JP2003535274A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JP2003535274A
JP2003535274A JP2002500108A JP2002500108A JP2003535274A JP 2003535274 A JP2003535274 A JP 2003535274A JP 2002500108 A JP2002500108 A JP 2002500108A JP 2002500108 A JP2002500108 A JP 2002500108A JP 2003535274 A JP2003535274 A JP 2003535274A
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    • F15B13/02Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
    • F15B13/04Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor
    • F15B13/0416Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor with means or adapted for load sensing
    • F15B13/0417Load sensing elements; Internal fluid connections therefor; Anti-saturation or pressure-compensation valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、複動モータを負荷圧に無関係に制御するための油圧制御装置(10,90)に関し、制御装置(10,90)は、ケーシング(13)は不変のままで、圧力秤用絞りスライド(68,93)を交換することによって、負荷圧二は関係なく制御するための一次独立圧力秤(12)を備えた方向制御弁(11)から、供給不足時にオイル流を分配するための二次独立圧力秤(92)を備えた方向制御弁(91)に変換可能に構成されている。この目的のためにケーシング(13)は、絞りスライド(68,93)を収蔵する第2縦方向孔(41)内に、制御圧ポート(51,52,53)の、軸方向に隔たった3つの流入口を有しており、これらの流入口は、封止栓(66)と遮断栓(67)の互換組付けによって異なった働きが可能であり、かつその都度の絞りスライドと相俟って、一次圧力秤(12)か又は二次圧力秤(92)を生ぜしめる。本制御装置(10,900)は、異なった機能のために同一のケーシング(13)でもって低廉に製作することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野: 本発明は、請求項1に発明の上位概念として規定した形式の、複動モータを負
荷圧には無関係に制御するための油圧制御装置に関する。
【0002】 背景技術: ドイツ連邦共和国特許出願公開第19 44 822号明細書に基づいて公知に
なっている複動モータを負荷圧には無関係に制御するための油圧制御装置では、
圧力秤が、制御スライドに形成された測定絞りの上流側に接続されている。測定
絞りに前置された圧力秤を有するこの方向制御弁の場合、前記圧力秤の絞りスラ
イドは閉鎖方向では制御スライドの測定絞りの上流側圧力によって負荷され、ま
た開放方向では測定絞りの下流側圧力によって、要するに、ばね力を加算した負
荷圧によって負荷される。従って圧力秤は、負荷圧が相異していても、方向制御
弁における測定絞りを介して圧力差を一定に保ち、従って所属流量を一定に保つ
ので、方向制御弁において設定された作業速度は一定に保たれる。このような方
向制御弁は、負荷圧には無関係な制御を可能にする一次単独圧力秤を備えたLS
( Load Sensing )式方向制御弁とも呼ばれる。この制御装置における欠点は、
供給量に関連したオイル流分配を可能にしないことである。このような方向制御
弁によって、並列運転中の複数基のモータが同時に制御されると、先ず最低の負
荷圧を有するモータに圧力媒体流が供給されるのに対して、体積流の残りがその
他のモータへ導かれることになる。負荷圧に伴って体積流の分割比は変化し、こ
の分割比は一定ではない。従って供給不足時には、最低負荷を受けるモータの機
能は維持されるが、高負荷によって並列作動されるモータは停止することになり
、これは多くの適用例において望ましいことではない。このようなLS式方向制
御弁の構造は比較的複雑でコスト高であり、しかもLS式方向制御弁のケーシン
グは、この制御方式のために特別に装備されており、かつ該方向制御弁のケーシ
ング、フランジ形成体及びスライドのような種々の構成要素は、一次単独圧力秤
を備えたLS式方向制御弁のためにしか適用できない。
【0003】 更に負荷圧を補償して複動モータを制御するための斯かる油圧制御装置は、ド
イツ連邦共和国特許出願公開第36 34 728号明細書に基づいて公知であり
