JP2003531975A - 建物構造の改良 - Google Patents

建物構造の改良

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JP2003531975A
JP2003531975A JP2001578755A JP2001578755A JP2003531975A JP 2003531975 A JP2003531975 A JP 2003531975A JP 2001578755 A JP2001578755 A JP 2001578755A JP 2001578755 A JP2001578755 A JP 2001578755A JP 2003531975 A JP2003531975 A JP 2003531975A
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ジョン、パトリック、ダーシー
マシュー、デイビッド、アーサー、ティラー
ティム、アーミテージ
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スリープセイフ、ユーケイ、リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも一つの窓又は扉を持つ建物用中央係止システムを提供する。 【解決手段】 本システムは、加圧流体を保持するための貯蔵手段と連通した中央制御ユニット(50)を含む。貯蔵手段は、中央制御ユニットから貯蔵手段への信号に応じて作動でき、関連した扉(20)又は窓(22、24)の開閉が妨げられない不作用位置と扉又は窓の開閉が妨げられる作用位置との間で移動する少なくとも一つの施錠機構と流体連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、建物構造、並びに制御システムを建物構造に設置する方法に関する
【0002】 例えば国際特許出願第WO90/03485号において、制御ユニットから施
錠システムの個々の扉及び窓の錠まで延びる導線によって、錠を中央制御ユニッ
トから制御する、住宅やホテル等の建物構造用の施錠システムを提供することが
提案されている。導線は、錠の作動を制御する信号を搬送するばかりでなく、錠
を作動するための動力を搬送する。このような構成は、制御信号を錠に送信する
ことによって、錠まで延びる導線をなくすことができるけれども、窓に設けられ
た錠にバッテリーで電力を提供する必要がある任意の施錠システムにとって好ま
しい。なぜなら、バッテリーの定期的な交換がなされない傾向があり、施錠シス
テムが誤って機能してしまうためである。
【0003】 構造を建設するとき、又は大規模な改修中、このようなシステム用の導線を壁
に入れ、例えば床や天井から窓の錠まで延びる導線を漆喰仕上げ内に入れるのが
よいが、このような施錠システムを家庭におけるような建物構造に設置しようと
する場合には、このような導線の設置によって装飾が損傷されてしまうことは受
入れられることではない。更に、このような導線を隠すために表面取り付け導線
を使用することも、特に家庭において受入れられない。
【0004】 複数のセンサが導線で中央制御ユニットに接続された警報システムを現存の建
物に設置することが既知である。このようなシステムの導線は、床の下、天井の
上、及びカーペットの下に便利に隠される。しかしながら、少なくとも導線を窓
錠まで延ばす必要がないため、警報導線を隠すことができる、いわゆる「無線」
警報システムもまた既知である。この無線警報システムは、制御ユニットとシス
テムのセンサ/警報ユニットとの間に導線を設置することを必要とせず、送受信
信号、又は本線で搬送される主要周波数以外の周波数の信号のいずれかを用いる
。このようなシステムは、動力を錠へバッテリーでなく導線によって提供しなけ
ればならない場合、施錠システムに適合させることができない。
【0005】 遠距離通信システム用の導線は建物内に隠されるが、このような導線を建物構
造の外側周囲に這わせることも一般的である。この後者の技術は、施錠又は他の
安全システムの場合には受入れることができない。
【0006】 本発明の一つの特徴によれば、内壁及び外壁及び内壁と外壁との間のキャビテ
ィを持つ種類の建物構造に制御システムを設ける方法が提供される。このシステ
ムは、少なくとも一つのオペレータ入力ユニットを含む遠隔作動ユニットに制御
ラインによって接続された中央制御ユニットを含む。各遠隔作動ユニットは、外
側壁構造の境界内に配置されている。本方法は、内壁と外壁との間のキャビティ
の上レベルの上方を延びる空所内に中央制御ユニットが配置されており、制御ラ
インを中央制御ユニットと遠隔作動ユニットのうちの少なくとも幾つかとの間を
延びるようにキャビティ内に設置する工程を含むことを特徴とする。
【0007】 中央制御ユニットが設置された空所は、建物のロフト空間に設置されていても
よく、又は建物構造が屋根裏部屋を備えている場合には、屋根裏部屋の天井の上
方又は屋根裏部屋の床空間内のいずれかに設置されていてもよい。各場合におい
て、本発明の方法を使用し、制御システムを現存の建物に、現存している内壁の
装飾等との干渉を最小にして設置できる。これは、制御ラインを外側壁構造のキ
ャビティの下方又は上方に便利に通すことができるためである。
【0008】 本発明は、例えば単なる例として、少なくとも一つの窓/扉錠を遠隔で作動で
きる種類の制御システム等の任意の制御システムを設置するのに適用できる。こ
の場合、遠隔作動ユニットのうちの少なくとも一つは、好ましくは扉や窓フレー
ムに取り付けられた錠であってもよく、夫々の制御ラインとの接続を可能にする
アクセスがこの錠に対してなされ、キャビティから差し向けることができる。こ
のような錠は、中央制御ユニットから夫々の制御ラインに沿って送られた制御信
号に応じて、又はこのような制御信号がない場合に扉又は窓枠の夫々に延びてそ
れと係合する施錠ボルトを備えていてもよい。
【0009】 別の態様として又は追加として、本発明は、少なくとも一つの火炎及び/又は
煙検出器及び/又は侵入者センサを含む種類の制御システムを設置するために適
用できる。この場合、遠隔作動ユニットには、温度及び/又は煙検出器及び/又
は移動及び/又は赤外線センサ又は他の侵入者センサが含まれ、これは建物構造
の内壁に又はその天井に取り付けることができる。本方法は、キャビティに至る
開口部を内壁を通して形成する工程、及び遠隔作動ユニットへの接続を可能にす
るためにその制御ラインを内壁の開口部に通す工程を含む。別の態様では、少な
くとも一つの侵入者センサを含む種類の制御システムを設置するために本発明を
適用する場合、侵入者センサには、窓又は扉が開いた又は開かれた或いは壊され
たときにこれを感知する接触型センサが含まれ、その場合、遠隔作動ユニットの
少なくとも一つは、好ましくは扉又は窓フレームに取り付けられた接触型センサ
であってもよく、夫々の制御ラインとの接続を可能にするこのようなセンサへの
接続はキャビティから直接的になされる。
【0010】 別の態様では、本発明は、通信端子を持つ制御システムを設置することに適用
できる。この通信端子により、建物構造の内部に設けられたシステムの他の通信
端子及び/又は外部遠距離通信ネットワークと中央制御ユニットを介して通信で
きる。通信端子は、建物構造の内壁に取り付けることができ、本方法は、この態
様でも、キャビティに至る開口部を内壁を通して形成する工程、及び遠隔作動ユ
ニットへの接続を可能にするためにその制御ラインを内壁の開口部に通す工程を
含む。
【0011】 制御システムが火炎/煙検出機能及び遠隔作動錠の両方を備えている場合には
、火炎/煙が検出された場合に制御システムを作動して錠を開錠できる。
【0012】 更に別の態様では、本発明は、少なくとも一つのブラインド/カーテン作動手
段を含む制御システムに適用できる。この場合、作動手段は遠隔作動ユニットで
あってもよく、本方法は、内壁とキャビティとの間の開口部に制御ラインを通す
ことによって夫々の制御ラインと作動手段との間を接続する工程を含む。
【0013】 本発明の方法によって設置された制御システムは、錠及び/又は火炎/煙検出
器及び/又は侵入者センサ及び/又は通信端子及び/又はブラインド/カーテン
作動手段である遠隔作動ユニットを含むということは理解されよう。各場合にお
いて、オペレータユニットは、中央制御ユニットから、オペレータ入力に便利な
建物内の位置、例えば建物構造の外部扉と隣接した位置まで延びる、キャビティ
内に設置された制御ラインによって、中央制御ユニットに接続されている。
【0014】 オペレータユニットは、オペレータが安全PIN数を入力するのに用いるキー
