JP2003533343A - 吸着乾燥機を備えたコンプレッサーユニットと該ユニットのための吸着乾燥機 - Google Patents
吸着乾燥機を備えたコンプレッサーユニットと該ユニットのための吸着乾燥機Info
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Abstract
Description
て、 該要素の出口が、出口導管によって、冷却器および水分離器を介して吸着乾燥
機に接続されており、該乾燥機が、容器、該容器内に回転可能なやり方で取り付
けられたローター、および該ローターを回転させるための手段を有するタイプの
ものであり、 このとき、容器の両端のそれぞれにおいて、ローターの端の前部に、少なくと
も二つの分離された隔室が形成され、それぞれに、それぞれ気体の供給と排出の
ための入口または出口が備えられ、 また、容器の一つの端の隔室と他の端の隔室との間にあるローターの部分が、
再生可能な乾燥剤の充填された乾燥チャンバーを形成し、前記容器の前記一つの
端の他の隔室と他の端の他の隔室との間にあるローターの部分が、再生可能な乾
燥剤の充填された再生チャンバーを形成する、 コンプレッサーユニット、 に関する。
A−5,385,603号およびGB−A−1,349,733号明細書に記載
されている。
、主導管により、冷却器と凝縮水の分離器とを介して、乾燥チャンバーの入り口
にある隔室に接続され、一方、冷却器の上流にある主導管の枝管が、再生チャン
バーの入口にある隔室に接続されており、また戻り導管が、再生チャンバーの出
口にある隔室をエジェクターの高さで主導管に接続している。
、再生チャンバーにおいて再生される。この再生は、コンプレッサー要素の圧縮
空気の一部分たとえば40%を再生チャンバーを通過させ、冷却し、凝縮水を分
離したあと、該空気を、戻り導管とエジェクターを通して送ることにより、乾燥
すべき気体に合流させることによって、なされる。
空気と混合するための、第二の導管、戻り導管、およびミキサーたとえばエジェ
クターが必要であるため、これらの公知のコンプレッサーユニットは、かなり複
雑な構造を有する、高価な吸着乾燥機を備えている。
小さく、再生のための温度が十分高くない場合には、再生は不十分なものとなる
。
レッサー要素に対する負荷が小さいときにも乾燥剤の効率的な再生が可能である
ような吸着乾燥機を備えたコンプレッサーユニットを提供することである。
サー要素と冷却器との間に配置され、 容器の一つの端の前記隔室の間と容器の他の端の前記隔室の間に、分離隔室が
形成され、これらが前記隔室を互いに分離し、 手段が備えられ、これらの手段が、前記分離隔室から気体を、これらの分離隔
室内の圧力が、乾燥チャンバーの一つの端にあって気体のための出口を備えた隔
室内の圧力よりも小さくなるまで、排出するためのものである、 ことを特徴とするコンプレッサーユニット、 によって達成される。
出口圧力よりもやや低い。
ーユニットに属する冷却器によって冷却され、乾燥前に、水分離器によって凝縮
水が除去される。これは、本発明の吸着乾燥機の特殊な構造によって可能になる
。再生のために使用した気体から水分を除去するための追加の冷却器は不要であ
る。
号明細書により、圧縮気体の全流量を吸着乾燥機の再生チャンバーを通すことが
公知であるが、この吸着乾燥機は、もう一つのタイプの吸着乾燥機、すなわち、
ローターを有さず固定された完全に分離されたチャンバーを有し、該チャンバー
が、セレクター弁によって、出口導管に接続され、それによって乾燥と再生の交
代が、これらのセレクター弁の状態の交代によって得られるタイプの吸着乾燥機
である。
容器の端の隔室との間で常に漏れがあるからである。その結果、容器の一端にお
いては、コンプレッサー要素からの高圧の高温気体が、乾燥チャンバーに接続さ
れている低圧の隔室に向かって漏れを起こし、一方、容器の他端では、再生チャ
ンバーを出て行くまだ暖かい水分含有気体が、乾燥チャンバーの出口に接続され
た隔室に向かって漏れを起こし、低温の乾燥気体がふたたび暖められ、水分を含
むようになる。
ーを形成する部分と再生チャンバーを形成する部分との間にあるローターの少な
くとも一つの部分によって接続することができる。
クターを有することができる。
ターを回転させるための手段を有するタイプの吸着乾燥機であって、 このとき、容器の各端において、ローターの端の前部に、少なくとも二つの分
離された隔室が形成され、これらの隔室それぞれに、気体の供給と排出それぞれ
のための入口または出口が備えられ、 容器の一つの端の隔室と他の端の隔室との間にあるローターの部分が、再生可
能な乾燥剤の充填された乾燥チャンバーを形成し、 また、前記容器の前記一つの端の他の隔室と前記他の端の他の隔室との間にあ
るローターの部分が、再生可能な乾燥剤の充填された再生チャンバーを形成する
、 吸着乾燥機において、 再生チャンバーを形成するローターの部分が、コンプレッサー要素と冷却器と
の間の出口導管に配置され、 容器の一つの端の前記隔室の間、および容器の他の端の前記隔室の間に、分離
