JP2003530740A - 車両用フュージョンモニタシステム - Google Patents

車両用フュージョンモニタシステム

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JP2003530740A JP2001574403A JP2001574403A JP2003530740A JP 2003530740 A JP2003530740 A JP 2003530740A JP 2001574403 A JP2001574403 A JP 2001574403A JP 2001574403 A JP2001574403 A JP 2001574403A JP 2003530740 A JP2003530740 A JP 2003530740A
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ヒョン コ、ジョン
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 車両用バックミラー装置は、車両の内部から外部に向かって後向きに設けられたハウジングの両側に設けられた対物レンズ及び接眼レンズと、2つのレンズの間に設けられ、アフォーカル光学系を形成するための可動反射鏡部とを有するバックミラーユニットと、可動反射鏡部を回動させるための可動反射鏡駆動ユニットと、携帯電話を収容する端末ホルダーと、バックミラーユニットを通して、携帯電話の表示窓の情報と同じ情報を表示するための表示パネルとを含む。これにより、空気抵抗は減少するとともに、携帯電話の表示窓に出力される情報が見やすくかつ読みやすく拡大されるので、使用者のハンズフリー通話が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
(技術分野) 本発明は、車両用バックミラー装置に関し、特に車両の外部に車幅方向に突出
する突出長さを縮小させて、空気抵抗を減少させることができ、携帯用端末の表
示窓に出力される情報をそのミラーに拡大して見せることができ、使用者がハン
ズフリー通話することを可能にした車両用バックミラー装置に関する。
【0001】 (背景技術) 一般的な車両用バックミラーは、ほぼ平面に近い反射面を有する「平面反射鏡
」タイプで車両の外部に車体の前後方向の軸線に対して横に突設され、空気抵抗
を誘発させるようになり、突出長さが大きくなるほど空気抵抗が相対的に増加す
るようになる。このような空気抵抗は、車両の燃料消費を増大させるだけでなく
、不完全燃焼に起因した汚染物質の排出量を増大させるという問題点がある。
【0002】 また、このような従来の平面反射鏡タイプのバックミラーは、車両の側後方の
投射角度が比較的小さいだけでなく、雪や雨が降る場合、平面反射鏡の表面に水
滴、湿気または霜が接触または凝結し、後方観察が容易にならないという短所が
ある。
【0003】 このような問題点を考慮して、車両の外部に突出するバックミラーの突出長さ
を低減すると共に、後方観察角度を増大させることができるように、光学的要素
を採用した車両用バックミラーが考案されている。
【0004】 ところが、このような光学的要素を採用した従来の車両用バックミラーは、構
成が比較的複雑であるだけでなく、最終的に、運転手の視野に捉える事物が歪曲
されて、事物を正確に観察できないという問題点がある。
【0005】 このような光学的要素を採用した従来の車両用バックミラーの問題点を解決し
た車両用バックミラーが、本出願人の出願による大韓民国実用新案公報第765
88号及び米国特許公報第5,264,962号に各々開示されている。
【0006】 一方、近年、半導体技術の急速な発達に伴って携帯用電話機を始めとしてGP
S受信機(Global Positioning System Recei
ver)、個人携帯端末(Personal Digital Assista
nt)などを含む携帯用端末の利用が急速に増加していて、韓国の場合、携帯用
電話機の利用加入者数は、既に有線電話機の加入者数をはるかに上回っている。
【0007】 携帯用電話機では、インターネット検索が可能であり、生活の中の必要な多様
な情報を、デジタルマップ上に表示された位置情報と一緒に提供され得る等、多
様な形態のサービスを提供されることができる。
【0008】 最近、ウェブブラウザがインストールされた携帯用端末を基地局に無線で接続
して、一般電話線よりも非常に速い伝送速度でインターネットの接続が可能であ
り、音声、文字、動映像を含む映像サービスが可能なので、インターネット以外
にも車両航法、映像電話、双方向TVなど多様なサービスが可能な、いわゆる次
世代動映像携帯電話端末が韓国でも既に開発されている実情である。
【0009】 一方、携帯用電話機の急速な使用増加に伴って運転中の携帯用電話機の使用が
、運転事故発生率を増加させるという指摘が起きていて、これにより、米国、日
本などを始めとして一部国家では、携帯用電話機による交通事故を防止するため
に、運転中の携帯用電話機使用に対する規制が強力に提起されていて、一部国家
では、携帯用電話機を手で持たず送信及び受信できるように考案された、いわゆ
る「ハンズフリーキット」の義務使用に関する法制化が推進されている。
【0010】 ところが、このような従来の携帯用電話機を含む各種携帯用端末においては、
その携帯の便利性を考慮して、サイズが小さくて重さが軽いように設計されてい
て、通常のハンズフリーキットを使用する場合、各携帯用端末の表示窓を通じて
提供される情報、例えば、デジタルマップをサービスされる場合のように、表示
窓のサイズが相対的に小さくて、目から比較的遠く離隔された状態で表示窓に表
示される情報を読み出すようになるので、読出が容易でないという問題点がある
【0011】 (発明の開示) したがって、本発明の目的は、車両の外部に突出するバックミラーの突出長さ
を低減して、空気抵抗を減少させることができ、携帯用端末における出力される
情報を表示窓から拡大して見ることができるので、情報の読出が容易であるだけ
でなく、ハンズフリー通話が可能なので、使用者の便宜を高めることができる車
両用バックミラー装置を提供することにある。
【0012】 (発明の詳細な説明) 前記目的を達成するための本発明の一実施例による車両用バックミラー装置は
、筒状をなし、一端が車両の外側において後方領域に向かって配置され、他端が
前記車両の室内側において後方領域に向かって配置され、室内側の一方の領域に
前記室内側端部と対向する位置に光が透過できるように透視窓が形成されたハウ
ジングと、前記ハウジングの外側端部領域に配置され、像が縮小されるように、
通過した光を屈折させる対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互直
角をなし、相互接触線が前記対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前記
対物レンズ系の焦点距離以内に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と、
平面状の反射面を有し、前記対物レンズ系の焦点距離の外に前記透視窓を開閉で
きるように斜めに配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射された光を
、前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する可動反射鏡部と、前記ハウジン
グの室内側の端部領域に配置され、少なくとも前記可動反射鏡部により反射され
た像が拡大されるように、光を屈折させることにより、前記対物レンズ系及びア
フォーカル光学系を形成する接眼レンズ系とを有するバックミラーユニットと;
前記可動反射鏡部を、前記開放位置と前記反射位置との間を駆動させる可動反射
鏡駆動手段と;内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容できるように、
端末の収容空間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと
;前記携帯用端末に電気的に連結され、前記端末の収容空間内に前記携帯用端末
の収容時、前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記表
示面が前記透視窓に向くように、前記ハウジングの外部に結合される表示パネル
とを備えて構成される。
【0013】 本発明の他の実施例による車両用バックミラー装置は、筒状をなし、一端が車
両の外側において後方領域に向かって配置され、他端が前記車両の室内側におい
て後方領域に向かって配置され、室内側の一方の領域に前記室内側端部と対向す
る位置に光が透過できるように透視窓が形成されたハウジングと、前記ハウジン
グの外側端部領域に配置され、像が縮小されるように、通過した光を屈折させる
対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互直角をなし、相互接触線が
前記対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前記対物レンズ系の焦点距離
以内に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と、平面状の反射面を有し、
前記ハウジングの室内側端部を通じて前記透視窓が観察できるように、前記対物
レンズ系の焦点距離の外に斜めに配置され、前記上側反射部及び下側反射部から
反射された光を、前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する固定反射鏡部と
、前記ハウジングの室内側の端部領域に配置され、前記固定反射鏡部により反射
された像が拡大されるように、光を屈折させることにより、前記対物レンズ系及
びアフォーカル光学系を形成する接眼レンズ系とを有するバックミラーユニット
と;内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容できるように端末の収容空
間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと;前記携帯用
端末に電気的に連結され、前記端末の収容空間内に前記携帯用端末の収容時、前
記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記表示面が前記透
視窓に向くように、前記ハウジングの外部に結合される表示パネルとを備えて構
成される。
【0014】 本発明のさらに他の実施例による車両用バックミラー装置は、筒状をなし、一
端が車両の外側において後方領域に向かって配置され、他端が前記車両の室内側
において後方領域に向かって配置されるハウジングと、前記ハウジングの外側端
部領域に配置され、像が縮小されるように、通過した光を屈折させる対物レンズ
系と、前記ハウジングの内部に内角が相互直角をなし、相互接触線が前記対物レ
ンズ系の水平中心線に対応するように、前記対物レンズ系の焦点距離以内に斜め
に配置される上側反射部及び下側反射部と、前記対物レンズ系の焦点距離の外に
配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射された光を、前記ハウジング
の室内側の端部領域に反射する第3反射部と、前記ハウジングの室内側の端部領
域に配置され、前記第3反射部により反射された像が拡大されるように、光を屈
折させることにより、前記対物レンズ系及びアフォーカル光学系を形成する接眼
レンズ系とを有するバックミラーユニットと;内部に携帯用端末の少なくとも一
方の領域を収容できるように、端末の収容空間が設けられ、前記ハウジングの一
側に配置される端末ホルダーと;前記携帯用端末に電気的に連結され、前記端末
の収容空間内に前記携帯用端末の収容時、前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を
出力する表示面を有し、前記接眼レンズ系を介して前記第3反射部に反射された
像と前記表示面とが同時に観察され得るように、前記第3反射部と前記接眼レン
ズ系との間に配置される表示パネルとを備えることを特徴とする車両用バックミ
ラー装置が提供される。
【0015】 また、本発明のさらに他の実施例による車両用バックミラー装置は、筒状をな
し、一端が車両の外側において後方領域に向かって配置され、他端が前記車両の
室内側において後方領域に向かって配置されるハウジングと、前記ハウジングの
外側端部領域に配置され、像が縮小されるように、通過した光を屈折させる対物
レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互直角をなし、相互接触線が前記
対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前記対物レンズ系の焦点距離以内
