JP2003533370A - 改良型のホット・ランナ・シーリング装置および方法 - Google Patents

改良型のホット・ランナ・シーリング装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は溶融プラスチックの射出装置および方法に関する。その装置および方法は、溶融プラスチックの過早漏れを防止する新規なノンフラット・シーリング・インタフェースを含む。ノンフラット・シーリング面を有するノズルがマニホルドまたはブシュと密接接触する。マニホルド内で、ブシュおよびノズルは溶融プラスチックを金型に運ぶ溶融溝となる。ノンフラット・インタフェースにおける熱膨張ならびに初期予圧により、溶融溝からの溶融プラスチックの漏れを防止する集中シーリング圧力分布が生成される。本発明の一実施形態においては、ブシュの通路にノズルのゲートを閉じる弁棒が挿通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、改良されたシーリング装置および方法に関する。より詳細には、本
発明は射出成形金型において相互に連通して位置する2つの溝間のインタフェー
スをシールし、それによって高圧の、加熱された溶融樹脂を周期的運用において
漏れを生じることなく型キャビティ側に運ぶための装置および方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 高温かつ加圧された溶融樹脂材料の漏れを回避することは、射出成形機あるい
は射出成形金型設計時の大きな課題である。たとえば、射出成形機において非常
に重大な漏れ領域は成形機の射出ノズルと金型のスプルー・ブシュの間である。
漏れは一般に射出成形機のマニホルドと型ノズルの間あるいは型ノズルと型キャ
ビティの間のインタフェースで現れる。
【0003】 射出成形マニホルドは、通常、型キャビティ付近に位置する射出ノズルと連通
する重いランナ・ブロックにより製作される。たとえば、ランナ・ブロックと射
出ノズルのインタフェースにおける溶融樹脂材料の漏れは、加熱された、流動溶
融樹脂の高圧およびランナ・ブロックを射出ノズルに対して横方向摺動させる材
料の相対熱膨張差による大きな問題である。したがって、ランナ・ブロックまた
はマニホルド内に位置する内部溝と射出ノズルの間の流体インタフェースのシー
リングは、特に、漏れが生じた場合には射出工程を停止せざるを得ないことを考
慮すれば、重要な設計問題である。
【0004】 従来技術は、これまでに開発されたいくつかのシーリング方法および要素を教
示しているが、それらは特にマニホルドと型ノズルの間のインタフェースにおけ
る漏れの問題を十分には解決しない。さらに、従来技術では大きな圧縮力が射出
マニホルド内に生じるために、分厚いスチール・プレートおよび多数の構造ファ
スナの使用を必要とする。
【0005】 射出成形金型の知られている設計思想では、冷状態においてマニホルドとノズ
ルの間で僅かな予圧を使用する。この僅かな予圧は、マニホルドの固有の熱膨張
を伴い、それによってマニホルドとノズル間あるいは運用中のシステムの他の溝
間のシーリングを維持するのに十分な圧縮が部品間に与えられる。しかし、過小
の圧縮はプラスチック漏れを招来し、過度の圧縮はマニホルド・スチールの永久
変形あるいはノズル・ハウジングの損傷を生じる。運用中は、マニホルドとノズ
ルの間の力は各ノズルに対して10,000〜14,000ポンドを超える可能
性がある。このように大きな力が掛かるために、重いスチール製ブロックと多数
の高強度ファスナを射出成形機内に使用する必要がある。これに加えて、長時間
および周期的射出成形作業で予圧の効果が減少するため、漏れの生じるおそれが
増大する。
【0006】 それらの設計思想に対し、プラスチック樹脂の漏れを防止するために異なる方
法および手段を用いる改良がいくつか開発されている。
【0007】 Bielfeldtに付与された米国特許第3849048号(参照により本
願に援用)は、コールド・クリアランスを使用して漏れを防止する油圧作動バッ
クアップ・パッドを示している。そのピストンはバネのように作用する。ハウジ
ング内に弁棒を駆動する第2油圧ピストンがある。ノズル本体はマニホルド・イ
