
がって、これらの両方がマスク内の圧力にほぼ比例するので、これらの両方は低
い空気圧では十分に低く、空気圧がより高くなると増加する。
例として、Acが公知のマスク(例えばResMed Mirage(登録商標)マスク)の
)および発明のマスク(両方とも、クッションの顔接触部において同様の構成を
有している)の両方において同じであると仮定する。FAcは両方の場合で同じ
である。また、両方のマスクの任意の適切な位置合わせ、任意の圧力でマスクを
密閉するために必要な最小のFcは公知および発明のマスクの両方で同じであり
、したがって任意の圧力で密閉するために必要となるFmは両方の場合で同じで
ある。しかしながら、テストから、マスク空気圧が最大であるときでさえも、公
知のマスクよりも、クッションにかかるより小さな力、顔にかかるより小さな力
、およびストラップのより小さな張力で密閉することがわかる。テストの結果は
現実世界における状況を反映していると考えられる。言い換えると、クッション
と同一であり完全に適合する顔はなく、マスクと顔との正確な位置あわせを維持
するのは極めて難しい。これは、顔へのマスクの密着を阻むたるんだ皮膚、しわ
、および/または肌のひだを有する年老いたおよび/あるいは太りすぎの患者の
場合によりあてはまる。テストから、本発明のマスクは、これらのユーザ間の不
一致をより取り込むことができ、公知のマスクよりも低い顔にかかる力で(マス
クの空気圧が最大のときでさえ)よりよい密閉能力を提供することができる。
クと公知のマスクとの比較を示す図3を参照してほしい。本発明がガセットの範
囲Xp内にある限りは、マスクシェルが顔に近づくとき、公知のマスクと同様に
、顔にかかる力に急激な増加は見られない。Xpを超えると、顔にかかる力は公
知のマスクで生じるよりも劇的に増加し、それはクッションの顔接触部のみを顔
に近づける、もしくは顔に非常に軽く接触するように動かすようにヘッドギアを
調整するときに望ましい。このように、ガセットは実質的には圧縮されず、使用
時にはマスクが依然としてXpの範囲内にある。これは、密閉がヘッドギアによ
るクッションの圧縮によってではなくマスク内の圧力によって維持されるために
可能である。ヘッドギアおよびマスクの調整は、したがって、公知のマスクより
も簡単である。異なる患者および治療に対してガセット部分のサイズや形状を変
えることによってXpの範囲が変えられるとき、10〜30mmの間のXpが効
果的であることがわかる。図3に示す曲線は、10gf/cm2(グラム力/セ
ンチメートル2)のマスク空気圧に対するものであることに留意されたい。これ
らの曲線は、マスクの空気圧が増えたり減ったりすると、上昇したり下降したり
すると思われるが、マスクの動作圧力範囲内では、同じ形状をほぼ維持するであ
ろう。
Corning(登録商標)からのSilastic(登録商標)94-595 HC液体シリコーンラバ
ーから一体的に成型され、ガセットのサイドウォール33は0.5mmの一様な
厚さを有し、ガセットは約105mmの(略三角形Ag)の長い長さを有し、略
三角形Acの長い方の長さは約71mmである。Xpは約25mmである。した
がって、ガセット(Ag)はほぼクッションの顔接触部を片側で約17mmほど
超えて伸びている。これにより、31.5cm2のAc、75cm2のAg、4
3.5cm2のガセットのみの領域(Ag−Ac)および約2.4(または24
0%)のAg/Acが与えられる。これらの寸法は、異なる力の関係に対しては
望むとおりに変わり得るが、好ましい実施形態ではAg/Acは約1.30〜5
.00の範囲内にあり、好ましくは、徐々に範囲を狭めていくと、1.50〜5
.00、2.00〜4.00、2.25〜3.50となる。しかし、1.30〜
5.00の全範囲のいかなる範囲内であってもよく、あるいは状況が許せばその
範囲を超えて広がる範囲であってもよい。これを、上述した日本公開公報で開示
されたマスクについての役1.08という推定されたAg/Acと比較する。
cm2のマスク空気圧あたり35〜108グラムの間、好ましくgf/cm2の
マスク空気圧あたり約40〜88の間、最も好ましくはgf/cm2マスク空気
圧あたり約50〜88グラムの間で略一定である。顔と接触している表面積によ
って印加される力Fcは、ユーザに届けられるマスク空気圧に対して略一定の比
率に維持され、gf/cm2マスク空気圧あたり約8〜61グラムの間、好まし
くはgf/cm2マスク空気圧あたり約27〜61グラムの間、最も好ましくは
、マスクの空気圧の4〜25gf/cm2の範囲にわたってgf/cm2マスク
空気圧あたり約40〜61グラムの間で維持される。この力Fcはまた、マスク
の空気圧の4〜25gf/cm2の範囲にわたって、ユーザの顔と接触するクッ
ションの周囲中のリニアセンチメートルあたりの加圧された呼吸可能なガスの供
給の圧力gf/cm2あたりの約0.3〜4グラムの範囲内に、好ましくはユー
ザの顔と接触するクッションの周囲中のリニアセンチメートルあたりの加圧され
た呼吸可能なガスの供給の圧力gf/cm2あたりの約1〜3グラムの範囲内に
、最も好ましくはユーザの顔と接触するクッションの周囲中のリニアセンチメー
トルあたりの加圧された呼吸可能なガスの供給の圧力gf/cm2あたりの約1
,5〜3グラムの範囲内に維持される。この段落では様々な力について好ましい
力範囲を述べたが、力範囲は、任意の力範囲全体内のいかなる2点の間に設定す
ることも可能であることを理解されたい。本発明の産業においては、大半の圧力
測定値は水柱センチメートルで与えられ、1水柱センチメートル=1gf/cm2 =98.07パスカルである。
の範囲にわたってマスクが患者の顔との密閉を維持することを可能にする。
によって、あるいはガセットにバックストップを与えることで変化し得る。ガセ
ットが極めて一様な厚さおよび曲線を有するとき、図6および7に示すように、
顔にかかるトータルの力対顔方向へのマスクの動きを示す曲線は、Xp内で略直
線状となる。マスクシェルがXpの方に移動するときにより大きい密閉力がより
早期に印加されることがテストにおいてはのぞましい。言い換えると、マスクシ
ェルのXpへの移動のより早い段階で、任意の圧力で密閉するための最小の力C
から膨らませたガセットに対する最小の力Dの方に移動することが有利である。
これによって、マスクが動作するより大きな残りの範囲Xpが提供され、その残
りの範囲内をXpの方にマスクシェルが動くときに顔にかかるマスクの力はより
緩やかに増加する。図12〜14に示す実施形態は、この目的を達成する助けと
なる。
ールを堅くするように急に厚くされている。この実施形態では、このマスクにつ
いての力−変位曲線は、CからDに向かって動き、それから低下してXpに到達
するまで略直線状の傾きとなるので、クッションについての曲線(すなわち、図
3に示す公知のマスクについての曲線)にほぼ追従する。しかしながら、Dの値
を変えるとこの曲線も変わる。Dの値は、ガセットサイドウォールの堅くなった
部分の面積にマスクの圧力を乗じることによって計算される。ガセットサイドウ
ォールの堅くなった部分は図10においてAsとして示している。しかし、もし
Asの値がガセットサイドウォールの堅くする部分をより大きくすることによっ
て増加すると、Dの値は増加する。図3に示すD‘の値と、Asを増加させるべ
くガセットサイドウォールのより大きな部分を厚くした(堅くした)マスクの実
施形態に対応する短い点の鎖線による曲線を参照されたい。したがって、長い点
の鎖線による曲線は図12に示したAs1を有するガセットの実施形態を表し、
短い点の鎖線による曲線は図12に示したAs1よりも大きなAs2を有するガ
セットの実施形態を表している。図3から、As2を有するガセットの実施形態
は、マスクシェルがXpの方に動くにつれて、As1を有するガセットの実施形
態よりも早くに値D’に到達し、それによりマスクシェルが使用時に移動するこ
とができる範囲Xpをより大きく残すことがわかる。
て、類似した効果を得ることができる。剛性を有するバックストップ35をガセ
ット部32およびシェル32の一方または両方に取り付けた実施形態を示す図1
3を参照されたい。剛性を有するバックストップは、膨らませた状態でガセット
のサイドウォールに接触し、接触しているサイドウォールの部分にとっての補強
剤として機能する。したがって、剛性を有するバックストップは、図12の実施
形態と同様の効果を提供することができる。バックストップ35は、ガセット部
の片側または両側に配置することができ、所望の曲線を提供するのに必要であれ
ば、ガセット部の周囲の一部あるいは全体に沿って伸ばすこともできる。バック
ストップはマスクシェル20と同じ材料から形成することができ、一実施形態で
は、一方または両方のバックストップ35をシェル20と一体的に成型すること
もできる。他の実施形態では、所望の力/移動曲線に特別に合わせるために、図
6、7、12、14および16に示す構成を互いに組み合わせて、つまり、ガセ
ットの片側上の構成の一つとガセットの他方の側上の構成とを用いることができ
る。様々な実施形態の厚さおよび寸法もまた、力/移動の曲線に特別に合わせる
べく変更することができる。ガセットの形状および寸法を変えることでマスクの
力/移動曲線を容易かつ特別に合わせることができるというこの能力は、本発明
の他の類のない有利な局面である。
ルをもつ場合、その結果得られる力−変位曲線は図6の実施形態の曲線と図12
の実施形態の曲線との間となる(これら2つの実施形態について匹敵するガセッ
