JP2003530914A - 皮下アクセスポート - Google Patents

皮下アクセスポート

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JP2003530914A
JP2003530914A JP2001575985A JP2001575985A JP2003530914A JP 2003530914 A JP2003530914 A JP 2003530914A JP 2001575985 A JP2001575985 A JP 2001575985A JP 2001575985 A JP2001575985 A JP 2001575985A JP 2003530914 A JP2003530914 A JP 2003530914A
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plate
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ブイ.フェントン ジュニア ポール
アダニヤ ジョージ
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アルファポート エルエルシー
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    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/0208Subcutaneous access sites for injecting or removing fluids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M2039/0036Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use characterised by a septum having particular features, e.g. having venting channels or being made from antimicrobial or self-lubricating elastomer
    • A61M2039/0081Means for facilitating introduction of a needle in the septum, e.g. guides, special construction of septum

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Abstract

(57)【要約】 針のようなフィラメントを受け、受けたフィラメントを装置の入口部分の内部に案内するためのポートを含む移植可能なアクセス用装置が提供される。ポートはフィラメントを受けるためのプレートと、フィラメントと、プレートから上方に伸延する少なくとも2つの壁とを含む。各壁は、対向する第1及び第2の各端部間を移動するフィラメントを、各壁間で前記第2の端部位置に画定される入口部分を貫いて案内するための形状とされ且つ位置決めされる。各壁間の最大距離は、ポートが広いフィラメントストライク領域を提供しつつも尚、全高が短くなるよう、各壁の高さの少なくとも5倍であるのが好ましい。加えて、プレートの第1及び第2の各端部間の最大距離もまた、プレートの高さを増大させることなくフィラメントストライク領域を一層増大させるために、各壁の高さの少なくとも5倍であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願への参照) 本件出願は、現在仮出願中の米国特許出願番号第60/197,191号の優
先権を主張するものである。
【0002】 (発明の分野) 本発明は一般に、生体への脈管アクセスを提供するための装置に関し、詳しく
は、患者の体内領域への反復しての皮下アクセスを可能とする改良された針受け
用のポートに関する。
【0003】 (従来の技術) 医療処置の最中に特定の部位、装置、組織、或いは患者の体液に対する反復ア
クセスを確保する必要性が生じ得る。そうした反復アクセスは、様々な治療薬を
一次的にあるいは持続的に送給するため、体液を除去及び処置するため、造影剤
注入のため、並びに、光ファイバーカメラや光源、超音波プローブ、血栓摘出カ
テーテルのような脈管処置装置を挿通させるために行なわれる。反復アクセスを