ンサートにねじ込まれ、したがってマニホルド膨張時には横方向に熱膨張する。
可燃性の作動油が加熱したマニホルドの至近にあることは、この設計ではシール
の摩耗後に出火するリスクが大きいことを意味する。
【0008】 Erikに付与された米国特許第3716318号(参照により本願に援用)
は、マニホルドに下側から挿通され、ねじ付きバックアップ・パッドによって保
持されるノズル/マニホルド併合ブシュ部材を示している。この構造もまた、ノ
ズル・アセンブリが熱膨張時にマニホルドとともに横方向に移動せざるを得ない
のが難点である。
【0009】 Ninnemanに付与された米国特許第3252184号(参照により本願
に援用)は、マニホルドに挿通してノズル本体の差込端に当接するマニホルド・
ブシュ部材を示している。ノズル本体はマニホルドに差し込まれるため、マニホ
ルドの熱膨張時に横方向に移動しなければならない。
【0010】 Seymourに付与された米国特許第3023458号(参照により本願に
援用)は、一体品マニホルド・ブシュおよびマニホルドに挿通されるノズル本体
を示している。弁棒はバネにより閉じ、射出圧力により開く。ブシュのノズル端
が型キャビティ・プレートのリセスに位置すると思われ、明らかにマニホルド・
プレートのキャビティ・プレートに対する横方向熱膨張を受け入れることができ
ない。結局、曲げが生じ、いずれはそれが原因となって弁棒が拘着することにな
ろう。
【0011】 Lazinski他に付与された米国特許第5896640号(参照により本
願に援用)は、環状熱膨張要素によってマニホルドとノズル本体間のインタフェ
ースのシーリングを改良することを教示している。この環状要素は、ノズル本体
肩部の下側とインタフェースする角張った、バネ状半径方向面を備え、それによ
って合わせ面のシーリング圧力プロファイルが向上する。その装置は、溝付近の
シーリングの圧力プロファイルを改善するものの、大きな圧縮力を生じるため、
大型のマニホルド構造を使用する必要がある。
【0012】 Schadに付与された米国特許第4588367号(参照により本願に援用
)は、マニホルド溝と射出ノズルの間のインタフェースを介して樹脂の流れをシ
ールする熱膨張要素、または弾性シーリング特性を付加するアンダーカットを有
する熱膨張要素、または弾性を付加することによりシーリング特性を向上させる
ばね要素を有する熱膨張要素を教示している。熱膨張要素により、マニホルド、
熱膨張要素およびノズル間の相対移動を可能とする。
【0013】 Gessnerに付与された米国特許第5374182号(参照により本願に
援用)は、ノズル本体およびエア・バックアップ・パッドの温度上昇による膨張
につれて撓むばねを使用する。このシーリング装置は、絶縁スリーブに組付けし
たBelleville式の皿ばねを使用する。マニホルドが暖まると、ディス
ク・スプリング・パッケージの熱膨張吸収により、ノズル・ハウジングへの過大
応力あるいはマニホルドのプレート・スチールのセッチングが防止される。この
設計は、射出圧力が比較的に低く留まる多くの状況では優れた漏れ防止策である
。この特許のディスク・スプリング・システムは、ノズル・ハウジングのフラン
ジにノズルとマニホルド・プレートの間のインタフェース面に完全に垂直な軸方
向に荷重をかける。軸方向シーリング力を与えることにより、シーリング応力の
プロファイルは、ばねとノズルの間の接触ポイントで達成されるピークに対して
溶融溝側に著しい減少を示す。射出圧力がより高位のバルブに達した場合には、
この改良された設計でも通路外への溶融プラスチック樹脂の漏れは効果的に防止
されない。
【0014】 Schad他に付与された米国特許第5507637号(参照により本願に援
用)は、マニホルドに取り付けられ、ノズル・ハウジングを囲繞するシーリング
・クランプ・リングによって、マニホルドとノズルの間のインタフェースにおい
て樹脂の漏れを防止することを教示している。クランプ・リングとノズルの間に
ある一定の横方向クリアランスによって、金型ゲートに対するノズル先端の整合
に影響することなくマニホルドおよびクランプ・リングの横方向摺動を可能とす
る。
【0015】 ここに引用した特許の設計思想は、重要な前進であり、かつマニホルドとノズ