パッド、及び/又はキー作動式錠、及び/又はオペレータがシステムを制御する
ために送信することにより、中央制御ユニットに連結された任意の遠隔錠を作動
させたり、不作動にしたりできる例えば赤外線信号/高周波信号又はこの他の信
号を受信するための送信信号受信ユニットを含んでもよく、及び任意のブライン
ド/カーテン作動手段を作動してブラインド/カーテンを開閉でき、制御システ
ムが警報機能を備えている場合には、警報機能は警報を発したり切ったりするこ
とである。更に及び/又は別の態様では、本方法は、システムを制御するため、
制御信号、例えば衛星や地上に設置したトランスミッターからの制御信号を中央
制御ユニットに提供できる遠隔制御信号受信ユニットを設置する工程を含む。
【0015】 本発明の方法は、少なくとも一つの遠隔作動ユニットを建物構造に又は建物構
造の内壁に設置する工程、及び中央制御ユニットが配置された空所から内壁のキ
ャビティに制御ラインを設置することによって、及び/又は床や天井の空間を通
して及び内壁のキャビティを通して建物の外側壁構造のキャビティに遠隔作動ユ
ニット用の制御ラインを設置することによって、中央制御ユニットから制御ライ
ンを介して遠隔作動ユニットに接続する工程を含む。
【0016】 システムの制御ラインは、電気信号を搬送するための電線、又は圧縮空気又は
場合によっては液圧流体等の作動流体を搬送するための配管を含む。
【0017】 前者の場合には、遠隔作動ユニットは電気作動式である。
【0018】 後者の場合には、方法は、流体を加圧する流体ポンプを設置する工程を含む。
かくして、ポンプに接続された遠隔作動ユニットは流体作動式である。配管制御
ライン内の流体圧力を維持し、錠であってもよい遠隔作動ユニットを不作用状態
又は作用状態の夫々に押圧するように作動するばね等の弾性バイアス手段に逆ら
って遠隔作動ユニットを作用状態又は不作用状態に維持する手段が設けられてい
るのがよい。
【0019】 本発明の第2の特徴によれば、本発明の第1の特徴の方法によって建物構造に
設置された制御システムが提供される。
【0020】 本発明の第3の特徴によれば、本発明の第2の特徴による制御システムが設置
された建物構造が提供される。
【0021】 建物構造用の既知の中央施錠システムは、一般的には、電気制御式錠を使用す
る。このような既知のシステムは、一般に有効であるが、利用可能な空間と比較
した電子式制御手段の大きさは、各窓又は扉に設けられた錠又はこれらを制御す
るための手段が見え易いということを意味し、これは美観の観点から望ましくな
い。
【0022】 本発明の別の特徴によれば、少なくとも一つの窓又は扉を持つ建物用の中央施
錠システムが最も広い形態で提供される。このシステムは、加圧流体を保持する
ための貯蔵手段と連通した中央制御ユニットを含み、貯蔵手段は少なくとも一つ
の施錠機構と流体連通しており、施錠機構は、関連した扉又は窓の開閉が妨げら
れない不作用位置と扉の開閉が妨げられる作用位置との間で作動できる。
【0023】 空気圧制御式施錠機構を使用するのが有利である。これは、許可されていない
侵入を窓又は扉又はその周囲の全体としての美観を損なうことなく阻止するため
、関連した扉又は窓を施錠するための簡単であるけれども力強い機構を提供する
ためである。
【0024】 PVC−U窓の大部分には、窓の装備品及び窓開閉機構の作動に使用されるそ
の他のものを受入れるユーロ溝(euro-groove)が形成されている。好ましい実施
形態では、施錠機構は、窓や扉サッシ内のユーロ溝と協働するようになった突出
部又は衝合面を有する。ユーロ溝との協働は、これにより、現存の窓又は扉構造
を変更することなく、施錠機構を新たな又は現存の窓又は扉に装着できるため、
有利である。
【0025】 PVC−U窓等の正確な配置及び閉鎖を補助するため、「ランナップブロック
(run-up block)」として既知の傾斜した衝合面を使用することが知られている。
施錠機構はこのようなランナップブロックに連結されているか或いはランナップ
ブロックと一体成形されており、これによって窓施錠ユニットの製造及び設置並
びに作動効率の改良が容易になる。
【0026】 既知のPVC−U窓等では、窓フレームの穴又はキープとしっかりと係合する
ために窓サッシのいずれかの側部から横方向に突出した「シュートボルト」又は
ロッドを使用することが特に有利な改良であると考えられる。しかしながら、こ
の施錠機構は非常に安全性が高いということがわかっており、そのため、窓から
脱出する必要がある場合には危険であり、シュートボルトを解放するための錠又
は他の手段を見つけることができない。窓は所定の場所に非常にしっかりと固定
されているため、緊急時に対処するための人々の出入りを妨げてしまう場合があ
る。かくして、期待とは異なり、空気圧作動式施錠手段はクレモンボルト施錠シ
ステム等の安全性が低い手動式錠手段と関連して使用される。緊急時には、空気
圧作動式施錠手段は、加圧流体を逃がすことができる機構を作動させることによ
って部分的に係合解除できる。逃がし機構は、窓フレームに、又は窓の全体領域
に配置されている。この場合、手動で作動できる残りの施錠手段を強制的に開放
することによって窓を通って進入でき、手動で作動できる錠を解放することによ
って窓から出ることができ、又はこれらの錠を解放することも開錠することもで
きない場合には錠を押す。
【0027】 別の態様では、突出したシュートボルトと係合する空気圧作動式キープ又は保
持機構を設けることによって、空気圧作動式施錠機構をシュートボルト装置と関
連して使用できる。この空気圧作動式施錠機構の可動部品は、窓フレーム内に収
容されており、施錠機構がその不作用位置に移動するとき、シュートボルトが窓
から突出しているにも拘わらず、窓を開放位置に移動できる。かくして、この実
施形態では、空気圧作動式機構が不作用位置にある場合には、手動作動式施錠機
構の位置に拘わらず窓又は扉を開閉できるように、手動作動式施錠機構は空気圧
作動式機構と直接協働する。
【0028】 幾つかの構成では、追加の手動錠を特にハンドルジャムの領域に設けることが
できる。例えば、中央デッドボルト即ちクレモンボルト施錠システムを使用して
もよい。空気圧作動式機構が解放されている場合には、追加の手動錠を解放して
窓又は扉を開放できるようにする必要がある。
【0029】 本発明の別の有利な特徴によれば、各空気圧式施錠機構と関連してフェイルセ
ーフセンサが設けられている。中央施錠システムが不作動とされ、施錠機構が故
障してその不作用位置に戻らなかった場合には、この故障を示す信号をフェイル
セーフセンサが提供し、視覚的な及び/又は耳に聞こえる警報を発する。家の全
ての窓又は扉が常に使用されるのではないため、このフェイルセーフセンサはオ
ペレータの注意をシステムの何らかの故障に向けるための機構を提供する。これ
は、緊急時に扉又は窓の開放を困難にしてしまう。
【0030】 本発明はユーロ溝を使用するPVC−U窓に特に適しているけれども、窓のフ
レームと隣接して適当な溝又はスロットを設け、この溝又はスロットと協働して
窓又は扉の開閉を阻止するようになった空気圧作動式の突出部又は付形部を設け
ることによって、任意の窓に装着できる。
【0031】 本発明の別の実施形態によれば、扉と関連した施錠手段を作用位置から不作用
位置まで移動するために空気圧バルブを設けることが特に扉に適しているが、こ
れは扉に限られない。空気圧バルブを手動作動式扉施錠機構に組み込み、手動作
動式錠を解放することによってこれをトリガーし、空気圧作動式施錠手段を不作
用位置に移動する。空気圧作動式錠が一般の人には不作動にできない場合、この
機構により、主又はマスター扉錠用の鍵を持った正当に許可された人は進入でき
る。
【0032】 本発明の更に別の特徴によれば、内壁及び外壁及びこれらの壁間のキャビティ
を含む外側壁構造を持つ種類の建物構造に制御システムを設ける方法が提供され
る。このシステムは、加圧流体を保持するための貯蔵手段と連通した中央制御ユ
ニットを含み、貯蔵手段は制御ラインを介して少なくとも一つの施錠機構と流体
連通している。本方法は、制御ラインを少なくとも部分的にキャビティ内に設置
する工程を含む。
【0033】 好ましい実施形態によれば、貯蔵手段は、内壁と外壁との間のキャビティの上
レベルの上方を延びる空所内に配置される。制御ユニットは、空所内に配置され
ていてもよい。更に、制御ラインは、システムの視覚的衝撃を軽減するため、主
に又は全体がキャビティ内に収容されている。
【0034】 本発明の別の特徴によれば、建物の中央施錠システム用の施錠機構が提供され
る。この施錠機構は、関連した扉又は窓の開閉を妨げる伸長位置と関連した扉又
