JP2003534539A - 回転対象物において測定量を検出するためのセンサシステム - Google Patents

回転対象物において測定量を検出するためのセンサシステム

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Abstract

(57)【要約】 回転対象物(30)において少なくとも1つの測定量を検出するためのセンサシステムが、前記回転対象物(30)に配置され、前記測定量に対して感度のある複数のセンサ(33)と、当該センサ(33)に高周波エネルギーを供給し、検出すべき量に依存して変調された高周波信号を前記センサから受信するためのアンテナ装置(11)とを有する。このセンサは対象物の周囲に分散して配置されており、アンテナ装置(11)は送信および/または受信に対して指向特性(34)を有する。この指向特性は、対象物(3)と共に回転しない座標系を基準にして位置固定されており、対象物(30)の部分領域だけを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、回転対象物において測定される少なくとも1つの測定量の遠隔検出
用センサシステムに関する。
【0002】 従来の技術 センサの遠隔問い合わせは多くの適用分野で必要であるが、とりわけセンサと
所属の評価ユニットとが持続的に接続されており、この接続を介してセンサの出
力信号が評価ユニットに伝送されるような場合には問題となる。このような接続
の問題は、センサが所属の評価ユニットに対して相対的に運動する場合、とりわ
け回転運動する場合に甚だしくなる。これに対する例として、車両に回転可能に
取り付けられた空気タイヤの圧力検出、または回転軸のトルク測定を挙げること
ができる。
【0003】 このような適用例は、センサの出力信号を一般的な意味で電磁的に伝送するこ
とが必要である。すなわち無線信号、マイクロ波信号または光信号の伝送が必要
である。このための1つの手段は、センサ素子の固有の電流供給部を設け、測定
および出力信号の伝送に必要なエネルギーを供給することである。しかし基本的
に発生するコスト(バッテリー)、センサユニットの比較的に重い重量、および
必要な保守という限界にぶつかる。なぜならバッテリーを所定の動作時間後に交
換しなければならないからである。
【0004】 従ってセンサを完全にパッシブに、すなわち固有の電流供給部なしで実現し、
バッテリーに関連する問題を回避し、センサをより小型、より軽量、かつ頑強に
構成したいという要求がある。
【0005】 電磁的に遠隔問い合わせ可能なセンサによるセンサシステムの例はDE197
02768C1に記載されている。この刊行物から公知のセンサシステムは、回
転対象物に配置され、測定量に対して感度のあるセンサと、センサの信号を処理
装置にさらに導くための手段とを有し、この手段は、少なくとも1つのセンサに
高周波エネルギーを供給し、検出すべき量に依存して変調された高周波信号をセ
ンサから受信するためのアンテナ装置を含んでいる。
【0006】 このセンサシステムは、回転対象物において実質的に対象物全体で一定である
測定量を検出するのに適する。従って測定の正確な個所は問題にならない。
【0007】 しかし検出すべき測定量の値が測定すべき対象物において均一ではない場合に
、公知のセンサシステムは直ちに限界にぶつかる。なるほど回転対象物の部分領
域が回転対象物と共に回転する場合、すなわちセンサが対象となる部分領域に配
置されており、これと共に回転することができる場合には回転対象物のこの部分
領域において測定を実行することができる。しかし回転対象物と共に回転しない
座標系を基準にして位置固定された部分領域において測定量を検出すべき場合、
公知のシステムでは不可能である。
【0008】 発明の利点 本発明によって、少なくとも1つの測定量を回転対象物において検出するため
のセンサシステムが提供される。このセンサシステムは、回転対象物と共に回転
しない座標系を基準にして位置固定された部分領域においても測定量を簡単に検
出することができる。
【0009】 この利点は次のようにして達成される。すなわち、回転対象物に複数のセンサ
が周方向に分散して配置されており、アンテナ装置が送信および/または受信に
対して指向性を有し、該指向性は回転しない座標系を基準にして位置固定されて
おり、対象物の部分領域だけを含むように構成するのである。