ル・ハウジングの間の摺動インタフェースを使用している。マニホルドが熱し膨
張する際に、マニホルドはまたキャビティ・プレート・カウンタ・ボア内に保持
されるノズル・ハウジングを摺動する。それによって、ノズル先端位置はマニホ
ルドの温度に関係なく金型ゲートとの適切な整合を維持される。しかしながら、
ノズルとマニホルド間の摺動インタフェースにおいては、2つの部品の溝間のイ
ンタフェースをこれらの引例に開示されたシーリング手段を使用して十分にシー
ルすることは困難であり、かつシーリング応力分布のピークを溝付近で容易に達
成することはできない。さらに、これらの従来技術例はいずれも、インタフェー
ス・シーリングを広範囲の温度にわたり有効にするために、ばねまたはばね状構
造により生成される大きな力を使用することに依存し、それによってインタフェ
ースにおける漏れのリスクを無くしている。その大きな力は、金型およびマニホ
ルドの構造をノズル当たり10,000〜14,000ポンド間の荷重をこなす
ように設計しなければならないことを意味する。
【0016】 したがって、本発明の主な目的は、射出成形装置の2つの溝間、特に射出ノズ
ル溝とホット・ランナ・マニホルド溝の間のインタフェースをシールする改良さ
れた方法および装置を提供することにある。
【0017】 さらに、本発明の目的は、シーリング応力分布のピークを溝もしくは通路付近
とするシーリング応力分布が得られる前述のような改良された方法および装置を
提供することにある。
【0018】 さらに、本発明の目的は、ノズル本体とマニホルドの間の力を減少し、それに
よってマニホルドの構造的要求事項が少なくなり、かつ射出成形機の製造に要す
るファスナのサイズおよび数が減少する前述のような改良された方法および装置
を提供することにある。
【0019】 さらに、本発明の目的は、信頼性がより高く、射出成形の周期的性質に耐えう
るシールが生産され、それによって機械の保守ダウンタイムが短縮され、機械全
体の効率が増す前述のような改良された方法および装置を提供することにある。
【0020】 さらに、本発明の目的は、ノズル本体とマニホルドの間のインタフェースをシ
ールする一層費用効果のある手段が得られ、それによって機械の製造および維持
費用が減少する前述のような改良された方法および装置を提供することにある。 本発明のさらに別の目的および利点は、以下に説明する。
【0021】 (発明の概要) 本発明によれば、前述の目的および利点は容易に得られる。 本発明の装置は、射出成形装置の2つの溝間のインタフェースをシールし、圧
力下で溶融プラスチックを輸送する2つの連続する溝で、その隣接溝間にインタ
フェース領域を有する溝と、2つの隣接溝をシールし、前記インタフェース領域
に環状のシーリング力が生成されるように作動する手段とを備える。この装置は
特に、内部に溝を有する射出ノズルを含み、その射出ノズル溝を前記隣接溝の第
1溝とし、かつ前記ノズルに隣接する溝を内部に有するホット・ランナ・マニホ
ルドを含み、そのマニホルド溝を前記隣接溝の第2溝とする。特に、シーリング
応力分布のピークが溝およびインタフェース付近にある。
【0022】 本発明の方法により、射出成形装置の2つの溝間の通路がシールされ、圧力下
で溶融プラスチックを移動する2つの隣接する溝で、その隣接溝間にインタフェ
ース領域を有する2つの溝が備えられ、2つの隣接溝間のインタフェース領域が
シールされ、前記インタフェースに環状のシーリング力が生成される。前記隣接
溝の第1溝を射出ノズル溝とし、前記隣接溝の第2溝をホット・ランナ・マニホ
ルド溝とし、前記溝間のインタフェースを前記溝間のインタフェースに環状のシ
ーリング力を生成するシーリング手段によりシールするステップを含むことが好
ましい。シーリング力分布は、そのピークが溝およびインタフェース付近にある
ことが望ましい。
【0023】 本発明のさらに別の特徴は、以下に説明する。 本発明は、例示的に示す図面からさらに容易に理解されよう。
【0024】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 図1に、プラスチック材料を金型等に射出するホット・ランナ・バルブ・ゲー