は窓の開閉を許容する引込位置との間で主軸線に沿って移動できる空気圧作動式
突出部、及び伸長位置と引込位置との間での突出部の移動を案内する複数の支持
手段を含む。支持手段は、突出部が主軸線から遠ざかる方向に移動したり回転し
たりすることを実質的に阻止するように形成されている。
【0035】 本願に記載した本発明の特徴は、上文中に説明した本発明の他の特徴と組み合
わせて使用でき、特に、システムは、少なくとも一つの火炎/煙検出器を含んで
もよい。火炎/煙検出器は、火炎や煙が検出されたときに空気圧施錠機構を自動
的に不作動にし、建物構造からの安全な出口を提供し、及び緊急時に対処するた
めの人々の建物構造への出入りを比較的容易にする。
【0036】 本発明の別の特徴によれば、上文中に説明した中央施錠システムを組み込んだ
、又は中央施錠システムは上文中に説明した方法に従って設置された建物構造が
提供される。
【0037】 本発明について添付図面を参照して以下に単なる例として説明する。
【0038】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、この図には建物構造10が示してある。建物構造は、図示
の例では、二階建ての住宅であり、外壁12、内壁14、内壁14と外壁12と
の間のキャビティ15を含む外側壁構造を有する。
【0039】 構造10は、ロフト空間17である空所を、キャビティ15の上レベルの上方
に屋根構造18の下に備えている。
【0040】 建物構造10は外扉を含み、その一例には参照番号20が付してある。図示の
目的で二階の窓には参照番号22が付してあり、一階の窓には参照番号24が付
してある。
【0041】 本発明によれば、建物構造10には制御システムが設置されている。制御シス
テムは、この例では、遠隔施錠装置、及び火炎/煙検出器、及び侵入者センサ、
及び遠距離通信装置、及びカーテン作動機能を備えている。
【0042】 この目的のため、建物構造10は遠隔操作可能な複数の錠、例えば二階の窓2
2用の窓錠25、一階の窓24用の窓錠27、扉20用の錠26をその内部に備
えている。勿論、実際の設備では、幾つかの窓及び/又は扉にだけ錠が設けられ
ているけれども、好ましくは、高度の安全性のため、遠隔操作可能な錠を構造1
0の全ての窓及び扉に設けてもよい。
【0043】 更に、建物構造10には、火炎/煙検出器28、侵入者センサ30、及び複数
の遠距離通信端子が設置されている。これらの遠距離通信端子のうちの二つに3
1(一階)及び32(二階)が付してある。
【0044】 更に、建物構造10には、参照番号35を付したオペレータ入力ユニットが設
置されている。このユニットは、オペレータの入力に便利な位置に、即ち扉20
と隣接して配置されている。この例では、ユニット35はキーパッドを含み、オ
ペレータは、錠25−27及び侵入者検出機能を制御するため、及び所望であれ
ば構造10の遠隔通信機能を以下に記載した例が示すように制御するため、この
キーパッドを使用して安全PiN番号を入力できる。
【0045】 建物構造10は、上階39と下階40との間に床/天井構造38を含む。この
構造は天井/床空間41を含む。
【0046】 建物構造10の外側には、火事が起こった場合や侵入者が検出された場合、耳
に聞こえ及び/又は目に見える警報を発生するように構成された警報ユニット4
5が設けられている。
【0047】 空所17内には中央制御ユニット50が設置されており、このユニットは、こ
の例では、マイクロプロセッサ制御式制御ユニットである。このユニットは、制
御信号、例えばオペレータ入力ユニット35からの制御信号、錠25、26、2
7からの、侵入者センサ30及び火炎/煙検出器28からの入力に応答し、適切
である場合に以下に説明するように警報ユニット45を作動させるようになって
いる。
【0048】 従来、警報/施錠等の建物構造の機能の各々は個々に制御されたけれども、侵
入者が検出された場合に専門家に警報を出すための遠隔通信設備を使用すること
が知られている。しかしながら、ここに説明する制御システムは、構造10に設
置された、本明細書中に説明した全ての制御機能を中央制御ユニット50が制御
する一体化したシステムである。
【0049】 本発明によれば、様々な遠隔作動ユニット、即ち錠25−27、検出器28、
センサ30、及びオペレータ入力ユニット35への制御ラインは、内壁14に又
は内壁の表面上に設けられた漆喰仕上げに制御ラインを入れる必要なしに設置さ
れる。これは、内壁14と外壁12との間のキャビティ15を使用して行われ、
キャビティは、線Aが示すようにキャビティ15の頂部のレベルの上を延びる空
所17に中央制御ユニット50を配置するため、容易に使用できる。かくして、
様々な制御ラインをキャビティ15内で下方に(又は更に便利である場合には上
方に)通して中央制御ユニット50と様々な遠隔作動ユニット25−28、30
、35との間を接続できる。
【0050】 尖端を持つ細長いチューブを含むキャビティ挿入工具によって様々な制御ライ
ンをキャビティ15内に設置できる。工具は、キャビティ15を通って垂直方向
下方に延びるように、空所17からキャビティ15内に尖端を先にして挿入でき
る。挿入工具は、後に、様々な制御ラインのうちの一つ又はそれ以上を通すこと
ができる導管として使用できる。
【0051】 挿入工具がキャビティの内側で必要な垂直方向深さに達したときにこれを確認
するため、例えば挿入工具の端部が様々な遠隔作動ユニット25−28、30、
35のうちの一つと隣接したときにこれを確認するため、プローブを内窓枠を介
してキャビティ15内に水平方向に挿入してもよい。プローブは、使用者がキャ
ビティ15の内側を見て挿入工具の端部を配置できるように、視認モニター及び
適当な照明手段に接続された小型カメラを含んでもよい。
【0052】 次いで、ワイヤを空所17から挿入工具に通し、ワイヤの第1端をプローブで
、例えば磁石で捕らえ、かくしてキャビティ15から引き出す。ワイヤの反対側
の第2端は空所内に保持されている。ワイヤの第1端を一つ又はそれ以上の制御
ラインに接続し、使用者は、次いで、ワイヤをキャビティから引き出すためにワ
イヤの第2端を引っ張り、制御ラインをキャビティに引き込む。次いで、制御ラ
イン又は各制御ラインの第1端を遠隔作動ユニット25−28、30、35に接
続し、第2端を制御ユニット50に接続する。
【0053】 個々に示す例では、制御ラインc1乃至c3が中央制御ユニット50と夫々の
錠25−27との間を延びており、これらを接続する。例示の例では、窓22、
24、及び扉20の各々は同じ(前)高さにあり、これらへ延びる制御ラインc
1、c3、c2が前高さのキャビティ15を下方に通過する。扉20及び窓22
、24のフレームがキャビティ15に近いということは理解されよう。従って、
錠26−27をフレームに取り付けることによって、制御ラインc1乃至c3と
錠25−27との間に電気的に及び/又は空気圧式に連結できるように、特に窓
/扉交換作業中にキャビティ15内の制御ラインc1乃至c3へアクセスできる
が、これは窓/扉交換作業中に限られない。
【0054】 上階39の火炎/煙検出器28との間の制御ラインc4は、上階39の天井4
1に設けられた開口部に制御ラインc4を通すことによって簡単に設置できる。
しかしながら、中央制御ユニット50と下階40の火炎/煙検出器28との間の
制御ラインc5は、キャビティ15に設置された後、床/天井構造38のレベル
に制御ラインc5用の開口部42を設けることによって床/天井空間41に沿っ
て設置される。
【0055】 同様に、下階40の侵入者検出器30用の制御ラインc6をキャビティ15に
設置し、床/天井構造38のレベルで内壁14に設けられた開口部43に通し、
次いで天井空間41に沿って、この実施形態において、天井取り付け式の検出器
30まで延ばす。しかしながら、別の態様で検出器30が、ここに示すように天
井取り付け式でなく、内壁取り付け式である場合には、制御ラインc6への電気
接続は、内壁に開口部を設けてこれに制御ラインc6を通すことによって行われ
る。
【0056】 一本の制御ラインc7が、中央制御ユニット50と通信端子31、32の各々
との間を延びている。かくして、端子30、31はネット上に設けられる。制御
ラインc7はキャビティ15内に設置され、端子30、31は内壁14取り付け
式である。端子32が上階の部屋で内壁14取り付け式でない位置で必要とされ
る場合には、制御ラインc7、又は特に端子32用の制御ラインは、キャビティ
15から床/天井空間41に沿って所望の位置まで延びる。下階40の端子31
を内壁14取り付け位置以外の位置に置く必要がある場合には、制御ラインc7
