JP2003531559A - 電気通信用架空線設備の保守の方法 - Google Patents

電気通信用架空線設備の保守の方法

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JP2003531559A
JP2003531559A JP2001577675A JP2001577675A JP2003531559A JP 2003531559 A JP2003531559 A JP 2003531559A JP 2001577675 A JP2001577675 A JP 2001577675A JP 2001577675 A JP2001577675 A JP 2001577675A JP 2003531559 A JP2003531559 A JP 2003531559A
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self
chain
support
mooring
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JP2001577675A
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コンテ、ジュゼッペ
バティスティーニ、パオロ
トゥチ、マンリコ
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テレコム・イタリア・ソシエタ・ペル・アチオニ
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Abstract

(57)【要約】 ケーブルの自己把持二方向支持体の固定または「係留」装置が、支柱に沿って自在に動くことができる可動構造と一体化された、電気通信用高架線設備の実現および保守の方法。該構造は、スパンの高さから地表面まで架線を降下させ、その後保守介入の終りに予め定められた稼働高さに上昇させることができるチェーンを含み、架線の地表面への前記降下は、架線自体に作用する重力を利用することによって達成され、その後の上昇はこのアンカチェーンを引くことによって達成される。可動構造は、これらの構造が使用される柱の特徴によって様々な構成に従って実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は一般的に、柱によって支持されるケーブルを含む電気通信用の架空線
の運用および保守の実現および実行様式に関連し、さらに詳しくは、それは、地
面から特定の高さで技術者の介入無く架空線の実現および保守作業の実行を可能
にする可動式固定または「係留」装置に関する。
【0002】
【背景技術】
柱によって支持されるケーブルによって形成されるネットワークの広範な拡散
およびこれらの設備の実現様式は、関係コスト、サービス品質、および作業の実
行中の安全条件に鑑み、運用および保守に関して非常に重要である。
【0003】 これらの重要な側面は本質的に、地面から特定の高さに技術者が接近する必要
性、および柱が敷設される土地の様々な地形的および環境的特性によるものであ
る。
【0004】 実際、設備自体の安定条件の他に、土地の実際の環境的および地形的特徴が、
地表面から特定の高さの位置への接近の可能性と、これを実行する方法すなわち
制御プラットフォーム、はしご、アイゼン(鉄かんじき)の使用との両方を決定
する。
【0005】 本来、一方において使用される手段および作業に要する時間と、他方において
作業員の介入の質および安全性との比較は、地表面から特定の高さにおける接近
の各様式に対して異なる結果を導くが、全ての場合にそれらが最適な結果を導く
とは限らない。
【0006】 本発明の目的は、任命された技術者が地表面から特定の高さで実行することが
必要な介入の回数を劇的に制限する、ケーブルによる電気通信のための高架線設
備の実現の方法を提供することである。
【0007】 本発明のさらなる目的は、ケーブルの保守および交換を地表面から直接実行す
ることを可能にし、それによって地表面から特定の高さに接近する必要性を排除
する方法を提供することである。
【0008】 本発明のさらに別の目的は、道路を横切る電気通信用の高架線設備の実現およ
び保守の方法であって、高架線を道面まで降下させて車両交通を止める必要なく
、ケーブルの保守および交換を地上から直接実行することを可能にする方法を提
供することである。
【0009】 本発明の最後の目的は、電気通信用の架空線設備の実現および保守の方法であ
って、該方法を実行するために用いられる提案装置が限定されたコストを持ち、
かつそれらの使用が促進されるように、固定線電話設備の分野で標準的な構成要
素、材料、および技術を使用する方法を提供することである。
【0010】
【発明の開示】
これらおよび記述の中で明瞭になるその他の目的は、ケーブルを支持する自己
把持二方向支持体の係留または固定装置が、既知のねじ付きピンの使用により柱
に対して相対的に固定された位置にではなく、可動構造に一体化される方法によ
って達成され、該可動構造は支柱に沿って滑動自在であり、かつ架空線を地表面
まで降下させ、その後保守の介入の最後に引き上げることが可能なチェーンを含
む。地表面への線の降下は、重力の作用を利用することによって達成することが
できる。
【0011】 発明の好適な実施形態について今から、単なる例証を目的として、それによっ
てその一般性および可能な適用分野を限定することなく、記述の中で添付の図面