、その場合2つの方向制御弁には、それに対応配設されたモータを並列作動する
ために共通の調整ポンプから圧力媒体が供給され、前記の両方向制御弁の制御器
は、シャトル弁列を有する1本の制御導管を介して、両モータの各最大負荷圧で
負荷される。各方向制御弁ではこの場合、負荷圧補償のために使用される圧力秤
が、制御スライドの測定絞りに後置されており、しかも前記圧力秤は付加的に、
方向制御のために使用される制御スライドのプランジャ区分に前置されている。
後置された圧力秤における絞りスライドは、開放方向では、測定絞りの下流側圧
力によって負荷され、かつ閉鎖方向では、その都度の最高負荷圧及び、制御ばね
による制御圧力差によって負荷される。LC( Load Compensating )式方向制
御弁とも呼ばれている二次単独圧力秤を備えた斯かる方向制御弁の場合には、明
細書冒頭で述べた欠点は回避される。2つ又はそれ以上の方向制御弁が並列作動
される場合、ポンプオイル流が不充分であると、要するに供給不足時には、すべ
ての測定絞りを介して、より少量のオイルが均等に流れる。各測定絞りにおける
圧力差はその場合小さくなり、かつ、より少量のオイルがモータへ流れる。方向
制御弁を通るオイル流は、規定の目標値に比例して低下する。要するにLC式方
向制御弁は原理的にはポンプ流を、各モータへ流れる個々の部分流に分割するた
めの弁装置であり、その場合、複数のモータの負荷が相異していても、分割比は
一定のままであり、従ってモータ運動は、最高に負荷されたモータを停止させる
ことなく、維持される。このようなLC式方向制御弁は比較的複雑な構造でコス
ト高になり、しかもこのLC式方向制御弁のケーシングは、この制御方式のため
に特別に装備されており、従って、二次独立圧力秤を備えた方向制御弁のために
しか適用できないような独自のケーシング、フランジ形成体及びスライドを有し
ている。
【0004】 更にまた欧州特許出願公開第0 877 169号明細書に基づいて公知になっ
ている複動モータを負荷圧には無関係に制御するための油圧制御装置は、供給不
足時にはオイル流を分割するために前記のようなLC式方向制御弁でもって作業
し、この目的のために二次単独圧力秤を備えている。また該方向制御弁は、制御
スライドと圧力秤との間に付加的な逆止弁を有しており、該逆止弁によって、よ
り高度な安全要件が満たされる。しかし当該方向制御弁も、LC式のためにしか
適していず、一次独立圧力秤を備えたLS式方向制御弁の場合には使用すること
ができない。
【0005】 発明の開示: 請求項1の特徴部に記載した本発明の構成手段を備えた、複動モータを負荷圧
に無関係に制御するための油圧制御装置は、従来技術に対比して、本発明の構成
手段によってLS式方向制御弁もLC式方向制御弁も同一のケーシングで製作す
ことができ、その場合、圧力秤のために別の絞りスライドが組込まれるにすぎな
いという利点を有している。従って負荷圧に無関係に制御するための一次独立圧
力秤を備えたLS式方向制御弁が、供給不足時にオイル流を分割するために二次
独立圧力秤を備えたLC式方向制御弁と同一のケーシングをもって製作すること
ができる。その場合、ケーシングに沿ったフランジ形成体もケーシング内の制御
スライドも不変のままである。本発明の提案する通路構成によって、異なった機
能を有する方向制御弁の組立態様が、圧力秤の相異した絞りスライドによって異
なるにすぎない。絞りスライドを収蔵する縦方向孔における制御圧ポートの特別
の配置構成によって、しかも縦方向孔の閉塞栓を互換配置することと相俟って、
制御回路と絞りスライドとのその都度の流体回路接続が得られる。その場合、両
態様の接続回路のための弁ブロックの入力エレメント及び終端エレメントは不変
のままである。
【0006】 従属請求項に記載した構成手段によって、請求項1に記載した油圧制御装置の
有利な構成と改良が得られる。例えば請求項2乃至請求項4に記載した構成手段
によって、異なった弁構造種のための制御導管接続が特に有利に実現される。更
に請求項5及び請求項6に記載した有利な構成手段によって、両弁の全ての機能
をコンパクトに同一ケーシング内に組込むことが可能である。また絞りスライド
用の縦方向孔における制御圧ポートは、請求項7乃至請求項9に記載したように
配置するのが有利である。その他の有利な構成手段は、その他の請求項並びに図
面の詳細な説明に基づいて明らかである。
【0007】 発明を実施するための最良の形態: 次に図面に基づいて本発明の2つの実施例を詳説する。
【0008】 図1は、1つの複動モータを負荷圧には無関係に制御するためのLS式油圧制
御装置10の縦断面図である。該油圧制御装置10では、負荷検出(LS)式の
本来の方向制御弁11並びに、一次単独圧力秤として構成された所属の圧力秤1
2が1つの共通のケーシング13内に配置されている。
【0009】 前記ケーシング13は、両端面間を貫通する1つの縦方向孔14を有し、該縦
方向孔内には、リング状の拡張部によって全部で7つの室15〜21が形成され
ており、そのうち5つの並置されている室15〜19は圧力媒体流の方向制御の