トの底部と中間部分の厚さと仮定したとき)。
8にいくつかの例を示すように、各例についてAcおよびAgに沿って他の形状
を有することもできる。
0との間に離間する接合部を提供するダブルガセットの形態をとるマスク10の
他の実施形態を示している。言うまでもなく、ガセット部32の他の実施形態で
は3つ以上のガセットを用いることができる。図16は、クッション30の顔接
触部34とマスクシェル20との間で離間する接合部を提供するようにガセット
部32が階段状になっているマスク10の他の実施形態を示している。図16に
は3段を示しているが、他の実施形態では1段以上の段を用いることができる。
この実施形態のガセットの一つの利点は、ガセット部32のシェル側が完全に開
いている、つまり隠れた表面がないのでガセット部32とクッション30とを一
緒に成型するのが容易であることである。図17は、ガセット部32がクッショ
ン30の底部で軸方向にスライド可能にシェル20のシリンダー部56に噛み合
うピストン54の形態であるマスク10の他の実施形態を示している。したがっ
てピストン54はシェル20に対してクッション30を出入りさせるように動か
して、クッション30の顔接触部34とマスクシェル20との間で離間する接合
を実現する。加圧下でピストンおよびクッションがシェル20から完全に外れる
ことを防ぐためにシェル20上にストップ58を設けることができる。マスク内
の空気圧が減少したときにピストン54をシェル20に押し戻すようにバネ60
を随意に設けることができる。バネの存在は、上述したガセット部の弾性抵抗を
シミュレートし、Fmの式にkXのファクターを付加する。バネがなければ、k
はピストンの移動範囲内では0に等しい。
セット78と下側のより小さいバレル状のガセット80とを有するガセット部3
2を備えている。あるいは、より大きいガセットおよびより小さいガセットは、
力の特性に合わせるために、入れ替えられてもよく、同じサイズとしてもよく、
あるいは任意の異なる形状にすることができる。
32は、マスクシェル20の内部192から隔てられた内部容量を有するガセッ
トチャンバ190を囲む略円形または丸まった断面をもつ柔軟性のあるサイドウ
ォールを備えている。この実施形態の一例では、ガセットチャンバ190は、サ
イドウォール33の少なくとも一つのポート193を通してマスクシェル内部1
92に接続され得る。図23を参照してほしい。このような場合、ガセットチャ
ンバの圧力P2はマスクシェルの内部の圧力P1と同じであり、ガセット部32
の実効領域Agはガセットサイドウォール33の内表面の最も外側まで伸びてお
り、ガセット部は図10に示す実施形態と同様に動作する。しかしながら、この
実施形態の好ましい例では、ガセットチャンバ190内の圧力P2がマスクシェ
ル内部192内の圧力P1とは異なる圧力に制御されるように、ガセットチャン
バ190の内部がサイドウォール33におけるポートを通じて別個のガスの加圧
供給部へ接続され、そしてマスクシェル内部へとつながる。したがって、ガセッ
ト部による力は、圧力P2とガセット部の面積との積になる。さらにこの実施形
態では、ガセット部の領域は、前記実施形態におけるようにガセットサイドウォ
ールの内表面の最も外側によっては定義されず、クッションのサイドウォールか
ら放射状に内側の領域を含むガセットチャンバ190全体の突き出した領域とな
る。ガセットチャンバのこの領域Agcは図21では括弧内に示している。これ
により、ガセット部とマスクとを制御する上で高い柔軟性が与えられる。
やされ得、あるいはより小さい密閉力が必要とされればその逆となる。第二に、
ガセット部がクッションに与える力は圧力P2とガセット部の面積Agcとの積
であるため、面積Agcが前述した実施形態における面積よりも重要度の低いも
のである。なぜならそれは圧力P2の変化によってずれ得るからである。例えば
、ガセット部の外縁部をこの実施形態では前述した実施形態よりも小さくするこ
とができる。なぜならガセット部の内部の部分はガセット部の加圧された領域に
付加されているからである。さらにガセットチャンバの面積Agcは希望に応じ
て、圧力P2を変えることによって変えることができ、特に小さくすることがで
きる。これにより、マスクを上述した他のマスクと比べて小さくすることができ
、患者にとってより食い込みの少ない、より快適なものとすることができる。
状況が許せばP1に対して異なる割合で制御することができる。大半の治療にお
いては、治療の大部分、そうでなければ全てに関して、P2はP1よりも大きい
と現在は考えられているが、ある状況下ではP2をP1よりも小さく制御するこ
とが望ましくなり得ると予想される。いくつかの例では、P2は一定に保たれる
とも予想される。この実施形態におけるガセットチャンバは第二の加圧されたガ
ス供給部にのみ接続されるか、さもまければ、特に大気に対して閉じているよう
に意図されている。したがって、ガセットチャンバからは最小限の漏れでああろ
うし、第二の加圧ガス供給部は第一の加圧ガス供給部によって呼吸目的で供給さ
れなければならないガスの容量よりも著しく小さい容量のガスを供給することの
みを必要とする。さらに、P1およびP2用の二つの別個の加圧ガス供給源は、
同一のガスポンプで提供されてもよく、また異なる所望の圧力となるように公知
の制御装置によって制御されてもよい。あるいは、二つの異なるガスポンプを、
マスク内部192およびガスチャンバ190のそれぞれへのガス供給のために用
いてP1およびP2のそれぞれを別個に制御することもできる。
95とつながるガセットサイドウォール33内のポート194を通して第二のガ
ス供給部に接続され得る。あるいは、ガセットチャンバ190は、マスクシェル
20を迂回して、ガセットサイドウォール33のポート196を通じて第2のガ
ス供給部に接続することもえきる。これらの両方の代替例を示している図24を
参照されたい。
トサイドウォール32の一部分を有し得る。しかし、P1とは異なるP2を制御
することによって提供される柔軟性が増加するということは、ガセットサイドウ
ォールもまた、略一様な厚さとしてもよく、前述した実施形態において堅くする
ことによって提供された類似した効果が圧力P2を所望の通りにただ単に変化さ
せることによって本実施形態でも提供されることを意味する。
使用されていないとき、または加圧されてないときに、図22に示すように、略
ダイヤモンド形状の断面を有することもできる。その断面は、ガセットチャンバ
が加圧されると略円形の断面にまで膨らみ得る。上述した図17に対応するピス
トン/シリンダ構成を含むガセット部32の他の形状もまた用いることができる
。
を示している図25〜30を参照されたい。これらの実施形態のそれぞれにおい
て、クッション30は、顔接触部134として作用する柔軟性のあるメンブレン
170を備えている。柔軟性のあるメンブレン170はクッション30のより剛
性の高い支持サイドウォール173に取り付けられている。これらの実施形態は
、図9に示す実施形態が使用しているようなインナーリムを使用しない。各実施
形態では、顔接触部134は、クッションが使われていないときにサイドウォー
ル173の軸方向の外側の端部174を超えて伸びている。顔接触部134はサ
イドウォール173に対して軸方向に動き得、顔接触部134と軸方向の外側の
端部174との間の軸方向の距離を変える。すなわち、クッションにユーザの顔
方向への力が印加されると、顔接触部134は、サイドウォール173の軸方向
の外側端部174の方に軸方向に動きながら引っ込む。サイドウォール173の
端部174は、ユーザの顔に接触したときに、この引き込みに対する端部に対す
るポジティブな歯止めを提供する。
向の外側の端部174から軸方向に内側の位置175でサイドウォール173に
取り付けられており、メンブレン170の一部分は、位置175と端部174と
の間をサイドウォール173と一緒に軸方向に外側に伸びている。これらの実施
形態では、顔接触部134の軸方向の動きはメンブレン170の柔軟性によって
実質的に提供される。例えば、軸方向で外側の端部174がユーザの顔と接触す
るときに、より剛性の低いサイドウォール173がユーザにとってより快適であ
るとして望まれれば、サイドウォール173は、特に位置175と端部174と
の間に中空の部分176を有し得る。図26を参照。
のある接続部材177でサイドウォール173に接続されており、接続部材17
7は柔軟剤のある部材170とサイドウォール173との間における軸方向の動
きを提供する。接続部材177は、図27に示すような略直線状の断面、図28
に示すような巻き込まれた断面、または他の断面を有し得る。柔軟性のある接続
部材177は、図27〜29に示すように軸方向の外側端部174の近くでサイ
ドウォール173に取り付けられ得、あるいは図30に示すように、軸方向に内
側の位置でサイドウォール173に取り付けられ得る。図26の実施形態の場合
、サイドウォールはより剛性を低くするべく少なくとも部分的に中空とすること
ができる。図29を参照。好ましい実施形態では、柔軟性のあるメンブレン17
0、柔軟性のある接続部材177、およびサイドウォール173はともに一体的
に成型される。柔軟性のあるメンブレンはクッションのサイドウォールに取り付
けられているように図示されているが、他の実施形態では、メンブレンは、マス
クシェルの一部が軸方向の外側端部174として働くようにマスクシェルに直接
取り付けられてもよい。