【0010】 対象物の回転時に、これに配置された複数のセンサは部分領域を順次通過する
。この部分領域において複数のセンサはアンテナ装置と交互作用することができ
る。これの意味するのは、センサが部分領域に存在するときにだけ該当するセン
サに高周波エネルギーが供給され、この高周波エネルギーによりセンサは応答無
線信号を送信することができることであり、および/または該当するセンサが部
分領域に存在するときにだけ、センサから送信された応答無線信号をアンテナ装
置によって受信できることである。
【0011】 部分領域は有利には、対象物と下敷きとの接触面とすることができる。従って
例えば対象物と下敷きとの間で作用する接触力を、対象物が下敷きの上を転がる
際に測定することができる。
【0012】 システムを簡単かつ小型にするため、有利にはアンテナ装置は高周波エネルギ
ーをセンサに送信するためと、応答信号をセンサから受信するためとに共通のア
ンテナを有する。
【0013】 同じ物理量を検出するために用いるセンサは対象物の周方向で有利には次のよ
うな間隔を有する。すなわち実質的に部分領域の周方向での広がりに相当する間
隔を有する。このようにして、対象物の回転時にいつでも該当する測定量に対す
る1つのセンサが部分領域に存在することが保証され、従って測定量の連続的測
定が保証される。
【0014】 特に有利にはセンサがコーディングを有し、このコーディングによって複数の
センサのうち部分領域に存在する少なくとも1つのセンサに選択的に高周波エネ
ルギーを供給し、または部分領域に存在する少なくとも1つのセンサから選択的
に受信するのである。このような手段によってセンサを回転体の周囲に、部分領
域の周方向での広がりに相当するよりも密に配置することができる。なぜならセ
ンサを選択的に問い合わせることができるので、部分領域の広がりよりも精緻な
位置分解能によって測定量を検出することができる。
【0015】 センサの特に簡単な識別は、センサがn個のグループを形成し、これらがグル
ープがそれぞれ規則的に対象物の周囲に分散されていると得られる。
【0016】 個々のセンサから送出される測定値の一義的な割り当てを保証するため、部分
領域を制限して、センサがn個のすべてのグループに同時に存在することが内容
にすると有利である。
【0017】 さらに有利には、各センサが第1の共振器を有し、この共振器が高周波エネル
ギーの搬送波周波数に重畳変調された測定周波数によって問い合わされ、この共
振器の共振周波数が測定量に依存して可変であるようにする。この共振周波数は
、センサがアンテナ装置に送信する応答無線信号に重畳変調することができ、従
ってアンテナ装置に接続された処理装置が変調周波数から検出すべき測定量の値
を推定することができる。
【0018】 この共振器は有利には振動素子として表面波共振器または発振水晶を有する。
さらに有利には測定量に対して感度のある離散的構成素子が第1の共振器に取り
入れられている。このことにより振動素子として安価な標準的素子を使用するこ
とができる。
【0019】 測定量に依存して共振周波数が可変である共振器を使用することのさらなる利
点は、上記のコーディングが次のようにして実現できることである。すなわち、
センサシステムの各センサに固有の共振器同調領域を配属することにより実現で
きる。このことにより、アンテナ装置にセンサから到来して受信された応答無線
信号の変調周波数に基づき、送信側センサを識別することができる。
【0020】 異なるセンサの個々の第1共振器の同調領域が部分的に重なっていれば、受信
された応答無線信号を、受信電界強度を考慮してアンテナ装置に割り当てること
ができる。しかし簡単な割り当ては、個々のコーディングの共振器同調領域が分
離されていると得られる。
【0021】 本発明のセンサシステムの有利な適用は、ベクトル測定量、とりわけ力または
加速度の検出である。回転対象物が例えば車両タイヤであれば、このような量の
検出によって、アクアプレーニングなどの危険状況、すなわち車両の個々のタイ
ヤの接地力が過度に低いことを曲線等の通過時に検出することができ、これに関
連する警告を車両の運転者に発することができる。
【0022】 このような場合、ベクトル量の3つの成分すべてを検出することが頻繁に必要
になることはない。上記の例ではセンサが、相互に直角であり、対象物の表面に
対して接線方向にある2つの測定量成分を検出するように構成すれば十分である
。タイヤに対して半径方向に配向されたベクトル量の成分値は、例えばタイヤ空