隔室が形成され、該分離隔室が隔室を互いに分離し、 手段が、これらの分離隔室から気体を排除するために、備えられている、 ことを特徴とする吸着乾燥機、 にも関する。
本発明による吸着乾燥機と該乾燥機を備えたコンプレッサーユニットとの好まし
い実施形態について、添付の図面を参照しつつ説明する。
素2、該要素の出口導管に取り付けられた冷却器4、該冷却器の次にある水分離
器5から成るコンプレッサー1を有し、また、連続回転できるように縦型容器8
に取り付けられ、乾燥チャンバー9と再生チャンバー10が形成されているロー
ター7を有するタイプの吸着乾燥機6を有している。
け12によって支えられており、また通常、ローター7の駆動手段を形成するモ
ーター13によって連続的に駆動される。
とめて保持されている。
いる。最下部のリング14と最上部のリング15とには、ゴムシーリング16が
取り付けてあり、これは容器壁に対して引きずられるようになっている。
れ、これらは互いに他の鏡像関係になっており、一緒に軸11を包囲している。
な乾燥剤18たとえばシリカゲルが充填されている。
割されている。すなわち、上部においては、間に分離隔室22をはさんだ二つの
隔室20と21に分割され、底部においては、間に分離隔室25をはさんだ二つ
の隔室23と24に分割されている。
、再生チャンバー10は、隔室20と23との間にある、ローター7の部分であ
る。
とは、半円よりも小さな水平断面を有し、たとえば中心角約160°の扇形とな
る。
の間にある、ローター7の部分17によって相互接続されている。
口26を有し、該入口は出口導管3によって、コンプレッサー要素2の出口と直
接に接続しており、一方、隔室23は、この再生チャンバー10の最下端に接続
していて、出口27を備えており、該出口は出口導管3によって冷却器4の入口
に接続している。
接続されていて、入口28を供えており、該入口は出口導管3によって水分離器
5の出口に接続されており、一方、最上部隔室21は最上端すなわち乾燥チャン
バー9の出口に接続されており、出口29が備えられている。
体を排出し、これらにおける圧力を、隔室21内の乾燥気体の圧力よりも低くな
るまで、低下させるために、手段が備えられている。
され、該エジェクターは、出口27と出口導管3に備えられた冷却器4との間に
配置され、該手段の吸引導管31が隔室25に接続されている。該吸引導管は、
エジェクター30の狭くなった部分に終わっている。
ローター7の部分17から気体を吸引排出する、吸引ポンプまたはファンによっ
て構成することができる。
管3、入口26、および隔室20を通って、再生チャンバー10に流入し、いず
れにしろ該チャンバーには、コンプレッサーユニットがすでにある程度の時間運
転されている場合、湿った乾燥剤18がはいっている。
、この乾燥剤18は再生される。湿った暖かい気体は、隔室23、出口27、し
たがってまたエジェクター30を通って、冷却器4に向かって流れ、該冷却器に
おいて、冷却の結果として、水分が凝縮する。
31によって、分離隔室25から気体が吸引され、またローター7の部分17に
よって、頂部の分離隔室22からも気体が吸引される。
こす、圧力下の暖かい気体が、隔室21および24に到達せず、したがって冷却
され水分離器によって脱水された気体と混合することがない。
通って乾燥チャンバー9にはいり、ここでさらに乾燥され、そのあと、隔室21
と出口29を通って、使用のための低温・乾燥状態で、吸着乾燥機6を離れる。
2,25にはいり、したがってエジェクター30によって分離隔室25から吸引
除去され、したがってもれた低温気体が隔室20および23に到達することはな
く、これらの隔室内の暖かい気体を冷却することはありえない。
管が乾燥チャンバー9の一部を構成することを終えるようなものとなるように選
択する。ローター7のさらなる小さな回転ののち、同じ管が再生チャンバー10
の一部を構成することになり、この管がこの再生チャンバー10の一部を構成す
ることを終えたとき、この管内の乾燥剤18は再生されており、したがってこの
乾燥剤は、この管が乾燥チャンバー9の一部をふたたび構成するようになると同
時に乾燥のために再使用することができる。
サー1によって使用されるので、コンプレッサーユニットは一つの冷却器しか有
さず、したがって構成が簡単になる。
生チャンバー10を作りつけることができ、その場合、それぞれの乾燥チャンバ
ー9、再生チャンバー10は、容器8の一端で個別の隔室に終わるか、または一
つの共通の隔室に終わる。
列された二つ以上のコンプレッサー要素を有することができる。この場合、吸着
乾燥機6に接続されるコンプレッサー要素は、もちろん、最終または高圧コンプ
レッサー要素である。
に、本発明のコンプレッサーユニットと該ユニットのための吸着乾燥機とは、本
発明の範囲を逸脱することなく、いろいろな変形により、実施することができる
。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】少なくとも一つのコンプレッサー要素(2)を有するコンプレ
ッサーユニットであって、 該要素の出口が、出口導管(3)によって、冷却器(4)および水分離器(5
)を介して吸着乾燥機(6)に接続されており、該乾燥機が、容器(8)、該容