ト・システム100を示す。本システムは、受け板102およびマニホルド・プ
レート104を含む。本システムは、さらに溶融プラスチック材料を金型(図示
せず)内に導入するためのノズル・アセンブリ108および材料供給源(図示せ
ず)からノズル・アセンブリ108へのプラスチック材料の連通を可能とするマ
ニホルド/ブシュ・アレンジメント110を含む。図示のようにマニホルド13
8内に挿入されたマニホルド・ヒータ139によってマニホルド138が加熱さ
れ、次いでマニホルド138によって溶融溝142およびブシュ溝144内の流
動プラスチックが加熱される。
【0025】 図1に示すように、ノズル・アセンブリ108はノズル本体112、先端11
4、ノズル・ヒータ116、ばね手段118、およびノズル・インシュレータ1
13とから成る。ばね手段118の目的については後述する。ノズル本体112
はスチール製が一般的であり、先端114はベリリウム銅等の当分野で知られた
適切な高熱伝導性材料により形成することができる。ノズル本体112は、溶融
プラスチック材料が流通する軸溝120を有する。先端114は、軸溝120の
終端部を囲繞する。所望の場合には、ノズル先端114はその下流端を断熱する
被覆122を含めることができる。被覆122は、樹脂状材料により形成するこ
とができ、事前製作可能とする。あるいは、被覆122は、第1稼働サイクルに
おける射出樹脂のオーバフローにより形成することもできる。ノズル・インシュ
レータ113は、マニホルド・プレート104のキャビティ内に設置され、ノズ
ル本体112とマニホルド・プレート104の間の熱伝達が減少するように作用
し、それによって溶融プラスチック材料の軸溝120流通時の高温が維持される
。ノズル・インシュレータ113は、チタニウム等の当分野で一般的に知られた
適切な任意の断熱材により形成することができる。
【0026】 ノズル・ヒータ116は、電流をケーブル124によって導入する当分野で知
られた適切な任意の電気ヒータでよい。図1に示すように、ノズル・ヒータ11
6はノズル本体112の一部を囲繞する。
【0027】 弁棒126は、ノズル本体112のゲート128の開閉を可能とするために設
けられる。弁棒126はスチール・ロッドにより形成可能とし、ブシュ130の
通路129を貫通してノズル本体112内に延びる。図1から分かるように、通
路129はブシュ130の溶融溝144と係合する。弁棒126のゲート128
の対向端は、ピストン・ヘッド131にセット・スクリュ132により接続され
る。
【0028】 ピストン・ヘッド131は、第1端壁133および第2端壁134により形成
されるシリンダ・ハウジング135内に収容される。ピストン・ヘッド131の
下降ストロークにより、弁棒126はゲート128の断面を閉じるか狭めるかす
る位置に移動し、それによって溶融プラスチック材料の流量が制限される。ピス
トン・ヘッド131の上昇ストロークによる弁棒126の移動により、溶融プラ
スチック材料のゲート128を通る流量は増加する。
【0029】 先述の通り、本発明のバルブ・ゲート・システムには、マニホルド138およ
びブシュ130から成るマニホルド/ブシュ・アレンジメント130も含まれる
。マニホルド138は、プレート102と104の間に収容されエア・ギャップ
140により分離された分配プレートにより形成される。受け板102は、マニ
ホルド・プレート104に複数の高強度ボルト107によって強固に固定され、
周期的成形工程中に生じる強い引っ張り力に耐えなければならない。マニホルド
には、ホット・ランナ・システムの一部を形成する溶融溝142が含まれ、これ
を経て溶融プラスチック材料が供給源(図示せず)からそれぞれの金型に結合さ
れたゲート128に移動する。マニホルドには、さらにボア143が含まれ、こ
れにブシュ130が挿通される。マニホルド138は、当分野で知られた適切な
任意の金属もしくは熱伝導材料により形成することができる。マニホルド・ヒー
タ139は当分野ではよく知られ、一般的に円筒形断面を有しマニホルド138
の溝内に着座するワイヤ/セラミック抵抗型ヒータを備える。
【0030】 ブシュ130は、弁棒126の一部を囲繞する。ブシュ130は当分野で知ら