気圧の測定によって推定することができる。従ってセンサをベクトル量の半径方
向成分のためにタイヤの周面に分散させる必要はない。タイヤ空気圧に対して1
つのセンサが設けられているば十分である。
【0023】 さらに各センサが高周波エネルギーの搬送波周波数によって励振される第2の
共振器を有すると有利である。この第2の共振器により、高周波エネルギーを制
限された時間の間、蓄積することができる。従って第2の共振器は応答無線信号
を形成するために使用される。このことの利点は、センサを応答無線信号の形成
のために、アンテナ装置による高周波エネルギーの送信に同時に割り当てる必要
のないことである。なぜなら第2の共振器が高周波エネルギー供給の休止中に、
応答無線信号の送信に必要なエネルギーを送出できるからである。高周波エネル
ギー供給は一時休止することができるから、同じアンテナをそれぞれ時間的にず
らして、センサへの高周波エネルギーの供給と、その応答無線信号の受信のため
に使用することができる。従って第2の共振器により、センサをパッシブ素子と
して固有の電流供給部なしで構成することができる。
【0024】 第2の共振器を使用することの別の利点は、これが個々のセンサを、第2の共
振器に同調した搬送波周波数の問い合わせ無線信号によって選択的に励起できる
ことである。さらには第2の共振器は、複数の問い合わせユニットにそれぞれ少
なくとも1つのセンサが配属された環境において、各問い合わせユニットおよび
それに配属されたセンサに固有の搬送波周波数を割り当てることができる。この
固有の搬送波周波数によって、問い合わせユニットは選択的に自分に配属された
センサに応答し、またこれを問い合わせることができる。
【0025】 第2の共振器として例えば表面波共振器が有利である。
【0026】 特に有利にはこの種の表面波共振器は励振振動パルスに対する応答時に時間的
に遅延した出力振動パルスを形成することができる。このような共振器は、第2
の共振器の遅延時間より短い第1の時間インターバル中に、振動励振することが
できる。そしてこの振動中に蓄積されたエネルギーは、アンテナ装置による高周
波エネルギー供給が一時休止している時に初めて駆動エネルギーとしてセンサに
対して使用される。遅延が継続する限り、エネルギーは第2の共振器に、共振器
基板の振動減衰に起因する僅かな損失を以て蓄積される。
【0027】 このような遅延は簡単に、表面波に対する延長区間を用いて達成することがで
きる。この延長区間を共振器で励振された表面波は、取り出されるまでに往復し
なければならない。
【0028】 このような共振器は例えば、表面波を励振するための第1の電極ペアと、表面
波を取り出すための、空間的に間隔をおいた第2の電極ペアとを有する表面波フ
ィルタとして構成することができる。このとき第2の電極ペアは延長区間によっ
て相互に分離される。
【0029】 択一的にこのような共振器を、ただ1つの電極ペアを有する共振器として構成
することができる。この場合、ただ1つの電極ペアは表面波の励振にも、取り出
しにも用いられ、それぞれ反射電極が電極ペアから間隔をおいて配置されており
、共振器の基板に伝播する表面波を時間遅延させて電極ペアに反射する。
【0030】 本発明のさらなる特徴および利点は以下の、添付図面に基づく実施例の説明か
ら明かとなる。
【0031】 図面 図1は、第1実施例による本発明のセンサシステムが装備された車両ホイールの
概略図である。
【0032】 図2は、第2実施例による本発明のセンサシステムの装備された車両ホイールの
概略図である。
【0033】 図3は、図1の車両ホールのセンサのブロック回路図である。
【0034】 図4は、図2のセンサに対する問い合わせユニットのブロック回路図である。
【0035】 図5は、図3の問い合わせユニットのアンテナ装置での無線信号の強度時間経過
を示す線図である。
【0036】 図6は、図2に示したようなセンサに対する第2の共振器として適する表面波共
振器の構造の第1実施例を示す図である。
【0037】 図7は、表面波共振器の構造に対する第2実施例を示す図である。
【0038】 図8は、図5または図6に示した形式の第2の共振器を使用する場合における、
アンテナ装置での無線信号の強度時間経過を示す線図である。
【0039】 実施例の説明 図1は、本発明のセンサシステムが装備された空気タイヤ30を有する車両ホ