を参照することによって説明しよう。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず第一に、分かりやすくするために、その存在は明らかであるが関連実施形
態の説明に関係の無い構造の細部は図から省かれており、図では同じ構成部品が
常に同じ番号で表わされることに注意しなければならない。
【0013】 柱の種類およびそれが果たす機能によって、特定の可動係留(固定)装置の様
々な実現が提供されるが、しかし全てが、地表面から特定の高さの位置に着く必
要無く、保守作業を実行することを可能にするという基本的目的を有する。
【0014】 したがって、まず第一に、ケーブルの通過のためおよび関連機能のために使用
される、電気通信用高架線に存在する様々な型の柱を考慮することが賢明である
【0015】 線路は、ケーブルを利用者に分岐するために使用される分路(または分岐)箱
を支持する始柱から分岐し、通常有効な法律に従って、1からnの間のケーブル
数を前記箱から分岐することができる。
【0016】 代わりに、通過柱は、そのスパンの高さのその頂点にケーブル支持バックルを
有するという特徴によってのみ特徴付けられ、事実上、その唯一の機能はケーブ
ルスパン(ケーブルベイ)を支持することである。
【0017】 隅柱は線路の偏向を可能にする柱である。実際、線路を通常の直線経路から偏
向させ、それによって地形形態学のためまたはその他の理由からその方向を変え
ることができる。
【0018】 さらに、ケーブルコイル(かせ状に巻いたもの)は300mの長さを持ち、1
つの柱から次の柱までの距離(通常、スパンと呼ばれる)は35から40メート
ルの間で変化するので、事実上、柱8本毎にケーブルコイルの終端がある。
【0019】 したがって、接続柱は、到来ケーブルコイルの端が新しいケーブルコイル終端
の開始部分に接続される柱と定義される。
【0020】 区分柱は、通常長さ300mのケーブル区間を画定する8本の柱の中に含まれ
る特定の種類の柱であり(それは例えば始柱から150m離して配置することが
できる)、以下の目的のために提供される。 −試験を実行する。 −故障の位置によって、コイル長の全区間の代わりに限定されたケーブル区間だ
けを交換することによって介入することができるようにする。
【0021】 さらに、既存の架空線では、少なくとも1対の自己押圧または自己把持二方向
支持体が通常使用され、その機能は、特定の量のケーブルストック長を保守作業
の過程で切断または再接続作業の実行のために利用可能にすること以外に、ケー
ブルに張力を加えることに実質的に等しいことを事前に述べておかなければなら
ない。
【0022】 先行技術による柱では、電気通信線路自体の実現中にケーブルが自己把持支持
体に据え付けられるとき、およびその後の保守中の両方で、地面から特定の高さ
にある位置に技術者が接近することは当然と受け止められるので、前記自己押圧
または自己把持二方向支持体は事実上、柱に固定的に取り付けられる。
【0023】 本発明による方法は、再び自己把持二方向支持体を使用するが、それを柱に可
動に固定することに備えているので、結局、ケーブルおよびその支持体をどのよ
うにして道路/現場(地面)の高さまで下降させることができ、それによって保
守作業を地面の高さで実行することができるかが示される。
【0024】 本発明の実施形態の説明を簡素化するために、実現される様々な実施形態の中
で、まず第一に、可動係留(固定)装置の使用による電気通信用高架線設備の保
守方法を実行するために、一体化された装置組立体の使用に備えた特定の構造を
考慮することが賢明である。以下では、考えられる通常の保守作業に使用される
区分/接続柱に取り付けられた構造について言及し、その後でのみ、他の型の実
施形態を論じる。
【0025】 直線的線路区間は本発明で考慮する特定の表象にすぎず、この特定の事例では
、線路は4本のケーブルの通過によって特徴付けられるので、固定または係留装
置に作用する関係応力は、単一ケーブルを支持する線路区間の場合より4倍高い
。この理由のため、線路のケーブル間に働く牽引力にいかなる種類の不均衡も存
在することなく、線路が地表面まで移送された後で、技術者が線路に保守作業を
実行できるようにする必要がある。例えば、線路に実際に存在する4本のケーブ
ルのうち単一のケーブルを切断して交換する作業中に、線路は一方向に他の方向
より高い牽引力を受け、線路に存在する力のこの不均衡は確かに技術者が実行す
る作業をより困難にする。
【0026】 これらの理由から、特に直線区間の線路のために、本発明による固定または係
留装置が提供され、それは長さ2.50mのチェーンを使用することによって区
分/接続柱に配置され、それは図1に示すように逆「U」字形の固定要素21を
備えた一種の小さいケージを支持し、後者には楕円の偏平な形状構成を持つ2つ
のスペーサ22’、22’’が溶接され、それらは4つの自己把持支持体3’、
3’’、3’’’、3’’’’によって掛止される。この装置は実際には、もっ
と多数のケーブルおよび架線を同一柱で支持するのに効果的である。
【0027】 チェーン25は、上部ピンリング27’および下部ピンリング27’’を通し
て滑動することができ、それによりスパンの高さを下降または上昇させることが
可能である。さらに、チェーン25は2つの特殊フックに固定され、最初は約4
.50mの高さでフック保持器28と係合され、その後5.00mの高さまで上
方に伸長し、この図の向きを考慮して柱の後部に配置されるので図1には示され
ない安全フックによって最終的にそこに固定される。
【0028】 これらの2つの保持器からチェーンを外して、スパンを人間の背の高さに対応
する高さまで下降することは、特定の手段または付属装置を担持した棒を使用す
