JP2003535635A - 理容器具および理容方法 - Google Patents
理容器具および理容方法Info
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Abstract
Description
グやドレッシングに関連したカッティングおよびスタイリングのための器具に関
するものでもある。本発明は特に毛髪のカッティングおよびスタイリングのため
のほぼ湾曲した刃先を有する器具と、このような器具を用いたカッティングおよ
びスタイリングの方法に関するものである。
髪器具が利用されている。専門の理容師および家庭での理容の双方において、ほ
とんど同じ器具が利用可能であり、また利用されている。幾つかの場合、剃刀の
刃と櫛を複合させた構造を有する器具を使用することができるが、常に満足でき
る結果が得られずにいた。
にあり、少なくとも現在の器具に代わるものを提供するものである。一般的な用
語において、本発明は、湾曲した刃先または少なくとも湾曲した刃先を多重線形
近似する一枚の刃または複数の刃の複合を有する器具を提供する。
ばれるものに関するものであり、本理容器具の刃先が少なくとも二つのリムを具
えるものである。刃は交換可能または置換可能であることが望ましく、あるいは
刃先を提供するように配置した一組の部分刃を具えることが望ましい。刃先は互
いに重なり合う約9枚の直線状の部分刃の組み合わせによって形成することが望
ましい。刃先を提供する部分刃はまとめて、あるいは個々に交換可能または置換
可能とすることが望ましい。
V字形またはU字形をなすことが望ましい。
しい。
るいは本体部分から延在するハンドル部を有し、さらに、本体部分は円弧を形成
する二つのリムを含み、刃はリムによって収容かつ支持され、さらには本体部分
およびハンドル部はほぼY字形を形成するものである。
であり、この刃は当該リムが、当該刃によって切断する対象物を収容するための
空間を設けたそれぞれの側における、それぞれの近接した端部で固定した関係と
なるように相互に連結し、前記収容空間が前記刃リムの先端部分の間で開口する
と共に前記刃リムの相互接続する近接した端部の間で閉鎖し、各刃リムは少なく
とも一つの鋭い刃先を有し、該刃先が前記収容空間の周縁部分を規定するもので
ある。
ものに関するものであり、この刃組立体はほぼ平坦な刃キャリアに固定され、当
該刃キャリアの少なくとも大部分が前記収容空間のほぼ外周に位置するものであ
る。
るものであり、この刃支持具はグリップおよび二つのリムを具え、当該リムが、
前記切断器具によって切断する対象物を収容するための空間を設けたそれぞれの
側における、それぞれの近接した端部で固定した関係となるように相互に連結し
、前記収容空間が前記リムの先端部分の間で開口すると共に前記リムの相互接続
する近接した端部の間で閉鎖し、各リムがスロットを有し、これらスロットがほ
ぼ同一平面上にあり、かつ、前記収容空間に向かって開口し、これら二つのリム
が前記グリップと固定した関係を有するように一体となる、または前記グリップ
に取り付けられるものである。
の切断器具は第四の特徴に係る刃支持具と、第二の特徴に係る刃とを具え、刃を
前記刃支持具の溝内に配置または取り外し可能に保持するものである。
るものであり、この方法は、 頭部から房状の毛髪の束を持ち上げる工程と、 少なくとも二つのリムを有するほぼ湾曲した刃先を持つ切断器具に前記毛髪の
束を方向付けする工程と、 少なくとも幾つかの房を切るために前記束に対して前記器具を移動させる工程
とを具えるものである。
代わるあらゆる部品または特徴の組み合わせと広く呼ばれるものに関するもので
もある。これら部品または特徴と均等な全てのものが含まれる。
可能であることが理解されよう。本器具は幅広い範囲の形状を取ることができ、
かつ、幅広い多様な方法で使用することができる。本願明細書の記載は例示のみ
によって与えられる。ヘアカット、スタイリングまたはその他の理容工程に関す
る詳細は当業者には公知のものであり、ここで示す必要はないであろう。ここで
言及する毛髪のスタイリングおよびドレッシングは、少なくとも幾つかの毛髪の
房を切るような操作を含むものである。
ける器具はほぼY字状のハンドル部を有し、ハンドル部はハンドグリップ11およ
び一対のリムまたはアーム12を含む。リムまたはアーム12は切断要素13を保持す
る。アームは設計の単純化のためにハンドルと一体化しているが、より複雑な構
造を幅広い範囲で取ることも明らかに可能である。ハンドグリップの一端14は、
通常、美観上の効果のために非対称な先細形状となっており、各アームの端部15
もまた同様である。ハンドグリップ11は、本器具を手で保持する動作、特に本器
具の方向付けおよび移動の制御が容易なものとなるように形成されている。切断
要素13は通常U字形の湾曲した一枚の刃であり、内側の曲線に沿って切断用の刃
先が形成されている。切断要素はアーム12に保持されており、これらアームの間
に鋭い刃先が露出している。
型技術で製造し、また、あらゆる適切な材料、例えばアルミニウムまたは他の金
属、あるいは熱硬化性プラスチックから製造することができる。熱硬化性プラス
チックを用いる場合、金属粒子を混合しても良く、それによって成型したハンド
ル部を、例えばクロムで金属化または電気メッキすることが可能である。
とによって強化される。
右方向のいずれも自在な適用を可能とする。
鏡像形の半割り部品20,21によって提供される単純な二部品構造を有することが
望ましい。これらは様々な方法、例えば開口部22を貫通するねじまたは他の締結
具、あるいは二つの鏡像形の半割り部品20,21上に設けた、協働する留め具によ
って固定することができる。切断要素13は部分21の溝部40によって設けられたス
ロット内に取り付ける。またスロットはアーム12に設けたラグと係合する開口部
41,42を有する。
けられる。こうした種類の構造は、切断要素の取り外しおよび交換を比較的容易
なものとすることができる。市販の器具における、切断要素の取り付けおよび交
換のための多くの単純な、または洗練されたシステムが可能である。実際には、
刃は、通常の毛髪で5〜10回の理容作業を行った後に交換する必要が生じる。
刃が本来有している弾性によって保持されている。この形態においては、刃の全
体的な外形は凹形に形成されている。すなわち、刃の平面で測った刃全体の幅が
、刃の先端部と基部との間にある中間部が、刃の先端部に近い部分よりもわずか
に大きくなるように形成されている。溝部40は刃の外形が嵌り込むように近似し
た形状に成形されている。刃のアームの先端部は、共にわずかに圧迫することが
でき、それによって刃をハンドル部の鏡像形の半割り部品を分離せずに溝部に挿
入する、あるいは単一のハンドル部分の類似の溝に挿入することができる。取り
外す場合には、刃を溝部またはスロットに対抗して、刃自体の弾性によって拡げ
、それによって刃を、ハンドル部分のアーム内の溝部に確実に位置決めかつ保持
されることとなる。
刃のアームの外側端部を共に圧迫して刃の最大幅をハンドル部分のアーム外側端
部の溝部またはスロットの基部間の幅よりも減少させると、それによって刃を引
き出すことができる。刃の外縁部には刃の各アーム部それぞれの端部近傍に延長
部49をそれぞれ設けることができる。これら延長部は、刃を溝部またはスロット
に取り付けるときにリムの外周を越えて延在し、それによって、刃を挿入または
取り外す際に刃のアームを圧迫するために、例えば親指と人差し指で延長部に容
易に圧力を加えることができる。
刃と同様の鋭い刃先を有する一体形の平刃であり、内側へほぼU字形に湾曲して
いる。すなわち、刃の刃先はほぼU字形に湾曲している。刃は図示しないキャリ
アに固定かつ支持されるものとしても良い。キャリアは刃先と共にスロットまた
は溝部内に、リム間のU字形の空間の縁部内側に沿って取り付けることができる
。
の刃先を提供する。部分刃は、例えば糊または接着剤でキャリアに取り付ける。
のである。この組立体は上述した、望ましくは全体がU字形を形成するように中
心線52に対してほぼ対称となっている。この例では9枚の部分刃を用いているが
、それよりも少ない、あるいは多い刃数を含む組立体もまた利用可能である。例
えば、2枚の部分刃を有する形態のものは、ほぼV字形の刃先を有することとな
る。他の例としては、3〜17枚、またはそれ以上の部分刃を含む。
の部分刃56,57よりも幅広となっている。これはU字形周りの曲率が効果的に変
化するようにするためである。直線状または可能な限り湾曲した刃先をそれぞれ
有する部分刃の組み合わせを、本願明細書では「多重線形」と呼ぶ。これら部分
刃は、組立体を使い捨て可能とするか否かのいずれかによって、キャリアに永久
固定または取り外し可能、あるいは交換可能に取り付ける。これら部分刃を永久
固定とする場合、これら部分刃を接着剤または粘着剤で取り付けることができる
。
た溝部60内に嵌め込んだ切断要素50および刃支持部61(一部のみを示す)を示す
ものである。この場合切断要素は、本器具のアーム内に、刃組立体の端部58によ
って固定する。各端部は各アームの角部62と係合し、それによって切断要素は、
通常、もう一方の半割り部品61への緊密な嵌め込みにより生じる摩擦によってア
ームに強固に保持される。繰り返すと、実際には、切断要素を所定の位置に保持
するための、幅広い種類の部品またはシステムを考えることができる。本理容器
具全体を使い捨て可能とする、あるいは刃をハンドルおよび刃支持部品から取り
外すこと無く刃先を研ぐようなものとする場合、切断要素および、ハンドルおよ
び刃支持部の二つの半割り部品を互いに永久固定するか、あるいは一体型の部品
とする。
一平面上に端部同士を突き合わせるように並べても良い。後者の配置を取る場合
、図には示さないが、隣接する刃の接触部で切断した物が挟まる、あるいは捉え
られる傾向があるが、後述するように突起を用いて接触部を覆うことにより、こ
の傾向を減少させることができる。
形態に関して、ハンドル部分の溝部に取り外し可能に保持されている。この組立
体は、ハンドル部分を半割り部品に分離すること無く、溝部またはスロットに直
接スライド式に出し入れすることにより、挿入および取り外しがそれぞれ可能で
ある。このことは、特に、組立体が凹状の外周形状を有する場合に適切なものと
なり、この場合、組立体アームの先端部を、挿入または取り外しを可能とするた
めに互いにわずかに圧迫することとなる。この他、組立体を、まずハンドルを半
割り部品に分離することにより挿入および取り外しをそれぞれ行うこととしても
良い。
な刃または刃組立体を使用する理容器具を可能とする。刃および刃組立体は研磨
および再使用のために取り外し可能、あるいは簡単に廃棄および置換が可能であ
る。
は多重線形とするかのいずれかにより、既に述べたように、ほぼU字形またはほ
ぼV字形とすることができる。すなわち、刃は二つのリムを具え、このリムは、
その中央に近い端部と連結した第三の部分を有することとしても良く、あるいは
有しないこととしても良い。いずれの場合も、切ろうとする、理容する、あるい
は整髪する毛髪が占める空間を包囲する刃の二つのリムが提供されることとなる
。
は楕円形、さらには他の形状が含まれる。ここで言及したU字形およびV字形に
はさらに別の形状が含まれており、U字型およびV字形とは、外形線の二本の接
線の間の内角が45°よりも小さく、望ましくはほぼ0°のものである。例えば、
少なくとも一つの実施形態において、U字形の刃先の外端または先端に対する各
接線の間の内角は約0°、すなわち接線はほぼ平行である。
に、刃先は単一の刃もしくは直線上または湾曲した刃先を有する部分刃をU字形
またはV字形に組み合わせることによってもたらされる。加えて、刃先は、既に
述べたように連続したものとしても良く、あるいは不連続なもの、すなわちU字
形またはV字形の刃先を、離間した複数の刃先の列で提供することとしても良い
。
する保護用突起82の列を有する。このキャリアは刃または部分刃(図示せず)を
キャリアに取り付けたときに、これらを支持するものである。この突起は一枚刃
の鋭い刃先を不連続な刃先に効果的に分割することとなる。保護用突起は刃のリ
ムの間の空間に適合するように刃先を越えて延在する。これら突起は本理容器具
の有用な切断能力を維持するように、刃の刃先と不用意に接触する可能性を減少
させるための保護具として働く。刃を部分刃の列として設けた場合、キャリアの
突起を、切断した物が、隣接する部分刃の間の接触部に捕らえられる、あるいは
挟まる可能性を減少させるために、隣接する部分刃の間の接触部に効果的に配置
することができる。
な図5に示す延長部49と同様の機能を果たす。キャリアを取り付けたとき、この
延長部は支持部およびハンドル部分の外周を越えて突出し、それによってキャリ
アの取り付けまたは取り外しを確実にするために、刃のキャリアに亘って圧力が
作用することとなる。
の内一つの先端部の外縁近傍に位置する。この止め具は凹状の刃のキャリアを提
供し、前述したように、また刃のキャリアをハンドル部分に保持するように当該
ハンドル部分のスロットまたは溝部内で相補的な形状部分と係合する。留め具は
リムの両方に設けることができる。
た実施形態に用いる場合、刃の平面を、これを支持するハンドル部分のアームの
ほぼ平坦な面と位置合わせする。刃の刃先85は、当該刃の内縁に沿って設けられ
ている。刃の二つのリムは、当該リムの間の隙間を横切って対向する鋭い刃先と
それぞれ同一平面をなす。
している。傾斜した刃は、最初に平坦な刃を開くように拡げて形成する、あるい
は幅広のU字形に拡げたアームの内縁に鋭い刃先を設けた幅広のU字形の刃から
形成することができる。開いたU字形に拡げたアームを形成した場合、刃を狭い
U字形に曲げたときに所望のU字形の刃先87が形成されることとなる。刃の長さ
方向の各部分は、湾曲した刃の共通の面に対して角度を有する。
なしている。傾斜した刃は、最初にほぼ直線状の鋭い刃先を有する平坦な刃から
形成することができ、刃を所望のU字形に曲げたときに、ほぼU字形の刃先89が
提供されることとなる。刃の長さ方向の各部分は、湾曲した刃の共通の面に対し
てほぼ直角である。
または一体成型することにより、一体型のハンドル部分に取り付ける。ハンドル
部分は適切な成型用材料、例えば熱硬化性プラスチックから製造することができ
る。こうした一体型の理容器具の刃は、ハンドル部分から取り外すこと無しに再
度研磨することができる。その代わりに、本理容器具を使い捨て可能として扱う
こともでき、刃先が使用するにはもはや十分に鋭くなくなったときには廃棄する
。
上述したような非平面状の刃を有する理容器具として適用することができ、こう
した刃は、直線状の溝部またはスロット内で保持するようには直接適合はさせな
い。
理容する人の頭部71を示すものである。本理容器具は、例えば前述したような、
ほぼ湾曲した部品または刃を有し、この刃は理容器具の一部分を非常に可撓性を
有するものとし得る。ここでは本理容器具を使用する際の3通りまたはそれ以上
のモードまたは方向があり、理容器具の移動範囲が、各モードまたはこれらモー
ド間における異なるスタイリング効果を達成することを可能にする。これら効果
はテクスチャリング、フェザリング、レイヤリング、スライサリング、カッティ
ング、フルネスおよび、毛髪の束を不均一な端部になるようにギザギザにするこ
とを含む。通常、これらの効果は、理容器具を頭部から離れる方向に一定の角度
で移動させる、あるいは角度を、例えば角度の異なる経路に沿って、例えば円弧
状に移動させることによって達成する。
て、頭部から持ち上げられ、また少なくとも幾つかの房を切るのに具えるように
扱われる。3つの主要かつ一般的に相互に直角な切断のための移動方向、すなわ
ち左、見る者に対して離れる方向および見る者に向かう方向が、これらの図にお
いて示されている。これら三方向のいずれかに移動した場合、ハンドル73を右で
保持する時、湾曲した切断要素または刃は毛髪の束と接触する。各々の場合、本
理容器具はハンドル73の軸線周りおよび/または図12,図13および図14の紙面に
対して垂直な軸線周りに回転させることができ、それによって頭部に対して、ほ
ぼ水平からほぼ直角までのある角度範囲に保持する、あるいはそれ以上に変化さ
せる。本理容器具を、その後上述したような理容または整髪効果を達成するため
に、これら三方向を組み合わせて移動する。水平角度は束になった房状の毛髪を
全てほぼ等しい長さにし、一方垂直方向への角度は所定長さの範囲、例えば移動
の終点に向かう長さとする。
ことにより柔軟性を実現し、これは与えられた開始位置から刃を元に戻す、ある
いは再度方向付けすることにより簡単に実現できる。理容作業を行う間の毛髪の
束の繰り返し切断は、上述したような所望の効果の一つまたはそれ以上を生成す
る。
配置した状態を示す平面図である。
形態を示す平面図である。
図である(理容器具は部分的に示す)。
Claims (47)
- 【請求項1】 刃先のある刃を有する理容器具であって、前記刃先が少なくとも
二つのリムを具える理容器具。 - 【請求項2】 請求項1記載の器具において、 前記刃が交換可能または置換可能である理容器具。
- 【請求項3】 請求項1記載の器具において、 前記刃が刃先を提供するために配置した一組の部分刃を具える理容器具。
- 【請求項4】 請求項3記載の器具において、 前記刃先を約9本の直線状の部分刃の組み合わせにより形成した理容器具。
- 【請求項5】 請求項3または4記載の器具において、 隣接する部分刃が互いに重なり合う理容器具。
- 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項記載の器具において、 前記部分刃が、まとめて、あるいは個々に交換または置換可能な刃先を提供す
る理容器具。 - 【請求項7】 請求項1または2記載の器具において、 前記刃先を一枚の湾曲した刃によって形成する理容器具。
- 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の器具において、 前記刃が湾曲した刃先を有し、該刃先がほぼU字形をなす理容器具。
- 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1項記載の器具において、 前記刃が湾曲した、または多重線形の刃先を有し、該刃先がほぼV字形または
U字形をなす理容器具。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項記載の器具において、 前記刃先の接線の内角が、該刃先のリムの末端部分でほぼ0である理容器具。
- 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項記載の器具において、 前記刃を当該器具の本体部分に保持し、かつ、当該器具が前記本体部分の一部
をなす、あるいは前記本体部分から延在するハンドル部分を有する理容器具。 - 【請求項12】 請求項11記載の器具において、 前記本体部分が円弧状をなす二つのリムを含み、当該リムによって前記刃を収
容かつ支持する理容器具。 - 【請求項13】 請求項11または12記載の器具において、 前記本体部分および前記ハンドル部分がほぼY字形をなす理容器具。
- 【請求項14】 切断器具のための刃であって、二つの刃リムを有し、当該リム
が、当該刃によって切断する対象物を収容するための空間を設けたそれぞれの側
における、それぞれの近接した端部で固定した関係となるように相互に連結し、
前記収容空間が前記刃リムの先端部分の間で開口すると共に前記刃リムの相互接
続する近接した端部の間で閉鎖し、各刃リムは少なくとも一つの鋭い刃先を有し
、該刃先が前記収容空間の周縁部分を規定する刃。 - 【請求項15】 請求項14記載の刃において、 前記刃先が少なくとも部分的に前記収容空間へ向けられている切断器具のため
の刃。 - 【請求項16】 請求項14または15記載の刃において、 前記刃リムの刃先が総合してほぼV字形をなす切断器具のための刃。
- 【請求項17】 請求項14または15記載の刃において、 前記刃リムの内側端部が少なくとも一つの鋭い刃先を有する中間の第三の刃部
分によって総合に結合し、当該第三の刃部分の鋭い刃先または縁部が前記収容空
間の閉鎖した側の端部の周縁部を規定する切断器具のための刃。 - 【請求項18】 請求項17記載の刃において、 前記二つの刃リムの刃先と前記第三の部分とが総合してほぼU字形をなす切断
器具のための刃。 - 【請求項19】 請求項18記載の刃において、 前記U字形が多数の部分刃を具える切断器具のための刃。
- 【請求項20】 請求項19記載の刃において、 多数の副刃を具える切断器具のための刃。
- 【請求項21】 請求項20記載の刃において、 隣接する前記副刃が互いに重なり合う切断器具のための刃。
- 【請求項22】 請求項20または21記載の刃において、 前記副刃がそれぞれ前記U字形の各部分を規定する直線状の刃先を有する切断
器具のための刃。 - 【請求項23】 請求項18〜21のいずれか1項記載の刃において、 前記U字形が曲線をなす切断器具のための刃。
- 【請求項24】 請求項14〜23のいずれか1項記載の刃において、 一方の刃リムの末端部から他方の刃リムの末端部まで連続する切断器具のため
の刃。 - 【請求項25】 請求項14〜24のいずれか1項記載の刃を具え、当該刃がほ
ぼ平坦な刃キャリアに固定され、当該刃キャリアの少なくとも大部分が前記収容
空間のほぼ外周に位置する、切断器具のための刃組立体。 - 【請求項26】 請求項25記載の組立体において、 前記刃キャリアに接着剤で固定する切断器具のための刃組立体。
- 【請求項27】 請求項25または26記載の組立体において、 前記刃キャリアが前記収容空間へ突出する一列の突起を有し、これら突起が当
該刃の長さの少なくとも一部に沿って間隔を有して位置する切断器具のための刃
組立体。 - 【請求項28】 請求項27記載の組立体において、 請求項20記載の多数の副刃を具え、前記突起を隣接する前記副刃の間の接触
部に配置する切断器具のための刃組立体。 - 【請求項29】 グリップおよび二つのリムを具える切断器具のための刃支持具
であって、当該リムが、前記切断器具によって切断する対象物を収容するための