ために使用されるのに対して、2つの外位の室20,21は、測定絞り22に対
応配設されており、該測定絞りはモータの速度制御のために使用される。並列的
に位置する5つの室15〜19のうち中位の室は流入室17として使用されるの
に対して、該流入室の両側に位置する室は、第1モータ室16と第2モータ室1
8とを形成し、両モータ室はモータ接続口23,24に接続している。各モータ
室16,18の傍には戻し室15,19が位置し、両戻し室は、詳細な図示は省
いたが、ケーシング13内の戻し接続口に接続されている。両測定絞り室20,
21のうち、第2戻し室19の傍に位置している第1の測定絞り室20は、流出
側の測定絞り室として、また第2の測定絞り室21は、流入側の測定絞り室とし
て使用される。
【0010】 縦方向孔14内では制御スライド25が液密かつ摺動可能に案内されている。
該制御スライド25はリング溝によって6つのプランジャ区分27〜32に細区
分されている。3つの並列的に位置するプランジャ区分27,28,29は制御
エッジを備えており、かつ方向制御に使用される。この第3プランジャ区分29
に隣接した第4プランジャ区分30は、制御スライド25の図示の中立位置にお
いて流出側の測定絞り室20内に位置しており、殊に制御回路の放圧のために使
用される。これに続く第5プランジャ区分31は測定絞り22の一部分を成し、
かつ第5プランジャ区分の制御エッジは、両作業位置への制御スライドの変位時
にそれぞれモータへの体積流の流量値を決定し、ひいては該モータの速度を決定
する。最外位の第6プランジャ区分32は縦方向孔14から突出しているので、
この最外位のプランジャ区分には、図示を省いた作動装置を係合させることが可
能である。前記とは反対の端部では制御スライド25の第1プランジャ区分27
が複動式の戻し装置33内へ侵入しており、該戻し装置の構造はそれ自体公知で
あり、かつ該戻し装置は制御スライド25をその中立位置34にセンタリングし
、該中立位置を起点として制御スライドは2つの作業位置35,36へ変位可能
である。更に制御スライド25は第4切換え位置37を有し、この切換え位置は
流動自在位置として構成されている。
【0011】 更に図1に示したようにケーシング13内には、第1の縦方向孔14の下位に
盲穴状の孔39が配置され、かつその下位には第2の縦方向孔41が配置されて
おり、前記の両孔は共に第1の縦方向孔14に対して平行に延びている。盲穴状
の孔39はその内部に、球状閉鎖部材43をもった逆止弁42を備えている。こ
れに対して、複数回段付けされた第2の縦方向孔41は、ケーシング13の第1
端面38と、ケーシング13の、戻し装置33寄りの第2端面40との間に延在
し、かつその内部に一次単独圧力秤12を収蔵している。この圧力秤を可能にす
るために、流出側の測定絞り室20は、制御スライド25に対して実質的に垂直
方向に延びる室延長部45を有し、該室延長部は第2の縦方向孔41に交切して
いる。前記室延長部45の傍でケーシング13内には、同じく制御スライド25
に対して垂直方向に循環室46が延びており、該循環室の制御スライド寄り端部
に盲穴状の孔39が開口しているのに対して、制御スライド25から離反した方
の端部でもって循環室46は第2の縦方向孔41に交切している。このようにし
て室延長部45と循環室46との間に延びるケーシング13の壁は1つのリング
ウェブ47を形成し、該リングウェブはその両側面に、室延長部45内の第1制
御エッジ48と循環室46内の第2制御エッジ49とを、共にケーシングに固定
された形で有している。
【0012】 図1から更に判るように第2の縦方向孔41内には、軸方向で相互に隔たった
3つの部位で第1制御圧ポート51、第2制御圧ポート52及び第3制御圧ポー
ト53が開口している。この場合、第1制御圧ポート51は1つの通路54によ
って形成され、該通路は流入通路55を起点としかつ第2縦方向孔41の拡径区
分56内へ開口している。その場合流入通路55は、ケーシング13の両フラン
ジ面間に延びかつ流入側の第2測定絞り室21に連通している。前記通路54の
第1制御圧ポート51はこの場合、室延長部45と操作側の端面38との間のケ
ーシング13の領域内に位置している。この場合、第1制御圧ポート51と第1
端面38との距離は、第3制御圧ポート53と第2端面40との距離に実質的に
等しく選ばれている。第3制御圧ポート53はその場合、図3に符号Y′で示し
た制御導管57の部分であり、該制御導管を介して制御回路の最大負荷圧を第2
の縦方向孔41内へ導くことが可能である。第3制御圧ポート53はその場合、
相応の形式で第2拡径区分58内に位置しており、該第2拡径区分は第1拡径区
分56に等しい。両拡径区分56,58間の第2縦方向孔41の領域内に、第2
制御圧ポート52が第2縦方向孔41へ開口する内位区分59が位置している。
第2制御圧ポート52はその場合、循環室46から僅かな隔たりで位置している
。第2制御圧ポート52はその場合、接続されたモータの最大負荷圧をタッピン
グするために設けられている。図1が図2と相俟って詳示したように、方向制御