イールの第1実施例を示す。空気タイヤの接地面には複数のセンサ33が配置さ
れている。これらのセンサは例えば空気タイヤのプロフィールエレメントに埋め
込むか、または(スチール)ジャケットの領域に配置することができる。
【0040】 ここでセンサ33は容量性または誘導性センサとすることができる。これらの
構造および作用を以下、図3に基づき詳細に説明する。
【0041】 センサ33は、空気タイヤの部分領域(すなわち道路に対して扁平化される接
地面)における、空気タイヤ30のプロフィール変形を測定するために設けられ
ている。
【0042】 アンテナ11がホイール軸の近傍に配置されており、扁平化される領域32に
配向された指向特性を有している。この指向特性はローブ34により示されてい
る。
【0043】 アンテナ11は、図4にブロック回路図として示した問い合わせユニットの一
部である。問い合わせユニットには発振器13が配置されており、この発振器は
ここで問い合わせ搬送波信号と称する、搬送波周波数fT(0〜80MHzの領
域)の振動の形態の問い合わせ測定信号を形成する。問い合わせユニットが複数
のセンサの問い合わせに使用される場合、測定信号fMは有利には同様に所期の
ように可変である。すなわち、センサの第1の共振器の共振領域の大きさのステ
ップで、後で説明するように可変とする。
【0044】 変調器15が2つの発振器13,14に接続されており、問い合わせ測定信号
を問い合わせ搬送波信号に変調し、問い合わせ無線信号を形成する。この問い合
わせ無線信号はスイッチ12に出力される。スイッチ12は時間発生器16の制
御下にある。この時間発生器16は送受信アンテナ11を変調器15の出力側と
、復調測定回路17の入力側とに交互に接続する。復調測定回路17は、検出す
べき測定量の値を受信した応答無線信号から抽出するための処理装置である。変
調器15により実行される変調は例えば振幅変調または直交変調とすることがで
きる。復調測定回路17で行われる復調はこれに対して相補的である。
【0045】 センサ33の構造が図3にブロック回路図で示されている。アンテナ11から
放射された問い合わせ無線信号は、図3に示したセンサのアンテナにより受信さ
れる。このアンテナには復調ダイオード2が接続されている。この復調ダイオー
ドは例えばショットキーダイオードまたは検知ダイオードである。このようなダ
イオードは、すでに座標原点の近傍での実質的にパラボラ状の特性曲線を特徴と
し、引いては強い非線形特性を特徴とする。この強い非線形特性によって問い合
わせ無線信号に含まれるスペクトル成分が混合され、引いては測定信号の周波数
fMを有するスペクトル成分が復調ダイオード2の出力側に形成される。同様に
復調ダイオード2の出力側に現れる、搬送波周波数fTのスペクトル成分は共振
器3,ここでは第2の共振器を励振するのに使用される。
【0046】 復調ダイオード2の出力側にはさらにローパスフィルタ4と、ローパスフィル
タ4の後方にはいわゆる第1の共振器5が接続されている。第1の共振器は測定
量に対して感度のある感知素子6と共に共振回路を形成する。第1の共振器5は
第2の共振器3と全く同じ市販されている素子であり、例えば発振水晶または表
面波共振器である。感知素子6との共働接続によって、第1の共振器5の共振周
波数は測定量に依存して可変である。
【0047】 ローパスフィルタ4の目的は実質的に、搬送波周波数fT領域にあるスペクト
ル成分を第1の共振器5から遠ざけ、第1の共振器5におけるその電力損失を阻
止することである。このようにしてローパスフィルタ4は一方では、問い合わせ
無線信号がアンテナ1により受信される場合に、第2の共振器3の効率的な励振
に作用する。また問い合わせ無線信号が休止するとき、ローパスフィルタ4は第
2の共振器3の減衰を制限する。
【0048】 感知素子6は誘導性または容量性素子であり、例えば作用する力または加速度
に依存して相対的相互に可動の2つのコンデンサ板を有するマイクロメカニカル
圧力センサ素子である。このような素子6は実質的に共振周波数だけに影響を及
ぼし、第1の共振器5の減衰には作用しない。
【0049】 このようなセンサは空間方向の1つの力成分または1つの加速度成分にだけ感
度を有しているから、図1の空気タイヤ30では各周位置にそれぞれ3つのセン
サ33が設けられており、2つが空気タイヤの表面に対して接線方向で走行方向
と、これと直角に対するものであり、3つ目は半径方向に対するものである。