に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と、前記対物レンズ系の焦点距離
の外に配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射された光を、前記ハウ
ジングの室内側の端部領域に反射する第3反射部と、前記ハウジングの室内側の
端部領域に配置され、前記第3反射部により反射された像が拡大されるように、
光を屈折させることにより、前記対物レンズ系及びアフォーカル光学系を形成す
る接眼レンズ系とを有するバックミラーユニットと;内部に携帯用端末の少なく
とも一方の領域を収容できるように、端末の収容空間が設けられ、前記ハウジン
グの一側に配置される端末ホルダーと;前記携帯用端末に電気的に連結され、前
記端末の収容空間内に前記携帯用端末の収容時、前記携帯用端末の表示窓と同じ
情報を出力する表示面を有し、前記ハウジングの内部に、前記第3反射部と前記
接眼レンズ系との間に前記表示面が前記接眼レンズ系に向くように配置される出
力位置と、前記ハウジングの内壁に並んで配置される格納位置との間を回動自在
に設けられる表示パネルと;前記表示パネルを、前記出力位置と前記格納位置と
の間を回動駆動させるパネル駆動手段とを備えることを特徴とする車両用バック
ミラー装置が提供される。
【0016】 (発明を実施するための最良の形態) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 図1は、本発明の実施例1による車両用バックミラー(sideview m
irror)装置の分解斜視図であり、図2は、図1の車両用バックミラー装置
の平断面図であり、図3は、図2のバックミラーユニットの構成を概略的に示す
図である。
【0017】 図示したように、この車両用バックミラー装置は、一端が車両11の室外側に
配置され、他端が車両11の室内側に配置されるハウジング111と、ハウジン
グ111の室外側及び室内側の端部領域に各々配置され、相互アフォーカル光学
系(Afocal System)を形成する対物レンズ系及び接眼レンズ系と
、対物レンズ系と接眼レンズとの間に介在され、対物レンズ系の光を接眼レンズ
系に反射する固定反射鏡部201及び可動反射鏡部251とを有するバックミラ
ーユニット101と、可動反射鏡部251を、固定反射鏡部201と相互協調的
に光を反射する反射位置と、後述する透視窓が開放されるように格納される格納
位置との間を駆動させる後述する可動反射鏡駆動部と、ハウジング111の室内
の一方の側壁に形成された透視窓161に結合され、携帯用端末401の表示窓
402に表示される情報と同じ情報を出力する表示パネル701と、携帯用端末
401の一方の領域を収容し、携帯用端末401の収容時、携帯用端末401と
表示パネル701とを相互電気的に連結する端末ホルダー501とを備えて構成
されている。
【0018】 ハウジング111は、全体的な形状が「U」字状をなし、車両11の運転席の
前方領域に一端が固定結合され、他端が車両11の後方領域に向かって配置され
る外装部112aと、一端が外装部112aに相対運動自在に結合され、他端が
車両11の室内側後方領域に向かって配置される内装部112bとを有するよう
に設けられている。
【0019】 外装部112aの室外側の端部領域には、少なくとも一つの凸レンズを備えて
構成される対物レンズ系が配設され、内装部112bの自由端部領域には、対物
レンズ系及びアフォーカル光学系を形成できるように、少なくとも一つの凸レン
ズを備えて構成される接眼レンズ系が形成される。
【0020】 本実施例では、図2に示すように、外装部112aの内部には、対物レンズ部
114、上側反射部115及び下側反射部117が一体に形成された光伝達部材
113が設置され、接眼レンズ121は、対物レンズ部114により縮小された
事物の像を拡大できるように、対物レンズ部114に比べて拡大されたサイズを
有する単一の凸レンズで構成されている。
【0021】 光伝達部材113は、図3に示すように、一端に凸レンズタイプで形成され、
事物の像が縮小されるように光を屈折させる対物レンズ部114と、対物レンズ
部114の焦点距離以内に内角が相互直角をなし、対物レンズ部114の光軸線
に対して斜めに配置され、相互接触線が対物レンズ部114の上下中心線に対応
するように配置される上側反射部115及び下側反射部117とを有する。
【0022】 光伝達部材113の後方領域、すなわち対物レンズ部114の焦点距離の外に
は、上側反射部115及び下側反射部117により反射された光を、接眼レンズ
121に向かって反射できるように、平面状の反射面を有する固定反射鏡部20
1が配置され、固定反射鏡部201の上側には、可動反射鏡部251が回動自在
に配置されている。
【0023】 可動反射鏡部251の一方の縁部に上下方向に沿って設けられた回動軸255
には、可動反射鏡部251を、光軸線に対して斜めに配置され、光伝達部材11
3を通過した光を接眼レンズ121に向かって反射する反射位置と、光軸線と並
んで配置され、光経路を遮断する格納位置との間を回動駆動させることができる
ように、可動反射鏡駆動部が設けられる。
【0024】 一方、内装部112bは、逆「L」字状をなし、接眼レンズ121が装着され
る端部領域に向かうほど、上下及び左右方向に沿って幅が増大するように設けら
れている。車両11の進行方向に横に配置された領域には、外部からの光が内部
に透過できるように、透視窓161が設けられ、透視窓161は、可動反射鏡部
251により開閉できるように、可動反射鏡部251に対応して設けられている
【0025】 ここで、透視窓161は、内装部112bに貫通形成された開口を、フィルム
状の透明遮断膜や、ガラスまたは透明アクリルなどのような透明剛性部材を用い
て光の透過を許容すると共に、外部からの異物が内部に流入することを遮断でき
るように構成される。
【0026】 透視窓161の外側には、可動反射鏡部251の格納位置において、接眼レン
ズ121を介して表示面の観察が可能なように、表示パネル701が結合され、
透視窓161の上下縁部には、表示パネル701の照明のために、照明灯163
がそれぞれ設けられている。ここで、照明灯163は、表示パネル701に取り
付けられるように構成することもできる。
【0027】 端末ホルダー501は、内部に携帯用端末401の下部領域を収容できるよう
に収容空間Sが設けられ、前面には、携帯用端末401をハンズフリーの状態で
操作できるように、スピーカーフォン516及びマイクロフォン518が各々備
えられている。スピーカーフォン516とマイクロフォン518との間には、音
量を調節できるように、音量調節部材519が設けられている。
【0028】 端末ホルダー501の一方の縁部には、車両11の外部に設けられる外部アン
テナのプラグ532が接続されるように、アンテナ結合部521が設けられてい
る。アンテナ結合部521の下側には、携帯用端末401の各操作ボタン403
に対応するように、複数の操作ボタン534が備えられたキーボード533が接
続されるように、キーボード接続部523が備えられている。また、キーボード
接続部523の下側には、一端が車両11のシガーライタージャックに接続され
る電源コード535の他端が連結されるように、電源コード接続部525が設け
られている。
【0029】 端末ホルダー501の内部には、多数の回路と電子(半導体)部品が備えられ
、携帯用端末401が端末ホルダー501の収容空間S内に収容される場合にも
、携帯用端末401を正常に使用できるようにする基板組立体(図示せず)が組
み込まれる。
【0030】 図4は、図1の車両用バックミラー装置における可動反射鏡の駆動部領域の拡
大分解斜視図であり、図5は、図1のV−V線に沿う拡大断面図であり、図6A
及び図6Bは、各々図4の可動反射鏡部の動作状態を説明するための平断面図で
ある。図示したように、可動反射鏡部251の周りには、ほぼ四角形状をなすケ
ーシング253が設けられ、ケーシング253の長手方向に沿って一方の縁部に
は、上下方向に沿って突出した回動軸255が設けられている。
【0031】 回動軸255の下端は、固定反射鏡部201の一方の縁部に形成された軸孔2
06を通過し、内装部112bの底部面123cを通過して、外部に露出できる
ように下向きに延設されている。ケーシング253において回動軸255と対向
する側の縁部には、板状の永久磁石257が埋め込められ、内装部112bの内
部には、永久磁石257に対応して相互磁気的に接触して、可動反射鏡部251
が反射位置または格納位置に各々固定できるように、磁性部材171a、171
bがそれぞれ設けられている。
【0032】 内装部112bには、回動軸255を回動自在に収容支持できるように、上部
回動軸収容部151及び下部回動軸収容部155がそれぞれ設けられ、各回動軸
収容部151、155には、回動軸255の各端部がハウジング111の上部面
123a及び底部面123cを貫通して、内装部112bの外部に各々突出でき
るように貫通された軸収容孔153、157が各々設けられている。
【0033】 一方、内装部112bには、可動反射鏡部251を、反射位置と格納位置との
間を手動操作または簡単なスイッチ操作などにより回動させることができるよう
に、可動反射鏡駆動部301が設けられている。
【0034】 可動反射鏡駆動部301は、回動軸255の下端に一体に回転自在に結合され
る従動歯車303と、従動歯車303と相互噛合して一体に回転する駆動歯車3
05と、駆動歯車305を正逆回転させることができるように一体に結合される
駆動モーター307とを有する。
【0035】 従動歯車303及び駆動歯車305は、各回転軸が相互直角方向に交差される
ように配置されたかさ歯車の形態で形成され、相互一体に回転自在に噛合されて
いる。内装部112bの底部面123cには、回動軸255の下端が突出するよ
うに設けられ、回動軸255の露出端部領域には、従動歯車303、駆動歯車3
05及び駆動モーター307が各々結合されている。
【0036】 これらの周り領域には、一側が開口した筒状をなす駆動部ハウジング309が
結合され、駆動部ハウジング309の開口縁部には、内装部112bの底部面1
23cに接触する接触フランジ310が折曲延長されるように設けられている。
接触フランジ310には、複数のネジ312が通過するように結合される複数の
ネジ孔313が板面を貫通して設けられ、内装部112bには、ネジ孔313に
連通する複数のネジ結合孔(図示せず)が設けられている。
【0037】 内装部112bの上部面123aには、回動軸255の上端が突出するように
設けられ、回動軸255の露出端部には、手動で回動軸255を正逆回転させる
ことができるように、手動操作把手315が一体に回転自在に結合されている。
手動操作把手315には、可動反射鏡部251の位置を識別できるように、マー
キング部317が設けられている。
【0038】 このような構成により、反射位置にある可動反射鏡部251を、手動操作によ
り格納位置に回動させようとするときには、内装部112bの上部面に結合され
ている手動操作把手315を該当位置に回転させる。すると、相互磁気力により
接触して位置決められたケーシング253は、反射位置にある磁性部材171a
から分離され、回動軸255を中心に回動するようになり、格納位置に設けられ
ている磁性部材171bと相互磁気的に接触することにより、格納位置に位置決
められる。
【0039】 一方、スイッチ操作により可動反射鏡部251の位置を自動に調節しようとす
る場合には、図示しない反射鏡位置調節スイッチを操作し、駆動モーター307
に電源が印加されるようにすれば、駆動モーター307の駆動力は、相互噛合さ
れた駆動歯車305及び従動歯車303を介して回動軸255に伝達され、回動
軸255を回動させることになる。
【0040】 これにより、永久磁石257の磁気力により反射位置の磁性部材171aと接
触して位置決められたケーシング253は、反射位置に形成された磁性部材17
1aから離隔され、回動軸255を中心に格納位置に回動するようになる。ケー
シング253に形成された永久磁石257と格納位置に設けられた磁性部材17
1bとが相互磁気的に接触結合されることにより、可動反射鏡部251は、透視
窓161が開放される格納位置に位置決められる。
【0041】 図7は、図1の携帯用端末の拡大斜視図である。図示したように、携帯用端末
401は、各種情報を出力できるように、表示窓402と、複数の操作ボタン4
03とを備えている。長手方向に沿って表示窓402の上側領域には、動映像カ
メラ405及び受話器406が設けられ、操作ボタン403の下側領域には、送
話器407が設けられている。
【0042】 携帯用端末401の下側端部には、端末ホルダー501に形成される後述する
外部アンテナ連結プラグ546aと、通信ケーブル接続ピン546b及び電源プ
ラグ546cが各々接続できるように、アンテナ接続部408aと、ケーブルフ
ィン接続部408b及び電源接続部408cが各々設けられている。
