JP2003532485A - 歯列矯正装置を配置するための方法およびシステム - Google Patents

歯列矯正装置を配置するための方法およびシステム

Info

Publication number
JP2003532485A
JP2003532485A JP2001581706A JP2001581706A JP2003532485A JP 2003532485 A JP2003532485 A JP 2003532485A JP 2001581706 A JP2001581706 A JP 2001581706A JP 2001581706 A JP2001581706 A JP 2001581706A JP 2003532485 A JP2003532485 A JP 2003532485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orthodontic
digital model
bracket
tooth
archwire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001581706A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3771498B2 (ja
Inventor
リュドガー ルッバート、
トマス ヴァイゼ、
フリードリッヒ リーマイアー、
ロヒト サクデヴァ、
マイケル プラッケ、
マシュー ジョンソン、
Original Assignee
オラメトリックス インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=27560123&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003532485(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from US09/560,127 external-priority patent/US6554613B1/en
Priority claimed from US09/560,129 external-priority patent/US6318995B1/en
Priority claimed from US09/560,130 external-priority patent/US6736638B1/en
Application filed by オラメトリックス インコーポレイテッド filed Critical オラメトリックス インコーポレイテッド
Publication of JP2003532485A publication Critical patent/JP2003532485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3771498B2 publication Critical patent/JP3771498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/12Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
    • A61C7/14Brackets; Fixing brackets to teeth
    • A61C7/146Positioning or placement of brackets; Tools therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/002Orthodontic computer assisted systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/30Joints
    • A61F2/3094Designing or manufacturing processes
    • A61F2/30942Designing or manufacturing processes for designing or making customized prostheses, e.g. using templates, CT or NMR scans, finite-element analysis or CAD-CAM techniques
    • A61F2002/30953Designing or manufacturing processes for designing or making customized prostheses, e.g. using templates, CT or NMR scans, finite-element analysis or CAD-CAM techniques using a remote computer network, e.g. Internet