るだけで可能である。
【0029】 したがって、基本的に、区分/接続柱における架線の2つの特定の位置を区別
することが可能である。すなわち、 I)架線はスパン位置で稼動し、その場合チェーン25は4つの自己押圧または
自己把持支持体3’、3’’、3’’’、3’’’’を支持し、第1保持器28
および第2の安全保持器によって固定され、それらは両方とも柱に固定配置され
、前記保持器の第1のものは第2のものより低い高さに配置される。 II)架線は下降状態または「保守状態」にあり、その場合依然として4つの自
己把持装置3’、3’’、3’’’、3’’’’を小さいケージ21によって支
持するチェーン25は前記保持器から切り離され、保持作業の終わりに再び上昇
させるためにばね留め具を備えた小さいロープによって掛止されながら滑動させ
られる。
【0030】 厳密に設計の観点から、本願に関係する距離の大きさの程度も考慮に入れて、
2つのアンカリング27’、27’’は、10cmの垂直距離だけ相互に間隔を
おいて、5.50〜6.20mの高さに固定することができ、前記リングはケー
ジ様形状構成21を有する可動係留または固定装置を受容するために使用され、
可動係留または固定装置の側方端は、到来線(入線)および出線を担持する自己
押圧または把持支持体3’、3’’、3’’’、3’’’’によって掛止される
【0031】 保持器28および安全保持器はどちらも同一柱に、4.50〜5.00mの間
に含まれる高さに固定される。
【0032】 「係留装置」の端21はチェーンに固定され、チェーンはフックを外された後
、リング内を滑動しながら、架線を下降または上昇させることができる。安定条
件下でチェーンは引っ張られた状態で、固定保持器および安全保持器の両方に固
定される。
【0033】 この「係留」または固定装置の効用は、開示された装置の使用方法に対応する
図2を参照すれば、いっそうよく理解することができる。特に、前記図は、直線
経路に沿って配置された一連の柱を概略的に示し、そこでEおよびIによって表
わした等距離の柱は区分/接続柱であるとみなされ、残りの柱は、より分かりや
すくするために、単なる通過柱であるとみなされる。
【0034】 したがって、IからEまで伸長するケーブル区間に故障が認められ突き止めら
れたと仮定すると、以下のステップは介入中に実行しなければならない。 1)技術者は柱Eに近付き、支持体を保持するロープおよび後で幅広く説明する
区間遮断装置を備えた特殊棒を使用して、チェーンを掛止し、それを安全保持器
から解除する。 2)彼は棒のロープ支持体から小さいロープを外し、小さい下向きの牽引力を加
えながら、チェーンが固定されている保持器からチェーンを外す。 3)チェーンを外すと、架線は人間の通常の背の高さに対応する高さまで下降す
る。次いで技術者は必要ならばロックストラップによって可動係留装置を固締し
、破損または断線したケーブルを切断する。 4)新しいケーブルを交換すべき古いものに「一時的に」接続する。 5)彼は上記段落1、2、および3に記載された要領で柱Iからチェーンを外し
、破損または断線したケーブルを切断し、新しいケーブルを担持する一時的接続
部まで交換すべきケーブル区分を回収する。 6)彼は新しいケーブルを出線に接続し、チェーンを使用して、可動係留装置を
柱の頂点のその座に再び戻す。彼はチェーンを固定保持器に掛止し、その後、安
全保持器に掛止し、次いで彼は棒に設けられた特殊支持体におけるロープの位置
に小さいロープを再び掛け、小さいロープをチェーンから外す。 7)柱Eで技術者は交換ケーブルの繰出しを止め、それを自己把持または自己押
圧支持体に固定する。その後、彼は自己把持支持体を可動係留装置に掛止し、ケ
ーブル接続作業を実行し、その後、彼は係留装置が固締されていればそれを解除
し、それを柱の頂部のリング形フックのその座に再びそれを着ける。 8)彼はチェーンを固定保持器および安全保持器に固定し、彼は段落6)に記載
する要領で小さいロープを回収する。
【0035】 図3は、実質的に区分/接続柱用の可動係留装置に関して前記ステップに従っ
て動作するが、機能および構造の両方の点でそれを区別する特定の特徴を有する
、隅柱用の可動係留装置を例示する。
【0036】 実際には、図3に概略的に示す通り、自己把持または自己押圧支持体の対3’
、3’’は、チェーンガイド5の端要素を形成する2つの支持用アイレット4’
、4’’にそれぞれ固定または「係留」され、チェーンガイド5は柱に不動に接
続されたリング6内を滑動することができ、それによってスパンの高さにある架
線を地表面まで下降させ、その後保守介入の終わりに上昇させることが可能なチ
ェーンガイド5の端要素を形成する。架線が再びその上方の高さに上昇するとき
に、アイレットがリング自体内を滑り抜けるのを防止するために、各アイレット
4’、4’’の外径はリング6の内径を超える。
【0037】 したがって、基本的に、ケーブルおよびその支持体の2つの異なる特定の位置
を区別することが可能である。 I)架線はスパンの高さで稼働位置にあり、その場合チェーン5は2つの自己把
持支持体3’、3’’を支持し、チェーン5自体は第1あるいは固定保持器9’
および第2あるいは安全保持器9’’によって保持され、それらは両方とも柱の
固定位置に配置され、保持器の一方は他方より上に配置され、それらの相互角距
離は90°に対応し、チェーンが滑動するのを防止するための前記要素9’、9
’’は柱の表面に固定される平坦部分と外向きに末広がりの形状に広がる2つの
分枝を有する突出部分8’、8’’とを含むように構成され、それによって分岐
8’、8’’の限定された幅の内側にチェーン5が押し込まれたときにそれを受