【0043】 図8は、図1の端末ホルダーの切欠斜視図であり、図9は、図1の端末ホルダ
ーの内部に携帯用端末の収容結合時、アンテナ接続部領域を示す図である。図示
したように、端末ホルダー501の内部に形成された端末の収容空間Sの底部領
域には、携帯用端末401の底部に形成されたアンテナ接続部408aと、ケー
ブルピン接続部408b及び電源接続部408cに各々挿入連結されるように、
外部アンテナ連結プラグ546aと、通信ケーブル接続ピン546b及び電源プ
ラグ546cが各々突設されている。
【0044】 外部アンテナ連結プラグ546aは、端末ホルダー501の一方の側面に形成
されたアンテナ結合部521と電気的に連結され、電源プラグ546cは、端末
ホルダー501の一側の側面に形成された電源コード接続部525と連結され、
外部からの電源を携帯用端末401に提供するようになる。
【0045】 一方、通信ケーブル接続ピン546bは、キーボード接続部523及び表示パ
ネル701と各々電気的に連結され、キーボード接続部523を介して入力され
るキーボード533からの信号を携帯用端末401に伝達し、携帯用端末401
の表示窓402に表示される映像情報と同じ情報を表示パネル701に同時に表
示されることができるようにする。また、通信ケーブル接続ピン546bは、ス
ピーカーフォン516及びマイクロフォン518と各々電気的に連結され、マイ
クロフォン518を介して入力される音声情報を携帯用端末401に伝達するこ
とができるとともに、携帯用端末401の音声情報をスピーカーフォン516を
介して出力することができる。
【0046】 一方、携帯用端末401のアンテナ結合部521の末端領域には、携帯用端末
401に組み込まれている内部アンテナ411と電気的に連結された円盤状の固
定端子413が設けられ、固定端子413の中央領域には、外部アンテナ連結プ
ラグ546aが通過できるように、プラグ通過孔414が設けられている。
【0047】 プラグ通過孔414の縁部には、外部アンテナ531に連結された外部アンテ
ナ連結プラグ546aと絶縁が可能なように絶縁層415が設けられている。外
部アンテナ連結プラグ546aの挿入方向に対して固定端子413の後方の一側
には、電波送受信回路417と連結した可動端子416が接触及び離隔可能に設
けられ、可動端子416の一側には、可動端子416を弾性加圧して固定端子4
13に接触するようにするバネ部材418が設けられている。
【0048】 このような構成により、携帯用端末401が端末ホルダー501内に収容され
れば、収容空間Sの底部に突設した外部アンテナ連結プラグ546aは、アンテ
ナ接続部408a内に収容結合される。外部アンテナ連結プラグ546aの先端
が固定端子413のプラグ通過孔414を通過し、可動端子416の板面に接触
すると、可動端子416の一側に弾性接触されたバネ部材418は、圧縮され、
可動端子416は、固定端子413から離隔される。
【0049】 これにより、電波送受信回路417は、内部アンテナ411との連結が遮断さ
れると同時に、外部アンテナ531と相互電気的に連結されることにより、携帯
用端末401の使用時に発生できる電磁波に起因した各種機器の誤作動、例えば
、エアーバック、エンジンの急加速または急発進だけでなく、心臓病、糖尿病な
どの持病を病んでいる患者などに及ぼすことができる悪影響を予防できるように
なる。
【0050】 図10は、本発明の実施例2による車両用バックミラー装置の分解斜視図であ
り、図11は、図10のバックミラーユニットの構成を概略的に示す斜視図であ
る。前述した実施例と同一及び相当部分には、説明の便宜上、同じ参照符号を付
し、詳細な記述は省略する。図示したように、この車両用バックミラー装置は、
一端が車両11の室外側に配置され、他端が車両11の室内側に配置されるハウ
ジング111と、ハウジング111の室外側及び室内側の端部領域に各々配置さ
れ、相互アフォーカル光学系を形成する対物レンズ部114及び接眼レンズ12
1と、対物レンズ部114と接眼レンズ121との間に介在され、対物レンズ部
114を通過した光を接眼レンズ121側に反射する固定反射鏡部201とを有
するバックミラーユニット101と、ハウジング111の室内一方の側壁に形成
された透視窓161に結合され、携帯用端末401の表示窓402に表示される
情報と同じ情報を出力する表示パネル701と、携帯用端末401の一方の領域
を収容し、携帯用端末401の収容時、携帯用端末401と表示パネル701を
相互電気的に連結する端末ホルダー501とを備えて構成される。
【0051】 ここで、透視窓161は、正面投影時、固定反射鏡部201の上側に配置され
るように設けられ、接眼レンズ121は、固定反射鏡部201と透視窓161を
同時に拡大観察できる程度の上下幅を有するように設けられている。
【0052】 また、接眼レンズ121と透視窓161との間の領域には、表示パネル701
の表示面の倍率を調節できるように、少なくとも一つの倍率調節レンズ(図示せ
ず)を設けることができ、接眼レンズ121と透視窓161との間の領域には、
接眼レンズ121により表示パネル701の表示面の歪曲が発生される場合、こ
れを補償できるように、少なくとも一つの別の歪曲補償用光学レンズ(図示せず
)を設けることもできる。
【0053】 このような構成により、車両11の後方領域の像は、対物レンズ部114を介
して縮小され、上側反射部115及び下側反射部117により反射された後、固
定反射鏡部201により再反射され、接眼レンズ121を介して拡大される。一
方、携帯用端末401の表示窓402の情報は、表示パネル701に同時に表示
され、表示パネル701に表示された情報は、接眼レンズ121の上部領域に接
眼レンズ121を介して拡大されることにより、車両11の後方領域の像と同時
に観察が可能となる。
【0054】 図12は、本発明の実施例3による車両用バックミラー装置の斜視図であり、
図13は、図12のバックミラーユニットの概略的な構成を示す図である。前述
した実施例と同一及び相当部分には、同じ参照符号を付し、詳細な記述は省略す
る。図示したように、この車両用バックミラー装置は、一端が車両11の室外側
に配置され、他端が車両11の室内側に配置されるハウジング111と、ハウジ
ング111の室外側及び室内側の端部領域に各々配置され、相互アフォーカル光
学系を形成する対物レンズ部114及び接眼レンズ121と、対物レンズ部11
4と接眼レンズ121との間に配置され、対物レンズ部114を通過して上側反
射部115及び下側反射部117により反射された光を、接眼レンズ121に反
射する第3反射部119とを有するバックミラーユニット101と、第3反射部
119と接眼レンズ121との間に配置され、携帯用端末401と電気的に連結
され、携帯用端末401の表示窓402に表示される映像情報と同じ情報を出力
する表示パネル703とを備えて構成されている。
【0055】 ここで、第3反射部119は、平面状の反射面を有する平面反射鏡タイプで設
けられ、光伝達部材113の後方領域、すなわち対物レンズ部114の焦点距離
の外に上側反射部115及び下側反射部117により反射された光を、接眼レン
ズ121に向かって反射できるように、光経路に対して斜めに配置されている。
【0056】 一方、平面投影時、光の経路に沿って第3反射部119と接眼レンズ121と
の間において内装部112bの内部には、表示パネル703が内装部112bの
上下方向に沿って配置され、表示パネル703の接眼レンズ121側の上下縁部
には、照明のための照明灯705が各々備えられている。
【0057】 内装部112b及び接眼レンズ121は、光伝達部材113を通過して第3反
射部119により反射された車両11の後方領域の像と表示パネル703の拡大
された像とを同時に観察が可能な程度の上下幅を有するように各々設けられてい
る。
【0058】 ここで、接眼レンズ121と表示パネル703との間の領域には、表示パネル
703の表示面の倍率を調節できるように、少なくとも一つの倍率調節レンズ(
図示せず)を設けることもできる。
【0059】 また、接眼レンズ121と表示パネル703との間の領域には、接眼レンズ1
21により表示パネル703の表示面の歪曲が発生する場合、これを補償できる
ように、少なくとも一つの別の歪曲補償用光学レンズ(図示せず)を設けること
もできる。
【0060】 このような構成により、携帯用端末401の表示窓402の情報は、表示パネ
ル703に同時に表示され、表示パネル703に表示された情報は、接眼レンズ
121を介して拡大されることにより、車両11の後方領域の像と同時に観察が
可能となる。
【0061】 図14は、本発明の実施例4による車両用バックミラー装置の分解斜視図であ
り、図15は、図14の車両用バックミラー装置の平断面図であり、図16は、
図14のバックミラーユニットの構成を概略的に示す斜視図である。前述した実
施例と同一及び相当部分には、説明の便宜上、同じ参照符号を付し、詳細な記述
は省略する。図示したように、この車両用バックミラー装置は、一端が車両11
の室外側に配置され、他端が車両11の室内側に配置されるハウジング111と
、ハウジング111の室外側及び室内側の端部領域に各々配置され、相互アフォ
ーカル光学系(Afocal System)を形成する対物レンズ系及び接眼
レンズ系と、対物レンズ系と接眼レンズ系との間に介在され、対物レンズ系の光
を接眼レンズ系に反射する第3反射部119とを有するバックミラーユニット1
01と、第3反射部119と接眼レンズ系との間に回動自在に配置され、携帯用
端末401と電気的に連結され、携帯用端末器401の表示窓402に表示され
る映像情報を出力する表示パネル704と、表示パネル704が対物レンズ系を
介して伝達される光経路を遮断するように配置され、所定の映像情報を出力する
出力位置と、光経路が開放され得るように回動されて格納される格納位置との間
を回動させるパネル駆動部721とを備えて構成されている。
【0062】 ハウジング111は、全体的な形状が「U」字状をなし、車両11の運転席の
前方領域に一端が固定結合され、他端が車両11の後方領域に向かって配置され
る外装部112aと、一端が外装部112aに相対運動自在に結合され、他端が
車両11の室内側の後方領域に向かって配置される内装部112bとを有するよ
うに設けられている。
【0063】 外装部112aの室外側の端部領域には、少なくとも一つの凸レンズを備えて
構成される対物レンズ系が配設され、光軸線に沿って内装部112bの終端部領
域には、対物レンズ系と一緒に相互アフォーカル光学系を形成できるように、少
なくとも一つの凸レンズを備えて構成される接眼レンズ系が配設される。
【0064】 本実施例は、前述した実施例と同様に、外装部112aの内部には、対物レン
ズ部114と、上側反射部115及び下側反射部117が一体に形成された光伝
達部材113が収容され、接眼レンズ121は、対物レンズ部114により縮小
された事物の像を拡大できるように、対物レンズ部114に比べて略2倍程度の
大きさを有する単一の凸レンズで構成されている。
【0065】 光伝達部材113は、図16に示すように、一端に凸レンズタイプで形成され
、事物の像が縮小されるように光を屈折させる対物レンズ部114と、対物レン
ズ部114の焦点距離内に内角が相互直角をなし、対物レンズ部114の光軸線
に対して斜めに配置され、相互接触線が対物レンズ部114の上下中心線に対応
するように配置される上側反射部115及び下側反射部117を有する。
【0066】 光伝達部材113の後方領域、すなわち対物レンズ部114の焦点距離の外に
は、上側反射部115及び下側反射部117により反射された光を接眼レンズ1
21に向かって反射できるように、第3反射部119が光経路に対して斜めに配
置されている。
【0067】 内装部112bは、逆「L」字状をなし、光軸線方向に沿って接眼レンズ12
1が設けられる端部領域に向かうほど、上下及び左右方向に沿って幅が増大する
ように設けられ、内装部112bの一方の内壁には、格納位置時、表示パネル7
04が並んで配置される。
【0068】 内装部112bの上部面123aには、表示パネル704を手動で操作できる
ように、手動操作把手711が備えられ、底部面123cには、スイッチ操作に
より、表示パネル704を、出力位置と格納位置との間を回動駆動させるパネル
駆動部721が設けられている。
【0069】 一方、携帯用端末401は、各種情報を出力できるように、表示窓402と、
複数の操作ボタン403とが備えられている。長手方向に沿って表示窓402の
上側領域には、動映像カメラ405及び受話器406が設けられ、操作ボタン4
03の下側領域には、送話器407が設けられている。
【0070】 携帯用端末401の下側端部には、端末ホルダー501に形成される、後述す
る外部アンテナ連結プラグ546aと、通信ケーブル接続ピン546b及び電源
プラグ546cが各々接続されるように、アンテナ接続部408aと、ケーブル
フィン接続部408b及び電源接続部408cが各々設けられている。
【0071】 端末ホルダー501は、内部に携帯用端末401の下部領域を収容できるよう
に、端末の収容空間Sが設けられ、前面には、携帯用端末401をハンズフリー
の状態で操作できるように、スピーカーフォン516及びマイクロフォン518
が各々備えられている。スピーカーフォン516の一側には、音量を調節できる
ように音量調節部材519が設けられている。
【0072】 端末ホルダー501の側縁には、車両11の外部に設けられる外部アンテナの
プラグ532が接続されるように、アンテナ結合部521と、携帯用端末401
の各操作ボタン403に対応するように複数の操作ボタン534が備えられたキ
ーボード533が接続されるように、キーボード接続部523とが各々備えられ
、キーボード接続部523の下側には、一端が車両11のシガーライタージャッ
クに接続される電源コード535の他端が連結されるように、電源コード接続部
525が設けられている。
【0073】 端末ホルダー501の内部には、多数の回路と電子(半導体)部品が備えられ
、携帯用端末401が端末ホルダー501内に収容される場合にも、携帯用端末
401を正常に使用できるようにする基板組立体(図示せず)が組み込まれる。
【0074】 図17は、図14の表示パネル及びパネル駆動部を概略的に示す分解斜視図で
あり、図18は、図17の結合状態の拡大断面図である。図示したように、内装
部112bの内部には、携帯用端末401と電気的に連結される表示パネル70
4が、内装部112bの中央領域に位置するように支持するパネル支持プレート
706が設けられている。
【0075】 パネル支持プレート706の一方の縁部には、上下方向に沿って回動軸708
が設けられ、パネル支持プレート706は、この回動軸708を中心に回動して
光経路に対して横方向に配置され、光経路を遮断し、表示パネル704が映像情
報を出力する出力位置と、光経路と並んで配置され、光経路が開放されるように
する格納位置との間を回動しながら表示パネル704を支持するようになる。パ
ネル支持プレート706には、表示パネル704を挟んで上下に各々表示パネル
704の照明のための一対の照明灯707が設けられている。
【0076】 回動軸708は、上端及び下端が各々内装部112bの上部面123a及び底
部面123cを貫通して外部に露出するように、上下方向に沿って延設されてい
る。回動軸708の上端部には、一側に回動軸708を収容できるように、軸結
合孔712が形成された手動操作把手711が相互一体に回動自在に結合されて
いる。
【0077】 手動操作把手711の軸結合孔712の対向側端部領域には、出没格納可能に
位置決め突起713が設けられ、位置決め突起713の後方領域には、位置決め
突起713が外側に突出するように弾性力を加えるバネ部材714が備えられて
いる。
【0078】 内装部112bの上部面123aには、出力位置及び格納位置に手動操作把手
711を各々位置決めさせることができるように、板面から凹設された突起収容
孔151a、151bが各々設けられている。
【0079】 一方、パネル駆動部721は、内装部112bの底部面123cを通過して露
出するように設けられた回動軸708の下端に結合する従動歯車723と、従動
歯車723と一体に回転自在に噛合する駆動歯車725と、駆動歯車725を正
逆回転させるための駆動モーター727とを備えて構成され、内装部112bの
底部面123cには、内部にこれらの収容空間を形成する駆動部ハウジング72
9が結合されている。
【0080】 このような構成により、携帯用端末401の表示窓402の映像情報を拡大し
たい場合には、図示しないパネル駆動部721の操作スイッチを操作して、パネ
ル駆動部721の駆動モーター727を回転駆動する。駆動モーター727が回
転すれば、駆動モーター727の回転力は、相互噛合する駆動歯車725及び従
動歯車723により回動軸708に伝達される。
【0081】 この際、上端に結合された手動操作把手711の位置決め突起713は、突起
収容孔151aの縁部に接触し、バネ部材714が圧縮しながら格納され、内装
部112bの上部面123aに接触した状態で回動軸708と一緒に回動するよ
うになる。これにより、表示パネル704とパネル支持プレート706は、回動
軸708を中心に回動し、光経路を遮断する出力位置に配置され、表示パネル7
04が携帯用端末401から提供された映像情報を出力すれば、接眼レンズ12
1を介して拡大して見ることができる。
【0082】 表示パネル704を手動で出力位置に移動させたい場合には、内装部112b
の上部面123aに結合された手動操作把手711を握って時計周りに回せば、
手動操作把手711と一体に回動自在に結合された回動軸708が回動すること
により、表示パネル704を出力位置に回動させるようになる。
【0083】 前述した実施例では、本発明の車両用バックミラー装置が車両の運転席の前方
領域に設けられた場合を例にして説明したが、助手席にも同様に適用することが
できる。
【0084】 前述した実施例では、接眼レンズを介して観察される車両の後方領域の事物の
像の上側に、携帯用端末の表示窓の拡大された像が配置されるように構成した場
合を例にして説明したが、透視窓または表示パネルの相対位置を調節し、後方領
域の事物の像の下側または左右側のうち一方に配置されるように構成することが
できる。
【0085】 また、図1乃至図9に関連して前述した実施例では、可動反射鏡部の回動軸線
方向に沿って可動反射鏡部の下側に固定反射鏡部が配置されるように構成した場
合を例にしているが、可動反射鏡部をハウジングの内幅に対応して拡張されるよ
うにし、固定反射鏡部を除去した形態で構成することもできる。
【0086】 (産業上の利用可能性) 以上説明したように、本発明による車両用バックミラー装置は、反射面が車両
の外部に突出することにより空気抵抗を誘発させた従来のバックミラーとは異な
って、車両の外部に車幅方向に沿って突出する突出長さを縮小させ、空気抵抗を
減少させることができ、携帯用端末の表示窓に出力される情報を拡大して見るこ
とができるので、情報読出が容易であるだけでなく、ハンズフリー通話が可能な
ので、使用者の便宜を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による車両用バックミラー装置の分解斜視図で
ある。
【図2】 図1の車両用バックミラー装置の平断面図である。
【図3】 図2のバックミラーユニットの構成を概略的に示す図である。
【図4】 図1の車両用バックミラー装置の可動反射鏡駆動部領域の拡大分
解斜視図である。
【図5】 図1のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】 (A)及び(B)は各々図4の可動反射鏡部の動作状態を説明す
るための平断面図である。
【図7】 図1の携帯用端末の拡大斜視図である。
【図8】 図1の端末ホルダーの切欠斜視図である。
【図9】 図1の端末ホルダーの内部に携帯用端末を収容結合するときのア
ンテナ接続部領域を示す図である。
【図10】 本発明の実施例2による車両用バックミラー装置の分解斜視図
である。
【図11】 図10のバックミラーユニットの構成を概略的に示す斜視図で
ある。
【図12】 本発明の実施例3による車両用バックミラー装置の斜視図であ
る。
【図13】 図12のバックミラーユニットの概略的な構成を示す図である
【図14】 本発明の実施例4による車両用バックミラー装置の分解斜視図
である。
【図15】 図14の車両用バックミラー装置の平断面図である。
【図16】 図14のバックミラーユニットの構成を概略的に示す斜視図で
ある。
【図17】 図14の表示パネル及びパネル駆動部を概略的に示す分解斜視
図である。
【図18】 図17の結合状態の拡大断面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月29日(2002.11.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 車両用フュージョンモニタシステム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、車両用バックミラー装置に関し、特に車両の外部に車幅方向に突出
する突出長さを縮小させて、空気抵抗を減少させることができ、携帯用端末の表
示窓に出力される情報や車内に配置されたワイヤレスセンサーから受信した情報 をそのミラーに拡大して見せることができ、使用者がハンズフリー通話すること
を可能にした車両用フュージョンモニタシステムに関する。
【0001】 (背景技術) 一般的な車両用バックミラーは、ほぼ平面に近い反射面を有する「平面反射鏡
」タイプで車両の外部に車体の前後方向の軸線に対して横に突設され、空気抵抗
を誘発させるようになり、突出長さが大きくなるほど空気抵抗が相対的に増加す
るようになる。このような空気抵抗は、車両の燃料消費を増大させるだけでなく
、不完全燃焼に起因した汚染物質の排出量を増大させるという問題点がある。
【0002】 また、このような従来の平面反射鏡タイプのバックミラーは、車両の側後方の
投射角度が比較的小さいだけでなく、雪や雨が降る場合、平面反射鏡の表面に水
滴、湿気または霜が接触または凝結し、後方観察が容易にならないという短所が
ある。
【0003】 このような問題点を考慮して、車両の外部に突出するバックミラーの突出長さ
を低減すると共に、後方観察角度を増大させることができるように、光学的要素
を採用した車両用バックミラーが考案されている。
【0004】 ところが、このような光学的要素を採用した従来の車両用バックミラーは、構
成が比較的複雑であるだけでなく、最終的に、運転手の視野に捉える事物が歪曲
されて、事物を正確に観察できないという問題点がある。
【0005】 このような光学的要素を採用した従来の車両用バックミラーの問題点を解決し
た車両用バックミラーが、本出願人の出願による大韓民国実用新案公報第765
88号及び米国特許公報第5,264,962号に各々開示されている。
【0006】 一方、近年、半導体技術の急速な発達に伴って携帯用電話機を始めとしてGP
S受信機(Global Positioning System Recei
ver)、個人携帯端末(Personal Digital Assista
nt)などを含む携帯用端末の利用が急速に増加していて、韓国の場合、携帯用
電話機の利用加入者数は、既に有線電話機の加入者数をはるかに上回っている。
【0007】 携帯用電話機では、インターネット検索が可能であり、生活の中の必要な多様
な情報を、デジタルマップ上に表示された位置情報と一緒に提供され得る等、多
様な形態のサービスを提供されることができる。
【0008】 最近、ウェブブラウザがインストールされた携帯用端末を基地局に無線で接続
して、一般電話線よりも非常に速い伝送速度でインターネットの接続が可能であ
り、音声、文字、動映像を含む映像サービスが可能なので、インターネット以外
にも車両航法、映像電話、双方向TVなど多様なサービスが可能な、いわゆる次
世代動映像携帯電話端末が韓国でも既に開発されている実情である。
【0009】 一方、携帯用電話機の急速な使用増加に伴って運転中の携帯用電話機の使用が
、運転事故発生率を増加させるという指摘が起きていて、これにより、米国、日
本などを始めとして一部国家では、携帯用電話機による交通事故を防止するため
に、運転中の携帯用電話機使用に対する規制が強力に提起されていて、一部国家
では、携帯用電話機を手で持たず送信及び受信できるように考案された、いわゆ
る「ハンズフリーキット」の義務使用に関する法制化が推進されている。
【0010】 ところが、このような従来の携帯用電話機を含む各種携帯用端末においては、
その携帯の便利性を考慮して、サイズが小さくて重さが軽いように設計されてい
て、通常のハンズフリーキットを使用する場合、各携帯用端末の表示窓を通じて
提供される情報、例えば、デジタルマップをサービスされる場合のように、表示
窓のサイズが相対的に小さくて、目から比較的遠く離隔された状態で表示窓に表
示される情報を読み出すようになるので、読出が容易でないという問題点がある
【0011】 (発明の開示) したがって、本発明の目的は、車両の外部に突出するバックミラーの突出長さ
を低減して、空気抵抗を減少させることができ、携帯用端末における出力される
情報や車内に配置されたワイヤレスセンサーから受信した情報を表示窓から拡大
して見ることができるので、情報の読出が容易であるだけでなく、ハンズフリー
通話が可能なので、使用者の便宜を高めることができる車両用フュージョンモニ タシステムを 提供することにある。
【0012】 (発明の詳細な説明) 前記目的を達成するための本発明の一実施例による車両用フュージョンモニタ システムは 、筒状をなし、一端が車両の外側において後方領域に向かって配置さ
れ、他端が前記車両の室内側において後方領域に向かって配置され、室内側の一
方の領域に前記室内側端部と対向する位置に光が透過できるように透視窓が形成