Abstract

(57)【要約】 歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成するための方法および装置は、患者の歯列矯正構造物のデジタルモデル(34)を得ることによって開始する処理を含む。処理は、選択された歯列矯正装置を製造するために歯列矯正構造物用に複数の歯列矯正装置から1つを選択することによって続く。選択された装置の配置のデジタルモデルが得られ、次いで、歯装着装置(32)のデジタル画像が検索される。歯装着装置のデジタル画像と配置のデジタルモデルと歯列矯正構造物のデジタルモデルの少なくとも一部とに基づいて、歯装着装置の物理的実施形態を保持するための歯列矯正テンプレートが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本願は、2000年4月19日に出願された米国特許出願第09/552,1
89号、2000年4月19日に出願された米国特許出願第09/552,19
0号、2000年4月19日に出願された米国特許出願第09/552,191
号、2000年4月28日に出願された米国特許出願第09/560,127号
、2000年4月28日に出願された米国特許出願第09/560,129号、
2000年4月28日に出願された米国特許出願第09/560,130号に対
する優先権を主張するものであり、これらの教示全体を参照によってここに組み
込む。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、主に、歯列矯正の診療に関し、特に、歯列矯正装置を配置するため
の歯列矯正テンプレートを生成し、歯列矯正装置のアーチワイヤレセプタクルを
最適化するための方法および装置に関する。
【0003】 (発明の背景) 歯列矯正は、患者の歯を操作してより良好な機能および外観を提供する診療で
あるとして知られている。一般に、ブラケットが患者の歯に結合され、アーチワ
イヤとともに連結される。ブラケットとワイヤとの組み合わせが、歯に力を与え
て、これを動かす。歯が所望の位置に動かされ、一定期間の間、適所に保持され
ると、身体は、骨および組織を順応させて、歯を所望の位置に維持する。歯を所
望の位置に保持するのをさらに補助するために、患者に保持器が嵌められてもよ
い。
【0004】 歯の移動を達成するために、歯列矯正医は自己の専門知識を利用して、まず、
患者の物理的歯列矯正構造物の三次元顎画像と、患者用の所望の物理的歯列矯正
構造物の三次元顎画像と、を決定し、これは、X線および/またはモデルの使用
によって補助されてもよい。これらの顎画像に基づいて、歯列矯正医は自己の専
門知識をさらに信頼して、ブラケットおよび/またはバンドを歯に配置し、次い
で、歯を所望の物理的歯列矯正構造物内に再位置決めするために力が歯に行使さ
れるように、手でアーチワイヤを曲げる(すなわち、形状づける)。歯が所望の
位置へ向けて動くと、歯列矯正医は、治療の進行、治療の次のステップ(たとえ
ば、アーチワイヤの新しい曲げ、ブラケットの再位置決めまたは再配置、ヘッド
ギアは必要か、等)、および、先のステップの首尾に関して、連続して判断を行
う。
【0005】 一般に、歯列矯正医は、アーチワイヤを手で調整し、且つ/または、自分自身
の専門意見に基づいてブラケットを再配置するかまたは再位置決めする。残念な
がら、口腔環境内では、人間の部位の限界および人間の口の物理的構造のため、
人間が、歯列矯正構造物の三次元顎画像を正確に作成することは不可能である。
加えて、三次元のワイヤ曲げを正確に概算する(数度内の正確度で概算し、その
ような曲げをワイヤに手で加える)ことは人間には不可能である。さらに、顎画
像に基づいて所望の歯列矯正構造物を達成する理想的ブラケット位置を決定する
ことは人間には不可能である。ブラケットを概算された理想的位置に手で配置し
、結合剤の厚さ、結紮力、製造許容度および生理的変化を制御することもまたき
わめて困難である。したがって、歯列矯正治療は、複数のワイヤの変更を必要と
する反復性方法であり、治療の種類、首尾および速度は、歯列矯正医の運動技能
および診断上の専門知識に大いに依存している。複数のワイヤを変更する結果と
して、患者の不快および治療の費用が増加する。予想されるように、ケアの質は
歯列矯正医によって大幅に変動し、患者を治療する時間も同様である。
【0006】 上述のように、歯列矯正医の診療はきわめて芸術的であり、歯列矯正医の専門
意見および判断を基にしている。歯列矯正医の診療を芸術から科学に変えるため
に、多くの刷新がなされてきている。たとえば、アンドレイコらに付与された米
国特許第5,518,397号は、歯列矯正用ブリッジを形成する方法を提供す
る。そのような方法は、患者の口の歯のモデルおよびそのような歯の所望の位置
の処方を得ることを含む。患者の口の歯の輪郭は、モデルから決定される。次い
で患者の歯の輪郭および所望の位置を計算して、提供されるべき外形(たとえば
、溝またはスロット)を決定する。特定の外形を含むカスタムブラケットが、ア
ーチワイヤを受け取るために作られて、歯列矯正用ブリッジシステムを形成する
。そのような外形は、水平面の進行湾曲にブラケット上にアーチワイヤを配列し
、垂直面に実質的に直線の構成を提供するように意図される。ブラケットの外形
は変更され(たとえば、個別の位置および角度で且つ特定の深さでブラケット内
に溝を切断することによって)、患者の歯の外形のそのような計算にしたがう。
そのようなシステムにおいて、二次元形状(すなわち、垂直平面の直線形状およ
び水平平面の湾曲)を有するワイヤがブラケットに加えられると、歯の三次元移
動を提供するように、ブラケットがカスタマイズされる。
【0007】 残念ながら、歯列矯正医の診療を芸術から科学に変える現在の刷新は、限定さ
れた進行があるのみである。これは、歯列矯正操作の中心であるブラケットのた
めであるが、これに制限されない。ブラケットを中心に有することによって、ブ
ラケットを対応する歯に配置することは、重大である。各ブラケットはカスタム
サイズの位置決めされたワイヤ保持溝を含むため、ブラケットの配置を少しでも
誤ると(たとえば、1ミリメートル未満の大きさおよび数度未満の角度を有する
エラーベクトル)、歯に加えられるべき所望の力システムとは異なる力のシステ
ム(すなわち移動の大きさおよび移動の方向)を発生させることになる。そのよ
うであるため、歯は所望の位置へ再位置決めされない。
【0008】 一般に、ブラケットを歯に加えるには2つの方法がある。すなわち、間接方法
と直接方法とである。間接方法では、硬化材料を使用して患者の口内に歯印象モ
デルが作られる。次いで、歯印象モデルを使用して、歯のモデルを作る。次いで
、ブラケットが、歯のモデル上に手で配置され、一時的にこれに結合される。次
いで、ブラケットが取り付けられた歯のモデルの印象を取ることによって、トラ
ンスファトレイが製作される。ひとたびトランスファトレイが製作されると、ブ
ラケットはその中に配置され、結合剤が各ブラケットの結合パッドに加えられる
【0009】 ひとたび歯列矯正医がトランスファトレイにブラケットを取り付けると、歯列
矯正医はトレイを患者の口内に手で位置決めし、ブラケットを患者の歯に配置す
る。ひとたびブラケットが適切に位置決めされたと歯列矯正医が確信すると、歯
列矯正医はブラケットを歯に結合する。残念ながら、この手による処理は、人間
の限界のため、正確度が限られている。そのようであるため、歯列矯正医が、既
知の結合剤の厚さ、スロット位置等ですべてのブラケットを理想的位置に位置決
めするかまたはそのような配置を確認することは、不可能ではないにしろ、きわ
めて困難である。
【0010】 直接結合方法は、その名が示すように、トランスファトレイを使用せずに、ブ
ラケットを直接、患者の歯に結合する方法である。直接結合方法は、いずれの機
械的補助なしで方法全体が手で行われるため、一般に間接方法よりも正確度が低
い。さらに、配置中にブラケットの位置を手で判定することは困難である。
【0011】 アンドレイコらに付与された米国特許第5,368,478号は、歯列矯正器
具を歯にカスタム配置するための治具を形成する間接結合方法を提供する。一般
に、‘478号特許は、各歯列矯正テンプレートに、装着されるべき歯の輪郭に
一致する表面が設けられることを教示する。歯列矯正テンプレートの別の表面ま
たは治具がブラケットに係合して、歯に装着するためにこれを適切な位置および
配向に保持し、輪郭表面に対して間隔をおかれて、歯列矯正テンプレートを歯に
正確に位置づける。歯列矯正テンプレートは、患者の個別の解剖学的構造に望ま
しく且つ歯に対してブラケットのカスタム位置を必要とするカスタム器具のブラ
ケットを位置決めするのに、特に有用である。’478号特許は、治具を形成す
る方法を開示しているが、そのような治具の使用は依然としてブラケットを歯列
矯正治療の中心に保ち、ブラケットの実際の配置に関する何のフィードバック機
構を提供しない。さらに、‘478号特許は、静的、動的または心理社会的機械
的および/または生物学的変化等の歯の移動に関連する変化を認めない。米国特
許第5,011,405号および第5,542,842号は、間接結合アプロー
チを教示しているが、’478号特許と同一の制限を被る。
【0012】 最適な歯列矯正治療を達成するために、各歯に加えられる力システムは最適で
なければならない。しかし、先に検討された科学的アプローチは、当初の診断お
よび歯列矯正装置に依存しており、ひとたび当初の診断が完了すると、確認のた
めの手段がまったくない。ひとたび歯列矯正装置が設計されると、すべてのその
後の患者の治療の正確度は、歯列矯正構造物のブラケットの正確な配置に依存す
る。ブラケットが最適な設計でない場合、または、ブラケットの配置を誤ると、
歯に対する所望の力システムは得られない。そのようであるため、歯列矯正治療
は、望まれるほど正確ではなくなり、したがって、最適よりも劣ったものになる
【0013】 したがって、現在の治具およびトランスファトレイの設計の制限なしで歯列矯
正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成するための方法および装置
の必要性が存在する。さらに、ブラケットを歯に配置するときにフィードバック
を提供して適切な配置を保証するための方法および装置の必要性が存在する。加
えて、歯列矯正治療の正確度をさらに高めるために、最適化されたアーチワイヤ
レセプタクル設計を可能にする方法および装置の必要性が存在する。
【0014】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 一般に、本発明は、歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生
成するための方法および装置を提供する。そのような方法および装置は、歯列矯
正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデルを得ることによって開始する処理を含
む。そのようなモデルは、発明の名称が「歯列矯正構造物の三次元画像を製造す
るための方法および装置」であり、1999年11月30日の出願日および第0
9/451,637号の出願番号を有する同時係属特許出願にしたがって得るこ
とができる。処理は、選択された歯列矯正装置を製造するために歯列矯正構造物
用に複数の歯列矯正装置から1つを選択することによって続く。複数の歯列矯正
装置は、データベースに格納されてもよく、発明の名称が「歯の移動を提供する
歯列矯正装置を設計するための方法および装置」であり、1999年11月30
日の出願日を有し第09/451,564号の出願番号を有する同時係属特許出
願にしたがって設計されてもよい。処理は次いで、歯列矯正構造物のデジタルモ
デルに対する選択された歯列矯正装置の配置のデジタルモデルを得ることによっ
て続く。処理は次いで、所与の歯のために選択された装置の歯装着装置(たとえ
ば、ブラケット、バンド、ヘッドギアチューブ等)のデジタル画像を検索するこ
とによって続く。処理は次いで、歯装着装置のデジタル画像と配置のデジタルモ
デルと歯列矯正構造物のデジタルモデルの少なくとも一部とに基づいた歯装着装
置の物理的実施形態を保持するための歯列矯正テンプレートを生成することによ
って続く。そのような方法および装置では、歯列矯正テンプレートは、歯列矯正
操作の中心であるブラケットなしで設計されてもよく、そのため、先行技術の実
施形態の制限を回避する。そのようであるため、本発明は、他の利点の中で特に
、ブラケット配置および歯列矯正テンプレートの対応する設計を最適化するため
の動的/静的歯列矯正方法を反復的に双方向的にシミュレートする能力と、歯列
矯正医に歯列矯正テンプレートまたはその一部を作らせる能力と、テンプレート
用の材料特徴を選択する能力と、歯列矯正医がいずれの歯列矯正装置を選択し且
つ選択された歯列矯正装置および所与の患者のために歯列矯正構造物を正確に作
ることを可能にする能力と、を提供する。
【0015】 本発明は、確認アプローチと連結したデジタル歯列矯正テンプレートを構築す
ることによって、ブラケットを歯に結合するための方法および装置を提供する。
そのような方法および装置は、歯に対する所望のブラケット配置のデジタルモデ
ルを得ることによって開始する処理を含む。処理は、歯に対するブラケットの実
際の配置を走査して実際の配置のデジタル情報を作り、実際の配置のデジタルモ
デルを生成することによって続く。処理は、所望のブラケット配置のデジタルモ
デルを実際の配置のデジタルモデルと比較することによって続く。所望のブラケ
ット配置のデジタルモデルが、実際の配置のデジタルモデルに実質的に整合する
ときには、ブラケットを歯に結合することが可能である。そのような方法および
装置では、ブラケット配置を確認するための反復性アプローチは、歯列矯正医が
歯列矯正器具を最適に位置づけることができるフィードバックループを使用して
ブラケットを歯に接着する前に得られてもよい。そのようであるため、本発明は
、ブラケットを歯に接着する前にフィードバックシステムを利用して、治具また
は他の配置技術を使用することによってブラケットを正確に配置するのをさらに
保証するための機構を提供する。
【0016】 本発明は、図1から12とともにより完全に説明することができる。図1は、
サイト歯列矯正システム12と歯列矯正サーバ14と通信ネットワーク16と歯
列矯正パラメータのデータベース24とを含む歯列矯正サービスシステム10の
概略ブロック図を例示する。操作において、サイト歯列矯正システム12は、患
者18の歯列矯正構造物(すなわち、歯、歯肉、唇、上部および下部の歯列弓お
よび/または他の顔特徴部)を走査する26。1つの好適な実施形態において、
走査は、一時的に取り付けられたブラケットを備えて実行される。走査は、超音
波、レーザ、光屈折および/または治療必要性に基づいた二次元または三次元の
ビデオ画像形成によって行ってもよいことに注意されたい。サイト歯列矯正シス
テム12は、患者の歯列矯正構造物の走査された画像を転換して、実際の歯列矯
正構造物28のデジタルモデルを使用する。歯列矯正サーバ14は、通信ネット
ワーク16を経由して実際の歯列矯正構造物28のデジタルモデルを受け取る。
通信ネットワーク16は、直接接続、インターネット、ローカルエリアネットワ
ーク、ワイドエリアネットワークおよび/またはデジタル情報を1つの演算方式
システムから別のシステムへ移すことができるいずれの装置であってもよい。三
次元走査の特定の実施形態は、2000年4月28日に出願された米国特許出願
第09/560,594号に説明されていることに注意されたい。これは、参照
によってここに組み込まれる。
【0017】 歯列矯正サーバ14は、処理モジュール20とメモリ22とを含む。処理モジ
ュール20は、単一の処理装置であってもよく、または、複数の処理装置であっ
てもよい。そのような処理装置は、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ
、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、中央演算処理装置、状態機
械、論理回路、および/または、操作指令に基づいて信号(たとえば、アナログ
および/またはデジタル)を操作するいずれの機械であってもよい。メモリ22
は、単一のメモリ装置であってもよく、または、複数のメモリ装置であってもよ
い。そのようなメモリ装置は、リードオンリーメモリ、ランダムアクセスメモリ
、フロッピィディスクメモリ、ハードドライブメモリ、システムメモリ、フラッ
シュメモリ、および/または、デジタル情報を格納するいずれの装置であっても
よい。処理モデル20が状態機械または論理回路を経由して1つまたはそれ以上
の機能を果たすときには、対応する操作指令を格納するメモリは、状態機械また
は論理回路を備える回路内に埋め込まれる。
【0018】 歯列矯正サーバ14は、1999年11月30日に出願され、発明の名称が「
理想的歯列矯正構造物にしたがって歯の移動を決定するための方法および装置」
であり、参照によってここに組み込まれる同時係属米国特許第09/451,6
09号の教示にしたがって、および、1999年11月30日に出願され、発明
の名称が「歯の移動を提供する歯列矯正装置を設計するための方法および装置」
であり、参照によってここに組み込まれる同時係属米国特許第09/451,5
64号にしたがって、実際の歯列矯正構造物28のデジタルモデルおよび歯列矯
正パラメータのデータベース24に含まれる歯列矯正パラメータから、所望の歯
列矯正構造物30の三次元データモデルを生成する。これを達成するために、処
理モジュール20は、メモリ22に格納された装置指令を経由して、1999年
11月30日に出願され、発明の名称が「歯列矯正構造物の所望の三次元デジタ
ルモデルを生成するための方法および装置」である同時係属米国特許第09/4
52,031号に詳細に検討されている処理ステップを実行する。サイト歯列矯