確保するために現用される数多くの方策には、直接脈管挿管法、短長期カテーテ
ル法、そして、皮下ポート及びポンプ移植法、が含まれる。
【0004】 恐らく最も安価で且つ簡単なアクセス形態は、患者本来の、あるいは人工の脈
管に直接カニューレを挿管する方法である。然し乍ら、皮下脈管にカニューレを
反復して挿管すると血栓症が生じ、また血液透析移植挿管法では入口狭窄や偽動
脈瘤形成が引き起こされることが分かった。幾つかの攻撃的な処置方法の過程で
は、直接挿管を繰り返すと、患者のアクセス可能な脈管は急速に無くなり、処置
オプションの制約及び予後の悪化を来たす。
【0005】 直接挿管を使用する上で生じるいろいろの問題を解決するために短長期カテー
テル法が使用された。こうした経皮装置は、一般に、血管あるいは腹腔の様な挿
通域内に経皮挿入される可撓性のカニューレである。カテーテルには、様々な流
体若しくはデバイスを通すための1つ以上のルーメンが形成される。カテーテル
は血栓症を生じる恐れの少ない状況下での反復アクセスを可能とするが、数多く
の重大な欠点がある。カテーテルは、見苦しく且つ誤って抜けやすいことを別に
して、しばしば感染病を併発する。
【0006】 経皮カテーテルの使用に替わるものとして皮下移植ポートを使用することが多
くなっている。皮下移植ポートのような装置は処置時に特別の無孔針を経皮穿刺
することで、アクセス可能な皮下部位を提供し、一般に、処置を要する皮下部位
に導通したカテーテルと連通するリザーバを形成するハウジングを含んでいる。
高密度シリコーンエラストマーから形成した自己密封各壁がリザーバ上部を覆い
、皮下移植ポートと連通する血液のような流体を通過させない連続バリヤを形成
する。各壁を針で穿刺するとリザーバへのアクセスが可能となる。この針を引き
抜くと各壁が閉じて連続バリヤが再生される。皮下移植ポートによれば患者の本
来の脈管への針の直接的な反復挿管が回避される。完全に移植される(即ち、皮
膚を通した開放通路が不要)ことから、皮下移植ポートはカテーテルを使用した
場合の種々の感染病の合併症も回避させ得る。加えて、皮下移植ポートは目立ち
にくく、誤って抜けたりせず、しかも維持管理が比較的容易なので一般に患者に
も喜ばれる。
【0007】 皮下移植ポートは、移植された別の医療装置と連通するための手段としても使
用することができる。例えば、患者の体内に治療薬を持続注入する移植注入ポン
プでは、1つ以上の一体化ポートを補充及び洗浄部位としてしばしば使用する。
【0008】 図1には既存の移植可能なアクセスポート10が示される。アクセスポート1
0は米国特許第5,281,199号にその詳細が説明されるものであり、カテ
ーテルや針を含む様々な線条体(フィラメント)を標準的な隔膜を使用すること
なく患者の体内に導入可能とする。アクセスポート10には、様々の異なる弁機
構(図示せず)を用いることで、頻繁なアクセスあるいは高流量を要するもっと
厳しい治療法、即ち、従来は経皮カテーテル法や直接挿管法に限定されていた治
療法に対する広汎な用途が見込まれる。アクセスポート10は、漏斗形状の入口
オリフィス14を画定すると共に、出口開口18に続く内側通路(図示せず)に
通じる開放部分を有するアクセスハウジング12を含む。入口オリフィス14は
中心部分、即ち入口開口16に向けてその断面積が減少している。アクセスハウ
ジング12は、縫合糸あるいはステープルと共に使用するための穴21を有する
取り付けプラットフォーム19により皮下的に支持され得る。
【0009】 然し乍ら、アクセスポート10の重要な制限事項は、ストライク領域、即ち、
医者が接近させたフィラメントを漏斗状の入口オリフィス14に差し込むべく狙
う部分にある。このストライク領域は、挿管を単純化し、次ぎに挿管するまでに
前回の挿管時の傷が癒えるように広いことが重要である。本来、全体に漏斗形状
の入口オリフィス14のストライク領域を大きくするには漏斗の形状全体を3次
元的に増大させる必要もある。アクセスポート10で特に重要な寸法は高さ、あ
るいは皮下の深さである。アクセスポートが高い程、あるいは皮下に深い程、挿
管時に患者の傷に与える張力は大きくなる。従って、漏斗形状の入口オリフィス
14のストライク領域を大きくすると、必然的にアクセスポート10の高さと挿
管時の患者の傷への張力とが増大する。
【0010】 漏斗形状の入口オリフィス14には、アクセスさせるフィラメントに対して提
供されるストライク領域がただ一つの中心点あるいは入口点であるという制限事
項もある。フィラメントは常に同じ部位に差し込まれることになり、この部位に