でき、あるいは公知のマスククッションと共に用いることができる。これらの実
施形態は、公知のマスククッションよりも製造が簡単で安価であるクッションに
おいて顔との良好な密着特性を提供する。図27〜30の実施形態では、柔軟性
のある接続部材はマスクが加圧されたときに上述したガセットの特徴と同様に作
用することも理解されるであろう。すなわち、マスク内の圧力は、柔軟性のある
メンブレン170の顔接触部134に付加的な力を行使すべく柔軟性のある接続
部材177に作用し、その付加的な力は上述した実施形態に関して上述したもの
と同じ特性を有する。図27〜30の実施形態では、領域Acは上記実施形態に
おけるものと同じと測定され、領域Agは接続部材177がサイドウォール17
3にあたるサイドウォール173の内表面と測定される。
ることができる。
して製造され得るが、ここで述べた効果を提供するために互いに組み合わせ可能
である。
たる、特に最大の空気圧を下回るマスク空気圧でのヘッドギアの張力によって、
特に患者が眠りにつこうとするときに夜の始めでは低い圧力で治療を開始する自
動滴定装置に関して、患者の快適さが向上する。向上した密閉性(これはより低
い接触力で得ることができる)によって、リークの危険が実質的に減少して患者
およびそのパートナーの睡眠が妨げられることが減少する。向上した密閉性はま
た、密閉における患者の信頼を増し、患者の治療をより快適なものとする。本発
明のマスクのガセット部の鍵となる特徴が患者の利益および処方された治療への
よりよい適合性へと至る主要な利点をいかにして提供するかを図示する図19を
参照されたい。
スクシェル20におけるバッフルの使用はマスク内の空気の動きを向上させる。
図4、5および20に示す実施形態は、バッフル23はマスクインテイク22と
マスク排気口21との間に配置された平坦な板の形状である。バッフル23は、
略水平にマスクの方に伸び得、あるいは上方または下方に傾き得る。バッフルは
平坦な板状である必要はなく、V字状、カーブした形状、波状であってもよく、
あるいはインテイクからの空気を排気口への直接の流れからそらすように最良に
設計された他の形状をとってもよい。バッフル23はマスクシェルと一体的に成
型されてもよく、接着剤または超音波による接着を含む他の公知の方法によって
シェルにくっつけられてもよい。バッフルを有するマスクシェルは、ガセット部
と組み合わせて用いられ得るが、これらの局面のいずれも本発明のマスクに置い
て単独で用いることができる。
施形態にしたがって説明したが、本発明は開示された実施形態に限定されない。
逆に本発明は、付属のクレームの精神と範囲内に含まれる様々な改変および等価
な構成をカバーするように意図されている。そのクレームは、このような全ての
等価な構造を包含するように最も広く解釈されるべきである。
施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改
良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的
範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
ために必要な力対マスク内の空気圧を示す図である。
必要な力対開放された位置から患者の顔方向へのマスクシェルの動きを示す図で
ある。
本発明のマスクの斜視図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
至る鍵となる特徴、主要な利点、および患者にとって有益な点を図示している。
。
。
。
。
。
。
Claims (124)
- 【請求項1】 呼吸可能なガスマスク構成であって、 加圧された呼吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側と
を有するマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有する
ガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記ユーザの顔との間の密
閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッションと、 前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変える
ように膨らんだり収縮したりし得るように構成されており、前記ガセット部の内
部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記ガセット部の内
部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する前記加圧された呼吸可能
ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fcの構成要素を
提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Acよりも大
きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少なくとも1.30であるこ
とを特徴とする、呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項2】 前記Ag/Acの比は1.50から5.00の範囲にあるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項3】 前記Ag/Acの比は2.00から4.00の範囲にあるこ
とを特徴とする、請求項2に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。。 - 【請求項4】 前記Ag/Acの比は2.25から3.50の範囲にあるこ
とを特徴とする、請求項3に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項5】 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの
間の前記距離を少なくとも15mm変えるように膨らみ、接触しうることを特徴
とする、請求項1に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項6】 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの
間の前記距離を少なくとも20mm変えるように膨らみ、接触しうることを特徴
とする、請求項5に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項7】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさ
らされていないときに略三角形の断面を有する柔軟性のあるサイドウォール有す
る単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガスの
供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、請
求項1に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項8】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさ
らされていないときには略三角形の柔軟性のあるサイドウォールを有する複数の
相互に接続されたガセットを備えており、前記複数のガセットは前記加圧された
呼吸可能ガスの供給にさらされているときは略丸みをおびた断面にまで膨らむこ
とを特徴とする、請求項7に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項9】 前記ガセット部は、前記ガセット部の前記第一および第2の
側の間の領域内でより大きい段からより小さい段へとうつる連続した複数の相互
に接続された段を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の呼吸可能ガス
のマスク構成。 - 【請求項10】 前記マスクシェルは軸方向に伸びるシリンダー部を有して
おり、前記ガセット部は前記マスクシェルの前記シリンダー部と軸方向にスライ
ド可能に噛み合うピストンの形状であることを特徴とする、請求項1に記載の呼
吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項11】 前記マスクシェルと前記ピストンとの間に引き込み力を印
加するために前記マスクシェルと前記ピストンとの間に噛み合うバネをさらに備
えていることを特徴とする、請求項10に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項12】 前記マスクシェルは、前記ピストンの軸方向の動きを制限
するように前記ピストンと噛み合うストップ部を備えていることを特徴とする、
請求項11に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項13】 前記ガセット部は複数の相互に接続されたガセットを備え
ており、前記ガセットの少なくとも二つは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給
にさらされる異なるサイズの領域を有していることを特徴とする、請求項1に記