正システム12、歯列矯正サーバ14および歯列矯正パラメータのデータベース
24のより詳細な検討には、発明の名称が「歯列矯正治療を決定しモニタするた
めの方法および装置」であり、1999年11月30日の出願日を有する同時係
属米国特許第09/451,637号、発明の名称が「歯列矯正患者を治療する
ための方法および装置」であり、1999年11月30日に出願された同時係属
米国特許第09/451,560号、および、発明の名称が「歯列矯正患者サイ
ト治療用の方法および装置」であり、1999年11月30日の出願日を有する
同時係属米国特許第09/452,038号を参照のこと。
【0019】 図2は、実際の歯列矯正構造物28の三次元デジタルモデルの図式的表示を例
示する。図示のように、歯列矯正構造物は、X、Y、Z座標システムにマッピン
グされる。X、Y、Z座標システムに対するデジタルモデルのマッピングの詳細
な検討には、発明の名称が「歯列矯正患者の三次元画像を製造するための方法お
よび装置」であり、1999年11月30日に出願され第09/452,034
号の出願番号を有する同時係属出願を参照のこと。図示のように、実際の歯列矯
正構造物28の三次元デジタルモデルは、歯31および歯肉34の表面画像を含
む。三次元モデルは、骨構造、唇および他の軟顔組織の表面画像をさらに含んで
もよい。実際の歯列矯正構造物の三次元デジタルモデルの生成は、このパラグラ
フに先に述べられた特許出願にさらに説明されている。
【0020】 図3は、患者の歯に対するブラケットおよびアーチワイヤの実際の配置の図式
的表示を例示する。ブラケットが配置されて固定されるまでワイヤは取り付けら
れないことに注意されたい。例示は、実際のブラケット配置28に比較して所望
のブラケット配置30も含む。図示のように、治具または他の位置決め機構を使
用しても、実際のブラケット配置28は所望のブラケット配置30に対応しない
こともある。ブラケットを歯に配置することによって、および、ブラケットを歯
に永久的に固定する前に、実際のブラケット配置が走査される。走査された情報
は、次いでデジタルモデルに転換され、これは、実際のブラケット配置を所望の
ブラケット配置と比較するのに利用されてもよい。図2に示されるように、誤差
がある場合には、実際のブラケット配置が所望のブラケット配置に一致するよう
に、歯科医はブラケット配置を再配向してもよい。ブラケットがひとたび配置さ
れると、所望の力システムを歯に作るために、アーチワイヤ36または38が取
り付けられる。図示のように、歯列矯正装置は、ブラケットおよびアーチワイヤ
を含み、歯肉および骨線(顔構造物)34の下で歯に装着される。本明細書で使
用されるブラケットという用語は、ブラケット、バンド、ヘッドギアチューブ、
または、アーチワイヤ、ゴムバンドおよび/またはヘッドギア等の変位装置を受
け取るために患者の歯に装着するのに使用されるいずれの装置を含むことに注意
されたい。
【0021】 図4は、ブラケットを正確に配置するための代替機構を例示する。図3に関し
て検討したように、治具等の配置装置を利用して、実際にブラケットを歯に配置
し、次いで、走査して、実際の位置が所望の位置にあるか否かを決定する。走査
は、フィードバックループを提供することに注意されたい。実際の配置フィード
バックは、超音波、光走査、レーザまたは他のいずれの走査方法で、別々の点を
ブラケットにデジタル化することによって達成することができることにもさらに
注意されたい。そうでなければ、所望の位置が達成されるまで、ブラケットは再
位置決めされる。あるいは、図4に示されるように、所望の位置を例示するため
に、投影図40が歯に投影されてもよい。歯列矯正構造物(すなわち、歯、歯肉
等)がモニタ13にディスプレイされて、歯科医が投影図40にしたがってブラ
ケットの位置をモニタすることができるように、サイト歯列矯正システム12の
走査ツールは、プロジェクタを含んでもよい。このようにして、歯科医にはフィ
ードバックシステムが提供され、歯に対するブラケットの適切な配置を保証する
。投影図40は、ブラケットの概略の単一の投影図を含んでもよく、または、歯
に対してブラケットを中心にするように標的型パターンを含んでもよいことに注
意されたい。さらに、図3と図4との例示を組み合わせて利用してもよいことに
注意されたい。たとえば、ブラケットは投影図にしたがって位置決めされてもよ
く、次いで、その後、図3の例示を利用して走査され、正確な位置を確認する。
患者の歯列矯正構造物を直接走査することによって、患者の歯列矯正構造物の金
型を走査することによって、および/または、上に印刷される歯列矯正器具で、
ポジまたはネガの画像として、患者の歯列矯正構造物の立体リソグラフィを走査
することによって、確認が行われてもよいことにさらに注意されたい。別の実施
形態には、デジタルモデルを経由して取り付けられた歯列矯正装置を有する患者
の歯の図式的表示が例示される。歯列矯正装置は、複数のデジタル式に配置され
たブラケット40と理想的アーチワイヤ38とを含む。本明細書で使用されるブ
ラケットという用語は、ブラケット、バンド、ヘッドギアチューブ、または、ア
ーチワイヤ、ゴムバンドおよび/またはヘッドギア等の変位装置を受け取るため
に患者の歯に装着するのに使用されるいずれの装置を含むことに注意されたい。
図示のように、ブラケット40およびアーチワイヤ38は、歯肉および骨線34
よりも下に位置決めされる。各歯は、デジタル式に配置されたブラケット40お
よび理想的アーチワイヤ38を経由して、力システムを経験し、歯を最適な治療
法に再位置決めさせる。最適な治療は、もっとも短い変位距離、最小数のワイヤ
交換、ブラケットの選択、コスト、治療時間、患者の不快容認、利用可能な器具
等の要因を含み、デジタルモデル化されることが可能であり、治療の最初から力
システムが最適であることを確実にする。
【0022】 歯を不正咬合位置から所望の位置へ動かす力システムは、多くの寄与する生物
学的要因および機械的要因を有する。たとえば、機械的要因として、結合剤の剥
離力、剪断結合強さ、結紮力、ワイヤの特徴、使用される接着剤の種類、歯の解
剖学的構造、ブラケット外形、ブラケットスロット外形、ブラケット基部構成、
アーチワイヤ形状、アーチワイヤ弾性、アーチワイヤ直径、および、製造許容差
が挙げられる。生物学的要因として、歯の境界面、歯の解剖学的構造、顎の発育
、歯の萌出、顎機能、歯根の長さ、および、歯周特徴が挙げられる。本発明の教
示にしたがって、これらの要因の各々は、デジタル式にシミュレートすることが
可能であり、結果として得られる力システムを決定する。加えて、各寄与要因は
、いずれの歯列矯正器具が患者の歯列矯正構造物に取り付けられる前に、力シス
テムを最適化するために、デジタル式に変えられてもよい。力システムへの各寄
与要因は、一般的要因がいずれの所与の患者に使用することができるように、歯
列矯正パラメータのデータベース24に格納されてもよいことに注意されたい。
一般的要因は各患者にカスタマイズされてもよく、且つ/または、カスタム要因
が各患者に新しく作られてもよいことにさらに注意されたい。患者の歯列矯正構
造物のデジタルモデルが利用可能である限り、力システムの寄与要因のデジタル
モデルを作ることは、容易に得られ、導き出され、作られてもよいことが当業者
には認識される。力システムは、結合パッドの厚さの効果、結合剤特性、アーチ
ワイヤ、結紮力、および、生物学的特徴(たとえば、発育、歯の境界面、歯の解
剖学的構造)を含むことが当業者にはさらに認識される。これらの要因の各々は
、力システムを最適化するために、個別に調整されても組み合わせて調整されて
もよい。
【0023】 図5は、歯列矯正装置が取り付けられた患者の歯の図式的表示を例示する。歯
列矯正装置は、複数のブラケット42とアーチワイヤ44とを含む。図示のよう
に、ブラケット42およびアーチワイヤ44は、歯肉および骨線34よりも下に
取り付けられる。治療の間中、ブラケットは歯に固定され、それによってアーチ
ワイヤ44は、最適化された力システムを経由して所望の歯列矯正構造物(すな
わち所望の歯の配置)を達成するように操作される。ブラケット42は、図6お
よび7に例示される種類のブラケットであってもよい。
【0024】 図6は、一般的ワイヤ保持レセプタクル46と結合パッド43と基部45とを
含む標準ブラケットまたは一般的処方ブラケット42を例示する。一般に、結合
パッド43は、ワイヤメッシュを含み、基部45にしっかりと取り付けられる。
標準ブラケットでは、一般的ワイヤ保持レセプタクル46は、複雑な角度または
深さのないブラケット42内の簡略な溝(たとえばスロット)である。ストレー
トアーチワイヤブラケットと称されることが多い一般的処方ブラケット42では
、一般的ワイヤ保持レセプタクル46は、複雑な角度で一般的に角のあるセミカ
スタム治療用に標準化された溝を含むブラケット42の溝である。アーチワイヤ
44は、図示のようにブラケット内に挿入されて、対応する歯に所望のトルクま
たは力システムを提供する。
【0025】 図7は、特定のワイヤ保持レセプタクル48と結合パッド43と基部45とを
有するカスタムブラケット42を例示する。この実施形態において、ブラケット
は、特定の患者用に決定される深さの複雑な角度と溝とを含むように設計された
保持レセプタクル48を有する。そのようであるため、患者の歯に加えられる歯
列矯正装置は、一般的ワイヤ保持レセプタクル46を有するブラケットかまたは
特定のワイヤ保持レセプタクル48を有するブラケットを含んでもよい。
【0026】 図8は、アンダーカット状態用の修正の図式的表示を例示する。既知のように
、ブラケットからの垂直線が歯55と交差するようにブラケット51が歯55に
配置されるときには、アンダーカット57状態が存在する。アンダーカット57
状態が存在するときには、トランスファトレイを使用してブラケットを取り付け
るのは困難であるが、これは、ブラケットが結合された後にトランスファトレイ
を除去する際には、斜めに引っ張って外さなければならないからである。トレイ
を斜めに引っ張って外すことによって、ブラケット51を失うか、または、これ
を引っ張って外してしまう危険がある。アンダーカット57状態を避けるために
、結合剤の厚さを変えて、アンダーカット57を備えたブラケット配置と同一の
力システムを提供してもよい。しかし、ブラケットの位置を修正することによっ
て、アンダーカット状態が回避され、関連する困難も同様である。
【0027】 図9は、歯装着装置50の三次元デジタルモデルを例示する。歯装着装置50
は、ブラケット、バンド、ヘッドギアチューブ、または、アーチワイヤおよび/
またはヘッドギア等の変位装置を受け取るために患者の歯に装着するのに使用さ
れるいずれの装置であってもよい。歯装着装置50の三次元デジタルモデルは、
今後は一般的にブラケットと称され、データベース内に走査されるか、コンピュ
ータグラフィックデザイナーによって生成されるか、または、デジタル画像の事
前ライブラリから移送されるかしてもよい。図示のように、ブラケットは、結合
パッドと、高さ、幅および深さと、アーチワイヤを受け取るためのスロットと、
を含む。
【0028】 図10は、固定されたブラケットを有する所与の歯の三次元モデルの図式的表
示を例示する。歯56は、結合剤52によってこれに装着されたブラケット50
を有する。結合剤52は、接着剤、セメント、および/または、ブラケットを歯
に接着するために歯列矯正内で使用されるいずれの薬剤であってもよい。ブラケ
ットは、結合剤の厚さ54だけ歯からずれる。図10の特定の例は、サーバ14
内にデジタル式に生成され、所望の歯の移動をシミュレートする。発明の名称が
「理想的歯列矯正構造物にしたがって歯の移動を決定するための方法および装置
」であり、1999年11月30日の出願日を有する同時係属米国特許出願第0
9/451,609号には、ブラケット、結合剤厚さ、アーチワイヤ等を使用し
て患者の歯に力システムをデジタル式に決定して所望の結果を達成する方法が記
載されている。所望の位置決めにしたがって位置決めされたブラケットを有する
歯のデジタルモデルが導き出されると、歯列矯正テンプレートが生成されてもよ
い。
【0029】 図11から15は、歯列矯正テンプレートの様々な実施形態および/または特
徴を例示する。しかし、そのような実施形態および/または特徴を検討する前に
、歯列矯正テンプレートの一般的な検討が呈される。そのような歯列矯正テンプ
レートは、キャリヤシステムとして、および/または、キャリヤシステム内に挿
入するブラケット/基部トランスファトレイとして使用されてもよい。キャリヤ
システムは、一般的キャリヤと、キャリヤによって収容された個別のブラケット
取付具とから構成され、ブラケット基部かブラケットかまたはその両方を収容す
ることができる。ブラケット取付具は歯のデジタルモデルを参照し、患者の歯の
外形を定め(図1に関連して検討したように)、これは、ビデオ画像形成、走査
および超音波等の3Dキャプチャおよびマッピング技術を使用することによって
得られ、電子的歯データを作成する。ブラケットの電子データは、走査されるか
または電子的に作成されて、ブラケットと歯の電子データとを組み合わせる。テ
ンプレート設計の追加要因は、テンプレートの材料の特徴(たとえば、引裂強さ
、剥離強さ)、アンダーカットおよび設計特徴(たとえば、1つだけのテンプレ
ートまたは複合のテンプレートが)を含むが、それに限定されない。
【0030】 歯ブラケットトレイは、配置および結合のために、複数のまたは個別のブラケ
ットを含んでもよい。歯ブラケットトレイは、一般的キャリヤに嵌まり、柔軟性
のため一般的ブラケットを使用することができながら、依然として歯の位置関係
を参照する。歯のブラケットは、雄または雌の係合または係止機構を使用して一
般的ブラケットキャリヤ内に挿入されることが可能である。ブラケットキャリヤ
は、3Dウインドウを含んでもよく、これによって、特定の歯ブラケットおよび
ブラケット基部トレイが挿入されるのを可能になる。さらに、キャリヤは、ウイ
ンドウなしでキャリヤに埋め込まれたブラケットを有することができる。
【0031】 歯ブラケットトレイは、デジタル歯モデルおよびデータから物理的取付具を作
る方法を使用して、個別のまたは複数の歯上に嵌まるように作られる。ブラケッ
トトレイは、歯の咬合側領域、舌側領域または唇側領域に歯冠に個別のまたは複
数の歯を使用して定めることができる。キャリヤの目的は、ブラケット/基部ト
レイを保持するための全体的取付具である。トレイの目的は、位置決めおよび結
合硬化中に歯の表面に適切なブラケットおよび基部の位置を提供することである
。複数の歯から咬合側および舌側参照を提供することによって、ブラケットは、
追加取付具なしで患者の口内に留まることができ、ブラケット基部を歯の表面に
係合させる。
【0032】 ブラケットトレイは、NC機械加工または立体リソグラフィ等の数値制御製造
方法または高速原型作成方法を使用して歯のデータから直接に、または、上述の
NC制御方法および真空形成法または物理的歯およびブラケットモデルから取付
具を作る別の方法によって作られた歯の雄型およびブラケットを使用して間接的
に、作られてもよい。キャリヤおよびトレイは、複合材料または透明な材料であ
ってもよく、取付具を通して接着剤の紫外線硬化を可能にする。さらに、NCロ
ボットが、3D歯およびブラケットデータを使用してブラケットをブラケットト
レイ内に配置することができる。
【0033】 キャリヤシステムおよびトレイは、毛細または「溜」システムを有することが
でき、そのため、歯の係合中に取付具に圧力が加えられるときには、過剰結合材
料は、この領域内に充填することができる。これによって、過剰結合材料がブラ
ケットと歯との間に蓄積するのを防止し、より正確な配置と結合処理全体におい
て可変性が少ないこととを可能にする。さらに、ブラケットを硬化するのに光を
使用することができるように、光ファイバをキャリヤに加えてもよい。
【0034】 加えて、歯列矯正テンプレートは、モデルにブラケットを表す雄歯モデルを使
用して、ブラケットトレイとして生成されてもよい。ブラケットを表す雄歯モデ
ルは、ビデオ画像形成、走査および超音波等の3Dキャプチャおよびマッピング
技術を使用して、3D歯データおよび3Dブラケットデータを参照して作られる
。ブラケットデータは、上述の技術を使用して走査されることが可能であるか、
または、公開されたプロファイルから3Dデータ内に直接生成することができる
かのいずれかである。雌トレイ(印象)は、真空形成、または、物理的雄モデル
から取付具を作るための別の方法を使用して、作られる。あるいは、雌トレイは
、3D歯およびブラケットデータを使用し、NC機械加工または立体リソグラフ
ィ技術を利用することによって、直接作られてもよい。
【0035】 さらに、キャリヤシステムおよびトレイは、最適結合に直接環境を提供するこ
とができる。キャリヤは、取付具中の一連の毛細を通して歯に吸引または分散の
いずれかを提供することができる。毛細は、流体チャネルとして作用して、歯へ
且つ歯から、空気または流体の吸引、または、空気または流体の分散を提供する
。関連流体は、下塗り剤、接着剤、シーラント、水および唾液を含んでもよいが
それに限定されない。
【0036】 さらに、カスタムブラケット基部は、3D歯データを使用して患者の歯に適合
するように輪郭づけられて作ることができる。この概念は、ブラケット基部を個
別に作ることに関与し、これによって、歯側およびブラケット側にカスタム表面
を有することができ、それを永久に患者の歯に取り付け、基部に結合した後にブ
ラケットを基部にインターロックさせる。歯の外形は、ビデオ画像形成、走査お
よび超音波等の3Dキャプチャおよびマッピング技術を使用することによって提
供される。基部キャリヤ取付具は、基部取付中にカスタム基部を保持するように
作ることができ、3D歯データを参照して作ることもできる。カスタム基部は、
特定の特徴部を有して、結合の厚さおよび強さの均一性のために接着剤「溜」は