弁11の第2制御圧ポート52からの圧力信号はシャトル弁61において、第2
制御装置62からの別の圧力信号と比較され、かつ、選出された最大負荷圧信号
は制御圧通路63を介して移送される。シャトル弁61と制御圧通路63はこの
場合、それ自体公知の制御圧回路64の部分を形成し、該制御圧回路において、
それ自体公知のようにシャトル弁列を介して最大負荷圧が選出され、かつ負荷検
出(LS)式制御のために使用される。
【0013】 ケーシング13内の第2の縦方向孔41は、外部に対して閉塞栓65によって
封止され、該閉塞栓は2種の構造形式で、つまり封止栓66と遮断栓67として
存在している。LS式方向制御弁11のために設けられたケーシング13では封
止栓66が第1拡径区分56内に螺入されており、かつ同時に一次単独圧力秤1
2の絞りスライド68用のストッパとして使用される。第2拡径区分58内に螺
入された遮断栓67のカラー69は、第2縦方向孔41の内位区分59内へ液密
に侵入しているので、第3制御圧ポート53にオーバーラップし、これによって
流体を遮断する。封止栓66及び遮断栓67は第2縦方向孔41と相俟って、両
閉塞栓65を互換して第2縦方向孔41内に配置できるように構成されている。
【0014】 図1から更に判るように、第2縦方向孔41内において両閉塞栓65間を摺動
可能に絞りスライド68は案内されている。該絞りスライド68は第1プランジ
ャ区分71に1つの制御エッジ72を有し、該制御エッジは、ケーシングに定置
のリングウェブ47の第1制御エッジ48と協働する。第1プランジャ区分71
は、封止栓66の方に向いた測定面73を有しており、該測定面において絞りス
ライド68は、第1制御圧ポート51を介して流入通路55内の圧力によって負
荷される。前記測定面73とは反対の端面74で絞りスライド68は押圧ばね7
5によって負荷され、該押圧ばねはばね室76内に配置されており、かつ出発位
置(初期位置)では絞りスライド68のストッパピン77を封止栓66に当接し
た状態に保つ。また前記ばね質76は、絞りスライド68の内部に延びる孔78
を介して室延長部45内の圧力で、要するに測定絞り22の下流側圧力によって
開放方向に負荷される。
【0015】 流出側の測定絞り室20は、このようにして横方向通路79を介して流入通路
17と連通し、しかも該横方向通路79内では圧力秤12と逆止弁42が相前後
して配置されている。絞りスライド68は、測定絞り22の下流側に位置してい
るが、その測定面73が流入圧によって負荷されているので、絞りスライドは、
LS式方向制御弁11において、一次単独圧力秤の機能を果たすことができる。
【0016】 図3は制御ブロックの概略図であり、この場合、第1制御装置10に並んで、
同形式の第2制御装置62が並列的にフランジ締結されているので、少なくとも
2基の複動モータが並列的に作動可能である。両制御装置10,62は接続板8
1と端板82との間に配置されており、かつ一貫して延びる流入通路55に並列
に接続されている。流入通路55には圧力媒体供給ユニット83によって圧力媒
体が供給され、しかも制御圧回路64を介して最大負荷圧が戻される。
【0017】 このために両制御装置10,62におけるシャトル弁61は弁列を形成し、該
弁列を介してその都度最大の負荷圧が選別されて移送され、もしくは制御回路6
4の放圧が行われる。図3では、機能の等しい構成要素は、図1と同一の符号で
図示されているので、制御圧ポート51,52,53の接続並びに遮断栓67の
機能を認識することができる。
【0018】 制御装置10の作用態様は次の通りである。但し、このようなLS式方向制御
弁の基本的な機能は、それ自体公知のものとして前提される。等しい制御装置1
0,62が互いに並列接続されている場合、各一次単独圧力秤12が測定絞り2
2に後置されており、かつ方向制御弁11の方向制御エッジの上流側に位置して
いる。その場合、絞りスライド68は、一次単独圧力秤の機能を達成するように
構成されて、制御圧によって負荷される。こうして圧力は流入通路55から、従
って測定絞り22の上流側から通路54及び第1制御圧ポート51を経て絞りス
ライド68の測定面73に対して閉鎖方向に作用する。室延長部45内の測定絞
り22の下流側の圧力は、絞りスライド68内の孔78を介してばね室76内へ
導かれ、其処で前記圧力は、押圧ばね75と協働して絞りスライド68を開放方
向に負荷する。シャトル弁61によって、ばね室76内の圧力Y と、隣接し
た第2制御装置62からの圧力Y との間の圧力が比較される。制御圧回路6
4内で選出された最高負荷圧は圧力媒体供給ユニットつまりポンプ83へ導かれ
る一方、制御導管57へ導かれる。しかし該制御導管57は各制御装置10,6
2において遮断栓67によって遮断されており、しかもその場合各カラー69が
、ばね室76に対する封止作用を担当する。反対側では封止栓66が、絞りスラ
イド68のためのストッパとして働く。
【0019】 図1及び図3において詳細に図示したように、中立位置34では、第2制御圧
ポート52に接続された制御圧回路64は、絞りスライド68内の孔78、室延