載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項14】 前記ガセット部は、底部が厚くなった断面を有するサイド
ウォールを有していることを特徴とする、請求項1に記載の呼吸可能ガスのマス
ク構成。 - 【請求項15】 前記厚くなった部分は略一様な厚さを有していることを特
徴とする、請求項14に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項16】 前記ガセット部は、厚くなった底部から薄くなった部分へ
とテーパーの入った断面厚を有するサイドウォールを備えていることを特徴とす
る、請求項14に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項17】 前記ガセット部の第一のサイドウォール部に接触して前記
第一のサイドウォール部の動きを制限する、前記マスクシェルに取り付けられた
ほぼ剛性を有するバックストップをさらに備えていることを特徴とする、請求項
1に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項18】 前記ほぼ剛性を有するバックストップは、前記ガセット部
の周囲の実質的に全体にわたって伸びていることを特徴とする、請求項17に記
載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項19】 前記ガセット部の第二のサイドウォール部と接触して前記
第二のサイドウォール部の動きを制限する、前記マスクシェルに取り付けられた
ほぼ剛性を有する第二のバックストップをさらに備えていることを特徴とする、
請求項18に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項20】 前記マスクシェルは、マスクガスインテイクとマスク排気
口との間の前記マスクシェルの内部に配置された、前記インテイクからのガスを
前記排気口からの直接の流れからそらすためのバッフルをさらに備えていること
を特徴とする、請求項1に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項21】 前記バッフルは、前記マスクの水平軸から傾けられた平坦
な板の形状を有していることを特徴とする、請求項20に記載の呼吸可能ガスの
マスク構成。 - 【請求項22】 前記ガセット部は、内部容量を取り囲む略円形の断面を有
する柔軟性のあるサイドウォールと、前記ガセット部の前記内部容量を前記加圧
された呼吸可能ガスの供給に接続する少なくとも一つのポートとを有しているこ
とを特徴とする、請求項1に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項23】 患者に呼吸可能ガスを届けるためのマスクであって、 加圧された呼吸可能ガスの供給を受け取るように適合された部分とユーザ側と
を有するマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有する
ガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にはユーザの顔に接触して前記マスクと前記ユーザの顔との間に密閉
を提供するように構成された第二の部分と、 前記マスクシェルを前記ユーザに取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ガセット部は前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変えるよ
うに変位範囲内で膨らんだり収縮したりすることができ、前記ガセット部は、使
用時に前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされるガセット領域に作用する
前記加圧されたガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fc の構成要素を提供するように前記ガセット領域を規定し、前記力Fcは前記加
圧された呼吸可能ガスの供給にほぼ一定の割合に維持され、前記顔にかかる前記
マスクのトータルの力Fmは、前記マスクの動作圧力範囲にわたって前記加圧さ
れた呼吸可能ガスの供給の圧力1gf/cm2あたり約35〜108グラムの範囲内に
維持されることを特徴とする、マスク。 - 【請求項24】 前記力Fmは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
1gf/cm2あたり約40〜88グラムの範囲内に維持されることを特徴とする、請
求項23に記載のマスク。 - 【請求項25】 前記力Fmは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
1gf/cm2あたり約50〜88グラムの範囲内に維持されることを特徴とする、請
求項24に記載のマスク。 - 【請求項26】 前記動作圧力範囲は、約4〜25gf/cm2であることを特徴
とする、請求項25に記載のマスク。 - 【請求項27】 前記ガセット部の膨張および収縮は、前記ユーザの顔に対
する前記マスクシェルの角度のずれがプラスおよびマイナス8度の範囲内で前記
クッションと前記ユーザの顔との間に密閉を維持することを可能にすることを特
徴とする、請求項26に記載のマスク。 - 【請求項28】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給に
さらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを有
する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガス
の供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、
請求項23に記載のマスク。 - 【請求項29】 前記ガセット部は、底部で厚くなった断面をもつサイドウ
ォールを備えていることを特徴とする、請求項23に記載のマスク。 - 【請求項30】 前記厚くなった部分は略一様の厚さを有していることを特
徴とする、請求項29に記載のマスク。 - 【請求項31】 前記ガセット部は、厚くなった底部から薄くなった部分へ
とテーパーの入った断面厚を有するサイドウォールを備えていることを特徴とす
る、請求項29に記載のマスク。 - 【請求項32】 前記ガセット部の第一のサイドウォール部に接触して前記
第一のサイドウォール部の動きを制限する、前記マスクシェルに取り付けられた
ほぼ剛性を有するバックストップをさらに備えていることを特徴とする、請求項
23に記載のマスク。 - 【請求項33】 前記ほぼ剛性を有するバックストップは、前記ガセット部
の周囲の実質的に全体にわたって伸びていることを特徴とする、請求項32に記
載のマスク。 - 【請求項34】 患者に呼吸可能ガスを届けるためのマスクであって、 加圧された呼吸可能ガスの供給を受け取るように適合された部分とユーザ側と
を有するマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有する
ガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にはユーザの顔に接触して前記マスクと前記ユーザの顔との間に密閉
を提供するように構成された第二の部分と、 前記マスクシェルを前記ユーザに取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ガセット部は前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変えるよ
うに変位範囲内で膨らんだり収縮したりすることができるように構成されており
、前記ガセット部は、使用時に前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされる
ガセット領域に作用する前記加圧されたガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前
記クッションの接触力Fcの構成要素を提供するように前記ガセット領域を規定
し、前記力Fcは約4〜25gf/cm2の動作圧力範囲にわたって、前記加圧された
呼吸可能ガスの供給の圧力1gf/cm2あたり約8〜61グラムの範囲に維持される
ことを特徴とする、マスク。 - 【請求項35】 前記力Fcは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
1gf/cm2あたり約27〜61グラムの範囲に維持されることを特徴とする、請求
項34に記載のマスク。 - 【請求項36】 前記力Fcは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
1gf/cm2あたり約40〜61グラムの範囲に維持されることを特徴とする、請求
項35に記載のマスク。 - 【請求項37】 前記顔にかかる前記マスクのトータルの力Fmは、前記マ
スクの動作圧力範囲にわたって、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力1gf
/cm2あたり約35〜88グラムの範囲に維持されることを特徴とする、請求項3
6に記載のマスク。 - 【請求項38】 前記力Fmは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