されたハウジングと、前記ハウジングの外側端部領域に配置され、像が縮小され
るように、通過した光を屈折させる対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内
角が相互直角をなし、相互接触線が前記対物レンズ系の水平中心線に対応するよ
うに、前記対物レンズ系の焦点距離以内に斜めに配置される上側反射部及び下側
反射部と、平面状の反射面を有し、前記対物レンズ系の焦点距離の外に前記透視
窓を開閉できるように斜めに配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射
された光を、前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する可動反射鏡部と、前
記ハウジングの室内側の端部領域に配置され、少なくとも前記可動反射鏡部によ
り反射された像が拡大されるように、光を屈折させることにより、前記対物レン
ズ系及びアフォーカル光学系を形成する接眼レンズ系とを有するバックミラーユ
ニットと;前記可動反射鏡部を、前記開放位置と前記反射位置との間を駆動させ
る可動反射鏡駆動手段と;内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容でき
るように、端末の収容空間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末
ホルダーと;前記端末の収容空間内に前記携帯用端末の収容時、前記端末ホルダ ーとのデータ通信により 前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を
有し、前記表示面が前記透視窓に向くように、前記ハウジングの外部に結合され
る表示パネルとを備えて構成される。
【0013】 本発明の他の実施例による車両用フュージョンモニタシステムは、筒状をなし
、一端が車両の外側において後方領域に向かって配置され、他端が前記車両の室
内側において後方領域に向かって配置され、室内側の一方の領域に前記室内側端
部と対向する位置に光が透過できるように透視窓が形成されたハウジングと、前
記ハウジングの外側端部領域に配置され、像が縮小されるように、通過した光を
屈折させる対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互直角をなし、相
互接触線が前記対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前記対物レンズ系
の焦点距離以内に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と、平面状の反射
面を有し、前記ハウジングの室内側端部を通じて前記透視窓が観察できるように
、前記対物レンズ系の焦点距離の外に斜めに配置され、前記上側反射部及び下側
反射部から反射された光を、前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する固定
反射鏡部と、前記ハウジングの室内側の端部領域に配置され、前記固定反射鏡部
により反射された像が拡大されるように、光を屈折させることにより、前記対物
レンズ系及びアフォーカル光学系を形成する接眼レンズ系とを有するバックミラ
ーユニットと;内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容できるように端
末の収容空間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと 記端末の収容空間内に前記携帯用端末の収容時、前記端末ホルダーとのデータ 通信により 前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記表
示面が前記透視窓に向くように、前記ハウジングの外部に結合される表示パネル
とを備えて構成される。
【0014】 本発明のさらに他の実施例による車両用フュージョンモニタシステムは、筒状
をなし、一端が車両の外側において後方領域に向かって配置され、他端が前記車
両の室内側において後方領域に向かって配置されるハウジングと、前記ハウジン
グの外側端部領域に配置され、像が縮小されるように、通過した光を屈折させる
対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互直角をなし、相互接触線が
前記対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前記対物レンズ系の焦点距離
以内に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と、前記対物レンズ系の焦点
距離の外に配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射された光を、前記
ハウジングの室内側の端部領域に反射する第3反射部と、前記ハウジングの室内
側の端部領域に配置され、前記第3反射部により反射された像が拡大されるよう
に、光を屈折させることにより、前記対物レンズ系及びアフォーカル光学系を形
成する接眼レンズ系とを有するバックミラーユニットと;内部に携帯用端末の少
なくとも一方の領域を収容できるように、端末の収容空間が設けられ、前記ハウ
ジングの一側に配置される端末ホルダーと;前記端末の収容空間内に前記携帯用
端末の収容時、前記端末ホルダーとのデータ通信により前記携帯用端末の表示窓
と同じ情報を出力する表示面を有し、前記接眼レンズ系を介して前記第3反射部
に反射された像と前記表示面とが同時に観察され得るように、前記第3反射部と
前記接眼レンズ系との間に配置される表示パネルとを備えることを特徴とする車
両用フュージョンモニタシステムが提供される。
【0015】 また、本発明のさらに他の実施例による車両用フュージョンモニタシステム
、筒状をなし、一端が車両の外側において後方領域に向かって配置され、他端が
前記車両の室内側において後方領域に向かって配置されるハウジングと、前記ハ
ウジングの外側端部領域に配置され、像が縮小されるように、通過した光を屈折
させる対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互直角をなし、相互接
触線が前記対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前記対物レンズ系の焦
点距離以内に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と、前記対物レンズ系
の焦点距離の外に配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射された光を
、前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する第3反射部と、前記ハウジング
の室内側の端部領域に配置され、前記第3反射部により反射された像が拡大され
るように、光を屈折させることにより、前記対物レンズ系及びアフォーカル光学
系を形成する接眼レンズ系とを有するバックミラーユニットと;内部に携帯用端
末の少なくとも一方の領域を収容できるように、端末の収容空間が設けられ、前
記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと;前記端末の収容空間内に前記
携帯用端末の収容時、前記端末ホルダーとのデータ通信により前記携帯用端末の
表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記ハウジングの内部に、前記第3
反射部と前記接眼レンズ系との間に前記表示面が前記接眼レンズ系に向くように
配置される出力位置と、前記ハウジングの内壁に並んで配置される格納位置との
間を回動自在に設けられる表示パネルと;前記表示パネルを、前記出力位置と前
記格納位置との間を回動駆動させるパネル駆動手段とを備えることを特徴とする
車両用フュージョンモニタシステムが提供される。
【0016】 (発明を実施するための最良の形態) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 図1は、本発明の実施例1による車両用フュージョンモニタシステムの分解斜
視図であり、図2は、図1の車両用フュージョンモニタシステムの平断面図であ
り、図3は、図2のバックミラーユニットの構成を概略的に示す図である。
【0017】 図示したように、この車両用フュージョンモニタシステムは、一端が車両11
の室外側に配置され、他端が車両11の室内側に配置されるハウジング111と
、ハウジング111の室外側及び室内側の端部領域に各々配置され、相互アフォ
ーカル光学系(Afocal System)を形成する対物レンズ系及び接眼
レンズ系と、対物レンズ系と接眼レンズとの間に介在され、対物レンズ系の光を
接眼レンズ系に反射する固定反射鏡部201及び可動反射鏡部251とを有する
バックミラーユニット101と、可動反射鏡部251を、固定反射鏡部201と
相互協調的に光を反射する反射位置と、後述する透視窓が開放されるように格納
される格納位置との間を駆動させる後述する可動反射鏡駆動部と、ハウジング1
11の室内の一方の側壁に形成された透視窓161に結合され、携帯用端末40
1の表示窓402に表示される情報と同じ情報を出力する表示パネル701と、
携帯用端末401の一方の領域を収容する収容空間を有し、携帯用端末401 収容空間に挿入された時 、携帯用端末401を表示パネル701と相互に連結す
る端末ホルダー501とを備えて構成されている。
【0018】 ハウジング111は、全体的な形状が「U」字状をなし、車両11の運転席の
前方領域に一端が固定結合され、他端が車両11の後方領域に向かって配置され
る外装部112aと、一端が外装部112aに相対運動自在に結合され、他端が
車両11の室内側後方領域に向かって配置される内装部112bとを有するよう
に設けられている。
【0019】 外装部112aの室外側の端部領域には、少なくとも一つの凸レンズを備えて
構成される対物レンズ系が配設され、内装部112bの自由端部領域には、対物
レンズ系及びアフォーカル光学系を形成できるように、少なくとも一つの凸レン
ズを備えて構成される接眼レンズ系が形成される。
【0020】 本実施例では、図2に示すように、外装部112aの内部には、対物レンズ部
114、上側反射部115及び下側反射部117が一体に形成された光伝達部材
113が設置され、接眼レンズ121は、対物レンズ部114により縮小された
事物の像を拡大できるように、対物レンズ部114に比べて拡大されたサイズを
有する単一の凸レンズで構成されている。
【0021】 光伝達部材113は、図3に示すように、一端に凸レンズタイプで形成され、
事物の像が縮小されるように光を屈折させる対物レンズ部114と、対物レンズ
部114の焦点距離以内に内角が相互直角をなし、対物レンズ部114の光軸線
に対して斜めに配置され、相互接触線が対物レンズ部114の上下中心線に対応
するように配置される上側反射部115及び下側反射部117とを有する。
【0022】 光伝達部材113の後方領域、すなわち対物レンズ部114の焦点距離の外に
は、上側反射部115及び下側反射部117により反射された光を、接眼レンズ
121に向かって反射できるように、平面状の反射面を有する固定反射鏡部20
1が配置され、固定反射鏡部201の上側には、可動反射鏡部251が回動自在
に配置されている。
【0023】 可動反射鏡部251の一方の縁部に上下方向に沿って設けられた回動軸255
には、可動反射鏡部251を、光軸線に対して斜めに配置され、光伝達部材11
3を通過した光を接眼レンズ121に向かって反射する反射位置と、光軸線と並
んで配置され、光経路を遮断する格納位置との間を回動駆動させることができる
ように、可動反射鏡駆動部が設けられる。
【0024】 一方、内装部112bは、逆「L」字状をなし、接眼レンズ121が装着され
る端部領域に向かうほど、上下及び左右方向に沿って幅が増大するように設けら
れている。車両11の進行方向に横に配置された領域には、外部からの光が内部
に透過できるように、透視窓161が設けられ、透視窓161は、可動反射鏡部
251により開閉できるように、可動反射鏡部251に対応して設けられている
【0025】 ここで、透視窓161は、内装部112bに貫通形成された開口を、フィルム
状の透明遮断膜や、ガラスまたは透明アクリルなどのような透明剛性部材を用い
て光の透過を許容すると共に、外部からの異物が内部に流入することを遮断でき
るように構成される。
【0026】 透視窓161の外側には、可動反射鏡部251の格納位置において、接眼レン
ズ121を介して表示面の観察が可能なように、表示パネル701が結合され、
透視窓161の上下縁部には、表示パネル701の照明のために、照明灯163
がそれぞれ設けられている。ここで、照明灯163は、表示パネル701に取り
付けられるように構成することもできる。 本発明を実施するにあたり、表示パネル701は、トランスミッタと受信機を 備えた無線タイヤ状況モニタ装置のような、車両に配置された無線センサと直接 に接続するための電子機器を有しても良い。この構造によれば、無線タイヤ状況 モニタ装置から受信した情報が表示パネル701に表示可能となる。本発明の好 ましい実施形態では、表示パネル701は携帯電話と直接に、かつ、端末ホルダ ーとワイヤレスで接続可能であってもよい。
【0027】 端末ホルダー501は、内部に携帯用端末401の下部領域を収容できるよう
に収容空間Sが設けられ、前面には、携帯用端末401をハンズフリーの状態で
操作できるように、スピーカーフォン516及びマイクロフォン518が各々備
えられている。スピーカーフォン516とマイクロフォン518との間には、音
量を調節できるように、音量調節部材519が設けられている。
【0028】 端末ホルダー501の一方の縁部には、車両11の外部に設けられる外部アン
テナのプラグ532が接続されるように、アンテナ結合部521が設けられてい
る。アンテナ結合部521の下側には、携帯用端末401の各操作ボタン403
に対応するように、複数の操作ボタン534が備えられたキーボード533が接
続されるように、キーボード接続部523が備えられている。また、キーボード
接続部523の下側には、一端が車両11のシガーライタージャックに接続され
る電源コード535の他端が連結されるように、電源コード接続部525が設け
られている。
【0029】 端末ホルダー501の内部には、多数の回路と電子(半導体)部品が備えられ
、携帯用端末401が端末ホルダー501の収容空間S内に収容される場合にも
、携帯用端末401を正常に使用できるようにする基板組立体(図示せず)が組
み込まれる。
【0030】 図4は、図1の車両用フュージョンモニタシステムにおける可動反射鏡の駆動
部領域の拡大分解斜視図であり、図5は、図1のV−V線に沿う拡大断面図であ
り、図6A及び図6Bは、各々図4の可動反射鏡部の動作状態を説明するための
平断面図である。図示したように、可動反射鏡部251の周りには、ほぼ四角形
状をなすケーシング253が設けられ、ケーシング253の長手方向に沿って一
方の縁部には、上下方向に沿って突出した回動軸255が設けられている。
【0031】 回動軸255の下端は、固定反射鏡部201の一方の縁部に形成された軸孔2
06を通過し、内装部112bの底部面123cを通過して、外部に露出できる
ように下向きに延設されている。ケーシング253において回動軸255と対向
する側の縁部には、板状の永久磁石257が埋め込められ、内装部112bの内
部には、永久磁石257に対応して相互磁気的に接触して、可動反射鏡部251
が反射位置または格納位置に各々固定できるように、磁性部材171a、171
bがそれぞれ設けられている。
【0032】 内装部112bには、回動軸255を回動自在に収容支持できるように、上部
回動軸収容部151及び下部回動軸収容部155がそれぞれ設けられ、各回動軸
収容部151、155には、回動軸255の各端部がハウジング111の上部面
123a及び底部面123cを貫通して、内装部112bの外部に各々突出でき
るように貫通された軸収容孔153、157が各々設けられている。
【0033】 一方、内装部112bには、可動反射鏡部251を、反射位置と格納位置との
間を手動操作または簡単なスイッチ操作などにより回動させることができるよう
に、可動反射鏡駆動部301が設けられている。
【0034】 可動反射鏡駆動部301は、回動軸255の下端に一体に回転自在に結合され
る従動歯車303と、従動歯車303と相互噛合して一体に回転する駆動歯車3
05と、駆動歯車305を正逆回転させることができるように一体に結合される
駆動モーター307とを有する。
【0035】 従動歯車303及び駆動歯車305は、各回転軸が相互直角方向に交差される
ように配置されたかさ歯車の形態で形成され、相互一体に回転自在に噛合されて
いる。内装部112bの底部面123cには、回動軸255の下端が突出するよ
うに設けられ、回動軸255の露出端部領域には、従動歯車303、駆動歯車3
05及び駆動モーター307が各々結合されている。
【0036】 これらの周り領域には、一側が開口した筒状をなす駆動部ハウジング309が
結合され、駆動部ハウジング309の開口縁部には、内装部112bの底部面1
23cに接触する接触フランジ310が折曲延長されるように設けられている。
接触フランジ310には、複数のネジ312が通過するように結合される複数の
ネジ孔313が板面を貫通して設けられ、内装部112bには、ネジ孔313に
連通する複数のネジ結合孔(図示せず)が設けられている。
【0037】 内装部112bの上部面123aには、回動軸255の上端が突出するように
設けられ、回動軸255の露出端部には、手動で回動軸255を正逆回転させる
ことができるように、手動操作把手315が一体に回転自在に結合されている。
手動操作把手315には、可動反射鏡部251の位置を識別できるように、マー
キング部317が設けられている。
【0038】 このような構成により、反射位置にある可動反射鏡部251を、手動操作によ
り格納位置に回動させようとするときには、内装部112bの上部面に結合され
ている手動操作把手315を該当位置に回転させる。すると、相互磁気力により
接触して位置決められたケーシング253は、反射位置にある磁性部材171a
から分離され、回動軸255を中心に回動するようになり、格納位置に設けられ
ている磁性部材171bと相互磁気的に接触することにより、格納位置に位置決
められる。
【0039】 一方、スイッチ操作により可動反射鏡部251の位置を自動に調節しようとす
る場合には、図示しない反射鏡位置調節スイッチを操作し、駆動モーター307
に電源が印加されるようにすれば、駆動モーター307の駆動力は、相互噛合さ
れた駆動歯車305及び従動歯車303を介して回動軸255に伝達され、回動
軸255を回動させることになる。
【0040】 これにより、永久磁石257の磁気力により反射位置の磁性部材171aと接
触して位置決められたケーシング253は、反射位置に形成された磁性部材17
1aから離隔され、回動軸255を中心に格納位置に回動するようになる。ケー
シング253に形成された永久磁石257と格納位置に設けられた磁性部材17
1bとが相互磁気的に接触結合されることにより、可動反射鏡部251は、透視
窓161が開放される格納位置に位置決められる。
【0041】 図7は、図1の携帯用端末の拡大斜視図である。図示したように、携帯用端末
401は、各種情報を出力できるように、表示窓402と、複数の操作ボタン4
03とを備えている。長手方向に沿って表示窓402の上側領域には、動映像カ
メラ405及び受話器406が設けられ、操作ボタン403の下側領域には、送
話器407が設けられている。
【0042】 携帯用端末401の下側端部には、端末ホルダー501に形成される後述する
外部アンテナ連結プラグ546aと、通信ケーブル接続ピン546b及び電源プ
ラグ546cが各々接続できるように、アンテナ接続部408aと、ケーブルフ
ィン接続部408b及び電源接続部408cが各々設けられている。
【0043】 図8は、図1の端末ホルダーの切欠斜視図であり、図9は、図1の端末ホルダ
ーの内部に携帯用端末の収容結合時、アンテナ接続部領域を示す図である。図示
したように、端末ホルダー501の内部に形成された端末の収容空間Sの底部領
域には、携帯用端末401の底部に形成されたアンテナ接続部408aと、ケー
ブルピン接続部408b及び電源接続部408cに各々挿入連結されるように、
外部アンテナ連結プラグ546aと、通信ケーブル接続ピン546b及び電源プ
ラグ546cが各々突設されている。
【0044】 外部アンテナ連結プラグ546aは、端末ホルダー501の一方の側面に形成
されたアンテナ結合部521と電気的に連結され、電源プラグ546cは、端末
ホルダー501の一側の側面に形成された電源コード接続部525と連結され、
外部からの電源を携帯用端末401に提供するようになる。
【0045】 一方、通信ケーブル接続ピン546bは、キーボード接続部523及び表示パ
ネル701と各々電気的に連結され、キーボード接続部523を介して入力され
るキーボード533からの信号を携帯用端末401に伝達し、携帯用端末401
の表示窓402に表示される映像情報と同じ情報を表示パネル701に同時に表
示されることができるようにする。また、通信ケーブル接続ピン546bは、ス
ピーカーフォン516及びマイクロフォン518と各々電気的に連結され、マイ
クロフォン518を介して入力される音声情報を携帯用端末401に伝達するこ
とができるとともに、携帯用端末401の音声情報をスピーカーフォン516を
介して出力することができる。
【0046】 一方、携帯用端末401のアンテナ結合部521の末端領域には、携帯用端末
401に組み込まれている内部アンテナ411と電気的に連結された円盤状の固
定端子413が設けられ、固定端子413の中央領域には、外部アンテナ連結プ
ラグ546aが通過できるように、プラグ通過孔414が設けられている。
【0047】 プラグ通過孔414の縁部には、外部アンテナ531に連結された外部アンテ
ナ連結プラグ546aと絶縁が可能なように絶縁層415が設けられている。外
部アンテナ連結プラグ546aの挿入方向に対して固定端子413の後方の一側
には、電波送受信回路417と連結した可動端子416が接触及び離隔可能に設
けられ、可動端子416の一側には、可動端子416を弾性加圧して固定端子4
13に接触するようにするバネ部材418が設けられている。
【0048】 このような構成により、携帯用端末401が端末ホルダー501内に収容され
れば、収容空間Sの底部に突設した外部アンテナ連結プラグ546aは、アンテ
ナ接続部408a内に収容結合される。外部アンテナ連結プラグ546aの先端
が固定端子413のプラグ通過孔414を通過し、可動端子416の板面に接触
すると、可動端子416の一側に弾性接触されたバネ部材418は、圧縮され、
可動端子416は、固定端子413から離隔される。
【0049】 これにより、電波送受信回路417は、内部アンテナ411との連結が遮断さ
れると同時に、外部アンテナ531と相互電気的に連結されることにより、携帯
用端末401の使用時に発生できる電磁波に起因した各種機器の誤作動、例えば
、エアーバック、エンジンの急加速または急発進だけでなく、心臓病、糖尿病な
どの持病を病んでいる患者などに及ぼすことができる悪影響を予防できるように
なる。
【0050】 図10は、本発明の実施例2による車両用フュージョンモニタシステムの分解
斜視図であり、図11は、図10のバックミラーユニットの構成を概略的に示す
斜視図である。前述した実施例と同一及び相当部分には、説明の便宜上、同じ参
照符号を付し、詳細な記述は省略する。図示したように、この車両用フュージョ ンモニタシステム は、一端が車両11の室外側に配置され、他端が車両11の室
内側に配置されるハウジング111と、ハウジング111の室外側及び室内側の
端部領域に各々配置され、相互アフォーカル光学系を形成する対物レンズ部11
4及び接眼レンズ121と、対物レンズ部114と接眼レンズ121との間に介
在され、対物レンズ部114を通過した光を接眼レンズ121側に反射する固定
反射鏡部201とを有するバックミラーユニット101と、ハウジング111の
室内一方の側壁に形成された透視窓161に結合され、携帯用端末401の表示
窓402に表示される情報と同じ情報を出力する表示パネル701と、携帯用端
末401の一部を収容するための収容空間及び携帯用端末401の収容時、携帯
用端末401を表示パネル701と連結するための機能とを有する端末ホルダー
501とを備えて構成される。
【0051】 ここで、透視窓161は、正面投影時、固定反射鏡部201の上側に配置され
るように設けられ、接眼レンズ121は、固定反射鏡部201と透視窓161を
同時に拡大観察できる程度の上下幅を有するように設けられている。
【0052】 また、接眼レンズ121と透視窓161との間の領域には、表示パネル701
の表示面の倍率を調節できるように、少なくとも一つの倍率調節レンズ(図示せ
ず)を設けることができ、接眼レンズ121と透視窓161との間の領域には、
接眼レンズ121により表示パネル701の表示面の歪曲が発生される場合、こ
れを補償できるように、少なくとも一つの別の歪曲補償用光学レンズ(図示せず
)を設けることもできる。
【0053】 このような構成により、車両11の後方領域の像は、対物レンズ部114を介
して縮小され、上側反射部115及び下側反射部117により反射された後、固
定反射鏡部201により再反射され、接眼レンズ121を介して拡大される。一
方、携帯用端末401の表示窓402の情報は、表示パネル701に同時に表示
され、表示パネル701に表示された情報は、接眼レンズ121の上部領域に接