空間を設けたそれぞれの側における、それぞれの近接した端部で固定した関係と
なるように相互に連結し、前記収容空間が前記リムの先端部分の間で開口すると
共に前記リムの相互接続する近接した端部の間で閉鎖し、各リムがスロットを有
し、これらスロットがほぼ同一平面上にあり、かつ、前記収容空間に向かって開
口し、これら二つのリムが前記グリップと固定した関係を有するように一体とな
る、または前記グリップに取り付けられる刃支持具。 - 【請求項30】 請求項29記載の刃支持具および、請求項14〜24のいずれ
か1項記載の刃を具え、前記刃を前記刃支持具の前記スロット内に配置かつ取り
外し可能に保持する切断器具。 - 【請求項31】 請求項30記載の器具において、 前記刃および前記刃支持具のスロットの形状および寸法が相補関係をなし、そ
れによって前記刃が当該刃自身の弾性によって前記スロット内で緊密に保持され
る切断器具。 - 【請求項32】 請求項29記載の刃支持具および、請求項25〜28のいずれ
か1項記載の刃組立体を具え、当該刃組立体を前記刃支持具のスロット内に取り
外し可能に保持する切断器具。 - 【請求項33】 請求項32記載の器具において、 前記刃組立体および前記刃支持具のスロットの形状および寸法が相補関係をな
し、それによって前記刃組立体が当該刃組立体自身の弾性によって前記スロット
内で緊密に保持される切断器具。 - 【請求項34】 刃支持具および請求項14〜24のいずれか1項記載の刃を具
える切断器具であって、当該刃支持具がグリップおよび二つの支持リムを具え、
当該二つの支持リムが、当該切断器具によって切断する対象物を収容するための
空間を設けたそれぞれの側における、それぞれの近接した端部で固定した関係と
なるように相互に連結し、前記収容空間が前記支持リムの先端部分の間で開口す
ると共に前記支持リムの相互接続する近接した端部の間で閉鎖し、刃リムを前記
各支持リムに固定し、前記二つの相互接続する支持リムを前記グリップと固定し
た関係を有するように一体化し、または前記グリップに取り付ける切断器具。 - 【請求項35】 請求項34記載の器具において、 前記刃が請求項25〜28のいずれか1項記載の刃組立体の一部をなす切断器
具。 - 【請求項36】 人の頭部の毛髪を理容する方法であって、 頭部から房状の毛髪の束を持ち上げる工程と、 少なくとも二つのリムを有するほぼ湾曲した刃先を持つ切断器具に前記毛髪の
束を方向付けする工程と、 少なくとも幾つかの房を切るために前記束に対して前記器具を移動させる工程
とを具える方法。 - 【請求項37】 請求項36記載の方法において、 前記器具を少なくとも幾つかの毛髪の房を異なる長さの範囲に切るように円弧
に沿って移動させる工程をさらに具える人の頭部の毛髪を理容する方法。 - 【請求項38】 請求項37記載の方法において、 前記器具を、当該器具の刃先を再度方向付けすること無しに少なくとも幾つか
の毛髪の房を切るように所定の方向の範囲に移動可能とするように毛髪の束を方
向付ける工程をさらに具える人の頭部の毛髪を理容する方法。 - 【請求項39】 請求項36記載の方法において、 前記器具の刃が毛髪の房を切るために移動可能な少なくとも二つの互いに直角
な方向を提供するように、前記毛髪の束に隣接させて前記器具を位置決めする工
程をさらに具える人の頭部の毛髪を理容する方法。 - 【請求項40】 請求項36記載の方法において、 前記刃先を一枚の湾曲した刃もしくは多数の直線状の刃によって形成する人の
頭部の毛髪を理容する方法。 - 【請求項41】 請求項36〜39のいずれか1項記載の方法において、 前記切断器具が請求項1〜13のいずれか1項記載の理容器具または請求項3
0〜35のいずれか1項記載の切断器具である人の頭部の毛髪を理容する方法。 - 【請求項42】 添付図面を参照して実質的に後述するような理容器具。
- 【請求項43】 添付図面を参照して実質的に後述するような切断器具の刃。
- 【請求項44】 添付図面を参照して実質的に後述するような刃組立体。
- 【請求項45】 添付図面を参照して実質的に後述するような刃支持具。
- 【請求項46】 添付図面を参照して実質的に後述するような切断器具。
- 【請求項47】 添付図面を参照して実質的に後述するような人の頭部の毛髪を
理容する方法。
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