容してそれを保持することができ、チェーンの滑動は、チェーン5のチェーンリ
ングの側方寸法が基部7に近接する2つの分岐8間の間隔の幅より大きいという
事実によって効果的に防止される。 II)架線は下降位置または保守状態にあり、その場合2つのアイレット4’、
4’’により両方の自己押圧支持体3’、3’’を依然として支持するチェーン
5は、銭保持器または固締要素9’、9’’から解除されており、保持介入の終
わりに上方の高さに再び上昇させることができるような仕方で、アイレットまた
はループを備えた小さいロープによって掛止されながら滑動させられる。
【0038】 厳密に設計の観点から、関係する寸法の大きさの程度も考慮に入れて、柱の5
.50〜6.20mの高さにリングフック6を設け、かつその中を滑動すること
ができ、2つのアイレット4’、4’’を有し、長さが1mから1.20mの間
であるコーナチェーン5を設けると便利であり、前記チェーンは上述した要領で
架線の2つの自己把持支持体3’、3’’を掛止する。
【0039】 リングフック6に対して30〜50cm低い高さに、固定保持器9’および安
全保持器9’’が固締され、そこにチェーンは固締される。
【0040】 チェーン5のさらなる実施形態では、後者は「Y字形」の形状構成を持つ。す
なわちそれは、各々約10cmの長さを持ち端にアイレット4を形成する2つの
アームを持つ分岐を有する。チェーンのこの種の分岐構成は、高さの違いの存在
(地面のでこぼこ)または技術者が最適位置から作業するのを妨げる障害物の存
在のように、特定の条件下でより適用性に富んだその使用を可能にする。実際、
この状況で、異なる杭打ちレベルのためにケーブルが片側で特定の距離だけ上昇
するかもしれないので、技術者によるフック外し作業中に、チェーンが架線を現
場の地表面まで下降させるのに充分な長さでないことが発生するかもしれない。
チェーンの端に設けられるこれらの延長は、増加した長さおよび移動における特
定の自由度を利用可能にする効果を持つので、瞬時の下降移動または瞬時の上昇
移動を通して架線の調整を促進する。
【0041】 架線の復旧を実行するため、かつチェーンの下降行程および上昇行程を調整す
るために、チェーン5をその固定要素9’、9’’から解除することは、特殊装
置によって達成される。
【0042】 以下で述べるこれらの特殊装置の使用により、技術者が架線にこれらの種類の
介入を行うことが可能になり、同時にいかなる破壊行為をも防止する。
【0043】 特に、前記係留装置または固定装置の解除動作を実行するため、かつ以下で説
明する他の種類の介入を実行するために、技術者はガラス線維強化プラスチック
で作られた伸縮自在の棒16および1組の交換可能な終端支持体を利用する。
【0044】 前記装備を設けた柱にあらゆる種類の介入を実行するために、伸縮自在の棒は
、図4Aに示す種類の中空移送装置15を支持する。
【0045】 この装置は実質的に単一のボディを形成する2つの要素を含む。 −伸縮自在の棒16に嵌合してそこに保持されるように、この棒16の直径より
わずかに大きい直径の中空円筒14 −一方が開いており、それによってループまたはアイレット19を持つ小さいロ
ープ18をその中に挿入することができる中空円筒の部分17
【0046】 実際問題として、技術者が架線を解放し、あるいは掛止を外すときに、彼は最
初に、伸縮自在の棒を使用することにより、小さいロープのループまたはアイレ
ット19を、チェーン5の下方終端を形成するフック20に導入する。次いで、
彼は小さいロープ18をその座から外し、チェーン5を保持器9’および9’’
から外すために小さいロープを使用する。こうしてチェーン5は自由に滑動し、
架線をその自重の作用で下降させる一方、上昇動作および保持器9’および9’
’への固締は、介入の終わりに、小さいロープおよび従ってフック20によって
そこに接続されたチェーン5を引っ張ることによって実行することができる。
【0047】 さらにこの伸縮自在の棒は、棒が固締または解除装置を支持するとき、および
以下で開示するように架線を実現する際にケーブルの導入のために装置をそれが
支持するときの両方で、地上から特定の高さで棒の様々な用途中に、支持棒の望
ましくない振動および屈曲を防止するために使用される特殊な要素である、図4
Bに示すような区間遮断装置を備えている。
【0048】 構造の観点から、この区間遮断装置は、予め定められた高さで介入を実行でき
るようにするために、介入の種類によって、事実上4〜5mの長さの棒のほぼ真
ん中の調整可能な位置に固定された、取外し可能な半つば30を形成する。実際
、この高い長さの値のため、棒は屈曲または振動を受けることがあるので、柱に
面し安定した位置でそれに寄り掛かる半つばの凹部31を備えた前記区間遮断装
置の構成は、前記望ましくない屈曲および振動を除去する効果を持つ。記述した
ばかりの係留装置の使用は、異なる高さおよび方向の変化を含む架線の区間にお
ける介入に関する図5を参照することにより、いっそうよく理解することができ
る。
【0049】 概略的に示した状況で、高架線を現場の地表面まで下降することは、線路が方
向を変えかつ農場の道路を横断する位置にある柱5pに設けられた、2つのアー
ムを持つチェーンによって実行される。
【0050】 150mに故障が存在すると仮定すると、ディストリビュータを支持する柱か
ら始まり、柱5pで終わるケーブル区分を交換することが決定される。その場合
、次の作業ステップを識別することができる。 1)技術者は柱5pに近付き、小さいロープ支持体および区間遮断装置を具備し