即ち特に端子31用の制御ラインは、下階40の床52の下を所望の位置まで延
びる。
【0057】 建物構造10には、下階40の窓24の上に設けられたレール56に取り付け
られた動力作動式カーテン55も設けられているということがわかる。このカー
テン55の開閉は、参照番号57を付した原動手段によって、中央制御ユニット
50の制御下で動力により行われ、そのため、カーテン55は、例えば時間に基
づいて自動で開閉でき、又はオペレータの制御下で、以下に説明するように開閉
できる。
【0058】 制御ラインc8が原動手段57と空所17に設けられた制御ユニット50との
間を延びている。制御ラインc8は、キャビティ15内に設置される。原動手段
57と制御ラインc8との間を電気的に接続できるようにするため、原動手段5
7と隣接して内壁14に開口部が設けられる。
【0059】 オペレータ入力ユニット35と中央制御ユニット50との間の制御ラインc1
0がキャビティ15に設置され、制御ラインc10とオペレータ入力ユニット3
5との間を電気的に接続できるようにするため、内壁14を通して開口部が設け
られる。
【0060】 本発明の方法を使用し、キャビティ15のレベルの上方を延びる空所17に中
央制御ユニット50を配置することによって、ラインを内壁14の漆喰仕上げに
はめ込む必要なしに、又はラインを例えば導管内に表面取り付けする必要なしに
、全ての制御ラインc1−c10を隠すことができる。制御ラインc1−c10
は、便利には、下階40の遠隔作動ユニットと隣接したアクセス位置までキャビ
ティを下方に通すことができる。
【0061】 建物構造10がキャビティを持つ内壁を含む場合には、これらのキャビティも
制御ラインの設置に使用できる。このような内壁のキャビティが空所17内に開
放している場所で、例えば上階40の内壁又は支持内壁で、制御ラインを空所1
7から内壁キャビティ内を下方に(又は上方に)通すことができる。このような
内壁のキャビティに床/天井空間41からしかアクセスできない場合には、制御
ラインを外側壁構造のキャビティ15内に床/天井空間41に沿って、及び内壁
のキャビティ内に設置できる。かくして、オペレータ入力ユニット35を含む任
意の遠隔作動ユニットをこのような内壁に所望の通りに取り付けることができる
【0062】 図示のように、制御ラインc11は、中央制御ユニット50と警報ユニット4
5との間をキャビティ15に沿って短い距離に亘って延びている。別の態様では
、所望の通りに、制御ラインc11を構造の軒を通して下方に延ばすことができ
る。
【0063】 様々な制御ラインc1乃至c11が全て隠されており、中央制御ユニット50
が空所17内に配置されているため、例えば侵入者が制御システムに干渉するの
は困難であるということは理解されよう。かくして、制御システムが本発明に従
って設置された建物構造10は、非常に安全にできる。
【0064】 遠隔作動ユニット25−28、30、35は、液圧式又は空気圧式の手段を使
用して作動でき、その場合、制御ラインc1乃至c11は、圧縮空気や液圧流体
等の作動流体を搬送する配管を含む。制御ユニット50は、この場合、ポンプ又
はコンプレッサー、流体リザーバ、及びプロセッサ手段を含む。このプロセッサ
手段は、制御ラインc1乃至c11を通る流体流れを調節する一つ又はそれ以上
の電子バルブを制御する。
【0065】 別の態様では、遠隔作動ユニット25−28、30、35は電気作動式であっ
てもよく、その場合、制御ラインc1乃至c11は導線である。制御ユニット5
0は、プロセッサ手段及び電源を含む。プロセッサ手段は、作動ユニット25−
28、30、35作動するため、制御ラインc1乃至c11に沿って電気信号を
送出するようになっている。
【0066】 錠25−27は、好ましくは、例えばソレノイドの作用によって伸長され、開
口部ウィング即ち窓枠、サッシ、通気口、又は扉と協働するボルトを各々含む種
類の錠であり、このボルトが引っ込められるまで、窓/扉が開放しないようにす
る。ボルトは、ばね等の弾性バイアス手段によって施錠状態又は開錠状態に向か
って押圧されていてもよいし、両移動方向に力が加えられていてもよい。
【0067】 本出願人の現在係属中の出願に記載された構造10は、上文中に説明した設置
方法に従って中央施錠機構を設置するのに特に適している。しかしながら、本発
明の特徴はこの種の構造に限定されず、本発明は、システムの設置方法について
のオプションが、システムを現存の構造に装着する場合に限られていない場合に
は、例えば、建物を最初に建てるときに装着できる。
【0068】 空気圧作動式錠25の例を図2、図3、図4、及び図5に例示する。
【0069】 錠25は、第1端が空気圧シリンダ61に取り付けられた円筒形ピストン60
を含む。全体に矩形のピストンヘッド63がピストン60の反対側の第2端に取
り付けられている。
【0070】 空気圧シリンダ61は、窓又は扉のフレーム62内に取り付けられており、ピ
ストン60は、シリンダ61から、フレーム62に取り付けられた窓ガイド67
の穴を通過する。圧縮空気を制御ラインc1−c11から空気圧シリンダ61内
に入口手段64を介して供給する。空気圧シリンダ61内の空気圧力の変化によ
り、ピストン60を図2、図3、及び図5に示す施錠状態から図4に示す開錠状
態まで移動でき、及びその逆を行うことができる。
【0071】 施錠位置にある場合、ピストンヘッド63は、窓枠、サッシ、通気口、又は扉
等の開口部ウィングのフレーム65と協働し、窓又は扉が開放しないようにする
。フレーム65内には溝66が設けられており、係止状態にある場合、ピストン
ヘッド63が溝66内に配置され、この溝と係合する。溝66は、フレーム65
内のユーロ溝によって形成されている。別の態様では、ピストンヘッド63は、
ユーロ溝内に配置されたキープと、又はフレーム65の摩擦控え領域と協働でき
る。
【0072】 錠25−27は、ピストン60が垂直方向又は水平方向にフレーム65内に延
びるように位置決めできる。
【0073】 電動式錠25の一例を図7に示す。この場合、錠25は、ソレノイド69の長
さ方向軸線に沿ってソレノイド69内に配置された円筒形ボルト68を含む。ソ
レノイド69は、窓又は扉のフレーム62内に配置されており、保持手段70に
よってフレーム62内の所定位置に保持される。保持手段70は、スピゴット7
1等のファスニング手段によってフレーム62に取り付けられており、例えばナ
イロン等のポリマーから成形体として形成できる。
【0074】 ラッチ手段72がその第1端の近くに位置決めされた軸線Aを中心として保持
手段70に枢着されており、ラッチ手段の第2端はボルト68と接触する。かく
して、ボルト68が移動すると、ラッチ手段72は枢軸Aを中心として枢動する
。ラッチ手段72は、アルミニウム又は鋼で形成されていてもよい。
【0075】 制御ラインc1乃至図c11を介してソレノイドに電流を供給すると、ソレノ
イド69は、ボルト68をソレノイド69の長さ方向軸線に沿って開錠状態から
施錠状態まで移動する。
【0076】 施錠状態にある場合には、ボルト68がラッチ手段72を押し、例えば窓枠、
サッシ、通気口、又は扉等の開口部ウィングのフレーム65に取り付けられたキ
ャッチ手段73と係合させ、図7に示すように窓や扉が開かないようにする。キ
ャッチ手段73は鋳造アルミニウム又は押出アルミニウムでできていてもよく、
ねじ等のファスニング手段74によってフレーム65に取り付けられていてもよ
い。
【0077】 開錠状態にある場合には、ラッチ手段72はキャッチ手段73と係合しておら
ず、従って、窓又は扉を開くことができる。
【0078】 次に図8を参照すると、この図には主扉の例示の断面が示してある。扉がその
閉鎖位置にある場合には、施錠機構のピストンヘッド63’がキープ又は溝66
’と整合しており、ピストン60’の作動時にピストンヘッド63’がキープ又
は溝63’と係合し、扉サッシ65’を閉鎖位置に固定する。扉アッセンブリに
おけるユーロ溝の相対的位置は、注文制作のキープ又は溝を使用するのが好まし
いということを意味するが、好ましい場合にはユーロ溝を使用できる。ユーロ溝
を使用しないのが好ましい場合又はユーロ溝が設けられていない場合には、窓錠
と関連して同じ構成を使用できる。
【0079】 建物構造の主扉に施錠機構が設けられている場合には、扉の手動式の錠を開錠
するときに空気圧式錠を自動的に係合解除するのが好ましい。この機構は、空気
圧式錠が、何らかの理由で、制御ユニットを介して不作動にできない場合に建物
へのアクセスを提供する。例えば、制御ユニットがキーフォブやアクセスコード
によって制御される場合には、キーフォブやアクセスコードを無くすと、許可さ