器内に回転可能なやり方で取り付けられたローター(7)、および該ローター(
7)を回転させるための手段(13)を有するタイプのものであり、 このとき、容器(8)の両端のそれぞれにおいて、ローター(7)の端の前部
に、少なくとも二つの分離された隔室(20,21;23,24)が形成され、
それぞれに、それぞれ気体の供給と排出のための入口または出口(28,26;
29,27)が備えられ、 また、容器(8)の一つの端の隔室(24)と他の端の隔室(21)との間に
あるローター(7)の部分が、再生可能な乾燥剤の充填された乾燥チャンバー(
9)を形成し、前記容器の前記一つの端の他の隔室(20)と他の端の他の隔室
(24)との間にあるローター(7)の部分が、再生可能な乾燥剤(18)の充
填された再生チャンバー(10)を形成する、 コンプレッサーユニットにおいて、 再生チャンバー(10)を形成するローター(7)の部分が、出口導管(3)
において、コンプレッサー要素(2)と冷却器(4)との間に配置され、 容器(8)の一つの端の前記隔室(20、 21)の間と容器(8)の他の端
の前記隔室(23,24)の間に、分離隔室(22,25)が形成され、これら
が隔室(20と21;23と24)を互いに分離し、 手段(30,21)が備えられ、これらの手段が、前記分離隔室(22,25
)から気体を、これらの分離隔室(22,25)内の圧力が、乾燥チャンバー(
9)の一つの端にあって気体のための出口(29)を備えた隔室(21)内の圧
力よりも小さくなるまで、排出するためのものである、 ことを特徴とするコンプレッサーユニット。 - 【請求項2】両端にある分離隔室(22,25)が相互接続されていること
を特徴とする請求項1に記載のコンプレッサーユニット。 - 【請求項3】両端にある分離隔室(22、25)が、乾燥チャンバー(9)
を形成する部分と再生チャンバー(10)を形成する部分との間にある、ロータ
ーの少なくとも一つの部分(17)によって、相互接続されていることを特徴と
する請求項2に記載のコンプレッサーユニット。 - 【請求項4】分離隔室から気体を排出するための手段が、出口導管(3)の
エジェクター(30)から成り、該エジェクターが吸引導管(31)によって隔
室(25)と接続していることを特徴とする請求項1から3の中のいずれか1つ
に記載のコンプレッサーユニット。 - 【請求項5】エジェクター(30)が、吸着乾燥機(6)と冷却器(4)と
の間に配置されることを特徴とする請求項4に記載のコンプレッサーユニット。 - 【請求項6】容器(8)、該容器内に回転可能なやり方で取り付けられたロ
ーター(7)、および該ローター(7)を回転させるための手段(13)を有す
るタイプの吸着乾燥機(6)であって、 このとき、容器(8)の各端において、ローター(7)の端の前部に、少なく
とも二つの分離された隔室(24、21;20,23)が形成され、これらの隔
室それぞれに、気体の供給と排出それぞれのための入口または出口(28,26
;29,27)が備えられ、 容器(8)の一つの端の隔室(24)と他の端の隔室(21)との間にあるロ
ーター(7)の部分が、再生可能な乾燥剤(18)の充填された乾燥チャンバー
(9)を形成し、 また、前記容器の前記一つの端の他の隔室(20)と前記他の端の他の隔室(
24)との間にあるローター(7)の部分が、再生可能な乾燥剤(18)の充填
された再生チャンバー(10)を形成する、 吸着乾燥機において、 再生チャンバー(10)を形成するローター(7)の部分が、コンプレッサー
要素(2)と冷却器(4)との間の出口導管(3)に配置され、 容器(8)の一つの端の前記隔室(20,21)の間、および容器(8)の他
の端の前記隔室(23,24)の間に、分離隔室(22,25)が形成され、該
隔室が隔室(20と21;23と24)を互いに分離し、 これらの分離隔室(22、25)から気体を排除する手段(30,21)が備
えられている、 ことを特徴とする吸着乾燥機。 - 【請求項7】両端にある分離隔室(22,25)が相互接続されていること
を特徴とする請求項6に記載の吸着乾燥機(6)。 - 【請求項8】両端にある分離隔室(22、25)が、乾燥チャンバー(9)
を形成する部分と再生チャンバー(10)を形成する部分との間にある、ロータ
ー(7)の少なくとも一つの部分(17)によって、相互接続されていることを
特徴とする請求項7に記載の吸着乾燥機(6)。 - 【請求項9】一つの乾燥チャンバー(9)と一つの再生チャンバー(10)
とだけを有することを特徴とする請求項6から8の中のいずれか1つに記載の吸
着乾燥機(6)。 - 【請求項10】乾燥チャンバー(9)と再生チャンバー(10)とが、中心
角約160°の扇形の形状を有する、長さ方向と直交する断面、を有することを
特徴とする請求項8および9に記載の吸着乾燥機(6)。 - 【請求項11】分離隔室から気体を排出するための手段が、エジェクター(
30)に接続された吸引導管(31)を有することを特徴とする請求項6から1
0の中のいずれか1つに記載の吸着乾燥機(6)。
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