れた適切な任意の材料(通常はスチール)によって形成され、マニホルド138
に下側から挿通するように設計される。図1に示すように、ブシュ130のブシ
ュ溝144はマニホルド138の溶融溝142およびノズル・アセンブリ108
の軸溝120と係合する。マニホルド138とブシュ130の整合を容易にする
ための1つまたは複数のダウエル146が設けられ、それによって溝142およ
び144は相互に軸方向整合する。
【0031】 ブシュ130は、マニホルド138の下側とノズル本体112の上面150の
間に位置する下部148を有する。図1および図2に示すように、上面150は
平坦でない、一般的に円錐状もしくは球状輪郭を有し、それによってノンフラッ
ト・シーリング・インタフェース151が生成される。この固有の構造により、
シーリング圧力をブシュ溝144および軸溝120付近に集中する圧力分布が得
られる。この圧力分布の改良により、ノズル本体112とブシュ130のインタ
フェースにおいて信頼性のあるプラスチック・シーリングが可能となる。さらに
、一段と集中したシーリング力により、インタフェースにおける圧縮力が減少し
て信頼性のあるプラスチック・シールが得られる。圧縮力の減少によって、受け
板102およびマニホルド・プレート104のサイズの減少ならびにボルト10
7のサイズと数の減少がもたらされる。
【0032】 ブシュ130はさらに中央部152を有し、その外径はマニホルド138のボ
ア143の直径にほぼ等しい。さらにまた、ブシュの上部154は少なくともそ
の一部沿いに螺刻されている。
【0033】 図1に示すように、ブシュ130の上部154はバックアップ・パッド136
のアパーチャ156に挿通延在する。ナット158がブシュ130をバックアッ
プ・パッド136に機械的に継合するために設けられる。バックアップ・パッド
136は、受け板102とマニホルド138の間の熱伝達を減少するように作用
し、それによって溶融樹脂が高温に維持される。シール159を設けることによ
って、プラスチック材料のボア143周囲までの漏れの可能性がさらに減少する
。シール159は、一般的にスチール等の耐熱材料により作成される。
【0034】 ばね手段118は、ノズル本体112およびバックアップ・パッド136が温
度上昇により膨張するにつれて撓む。本発明によれば、ばね手段118によって
ノズル・アセンブリ108にばね作用が生じる。ただし、ばね118によってノ
ズル本体112に生じる作用は、マニホルド・ブシュ130とマニホルド138
の間およびマニホルド・ブシュ130とバックアップ・パッド136の間のシー
リング作用とはまったく無関係であることに留意されたい。
【0035】 次いで図2に、ブシュ130のマニホルド138とのノンフラット・シーリン
グ・インタフェース151の拡大断面を示す。この実施形態においては、マニホ
ルド/ブシュ・アレンジメント110は取り外され、ノズル本体112がマニホ
ルド138に直接に接する。
【0036】 さらに図3に、プラスチック材料を金型等に射出するためのノン・バルブゲー
ト・ホット・ランナ・システムを示す。このシステムは、先端114のゲート1
28の開閉機構が取り外されていることを別として、図1に示すシステムと実質
的に同様に作動する。
【0037】 また、図3のノン・バルブゲート・システムでは、図1に示すマニホルド/ブ
シュ・アレンジメント110も取り外されていることに留意されたい。この構成
においては、ノズル本体112の上面150がマニホルド138に直接に接する
【0038】 本発明によれば、上面150の表面がフラットでないため、ノズル本体112
とマニホルド138の間のインタフェースが溶融溝142および軸溝120直近
に生ずる。ノンフラット表面は、円錐状、球状等とすることができる。この固有
の構造的構成によって集中したシーリング圧力が生成され、そのピークは漏れの
あり得るポイントに最も近く、また同時に漏れ防止のためにシステム全体内で要
求される圧縮力の大きさが減少する。
【0039】 図4に、従来技術の一般的な故障モードを示す。従来技術のシーリング圧力分
布160は、フラットな上面150がマニホルド138の実質的にフラットな表