【0050】 図5は、問い合わせユニットのアンテナ11での受信電界強度Pの経過を時間
tの関数として問い合わせサイクルの経過と共に示す図である。受信電界強度P
は対数尺度でプロットされている。時間t=0からt=t1の間に問い合わせ無
線信号が放射され、従って必然的に桁違いに、問い合わせユニットの周囲から反
射されたエコー信号、または場合によりセンサから送出された応答信号よりも強
い。
【0051】 時点t1で、スイッチ12はアンテナ11を復調および測定回路17と接続し
、問い合わせ無線信号の照射は中断される。短い時間間隔(t1,t2)の間に
、アンテナ11には問い合わせ無線信号のエコーが到達する。このエコーはアン
テナ11周囲の種々異なる間隔にある障害物から反射されたものである。
【0052】 このエコー信号が消失した後、アンテナ11には応答無線信号だけが到達する
。この応答無線信号は、センサ33において2つの共振器3,5の振動の混合に
よって今や変調器として機能するダイオード2で形成され、アンテナ11を介し
て照射された信号である。従って復調測定回路17は、スイッチ12の切り替え
後、所定の時間間隔Δtだけ待機し、それからアンテナ11により受信された応
答信号を周波数および/または減衰について検査し、そこに含まれている測定量
についての情報を抽出する。
【0053】 遅延Δtは問い合わせユニットの送受信電力に依存して固定的に設定すること
ができる。例えば、問い合わせユニットの所与の構造形式に対して、エコー信号
が問い合わせユニットにより検出可能な最大到達距離を求め、遅延時間Δtが少
なくともこの到達距離に相応する伝搬時間の2倍に等しいように選択する。
【0054】 しかし遅延時間Δtの間に共振器3と5の振動も消失するから、遅延時間Δt
を問い合わせユニットのそれぞれの使用環境に依存して、次のようにできるだけ
短く選択するのが有利である。すなわち例えば、具体的な使用環境に対して問い
合わせユニットからの潜在的エコー源の最大距離を検出し、遅延時間をセンサ素
子から問い合わせユニットまでの信号伝搬時間の少なくとも2倍に等しくし、こ
れによりこのエコー源からのエコーが評価されないような大きさに選択するので
ある。図1に示したセンサシステムでは、遅延時間Δtとして例えば、無線信号
がアンテナ11から扁平化される領域の走行路に達し、再びアンテナ11に戻る
伝搬時間に相応する時間が選択される。
【0055】 図8は、問い合わせユニットのアンテナ11における受信電界強度Pの経過を
時間tの関数として、問い合わせサイクルの経過と共に示す図である。この電界
強度経過は、図6または図7に示した構造形式の表面波共振器がセンサの第2の
共振器として使用される場合に生じる。
【0056】 時間t=t0からt=t1の間に、図5の場合と同じように問い合わせ無線信
号が照射される。時点t1で問い合わせ無線信号の照射は中断され、アンテナ1
1での受信電界強度Pは、アンテナ11の周囲から往復した問い合わせ無線信号
のエコーが消失するのと同じ程度に減少する。
【0057】 時点t3=t0+τ(問い合わせユニットとセンサとの間の信号伝搬時間を無
視して)で、第2の共振器3で問い合わせ無線信号の受信中にセンサによって励
振された表面波が電極ペアへ出発し、ここで取り出される。その結果、時点t3
からは変調された応答無線信号がセンサで形成される。第2の共振器3の延長区
間ないし遅延τをこの共振器3内で十分に大きく選択することにより、時点t2
でのエコーの消失と、応答信号の時点t3での到達との間に無視できる受信電界
強度の受信休止が存在するようになる。この受信休止は問い合わせユニットの復
調測定回路17により検出することができ、これにより一義的にエコーと受信無
線信号とを区別することができる。時点t4=t1+τで、表面波振動は取り出
し電極ペアを完全に横断し、応答無線信号の形成は中断される。
【0058】 さらなる短い遅延後に、時点t5で問い合わせ無線信号の新たな照射を以てセ
ンサの問い合わせユニットの新たな動作サイクルが開始する。
【0059】 図2は、図1のセンサシステムの発展構成を示す。ここではタイヤの周面の各
位置31に2つのセンサ33だけが配置されている。この2つのセンサはそれぞ
れ空気タイヤの表面に対して接線方向の力ないし加速度に対して感度を有する。
その構造は、上に図1,3,5または6で説明したのと同じである。
【0060】 図1で各位置に存在した、半径方向の力または加速度に対して感度のあるセン
サがただ1つのセンサ36により置換されている。このセンサは空気タイヤのダ
イナミックな内圧を測定する。この内圧ないしその変化から、空気タイヤ30に
半径方向で作用する力を推定することができる。このセンサ36は空気タイヤ3
0の周方向に伸長したアンテナ37またはアンテナ装置を有する。このアンテナ
またはアンテナ装置のうち、空気タイヤの各回転位置でアンテナ11のローブ内
に一部が存在する。従って圧力センサ36は任意の時点で問い合わせることがで
きる。
【0061】 従って個々の圧力センサ36は、図1の実施例で半径方向に作用する力または
加速度に対するセンサ全体の代わりである。このことにより図1の実施例と比較
してセンサ数を格段に低減することができる。空気タイヤ30の周囲が約2mで
あり、個々のセンサの位置31の間隔が約10cmであれば、必要なセンサの数
は図1の実施例の場合の3×20=60から図2の実施例の場合では2×20+
1=41に低減される。
【0062】 図1と図2に示した実施例で、ローブ34の広がりは周方向に選択され、セン
サ位置13の間隔は各時点で3つの位置31がローブ34内に存在するように選
択された。これの意味するのは、各時点で9つないし7つのセンサ(接線方向に
対して6つのセンサと1つの圧力センサ36)がアンテナ11の問い合わせ無線
信号によって応答され得ること言うことである。使用可能な遠隔問い合わせのた
めには、応答無線信号が同じ位置に配置された複数のセンサから見て異なってお
り、異なる位置31にあるセンサから送出された応答無線信号も異なっていなけ
ればならない。この目的のためには無線信号のコーディングが必要である。ソフ
トウエアコーディングはここでは不利である。なぜなら1つにはプログラムの実
行に結び付いた処理時間のためであり、もう1つにはセンサがこのようなコーデ
ィングに必要なエネルギーを問い合わせ無線信号からしか得ることができず、こ
のエネルギーは僅かだからである。
【0063】 従ってアンテナ11とセンサとの間で交換される無線信号の搬送波周波数およ
び測定周波数を用いたコーディングが使用される。空気タイヤ30の周囲に分散
されたセンサ33はそれぞれ複数の群に分割される。図1と図2の実施例でこの
群の数は任意に4に設定されており、位置31はそのセンサ33の所属に応じて
図1と図2に4つの群a,b,c,dにより示されている。
【0064】 第1の変形実施例によれば、問い合わせ無線信号の搬送波周波数fTがすべて
のセンサ33に対して同じであり、すべてのセンサ33の第2の共振器3はこの
搬送波周波数fTに同調されている。第1の共振器5は同調領域を有し、この同
調領域は1つの群内ではセンサ33により検出される測定量に応じて異なってお
り、さらに群毎にも異なっている。例えば図2の場合で、第1の共振器5の同調
領域がそれぞれ10MHzの幅を有すると仮定すれば、群と測定量に対して同調
領域の次の割り当てが可能である。
【0065】
【表1】
【0066】 従って問い合わせユニットは、測定周波数の選択により選択的に1つの群の第
1の共振器だけと、この群内のセンサ33の第1の共振器(これは所定の測定量
に割り当てられている)だけを励振することができる。その結果、励振に関連し
て得られる応答無線信号はこのようにしてアドレシングされたセンサ33からだ
け到来することができる。
【0067】 もちろん搬送波信号に複数の測定周波数を重畳変調することもできる。これに
より応答無線信号が複数のセンサ33から同時に得られ、時間的に重なった応答
無線信号の測定周波数を問い合わせユニットでスペクトル分解し、これを個々の
センサ33ないしはそれらにより監視される測定量に配属することができる。
【0068】 別の手段は、同じ位置31に配置され、同じ群に所属する種々異なるセンサ3
3に異なる搬送波周波数を、第1の共振器5の同調領域が同じ場合に割り当てる
ことである。このようにしてこれらのセンサからそれぞれの応答無線信号を受け
取ることができる。この応答無線信号はなるほど同じ測定周波数、正確に言えば
同じ同調領域内の測定周波数を有しているが、それらの搬送波周波数が異なるの
で問い合わせユニットにおいて相互に分離し、それぞれ正しく検出すべき測定量
に配属することができる。
【0069】 1つの位置31で2つの測定量を検出すべき場合、有利にはセンサ33のアン
テナ11を偏波に感度があるよう構成する。このようにすれば、例えば走行方向
の力を検出するセンサ33のアンテナ1が走行方向に対して平行に偏波された問
い合わせ無線信号にだけ感度があり、同じ位置31に配置されたセンサ33がこ
れに対して横方向に偏波された問い合わせ無線信号にだけ感度を有することがで
きる。相応にして2つのセンサ33から照射された応答無線信号の偏波が異なっ
ていれば、問い合わせユニットは偏波において応答無線信号を区別することがで
きる。
【0070】 車両の運動中に、ホイールのすべてのセンサを連続的に問い合わせるべきであ
る。この目的のために簡単な実施形態では、アンテナ11のローブ34が、実質
的に常に1つの位置31だけがローブ内に存在するように選定される。測定量の
検出がローブ34の縁部にあるセンサによって妨害を受けるのを回避するため、
ここではローブ34を非常に厳しく空間的に制限することが必要である。
【0071】 従って有利な択一的実施例では、アンテナ11のローブ34の大きさを空気タ
イヤ30の周方向において、一方では常に複数の位置31がローブ34内にある
ように大きくし、他方ではすべての群のセンサがそのスペース内に存在できない
大きさにする。図1ないし図2に示したホイールの位置において、問い合わせユ
ニットはそれぞれ群c、dおよびaのセンサを励振し、それらからの応答無線信
号を受信することができるが、群bのセンサはローブ34の中にはない。群a,
b,c,dは周期的に順次連続するから、問い合わせユニットは群bの応答無線
信号のエラーから、群aとcのセンサが平坦化された領域32の近傍に存在して
おり、群dのセンサが平坦化された領域32に中央に存在していることを推定で
きる。領域32の縁部では、空気タイヤ30の強い圧縮運動が行われる。従って
群aとcのセンサはこのことにより強い力に曝される。これに対して群dのセン
サは扁平化領域32に中央に存在し、そこでは圧縮運動は僅かであるが、空気タ
イヤ30と路面との間の力伝達はもっとも効率的である。従ってこのセンサから
送出される応答無線信号により、空気タイヤの路面接地力をもっとも正確に推定
することができる。従って問い合わせユニットは群dのセンサの応答無線信号を
、その特徴的な測定周波数に基づいて識別し、群dのセンサにより検出された力
を表すその測定周波数の瞬時値が目標領域を離れた場合に、車両の運転者に警報
信号を出力する。このようにして運転者に、車両の接地力が例えばアクアプレー
ニングによって、または凍結した走行路上で失われる前に警報を発し、自己の危
険性を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、第1実施例による本発明のセンサシステムが装備された車両ホイール
の概略図である。
【図2】 図2は、第2実施例による本発明のセンサシステムの装備された車両ホイール
の概略図である。
【図3】 図3は、図1の車両ホールのセンサのブロック回路図である。
【図4】 図4は、図2のセンサに対する問い合わせユニットのブロック回路図である。
【図5】 図5は、図3の問い合わせユニットのアンテナ装置での無線信号の強度時間経
過を示す線図である。
【図6】 図6は、図2に示したようなセンサに対する第2の共振器として適する表面波
共振器の構造の第1実施例を示す図である。
【図7】 図7は、表面波共振器の構造に対する第2実施例を示す図である。
【図8】 図8は、図5または図6に示した形式の第2の共振器を使用する場合における
、アンテナ装置での無線信号の強度時間経過を示す線図である。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転対象物(30)において少なくとも1つの測定量を検出
    するためのセンサシステムであって、 回転対象物(30)に配置された、前記測定量に対して感度のある少なくとも
    1つのセンサと、測定信号を前記少なくとも1つのセンサから取り出し、当該信
    号を処理装置にさらに供給するために手段とを有し、 前記処理装置は、前記少なくとも1つのセンサに高周波エネルギーを供給し、
    検出すべき量に依存して変調された高周波信号を受信するためのアンテナ装置(
    11)を有する形式のセンサシステムにおいて、 前記センサが対象物(30)に周方向で複数、分散して配置されており、 前記アンテナ装置(11)は、送信および/または受信に対して指向性を有し
    ており、 該指向性は対象物(30)と共に回転しない座標系を基準にして位置固定され
    ており、かつ対象物(30)の部分領域だけを含む、 ことを特徴とするセンサシステム。
  2. 【請求項2】 前記部分領域は、対象物(30)と路面との接地面である、
    請求項1記載のセンサシステム。
  3. 【請求項3】 アンテナ装置(11)は、送信と受信に対して共通のアンテ
    ナを有する、請求項1または2記載のセンサシステム。
  4. 【請求項4】 同じ物理量を検出するために用いるセンサは対象物(30)
    の周方向に間隔を有しており、 該間隔は実質的に、部分領域(32)の周方向での広がりに相当する、請求項
    1から3までのいずれか1項記載のセンサシステム。
  5. 【請求項5】 センサはコーディングを有し、 該コーディングにより、部分領域(32)に複数のセンサが存在しても選択的
    に少なくとも1つのセンサに高周波エネルギーを供給し、または部分領域に存在
    する少なくとも1つのセンサから選択的に受信する、請求項1から4までのいず
    れか1項記載のセンサシステム。
  6. 【請求項6】 センサはn個の群を形成し、 当該群はそれぞれ周期的に対象物(30)の周囲に分散されている、請求項5
    記載のセンサシステム。
  7. 【請求項7】 前記部分領域は、n個すべての群のセンサが同時には決して
    存在しないように制限されている、請求項6記載のセンサシステム。
  8. 【請求項8】 各センサは、高周波エネルギーの搬送波周波数に重畳変調さ
    れた測定周波数によって励振される第1の共振器(5)を有し、 該第1の共振器の共振周波数は測定量に依存して可変である、請求項1から7
    までのいずれか1項記載のセンサシステム。
  9. 【請求項9】 第1の共振器(5)は表面波共振器または発振水晶を有する
    、請求項8記載のセンサシステム。
  10. 【請求項10】 第1の共振器(5)はさらに、測定量に対して感度のある
    離散的構成素子(6)を有する、請求項9記載のセンサシステム。
  11. 【請求項11】 各コーディングには特異的な共振器同調領域が相当する、
    請求項5から10までのいずれか1項記載のセンサシステム。
  12. 【請求項12】 個々のコーディングの共振器同調領域は分離されている、
    請求項11記載のセンサシステム。
  13. 【請求項13】 測定量はベクトル量、とりわけ力または加速度である、請
    求項1から12までのいずれか1項記載のセンサシステム。
  14. 【請求項14】 センサは、相互に垂直であり、対象物の表面に対して接線
    方向の2つの測定量をそれぞれ検出するように構成されている、請求項13記載
    のセンサシステム。
  15. 【請求項15】 対象物(30)は空気タイヤである、請求項1から14ま
    でのいずれか1項記載のセンサシステム。
  16. 【請求項16】 さらにタイヤ空気圧に対するセンサ(36)を有する、請
    求項15記載のセンサシステム。
  17. 【請求項17】 各センサは、高周波エネルギーの搬送波周波数によって励
    振される第2の共振器(3)を有している、請求項1から16までのいずれか1
    項記載のセンサシステム。
  18. 【請求項18】 第2の共振器(3)は表面波共振器である、請求項17記
    載のセンサシステム。
  19. 【請求項19】 第2の共振器(3)は励振振動パルスに応答して、時間的
    に遅延された出力振動パルスを形成することができる、請求項18記載のセンサ
    システム。
  20. 【請求項20】 第2の共振器(3)は、表面波に対する延長区間(L)を
    有し、 該延長区間を、第2の共振器(3)で形成された表面波は、取り出される前に
    往復しなければならない、請求項19記載のセンサシステム。
  21. 【請求項21】 第2の共振器は、電極(21,22)からなり、空間的に
    間隔をおいた2つのペア(25,26)を有する、請求項19または20記載の
    センサシステム。
  22. 【請求項22】 第2の共振器(5)は、表面波を励振し、取り出すための
    電極(21,22)のペア(27)と、該電極ペア(27)から間隔をおいて配
    置された反射電極(23)とを有する、請求項19または20記載のセンサシス
    テム。
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