れた人でも建物への出入りが不可能になってしまう。
【0080】 このことに留意し、主動で作動できる錠と関連してセンサが設けられている。
このセンサは、手動式の錠を開くときに、主扉に設けられた一つ又はそれ以上の
空気圧式の錠を不作動にする。更に、この開発により、内部制御パッド又はステ
ーションを介して警報システムを解除するために建物に入ることができる。図9
に示す例では、センサは、空気圧式トリガー75の形態をとり、これにより、扉
錠77のボルト76を引出したとき、扉と関連した一つ又はそれ以上の空気圧式
の錠から加圧流体を解放できる。
【0081】 図10には、窓錠用の別の態様の構成が示してあるが、この構成は、扉に等し
く適用できる。
【0082】 建物の内側に設けられた制御レバー又は他の機構によって手動で操作されるピ
ストン60’によって窓を閉鎖位置に固定する。ピストン60’は、図3のbに
示すように、空気圧作動式のキープ又はソケット70と係合する。キープ70’
は窓のフレームに収容されており、好ましくは、空気圧式のラムの作用で、ピス
トン60’の長さ方向中央軸線と平行な軸線に沿って作用位置と非作用位置との
間で移動する。空気圧システムの不作動時にキープ70をピストン60’の経路
から外し、窓又は扉の開閉を行うことができるようにする。この構成は、閂締構
成が提供する一般的な安全性を上文中に説明した中央施錠システムの利点と組み
合わせる。
【0083】 図11に示す好ましい構成では、ピストンヘッド63’’は、波形断面形状を
有する。窓又は扉サッシに対するピストンヘッドの内面80は全体に直立してい
るが、関連したキープの対面する表面と協働するようになった凹所即ちインセッ
トを有する。キープは、窓又は扉フレームと一体であってもよいし、図11に示
すように別体の構成要素として提供されてもよい。窓又は扉の寿命中、フレーム
に対する窓又は扉サッシの位置の変化が生じる。例えば、建物の経時的沈降のた
め、又は扉又は窓の構成の磨耗のため、相対位置が変化してしまう場合がある。
凹所即ちインセットは、施錠した窓や扉を開けようとした場合に当たる表面間を
積極的に係合させ、サッシ及びフレームの相対的整合の変化のために窓や扉が力
で開けられる可能性を小さくする。ピストンヘッド及びこれと対面する関連した
キープの表面に、ピストンヘッドを作用位置に移動したときに積極的に係合する
付形部を形成することによって、同様の結果を得ることができる。
【0084】 サッシ及びフレームの相対位置の変化もまた、扉や窓の閉め易さに影響を及ぼ
す。例えば、ピストンヘッドが引っ込められたときにピストンヘッドの部分がフ
レームに引っ掛かる場合、これが扉や窓を閉じる上で邪魔になる。このようなこ
とが起こる可能性を小さくするため、ピストンヘッドの外面81を、窓や扉サッ
シに対し、サッシ又は関連したキープとピストンヘッドとの間の接触によりピス
トンヘッドが引込位置に向かって押圧されるように形成する。好ましい例では、
ピストンヘッドの外面81は、窓を閉じるときのサッシの移動方向に傾斜してい
る。
【0085】 施錠機構の全ての好ましい実施形態において、ピストンヘッドは平面図で見て
全体に矩形であり、ピストンの主側部が窓や扉サッシの開閉方向に対して横方向
に配向されている。ピストンの主側部は、サッシ又は関連したキープ又はスロッ
トと当接する表面を形成し、主表面を特定の方向に配向することによって、ピス
トンヘッドとサッシ又はキープとの間を更に積極的に係合させる。
【0086】 図示していない本発明のこの他の特徴を以下に説明する。
【0087】 動力作動式カーテンの代わりに、又はこのカーテンの他に、中央制御ユニット
50の制御下で開閉が行われるブラインドを設けることができる。
【0088】 中央制御ユニット50は、建物構造10内の通信端子31、32間を通信し、
及び/又は外部の遠距離通信ネットワーク又は他の外部通信ネットワークと通信
する。これは、中央制御ユニット50から電話線(参照符号Wで示す)までの制
御ラインを建物構造10に設けることによって、又はマイクロウェーブ又は高周
波(移動電話)型リンクを介して行われる。
【0089】 かくして、制御ユニット50は遠隔制御でき、即ち建物構造10の外部から遠
距離通信ネットワークによって制御できる。別の態様では、制御システムは、地
上に配置した、又は衛星に配置したトランスミッターから送信された信号によっ
て遠隔制御できるが、システムの安全性の機能を保護するために安全性プロトコ
ルが必要とされる。
【0090】 オペレータ入力ユニット35は、オペレータが建物構造10を離れるときに制
御システムの警報機能の設定及び設定解除に使用でき、又はオペレータが構造内
に居るときに構造内の一つ又はそれ以上のゾーンについて、例えば図示の簡単な
システムでは二階又は一階のゾーンについて、警報機能を設定するのに使用でき
る。オペレータ入力ユニット35は、錠25−27の各々又はこれらのうちの一
つだけを作動するために遠隔で使用できる。そのため、構造10は、構造10内
に設けられた一つの制御箇所から安全にできる。制御システムは、窓や扉を開く
ときに錠25−27のうちのいずれかが作動したときにこれを感知し、これをオ
ペレータに対してオペレータ制御ユニット35のところに表示し、そのため、こ
れに対する対応をとることができる。更に、警報機能が設定された場合には、い
ずれかの窓又は扉が開くと、システムがこれを感知し、これに応じて警報ユニッ
ト45が作動する。かくして、錠25−27は、接触型センサを含んでもよい。
【0091】 窓錠25、27の代わりに、又はこれらに加えて、窓が壊されたのかどうかを
検出して信号を中央制御ユニット50に適切に送出するためのセンサを設けても
よい。
【0092】 オペレータ入力ユニット35は、カーテン55を開閉するために及び/又はカ
ーテン55を自動的に開閉する時間を設定するために使用できる。オペレータ入
力ユニット35は、システムの遠距離通信機能に影響を及ぼすのに、例えば外部
への通話の幾つか又は全てを不能にするのに、又は返答機械を設定するのに使用
できる。
【0093】 キーパッドであるオペレータ入力ユニット35に加えて又はその代わりに、オ
ペレータから送信された赤外線/高周波等の信号を検出するための信号検出器を
含んでもよい。かくして、オペレータは、通信ユニットを備えたキーフォブを持
ち運ぶことができる。所望であれば、このような通信制御信号用の受信機を建物
構造10の外部に設けることができ、及び/又はオペレータ入力ユニット35と
は別個に設けることができ、外側壁構造のキャビティ15に少なくとも部分的に
設定された制御ラインによって中央制御ユニット50に接続される。受信機は、
キーフォブ又は他の通信手段からPIN数を受入れるようになっている。通信手
段は、かくして、キーパッドを含む。
【0094】 各場合において、中央制御ユニット50及び制御システムは、一般的には、建
物構造10内の本線から制御ラインc1乃至c11を介して電力を受け取り、停
電時には、警報技術の分野で既知のように、バッテリーによりバックアップされ
る。
【0095】 本発明の範囲から逸脱することなく、様々な他の変更を行うことができる。
【0096】 図示の建物構造10は単なる例示であって、実際には、建物構造は他の階にも
扉/窓を備えているということは理解されよう。本発明は、二階以上又は二階以
下の構造10に適用できる。
【0097】 ここに記載した例では、制御ラインc1−c11は全て、電気信号を搬送する
ためのラインである。別の例では、制御ラインの少なくとも幾つかが、圧縮空気
又は場合によっては液圧流体等の作動流体用の配管であってもよい。特に、錠2
5−27のうちの一つ又はそれ以上が、例えばボルトを常に開錠状態に向かって
押圧するばね又は他の弾性バイアス手段を備えた種類の錠である場合には、ボル
トをばねの力に逆らって施錠位置に移動するのに、又はその逆を行うのに動力が
必要であり、便利には、錠に圧縮空気を加え、ボルトをばねの力に逆らって保持
すると考えられる。配管は、例えば中央制御ユニット50内に又はこのユニット
と隣接して配置された電動式のバルブによって閉鎖でき、そのため、配管内に圧
力が発生したとき、バルブを閉鎖することによって圧力を維持し、ボルトをばね
に逆らって所定位置に保持する。かくして、中央制御ユニット50は、流体を加
圧し、任意の配管制御手段内に流体圧力を維持するように作動できる流体ポンプ
を更に備えていてもよい。
【0098】 上述のように、本発明を使用して建物構造10を非常に安全にできる。消防士
等に緊急時に対処する人々が出入りできるようにするため、任意の錠25−27
を解放できるようにする手段が必要とされている。例えば、一つ又はそれ以上の