長部45、流出側の測定絞り室20並びに第4プランジャ区分30の開いた制御
エッジを介して第2戻し室19へ放圧されている。これに伴ってポンプ83も低
い出力圧に制御される。制御圧回路64のこのような放圧は、構造を簡単にし、
かつ制御スライド25を、内部に接続孔を有していない中実スライド弁として構
成することを可能にする。同等の放圧方式は、制御スライド25がフリーフロー
(流動自在)のための第4切換え位置37を占める場合にも得られる。
【0020】 制御装置10が単独で作動され、しかも一方の作業位置35又は36へ変位さ
れると、接続されたモータを、負荷圧には無関係に制御することが可能である。
圧力媒体供給ユニット83から流入通路55を介して到来する体積流はその場合
、開制御された測定絞り22及び後置の一次圧力秤並びに逆止弁42を介して流
入室17へ流れてモータに達し、或いはモータから戻り路へ還流する。この場合
測定絞り22が開く以前に、第4プランジャ区分30が、第2戻し室19への連
通を閉制御するので、戻り路へのオイル損失が生じることはない。また測定絞り
22の上流側の圧力は絞りスライド68の測定面73に作用し、該絞りスライド
を押圧ばね75のばね力に抗して閉鎖方向にシフトし、その場合第1プランジャ
区分71の制御エッジ72が、ケーシングに定置の第1制御エッジ48と協働す
る。測定絞り22の開放時に室延長部45内で増成される圧力は、孔78を介し
てばね室76内でも増成されて、絞りスライド68を開放方向に負荷することも
できる。従って体積流が横方向通路79を介してモータへ流れると、一次単独圧
力秤12は、それ自体公知のように測定絞り22を介して圧力勾配を一定に保つ
ので、モータ速度は、制御スライド25の変位に比例して、しかも負荷圧の変動
には無関係に制御される。横方向通路79内の逆止弁42はその際、何らかの障
害があっても、負荷を確実に保持する。
【0021】 しかし両制御装置10,62が同時に作動される場合、圧力媒体供給ユニット
83から充分多量の体積流が供給される限り、流入圧によって負荷される一次単
独圧力秤12は、並列運転において消費器(負荷器)圧力が相異していても、相
互影響を防止する。しかしながら体積流の供給が不足すると、公知の欠点が惹起
されることがあり、その場合、低圧力で負荷されるモータの機能は維持されるが
、高い圧力で負荷されるモータは停止することになり、これは多くの適用例にお
いて望ましくないことである。
【0022】 ところで図4には本発明の第2実施形態として第3制御装置90が図示されて
おり、この第3制御装置は、供給不足時にオイル流を分配するためにLC式方向
制御弁91として構成されており、かつこの目的のために二次単独圧力秤92を
もって作業する。この第3制御装置90が、図1に示した第1制御装置10と相
異している点は次の通りである。但し、図面中、同等の構成要素には同一の符号
を使用した。
【0023】 ところで決定的な点は、第3制御装置90において、異なった絞りスライド9
3を除けば、第1制御装置10の場合と同等の部品が使用され、特に制御スライ
ド25を有するケーシング13、逆止弁42並びに、図2に示したシャトル弁6
1及び両閉塞栓65が使用されることである。しかしながら第3制御装置90で
はケーシング13内で、両閉塞栓65が互換して組付けられており、従って遮断
栓67が、第2の縦方向孔41の第1拡径区分56に座着しているのに対して、
封止栓66は第2拡径区分58内に固定されている。同じく絞りスライド93用
のストッパとして働く遮断栓67が今度は第1制御圧ポート51を液圧的にブロ
ックする。他側では封止栓66によって、今度は第3制御圧ポート53をばね室
76と連通させることが可能になる。
【0024】 ところで二次単独圧力秤92用の第2絞りスライド93は、第1プランジャ区
分94に1つの制御エッジ95を有し、該制御エッジは、ケーシングに定置の第
2制御エッジ49と協働する。更に測定面73が、制御エッジ95と同じ第1プ
ランジャ区分94の側に形成されており、従って室延長部45内の圧力によって
負荷される。第2絞りスライド93は第2プランジャ区分96でもって、第2縦
方向孔41の内位区分59の領域で摺動可能に案内されており、それに伴って第
3制御圧ポート53に接続されたばね室76を第2制御圧ポート52から液圧的
に仕切っている。この第2制御圧ポート52は、絞りスライド93のリング溝9
7を介して循環室46と常時接続されている。更に絞りスライド93の第2プラ
ンジャ区分94にはノッチ98が配置されており、絞りスライド93の初期位置
では循環室46は、室延長部45へ向かって、ひいては第2戻し室19へ向かっ
て常時放圧されている。
【0025】 図5には、図3に相当する形式で制御ブロックが概略的に図示されており、こ
の場合、第3制御装置90に並んで、同形式の第2制御装置100が並列的にフ
ランジ締結されているので、少なくとも2つの複動モータが並列的に作動可能で
ある。接続板81、端板82並びに圧力媒体供給ユニット83は、図3の場合と
同じである。図5と相俟って図4に基づいて明らかなように、二次単独圧力秤を
備えたLC式方向制御弁を得るために、ケーシング13における制御圧ポート(
タッピング口)51,52,53の位置は変化されなかったが、ただ絞りスライ
ド93自体は変化された。この場合、二次単独圧力秤92では測定面73に対し
て室延長部45の圧力が、要するに測定絞り22の下流側圧力が作用する。更に
ばね室76内では、その都度最高の負荷圧Y′が作用する。負荷圧信号のタッピ
ングは循環室46から、絞りスライド93におけるリング溝97、第2制御圧ポ
ート52及びシャトル弁61を介して行われ、該シャトル弁から負荷圧信号は制
御導管57内へ流入し、ひいては第3制御圧ポート53に達することもできる。
【0026】 第3制御装置90の中立位置では第2制御圧ポート52は、ノッチ98及び制
御スライド25を介して第2戻し室19へ放圧されている。遮断栓67は、該遮
断栓のカラー69が室延長部45への連通をブロックすることによって、不必要
な制御圧を測定絞り22の手前で液圧的に遮断する。
【0027】 第3制御装置90の作用態様は次の通りであるが、その場合このようなLC式
方向制御弁の基本的な機能はそれ自体公知のものとして前提される。第3制御装
置90が単独で作動されて一方の作業位置35又は36へ変位されると、接続さ
れたモータを、負荷圧には無関係に制御することが可能になる。その場合、圧力
媒体供給ユニット83から流入通路55を経て到達する体積流は、開制御された
測定絞り22及び後置の二次単独圧力秤92並びに逆止弁42を経て流入室17
へ流れて、モータへ達するか、或いは該モータから戻り路へ逆流する。二次単独
圧力秤92はこの場合、測定絞り22を介して圧力勾配を一定に保持するので、
モータ速度は、制御スライド25の変位量に比例して制御される。
【0028】 両制御装置90,100が並列作動される場合、供給量に関連したオイル流分
配が生じ、該オイル流分配は、いわゆる社会的挙動とも呼ばれる。その場合、モ
ータの1つにその都度発生する最高の負荷圧は、制御装置90,100の全ての
二次単独圧力秤92のばね室76に給圧されている。従って両二次単独圧力秤9
2の絞りスライド93は、各測定絞り22寄りの端面73には、モータの負荷が
相異している場合でも常に等圧が生じるように調整されるので、互いに比例して
常時一定の圧力媒体量が測定絞り22を通流することになる。要するに本発明は
原理的には、ポンプ流を、各モータへ流れる個々の部分流へ分配するための弁装
置であり、その場合モータの負荷が相異している場合でも分配比は一定であり、
従って所望の速度が維持される。両制御装置90,100のこの並列作動時に充
分なポンプオイル流が流れず、供給不足が生じる場合、すべての測定絞り22を
介して、それ相応に少量のオイルが均等に流れる。このために後置の二次単独圧
力秤92は、圧力を常時、最高負荷圧+制御圧差に制御するようにする。供給不
足時にはポンプ圧は低下し、かつ測定絞り22における圧力差はその場合小さく
なり、より少ないオイルがモータへ流れる。制御装置90,100を通流するオ
イル流は、規定の目標値に比例して低下する。測定絞りにおける圧力差は、部分
流の和がポンプオイル流に等しくなるまで低下する。
【0029】 従ってケーシング13内の提案した通路構成が異なった絞りスライドと相俟っ
て、一次単独圧力秤によって作業するLS式もしくは二次単独圧力秤によって作
業するLC式の異なった方向制御弁を、同一のケーシングを出発点として、組立
バリエーションによって得ることが可能である。
【0030】 発明の思想から逸脱することなしに、図示の実施形態を種々異なった態様に改
変できるのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 概略的に示したLS式方向制御弁と一次単独圧力秤を備えた第1実施例による
油圧制御装置の縦断面図である。
【図2】 図1のII−II断面線に沿った1つの制御回路から成る交換弁の詳細図であ
る。
【図3】 図1に示したLS式の2つの制御装置を備えた2つの複動モータ用の制御ブロ
ックの概略的な構成図である。
【図4】 概略的に示したLC式方向制御弁と複合式二次単独圧力秤を備えた第2実施例
による油圧制御装置の縦断面図である。
【図5】 図4に示したLC式の2つの制御装置を備えた2つの複動モータ用の制御ブロ
ックの概略的な構成図である。
【符号の説明】
10 油圧制御装置、 11 方向制御弁、 12 一次単独圧力秤、
13 ケーシング、 14 第1の縦方向孔、 15,16,17,18
,19 方向制御のための作業室、 20,21 測定絞り室、 22
測定絞り、 23,24 モータ接続口、 25 制御スライド、 27,
28,29,30,31,32 プランジャ区分、 33 戻し装置、 3
4 中立位置、 35,36 作業位置、 37 流動自在位置としての
第4切換え位置、 38 操作側のケーシングの第1端面、 39 盲穴状
の縦方向孔、 40 ケーシングの第2端面、 41 第2縦方向孔、 4
2 逆止弁、 43 球状閉鎖部材、 45 室延長部、 46 循環
室、 47 リングウェブ、 48 第1制御エッジ、 49 第2制御
エッジ、 51 第1制御圧ポート、 52 第2制御圧ポート、 53
第3制御圧ポート、 54 通路、 55 流入通路、 56 第1拡
径区分、 57 制御導管、 58 第2拡径区分、 59 内位区分、
61 シャトル弁、 62 第2制御装置、 63 制御圧通路、 6
4 制御圧回路、 65 閉塞栓、 66 封止栓、 67 遮断栓、
68 絞りスライド、 69 カラー、 71 第1プランジャ区分、
72 制御エッジ、 73 測定面、 74 端面、 75 押圧ば
ね、76 ばね室、 77 ストッパピン、 78 孔、 79 横方
向通路、 81 接続板、 82 端板、 83 圧力媒体供給ユニット
又はポンプ、 90 第3制御装置、 91 LC式方向制御弁、 92
二次単独圧力秤、 93 第2絞りスライド、 94 第2プランジャ区
分、 97 リング溝、 98 ノッチ、 100 第2制御装置、 Y
′ 最高負荷圧

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向制御弁によって複動モータを負荷圧に無関係に制御する
    ための油圧制御装置であって、前記方向制御弁のケーシングが縦方向孔内に、前
    記モータの方向及び速度を制御するための複数のプランジャ区分を有する制御ス
    ライドを収蔵しており、かつ、方向制御のために前記プランジャ区分には横方向
    通路が前置され、該横方向通路内に2方向式圧力秤が接続されており、該圧力秤
    の絞りスライドがばねによって、2つの制御圧から生じる差圧力に抗して負荷可
    能であり、しかも前記絞りスライドが、少なくとも1つの閉塞栓によって端面を
    外部に対して遮断可能な第2縦方向孔内に配置されている形式のものにおいて、
    制御装置(10,90)が、ケーシング(13)は不変のままで、圧力秤用絞り
    スライド(68,93)の交換によって、負荷圧に無関係に制御するための一次
    単独圧力秤(12)を有する方向制御弁(11)から、供給不足時にオイル流を
    分配するための二次単独圧力秤(92)を有する方向制御弁(91)に変換可能
    であることを特徴とする、油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 絞りスライド(68,93)を収蔵する第2縦方向孔(41
    )が、ケーシング(13)内に一貫して連続的に形成されており、かつ該縦方向
    孔端面を2つの閉塞栓(65)によって遮断可能であり、しかも両閉塞栓の一方
    が封止栓(66)として、かつ他方が遮断栓(67)として構成されている、請
    求項1記載の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 遮断栓(67)と封止栓(66)が、互換して第2縦方向孔
    (41)内に固着可能である、請求項2記載の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 第2縦方向孔(41)内に、軸方向で配分された3つの部位
    に制御圧ポート(51,52,53)が配置されており、そのうち両外位の制御
    圧ポート(51,53)が遮断栓(67)によって流体を遮断可能である、請求
    項2又は3記載の油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 制御スライド(25)において速度制御のための測定絞り(
    22)として使用されるプランジャ区分(31)が、ケーシング側の横方向通路
    (79)を介して、前記制御スライド(25)で方向制御のために前記プランジ
    ャ区分から隔離して配置されたプランジャ区分(28)に接続されており、しか
    も第1縦方向孔(14)内で前記測定絞り(22)に対応配設された測定絞り室
    (20,21)が、方向制御のための5つの作業室(15〜19)の側方に並ん
    でケーシング(13)内に配置されている、請求項1から4までのいずれか1項
    記載の油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 下流側に位置する測定絞り室(20)が、制御スライド(2
    5)に対してほぼ垂直に延びる室延長部(45)を有し、該室延長部が循環室(
    46)に対して実質的に平行であり、かつ前記室延長部(45)と前記循環室(
    46)が第2縦方向孔(41)を貫通しているのに対して、上流側に位置する測
    定絞り室(21)が流入通路(55)と連通し、かつ、第1制御圧ポート(51
    )を形成するために通路(54)を介して第2縦方向孔(41)内へ侵入してい
    る、請求項5記載の油圧制御装置。
  7. 【請求項7】 第2縦方向孔(41)の内位区分(59)において、制御圧
    回路(64)のシャトル弁(61)に接続する第2制御圧ポート(52)が開口
    しており、しかも特に前記第2制御圧ポート(52)が循環室(46)の傍に配
    置されている、請求項4から6までのいずれか1項記載の油圧制御装置。
  8. 【請求項8】 第2制御圧ポート(52)と端面側ケーシング端部(40)
    との間で、第3制御圧ポート(53)が第2縦方向孔(41)内に開口している
    、請求項7記載の油圧制御装置。
  9. 【請求項9】 第1制御圧ポート(51)及び第3制御圧ポート(53)が
    、それぞれ第2縦方向孔(41)の拡径区分(56,58)内へ開口しており、
    かつケーシング(13)の対応端面(38,40)からの前記第1制御圧ポート
    (51)及び第3制御圧ポート(53)の各距離が実質的に等しい大きさである
    、請求項4から8までのいずれか1項記載の油圧制御装置。
  10. 【請求項10】 ケーシング(13)内で循環室(46)と流出側の測定絞
    り室(20)との間に位置する第2縦方向孔(41)の壁がリングウェブ(47
    )を形成し、該リングウェブが両側面で、圧力秤用絞りスライド(68,93)
    のためのケーシング側の制御エッジ(48,49)を形成している、請求項4か
    ら9までのいずれか1項記載の油圧制御装置。
  11. 【請求項11】 ケーシング(13)が、制御スライド(25)と絞りスラ
    イド(68,93)のための2つの平行な縦方向孔(14,41)の間に第3の
    縦方向孔(39)を有しており、前記の3つの縦方向孔がすべて同一平面内に位
    置しており、かつ前記の3つの縦方向孔のうち、中位の第3縦方向孔(39)が
    逆止弁(42)を収蔵している、請求項1から10までのいずれか1項記載の油
    圧制御装置。
  12. 【請求項12】 中位の縦方向孔(39)が盲穴状に形成されており、かつ
    その内端部が、制御スライド(25)の縦軸線に対して実質的に垂直に延びて第
    2縦方向孔(41)を貫通する循環室(46)内に侵入している、請求項11記
    載の油圧制御装置。
  13. 【請求項13】 制御スライド(25)が、その内部に作業圧力媒体又は制
    御圧力媒体用の連通管路を有しない中実スライドとして構成されている、請求項
    1から12までのいずれか1項記載の油圧制御装置。
  14. 【請求項14】 一次単独圧力秤(12)を構成するために第2縦方向孔(
    41)が1つの絞りスライド(68)を収蔵し、該絞りスライドが、ばね室(7
    6)から離反した方の測定面(73)には、第1制御圧ポート(51)を介して
    流入通路(55)内の圧力によって負荷され、かつ、ばね室(76)内では前記
    絞りスライド(68)内の孔(78)を介して、測定絞り(22)の下流側の圧
    力並びにばね(75)のばね力によって負荷され、かつ前記絞りスライド(68
    )の制御エッジ(72)が、流出側の測定絞り室(20)内に位置していてケー
    シングに定置に形成されたリングウェブ(47)の制御エッジ(48)と協働す
    る、請求項1から13までのいずれか1項記載の油圧制御装置。
  15. 【請求項15】 絞りスライド(68)を収蔵する第2縦方向孔(41)が
    、操作側に位置する端面(38)では封止栓(65)によって、また他方の端面
    (40)では遮断栓(67)によって閉塞されており、該遮断栓が同時に第3制
    御圧ポート(53)を第2制御圧ポート(52)から遮断している、請求項14
    記載の油圧制御装置。
  16. 【請求項16】 二次単独圧力秤(92)を形成するために第2縦方向孔(
    41)が絞りスライド(93)を収蔵しており、該絞りスライドが、ばね室(7
    6)から離反した方の測定面(73)で、測定絞り室(20)の下流側の圧力に
    よって負荷され、前記絞りスライドが、ばね室(76)内では、第3制御圧ポー
    ト(53)を介して、負荷圧とばね(75)のばね力とによって負荷され、かつ
    前記絞りスライド(93)の制御エッジ(95)が、循環室(46)内に位置し
    ていてケーシングに定置に形成されたリングウェブ(47)の制御エッジ(49
    )と協働する、請求項1から13までのいずれか1項記載の油圧制御装置。
  17. 【請求項17】 絞りスライド(93)を収蔵する第2縦方向孔(41)が
    、操作側に位置する一方のケーシング端面(38)で遮断栓(67)によって閉
    塞されており、該遮断栓が第1制御圧ポート(51)を、流出側の測定絞り室(
    20)から隔離しているのに対して、第3制御圧ポート(53)がばね室(76
    )と連通されており、該ばね室が他方のケーシング端面(40)で閉塞されてお
    り、かつ前記絞りスライド(93)が、第2制御圧ポート(52)を前記第3制
    御圧ポート(53)から遮断し、かつ前記絞りスライド(93)のリング溝(9
    7)を介して循環室(46)と常時連通状態に維持する、請求項16記載の油圧
    制御装置。
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