、はめ込みを基部内に設けて、結合後の位置的正確さを増加することができる。
基部トレイによって、基部を患者の口内に取り付けることができ、その後、ブラ
ケットを基部に結合することができる。基部トレイは、個別の歯または複数の歯
のいずれかを参照することができ、1度に1つまたはそれ以上の基部を配置する
ことができる。基部トレイも複合材料であってもよく、または、透明な材料から
作られてもよく、接着剤の硬化のために紫外線を通すことができる。
【0037】 さらに、ブラケットの配置の確認は、3Dキャプチャおよびマッピング技術を
使用して、歯列矯正治療のいずれの段階で設けられてもよい。非破壊検査等の追
加技術を使用して、各歯へのブラケット結合の結合強さを確認することができる
【0038】 加えて、基部のない歯列矯正ブラケットは、独特の接着剤結合表面で再配置さ
れてもよい。ブラケットおよび歯は、個別の結合層を有し、ブラケット基部は存
在しない。インターロック機構または他のインターフェースが、歯とブラケット
との両方に個別に接着され、ブラケットを取り付ける間に、ブラケットが基部に
係合し且つ係合を解くのを可能にする。パッドとブラケットを分けることによっ
て、パッドは、接着剤の厚さ、材料、および、ブラケット基部の両面の表面特徴
を補う点から、より柔軟性が可能になる。パッドおよびブラケット位置の両方が
、3Dキャプチャおよびマッピング技術を使用して確認することができる。その
ようであるため、パッドのみを歯列矯正医に送ることができ、または、予め結合
されたブラケットが送られてもよい。
【0039】 さらに、歯の構成に対するブラケット接着剤の形状づけが、結合および位置を
改良するために行われてもよい。これは、取り付ける前に従来の技術または機械
切断技術によって、過剰接着剤を除去し、特定の接着剤底面積形状に切断するこ
とによって、提供することができる。カスタム接着剤形状づけのさらなる方法は
、NC、蒸着、または、3D歯およびブラケットデータを参照する高速原型作成
方法を使用して、材料を「成長」させるかまたは蒸着することである。3D歯デ
ータに基づいて、接着剤前駆物質を特定の形状に切断するかまたは蒸着する。ブ
ラケット上の接着剤の現在の硬化技術のため、これは、ブラケットを運ぶために
紫外線抵抗性パッケージを必要とする。
【0040】 そのようであるため、特に、下記の利益のいずれの1つが、単独でまたは組み
合わされて、得られる。
【0041】 (1)正確な3D歯データから作られた単一または複数の歯参照の取付具のた
め、ブラケットのより速くより正確な配置。
【0042】 (2)正確な3D歯データに基づいたカスタム基部および接着剤形状づけによ
って提供された改良された結合強さおよび改良された正確さ。基部、結合剤およ
び接着剤パッドは、3D歯データを使用して歯の位相に形状づけられてもよい。
【0043】 (3)患者の歯および歯列矯正ブラケットの両方の電子生成およびデータ表示
【0044】 (4)均一な結合の厚さおよび強さを提供するために基部またはブラケットに
設けられた接着剤溜。
【0045】 (5)均一な結合厚さを提供し位置的場所を改良するために結合材料の流出を
可能にするためのブラケット/基部トレイおよびキャリヤ上の接着剤溜。
【0046】 (6)3D走査を使用するいずれのステップ中のブラケット配置確認。非破壊
検査技術を使用するブラケットと基部との結合強さの確認。
【0047】 (7)ブラケット位置決め中の閉鎖ループリアルタイム位置づけフィードバッ
クシステム。
【0048】 (8)結合剤の紫外線硬化またはレーザ硬化用の透明キャリヤおよびブラケッ
ト/基部トレイ材料。
【0049】 (9)独自にまたはブラケットを配置せずにキャリヤ/基部トレイを使用して
、患者の単数または複数の歯に基部が結合される。ブラケットは、インターロッ
ク方法で基部に接続される。
【0050】 (10)紫外線抵抗性透明パッケージが使用されてもよい。
【0051】 (11)接着方法のためにブラケットおよび歯を使用しインターロックし、ブ
ラケット基部を排除する。係止機構は、歯およびブラケットの両方に個別に結合
される。
【0052】 (12)キャリヤは、特定の歯ブラケットトレイが挿入されるのを可能にする
3Dウインドウを含む。
【0053】 (13)ブラケットトレイは、配置および結合のために複数のまたは個別のブ
ラケットを含んでもよく、電子歯データから単一のまたは複数の歯外形を参照す
る。
【0054】 (14)3D歯およびブラケットデータを参照するNCロボットまたは立体リ
ソグラフモデルを使用してブラケットトレイにブラケットを配置。
【0055】 (15)キャリヤは、ウインドウがなくてもよく、キャリヤに埋め込まれたブ
ラケット印象を有してもよい。ブラケットは、手動でまたはNC制御されたロボ
ットによって、挿入することができる。
【0056】 (16)キャリヤおよびブラケットトレイは、毛細システムを有することがで
き、これは、シーラント、下塗り剤および水等の気体および液体を除去し且つ供
給することができ、ブラケットの位置および結合のために改良された環境を提供
する。
【0057】 (17)実際のまたはシミュレートされたブラケットを適所に備えた雄歯モデ
ルを使用して雌ブラケットトレイを使用することができる。
【0058】 (18)3D歯およびブラケットデータから作られた雄歯モデルを使用するこ
とができる。
【0059】 (19)3D歯およびブラケットデータから作られた雌ブラケットトレイ。
【0060】 (20)歯列矯正医には、テンプレートを作れるように取り付けられた歯列矯
正装置を備えて歯列矯正構造物の型が設けてられてもよい。
【0061】 (21)ブラケットをテンプレートに配置する前に、アンダーカットを制御す
ることができる。
【0062】 図11は、1つの特定のテンプレート60の図式的表示を例示する。この例示
において、歯は、結合剤52によってこれに結合される準備をされたブラケット
50を有する。歯列矯正テンプレート60は、ブラケットを適所に保持するため
のレセプタクルと、歯上の参照位置64に対応する対応保持機構62とを有する
。そのようであるため、歯のデジタル画像を有することによって、歯の特性、す
なわち、輪郭形状、独特な外形等がデジタル式に知られている。この情報を歯列
矯正テンプレート用の参照位置64として利用して、保持機構62を容易に導き
出すことができる。所与の歯(すなわち、歯またはその一部の独特な形状)の参
照位置64にカスタマイズされた歯列矯正テンプレート60の保持機構62を有
することによって、ブラケットは、ブラケット配置のデジタルモデルにしたがっ
て、正確に位置決めされることが可能である。
【0063】 図12は、代替歯列矯正テンプレート66を例示する。歯列矯正テンプレート
66のこの実施形態において、結合剤52は、歯列矯正テンプレート66を製造
するように延ばされる。結合剤は、所与の歯56の参照位置64に対応する保持
機構62を含む。この実施形態において、ひとたび歯が位置決めされると、結合
剤が活性化され、ブラケットを歯に接着し、過剰結合剤は除去される。そのよう
であるため、図8の例のような追加部品は必要ではない。
【0064】 図13は、歯列矯正テンプレート68の別の実施形態を例示する。この実施形
態において、参照位置64は、隣接する歯70上にある。歯列矯正テンプレート
68の保持機構62は、次いで、隣接する歯の参照位置64にしたがって設計さ
れる。隣接する歯は、既に装着されたブラケットを備えた歯であっても備えてい
ない歯であってもよいことに注意されたい。そのようであるため、歯列矯正医は
、複数の従属型歯列矯正テンプレートを使用して、ブラケットを患者の歯に連続
して位置決めする。たとえば、1本の歯が、ブラケットを装着させる第1の歯で
ある主要歯として選択されてもよい。したがって、主要歯用の歯列矯正テンプレ
ートは、先に配置されたブラケットを含まない参照位置を有する。次のブラケッ
ト配置は、主要歯上のブラケットの配置である参照位置を有する歯列矯正テンプ
レートを含んでもよい。
【0065】 図14は、アンダーカット状態の修正の図式的表示を例示する。既知のように
、ブラケットからの垂直線が歯56に交差するようにブラケット50が歯56上
に配置されるときには、アンダーカット57状態が存在する。アンダーカット5
7状態が存在するときには、トランスファトレイを使用してブラケットを取り付
けることは困難であるが、これは、ブラケットが結合された後にトランスファト
レイを除去する際には、斜めに引っ張って外さなければならないからである。ト
レイを斜めに引っ張って外すことによって、ブラケット50を失うか、または、
これを引っ張って外してしまう危険がある。アンダーカット57状態を避けるた
めに、結合剤の厚さを変えて、アンダーカット57を備えたブラケット配置と同
一の力システムを提供してもよい。しかし、ブラケットの位置を修正することに
よって、アンダーカット状態が回避され、関連する困難も同様である。
【0066】 図15は、歯列矯正装置が取り付けられた歯列矯正構造物のデジタル画像から
製作される歯のポジ型金型70の図式的表示を例示する。歯列矯正装置は、ブラ
ケット、急速上顎拡張装置、保持器、アーチワイヤ、バンド、器具、結合パッド
、結合剤物理的特性、結合剤接着特性、および、ヘッドギアチューブの少なくと
も1つを含むことに注意されたい。そのようであるため、選択された歯列矯正装
置の一部は、これらの要素のいずれの1つであってもよい。たとえば、結合剤で
取り付けられたブラケットがデジタルモデルが作られるならば、ポジ型金型は、
理想的結合剤特性とともに、理想的位置に位置するブラケットを含む。結合剤特
性は、接着特性(たとえば、結合の強さ)、物理的特性(たとえば、高さ、幅、
深さ)、および、結合剤の種類(たとえば、紫外線硬化、レーザ硬化、化学硬化
)を含む。
【0067】 ポジ型金型70は、1本の歯用であってもよく、または、いずれの数の歯用で
あってもよく、歯列矯正医への歯列矯正テンプレートとして出荷される。そのよ
うであるため、歯列矯正医は、選択された歯列矯正装置、たとえば、ブラケット
、ワイヤ等の一部を保持して位置決めするためのオーバーモールドまたは印象歯
列矯正テンプレートを製作してもよい。あるいは、オーバーモールドは、金型7
0とともに製作されてもよく、この組み合わせは歯列矯正テンプレートとして歯
列矯正医へ提供される。
【0068】 金型の一部として歯列矯正装置を備えた金型70を製作する代わりとして、ブ
ラケットのない歯列矯正構造物の金型が作られてもよい。この金型から、ロボッ
トまたは電子フィードバック機構を使用して実際のブラケットを金型に配置して
もよい。ひとたびこれが行われると、オーバーモールドを製作することができる
【0069】 図16は、歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成するた
めの方法の論理図を例示する。処理はステップ80で開始され、ここでは、歯列
矯正構造物のデジタルモデルが得られる。これは先に検討されており、第09/
451,637号の出願番号を有する同時係属米国特許出願が参照される。歯列
矯正構造物のデジタルモデルは、歯列矯正患者の歯列矯正構造物を直接走査して
画像データを得、次いで、画像データをデジタルモデルに転換することによって
得られてもよいことに注意されたい。処理は次いでステップ82へ進み、ここで
は、所与の歯列矯正構造物用に複数の歯列矯正装置から1つが選択される。先に
述べたように、データベース24は、複数の歯列矯正器具を含んでもよく、歯列
矯正医がこれを使用して、所与の患者に使用される所与の装置を選択してもよい
。加えて、歯列矯正サイトシステムは、歯列矯正装置のデジタル表示のデータベ
ースから歯列矯正装置のデジタルデータを選択してもよい。これを行うと、デジ
タル画像は歯列矯正サーバに提供される。歯列矯正サイトシステムは、歯列矯正
医および/または歯列矯正医の従業員によって操作されてもよいことに注意され
たい。さらに、歯列矯正装置は、ブラケット、急速上顎拡張装置、保持器、アー
チワイヤ、バンド、器具、および/または、ヘッドギアチューブ等の能動または
受動の歯列矯正器具を含んでもよいことにさらに注意されたい。
【0070】 処理は次いでステップ84へ進み、ここでは、歯列矯正構造物のデジタルモデ
ルに対する選択された歯列矯正装置の配置のデジタルモデルが得られる。この処
理は、第09/451,609号の出願番号を有する先に述べた同時係属米国特
許出願に説明された処理を使用して達成されてもよい。処理は次いでステップ8
6へ進み、ここでは、所与の歯の歯装着装置のデジタルモデルが検索される。た
とえば、ステップ84で決定されたようにブラケットが歯に装着されるのであれ
ば、そのブラケットのデジタルモデルが、その所与の歯用に得られる。処理は次
いでステップ88へ進み、ここでは、歯装着装置の物理的実施形態を保持するた
めの歯列矯正テンプレートが、歯装着装置のデジタル画像と配置のデジタルモデ
ルと歯列矯正構造物のデジタルモデルの少なくとも一部とに基づいて生成される
【0071】 歯列矯正テンプレートは、歯列矯正構造物のデジタルモデルに対する選択され
た歯列矯正装置の配置のデジタルモデルから、その上に配置された選択された歯
列矯正装置の少なくとも一部を備えた歯列矯正構造物の物理的モデルを、歯列矯
正テンプレートとして製造することによって製作されてもよい。あるいは、歯列
矯正テンプレートは、その上に配置された選択された歯列矯正装置の少なくとも
一部を備えた歯列矯正構造物の物理的モデルからオーバーモールドを、歯列矯正
テンプレートの一部として製作し、選択された歯列矯正装置の少なくとも一部の
物理的実施形態をオーバーモールドに取り付けることによって製作されてもよい
【0072】 別の代替例として、歯列矯正テンプレートは、歯列矯正構造物のデジタルモデ
ルから歯列矯正構造物の物理的モデルを製造し、歯列矯正構造物のデジタルモデ
ルに対する選択された歯列矯正装置の配置のデジタルモデルに基づいて、歯列矯
正構造物の物理的モデルに選択された歯列矯正装置の少なくとも一部を自動的に
配置することによって生成されてもよい。この処理から、歯列矯正テンプレート
の生成は、その上に配置された選択された歯列矯正装置の少なくとも一部を備え
た歯列矯正構造物の物理的モデルからオーバーモールドを、歯列矯正テンプレー
トの一部として製造し、選択された歯列矯正装置の少なくとも一部の物理的実施
形態をオーバーモールド内に取り付けることをさらに含んでもよい。代わりの追
加処理として、歯列矯正テンプレートの生成は、その上に配置された選択された
歯列矯正装置の少なくとも一部を備えた歯列矯正構造物の物理的モデルからオー
バーモールドを、歯列矯正テンプレートの一部として製作し、選択された歯列矯
正装置の少なくとも一部がオーバーモールドに含まれるように、物理的モデルか
らオーバーモールドを取り外し、歯列矯正構造物の物理的モデルに対する選択さ
れた歯列矯正装置の少なくとも一部の自動配置が、一時的結合剤を使用すること
をさらに含んでもよい。
【0073】 歯列矯正テンプレートを生成するさらに別の代替例として、歯列矯正テンプレ
ートは、歯列矯正構造物に対する歯列矯正装置の少なくとも一部の配置のデジタ
ルモジュールに基づいて、歯列矯正構造物に対する歯列矯正装置の少なくとも一
部の配置の金型を製造し、金型は、歯列矯正装置の少なくとも一部に対応する整
列配置構造物を含み、整列配置構造物は、取付のために歯列矯正装置の少なくと
も一部を整列配置することによって製造されてもよい。整列配置構造物は、位置
づけウインドウおよび/または整列配置ガイドであってもよい。さらに、整列配
置構造物を使用して、ブラケットを患者の歯の金型に配置してもよい。ブラケッ
トが上に装着された金型は、テンプレートを得るために印象を取らせてもよい。
【0074】 歯列矯正テンプレートを生成するさらに別の代替例として、歯列矯正テンプレ
ートは、選択された歯列矯正装置の少なくとも一部の第1の歯列矯正器具用に第
1の歯列矯正テンプレートを生成し、第1の歯列矯正器具は歯列矯正構造物の第
1の歯に対応し、選択された歯列矯正装置の少なくとも一部の1セットの歯列矯
正器具用に第2の歯列矯正テンプレートを生成し、セットの歯列矯正器具は歯列
矯正構造物の1セットの歯に対応することによって生成されてもよい。
【0075】 ひとたび歯列矯正テンプレートが設計されると、歯列矯正テンプレート用のデ
ジタル画像にしたがって製作されてもよい。したがって、歯列矯正テンプレート
用のデジタル画像は、歯列矯正テンプレートを製造するために、圧延し、機械加
工し、3D印刷し、且つ/または、金型を生成するためのプログラム指令を含ん
でもよい。ひとたび歯列矯正テンプレートが製造されると、ブラケットの物理的
実施形態がその中に取り付けられ、取付のために歯列矯正医に配達される。ひと
たび歯列矯正テンプレートが歯に位置決めされると、歯列矯正テンプレートは、
走査されて適切な位置決めを確認し、必要に応じて再位置決めされてもよい。歯
列矯正テンプレートが適切に位置決めされると、ブラケットは歯に結合される。
ブラケット位置が走査されて、ブラケットが所望の位置に位置決めされるのを決
定してもよい。
【0076】 図17は、歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成するた
めの方法の論理図を例示する。処理はステップ90で開始され、ここでは、歯列
矯正構造物のデジタルモデル内に少なくとも1つの参照位置が決定される。少な
くとも1つの参照位置は、隣接する歯のブラケット、対向する歯、複数の歯、複
数のブラケット、および/または、所与の歯自体であってもよいことに注意され
たい。処理は次いでステップ92へ進み、ここでは、選択された歯列矯正構造物
の歯装着装置用の保持機構が決定される。処理は次いでステップ94へ進み、こ
こでは、所与の歯用の少なくとも1つの参照位置に基づいて参照装着機構が決定
される。処理は次いでステップ96へ進み、ここでは、歯列矯正テンプレートの
設計が、保持機構および参照された装着機構を含むように生成される。参照位置