1gf/cm2あたり約40〜88グラムの範囲に維持されることを特徴とする、請求
項37に記載のマスク。 - 【請求項39】 前記力Fmは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
1gf/cm2あたり約50〜88グラムの範囲に維持されることを特徴とする、請求
項38に記載のマスク。 - 【請求項40】 前記ガセット部の膨張および収縮は、前記ユーザの顔に対
する前記マスクシェルの角度のずれがプラスおよびマイナス8度の範囲内で前記
クッションと前記ユーザの顔との間に密閉を維持することを可能にすることを特
徴とする、請求項39に記載のマスク。 - 【請求項41】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給に
さらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを有
する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガス
の供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、
請求項34に記載のマスク。 - 【請求項42】 前記ガセット部は、底部で厚くなった断面をもつサイドウ
ォールを備えていることを特徴とする、請求項34に記載のマスク。 - 【請求項43】 前記厚くなった部分は略一様の厚さを有していることを特
徴とする、請求項42に記載のマスク。 - 【請求項44】 前記ガセット部は、厚くなった底部から薄くなった部分へ
とテーパーの入った断面厚を有するサイドウォールを備えていることを特徴とす
る、請求項42に記載のマスク。 - 【請求項45】 前記ガセット部の第一のサイドウォール部に接触して前記
第一のサイドウォール部の動きを制限する、前記マスクシェルに取り付けられた
ほぼ剛性を有するバックストップをさらに備えていることを特徴とする、請求項
34に記載のマスク。 - 【請求項46】 前記ほぼ剛性を有するバックストップは、前記ガセット部
の周囲の実質的に全体にわたって伸びていることを特徴とする、請求項45に記
載のマスク。 - 【請求項47】 呼吸可能なガスマスク構成であって、 加圧された呼吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側と
を有するマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有する
ガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記ユーザの顔との間の密
閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッションと、 前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変える
ように膨らんだり収縮したりし得るように構成されており、前記ガセット部の内
部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記ガセット部の内
部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する前記加圧された呼吸可能
ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fcの構成要素を
提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Acよりも大
きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は1.00よりも大きく、前記
顔にかかる前記マスクのトータルの力Fmの変化は、任意の動作圧力で、初期の
密閉位置からの前記ユーザの顔方向への約6〜25mmの範囲内での前記マスク
シェルの変位にほぼ直接比例することを特徴とする、呼吸可能ガスのマスク構成
。 - 【請求項48】 前記マスクシェルの変位は約10〜20mmの範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項47に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項49】 前記Ag/Acの比は1.50から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項48に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。。 - 【請求項50】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給に
さらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを有
する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガス
の供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、
請求項49に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項51】 加圧された呼吸可能なガスを受けとるように適合された
呼吸可能ガスのマスク構成のマスクシェルと顔接触クッションとの間の配置のた
めの装置であって、 前記マスクシェルのユーザ側に取り付け可能である第一の側と、前記クッショ
ンに取り付け可能である第二の側とを有するガセット部を備えており、 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変える
ように膨らんだり収縮したりできるように構成されており、前記ガセット部の内
部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記ガセット部の内
部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する前記加圧された呼吸可能
ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fcの構成要素を
提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Acよりも大
きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少なくとも1.30であるこ
とを特徴とする、装置。 - 【請求項52】 前記Ag/Acの比は1.50から5.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項51に記載の装置。 - 【請求項53】 前記Ag/Acの比は2.00から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項52に記載の装置。 - 【請求項54】 前記Ag/Acの比は2.25から3.50の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項53に記載の装置。 - 【請求項55】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給に
さらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを有
する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガス
の供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、
請求項53に記載の装置。 - 【請求項56】 加圧された呼吸可能なガスを受けとるように適合された
呼吸可能ガスのマスク構成のマスクシェルに取り付けられるクッションアセンブ
リであって、 前記マスクシェルのユーザ側に取り付け可能である第一の側と、第二の側とを
有するガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられる第一の部分と、使用時にはユ
ーザの顔に接触して前記マスク構成と前記ユーザの顔との間の密閉を提供するよ
うに構成された第二の部分とを有するクッションと を備えており、 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変える
ように膨らんだり収縮したりできるように構成されており、前記ガセット部の内
部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記ガセット部の内
部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用する前記加圧された呼吸可能
ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触力Fcの構成要素を
提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Acよりも大
きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少なくとも1.30であるこ
とを特徴とする、クッションアセンブリ。 - 【請求項57】 前記Ag/Acの比は1.50から5.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項56に記載のクッションアセンブリ。 - 【請求項58】 前記Ag/Acの比は2.00から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項57に記載のクッションアセンブリ。 - 【請求項59】 前記Ag/Acの比は2.25から3.50の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項58に記載のクッションアセンブリ。 - 【請求項60】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給に
さらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを有
する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガス
の供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、
請求項58に記載のクッションアセンブリ。 - 【請求項61】 加圧された呼吸可能なガスをユーザに供給するマスクア
センブリであって、 前記加圧された呼吸可能ガスを受け取るように適合された部分を有するマスク
シェルと、 使用時にユーザの顔と接触し、前記マスクアセンブリと前記ユーザの顔との間
に密閉を提供する部分を有するクッションと、 前記マスクシェルと前記クッションとの間に取り付けられるサスペンション機
構と、 前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるヘッドギアと を備えており、 前記サスペンション機構は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離
を変えるように膨らんだり収縮したりできるように構成されており、前記サスペ
ンション機構の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前
記サスペンション機構の内部は、前記ユーザの顔上に突出した領域Agに作用す
る前記加圧された呼吸可能ガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッション
の接触力Fcの構成要素を提供するように、前記クッションが前記ユーザの顔と
接触する領域Acよりも大きい前記領域Agを有しており、Ag/Acの比は少
なくとも1.30であることを特徴とする、マスクアセンブリ。 - 【請求項62】 前記Ag/Acの比は1.50から5.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項61に記載のマスクアセンブリ。 - 【請求項63】 前記Ag/Acの比は2.00から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項62に記載のマスクアセンブリ。 - 【請求項64】 前記Ag/Acの比は2.25から3.50の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項63に記載のマスクアセンブリ。 - 【請求項65】 前記サスペンション機構は、前記加圧された呼吸可能ガス
の供給にさらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォ
ールを有する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸
可能ガスの供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴
とする、請求項63に記載のマスクアセンブリ。 - 【請求項66】 患者に呼吸可能ガスを届けるためのマスクであって、 加圧された呼吸可能ガスの供給を受け取るように適合された部分とユーザ側と
を有するマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有する
ガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にはユーザの顔に接触して前記マスクと前記ユーザの顔との間に密閉
を提供するように構成された第二の部分と、 前記マスクシェルを前記ユーザに取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ガセット部は前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変えるよ
うに変位範囲内で膨らんだり収縮したりすることができるように構成されており
、使用時に前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされるガセット領域に作用
する前記加圧されたガスの供給が前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触
力Fcの構成要素を提供するように前記ガセット部が前記ガセット領域を規定し
、前記力Fcは約4〜25gf/cm2の動作圧力範囲にわたって、前記ユーザの顔と
接触する前記クッションの周囲のリニアセンチメートルあたり前記加圧された呼
吸可能ガスの供給の圧力gf/cm2あたり約0.3〜4グラムの範囲内に維持される
ことを特徴とする、マスク。 - 【請求項67】 前記力Fcは、前記ユーザの顔と接触する前記クッション
の周囲のリニアセンチメートルあたり前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
gf/cm2あたり約0.5〜4グラムの範囲内に維持されることを特徴とする、請求
項66に記載のマスク。 - 【請求項68】 前記力Fcは、前記ユーザの顔と接触する前記クッション
の周囲のリニアセンチメートルあたり前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
gf/cm2あたり約1〜3グラムの範囲内に維持されることを特徴とする、請求項6
7に記載のマスク。 - 【請求項69】 前記力Fcは、前記ユーザの顔と接触する前記クッション
の周囲のリニアセンチメートルあたり前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
gf/cm2あたり約1.5〜3グラムの範囲内に維持されることを特徴とする、請求
項68に記載のマスク。 - 【請求項70】 前記顔にかかる前記マスクのトータルの力Fmは、前記マ
スクの動作圧力範囲にわたって、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力gf/c
m2あたり約35〜88グラムの範囲内に維持されることを特徴とする、請求項6
9に記載のマスク。 - 【請求項71】 前記力Fmは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
gf/cm2あたり約40〜88グラムの範囲に維持されることを特徴とする、請求項
70に記載のマスク。 - 【請求項72】 前記力Fmは、前記加圧された呼吸可能ガスの供給の圧力
gf/cm2あたり約50〜88グラムの範囲に維持されることを特徴とする、請求項
71に記載のマスク。 - 【請求項73】 前記ガセット部の膨張および収縮は、前記ユーザの顔に対
する前記マスクシェルの角度のずれがプラスおよびマイナス8度の範囲内で前記
クッションと前記ユーザの顔との間に密閉を維持することを可能にすることを特
徴とする、請求項72に記載のマスク。 - 【請求項74】 前記ガセット部は、前記加圧された呼吸可能ガスの供給に
さらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを有
する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガス
の供給にさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、
請求項72に記載のマスク。 - 【請求項75】 加圧された空気を受け取りユーザに供給するためのユーザ
に取り付け可能なマスクアセンブリであって、 ユーザの顔に接触するクッションと、 前記クッションを軸方向に移動可能に支持し、前記空気の圧力に比例して前記
クッションに第一の軸方向のバネ力を与えるように前記加圧された空気にさらさ
れるサスペンション機構であって、前記第一の軸方向のバネ力は、前記クッショ
ンに直接作用する前記加圧された空気のため前記クッションにかかる第二の軸方
向のバネ力よりも少なくとも30%大きい、サスペンション機構と を備えていることを特徴とするマスクアセンブリ。 - 【請求項76】 前記第一の軸方向のバネ力は、前記第二の軸方向のバネ力
よりも200%と400%の間で大きいことを特徴とする、請求項75に記載の
マスクアセンブリ。 - 【請求項77】 前記サスペンション機構は、前記加圧された呼吸可能ガス
にさらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを
有する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガ
スにさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、請求
項76に記載のマスクアセンブリ。 - 【請求項78】 加圧された空気を受け取り、ユーザに供給するためのユー
ザに取り付け可能なマスクアセンブリであって、 マスクシェルと、 ユーザの顔に接触するクッションであって、前記ユーザの顔上の第一の突出し
た領域を有するクッションと、 前記マスクシェルに取り付けられ、前記クッションを軸方向に移動可能に支持
するサスペンション機構であって、前記顔上の前記第一の突出した領域よりも少
なくとも30%大きい前記ユーザの顔上の第二の突出した領域を有しているサス
ペンション機構と を備えていることを特徴とするマスクアセンブリ。 - 【請求項79】 前記第二の突出した領域は、前記第一の突出した領域より
も200%と400%の間で大きいことを特徴とする、請求項78に記載のマス
クアセンブリ。 - 【請求項80】 前記サスペンション機構は、前記加圧された呼吸可能ガス
にさらされていないときに略三角形の断面をもつ柔軟性のあるサイドウォールを
有する単一のガセットを備えており、前記ガセットは前記加圧された呼吸可能ガ
スにさらされているときは略丸みをおびた断面に膨らむことを特徴とする、請求
項79に記載のマスクアセンブリ。 - 【請求項81】 呼吸可能なガスマスク構成であって、 加圧された呼吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側上
に軸方向に伸びるシリンダー部とを有するマスクシェルと、 軸方向にスライド可能に前記マスクシェルの前記シリンダー部に噛み合うピス
トンの形状であり第一の側と、第二の側とを有するガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記ユーザの顔との間の密
閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッションと、 前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ピストンは、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変えるよ
うに前記マスクシェルの前記シリンダー部において軸方向にスライド可能であり
、前記ピストンの表面は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、
前記ピストンの表面は前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Acより
も大きいユーザの顔上に突出した領域Agを有しており、前記領域Agに作用す
る前記加圧された呼吸可能ガスの供給は前記ユーザの顔にかかる前記クッション
の接触力Fcの構成要素を提供し、Ag/Acの比は1.00よりも大きいこと
を特徴とする、呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項82】 前記マスクシェルと前記ピストンの間に噛み合って前記マ
スクシェルと前記ピストンの間に引き込み力を印加するバネをさらに備えている
ことを特徴とする、請求項81に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項83】 前記マスクシェルは、前記ピストンと噛み合って前記ピス
トンの軸方向の動きを規制するストップ部を備えていることを特徴とする、請求
項82に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項84】 前記Ag/Acの比は1.50から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項83に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項85】 前記Ag/Acの比は2.00から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項81に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項86】 呼吸可能なガスマスク構成であって、 加圧された呼吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側と
を有するマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有する
ガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記ユーザの顔との間の密
閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッションと、 前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変える
ように膨らんだり収縮したりすることができるように構成されており、前記ガセ
ット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記ガセ
ット部の内部は前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Acよりも大き
いユーザの顔上に突出した領域Agを有しており、前記領域Agに作用する前記
加圧された呼吸可能ガスの供給は前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触
力Fcの構成要素を提供し、Ag/Acの比は1.00よりも大きく、前記ガセ
ット部は底部で厚くなった断面をもつサイドウォールを有することを特徴とする
、呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項87】 前記厚くなった部分は略一様の厚さを有していることを特
徴とする、請求項86に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項88】 前記Ag/Acの比は1.50から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項87に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項89】 前記ガセット部は、厚くなった底部から薄くなった部分に
かけてテーパーの入った断面厚をもつサイドウォールを有することを特徴とする
、請求項86に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項90】 前記Ag/Acの比は1.50から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項89に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項91】 呼吸可能なガスマスク構成であって、 加圧された呼吸可能なガスの供給を受けるように適合された部分とユーザ側と
を有するマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有する
ガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にユーザの顔と接触して前記マスク構成と前記ユーザの顔との間の密
閉を提供するように構成された第二の部分とを有するクッションと、 前記ユーザに前記マスクシェルを取り付けるように構成されたヘッドギアと、 前記マスクシェルに取り付けられ、前記ガセット部の第一のサイドウォール部
に接触して前記第一のサイドウォール部の動きを規制する略剛性を有するバック
ストップと を備えており、 前記ガセット部は、前記マスクシェルと前記クッションとの間の距離を変える
ように膨らんだり収縮したりすることができるように構成されており、前記ガセ
ット部の内部は前記加圧された呼吸可能ガスの供給にさらされており、前記ガセ
ット部の内部は前記クッションが前記ユーザの顔と接触する領域Acよりも大き
いユーザの顔上に突出した領域Agを有しており、前記領域Agに作用する前記
加圧された呼吸可能ガスの供給は前記ユーザの顔にかかる前記クッションの接触
力Fcの構成要素を提供し、Ag/Acの比は1.00よりも大きいことを特徴
とする、呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項92】 前記バックストップは前記ガセット部の周縁部の実質的に
全体に沿って伸びていることを特徴とする、請求項91に記載の呼吸可能ガスの
マスク構成。 - 【請求項93】 前記マスクシェルに取り付けられ、前記ガセット部の第二
のサイドウォール部に接触して前記第二のサイドウォール部の動きを規制する略
剛性を有する第二のバックストップをさらに備えていることを特徴とする、請求
項92に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項94】 前記第一および第二のバックストップの少なくとも一方は
前記マスクシェルに間接的に取り付けられていることを特徴とする、請求項93