火炎/煙検出器28が作動された場合、錠25−27が全て、自動的に解放され
、警報ユニット45が作動する。必要であれば、制御システムの遠距離通信機能
を作動することによって緊急時のサービスを自動的に呼び出すことができる。
【0099】 そうでない場合には、各錠25−27には、緊急時にオペレータが扉や窓を通
って構造に侵入できるように、関連した扉や窓と隣接して配置されたキーパッド
等の緊急解放装置が関連しているのがよい。構造10の外側には、火災警報装置
の作動に使用されるような緊急解放装置が、容易には近づくことができない位置
に、例えば軒に設けられていてもよい。この緊急解放装置は、作動されたとき、
全ての錠25−26又はこれらの錠のうちの少なくとも一つを解放でき、これと
同時に、警報ユニット45が作動される。
【0100】 勿論、所望であれば、一つ以上のオペレータ入力ユニット35が構造10内に
設けられていてもよく、例えば夜間に制御システムの警報機能及び施錠機能を作
動できるように第2オペレータ入力ユニットが二階に設けられていてもよい。
【0101】 本発明は、建物構造10の建設中又は大規模に一新する際、壁を建てるときに
壁キャビティ内に制御ラインを設置することによって使用でき、及び必要な場合
には、建設中に建物の床/天井空間41に制御ラインを設置することによって使
用できるが、本発明は、特に、内部に装飾が施された現存の構造に制御システム
を設けるのに役立つ。
【0102】 本発明の方法は、必ずしも火炎/煙検出性能及び侵入者感知性能及び遠隔施錠
−開錠性能及び遠隔/自動カーテン/ブラインド開閉性能を提供するために使用
されるのでなく、これらの性能のうちの一つだけ又は任意の組み合わせ、又は暖
房、照明、及び調理を含む別の態様の制御システム機能を制御するための制御シ
ステムを提供するのにも使用でき、又は場合によっては例えば動力作動式ヒンジ
を使用した扉や窓の自動開閉の制御を制御する。
【0103】 幾つかの建物構造10では、外側壁構造のキャビティ15へのアクセスを可能
にするため、屋根のタイルを一時的に取り外すことが必要とされる場合がある。
制御ラインをキャビティ15内に容易に設置するため、キャビティを照明し制御
ラインの端部を遠隔作動ユニットと隣接した位置に持っていき、内壁14に通る
ための特別の工具が必要とされる。
【0104】 以上の説明又は特許請求の範囲又は添付図面に開示され、それらの特定の形態
又は開示の機能を実施するための手段又は開示の結果を得るための方法又はプロ
セスに関して表現された特徴は、適切であるように、本発明をその変形態様で実
現するために別々に又はこのような特徴の任意の組み合わせで使用できる。更に
、特許請求の範囲から逸脱することなく、本発明に変更を施すことができるとい
うことは当業者には理解されよう。中央制御システムは、正当に許可された使用
者が緊急時に各錠機構を不作動にできるようにする「パニック」即ち警報設備を
含んでもよい。パニック設備は、中央制御システムと関連して使用されたキーフ
ォブから、中央制御システム自体から、又は建物に便利に位置決めされた、例え
ば使用者の寝室に位置決めされた、中央制御システムと通信した固定式の遠隔セ
ンサから作動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従って設置され且つ作動される制御システムを例示する概略
図である。
【図2】 図2は、図1の制御システムによって作動できる空気圧作動式錠を施錠状態で
示す図である。
【図3】 図3は、図2の錠の拡大図である。
【図4】 図4は、図2の空気圧作動式錠を開錠状態で示す図である。
【図5】 図5は、第2の種類の窓又は扉フレーム内に取り付けられた図2の空気圧作動
式錠の図である。
【図6】 図6は、第3の種類の窓又は扉フレーム内に取り付けられた図2の空気圧作動
式錠の図である。
【図7】 図7は、図1の制御システムによって作動できる電気作動式錠を示す図である
【図8】 図8は、空気圧制御式錠を扉サッシと関連した開錠位置即ち不作用位置で示す
図である。
【図9】 図9は、空気圧バルブと関連した手動式扉施錠機構の図である。
【図10】 図10a,bは、本発明の一つの特徴による施錠機構の例示の正面図及び断面
図である。
【図11】 図11a,b,cは、好ましい形体の扉−窓施錠機構の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 0105860.1 (32)優先日 平成13年3月9日(2001.3.9) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 マシュー、デイビッド、アーサー、ティラ ー イギリス国ウォーリックシャー、ナニート ン、カーノスティー、クローズ、2 (72)発明者 ティム、アーミテージ イギリス国リンカーンシャー、ボーン、ラ イラック、ドライブ、2、シルバーウッド

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの窓又は扉を持つ建物用の中央施錠システムにおいて、加圧流
    体を保持するための貯蔵手段と連通した中央制御ユニットを含み、前記貯蔵手段
    は、前記中央制御ユニットから前記貯蔵手段への信号に応じて作動して、関連し
    た扉又は窓の開閉が妨げられない不作用位置と扉又は窓の開閉が妨げられる作用
    位置との間で移動する少なくとも一つの施錠機構と流体連通している、中央施錠
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中央施錠システムにおいて、前記施錠機構は、窓又は扉の装
    備品を受入れるためのユーロ溝を持つ窓又は扉と関連しており、前記施錠機構は
    、前記作用位置で前記ユーロ溝と協働して扉又は窓の開閉を妨げる、中央施錠シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の中央施錠システムにおいて、前記施錠機構は、窓又は扉のフ
    レームに取り付けられた突出部を含み、この突出部は、前記ユーロ溝によって画
    成されるキャビティと協働するようになっている、中央施錠システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の中央施錠システムにおいて、前記施錠機構は、窓又は扉のフ
    レーム及びサッシに取り付けられた一対の相互係合付形部を含む、中央施錠シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の中央施錠システムにおいて、前記付形部は、凹所、及び前記
    施錠機構が作用位置にある場合に前記凹所と係合するようになった突出部を含む
    、中央施錠システム。
  6. 【請求項6】 請求項3又は5に記載の中央施錠システムにおいて、前記突出部は、前記施錠
    機構が前記作用位置及び前記不作用位置の夫々にある伸長位置と引込位置との間
    で主軸線に沿って移動自在であり、複数の支持手段が前記伸長位置と前記引込位
    置との間での前記突出部の移動を案内する、中央施錠システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の中央施錠システムにおいて、前記支持手段は、前記突出部が
    前記主軸線から遠ざかる方向に移動したり回転したりすることを実質的に阻止す
    るように形成されている、中央施錠システム。
  8. 【請求項8】 請求項3、5、6、又は7に記載の中央施錠システムにおいて、前記突出部は
    、前記施錠機構が前記作用位置にあるときに前記窓又は扉を開こうとする場合に
    窓又は扉サッシ又は関連したキープの表面と衝合するための主面を有し、この主
    面は、衝合する表面のレベルを少なくとも部分的に越えて係合し又は保護して、
    力を前記窓又は扉に加えたときに前記窓サッシが前記突出部を実質的に乗り越え
    ないようにする、中央施錠システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の中央施錠システムにおいて、前記突出部の前記主面は全体に
    凹状をなしている、中央施錠システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、前
    記施錠機構をバイアス手段によって前記作用位置から前記不作用位置まで押圧す
    る、中央施錠システム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    前記施錠機構には、前記窓又は扉サッシを関連したフレーム内に正確に配置する