が所与の歯であると選択される場合には、歯列矯正テンプレートの設計は、所与
の歯の表面形態にしたがって保持機構を含むことに注意されたい。あるいは、参
照位置が隣接する歯である場合、歯列矯正テンプレートは、隣接する歯の表面形
態にしたがって保持機構を含むように設計される。歯列矯正テンプレートを生成
するのに使用される材料は、結合剤であってもよいことにさらに注意されたい。
あるいは、歯装着装置は、歯装着装置の拡張部として歯列矯正テンプレートを含
むように生成されてもよく、歯列矯正テンプレートは着脱時差異な配置ワイヤと
して生成される。
【0077】 今まで提供されてきた例示は、単一のブラケットに対応する単一の歯列矯正テ
ンプレートに関連する。既に記載された教示は、複数のブラケットを続けて配置
するために複数の歯列矯正テンプレートを生成するのに、且つ/または、複数の
ブラケットを同時に配置する単一の歯列矯正テンプレートを生成するために、等
しく適用可能である。これを達成するために、歯列矯正構造物の一組の歯用の各
対応するブラケットためのデジタル画像が検索される。これを行うと、対応する
ブラケットの各々の物理的実施形態を保持するための歯列矯正テンプレートが、
対応するブラケットのデジタル画像と配置のデジタルモデルと歯列矯正構造物の
デジタル画像の少なくとも一部とに基づいて決定される。上述のように、歯列矯
正テンプレートは、ブラケットを平行取付するための単一構造物として製作され
てもよく、または、対応するブラケットの個別取付用の分離可能な構造物を有す
る歯列矯正テンプレートとして生成されてもよい。
【0078】 図18は、確認アプローチが連結されたデジタル歯列矯正テンプレートを構築
することによって、ブラケットを歯に結合するための方法の論理図を例示する。
処理はステップ150で開始され、ここでは、歯に対する所望のブラケットの配
置のデジタルモデルが得られる。これは、それぞれ、第09/451,609号
および第09/451,564号の出願番号を有する同時係属出願の教示を使用
して行われる。処理は次いでステップ152へ進み、ここでは、実際のブラケッ
ト配置が走査される。最初のブラケットは、閉鎖ループ走査方法でロボット配置
装置を使用して、または、閉鎖ループ走査方法で携帯型の配置装置を使用して、
配置してもよいことに注意されたい。携帯型の配置装置を使用する場合には、配
置方法は、走査された画像をモニタ13に拡大してディスプレイすることによっ
て高められてもよい。
【0079】 処理は次いでステップ154へ進み、ここでは、実際の配置のデジタルモデル
が生成される。処理は次いでステップ156へ進み、ここでは、実際の配置のデ
ジタルモデルが、所望の配置のデジタルモデルと比較される。処理は次いでステ
ップ158へ進み、ここで、実際の配置が所望の配置と実質的に整合するか否か
に関して決定される。実質的な整合は、望ましい力システムの特定の型および歯
列矯正医が実施を望む正確度に依存する。一般に、誤差(すなわち、または、実
質的な整合)は、1ミリメートル未満のベクトル大きさ変動と、数度未満の角回
転変動とを有する。歯列矯正医は、患者の必要性に基づいて誤差を決定してもよ
い。ブラケットに対して整列配置されていない基部、不正確な結合剤厚さおよび
/またはブラケットの製造における不完全さを含むがこれに限定されない様々な
理由のため、ブラケットは、正確に配置されなくてもよい。
【0080】 実際の配置と所望の配置とが整合する場合、処理はステップ160へ進み、こ
こでは、ブラケットが永久的に歯に接着されるように結合が可能になり、ただし
、「永久的に」は患者の治療の持続期間を意味する。今まで検討された処理ステ
ップは、複数の歯用には、1本ずつ実行されてもよいことに注意されたい。ひと
たび1本の歯が完了すると、別の歯用に処理が繰り返される。結合を可能にする
ことは、光源を活性化して結合接着剤を硬化し、それによってブラケットを歯に
固定することによって、達成されてもよいことにさらに注意されたい。結合接着
剤は、セメントであってもよく、および/または、そのような結合目的のために
歯列矯正医によって使用されるいずれの化学接着剤であってもよい。本発明の教
示を使用して、複数の歯を平行に処理してもよいことを当業者は認識する。
【0081】 実際のブラケット配置が所望のブラケット配置に実質的に整合しない場合、処
理はステップ162へ進む。ステップ162では、実際のブラケット配置が移動
される。ブラケット配置の移動は、走査方法を使用して修正フィードバック位置
情報を提供することによって、補助されてもよい。たとえば、走査方法は、ブラ
ケットが1ミリメートル下と左へ移動する必要があり、2度の角度で回転する必
要がある等が示されてもよい。そのような再位置決めの推奨は、所望の位置のデ
ジタルモデルおよび現在の実際の配置のデジタルモデルから容易に計算すること
ができる。ブラケットを移動すると、処理はステップ164へ進み、ここでは、
ブラケットの再配置位置が走査される。処理は次いでステップ166へ進み、こ
こでは、ブラケットの再配置移動のデジタル画像が所望の配置と比較される。処
理は次いでステップ158へ進む。実際の配置が所望の配置に実質的に整合する
まで、処理はループ158から166のままである。
【0082】 図19は、ブラケットを歯に結合するための代替方法の論理図を例示する。処
理はステップ170で開始され、ここでは、歯に対する所望のブラケット配置の
デジタルモデルが得られる。処理は次いでステップ172へ進み、ここでは、所
望のブラケット配置のデジタルモデルに基づいて、実際の配置参照が生成される
。処理は次いでステップ174へ進み、ここでは、実際のブラケット配置参照が
歯に投影される。これは、図3に関して例示された。処理は次いでステップ17
6へ進み、ここでは、実際の配置参照に対するブラケットの位置が検出される。
処理は次いでステップ178へ進み、ここでは、ブラケットが配置参照に整列配
置しているか否かに関して決定される。そうであれば、処理はステップ180へ
進み、ここでは、ブラケットが歯に結合するのが可能になる。
【0083】 ブラケットが配置参照に整合しない場合、処理はステップ182へ進む。ステ
ップ182では、ブラケットの配置が移動されるか、またはアーチワイヤが変更
される。移動は、実際の配置を走査してモニタまたは3Dシミュレーションにデ
ィスプレイすることに基づいて、位置決めに修正フィードバックを提供すること
によって、補助されてもよい。処理はステップ176へ進み、ブラケットが参照
された位置に整列配置するまで、処理はループ176、178および182のま
まである。ブラケットの配置は、ブラケットが三次元空間で一列になっているか
否か、または、少なくともいくつかのブラケットがで一列になっているか否か、
をシミュレートすることによって、確認されてもよいことに注意されたい。ブラ
ケット配置、接着剤厚さ、アーチワイヤの調整、結紮力、合金の選択、ワイヤ断
面は、閉鎖ループシステムに最適力システムおよび/または最適配置を提供する
ために、単独でまたは組み合わせて調整されてもよい要因であることにさらに注
意されたい。
【0084】 本発明にしたがって反復性方法を使用することは、最終的に単一の二次元分析
に基づいた先行技術に対して有利である。反復性方法と併せて本発明の特定の実
施形態にしたがって三次元モデルを使用することによって、歯の移動を行ういず
れの要因(すなわち、ブラケット、ワイヤ、接着、生理的変化)をシミュレート
して、適切な治療の変更を決定することができる。治療におけるそのような補償
は、歯の移動が既知の方法で進行するという単一モデルからの想定に基づいた先
行技術の方法を使用しては、不可能である。したがって、先行技術の方法は、こ
の想定に基づいた単一の静的治療を特定するものである。治療中に望ましくない
歯の移動が起こった場合、特定の治療はもはや有効ではなく、歯科医の専門知識
に基づいた変更を行うことが必要とする。本発明のシステムは、周期的フィード
バック、すなわち、周期的三次元走査を使用することによって、効果的な方法で
システムの必要に応じて、モニタし調節することができる動的システムを提供す
る。そのようであるため、患者が協力しないときに発生するような、または、生
理的変化による、予期しない歯の動きを容易に制御することができる。
【0085】 図20は、アーチワイヤレセプタクル最適化のための方法の論理図を例示する
。処理はステップ250で開始され、ここでは、歯列矯正患者の歯列矯正構造物
のデジタルモデルが得られる。処理は次いでステップ252へ進み、ここでは、
アーチワイヤレセプタクルの複数のデジタルモデルから選択された最初のアーチ
ワイヤレセプタクルのデジタルモデルが検索される。アーチワイヤレセプタクル
は、ブラケット、バンドおよび/またはヘッドギアチューブを含むことに注意さ
れたい。処理は次いでステップ254へ進み、ここでは、最初のアーチワイヤレ
セプタクルのデジタルモデルが、所与の歯にデジタル式に配置される。処理は次
いでステップ256へ進み、ここでは、アーチワイヤのデジタルモデルが検索さ
れる。処理は次いでステップ258へ進み、ここでは、歯用の力システムが、最
初のアーチワイヤレセプタクルのデジタルモデルとデジタルアーチワイヤレセプ
タクルの配置とアーチワイヤのデジタルモデルとに基づいてデジタル式にモデル
化される。力システムの決定は、結合剤力に対する歯と、ブラケット力に対する
結合剤と、ワイヤのブラケットの対する力とに基づいてもよいことに注意された
い。本質的に、これらの種類の相互作用の各々の力は、ワイヤ引っ張り強さとブ
ラケットの形状と結合剤の厚さと患者の物理的パラメータとに基づいており、従
来の静的数学を使用して容易に決定され、これは、検討されたように、デジタル
式にモデル化することができる。
【0086】 処理はステップ260へ進み、ここでは、力システムが最適であるか否かに関
して決定される。そうであれば、処理はステップ262へ進み、ここでは、歯列
矯正装置用のアーチワイヤレセプタクルおよびアーチワイヤが使用される。力シ
ステムが最適ではない場合、処理はステップ264へ進み、ここでは、最適力シ
ステムを得るために力システムが修正される。力システムを修正することは、結
合パッドの厚さ、結合剤特性、アーチワイヤ、ブラケットの結紮力を変えること
と、アーチワイヤの特徴を選択することと、および/または、所与の歯列矯正器
具が所望の力システムに接着するように力システム要件を減じることと、を含ん
でもよい。力システムの修正は、他の歯の機能的装填を調整し、最初のアーチワ
イヤレセプタクルおよび/またはアーチワイヤの材料を調整することによって、
行われてもよい。あるいは、またはこれに加えて、力システムは、アーチワイヤ
レセプタクルおよび/またはアーチワイヤの異なるデジタルモデルを選択し、最
初のアーチワイヤレセプタクルのデジタルモデルの配置を調整し、最初のアーチ
ワイヤレセプタクルのデジタルモデルの結合剤の特性、厚さ、種類等を調整し、
且つ/または、最初のアーチワイヤレセプタクルのデジタルモデルのブラケット
ワイヤ連結を調整することによって(たとえば、ブラケットのスロットまたはブ
ラケットの配置を変える)、修正されてもよい。
【0087】 図21は、アーチワイヤレセプタクル最適化の代替方法の論理図を例示する。
処理はステップ270で開始され、ここでは、歯列矯正患者の歯列矯正構造物の
デジタルモデルが得られる。処理は次いでステップ272へ進み、ここでは、ア
ーチワイヤレセプタクルのデジタルモデルが、アーチワイヤレセプタクルのデジ
タルモデルと所望の力システムと結合剤とに基づいて、導き出される。処理は次
いでステップ274へ進み、ここでは、アーチワイヤレセプタクルの複数のデジ
タルモデルが、もっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクル用にサーチされる
。言い換えると、所望の力システムを達成する在来のアーチワイヤレセプタクル
をみつけるために、サーチが実行される。処理は次いでステップ276へ進み、
ここでは、もっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルが、容認可能な制限内
に所望の力システムを支持するか否かに関して決定される。容認可能な制限は、
主に歯列矯正医にまかされ、そのような要因は、患者の疼痛許容範囲、治療計画
、治療の長さ、費用等に基づく。もっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクル
が所望の力システムを支持する場合、処理はステップ278へ進み、ここでは、
もっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルが、患者を治療するために処方さ
れる。
【0088】 もっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルが所望の力システムを支持しな
い場合、処理はステップ280へ進む。ステップ280では、所望の力システム
が修正される。所望の力システムは、アーチワイヤレセプタクルのデジタルモデ
ルの配置を調整し、ブラケットを歯に結合する結合剤特性を調整し、ブラケット
ワイヤ連結を調整する(すなわち、アーチワイヤレセプタクルのデジタルモデル
のスロット、ブラケット配置、および/または、アーチワイヤレセプタクルのお
よび/またはアーチワイヤの材料を調整する)ことによって、修正されてもよい
【0089】 先行する検討は、歯列矯正テンプレートを製作するための方法および装置を表
してきた。デジタルイメージおよびデジタルモデルを使用することによって、歯
列矯正テンプレートは、歯列矯正治療の中心であるブラケットなしで製作されて
もよい。ブラケットから中心を除くことによって、より柔軟性のある歯列矯正治
療を得ることができる。本発明の教示にしたがって製造された歯列矯正テンプレ
ートは、そのような歯列矯正治療を補助する。特許請求の範囲から逸脱すること
なく、本発明の教示から他の実施形態が導き出されることは、当業者によって理
解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明による歯列矯正サービスシステムの概略ブロック図である。
【図2】 図2は本発明による実際の歯列矯正構造物の三次元デジタルモデルの図式的表
示を例示する。
【図3】 図3は本発明による実際のブラケット配置対理想的ブラケット配置の図式的表
示を例示する。
【図4】 図4は本発明による投影したブラケット配置の図式的表示を例示する。
【図5】 図5は本発明による歯に加えられる歯列矯正装置の図式的表示を例示する。
【図6】 図6は本発明による一般的ワイヤ保持レセプタクルを有するブラケットの斜視
図である。
【図7】 図7は本発明による特定のワイヤ保持レセプタクルを含むブラケットの斜視図
である。
【図8】 図8は本発明によるブラケットアンダーカット修正の図式的表示を例示する。
【図9】 図9は本発明による歯装着装置の三次元デジタルモデルの図式的表示を例示す
る。
【図10】 図10は本発明による歯に加えられるブラケットまたは歯装着装置の三次元モ
デルの図式的表示を例示する。
【図11】 図11は本発明による歯列矯正テンプレートの図式的表示を例示する。
【図12】 図12は本発明による代替歯列矯正テンプレートの図式的表示を例示する。
【図13】 図13は本発明による別の歯列矯正テンプレートの図式的表示を例示する。
【図14】 図14は本発明によるブラケットアンダーカット修正の図式的表示を例示する
【図15】 図15は本発明による歯の金型およびオーバーモールド歯列矯正テンプレート
の図式的表示を例示する。
【図16】 図16は本発明による歯列矯正テンプレートを生成するための方法の論理図を
例示する。
【図17】 図17は本発明による歯列矯正テンプレートを生成するための代替方法の論理
図を例示する。
【図18】 図18は本発明による歯にブラケットを結合するための方法の論理図を例示す
る。
【図19】 図19は本発明による歯にブラケットを結合するための代替方法の論理図を例
示する。
【図20】 図20は本発明によるアーチワイヤレセプタクル最適化のための方法の論理図
を例示する。
【図21】 図21は本発明によるアーチワイヤレセプタクル最適化のための代替方法の論
理図を例示する。
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月29日(2002.10.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/552,191 (32)優先日 平成12年4月19日(2000.4.19) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/560,127 (32)優先日 平成12年4月28日(2000.4.28) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/560,129 (32)優先日 平成12年4月28日(2000.4.28) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/560,130 (32)優先日 平成12年4月28日(2000.4.28) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 リーマイアー、 フリードリッヒ ドイツ国 10557 ベルリン トマシウス シュトラッセ 5 (72)発明者 サクデヴァ、 ロヒト アメリカ合衆国 テキサス州 75093 プ ラノ コートサイド レーン 2605 (72)発明者 プラッケ、 マイケル アメリカ合衆国 テキサス州 75023 プ ラノ オールド オーチャード 4016 (72)発明者 ジョンソン、 マシュー アメリカ合衆国 テキサス州 75206 ダ ラス アパートメント606 サウスウエス ターン ブールヴァード 8610 Fターム(参考) 4C052 JJ10