面に押圧されたときに生成される。シーリング圧力分布160は、溶融溝142
および軸溝120付近で最も低い。溝142および120内を流動する溶融プラ
スチックの高い圧力の作用により、シーリング・インタフェースがインタフェー
スで減少したシーリング圧力によって図4に示すように変形し、溶融プラスチッ
クの漏れが生ずる。
【0040】 次いで図5に、円錐状の上面150を有するノズル本体112の概略を示す。
この構成では、ピーク・シーリング圧力が溶融溝142および軸溝120付近に
ある改良されたシーリング圧力分布162を与えることにより、図4に示すよう
な故障モードが克服される。この領域における密接な表面接触により、合わせ面
間の僅かな不完全部がシールされ、それによって図4に示すようなシール故障の
可能性が減少する。
【0041】 円錐状表面に代えて上面150を球状とすることにより、力が掛かるにつれて
荷重がより段階的に分布するという利点が加わるが、これは生産コストが一段と
高くなる。コンピュータ・モデリングおよび解析によれば、円錐状表面は理想の
球の半径にきわめて近く規定できるものと予測される。円錐角度1度未満、好ま
しくは水平から0.2度から0.4度の間が、直径5〜12mm間、射出圧力最
大20,000〜28,0000 psi間の溶融溝に対し理想的であることが
既に判明している。この最適角度は、射出圧力が降下すれば増大し、上昇すれば
減少する。球形を所望の場合には、半径350〜4000mmのものが同等サイ
ズ範囲内となろう。
【0042】 先述のように、本発明の集中シーリング圧力により、射出成形機内の圧縮荷重
は減少する。その結果、射出プロセスに関連する摩擦力は、様々な構成品が相互
変位するにつれかなり減少するであろう。したがって、圧縮力の減少によって、
プレートの局部座屈ならびに表面同士の相互摺動時に生じ得るかじりおよびフレ
ッチングの潜在的可能性も減少する。当業者ならば、ノンフラット・インタフェ
ースを有するノズル・ハウジング・フランジもしくはベースを容易に設計するこ
とができ、またそれが円錐角度およびハウジング・フランジ厚を様々に変えるこ
とによって圧縮力調整器としても作用し、ハウジング・フランジ自体を撓めるこ
とも可能になる。図5に関し、環状ステップ161を用いてマニホルド側に撓め
、所定の計算値を超える荷重を想定し、それによって溶融溝インタフェース付近
に過剰な力が生じないようにすることができる。
【0043】 当然、本発明のシステムは、たとえば他のマニホルド接続等、溶融樹脂の漏れ
が問題となり得る射出成形装置の他の溝接続においても効果的に利用することが
できる。
【0044】 明らかに、本発明によって、以上に説明した目的、手段、および利点を十分に
満たす改良型のホット・ランナ・シーリング装置および方法が提供された。ここ
では本発明をその特定の実施形態と併せて説明したが、多くの代替、修正、およ
び変形形態があり得ることが当業者にはこれまでの説明に鑑みて明白である。し
たがって、そのような代替、修正および変形形態は、すべて首記の特許請求の範
囲の精神および広い範疇内に属するものとして包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態の断面図である。
【図2】 シーリング・インタフェース領域における好ましい実施形態の簡略拡大断面図
である。
【図3】 好ましい実施形態のノンゲート・バージョンを示す断面図である。
【図4】 従来技術のシーリング圧力分布による従来技術の故障モードを示す断面図であ
る。
【図5】 円錐状表面および改良されたシーリング圧力分布による好ましい実施形態を示
す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4F202 CA11 CB01 CK02 CK07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック材料の射出装置であって、 a).マニホルド・プレートに載置されたノズルであって、軸溝を有するノズ
    ルと、 b).溶融溝を有するマニホルドであって、前記溶融溝は前記軸溝に整合して
    、溝内の材料の流れを伝達するマニホルドと、 c).前記ノズルと前記マニホルドの間のノンフラット・シーリング・インタ
    フェースであって、それによって材料漏れを無くすインタフェースと を備える装置。
  2. 【請求項2】 a).前記マニホルド内に載置されたブシュであって、前記
    溶融溝および前記軸溝に整合したブシュ溝を有するブシュをさらに含み、 b).前記ノンフラット・シーリング・インタフェースが前記ブシュおよび前
    記ノズルの間に位置し、それによって材料漏れを無くす 請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 a).前記ノンフラット・シーリング・インタフェースの正
    の圧力を作動的に維持するばね手段 をさらに備える請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記ばね手段が皿ばねである請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 a).第1および第2端が前記軸溝に摺動自在に挿通して、
    材料の流れを制御する弁棒と、 b).前記第1端に強固に固定されたピストンで、前記第2端を選択的に位置
    決めして材料の流れを開始または停止するピストンと をさらに備える請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 a).前記軸溝に摺動自在に挿通して前記軸溝内の材料の流
    れを選択的に制御する弁棒 をさらに備える請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ノズルが円錐状輪郭を有する上面を備える請求項1に記
    載の装置。
  8. 【請求項8】 前記円錐状輪郭が、前記軸溝および前記溶融溝内の圧力を2
    0,000〜28,000 psiとするとき、水平軸から0.2度から0.4
    度の角度によって画成される請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ノズルが球状輪郭を有する上面を備える請求項1に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 前記ノズルが、所定のシーリング圧力で前記マニホルドと
    のインタフェースを得るための環状ステップを含む請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 プラスチック材料の射出方法であって、 a).マニホルド・プレートに載置され、軸溝を有するノズルを設けること、 b).溶融溝を有し、前記溶融溝は前記軸溝に整合して、溝内の材料の流れを
    伝達するマニホルドを設けること、 c).前記ノズルと前記マニホルドの間のノンフラット・シーリング・インタ
    フェースで、それによって材料漏れを無くすインタフェースを設けること とを含む方法。
  12. 【請求項12】 a).前記マニホルド内に載置されたブシュであって、前
    記溶融溝および前記軸溝に整合したブシュ溝を与えるブシュを設けること、 b).前記ブシュおよび前記ノズルの間に位置する前記ノンフラット・シーリ
    ング・インタフェースを設け、それによって材料漏れを無くすこと を含む請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 a).前記ノンフラット・シーリング・インタフェースの
    正の圧力を作動的に維持するばね手段を設けること を含む請求項9に記載の方法。
  14. 【請求項14】 a).第1および第2端が前記軸溝に摺動自在に挿通して
    、溝内材料の流れを制御する弁棒を設けること、 b).前記第1端に強固に固定されたピストンであって、前記第2端を選択的
    に位置決めして材料の流れを開始または停止するピストンを設けること を含む請求項9に記載の方法。
  15. 【請求項15】 a).前記軸溝に摺動自在に挿通して前記軸溝内の材料の
    流れを選択的に制御する弁棒を設けること を含む請求項9に記載の方法。
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