    のを補助するための傾斜した衝合面が設けられている、中央施錠システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の中央施錠システムにおいて、前記傾斜した衝合面は前記施
    錠機構と一体成形されている、中央施錠システム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の中央施錠システムにおいて、前記施錠機構は、前記窓又は扉
    の開閉を妨げるために、手動操作可能なボルトと協働するようになったキープ又
    はハウジングを含み、前記施錠機構は、この施錠機構の作用位置と不作用位置と
    の間で空気圧により移動できる、中央施錠システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の中央施錠システムにおいて、前記窓又は扉は、前記ボルト
    手段の位置に拘わらず、前記施錠機構が前記不作用位置にある場合に開放できる
    、中央施錠システム。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    建物内に居る人が、緊急時に、前記施錠機構を作用位置から不作用位置に移動で
    きるように、前記窓又は扉には手動式フェイルセーフ解放手段が設けられている
    、中央施錠システム。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    前記施錠機構の位置を示す信号を前記中央制御ユニットに提供するため、センサ
    が前記施錠機構と関連している、中央施錠システム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の中央施錠システムにおいて、前記中央制御システムが前記
    施錠機構が不作用位置にあると予想している場合に、前記センサからの信号が、
    前記中央制御システムに対し、前記施錠機構が作用位置にあることを示した場合
    、視覚的警報手段及び/又は聴覚的警報手段が作動される、中央施錠システム。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    主扉施錠機構が、前記扉と関連した空気圧式施錠機構又は各空気圧式施錠機構を
    前記不作用位置に移動するように、空気圧バルブが主扉の手動式扉施錠機構と関
    連している、中央施錠システム
  19. 【請求項19】 請求項1乃至18のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    温度検出器及び/又は煙検出器のうちの少なくとも一つ及び/又は移動センサ及
    び/又は赤外線センサ又は他の侵入者センサが設けられている、中央施錠システ
    ム。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    少なくとも一つの火炎及び/又は煙検出器が前記中央制御ユニットに作動的に接
    続されており、前記中央ユニットは、火炎及び/又は煙が検出された場合に前記
    空気圧式施錠機構又は前記空気圧式施錠機構の各々が前記不作用位置に移動され
    るように形成されている、中央施錠システム。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至20のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    前記中央制御ユニットを前記建物の内部のシステムの他の通信端子と、及び/又
    は前記建物の外部の通信端子と通信するための通信端子を含む、中央施錠システ
    ム。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至21のうちのいずれか一項に記載の中央施錠システムにおいて、
    以上の方法の請求項のうちのいずれか一項に記載の方法によって設置された、中
    央施錠システム。
  23. 【請求項23】 少なくとも一つの窓又は扉を持つ建物用の中央施錠システムにおいて、少なく
    とも一つの施錠機構と連通した中央制御ユニットを含み、前記少なくとも一つの
    施錠機構は、前記中央制御ユニットからの信号に応じて、関連した扉又は窓の開
    閉が妨げられない不作用位置と、扉又は窓の開閉が妨げられる作用位置との間で
    移動するように作動可能であり、施錠機構が関連した扉又は窓は、窓又は扉の装
    備品を受入れるためのユーロ溝を有し、前記施錠機構は前記作用位置においてユ
    ーロ溝と協働し、窓又は扉の開閉を妨げる、中央施錠システム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の中央施錠システムにおいて、前記施錠機構は、前記窓又は
    扉の前記フレームに取り付けられた突出部を含み、この突出部は、前記ユーロ溝
    によって画成されるキャビティと協働する、中央施錠システム。
  25. 【請求項25】 内壁及び外壁及びこれらの内壁と外壁との間のキャビティを含む外側壁構造を
    有する種類の建物構造用の制御システムであって、少なくとも一つのオペレータ
    入力ユニットを含む遠隔作動ユニットに制御ラインによって接続された中央制御
    ユニットを含み、前記遠隔作動ユニットの各々が前記外側壁構造の境界内に配置
    されている、制御システムを提供する方法において、制御ラインを、前記中央制
    御ユニットと少なくとも一つの前記遠隔作動ユニットとの間を延びるように、前
    記キャビティ内に少なくとも部分的に設置する工程を含む、方法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の方法において、前記中央制御ユニットは、前記内壁と前記
    外壁との間の前記キャビティの上レベルの上方で延びる空所内に配置される、方
    法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の方法において、前記中央制御ユニットが設置された前記空
    所は、建物構造のロフト空間であるか或いは、建物構造が屋根裏部屋を含む場合
    、屋根裏部屋の天井の上方又は屋根裏部屋の床空間内のいずれかの空間である、
    ことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項25、26、又は27に記載の方法において、少なくとも一つの窓/扉
    錠を遠隔で作動できるようにする制御システムを設置する工程を含む、ことを特
    徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法において、前記遠隔作動ユニットのうちの少なくとも
    一つは錠であり、この錠を扉又は窓フレームに取り付ける工程、及び制御ライン
    を前記キャビティから直接アクセスすることによって前記錠を夫々の制御ライン
    に接続する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の方法において、前記錠は、夫々の制御ラインに沿った、前
    記中央制御ユニットからの制御信号に応じて、又はこの信号がない場合に、夫々
    の扉又は窓枠サッシ又は他のウィングと係合するように伸長することができる錠
    ボルトを有する、ことを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項25又は26に記載の方法において、温度検出器及び/又は煙検出器及
    び/又は移動センサ及び/又は赤外線センサ又は他の侵入者センサである、少な
    くとも一つの遠隔作動ユニットを、前記検出器/センサを前記建物構造の内壁に
    又はその天井に取り付けることによって設置し、前記内壁を通って前記キャビテ
    ィに至る開口部を設け、前記制御ラインを前記内壁の開口部に通し、前記遠隔作
    動ユニットに対する接続を形成できるようにする工程を含む、ことを特徴とする
    方法。
  32. 【請求項32】 請求項25乃至31のうちのいずれか一項に記載の方法において、窓又は扉が
    開いたとき又は開かれているか或いは壊されたときにこれを検出する接触型侵入
    者センサである、少なくとも一つの遠隔作動ユニットを設置する工程、センサを
    扉又は窓フレームに取り付ける工程、及び前記制御ラインに前記キャビティから
    直接アクセスすることによって前記制御ラインの夫々に前記センサを接続する工