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成
    するための方法であって、 a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデルを得るステップと、 b)選択された歯列矯正装置を製造するために前記歯列矯正構造物用に複数の
    歯列矯正装置のうちの1つを選択するステップと、 c)前記歯列矯正構造物の前記デジタルモデルに対する前記選択された歯列矯
    正装置の配置のデジタルモデルを得るステップと、 d)前記選択された歯列矯正装置の前記デジタルモデルと配置の前記デジタル
    モデルと前記歯列矯正構造物の前記デジタルモデルの少なくとも一部に基づいて
    、前記選択された歯列矯正装置の少なくとも一部の物理的実施形態に属する前記
    歯列矯正テンプレートを生成するステップと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(a)は、 モデルデータを得るために前記歯列矯正患者の前記歯列矯正構造物を直接走査
    することと、 前記モデルデータを前記歯列矯正構造物の前記デジタルモデル内に転換するこ
    とと、 によって、前記歯列矯正構造物の前記デジタルモデルを得ることをさらに含む請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(b)は、 歯列矯正サイトシステムによって、前記複数の歯列矯正装置のデジタル表示の
    データベースから前記選択された歯列矯正装置の前記デジタルモデルを選択する
    ことと、 前記選択された歯列矯正装置の前記デジタルモデルを歯列矯正サーバへ提供す
    ることと、 をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成
    するための装置であって、 処理モジュールと、 前記処理モジュールに操作可能に連結されたメモリであって、前記処理モジュ
    ールに、(a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデルを獲得させ、(
    b)選択された歯列矯正装置を製造するために前記歯列矯正構造物用に複数の歯
    列矯正装置のうちの1つを選択させ、(c)前記歯列矯正構造物の前記デジタル
    モデルに対する前記選択された歯列矯正装置の配置のデジタルモデルを獲得させ
    、(d)前記選択された歯列矯正装置の前記デジタルモデルと配置の前記デジタ
    ルモデルと前記歯列矯正構造物の前記デジタルモデルの少なくとも一部に基づい
    て、前記選択された歯列矯正装置の少なくとも一部の物理的実施形態に属する前
    記歯列矯正テンプレートを生成させる操作指令を格納するメモリと、 を備える装置。
  5. 【請求項5】 歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成
    するための方法であって、 a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデル内に少なくとも1つの参
    照位置を決定するステップと、 b)選択された歯列矯正装置の歯装着装置用に保持機構を決定するステップで
    あって、前記歯装着装置は前記歯列矯正構造物の所与の歯用であるステップと、 c)前記少なくとも1つの参照位置および前記所与の歯に基づいて参照装着機
    構を決定するステップと、 d)前記保持機構および前記参照装着機構を含むように前記歯列矯正テンプレ
    ートの設計を生成するステップと、 を含む方法。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの参照位置が前記所与の歯にあるように
    決定することと、 前記所与の歯の表面にしたがって前記保持機構を含むように前記歯列矯正テン
    プレートの設計を生成することと、 をさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの参照位置が前記所与の歯に隣接する歯
    にあるように決定することと、 前記隣接する歯の表面にしたがって前記保持機構を含むように前記歯列矯正テ
    ンプレートの設計を生成することと、 をさらに含む請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 歯列矯正装置の配置を補助する歯列矯正テンプレートを生成
    するための装置であって、 処理モジュールと、 前記処理モジュールに操作可能に連結されたメモリであって、前記処理モジュ
    ールに、(a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデル内に少なくとも
    1つの参照位置を決定させ、(b)選択された歯列矯正装置の歯装着装置用に保
    持機構を決定させ、前記歯装着装置は前記歯列矯正構造物の所与の歯用であり、
    (c)前記少なくとも1つの参照位置および前記所与の歯に基づいて参照装着機
    構を決定させ、(d)前記保持機構および前記参照装着機構を含むように前記歯
    列矯正テンプレートの設計を生成させる操作指令を格納するメモリと、 を備える装置。
  9. 【請求項9】 ブラケットを歯に結合する方法であって、 a)前記歯およびそのモデルに対する所望のブラケット配置の少なくとも1つ
    のデジタルモデルを得るステップと、 b)前記歯に対する前記ブラケットの実際の配置を走査して、前記実際の配置
    のデジタル情報を作るステップと、 c)前記実際の配置のデジタルモデルを生成するステップと、 d)前記所望のブラケット配置の前記デジタルモデルが、前記実際の配置の前
    記デジタルモデルに実質的に整合するか否かを決定するステップと、 e)前記所望のブラケット配置の前記デジタルモデルが前記実際の配置の前記
    デジタルモデルに実質的に整合するときに、前記ブラケットが前記歯に結合する
    のを可能にするステップと、 を含む方法。
  10. 【請求項10】 複数の歯の各々用に、ステップ(a)から(e)を繰り返
    すことをさらに含む請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記所望のブラケット配置の前記デジタルモデルが前記実
    際の配置の前記デジタルモデルに実質的に整合しないときに、前記ブラケットの
    配置を移動することと、 前記ブラケットの前記再配置を走査して前記ブラケットの前記再配置のデジタ
    ルモデルを得ることと、 前記所望のブラケット配置の前記デジタルモデルを前記再配置の前記デジタル
    モデルと比較することと、 前記所望のブラケット配置の前記デジタルモデルが前記再配置の前記デジタル
    モデルに実質的に整合するときに、前記ブラケットが前記歯に結合するのを可能
    にすることと、 を含む請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ブラケットを歯に結合するための装置であって、 処理モジュールと、 前記処理モジュールに操作可能に連結されたメモリであって、前記処理モジュ
    ールに、(a)前記歯に対する所望のブラケット配置のデジタルモデルを獲得さ
    せ、(b)前記歯に対する前記ブラケットの実際の配置の走査から前記実際の配
    置のデジタル情報を生成させ、(c)前記実際の配置のデジタルモデルを生成さ
    せ、(d)前記所望のブラケット配置の前記デジタルモデルを前記実際の配置の
    前記デジタルモデルと比較させ、前記所望のブラケット配置が、前記実際の配置
    の前記デジタルモデルに実質的に整合するか否かを決定させて、前記ブラケット
    が前記歯を結合するのを可能にする操作指令を格納するメモリと、 を組み合わせて備える装置。
  13. 【請求項13】 ブラケットを歯に結合するための装置であって、 処理モジュールと、 前記処理モジュールに操作可能に連結されたメモリであって、前記処理モジュ
    ールに、(a)前記歯に対する所望のブラケット配置のデジタルモデルを獲得さ
    せ、(b)前記所望のブラケット配置の前記デジタルモデルに基づいて、実際の
    配置参照を生成させ、(c)前記実際の配置参照を前記歯に投影させ、(d)前
    記実際の配置参照に対する前記ブラケットの位置を検出させ、(e)前記ブラケ
    ットが前記実際の配置参照に整列配置するときに、前記ブラケットが前記歯に結
    合するのを可能にさせる操作指令を格納するメモリと、 を備える装置。
  14. 【請求項14】 アーチワイヤレセプタクル最適化のための方法であって、 a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデルを得るステップと、 b)アーチワイヤレセプタクルの複数のデジタルモデルから選択された最初の
    アーチワイヤレセプタクルのデジタルモデルを検索するステップと、 c)前記歯列矯正構造物の前記デジタルモデルの所与の歯に前記最初のアーチ
    ワイヤレセプタクルの前記デジタルモデルをデジタル式に配置して、デジタルア
    ーチワイヤレセプタクル配置を提供するステップと、 d)アーチワイヤのデジタルモデルを検索するステップと、 e)前記所与の歯用に、前記最初のアーチワイヤレセプタクルの前記デジタル
    モデルと前記デジタルアーチワイヤレセプタクル配置と前記アーチワイヤの前記
    デジタルモデルとに基づいて、前記歯用の力システムをデジタル式にモデル化す
    るステップと、 f)前記力システムが最適ではないときには、前記力システムを修正して最適
    力システムを達成するステップと、 を含む方法。
  15. 【請求項15】 前記アーチワイヤレセプタクルの前記複数のデジタルモデ
    ルから続いて選択された別のアーチワイヤレセプタクルのデジタルモデルを検索
    して、ステップ(c)から(e)を繰り返すことによって、最適力システムを達
    成するように前記力システムを修正することとことをさらに含む請求項14に記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 前記最初のアーチワイヤレセプタクルの前記デジタルモデ
    ルの配置を調整することによって、最適力システムを達成するように前記力シス
    テムを修正することをさらに含む請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 結合剤をデジタル式にモデル化することをさらに含み、前
    記結合剤を使用して前記最初のアーチワイヤレセプタクルを前記歯列矯正構造物
    の所与の歯に固定する請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 アーチワイヤレセプタクル最適化のための方法であって、 a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデルを得るステップと、 b)前記歯列矯正構造物の所与の歯に対する所望の力システム用に、アーチワ
    イヤのデジタルモデルと前記所望の力システムと導き出されるアーチワイヤレセ
    プタクルを製造するための結合とに基づいて、アーチワイヤレセプタクルのデジ
    タルモデルを導き出すステップと、 c)前記導き出されたアーチワイヤレセプタクルに対する少なくとも1つのも
    っとも近い整合のアーチワイヤレセプタクル用に、アーチワイヤレセプタクルの
    複数のデジタルモデルをサーチするステップと、 d)前記少なくとも1つのもっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルが、
    前記所望の力システムを容認可能な制限内に支持するか否かを決定するステップ
    と、 e)前記少なくとも1つのもっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルが前
    記所望の力システムを容認可能な制限内に支持するときに、前記歯列矯正患者を
    治療するために前記少なくとも1つのもっとも近い整合のアーチワイヤレセプタ
    クルを処方するステップと、 を含む方法。
  19. 【請求項19】 アーチワイヤレセプタクル最適化のための装置であって、 処理モジュールと、 前記処理モジュールに操作可能に連結されたメモリであって、前記処理モジュ
    ールに、(a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデルを獲得させ、(
    b)アーチワイヤレセプタクルの複数のデジタルモデルから選択された最初のア
    ーチワイヤレセプタクルのデジタルモデルを検索させ、(c)前記歯列矯正構造
    物の前記デジタルモデルの所与の歯に前記最初のアーチワイヤレセプタクルの前
    記デジタルモデルをデジタル式に配置して、デジタルアーチワイヤレセプタクル
    配置を提供させ、(d)アーチワイヤのデジタルモデルを検索させ、(e)前記
    所与の歯用に、前記最初のアーチワイヤレセプタクルの前記デジタルモデルと前
    記デジタルアーチワイヤレセプタクル配置と前記アーチワイヤの前記デジタルモ
    デルとに基づいて、前記歯用の力システムをデジタル式にモデル化させ、(f)
    前記力システムが最適ではないときには、前記力システムを修正して最適力シス
    テムを達成させる操作指令を格納するメモリと、 を備える装置。
  20. 【請求項20】 アーチワイヤレセプタクル最適化のための装置であって、 処理モジュールと、 前記処理モジュールに操作可能に連結されたメモリであって、前記処理モジュ
    ールに、(a)歯列矯正患者の歯列矯正構造物のデジタルモデルを獲得させ、(
    b)前記歯列矯正構造物の所与の歯に対する所望の力システム用に、アーチワイ
    ヤのデジタルモデルと前記所望の力システムと導き出されるアーチワイヤレセプ
    タクルを製造するための結合とに基づいて、アーチワイヤレセプタクルのデジタ
    ルモデルを導き出させ、(c)前記導き出されたアーチワイヤレセプタクルに対
    する少なくとも1つのもっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクル用に、アー
    チワイヤレセプタクルの複数のデジタルモデルをサーチさせ、(d)前記少なく
    とも1つのもっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルが、前記所望の力シス
    テムを容認可能な制限内に支持するか否かを決定させ、(e)前記少なくとも1
    つのもっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルが前記所望の力システムを容
    認可能な制限内に支持するときに、前記歯列矯正患者を治療するために前記少な
    くとも1つのもっとも近い整合のアーチワイヤレセプタクルを処方させる操作指
    令を格納するメモリと、 を備える装置。
JP2001581706A 2000-04-19 2001-04-13 歯列矯正装置を配置するための方法およびシステム Expired - Fee Related JP3771498B2 (ja)