近い組織がアクセス毎に外傷を受ける。反復して外傷を受けた組織は脈管遮断を
生じて壊死し、潜在感染症部位となる。
【0011】 もっと最近の、図2及び図3に示すような移植式のアクセスポート10’及び
10”は、図1のアクセスポート10の欠点を克服しようとするものである。ア
クセスポート10’及び10”は米国特許第5,741,228号にその詳細が
説明されるものであり、ハウジング12’内で開放した細長い案内チャンネル1
4’及び14”がハウジングの入口開口16’と夫々連通されている。この入口
開口16’はハウジング12’の図示しない内側通路に通じ、この内側通路は結
局、ハウジング出口開口18’と流体連通される。
【0012】 案内チャンネル14’及び14”は共に、断面積が実質的に一定のものである
。更に、図2のアクセスポート10’では案内チャンネル14”は全体にU字形
の形態を有している。案内チャンネル14’及び14”はフィラメントを受け且
つ入口開口16’の内部に向けて案内する。これらの案内チャンネル14’及び
14”によって、アクセスさせるフィラメントのストライク領域を、アクセスポ
ート10’の全高を増大させずに広げることが可能となる。
【0013】 (解決しようとする課題) 患者の体内のある領域への反復した皮下的アクセスを可能とする移植可能な装
置のための改良された針受けポート、特には、ずっと広いフィラメントストライ
ク領域を提供しつつも、高さが比較的低い針受け用のポートを提供することであ
る。
【0014】 (課題を解決するための手段) 本発明によれば、針のようなフィラメントを受けそして移植可能な装置の入口
部分内に案内するためのポートを含む、移植可能な、患者へのアクセス装置が提
供される。本発明のポートは、フィラメントを受けるためのプレートと、このプ
レートから上方に伸延する少なくとも2枚の壁とを含む。これら2枚の壁は、プ
レートの対向する第1及び第2の2つの端部間を移動するフィラメントを、2枚
の壁の間に画定され且つプレートの第2の端部位置に実質的に位置付けられた入
口部分を通して案内する形状とされ且つ位置決めされる。
【0015】 前記2枚の壁の間の最大距離は、ポートの提供するフィラメントストライク領
域が比較的広く、尚かつ全高が比較的短くなるよう、プレートからの壁の高さの
少なくとも5倍であるのが好ましい。加えて、フィラメントストライク領域を比
較的広くするためにはプレートの第1及び第2の2つの端部間の最大距離もまた
、プレートからの壁の高さの少なくとも5倍とすることが好ましい。本発明の、
フィラメントストライク領域の広いポートによれば、ポートの長さ方向に沿って
多数の皮膚及び組織の穿刺部位を得られるようになり、しかも、ポートが比較的
短いことから挿管時に患者の傷に対する張力も最小化される。
【0016】 (発明の実施の形態) 図4を参照するに、本発明の移植可能な患者アクセス用装置100が示され、
針のようなフィラメントを受け、受けたフィラメントをこの移植可能な装置の入
口部分112の内部に案内するためのポート102を有している。ポート102
はフィラメントを受けるためのプレート104と、このプレート104から上方
に伸延する少なくとも2つの端部壁106とを有する。端部壁106は、プレー
ト104の対向する第1及び第2の2つの端部管を移動するフィラメントを、2
枚の端部壁106間に画定され且つプレート104の第2の端部110に実質的
に位置付けられた入口部分112に向けて案内するような形状とされ且つ位置決
めされる。図示される特定の実施例では2つの壁間の距離は入口部分112の方
向に単調に減少するが、本発明に従う構成のポートは、2つの壁間で単調に距離
の減少する構成に限定されるものではない。
【0017】 また、本実施例では、プレート104の全幅に相当するところの壁106間の
最大距離d1は、ポート102によって提供されるフィラメントストライク領域
が比較的大きなものとなるよう、プレート104からの端部壁106の最大高さ
hよりも少なくとも5倍大きいことが好ましい。更には、プレート104の第1
の端部108及び第2の端部110間の最大距離d2、例えばプレートの長さも
また、フィラメントストライク領域を更に増大するべく2つの端部壁106の前
記高さhよりも少なくとも5倍大きいことが好ましい。
【0018】 図5をも参照するに、図4に示されるポート102が患者の皮膚の外側層、即
ち上皮500の下方に移植され、アクセス用のフィラメント114が上皮500
を貫いて伸延され、ポート102内に受けられ且つ案内されている。フィラメン
トは代表的には図示されるような針114であるが、その他の実質的に剛性の部
材を使用することもできる。本発明のポート102は、移植可能な患者アクセス
用装置100は、例えば、容器、部位、空間、組織、流体、器官、若しくはその
他の移植可能な装置と流体連結した、あるいは、部位、空間、組織、流体、容器
、器官その他と連通するべく患者の皮下に独立して移植するようになっている、
持続注入ポンプあるいはカテーテルの一体機能部分として作用する。図1に破線
で示すように、ポート102に加え、本発明の移植可能な患者アクセス用装置1
00は、ポート102の入口部分112に隣り合って位置決めした弁アセンブリ
116をも含むとができる。弁アセンブリ116は一般に、常閉で且つポート1
02の壁によって入口部分112を通して案内されるフィラメント114により
開放するようになっている形式のものである。簡単な出口管18をこの弁アセン
ブリ116から伸延させて例えば容器に流体連結したカテーテルと結合させるこ
とができる。
【0019】 ポート102は本明細書では従来の相当物よりも数多くの利点を有している。
先ず、ポート102によれば、ポートの全高を増大させることなくフィラメント
ストライク領域を増大させることが可能である。フィラメントストライク領域が
大きいと、ポート102の長さ方向に沿って多数の皮膚及び組織穿刺部位が提供
され、のみならず、ポートが比較的低いことから、患者の挿通傷に対する張力を
最小化することができる。反復しての注入を必要とする処置の間、この大きなフ
ィラメントストライク領域の異なる部位を穿刺することによって、皮膚や組織の
同じ場所における外傷が最小化されることは言うまでもない。ポート102のフ
ィラメントストライク領域は、特定の治療法の必要性に合致させるように選択す
ることが可能であり、それにより、ポートの全高を増大させることなく、1次元
あるいは2次元においてのみ、ポート102の寸法を増大させることによりフィ
ラメントストライク領域全体を広げることができる。フィラメントストライク領
域は、プレート104の長さ“d2”あるいは幅“d1”を大きくするだけで増
大する。
【0020】 図4を参照するに、プレート104の第2の端部110が尖端化され、壁感の
入口部分112が、この第2の端部110のプレート104の第1の端部108
から最も遠い先端部に相当する位置に設けられている。また、ポート102はプ
レート104の第1の端部108及び第2の端部110を貫いて伸延する中心軸
“A”を含み、プレート104の第2の端部110の先端部はこの中心軸“A”
と整列している。プレート104は、このプレート104の第1の端部108及
び第2の端部110の間を伸延する側部120をも有する。
【0021】 少なくとも2つの壁は端部壁106を含み、ポート102が、プレート104
の各側部120からプレート104の第1の端部108と端部壁106との間を
通して伸延する対向する側壁122を更に含むことが好ましい。側壁122は、
プレート104の第1の端部108と第2の端部110との間を移動するフィラ
メントが端部壁106により入口部分112へと案内されるように、これらの端
部壁106に向けてフィラメントを案内する形状とされ且つ位置決めされる。各
側壁122間の最大距離“d3”は、各端部壁106間の最大距離“d1”と等
しいかもしくはそれ以上であることが好ましい。然し乍ら、本発明に従うポート
構成はそうした構成に限定されるものではない。図4に示す実施例では各側壁1
22間の距離はプレート104の第1の端部108及び第2の端部110との間
で単調に減少される。
【0022】 図4〜図6の実施例のポート102では、プレート104は平坦であり、側壁
122は実質的に平坦であり且つプレート104の各側部120から実質的に垂
直に伸延される。また、各端部壁106は実質的に平坦であり且つプレート10
4の第2の端部110から外側にある角度で伸延される。然し乍ら、側壁122
をプレート104に関してある角度で伸延させることができ、端部壁106をプ
レート104の第2の端部110から直交する状態で伸延させることができる。
更に、側壁122と、端部壁106と、プレート104とを、平坦ではなく、湾
曲したあるいは部分的に湾曲した(例えば、凹形あるいは凸形、あるいはもっと
複雑な曲線での)、あるいはそうでなければ、ポート102の入口部分112に
向けてのフィラメントの移動を付勢するような形状とすることができる。更には
、ポートはまた別の案内要素、例えば、プレート104に形成した、入口部分1
12に導通する針溝を含むこともできる。
【0023】 ポート、あるいはポート102の少なくとも上面は、針114のようなアクセ
スするフィラメントの先端部との頻繁な接触に耐え得る弾性材料、例えばチタン
、ステンレス鋼その他の金属製とする。ポート102には、ポート102を体内
に容易に固定することができるようにするための縫合糸ループ取り付けウィング
124(図4では破線で示される)も取り付けることができる。あるいは、患者
にポート102を固定する上での一助となる組織の内殖を促進させるべくポート
102の外側面を粗化しあるいは多孔性のものとすることができる。
【0024】 図7及び図8には本発明に従う別態様のポート202が例示される。ポート2
02は図4〜図7のポート102と類似のものであり、類似する構成要素には同
じ参照番号及び記号が付記される。図示されるように、ポート202には端部壁
106を覆って伸延するプレート204と、端部壁106から伸延されてポート
202の入口部分112を画定する連結管206とが更に含まれる。図7及び図
8の実施例では側壁122は直線的であり、中心軸“A”と平行に伸延され、“
d3”は“d1”と実質的に等しくなっている。
【0025】 図9〜図13には本発明に従う更に別態様のポート302が例示される。ポー
ト302は図7及び図8のポート202と類似のものであり、類似する構成要素
には同じ参照番号及び記号が付記される。然し乍ら、図示されるようにポート3
02は、尖端化したそれに代わる直線的な、且つポート302の中心軸“A”と
実質的に直交して伸延する第2の端部310を有するプレート304を有してい
る。プレート304の側部320は尖端化されて中心軸“A”から外側に伸延さ
れ、ポート302の、プレート304の側部320には側壁322が続き、この
側壁322が、プレート304の第1の端部108から伸延する第1の部分32
6と、前記第1の部分326から端部壁106に伸延する第2の部分328とを
有する。第1の部分326は中心軸“A”とある角度を成して外側に伸延し、第
2の部分328は中心軸“A”とある角度を成して内側に伸延し、かくして、各
端部壁106間の最大距離“d”はこれらの第1の部分及び第2の部分の交点位
置におけるものとなる。
【0026】 図10に示されるように、ポート302のプレート304は針114のような
フィラメントを受けるためのものである。図11から図13には、ポート302
を患者の皮膚の外側層あるいは表皮500の下部に移植する状況が例示される。
図11〜図13に示すように、ポート302の各端部壁106及び側壁322が
、ポート302の入口部分112への針114の案内を助成する。
【0027】 図14〜図18には本発明に従う更に別態様のポート402が示される。図1
4に示すポート402は図9〜図13のポート302と類似のものであり、類似
する構成要素には同じ参照番号及び記号が付記される。図示されるように、ポー
ト402は長孔406を画定するカバー404を含む。長孔406はポートの中
心軸“A”と平行に伸延し、入口部分112と整列する。図16〜図18に示さ
れるように、長孔406はポート302の入口部分112への針114の案内を
更に助成する。
【0028】 以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし
得ることを理解されたい。
【0029】 (発明の効果) 患者の体内のある領域への反復した皮下的アクセスを可能とする移植可能な装
置のための改良された針受けポート、特には、ずっと広いフィラメントストライ
ク領域を提供しつつも、高さが比較的低い針受け用のポートが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体に漏斗形状の針案内チャンネルを備えた、従来の移植可能な患者アクセス
用装置の斜視図である。
【図2】 全体にV字形で断面積が実質的に一定の針案内チャンネルを含む、従来の移植
可能な患者アクセス用装置の斜視図である。
【図3】 全体にU字形で断面積が実質的に一定の針案内チャンネルを含む、従来の移植
可能な患者アクセス用装置の斜視図である。
【図4】 移植可能な患者アクセス用装置と共に使用するための本発明に従う針受けポー
トの斜視図である。
【図5】 針を受ける状況を例示する図4の針受けポートの側面図である。
【図6】 針を案内する状況を例示する図4の針受けポートの側面図である。
【図7】 移植可能な患者アクセス用装置と共に使用するための本発明に従う別態様の針
受けポートの斜視図である。
【図8】 図7の針受けポートの端部方向からの側面図である。
【図9】 移植可能な患者アクセス用装置と共に使用するための本発明に従う別態様の針
受けポートの斜視図である。
【図10】 針を受ける状況を例示する図9の針受けポートの平面図である。
【図11】 皮下に移植され、針を受ける状況を示す図9の針受けポートの側面図である。
【図12】 針を案内する状況を例示する図9の針受けポートの側面図である。
【図13】 引き続き針を案内する状況を例示する図9の針受けポートの側面図である。
【図14】 移植可能な患者アクセス用装置と共に使用するための本発明に従う更に別態様
の針受けポートの斜視図である。
【図15】 図14の針受けポートの斜視図である。
【図16】 針を受ける状況を例示する図14の針受けポートの平面図である。
【図17】 針を案内する状況を例示する図14の針受けポートの側面図である。
【図18】 引き続き針を案内する状況を例示する図14の針受けポートの側面図である。
【符号の説明】
18 出口管 100、200、300、400 患者アクセス用装置 102、202、302、402 ポート 104、204、304、404 プレート 106 端部壁 108 第1の端部 110 第2の端部 112 入口部分 114 フィラメント 116 弁アセンブリ 120、220、320、420 側部 122、222、322、422 側壁 206 連結管 500 上皮 d1 壁116間の最大距離 d2 第1の端部108及び第2の端部110間の最大距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C167 AA75 BB02 BB05 BB26 BB38 BB39 BB40 CC05 GG16 GG21 GG22 GG26

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラメントを受け、受けたフィラメントを移植可能なアク
    セス用装置の入口部分の内部に案内するためのポートを含む移植可能なアクセス
    用装置であって、 対向する第1の端部及び第2の端部を有するフィラメントを受けるためのプレ
    ートと、 プレートから上方に伸延し、対向する第1の縁部及び第2の縁部を各々有する
    少なくとも2つの壁にして、第2の縁部がプレートの第2の端部位置にフィラメ
    ントのための入口部分を画定し、第1の縁部がプレートの第1の端部に向けて伸
    延し、各壁の第1の端部及び第2の間での各壁間の距離が単調に減少する壁と、 を含む移植可能なアクセス用装置。
  2. 【請求項2】 各壁間の最大距離が各壁の最大高さの少なくとも5倍以上で
    ある請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 プレートの第1の端部及び第2の端部間の最大距離が各壁の
    最大高さの少なくとも5倍以上である請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 プレートの第2の端部が尖端化され、各壁間の入口部分が、
    プレートの第1の端部から最も遠い第2の端部の先端部位置に相当する請求項1
    の装置。
  5. 【請求項5】 ポートが、プレートの第1の端部及び第2の端部を貫いて伸
    延する長手方向の中心軸を含み、第2の端部の先端部が該中心軸と整列する請求
    項4の装置。
  6. 【請求項6】 ポートの各壁がプレートと直交する方向に伸延する請求項1
    の装置。
  7. 【請求項7】 ポートのプレートが実質的に平坦である請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも2つの壁が端部壁を含み、プレートが該プレート
    の各端部間を伸延する側部を含み、ポートが、プレートの側部から該プレートの
    第1の端部及び各端部壁間を伸延する対向する側壁を更に含む請求項1の装置。
  9. 【請求項9】 ポートの側壁がプレートと直交する方向に伸延する請求項8
    の装置。
  10. 【請求項10】 対向する各側壁間の距離がプレートの第1の端部及び各側
    壁間で単調に減少する請求項8の装置。
  11. 【請求項11】 ポートが、プレートの第1の端部及び第2の端部間を通し
    て伸延する中心軸を含み、側壁が、プレートの第1の端部から第2の端部に伸延
    する第1の部分を含み、第2の部分が第1の部分から各端部壁に伸延し、第1の
    部分が前記中心軸に関しある角度で外側に伸延し、第2の部分が前記中心軸に関
    しある角度で内側に伸延する請求項8の装置。
  12. 【請求項12】 ポートが各壁を覆って伸延するカバーを含む請求項1の装
    置。
  13. 【請求項13】 各壁を覆って伸延するカバーが、各壁間の入口部分と整列
    する長孔を含む請求項12の装置。
  14. 【請求項14】 ポートが、該ポートから外側に伸延する少なくとも1つの
    ウィングを有し、該ウィングが患者の組織にポートを締着するためのファスナを
    受けるようになっている請求項1の装置。
  15. 【請求項15】 ポートの入口部分に隣り合って配置した常閉の弁アセンブ
    リを更に含み、該弁アセンブリがポートの各壁により入口部分を貫いて案内され
    るフィラメントにより開放されるようになっている請求項1の装置。
  16. 【請求項16】 ポートが、少なくともチタン、ステンレス鋼及びセラミッ
    クを含む材料から作製される請求項1の装置。
  17. 【請求項17】 フィラメントを受け、受けたフィラメントを該移植可能な
    アクセス用装置の入口部分の内部に案内するためのポートを含む移植可能なアク
    セス用装置であって、 対向する第1の端部及び第2の端部を有し、フィラメントを受けるためのプレ
    ートと、 該プレートから上方に伸延する少なくとも2つの壁にして、前記第1の端部及
    び第2の端部間を移動するフィラメントを、各壁間に画定され且つプレートの第
    2の端部位置に実質的に位置付けられたる入口部分に向けて案内するための形状
    とされ且つ位置決めされた壁と、 を含む移植可能なアクセス用装置。
  18. 【請求項18】 各壁間の最大距離が各壁の最大高さの少なくとも5倍以上
    である請求項17の装置。
  19. 【請求項19】 プレートの第1の端部及び第2の端部間の最大距離が各壁
    の最大高さの少なくとも5倍以上である請求項17の装置。
  20. 【請求項20】 ポートの各壁がプレートと直交する方向に伸延される請求
    項17の装置。
  21. 【請求項21】 ポートのプレートが実質的に平坦である請求項17の装置
  22. 【請求項22】 少なくとも2つの壁が端部壁を含み、 プレートが、プレートの第1の端部及び第2の端部間を伸延する側部を含み、 ポートが、プレートの各側部からプレートの第1の端部及び各端部壁間を伸延
    する対向する側壁を含み、 側壁が、第1の端部及び第2の端部間を移動するフィラメントを端部壁に向け
    て案内するための形状とされ且つ位置決めされる請求項17の装置。
  23. 【請求項23】 ポートの各側壁がプレートと直交する方向に伸延される請
    求項22の装置。
  24. 【請求項24】 各壁を覆って伸延するカバーを更に含む請求項17の装置
  25. 【請求項25】 カバーが、各壁間の入口部分と整列する長孔を含む請求項
    24の装置。
  26. 【請求項26】 ポートから外側に伸延する少なくとも1つのウィングを含
    み、該ウィングが患者の組織にポートを締着するためのファスナを受けるように
    なっている請求項17の装置。
  27. 【請求項27】 ポートの入口部分に隣り合って配置した常閉の弁アセンブ
    リを更に含み、該弁アセンブリが、ポートの各壁により入口部分を貫いて案内さ
    れるフィラメントにより開放されるようになっている請求項17の装置。
  28. 【請求項28】 ポートが、少なくともチタン、ステンレス鋼及びセラミッ
    クを含む材料から作製される請求項17の装置。
  29. 【請求項29】 移植可能なアクセス用装置であって、 フィラメントを受けるポートにして、受けたフィラメントを該ポートの入口部
    分を貫いて案内するためのポートを含み、該ポートの最大幅及び最大長さがポー
    トの高さの少なくとも5倍以上であるポートと、 ポートの入口部分に隣り合って配置した常閉の弁アセンブリにして、ポートの
    入口部分を貫いて案内されるフィラメントによって開放されるようになっている
    弁アセンブリとを含む移植可能なアクセス用装置。
  30. 【請求項30】 ポートの最大幅がポートの高さの少なくとも5倍以上であ
    る請求項29の装置。
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