に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項95】 前記Ag/Acの比は1.50から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項92に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項96】 前記Ag/Acの比は2.00から4.00の範囲内にあ
ることを特徴とする、請求項91に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項97】 呼吸可能ガスのマスク構成であって、 加圧された呼吸可能ガスの第一の供給を受け取るように適応された部分とユー
ザ側とを有しているマスクシェルと、 前記シェルの前記ユーザ側に取り付けられた第一の側と、第二の側とを有して
いるガセット部と、 前記ガセット部の前記第二の側に取り付けられるように構成された第一の部分
と、使用時にユーザの顔に接触して前記マスク構成と前記ユーザの顔との間に密
閉を提供するように構成された第二の部分とを有しているクッションと、 前記マスク構成を前記ユーザに取り付けるように構成されたヘッドギアと を備えており、 前記ガセット部は、膨らんだり収縮して前記マスクシェルと前記クッションと
の間の距離を変えることができるように構成されており、前記ガセット部は、前
記マスクシェルの内部とは隔てられた内部容量を持つガセットチャンバを取り囲
む断面を有する柔軟性のあるサイドウォールを有しており、前記サイドウォール
は加圧されたガスの第二の供給に前記ガセットチャンバを接続する少なくとも一
つのポートを有していることを特徴とする呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項98】 前記加圧されたガスの第二の供給の圧力は、治療の少なく
とも一部の期間中は前記加圧されたガスの第一の供給の圧力とは異なる圧力に維
持されることを特徴とする、請求項97に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項99】 前記加圧されたガスの第二の供給の圧力は、治療の少なく
とも一部の期間中は前記加圧されたガスの第一の供給の圧力に関連して制御され
ることを特徴とする、請求項98に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項100】 前記加圧されたガスの第二の供給の圧力は、治療の少な
くとも一部の期間中は前記加圧されたガスの第一の供給の圧力とは独立して制御
されることを特徴とする、請求項98に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項101】 前記ガセットチャンバは略円形の断面を有することを特
徴とする、請求項97に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項102】 前記ガセットチャンバは、前記マスクが使用されていな
いときは略ダイヤモンド状の断面を有しており、前記ガセットチャンバが前記加
圧されたガスの第二の供給に接続されているときは略円形の断面にまで膨らむこ
とを特徴とする、請求項97に記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項103】 前記マスクシェルは、前記マスクシェルと一体的にそれ
を貫いて成型されており、かつ前記加圧されたガスの第二の供給に前記サイドウ
ォールポートを相互に接続するポートを有することを特徴とする、請求項97に
記載の呼吸可能ガスのマスク構成。 - 【請求項104】 装着者の顔に呼吸用マスクを密着して取り付けるための
マスククッションであって、該クッションは、 軸方向に外側の端部を有するサイドウォールと、 前記サイドウォールに取り付けられた柔軟性のあるメンブレンであって、前記
サイドウォールの前記外側端部を超えた位置まで軸方向に伸びている顔接触部を
有し、かつ前記伸びている位置と、前記サイドウォールの前記外側端部が前記装
着者の顔に接触する引き込み位置との間で軸方向に移動して前記メンブレンの軸
方向のさらなる動きを制限するように構成されたメンブレンと を備えていることを特徴とするマスククッション。 - 【請求項105】 前記メンブレンの前記顔接触部の前記軸方向の動きは、
前記メンブレンの柔軟性によって実質的に提供されることを特徴とする、請求項
104に記載のマスククッション。 - 【請求項106】 前記メンブレンは、前記軸方向に外側の端部よりも軸方
向に内側の位置で前記サイドウォールに取り付けられており、前記メンブレンの
一部は、前記サイドウォールの一部と一緒に軸方向に外側に伸びていることを特
徴とする、請求項105に記載のマスククッション。 - 【請求項107】 前記サイドウォールは、前記サイドウォールの柔軟性を
増すべく、少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項106に記
載のマスククッション。 - 【請求項108】 前記サイドウォールは、前記取り付け位置と前記軸方向
に外側の端部との間で少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項
107に記載のマスククッション。 - 【請求項109】 前記柔軟性のあるメンブレンを前記サイドウォールに接
続する柔軟性のある接続部材をさらに備えており、前記接続部材は前記メンブレ
ンと前記サイドウォールとの間の相対的な軸方向の動きを可能にすることを特徴
とする、請求項104に記載のマスククッション。 - 【請求項110】 前記接続部材は巻き込まれた断面を有することを特徴と
する、請求項109に記載のマスククッション。 - 【請求項111】 前記接続部材は、前記軸方向に外側の端部から軸方向に
内側の位置で前記サイドウォールに取り付けられており、前記メンブレンの一部
は、前記サイドウォールの一部と一緒に軸方向に外側に伸びていることを特徴と
する、請求項109に記載のマスククッション。 - 【請求項112】 前記接続部材は巻き込まれた断面を有することを特徴と
する、請求項111に記載のマスククッション。 - 【請求項113】 前記サイドウォールは、前記サイドウォールの柔軟性を
増すべく、少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項111に記
載のマスククッション。 - 【請求項114】 前記サイドウォールは、前記取り付け位置と前記軸方向
の外側の端部との間で少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項
113に記載のマスククッション。 - 【請求項115】 前記サイドウォールは、前記サイドウォールの柔軟性を
増すべく、少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項109に記
載のマスククッション。 - 【請求項116】 前記サイドウォールは、前記取り付け位置と前記軸方向
の外側の端部との間で少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項
115に記載のマスククッション。 - 【請求項117】 前記サイドウォールは、前記サイドウォールの柔軟性を
増すべく、少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項104に記
載のマスククッション。 - 【請求項118】 前記サイドウォールは、前記取り付け位置と前記軸方向
の外側の端部との間で少なくとも部分的に中空であることを特徴とする、請求項
117に記載のマスククッション。 - 【請求項119】 マスクシェルと、 前記マスクシェルを前記装着者の頭部に取り付けるヘッドギアと をさらに備えているマスククッションであって、 前記クッションは、前記マスクシェルを前記装着者の頭部に密閉して接続する
ためにマスクシェルに取り付けられることを特徴とする、請求項118に記載の
マスククッション。 - 【請求項120】 マスクシェルと、 前記マスクシェルを前記装着者の頭部に取り付けるヘッドギアと をさらに備えているマスククッションであって、 前記クッションは、前記マスクシェルを前記装着者の頭部に密閉して接続する
ためにマスクシェルに取り付けられることを特徴とする、請求項104に記載の
マスククッション。 - 【請求項121】 マスクシェルと、 前記マスクシェルを前記装着者の頭部に取り付けるヘッドギアと をさらに備えているマスククッションであって、、 前記クッションは、前記マスクシェルを前記装着者の頭部に密閉して接続する
ためにマスクシェルに取り付けられることを特徴とする、請求項109に記載の
マスククッション。 - 【請求項122】 前記柔軟性のあるメンブレンは、前記サイドウォールの
内側に取り付けられており、内側に湾曲したリムの形状をとることを特徴とする
、請求項104に記載のマスククッション。 - 【請求項123】 前記柔軟性のあるメンブレンは、前記サイドウォールの
内側に取り付けられており、内側に湾曲したリムの形状をとることを特徴とする
、請求項109に記載のマスククッション。 - 【請求項124】 前記柔軟性のあるメンブレンは、前記サイドウォールの
内側に取り付けられており、内側に湾曲したリムの形状をとることを特徴とする
、請求項120に記載のマスククッション。
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