Applications Claiming Priority (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US55219000A 2000-04-19 2000-04-19
US55218900A 2000-04-19 2000-04-19
US55219100A 2000-04-19 2000-04-19
US09/552,191 2000-04-19
US09/552,189 2000-04-19
US09/552,190 2000-04-19
US09/560,130 2000-04-28
US09/560,127 2000-04-28
US09/560,127 US6554613B1 (en) 2000-04-19 2000-04-28 Method and apparatus for generating an orthodontic template that assists in placement of orthodontic apparatus
US09/560,129 2000-04-28
US09/560,129 US6318995B1 (en) 2000-04-19 2000-04-28 Method and apparatus for bonding a bracket to a tooth
US09/560,130 US6736638B1 (en) 2000-04-19 2000-04-28 Method and apparatus for orthodontic appliance optimization
PCT/US2001/012105 WO2001085047A2 (en) 2000-04-19 2001-04-13 Method and system for placement of orthodontic apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003532485A true JP2003532485A (ja) 2003-11-05
JP3771498B2 JP3771498B2 (ja) 2006-04-26

Family

ID=27560123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001581706A Expired - Fee Related JP3771498B2 (ja) 2000-04-19 2001-04-13 歯列矯正装置を配置するための方法およびシステム

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1276433B1 (ja)
JP (1) JP3771498B2 (ja)
AU (1) AU5160501A (ja)
WO (1) WO2001085047A2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513689A (ja) * 2003-12-12 2007-05-31 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 歯科矯正器具を歯に配置する方法
JP2007514506A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 接着剤がプレコートされた器具を有するパッケージ化歯科矯正アセンブリ
JP2007525289A (ja) * 2004-02-27 2007-09-06 アライン テクノロジー, インコーポレイテッド 歯科データマイニング
JP2010501258A (ja) * 2006-08-22 2010-01-21 ジャック・キース・ヒリアード 歯科矯正アライナ製造装置および方法
JP2010533549A (ja) * 2007-07-13 2010-10-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー デジタル歯科矯正装具結合マトリックス
JP2011506018A (ja) * 2007-12-21 2011-03-03 マテリアライズ・デンタル・ナムローゼ・フエンノートシャップ 歯の移動システムおよび方法
JP2011525848A (ja) * 2008-06-26 2011-09-29 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 歯列矯正装具用のラピッドプロトタイプ移動トレー
US8194067B2 (en) 2004-02-04 2012-06-05 3M Innovative Properties Company Planar guides to visually aid orthodontic appliance placement within a three-dimensional (3D) environment
JP5051561B1 (ja) * 2012-02-20 2012-10-17 和之 岡▲崎▼ 歯列矯正装置設置具
JP2013039401A (ja) * 2002-02-13 2013-02-28 Top Service Fuer Lingualtechnik Gmbh 調製歯科矯正装置用モジュールシステム
JP2013526934A (ja) * 2010-05-21 2013-06-27 マイ オーソドンティクス プロプライエタリー リミテッド 処置後の外観予測
KR101295611B1 (ko) * 2013-02-06 2013-08-13 주식회사 리얼오쏘 투명 교정기 제조 장치 및 그 제조 방법
JP2014014663A (ja) * 2012-06-11 2014-01-30 Tetsuya Shimoda 歯列矯正支援装置
KR101685606B1 (ko) * 2016-03-17 2016-12-20 (주)덴토스 3d프린터기를 이용하여 제작한 치열교정용 브라켓의 구조
US10886010B2 (en) 2006-04-18 2021-01-05 Align Technology, Inc. Method and system for providing indexing and cataloguing of orthodontic related treatment profiles and options
KR20210138921A (ko) * 2020-05-13 2021-11-22 오스템임플란트 주식회사 교정 치료 데이터 관리 방법 및 장치
US11607291B2 (en) 2004-02-27 2023-03-21 Align Technology, Inc. Method and system for providing dynamic orthodontic assessment and treatment profiles