た特殊棒によってチェーンを掛止し、それを安全保持器から解除する。 2)彼は棒の小さいロープの支持体から小さいロープを外し、最初に外部から、
次いで上向きに加える引っ張り動作によって、固定保持器からチェーンを外す。 3)チェーンを解除すると、架線は地表面まで下降するので、交換すべき破損し
たケーブルを自己押圧支持体から外して切断することができ、次いで架線は、小
さいロープを柱の基部に固定することによって再び安全な高さに持ってくること
ができる。その後、新しいケーブルが交換すべき古いケーブルに「一時的に」接
続される。 4)ディストリビュータを支持する柱1pの位置で、楕円形のつば(以下の詳細
を参照されたい)を保持する小さい帯から自己把持または自己押圧支持体が解除
される。 5)交換すべき古いケーブルは、新しいケーブルを保持する一時的接続部まで回
収される。 6)柱5pの位置で、架線はもう一度地表面まで下降され、新しいケーブルが出
線に接続され、その後、架線は再び稼働の高さまで持ち上げられる。 7)チェーンは固定保持器9’および安全保持器9’’にこの順番で掛止され、
次いで小さいロープが再び棒の特殊支持体内に挿入され、チェーンの下方終端を
形成するフック20から解除される。 8)ディストリビュータ支持柱1pの位置で、ケーブルは繰出しを止められて自
己押圧支持体に固定される一方、自己押圧支持体は楕円形のつばを保持する小さ
い帯に掛止される。 9)小さいケーブルがディストリビュータに接続される。
【0051】 他方、始柱の装備に関するものについて、問題は簡単に言うと、ディストリビ
ュータボックスに接続された、すなわちねじ止めされ、かつ架線のスパンの高さ
に達するまで上向きに伸長させられる4本のケーブルを始柱が支持するというこ
とである。従来の高架線では、前記ボックスは3.5mの高さに固定され、ケー
ブルは自己把持二方向支持体の内部に導入するために5.50mの高さまで上向
きに伸長する。さらに詳しくは、これらのケーブルは端子版から伸長し、プラス
チック製保護レースウェイ内部に収用され、それは柱の頂部に達し、そこでスパ
ンのケーブルは、スパンの高さで柱自体にねじ付きピンによって固定された自己
把持二方向支持体によって張力を掛けられる。これらのピンは永久的に柱内に打
ち込まれるという事実のため、係留装置はそれ自体固定されるので、自己把持二
方向装置を取り外し、地表面まで下降させ、再び稼働位置まで上昇させることは
決してできない。
【0052】 本発明により考案された方法では、自己把持支持体はもはや上方位置でピンに
一体的に固定されず、代わりに図6に示す種類のつばに固定される。実際には、
ディストリビュータの上に、3.30mの高さに、帯保持器を備えた楕円形つば
32が固定され、そこに1本またはそれ以上のケーブルを支持する1対の自己把
持支持体が固定される一方、5.50から6.20mの間の高さには、スパンの
高さに架線を通すために、二方向ケーブルガイドを掛止するためのメッシュつば
が配置される。楕円形つば32は、柱の全周を包囲する2つの半つばを含む。図
6は、それが自己把持装置用の支持構造を備えていることによって特徴付けられ
る、本発明のための最も有意義な半つば34を示す。実際には、3つの突出する
小さい棒35’、35’’、35’’’および横方向に挿入された鉄棒36が自
己把持支持体の掛止要素を構成し、鉄棒36が中央突出要素35’’によって2
つの別個の区分に分離され、その各々が自己把持二方向装置を支持することがで
きる。
【0053】 後者は3.30mの高さに配置されるので、技術者は、単一はしご要素を使用
することによって前記支持体に手を延ばすことができ、それによって介入の危険
性が著しく軽減される。さらに、技術者はいずれにしても、分枝(分岐)介入を
実行するために端子盤に手を伸ばさなければならないので、通常の保守中の3.
30mの高さへの技術者の接近はすでに見越されている。したがって彼は同様に
して、始柱で保守介入を行うためにつば34に接近することができる。
【0054】 つばは2つの自己把持二方向装置を支持することができるように実現されてお
り、各自己把持装置は2本のケーブルを保持するのに適しているので、この方法
で、単一ケーブルの数が加入者の高架線の実現では5未満でなければならないと
する技術規格団体の規格に従って、4本のケーブルを持つ線路を実現することが
できる。
【0055】 上の節で記載した、始柱で使用されるつばは、道路または類似物を横断する架
空線で使用される柱の設備にも基本的に重要である。
【0056】 実際に、本願でも、帯保持器を持つ楕円形つば32が3.30mの高さに固定
され、架線を支持する2つの自己保持支持体がそこに固定される。
【0057】 5.50mから6.20mの間の高さには、さらなる楕円形のつばが固定され
、後者には、道路を横切る高架線を収用するPVC管をクランプまたはクリップ
によって支持する鋼ロープが固定される。
【0058】 同様の高さにメッシュつばが配置され、それに入および出の二方向ケーブルガ
イドが保持される。
【0059】 交差ケーブルスパンでケーブルを交換するために、架線区間に介入を実行する
ため、図7に概略的に示すように次の2つのステップが提供される。 −技術者は第1柱12pに近付き、交換すべき損傷ケーブルを自己把持装置から
解除し、ケーブルを切断し、それを一時的に新しいケーブルに接続する。 −彼はもう一方の柱13pに近付き、損傷ケーブルを自己把持装置から解除し、
新しいケーブルを担持する一時的接続部を見つけるまで、損傷ケーブルを彼自身
の方向に引っ張る。 −彼は自己把持装置に新しいケーブルを固定し、それを最終的に出(連続)ケー
ブルに接続する。 −彼は柱12pに戻り、ケーブルの繰出しを止め、それを自己把持装置に固定し