    程を含む、ことを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項25乃至32のうちのいずれか一項に記載の方法において、前記中央制
    御ユニットを介して前記建物構造の内部のシステムの他の通信端子及び/又は外
    部遠距離通信ネットワークと通信する通信端子である、少なくとも一つの遠隔作
    動ユニットを設置する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の方法において、前記通信端子は、前記建物構造の前記内壁
    に取り付けられており、前記方法は、前記内壁を通して前記キャビティへの開口
    部を形成する工程及び前記制御ラインを前記開口部に通す工程を含む、ことを特
    徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項25乃至34のうちのいずれか一項に記載の方法において、前記制御シ
    ステムは、火炎/煙検出機能及び遠隔作動錠の両方を備えており、前記方法は、
    火炎/煙を検出した場合に錠を開錠するように前記制御システムを形成する工程
    を含む、ことを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 請求項25乃至35のうちのいずれか一項に記載の方法において、ブラインド
    /カーテン作動手段である少なくとも一つの遠隔作動ユニットを設置する工程、
    及び前記内壁と前記キャビティとの間の開口部に前記制御ラインを通すことによ
    って夫々の制御ラインと前記作動手段との間を接続する工程を含む、ことを特徴
    とする方法。
  37. 【請求項37】 請求項25乃至36のうちのいずれか一項に記載の方法において、前記方法は
    、錠及び/又は火炎/煙検出及び/又は侵入者センサ及び/又は通信端子及び/
    又はブラインド/カーテン作動手段である、遠隔作動ユニットを設置する工程を
    含む、ことを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 請求項25乃至37のうちのいずれか一項に記載の方法において、前記オペレ
    ータ入力ユニットを設置する工程、及び前記中央制御ユニットから、オペレータ
    が入力する上で便利な前記建物内の位置まで前記ラインが延びるように制御ライ
    ンを前記キャビティ内に設置することによって、前記ユニットを前記中央制御ユ
    ニットに接続する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】 請求項25乃至38のうちのいずれか一項に記載の方法において、前記オペレ
    ータ入力ユニットはキーパッドを含み、このキーパッドにより、オペレータは、
    前記システム、及び/又はキー作動式錠、及び/又はシステムを制御するために
    オペレータが送信した信号を受信するための送信信号受信ユニットを制御するた
    めに、安全PIN数を入力できる、ことを特徴とする方法。
  40. 【請求項40】 請求項25乃至39のうちのいずれか一項に記載の方法において、衛星に配置
    した、又は地上に配置したトランスミッターからの制御信号を、前記システムを
    制御するための前記中央制御ユニットに提供する遠隔制御信号受信機ユニットを
    設置する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  41. 【請求項41】 請求項25乃至40のうちのいずれか一項に記載の方法において、少なくとも
    一つの遠隔作動ユニットを前記建物構造の内壁上に又は内壁内に設置する工程、
    及び前記遠隔作動ユニット用の前記制御ラインを前記内壁のキャビティ内に、及
    び/又は前記遠隔作動ユニット用の前記制御ラインを前記建物の前記外側壁構造
    のキャビティ内に、床や天井の空間を通して、及び前記内壁のキャビティを通し
    て設置することによって、前記中央制御ユニットを前記遠隔作動ユニットに夫々
    の制御ラインを介して接続する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  42. 【請求項42】 請求項25乃至41のうちのいずれか一項に記載の方法において、電気信号を
    搬送するための電線及び/又は作動流体を搬送するための配管を含む制御ライン
    を設置する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  43. 【請求項43】 請求項42に記載の方法において、前記制御ラインが電線を含む場合には、前
    記遠隔作動ユニットは電気作動式である、ことを特徴とする方法。
  44. 【請求項44】 請求項42に記載の方法において、前記制御ラインが配管である場合には、前
    記方法は、流体作動式の流体及び遠隔作動ユニットを加圧するための流体ポンプ
    を設置する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の方法において、前記遠隔作動ユニットを不作用状態又は作
    用状態の夫々にバイアスを加えるように作用する弾性バイアス手段に抗して、遠
    隔作動ユニットを作用状態又は不作用状態に維持するために、配管制御ライン内
    の流体圧力を維持するための手段が設けられている、ことを特徴とする方法。
  46. 【請求項46】 請求項44又は45に記載の方法において、前記ポンプは、前記内壁と前記外
    壁との間の前記キャビティの上レベルの上方で延びる空所内に設置されている、
    方法。
  47. 【請求項47】 請求項25乃至46のうちのいずれか一項に記載の方法において、前記制御ラ
    インは前記キャビティ内に設置されている、方法。
  48. 【請求項48】 添付図面を参照して上文中に説明したのと実質的に同様に建物構造に制御シス
    テムを設置する方法。
  49. 【請求項49】 請求項25乃至48のうちのいずれか一項に記載の方法によって、建物構造に
    設置された制御システム。
  50. 【請求項50】 請求項49に記載の制御システムが内部に設置された建物構造。
  51. 【請求項51】 本明細書中及び/又は添付図面に記載した任意の新規な特徴又はこれらの特徴
    の新規な組み合わせ。
  52. 【請求項52】 建物中央施錠システム用の施錠機構において、前記施錠機構が関連した扉又は
    窓の開閉の妨害及び許容の夫々を行う伸長位置と引込位置との間で主軸線に沿っ
    て移動自在の空気圧作動式突出部、及び伸長位置と引込位置との間での前記突出
    部の移動を案内する複数の支持手段を有し、前記支持手段は、前記突出部が前記
    主軸線から遠ざかる方向に移動したり回転したりすることを実質的に阻止するよ
    うに形成されている、施錠機構。
  53. 【請求項53】 請求項52に記載の施錠機構において、前記突出部は、前記施錠機構が作用位
    置にある場合に前記窓又は扉を開放しようとするとき、前記窓又は扉サッシ又は
    関連したキープの表面と衝合するための主面を有し、前記主面は、衝合する表面
    のレベルを少なくとも部分的に越えて係合し又は保護し、前記窓又は扉に力が加
    わったときに前記窓サッシが前記突出部を乗り越えることを実質的に阻止する、
    施錠機構。
  54. 【請求項54】 請求項53に記載の施錠機構において、前記突出部の前記主面は全体に凹状で
    ある、施錠機構。
  55. 【請求項55】 請求項52、53、又は54に記載の施錠機構において、前記施錠機構は、前
    記作用位置から前記不作用位置までバイアス手段によって押圧されている、施錠
    機構。
  56. 【請求項56】 請求項52乃至55のうちのいずれか一項に記載の施錠機構において、前記窓
    又は扉サッシを関連したフレーム内に正確に配置するのを補助するため、前記施
    錠機構には傾斜した衝合面が設けられている、施錠機構。
  57. 【請求項57】 請求項56に記載の施錠機構において、前記傾斜した衝合面は前記施錠機構と
    一体成形されている、施錠機構。
  58. 【請求項58】 請求項52乃至57のうちのいずれか一項に記載の施錠機構において、前記突
    出部は、前記主軸線に対して垂直な方向で細長い部材を含む、施錠機構。
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