Families Citing this family (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7155373B2 (en) * 2002-02-22 2006-12-26 3M Innovative Properties Company Selection of orthodontic brackets
US6988889B2 (en) 2003-03-04 2006-01-24 Norbert Abels Custom-fitted orthodontic bracket manufactured by computerized and selective removal of portions of a bracket
US7188421B2 (en) 2003-05-02 2007-03-13 3M Innovative Properties Company Orthodontic appliances having a contoured bonding surface
JP4530636B2 (ja) * 2003-10-06 2010-08-25 アーサー ローゼンバーク ファレル スナップ様式を利用して不正咬合の歯列を矯正するコンピュータプログラムシステム
US8874452B2 (en) 2004-02-27 2014-10-28 Align Technology, Inc. Method and system for providing dynamic orthodontic assessment and treatment profiles
US11298209B2 (en) 2004-02-27 2022-04-12 Align Technology, Inc. Method and system for providing dynamic orthodontic assessment and treatment profiles
US7452205B2 (en) 2005-04-04 2008-11-18 3M Innovative Properties Company Orthodontic indirect bonding apparatus with occlusal positioning stop members
US7556496B2 (en) 2005-04-04 2009-07-07 3M Innovative Properties Company Method of making indirect bonding apparatus for orthodontic therapy
US7613527B2 (en) 2006-03-16 2009-11-03 3M Innovative Properties Company Orthodontic prescription form, templates, and toolbar for digital orthodontics
US7726968B2 (en) 2007-03-22 2010-06-01 3M Innovative Properties Company Methods and assemblies for making an orthodontic bonding tray using rapid prototyping
US7878805B2 (en) 2007-05-25 2011-02-01 Align Technology, Inc. Tabbed dental appliance
US8738394B2 (en) 2007-11-08 2014-05-27 Eric E. Kuo Clinical data file
US8108189B2 (en) 2008-03-25 2012-01-31 Align Technologies, Inc. Reconstruction of non-visible part of tooth
US9492243B2 (en) 2008-05-23 2016-11-15 Align Technology, Inc. Dental implant positioning
US8172569B2 (en) 2008-06-12 2012-05-08 Align Technology, Inc. Dental appliance
US8292617B2 (en) 2009-03-19 2012-10-23 Align Technology, Inc. Dental wire attachment
US8765031B2 (en) 2009-08-13 2014-07-01 Align Technology, Inc. Method of forming a dental appliance
CN102232873A (zh) * 2010-04-28 2011-11-09 黄正和 牙齿矫正器的定位方法及其结构
US9241774B2 (en) 2010-04-30 2016-01-26 Align Technology, Inc. Patterned dental positioning appliance
US9211166B2 (en) 2010-04-30 2015-12-15 Align Technology, Inc. Individualized orthodontic treatment index
US9125709B2 (en) * 2011-07-29 2015-09-08 Align Technology, Inc. Systems and methods for tracking teeth movement during orthodontic treatment
US9403238B2 (en) 2011-09-21 2016-08-02 Align Technology, Inc. Laser cutting
US9375300B2 (en) 2012-02-02 2016-06-28 Align Technology, Inc. Identifying forces on a tooth
US9414897B2 (en) 2012-05-22 2016-08-16 Align Technology, Inc. Adjustment of tooth position in a virtual dental model
EP3545901B1 (en) 2012-10-30 2021-03-03 University of Southern California Orthodontic appliance with snap fitted, non-sliding archwire
US9364296B2 (en) * 2012-11-19 2016-06-14 Align Technology, Inc. Filling undercut areas of teeth relative to axes of appliance placement
DE102013209735A1 (de) * 2013-05-24 2014-11-27 Dw Lingual Systems Gmbh Verfahren zum Herstellen eines patientenspezifischen Ersatzbrackets für eine kieferorthopädische Behandlung sowie nach dem Verfahren hergestelltes Bracket
US10449016B2 (en) 2014-09-19 2019-10-22 Align Technology, Inc. Arch adjustment appliance
US9610141B2 (en) 2014-09-19 2017-04-04 Align Technology, Inc. Arch expanding appliance
US9744001B2 (en) 2014-11-13 2017-08-29 Align Technology, Inc. Dental appliance with cavity for an unerupted or erupting tooth
US10504386B2 (en) 2015-01-27 2019-12-10 Align Technology, Inc. Training method and system for oral-cavity-imaging-and-modeling equipment
US11554000B2 (en) 2015-11-12 2023-01-17 Align Technology, Inc. Dental attachment formation structure
US11931222B2 (en) 2015-11-12 2024-03-19 Align Technology, Inc. Dental attachment formation structures
US11103330B2 (en) 2015-12-09 2021-08-31 Align Technology, Inc. Dental attachment placement structure
US11596502B2 (en) 2015-12-09 2023-03-07 Align Technology, Inc. Dental attachment placement structure
WO2017218947A1 (en) 2016-06-17 2017-12-21 Align Technology, Inc. Intraoral appliances with sensing
US10383705B2 (en) 2016-06-17 2019-08-20 Align Technology, Inc. Orthodontic appliance performance monitor
KR20230154476A (ko) 2016-07-27 2023-11-08 얼라인 테크널러지, 인크. 치아 진단 기능이 있는 구강 내 스캐너
US10507087B2 (en) 2016-07-27 2019-12-17 Align Technology, Inc. Methods and apparatuses for forming a three-dimensional volumetric model of a subject's teeth
CN117257492A (zh) 2016-11-04 2023-12-22 阿莱恩技术有限公司 用于牙齿图像的方法和装置
CA3043049A1 (en) 2016-12-02 2018-06-07 Align Technology, Inc. Methods and apparatuses for customizing rapid palatal expanders using digital models
EP3824843A1 (en) 2016-12-02 2021-05-26 Align Technology, Inc. Palatal expanders and methods of expanding a palate
US11376101B2 (en) 2016-12-02 2022-07-05 Align Technology, Inc. Force control, stop mechanism, regulating structure of removable arch adjustment appliance
WO2018102588A1 (en) 2016-12-02 2018-06-07 Swift Health Systems Inc. Indirect orthodontic bonding systems and methods for bracket placement
WO2018102702A1 (en) 2016-12-02 2018-06-07 Align Technology, Inc. Dental appliance features for speech enhancement
US10548700B2 (en) 2016-12-16 2020-02-04 Align Technology, Inc. Dental appliance etch template
WO2018144634A1 (en) 2017-01-31 2018-08-09 Swift Health Systems Inc. Hybrid orthodontic archwires
US10779718B2 (en) 2017-02-13 2020-09-22 Align Technology, Inc. Cheek retractor and mobile device holder
US10613515B2 (en) 2017-03-31 2020-04-07 Align Technology, Inc. Orthodontic appliances including at least partially un-erupted teeth and method of forming them
US11612458B1 (en) 2017-03-31 2023-03-28 Swift Health Systems Inc. Method of tongue preconditioning in preparation for lingual orthodontic treatment
CN114129289A (zh) 2017-04-21 2022-03-04 斯威夫特健康系统有限公司 间接粘接托盘、非滑动正畸矫正器和使用其的配准系统
US11045283B2 (en) 2017-06-09 2021-06-29 Align Technology, Inc. Palatal expander with skeletal anchorage devices
US10639134B2 (en) 2017-06-26 2020-05-05 Align Technology, Inc. Biosensor performance indicator for intraoral appliances
US10885521B2 (en) 2017-07-17 2021-01-05 Align Technology, Inc. Method and apparatuses for interactive ordering of dental aligners
WO2019018784A1 (en) 2017-07-21 2019-01-24 Align Technology, Inc. ANCHOR OF CONTOUR PALATIN
US11633268B2 (en) 2017-07-27 2023-04-25 Align Technology, Inc. Tooth shading, transparency and glazing
WO2019035979A1 (en) 2017-08-15 2019-02-21 Align Technology, Inc. EVALUATION AND CALCULATION OF BUCCAL CORRIDOR
WO2019036677A1 (en) 2017-08-17 2019-02-21 Align Technology, Inc. SURVEILLANCE OF CONFORMITY OF DENTAL DEVICE
US10813720B2 (en) 2017-10-05 2020-10-27 Align Technology, Inc. Interproximal reduction templates
WO2019084326A1 (en) 2017-10-27 2019-05-02 Align Technology, Inc. OTHER BORE ADJUSTMENT STRUCTURES
CN111295153B (zh) 2017-10-31 2023-06-16 阿莱恩技术有限公司 具有选择性牙合负荷和受控牙尖交错的牙科器具
US11096763B2 (en) 2017-11-01 2021-08-24 Align Technology, Inc. Automatic treatment planning
US11534974B2 (en) 2017-11-17 2022-12-27 Align Technology, Inc. Customized fabrication of orthodontic retainers based on patient anatomy
CN114948315A (zh) 2017-11-30 2022-08-30 阿莱恩技术有限公司 用于监测口腔矫治器的传感器
WO2019118876A1 (en) 2017-12-15 2019-06-20 Align Technology, Inc. Closed loop adaptive orthodontic treatment methods and apparatuses
US10980613B2 (en) 2017-12-29 2021-04-20 Align Technology, Inc. Augmented reality enhancements for dental practitioners
KR20200115580A (ko) 2018-01-26 2020-10-07 얼라인 테크널러지, 인크. 구강 내 진단 스캔 및 추적
US11937991B2 (en) 2018-03-27 2024-03-26 Align Technology, Inc. Dental attachment placement structure
JP7374121B2 (ja) 2018-04-11 2023-11-06 アライン テクノロジー, インコーポレイテッド 解除可能な口蓋拡張器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994010935A1 (en) * 1992-11-09 1994-05-26 Ormco Corporation Custom orthodontic appliance forming method and apparatus
JPH08168499A (ja) * 1994-08-04 1996-07-02 Ormco Corp 歯列矯正器および集団の標準化されたブラケットと歯の矯正のための器具の製作、組立および使用法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4160322A (en) * 1976-12-29 1979-07-10 Frazier Paul D Method of constructing an orthodontic appliance
US4551096A (en) * 1983-12-19 1985-11-05 Dellinger Eugene L Orthodontic apparatus and method for treating malocclusion
US5011405A (en) 1989-01-24 1991-04-30 Dolphin Imaging Systems Method for determining orthodontic bracket placement
US5139419A (en) 1990-01-19 1992-08-18 Ormco Corporation Method of forming an orthodontic brace
US5368478A (en) 1990-01-19 1994-11-29 Ormco Corporation Method for forming jigs for custom placement of orthodontic appliances on teeth
US5542842A (en) 1992-11-09 1996-08-06 Ormco Corporation Bracket placement jig assembly and method of placing orthodontic brackets on teeth therewith
US5863198A (en) * 1996-09-23 1999-01-26 Doyle; Walter A. Orthodontic bracket placement jig
US5879158A (en) * 1997-05-20 1999-03-09 Doyle; Walter A. Orthodontic bracketing system and method therefor

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994010935A1 (en) * 1992-11-09 1994-05-26 Ormco Corporation Custom orthodontic appliance forming method and apparatus
JPH08508174A (ja) * 1992-11-09 1996-09-03 オルムコ コーポレイション 注文歯科矯正器具形成方法及び装置
JPH08168499A (ja) * 1994-08-04 1996-07-02 Ormco Corp 歯列矯正器および集団の標準化されたブラケットと歯の矯正のための器具の製作、組立および使用法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013039401A (ja) * 2002-02-13 2013-02-28 Top Service Fuer Lingualtechnik Gmbh 調製歯科矯正装置用モジュールシステム
JP2007513689A (ja) * 2003-12-12 2007-05-31 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 歯科矯正器具を歯に配置する方法
JP4741513B2 (ja) * 2003-12-12 2011-08-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 歯科矯正器具を歯に配置する方法
US7910632B2 (en) 2003-12-19 2011-03-22 3M Innovative Properties Company Packaged orthodontic assembly with adhesive precoated appliances
JP2007514506A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 接着剤がプレコートされた器具を有するパッケージ化歯科矯正アセンブリ
US8194067B2 (en) 2004-02-04 2012-06-05 3M Innovative Properties Company Planar guides to visually aid orthodontic appliance placement within a three-dimensional (3D) environment
JP2007525289A (ja) * 2004-02-27 2007-09-06 アライン テクノロジー, インコーポレイテッド 歯科データマイニング
US11607291B2 (en) 2004-02-27 2023-03-21 Align Technology, Inc. Method and system for providing dynamic orthodontic assessment and treatment profiles
US10886010B2 (en) 2006-04-18 2021-01-05 Align Technology, Inc. Method and system for providing indexing and cataloguing of orthodontic related treatment profiles and options
JP2010501258A (ja) * 2006-08-22 2010-01-21 ジャック・キース・ヒリアード 歯科矯正アライナ製造装置および方法
JP2010533549A (ja) * 2007-07-13 2010-10-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー デジタル歯科矯正装具結合マトリックス
JP2011506018A (ja) * 2007-12-21 2011-03-03 マテリアライズ・デンタル・ナムローゼ・フエンノートシャップ 歯の移動システムおよび方法
JP2011525848A (ja) * 2008-06-26 2011-09-29 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 歯列矯正装具用のラピッドプロトタイプ移動トレー
JP2017012782A (ja) * 2008-06-26 2017-01-19 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 歯列矯正装具用のラピッドプロトタイプ移動トレー
JP2013526934A (ja) * 2010-05-21 2013-06-27 マイ オーソドンティクス プロプライエタリー リミテッド 処置後の外観予測
JP5051561B1 (ja) * 2012-02-20 2012-10-17 和之 岡▲崎▼ 歯列矯正装置設置具
US9713512B2 (en) 2012-02-20 2017-07-25 Kazuyuki Okazaki Orthodontic device-setting tool
WO2013125340A1 (ja) * 2012-02-20 2013-08-29 Okazaki Kazuyuki 歯列矯正装置設置具
JP2014014663A (ja) * 2012-06-11 2014-01-30 Tetsuya Shimoda 歯列矯正支援装置
KR101295611B1 (ko) * 2013-02-06 2013-08-13 주식회사 리얼오쏘 투명 교정기 제조 장치 및 그 제조 방법
KR101685606B1 (ko) * 2016-03-17 2016-12-20 (주)덴토스 3d프린터기를 이용하여 제작한 치열교정용 브라켓의 구조
KR20210138921A (ko) * 2020-05-13 2021-11-22 오스템임플란트 주식회사 교정 치료 데이터 관리 방법 및 장치
KR102329969B1 (ko) 2020-05-13 2021-11-23 오스템임플란트 주식회사 교정 치료 데이터 관리 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP1276433A2 (en) 2003-01-22
EP1276433A4 (en) 2006-07-26
EP1276433B1 (en) 2013-08-14
WO2001085047A2 (en) 2001-11-15
AU5160501A (en) 2001-11-20
JP3771498B2 (ja) 2006-04-26
WO2001085047A3 (en) 2002-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3771498B2 (ja) 歯列矯正装置を配置するための方法およびシステム
US7699606B2 (en) Method and apparatus for generating an orthodontic template that assists in placement of orthodontic apparatus
US7422430B2 (en) Method and apparatus for orthodontic appliance optimization
JP6886918B2 (ja) 歯科用装置のコンピュータシステム支援設計
JP5243425B2 (ja) 歯科矯正アンカレッジデバイスの手術用ガイドを使用したコンピュータ支援インプラント
US7384266B2 (en) Method and apparatus for manufacturing and constructing a physical dental arch model
EP1916960B1 (en) Registering physical and virtual tooth structures with pedestals
JP4717390B2 (ja) 歯科用テンプレートを作製するためのシステムおよび方法
US20070141525A1 (en) Registering banded appliances for digital orthodontics treatment planning
US20070031774A1 (en) Registering physical and virtual tooth structures with markers
US20040166463A1 (en) Systems and methods for combination treatments of dental patients
US20070031791A1 (en) Scanning models for digital orthodontics
US8636513B2 (en) Fabricating a base compatible with physical tooth models
US20060093987A1 (en) Producing an adjustable physical dental arch model
JP2002532187A (ja) 歯列矯正器具を正確に結合配置する方法および装置
JP7373666B2 (ja) 歯科矯正装具を接着するためのカスタム器具、及びカスタム器具を設計し使用する方法
Tepedino et al. A novel method for a precise and clean transfer of attachments during clear aligner therapy

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050421

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051004

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3771498

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130217

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130217

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140217

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees