JP2003530799A - 取外し可能スピーカー装置用音響増幅スピーカー・キャビネット - Google Patents

取外し可能スピーカー装置用音響増幅スピーカー・キャビネット

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JP2003530799A
JP2003530799A JP2001575791A JP2001575791A JP2003530799A JP 2003530799 A JP2003530799 A JP 2003530799A JP 2001575791 A JP2001575791 A JP 2001575791A JP 2001575791 A JP2001575791 A JP 2001575791A JP 2003530799 A JP2003530799 A JP 2003530799A
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エヌ スミス ジュニア ハロルド
エヌ スミス サード ハロルド
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Abstract

(57)【要約】 正面（１０ｆ）と背面（１０ｒ）を有するスピーカー装置（Ａ）とともに用いられる音響増幅器（Ｃ）であって、第１中空部分（Ｘ）および第２中空部分（Ｉ）を備える筐体（Ｅ）を備え、筐体（Ｅ）は、スピーカー装置（Ａ）を角度のついた状態で受け入れる傾斜領域（Ｎ）を画定し、スピーカー装置の正面（１０ｆ）からの音の伝達方向（Ｐ）とは反対方向に伝達される音を、スピーカー装置（Ａ）の背面（１０ｒ）より直接受け取るために、第１中空部分（Ｘ）は入口（２４）を画定し、第１中空部分（Ｘ）および第２中空部分（Ｉ）は、第１中空部分（Ｘ）が受け取った音を、第２中空部分（Ｉ）に、さらに第２中空部分によって画定される出口に向かって方向転換させるための壁面（Ｕ、Ｂ、Ｌ）を備える。倍増された直列のメガホン効果が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピーカー装置の分野に関し、より詳細には、取外し可能スピーカ
ー装置用の音響増幅スピーカー・キャビネットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
楽器の電子的増幅のためのアンプのような携帯用スピーカー装置が、スピーカ
ーの筐体に取り付けられた音響スピーカーとともに生産されている。特に重要な
ものとして、電気ギター音楽を増幅するために使用されるギター・アンプがある
。これらのアンプ、またはスピーカー装置は、通常２〜３フィートの高さがあり
、地面またはステージ上の演奏者の背後に置かれる。一般に、スピーカーの筐体
の正面には開口部が設けられ、その開口を介して、スピーカーは音響エネルギー
の主要成分を発信・伝達する。また、実質的に開放されたスピーカーの筐体の背
面を介して、音響エネルギーの副次的成分が伝達される。通常、スピーカー装置
は、水平軸に沿った聴衆の方向に向かって音を伝達するが、音響エネルギーの副
次的成分は聴衆と反対方向に伝達されるので、この副次的音響エネルギーは実質
的に失われ、浪費される。
【０００３】 従来のスピーカー装置を使用した際、自分自身の演奏を聞くことが難しいとい
う問題が演奏中の演奏者にとって頻繁に起こる。従来のスピーカー装置は通常２
〜３フィートの高さで、演奏者の背後の地上に置かれるので、音の主要成分は演
奏者の膝の位置あたりに水平方向に伝達される。結果として、演奏者の耳の高さ
にはほとんど音が到達しない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、開放された背面を有する従来のスピーカー装置を設置するためのス
ピーカー・キャビネットを提供する。本発明におけるスピーカー・キャビネット
は、音響エネルギーの副次的成分を捕捉して、所望の方角へ方向転換する。さら
に、本発明におけるスピーカー装置は、演奏中の演奏者が自分自身の音をよりよ
く聞こえるようにするために、上方へ傾斜している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、取外し可能なスピーカー装置からの音響出力の副次的成分を方向転
換する。取外し可能なスピーカーは、スピーカー・ハウジングまたは筐体を備え
、スピーカー・ハウジングは、正面と、正面と反対側に位置した、実質的に開放
された背面を備え、正面を介して、ハウジング中に設置された少なくとも１個の
音響装置、またはスピーカーからの音響出力の主要成分を伝達し、背面を介して
、音響出力の副次的成分が送達される。スピーカー・キャビネットの筐体は、正
面、背面、上面、下面および両側面を備える。筐体の内部はほぼ中空である。設
置手段は、筐体の正面とともに、筐体の正面の第１の領域に隣接した取外し可能
なスピーカー装置の背面を、取外し可能な状態で保持する。音響送達手段は、筐
体の正面の第１の領域とともに、取外し可能なスピーカー装置からの音響出力の
副次的成分を筐体の中空の内部へ伝達する。方向転換手段は、筐体の中空の内部
とともに、内部からの音響出力の副次的成分を、取外し可能なスピーカー装置か
らの音響出力の主要成分の方向とほぼ同一方向に伝達する。通常、倍増された直
列のメガホン効果を伴って音を方向転換するための、連続的に拡大された音響伝
達領域を形成する筐体の中空の内部の上側に、スピーカー装置がよりかかって設
置される。
【０００６】 本発明の更なる目的と効果は、実施形態の説明と図面を参照にして、更に詳細
に説明される。
【０００７】
【発明の実施の形態】
音響増幅キャビネットＣは、取外し可能スピーカー装置Ａからの音響出力の副
次的成分Ｓを方向転換する。スピーカー装置Ａは、スピーカー・ハウジング１０
を備え、スピーカー・ハウジング１０は正面１０ｆを備え、正面１０ｆを介して
、ハウジング１０の内部に設置された音響装置１２からの音響出力の主要成分Ｐ
が伝達される。音響増幅キャビネットＣは筐体Ｅを備え、筐体Ｅは正面Ｆ、背面
Ｂ、上面Ｕ、底面Ｌ、および両側面壁または両側面パネル１４ｒ、１４ｌを備え
る。筐体Ｅは実質的に中空の内部Ｉを備える。設置手段Ｎは、筐体Ｅの正面Ｆと
ともに、筐体Ｅの正面Ｆの第１の領域１６に隣接したスピーカー装置Ａの背面１
０ｒを、取外し可能な状態で保持する。音響送達手段Ｔは、正面Ｆの第１の領域
１６とともに、取外し可能なスピーカー装置Ａからの音響出力の副次的成分Ｓを
中空の内部Ｉへ伝達する。方向転換手段Ｒは、中空の内部Ｉとともに、内部Ｉか
らの音響出力の副次的成分Ｓを所望の方向に伝達する。
【０００８】 取外し可能スピーカー装置またはアンプＡは通常、正面１０ｆおよび背面１０
ｒを備えたスピーカー・ハウジングまたは筐体１０を備える。少なくとも１つの
音響装置またはスピーカー１２は、スピーカー・ハウジング１０の内部に取り付
けられ、電圧が加えられた時、スピーカー・ハウジング１０の正面１０ｆを介し
て、音響出力の主要成分Ｐを伝達する。背面１０ｒは実質的に開放されており、
音響出力の副次的成分Ｓは、主要成分Ｐとほぼ反対方向に、開口部１０ｎを通過
する。
【０００９】 スピーカー装置Ａは、楽器からの電気信号を増幅するための、調節ノブ１０ｋ
を備えた電子アンプ１０ａを備える。スピーカー装置Ａを支持するために、脚部
１０ｔが備えられてもよい。スピーカー１２を覆うために、スピーカー装置１０
ａの正面１０ｆは、音響エネルギーの通過の際の音響出力の実質的な低下をもた
らさないような格子布１０ｑで覆われていてもよい。
【００１０】 音響増幅キャビネットＣは、正面Ｆ、背面Ｂ、上面Ｕ、底面Ｌおよび２個の側
壁１４ｒおよび１４ｌを画定するパネルを備えた筐体Ｅを備える。筐体Ｅは実質
的に中空の内部Ｉを備える。
【００１１】 設置手段Ｎは、筐体Ｅの正面Ｆとともに、筐体Ｅの正面Ｆの第１の領域１６に
隣接したスピーカー装置Ａの背面１０ｒを、取外し可能な状態で保持する。設置
手段Ｎは、傾斜したか、もしくはよりかかった状態で取外し可能スピーカー装置
Ａを保持し、それによってスピーカー装置Ａは、音響出力の主要成分Ｐを、水平
軸Ｈより上向きの方向に伝達するのが望ましい。図２を参照して、矢印Ｈは、音
響増幅キャビネットＣに関する水平軸を示す。また、矢印Ｐは、スピーカー１２
が音響出力の主要成分Ｐを指向・伝達する方向を一般的に描く。
【００１２】 筐体Ｅの正面Ｆの第１の領域１６とともに、音響伝達手段Ｔ（図２）は、音響
出力の副次的成分Ｓを、取外し可能スピーカー装置Ａから筐体Ｅの中空の内部Ｉ
へ送達する。音響伝達手段Ｔの幅の狭い上部の領域は、筐体Ｅの正面Ｆの第１の
領域１６内に形成されたアパーチャーまたは開口部２４であることがのぞましい
。スピーカー装置Ａが音響増幅キャビネットＣによりかかって置かれた際に、音
響出力の副次的成分のほとんど全てが、筐体Ｅの内部Ｉに向かって後・下方向に
伝達されるように、アパーチャー２４およびスピーカー装置Ａの開口部１０ｎの
サイズは相補的である。スピーカー装置Ａに隣接して第１の領域１６の側に取り
付けられたストリップ２６が開口部２４の周りに延長し、筐体Ｅの正面Ｆとスピ
ーカー装置Ａとの間のクッション材となる。さらに、ストリップ２６は、筐体Ｅ
とスピーカー装置Ａの間の音響シールの役割をする。
【００１３】 方向転換手段Ｒは、筐体Ｅの中空の内部Ｉとともに、音響出力の副次的成分Ｓ
を、内部Ｉから、取外し可能スピーカー装置Ａからの音響出力の主要成分Ｐの方
向とほぼ同方向に送達する。後部壁パネルＢは、音を下・前向き、即ち、底面パ
ネルＬの方向に反射し、そこから音波は前方へ伝達され、２０ｆより出力される
。図２を参照して、方向転換手段Ｒから出る音響出力の副次的成分を表わす矢印
５は、水平軸Ｈと略平行であり、音響出力の主要部分Ｐとほぼ同方向である。但
し、主要成分Ｐは、水平軸Ｈに対して上向きの角度に指向・伝達する。
【００１４】 設置手段Ｎは筐体Ｅの正面Ｆから延長する棚１８である事が望ましい。筐体Ｅ
の正面Ｆの第１の領域１６に隣接した所望の位置にスピーカー装置Ａを配置しな
がらスピーカー装置Ａを適切に支持するために、棚１８は、適切な寸法を持ち、
ある角度を形成している事が望ましい。装置Ａがある角度をつけられてよりかか
ることにより、音響シーリングのために設けられた、開口部２４周辺のクッショ
ンストリップ２６に対して荷重がかかる。図１において、方向転換手段Ｒはダク
ト２０であり、ダクト２０は、音響出力の副次的成分Ｓを、内部Ｉから、幅の狭
い後部開口部２０ｒ、および拡大した正面開口部２０ｆを通して伝達するための
パネル側面２０ａ、ｂ、ｃ、ｄを備える。棚１８は、ダクト２０の上面２０ｄを
形成してもよい。若しくは、棚１８および上面２０ｄが離間している場合、面板
２０ｆが、棚１８と上面パネル２０ｂの間の間隙を埋める正面片を形成する。上
面２０ｄは、湾曲していてもよいし、平面状であってもよい。図２では、底面Ｌ
が示され、底面Ｌはダクト２０の底壁２０ｂを形成するために延長している。ダ
クト内部２０ｃは、メガホン効果を提供するために、幅の狭い領域から前方に向
かって拡大している。さらに、第１のメガホン効果を生じさせるために、筐体の
第１の領域Ｙの中空の内部Ｘは、幅の狭い領域Ｚから下方に向かって拡大してお
り、ダクト内部２０ｃのメガホン効果と結合されることによって、倍増された直
列のメガホン効果・音響増幅効果を得る。スピーカー装置Ａが安定してある角度
でよりかかることにより、筐体パネルがメガホン領域Ｘおよび２０ｃを形成する
ことに寄与する。
【００１５】 本発明におけるキャビネットを輸送するのを支援するために、ハンドル２２が
筐体Ｅの側面１４ｌに付けられている（図１）。
【００１６】 本発明の構造において、壁材にシート材またはパネル材を使用する事が考慮さ
れ、シート材の材料は、プラスチック材を含む様々なタイプのものであってよい
が、１／８インチから１／２インチ程度の厚さをもつ、比較的薄い合板を使用す
る事が望ましい。さらに、本発明の構造において、全ての継ぎ目は、例えばエポ
キシ接着材によって、粘着的に接合され得る事が考慮される。ストリップ２６は
通常、フエルトの布片または同等品であり、スピーカー装置Ａに隣接した第１の
領域１６の側に貼付される。
【００１７】 筐体において、開口部２４、２０ｒおよび２０ｆ以外のいくつかの開口部を備
える事が可能であるが、筐体は、実質的に他の開口部を備えていない事が望まし
い。
【００１８】 本発明は、様々な種類およびサイズのスピーカー装置に適用するようになされ
てもよい。アパーチャー２４および棚１８のサイズは、選択されたスピーカー装
置Ａに適合する事が望ましい。
【００１９】 本発明の実施において、選択されたスピーカー装置Ａは、棚１８上で、スピー
カー装置の背面１０ｒが筐体Ｅの正面Ｆの第１の領域１６に隣接するように設置
される。スピーカー装置Ａ中の開口部１０ｎは、筐体Ｅの第１の領域１６におい
て、アパーチャー２４に隣接する事が望ましい。スピーカー１２によって生成さ
れた音響出力の主要成分Ｐは、支持棚１８が水平軸Ｈに対して上方に傾斜する角
度によって決定された所望の方向へ指向される。音響出力の副次的成分Ｓはまず
、スピーカー装置Ａの背面１０ｒにおける開口部１０ｎを通って送達され、アパ
ーチャー２４を通って筐体Ｅの内部Ｉへ送達される。次に、音響出力の副次的成
分Ｓは、内部Ｉにおいて、背面Ｂおよび側面１４ｌ、１４ｒのような多数の壁面
で反射する。さらに、音響出力の副次的成分Ｓは、ダクト２０の後部開口部２０
ｒに伝達され、最終的には、ダクト２０の開口部２０ｆより、音響出力の主要成
分Ｐとほぼ同一方向に向かって前方に出力される。前述したように、スピーカー
装置を、角度をつけてよりかかるように配置することによって、倍化された、即
ち、２連続で直列のメガホン効果が達成される。その結果として、音響増幅効果
を達成することができる。
【００２０】 図１および図２は、設置手段Ｎの下部の方向転換手段Ｒを示す。他の実施例と
して、音響増幅キャビネットＣがスピーカー装置Ａからの音響出力の副次的成分
Ｓを捕捉して、所望の方角へ方向転換するのであれば、方向転換手段は、アンプ
またはスピーカー装置Ａの上側または側面側に据付・設置されてもよい。
【００２１】 また、さらに別の実施例は、筐体Ｅ中に、上面Ｕおよび背面Ｂとして機能する
球状、または湾曲した背面Ｂを備える。このような球状の背面Ｂは、単一の湾曲
した部分中に、側壁１４ｌおよび１４ｒを包含して形成されてもよい。
【００２２】
【発明の効果】
本発明において、従来は失われていた音響出力の副次的成分Ｓは、捕捉され、
所望の方向、例えば聴衆の方向へ方向転換される。傾斜した状態でスピーカー装
置Ａを設置する事によって、演奏者の方向である前・上方向に伝達される音量が
向上し、聴衆の方向への音量を減少させる事無く、演奏者はスピーカー装置Ａの
音を聞くことが出来る。
【００２３】 本発明における音響増幅キャビネットＣの上にアンプまたはスピーカー装置Ａ
を保持することによって、検出可能な周波数応答の範囲が、より低い、およびよ
り高い方向に拡張される。
【００２４】 以上、本発明の開示および記述は、発明についての実施例および説明であり、
本発明の精神から逸脱すること無しに、例示された構造の詳細の変更のみならず
、サイズ、形状、材料の様々な変更がなされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 取外し可能なスピーカー装置を伴った、本発明におけるキャビネットの斜視図で
ある。
【図２】 図１の線２−２についての断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 4E360 AB03 AB12 AC23 ED23 ED27 GA28 GB15 GC15 5D017 AD17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 音響出力の主要成分が伝達される面、および、前記音響出力
    の副次的成分が伝達される第２の面を有する、少なくとも１個の音響装置を備え
    た種類のスピーカー装置からの前記音響出力の副次的成分を方向転換するように
    なされた音響増幅筐体であって、前記スピーカー装置は、前記音響出力の前記副
    次的成分が通過する開口部を有し、 ａ） 前記音響装置の前記音響出力の前記副次的成分を受け取るための、前記
    スピーカー装置の開口部と接続するようになされた入口開口部を有する実質的に
    中空の内部を備える筐体と、 ｂ） 前記音響装置の前記主要成分が前記筐体より伝達され、前記音響出力の
    前記副次的成分が、前記スピーカー装置の開口部より、前記入口開口部を通過し
    て前記中空の内部に送達されるために、前記筐体に対応して前期スピーカー装置
    を設置する設置手段とを備え、 ｃ） 前記音響出力の前記副次的成分を受け取り、前記内部から出口開口部を
    通過させて所望の方向へ送達するために、前記筐体が、前記中空の内部に接する
    音響反射板または板、および出口開口部を備えることを特徴とする音響増幅筐体
    。
  2. 【請求項２】 前記所望の方向が、前記スピーカー装置からの前期音響出力
    の前記主要成分とほぼ同一方向であることを特徴とする、請求項１に記載の音響
    増幅筐体。
  3. 【請求項３】 前記設置手段が、前記スピーカー装置を鉛直方向に対して傾
    斜した位置に保持し、前記スピーカー装置が、前記音響出力の前記主要成分を水
    平軸に対して上向きの角度で伝達することを特徴とする、請求項１に記載の音響
    増幅筐体。
  4. 【請求項４】 前記スピーカー装置を、よりかからせた状態かつ取外し可能
    なように支持し、前記入口開口部に重力によって密着させるために、前記設置手
    段が、前記筐体の前記正面より延長する角度をなしている棚を備えることを特徴
    とする、請求項１に記載の音響増幅筐体。
  5. 【請求項５】 前記方向転換手段が、前記筐体の前記正面に向かって前方向
    に延長し、前方向に拡大しているダクトを備える事を特徴とする、請求項３に記
    載の音響増幅筐体。
  6. 【請求項６】 前記棚が、前記ダクトの上面を形成することを特徴とする、
    請求項４に記載の音響増幅筐体。
  7. 【請求項７】 前記棚が、取外し可能な前記スピーカー装置を鉛直軸に対し
    て傾斜した状態で保持し、前記ダクトが、水平軸にほぼ沿うように前記音響出力
    の前記副次的成分を伝達することを特徴とする、請求項５に記載の音響増幅筐体
    。
  8. 【請求項８】 前記入口開口部の周囲に延長するシールを備え、前期シール
    が、よりかかったスピーカー装置によって加えられる荷重によって圧縮される事
    を特徴とする、請求項４に記載の音響増幅筐体。
  9. 【請求項９】 正面と背面を有するスピーカー装置とともに用いられる音響
    増幅器であって、 ａ） 第１中空部分および第２中空部分を有する筐体を備え、前記筐体は、前
    記スピーカー装置を支持した状態で受け入れるための領域を画定し、 ｂ） 前記第１中空部分が、前記スピーカー装置の前記正面からの音の伝達方
    向とは反対方向に伝達される音を、前記スピーカー装置の前記背面より受け取り
    、 ｃ） 前記第１中空部分および前記第２中空部分が、前記第１中空部分が受け
    取った音を、前記第２中空部分に方向転換し、さらに前記第２中空部分によって
    画定される出口に向かって方向転換するための壁面を備える ことを特徴とする音響増幅器。
  10. 【請求項１０】 少なくとも前記第１中空部分および前記第２中空部分のい
    ずれかが、少なくとも１回の音響増幅メガホン効果を生成するために、音を伝達
    する方向に向かって拡大していることを特徴とする、請求項９に記載の音響増幅
    器。
  11. 【請求項１１】 前記第１中空部分および前記第２中空部分が、直列２回の
    音響増幅メガホン効果を生成するために、最も幅の狭い領域から音を伝達する方
    向に向かって拡大していることを特徴とする、請求項９に記載の音響増幅器。
  12. 【請求項１２】 前記筐体が、前記スピーカー装置をよりかからせた位置で
    保持する事を特徴とする、請求項９に記載の音響増幅器。
  13. 【請求項１３】 前期よりかからせた位置が、前記第１中空部分および前記
    第２中空部分と相対する事を特徴とする、請求項１２に記載の音響増幅器。
  14. 【請求項１４】 角度をつけられてよりかかった状態の前記スピーカー装置
    によって加えられる圧縮力を受け止めるための、前記正面上に延長するクッショ
    ンシールを備える事を特長とする、請求項１２に記載の音響増幅器。
  15. 【請求項１５】 傾斜している筐体によって前記領域中によりかかった状態
    で保持される前記スピーカー装置を備える事を特徴とする、請求項１３に記載の
    音響増幅器。
JP2001575791A 2000-04-07 2001-04-06 取外し可能スピーカー装置用音響増幅スピーカー・キャビネット Pending JP2003530799A (ja)

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