、相手方向に伸長する出線との最終的接続を行う。
【0060】 図8Aおよび8Bには、本発明の装置を実現するために使用されるさらなる付
属品または装置が示される。図8Aは、特殊区間遮断装置30を担持する伸縮自
在の棒を示す。
【0061】 この場合、伸縮自在の棒はその遠端に、「L」字形に曲がり、切り開かれた末
広がりの出口穴41を有するバックル支持およびプローブ誘導支持体を担持する
。装置のこの特定の形状構成は、図9のケーブル支持バックル71を受容するこ
とを可能にし、さらに、通過柱のケーブル支持バックル71の内側を滑動して、
敷設または交換するケーブルを地面からそれが予め定められた位置に到達するま
で直接支持するプローブの導入を可能にする。
【0062】 特に始柱の場合、プローブ誘導支持体40は、プローブおよびケーブルを一緒
に図8Bに示す種類のスリーブ42内に挿入するために最も有利な形状構成を持
ち、スリーブは方向付けることができ、かつリング43によって柱のフックに固
定される。
【0063】 今説明した装置の使用は、例えばケーブルが機械的断線のためにバックルから
外れたときのケーブル交換の保守介入を例示する図10を参照することによって
、いっそうよく理解することができ、その場合、次のステップが提供される。 1−柱24pで、技術者は架線を現場の地表面まで下降させ、交換すべきケーブ
ルを切断する。 2−中央の柱23pで、技術者は伸縮自在の棒およびプローブ誘導支持体を使用
することによって、プローブを左側から右側へ、すなわち図10に対して、23
pから24pの方向に、ケーブル支持バックル71内を滑動させる。 3−彼は新しいケーブルをプローブの頭に一時的に接続する。 4−彼は、ケーブルをバックル内にねじ込むために、プローブを再び引っ張る。 5−彼は、中央の柱23pの前の柱22pに行き、すでに述べた動作を繰り返す
。 6−柱21pで彼は架線を現場の地表面まで下降させ、古いケーブルを切断し、
新しいものを出ケーブル(ケーブル延長部)に接続し、架空線をスパンの高さま
で上昇させる。 7−彼は柱24pに行き、新しいケーブルの繰出しを止め、自己把持装置に固定
し、彼は出ケーブルとの接続を実現し、最終的に架線を再び稼働位置に戻す。
【0064】
【産業上の利用性】
前記敷設設備に対して試験目的で実行される介入は、介入に必要な総時間に関
し、かつ介入の最終結果の効果に関し、最適結果を導く。
【0065】 当該システムが適応性に富み、確かに単一型のポスト用に構成されたものでは
ないことは説明から明らかである。柱が敷設される地域の様々な地形条件を考慮
すると、本発明で開示したシステムが、実際に発生しうる全ての可能な事例を解
決したことに注目することができる(完全に直線区間の線路で作業する可能性を
持つことが多々発生するが、技術者はしばしば方向の連続的変化、道路の横断、
地形的理由による高さの差、環境の変化等に対処しなければならないので、この
状況は理論的にのみあらゆる状況に一般化することができる)。介入の種類およ
び介入が実行される区間の種類を知っている技術者が事前に必要とする装置の組
を選択することができるので、本発明の装置のモジュール性にさらなる利点が見
られる。いずれの場合でも、完全な組の装置が利用可能であるときは、たとえ技
術者が事前に故障または欠陥の種類も柱および地域の技術的/環境的状態も知ら
なくても、一人の技術者がそれによって常に最初の介入時に完全に安全な条件下
で断固とした作業を実行することができるので、最大限の利点を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4本のケーブルを持つ直線線路区分の区分/接続柱に適用される完全な「係留
」または固定装置の概略図である。
【図2】 直線経路に配置された複数の柱に沿って伸長する架空電信線の概略図である。
【図3】 隅柱で使用される完全な係留または固定装置の概略図である。
【図4】 可動な係留または固定装置の複数の取り付け物または付属品の概略図である。
【図5】 線路の方向の変化および柱5pと6pとの間の地形の高さの差がある、複数の
柱に沿って伸長する電気通信用架空線のさらなる概略図である。
【図6】 つばの形を持つ付属品または取り付け物の概略図である。
【図7】 交差区分を含む電気通信用架空線の概略図である。
【図8】 可動係留装置用の装置、付属品または取り付け物のさらなる組の概略図である
【図9】 ケーブル支持装置および支持リング付き関連ピンの概略図である。
【図10】 ケーブルを対応するバックルから取り外す介入のステップを説明するために使
用する、複数の柱に沿って伸長する電気通信用架空線のさらなる概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 トゥチ、マンリコ イタリア、I−58022 フォローニカ、ヴ ィア エルネスト バルドゥッチ、19 Fターム(参考) 5G367 BB10 BB14 DA01 DB06 DC03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信用の高架線設備の実現および保守のために電気通信
    線路内の自己把持支持体を「係留」または固定するための可動装置であって、ケ
    ーブルを担持する自己把持二方向装置の前記係留または固定装置は支持柱に沿っ
    て自由に滑動できる可動構造と一体化され、前記構造はアンカチェーン(25)
    を含み、スパン架線を地表面まで下降させ、かつその後保守介入の終わりに稼働
    位置まで上昇させることができ、前記架線の地表面までの下降が架線自体に作用
    する重力を利用することによって達成され、その後の前記係留または固定装置の
    稼働位置への上昇が作業員によって行われる前記アンカチェーンの牽引によって
    達成され、前記装置が区分/接続柱に配置され、かつ前記装置が「U字形」形状
    構成を持つアンカ要素(21)を支持するチェーンを含み、前記アンカ装置に偏
    平楕円形状を持つ2つのスペーサ(22’、22’’)が溶接され、それらが4
    つの自己把持支持体によって掛止され、スパンの高さを下降または上昇させるた
    めに前記チェーンが上部軸受リング(27’)内および下部軸受リング(27’
    ’)内を滑動しやすく、かつ前記チェーンが2つの特殊フックに固定され、すな
    わち高さ約4.00mの第1位置ではフック(28)に固締され、さらに、より
    高い約5.00mの位置では第2フックに固締され、それが確実に固定されるこ
    とを特徴とする可動装置。
  2. 【請求項2】 前記チェーンが2.50mの長さを有することを特徴とする
    、電気通信線路内の自己把持支持体を「係留」すなわち固定するための請求項1
    に記載の可動装置。
  3. 【請求項3】 電気通信線路内の自己把持支持体を「係留」すなわち固定す
    るための可動装置であって、前記装置が隅柱に配置され、かつ前記装置がガイド
    チェーン(5)の端要素を形成する2つの支持アイレット(4’、4’’)にそ
    れぞれ係留される1対の自己把持支持体を含み、前記ガイドチェーン(5)は柱
    と一体的なリング(6)内を滑動することによって架線をスパンの高さから地表
    面まで下降させ、かつその後保守介入後に小さいロープ(18)を使用すること
    によって上昇させることが可能であり、前記チェーン(5)は両方とも柱の異な
    る高さに不動に接続された第1または固定保持器(9’)および第2または安全
    保持器(9’’)によって固定され、前記チェーンが滑動するのを防止するため
    の前記保持器(9’、9’’)が柱の表面に固定される平坦な部分と外方に広が
    り張出し形である分岐(8’、8’’)を形成する突出部分とを備え、前記チェ
    ーン(5)を挿入しかつそれが分岐(8’、8’’)の内側の狭隘部分に向かっ
    て押し付けられるとそれを固締することができるようにしたことを特徴とする可
    動装置。
  4. 【請求項4】 前記チェーン(5)が1.20mの長さを有することを特徴
    とする、電気通信線路内の自己把持支持体を係留するための請求項3に記載の可
    動装置。
  5. 【請求項5】 各々10cm程度の長さを持ちそれぞれ一体的に形成された
    アイレットで終端する2つのアームを持つ分枝を含む「Y字形」形状構成を持つ
    長さ1.20mのチェーン(5)を備えることを特徴とする、電気通信線路内の
    自己把持支持体を係留するための請求項3に記載の可動装置。
  6. 【請求項6】 柱およびそれぞれの係留装置への接近を可能にし、かつ中空
    二重円筒(15)、バックル支持およびプローブ誘導支持体(40)、ならびに
    区間遮断装置(30)を備えた装置を含め、1組の互換性支持体と相互作用する
    のに適した伸縮自在の手段を備えることを特徴とする、電気通信線路内の自己把
    持支持体を係留するための請求項1ないし5のいずれか1つに記載の可動装置。
  7. 【請求項7】 前記中空二重円筒(15)が一体的に形成された要素、すな
    わち I−前記伸縮自在の棒(16)に嵌合してそこに保持されるように、前記伸縮自
    在の棒(16)の直径よりわずかに大きい直径を有する第1中空円筒(14)と
    、 II−ロープループ(19)を支持する小さいロープ(18)の挿入ができるよ
    うに一方が開口している中空円筒(17)の一部分と、 を実質的に備えることを特徴とする、電気通信線路内の自己把持支持体を係留す
    るための請求項6に記載の可動装置。
  8. 【請求項8】 前記区間遮断装置(30)が、地表面から特定の高さで前記
    棒の屈曲または振動を除去し前記伸縮自在の棒の安全な使用を確実にするために
    、介入の種類によって、前記伸縮自在の棒に沿ってほぼ中間かつ調整可能な位置
    に固定される取外し可能な半つばと同様の形状構成を持ち、前記区間遮断装置が
    その半つばの凸部を柱に面するように配置され、よってそれに寄り掛かりその安
    定性を確実にすることを特徴とする、電気通信線路内の自己把持支持体を係留す
    るための請求項6に記載の可動装置。
  9. 【請求項9】 前記バックル支持およびプローブ誘導支持体(40)が折り
    曲げられた「L字形」形状構成を持ち、その出口開口(41)が部分的に切り開
    かれて外方に張り出し、それによってケーブル支持バックル(71)を受容する
    のに適しており、かつ通過柱のケーブル支持バックルの内側を滑動するプローブ
    の挿入が可能であり、かつ敷設または交換すべきケーブルを地表面から直接担持
    することが可能であることを特徴とする、電気通信線路内の自己把持支持体を係
    留するための請求項6に記載の可動装置。
  10. 【請求項10】 2つの半つばを含み保持帯を備えた楕円形のつば(32)
    をさらに備え、前記つばの1つが、アンカ要素を形成する側方に挿入された鉄棒
    を有する3つの突出要素を備え、前記突出要素の真ん中の1つ(35’’)が前
    記鉄棒を2つの部分に分割し、これらの部分の各々が自己把持二方向装置および
    そのそれぞれのケーブルを支持するのに適していることを特徴とする、電気通信
    線路内の自己把持支持体を係留するための請求項1ないし9のいずれかに1つに
    記載の可動装置。
  11. 【請求項11】 電気通信用高架線設備を実現および保守するための方法で
    あって、長い直線線路区間のケーブルの交換のために、次の作業ステップ、すな
    わち I−第1区分柱(E)で、作業員が小さいロープおよび区間遮断装置を備えた前
    記特殊棒を使用して、チェーンを掛止し、安全保持器からそれを解除するステッ
    プと、 II−作業員が前記棒のロープ支持体から小さいロープを外し、小さい下向きの
    牽引力を加えることによって、チェーンを固定保持器から外すステップと、 III−チェーンを外し、あるいは解除して、架線を人間の通常の背の高さに対
    応する高さまで下降させ、次いで必要ならばロックストラップによって可動係留
    装置を柱に固定し、破損したケーブルを切断するステップと、 IV−新しいケーブルを交換すべき古いケーブルに「一時的に」接続するステッ
    プと、 V−前記点IおよびIIの通り、区分柱(I)からチェーンを解除し、ケーブル
    を切断し、新しいケーブルを担持する一時的接続部まで回収するステップと、 VI−新しいケーブルを接続し、チェーンを通して、可動係留装置を第2柱の頂
    部のその座に戻し、チェーンを固定保持器に掛止し、次いで安全保持器に掛止し
    、前記小さいロープを再び前記棒のその特殊支持体の内側に挿入し、最後に前記
    小さいロープを前記チェーンから外すステップと、 VII−第1区分柱で、作業員がケーブルを自己把持支持体に固定し、その繰出
    しを止め、次いで自己把持支持体を可動係留装置に掛止し、接続を実行し、次い
    で前記装置が以前に固定されていた場合それを解放し、柱の頂部のリングフック
    のその座に戻すステップと、 VIII−チェーンを固定保持器および安全保持器に固定し、小さいロープを前
    記ステップIVの場合と同様に回収するステップと、 を含む電気通信用高架線設備の実現および保守方法。
  12. 【請求項12】 電気通信用高架線設備を実現および保守するための方法で
    あって、前記高架線設備が請求項11の場合と同様に長い直線区間を含み、延長
    区間が方向の変化を含み、前記延長線路区間に沿ったケーブルの交換のために、
    長い直線線路区間のケーブルの交換のために、次の作業ステップ、すなわち I−技術者(a)が交換すべきケーブルをディストリビュータから切り離すステ
    ップと、 II−別の技術者(b)が隅柱(5)に近付き、高架線を地表面まで下降させる
    ために係留チェーンの掛止を外し、交換すべき古いケーブルを自己把持支持体か
    ら解除し、それを切断し、次いで一時的に古いケーブルを新しいものと接続し、
    線路を再び予め定められた高さのその安全な位置に置くステップと、 III−ディストリビュータ支持柱(1p)から作業する第1技術者(a)が係
    留つばの帯保持器から自己把持支持体を解除し、古いケーブルを解除し、それを
    自分自身の方向に引っ張ることによってその回収を開始するステップと、 IV−新しいケーブルを担持する一時的接続部を見つけた後、技術者(a)がそ
    れを解除し、この事実を他の技術者(b)に伝達するステップと、 V−技術者(b)が柱(5p)から架線を再び地表面に下降させ、ケーブルを自
    己把持支持体に固締し、最終的接続を実行し、架線を再び地面から予め定められ
    た高さのその稼働位置に戻し、最後にチェーンを固定保持器および安全保持器に
    固定するステップと、 VI−ディストリビュータ支持柱から、技術者(a)がケーブルの繰出しを止め
    、自己把持支持体を係留または固定つばに掛止し、サービスを回復するために架
    線の電気接続を実行するステップと、 を含む電気通信用高架線設備の実現および保守方法。
  13. 【請求項13】 前記高架線設備が道路を横断する区間を含み、道路の横断
    または同様の事のためにケーブルを通すことができるサイズの内径を有するPV
    C管を使用し、架線を道路の高さまで下降させることなく、したがって車両交通
    を遮断することなく、これらのケーブルの修理/交換を実行することができるこ
    とを特徴とする、請求項11または12に記載の電気通信用高架線設備の実現お
    よび保守方法。
  14. 【請求項14】 交差スパンのケーブルの交換のために、技術者がディスト
    リビュータの高さで作業しながら以下のステップすなわち、 I−第1交差柱(12p)で、彼がディストリビュータの高さに配置された自己
    把持支持体から破損または断線した交換すべきケーブルを外し、それを切断し、
    一時的に新しいケーブルを接続するステップと、 II−彼が他方の柱(13p)に行き、破損または断線したケーブルをディスト
    リビュータの高さに配置された自己把持支持体から外し、新しいケーブルを担持
    する一時的接続部を見つけるまでそれを自分自身の方に引っ張るステップと、 III−彼が新しいケーブルを自己把持支持体に固締し、最終的接続を実行する
    ステップと、 IV−彼が最初の柱(12p)に戻り、ケーブルの繰出しを止め、それを自己把
    持支持体に固締し、最終的接続を実行するステップと、 を利用することを特徴とする、請求項13に記載の電気通信用高架線設備の実現
    および保守方法。
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