眼レンズ121を介して拡大されることにより、車両11の後方領域の像と同時
に観察が可能となる。 本発明を実施するにあたり、表示パネル701はトランスミッタと受信機を備 えた無線タイヤ状況モニタ装置のような、車両に配置された無線センサと直接に 接続するための電子機器を有しても良い。この構造によれば、無線タイヤ状況モ ニタ装置から受信した情報が表示パネル701に表示可能となる。本発明の好ま しい実施形態では、表示パネル701は端末ホルダーとワイヤレスで接続可能で あってもよい。
【0054】 図12は、本発明の実施例3による車両用フュージョンモニタシステムの斜視
図であり、図13は、図12のバックミラーユニットの概略的な構成を示す図で
ある。前述した実施例と同一及び相当部分には、同じ参照符号を付し、詳細な記
述は省略する。図示したように、この車両用フュージョンモニタシステムは、一
端が車両11の室外側に配置され、他端が車両11の室内側に配置されるハウジ
ング111と、ハウジング111の室外側及び室内側の端部領域に各々配置され
、相互アフォーカル光学系を形成する対物レンズ部114及び接眼レンズ121
と、対物レンズ部114と接眼レンズ121との間に配置され、対物レンズ部1
14を通過して上側反射部115及び下側反射部117により反射された光を、
接眼レンズ121に反射する第3反射部119とを有するバックミラーユニット
101と、第3反射部119と接眼レンズ121との間に配置され、携帯用端末
401の表示窓402に表示される映像情報と同じ情報を出力する表示パネル7
03とを備えて構成されている。
【0055】 ここで、第3反射部119は、平面状の反射面を有する平面反射鏡タイプで設
けられ、光伝達部材113の後方領域、すなわち対物レンズ部114の焦点距離
の外に上側反射部115及び下側反射部117により反射された光を、接眼レン
ズ121に向かって反射できるように、光経路に対して斜めに配置されている。
【0056】 一方、平面投影時、光の経路に沿って第3反射部119と接眼レンズ121と
の間において内装部112bの内部には、表示パネル703が内装部112bの
上下方向に沿って配置され、表示パネル703の接眼レンズ121側の上下縁部
には、照明のための照明灯705が各々備えられている。
【0057】 内装部112b及び接眼レンズ121は、光伝達部材113を通過して第3反
射部119により反射された車両11の後方領域の像と表示パネル703の拡大
された像とを同時に観察が可能な程度の上下幅を有するように各々設けられてい
る。
【0058】 ここで、接眼レンズ121と表示パネル703との間の領域には、表示パネル
703の表示面の倍率を調節できるように、少なくとも一つの倍率調節レンズ(
図示せず)を設けることもできる。
【0059】 また、接眼レンズ121と表示パネル703との間の領域には、接眼レンズ1
21により表示パネル703の表示面の歪曲が発生する場合、これを補償できる
ように、少なくとも一つの別の歪曲補償用光学レンズ(図示せず)を設けること
もできる。
【0060】 このような構成により、携帯用端末401の表示窓402の情報は、表示パネ
ル703に同時に表示され、表示パネル703に表示された情報は、接眼レンズ
121を介して拡大されることにより、車両11の後方領域の像と同時に観察が
可能となる。 本発明を実施するにあたり、表示パネル701はトランスミッタと受信機を備 えた無線タイヤ状況モニタ装置のような、車両に配置された無線センサと直接に 接続するための電子機器を有しても良い。この構造によれば、無線タイヤ状況モ ニタ装置から受信した情報が表示パネル701に表示可能となる。本発明の好ま しい実施形態では、表示パネル701は端末ホルダーとワイヤレスで接続可能で あってもよい。
【0061】 図14は、本発明の実施例4による車両用フュージョンモニタシステムの分解
斜視図であり、図15は、図14の車両用フュージョンモニタシステムの平断面
図であり、図16は、図14のバックミラーユニットの構成を概略的に示す斜視
図である。前述した実施例と同一及び相当部分には、説明の便宜上、同じ参照符
号を付し、詳細な記述は省略する。図示したように、この車両用フュージョンモ ニタシステム は、一端が車両11の室外側に配置され、他端が車両11の室内側
に配置されるハウジング111と、ハウジング111の室外側及び室内側の端部
領域に各々配置され、相互アフォーカル光学系(Afocal System)
を形成する対物レンズ系及び接眼レンズ系と、対物レンズ系と接眼レンズ系との
間に介在され、対物レンズ系の光を接眼レンズ系に反射する第3反射部119と
を有するバックミラーユニット101と、第3反射部119と接眼レンズ系との
間に回動自在に配置され、携帯用端末器401の表示窓402に表示される映像
情報を出力する表示パネル704と、表示パネル704が対物レンズ系を介して
伝達される光経路を遮断するように配置され、所定の映像情報を出力する出力位
置と、光経路が開放され得るように回動されて格納される格納位置との間を回動
させるパネル駆動部721とを備えて構成されている。
【0062】 ハウジング111は、全体的な形状が「U」字状をなし、車両11の運転席の
前方領域に一端が固定結合され、他端が車両11の後方領域に向かって配置され
る外装部112aと、一端が外装部112aに相対運動自在に結合され、他端が
車両11の室内側の後方領域に向かって配置される内装部112bとを有するよ
うに設けられている。
【0063】 外装部112aの室外側の端部領域には、少なくとも一つの凸レンズを備えて
構成される対物レンズ系が配設され、光軸線に沿って内装部112bの終端部領
域には、対物レンズ系と一緒に相互アフォーカル光学系を形成できるように、少
なくとも一つの凸レンズを備えて構成される接眼レンズ系が配設される。
【0064】 本実施例は、前述した実施例と同様に、外装部112aの内部には、対物レン
ズ部114と、上側反射部115及び下側反射部117が一体に形成された光伝
達部材113が収容され、接眼レンズ121は、対物レンズ部114により縮小
された事物の像を拡大できるように、対物レンズ部114に比べて略2倍程度の
大きさを有する単一の凸レンズで構成されている。 本発明を実施するにあたり、表示パネル701はトランスミッタと受信機を備 えた無線タイヤ状況モニタ装置のような、車両に配置された無線センサと直接に 接続するための電子機器を有しても良い。この構造によれば、無線タイヤ状況モ ニタ装置から受信した情報が表示パネル701に表示可能となる。本発明の好ま しい実施形態では、表示パネル701は端末ホルダーとワイヤレスで接続可能で あってもよい。
【0065】 光伝達部材113は、図16に示すように、一端に凸レンズタイプで形成され
、事物の像が縮小されるように光を屈折させる対物レンズ部114と、対物レン
ズ部114の焦点距離内に内角が相互直角をなし、対物レンズ部114の光軸線
に対して斜めに配置され、相互接触線が対物レンズ部114の上下中心線に対応
するように配置される上側反射部115及び下側反射部117を有する。
【0066】 光伝達部材113の後方領域、すなわち対物レンズ部114の焦点距離の外に
は、上側反射部115及び下側反射部117により反射された光を接眼レンズ1
21に向かって反射できるように、第3反射部119が光経路に対して斜めに配
置されている。
【0067】 内装部112bは、逆「L」字状をなし、光軸線方向に沿って接眼レンズ12
1が設けられる端部領域に向かうほど、上下及び左右方向に沿って幅が増大する
ように設けられ、内装部112bの一方の内壁には、格納位置時、表示パネル7
04が並んで配置される。
【0068】 内装部112bの上部面123aには、表示パネル704を手動で操作できる
ように、手動操作把手711が備えられ、底部面123cには、スイッチ操作に
より、表示パネル704を、出力位置と格納位置との間を回動駆動させるパネル
駆動部721が設けられている。
【0069】 一方、携帯用端末401は、各種情報を出力できるように、表示窓402と、
複数の操作ボタン403とが備えられている。長手方向に沿って表示窓402の
上側領域には、動映像カメラ405及び受話器406が設けられ、操作ボタン4
03の下側領域には、送話器407が設けられている。
【0070】 携帯用端末401の下側端部には、端末ホルダー501に形成される、後述す
る外部アンテナ連結プラグ546aと、通信ケーブル接続ピン546b及び電源
プラグ546cが各々接続されるように、アンテナ接続部408aと、ケーブル
フィン接続部408b及び電源接続部408cが各々設けられている。
【0071】 端末ホルダー501は、内部に携帯用端末401の下部領域を収容できるよう
に、端末の収容空間Sが設けられ、前面には、携帯用端末401をハンズフリー
の状態で操作できるように、スピーカーフォン516及びマイクロフォン518
が各々備えられている。スピーカーフォン516の一側には、音量を調節できる
ように音量調節部材519が設けられている。
【0072】 端末ホルダー501の側縁には、車両11の外部に設けられる外部アンテナの
プラグ532が接続されるように、アンテナ結合部521と、携帯用端末401
の各操作ボタン403に対応するように複数の操作ボタン534が備えられたキ
ーボード533が接続されるように、キーボード接続部523とが各々備えられ
、キーボード接続部523の下側には、一端が車両11のシガーライタージャッ
クに接続される電源コード535の他端が連結されるように、電源コード接続部
525が設けられている。
【0073】 端末ホルダー501の内部には、多数の回路と電子(半導体)部品が備えられ
、携帯用端末401が端末ホルダー501内に収容される場合にも、携帯用端末
401を正常に使用できるようにする基板組立体(図示せず)が組み込まれる。
【0074】 図17は、図14の表示パネル及びパネル駆動部を概略的に示す分解斜視図で
あり、図18は、図17の結合状態の拡大断面図である。図示したように、内装
部112bの内部には、携帯用端末401と電気的に連結される表示パネル70
4が、内装部112bの中央領域に位置するように支持するパネル支持プレート
706が設けられている。
【0075】 パネル支持プレート706の一方の縁部には、上下方向に沿って回動軸708
が設けられ、パネル支持プレート706は、この回動軸708を中心に回動して
光経路に対して横方向に配置され、光経路を遮断し、表示パネル704が映像情
報を出力する出力位置と、光経路と並んで配置され、光経路が開放されるように
する格納位置との間を回動しながら表示パネル704を支持するようになる。パ
ネル支持プレート706には、表示パネル704を挟んで上下に各々表示パネル
704の照明のための一対の照明灯707が設けられている。
【0076】 回動軸708は、上端及び下端が各々内装部112bの上部面123a及び底
部面123cを貫通して外部に露出するように、上下方向に沿って延設されてい
る。回動軸708の上端部には、一側に回動軸708を収容できるように、軸結
合孔712が形成された手動操作把手711が相互一体に回動自在に結合されて
いる。
【0077】 手動操作把手711の軸結合孔712の対向側端部領域には、出没格納可能に
位置決め突起713が設けられ、位置決め突起713の後方領域には、位置決め
突起713が外側に突出するように弾性力を加えるバネ部材714が備えられて
いる。
【0078】 内装部112bの上部面123aには、出力位置及び格納位置に手動操作把手
711を各々位置決めさせることができるように、板面から凹設された突起収容
孔151a、151bが各々設けられている。
【0079】 一方、パネル駆動部721は、内装部112bの底部面123cを通過して露
出するように設けられた回動軸708の下端に結合する従動歯車723と、従動
歯車723と一体に回転自在に噛合する駆動歯車725と、駆動歯車725を正
逆回転させるための駆動モーター727とを備えて構成され、内装部112bの
底部面123cには、内部にこれらの収容空間を形成する駆動部ハウジング72
9が結合されている。
【0080】 このような構成により、携帯用端末401の表示窓402の映像情報を拡大し
たい場合には、図示しないパネル駆動部721の操作スイッチを操作して、パネ
ル駆動部721の駆動モーター727を回転駆動する。駆動モーター727が回
転すれば、駆動モーター727の回転力は、相互噛合する駆動歯車725及び従
動歯車723により回動軸708に伝達される。
【0081】 この際、上端に結合された手動操作把手711の位置決め突起713は、突起
収容孔151aの縁部に接触し、バネ部材714が圧縮しながら格納され、内装
部112bの上部面123aに接触した状態で回動軸708と一緒に回動するよ
うになる。これにより、表示パネル704とパネル支持プレート706は、回動
軸708を中心に回動し、光経路を遮断する出力位置に配置され、表示パネル7
04が携帯用端末401から提供された映像情報を出力すれば、接眼レンズ12
1を介して拡大して見ることができる。
【0082】 表示パネル704を手動で出力位置に移動させたい場合には、内装部112b
の上部面123aに結合された手動操作把手711を握って時計周りに回せば、
手動操作把手711と一体に回動自在に結合された回動軸708が回動すること
により、表示パネル704を出力位置に回動させるようになる。
【0083】 前述した実施例では、本発明の車両用フュージョンモニタシステムが車両の運
転席の前方領域に設けられた場合を例にして説明したが、助手席にも同様に適用
することができる。
【0084】 前述した実施例では、接眼レンズを介して観察される車両の後方領域の事物の
像の上側に、携帯用端末の表示窓の拡大された像が配置されるように構成した場
合を例にして説明したが、透視窓または表示パネルの相対位置を調節し、後方領
域の事物の像の下側または左右側のうち一方に配置されるように構成することが
できる。
【0085】 また、図1乃至図9に関連して前述した実施例では、可動反射鏡部の回動軸線
方向に沿って可動反射鏡部の下側に固定反射鏡部が配置されるように構成した場
合を例にしているが、可動反射鏡部をハウジングの内幅に対応して拡張されるよ
うにし、固定反射鏡部を除去した形態で構成することもできる。
【0086】 (産業上の利用可能性) 以上説明したように、本発明による車両用フュージョンモニタシステムは、反
射面が車両の外部に突出することにより空気抵抗を誘発させた従来のバックミラ
ーとは異なって、車両の外部に車幅方向に沿って突出する突出長さを縮小させ、
空気抵抗を減少させることができ、携帯用端末の表示窓に出力される情報を拡大
して見ることができるので、情報読出が容易であるだけでなく、ハンズフリー通
話が可能なので、使用者の便宜を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による車両用フュージョンモニタシステムの分
解斜視図である。
【図2】 図1の車両用フュージョンモニタシステムの平断面図である。
【図3】 図2のバックミラーユニットの構成を概略的に示す図である。
【図4】 図1の車両用フュージョンモニタシステムの可動反射鏡駆動部領
域の拡大分解斜視図である。
【図5】 図1のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】 (A)及び(B)は各々図4の可動反射鏡部の動作状態を説明す
るための平断面図である。
【図7】 図1の携帯用端末の拡大斜視図である。
【図8】 図1の端末ホルダーの切欠斜視図である。
【図9】 図1の端末ホルダーの内部に携帯用端末を収容結合するときのア
ンテナ接続部領域を示す図である。
【図10】 本発明の実施例2による車両用フュージョンモニタシステム
分解斜視図である。
【図11】 図10のバックミラーユニットの構成を概略的に示す斜視図で
ある。
【図12】 本発明の実施例3による車両用フュージョンモニタシステム
斜視図である。
【図13】 図12のバックミラーユニットの概略的な構成を示す図である
【図14】 本発明の実施例4による車両用フュージョンモニタシステム
分解斜視図である。
【図15】 図14の車両用フュージョンモニタシステムの平断面図である
【図16】 図14のバックミラーユニットの構成を概略的に示す斜視図で
ある。
【図17】 図14の表示パネル及びパネル駆動部を概略的に示す分解斜視
図である。
【図18】 図17の結合状態の拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/32 H04B 7/26 109G 7/38 V (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 コ、ジョン ヒョン 大韓民国 150−070 ソウル ヨンドンポ −ク デリム−ドン 804−25 Fターム(参考) 3D020 BA07 BB01 BC02 BD02 BD14 BE03 3D053 FF13 FF17 FF24 FF35 GG06 GG12 HH03 HH15 HH18 HH28 HH41 HH49 MM13 MM15 5K023 AA07 BB18 CC00 EE12 GG12 HH01 HH06 KK00 PP01 PP12 5K067 AA34 BB03 BB04 BB21 EE02 FF23 FF38 KK17

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をなし、一端が車両の外側において後方領域に向かって
    配置され、他端が前記車両の室内側において後方領域に向かって配置され、室内
    側の一方の領域に前記室内側端部と対向した位置に、光が透過できるように透視
    窓が形成されたハウジングと、前記ハウジングの外側端部領域に配置され、像が
    縮小されるように、通過した光を屈折させる対物レンズ系と、前記ハウジングの
    内部に内角が相互直角をなし、相互接触線が前記対物レンズ系の水平中心線に対
    応するように、前記対物レンズ系の焦点距離以内に斜めに配置される上側反射部
    及び下側反射部と、平面状の反射面を有し、前記対物レンズ系の焦点距離の外に
    前記透視窓を開閉できるように斜めに配置され、前記上側反射部及び下側反射部
    から反射された光を、前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する可動反射鏡
    部と、前記ハウジングの室内側の端部領域に配置され、少なくとも前記可動反射
    鏡部により反射された像が拡大されるように、光を屈折させることにより、前記
    対物レンズ系及びアフォーカル光学系を形成する接眼レンズ系とを有するバック
    ミラーユニットと、 前記可動反射鏡部を、前記開放位置と前記反射位置との間を駆動させる可動反
    射鏡駆動手段と、 内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容できるように、端末の収容空
    間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと、 前記携帯用端末と電気的に連結され、前記端末の収容空間内に前記携帯用端末
    の収容時、前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記表
    示面が前記透視窓に向くように前記ハウジングの外部に結合される表示パネルと
    を備えることを特徴とする車両用バックミラー装置。
  2. 【請求項2】 前記可動反射鏡部の一方の縁部には、少なくとも一端が前記
    ハウジングを貫通して露出するように設けられる回動軸が設けられ、 前記可動反射鏡駆動手段は、前記回動軸の露出端部に一体に回転自在に結合さ
    れる従動歯車と、前記従動歯車に回転自在に噛合する駆動歯車と、前記駆動歯車
    を正逆回転駆動させるための駆動モーターとを備えることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用バックミラー装置。
  3. 【請求項3】 前記可動反射鏡部の一方の縁部には、少なくとも一端が前
    記ハウジングを貫通して露出するように設けられる回動軸が設けられ、 前記可動反射鏡駆動手段は、前記回動軸の露出端部に一体に回転自在に結合さ
    れる手動操作把手を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用バックミラ
    ー装置。
  4. 【請求項4】 前記可動反射鏡部は、前記ハウジングの内幅に比べて縮小さ
    れた幅を有するように形成され、前記可動反射鏡部の板面の方向に沿って前記可
    動反射鏡部の一側に配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射された光
    を前記接眼レンズ系に反射する固定反射鏡部をさらに備えることを特徴とする請
    求項1に記載の車両用バックミラー装置。
  5. 【請求項5】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前記
    接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記表示パネルの倍率を調節
    する少なくとも一つの倍率調節レンズをさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用バックミラー装置。
  6. 【請求項6】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前記
    接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記接眼レンズ系を介して観
    察される前記表示パネルの表示面の歪曲を補償する少なくとも一つの歪曲補償用
    の光学レンズをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用バックミ
    ラー装置。
  7. 【請求項7】 前記表示パネルの表示面の照明のために設けられる少なくと
    も一つの照明灯をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用バック
    ミラー装置。
  8. 【請求項8】 前記端末ホルダーの一側に、前記携帯用端末と電気的に連結
    されるように設けられ、前記携帯用端末の音声情報を出力する音声出力手段と、
    外部からの音声情報を前記携帯用端末に入力する音声入力手段のうち少なくとも
    一つをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用バックミラー装置
  9. 【請求項9】 前記端末ホルダーには、一端が前記車両のシガーライタージ
    ャックに連結される電源連結コードの他端を収容できるように、電源接続部が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用バックミラー装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも前記携帯用端末の操作ボタンに対応するように
    機能する複数の操作ボタンを有するキーボードをさらに含み、前記端末ホルダー
    の一側には、前記携帯用端末と電気的に連結されると共に、前記キーボードが接
    続されるように、キーボード接続部が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用バックミラー装置。
  11. 【請求項11】 前記端末ホルダーの一側には、前記車両の外部に設けられ
    る外部アンテナが連結されるように、外部アンテナ接続部が設けられ、前記外部
    アンテナ接続部は、前記携帯用端末の前記端末の収容空間内に収容時、前記携帯
    用端末と電気的に連結されることを特徴とする請求項1に記載の車両用バックミ
    ラー装置。
  12. 【請求項12】 筒状をなし、一端が車両の外側に後方領域に向かって配置
    され、他端が前記車両の室内側において後方領域に向かって配置され、室内側の
    一方の領域において前記室内側端部と対向した位置に、光が透過できるように、
    透視窓が形成されたハウジングと、前記ハウジングの外側端部領域に配置され、
    像が縮小されるように、通過した光を屈折させる対物レンズ系と、前記ハウジン
    グの内部に内角が相互直角をなし、相互接触線が前記対物レンズ系の水平中心線
    に対応するように、前記対物レンズ系の焦点距離以内に斜めに配置される上側反
    射部及び下側反射部と、平面状の反射面を有し、前記ハウジングの室内側端部を
    介して前記透視窓が観察できるように、前記対物レンズ系の焦点距離の外に斜め
    に配置され、前記上側反射部及び下側反射部から反射された光を前記ハウジング
    の室内側の端部領域に反射する固定反射鏡部と、前記ハウジングの室内側の端部
    領域に配置され、前記固定反射鏡部により反射された像が拡大されるように、光
    を屈折させることにより、前記対物レンズ系及びアフォーカル光学系を形成する
    接眼レンズ系とを有するバックミラーユニットと、 内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容できるように、端末の収容空
    間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと、 前記携帯用端末と電気的に連結され、前記端末の収容空間内に前記携帯用端末
    の収容時、前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記表
    示面が前記透視窓に向くように、前記ハウジングの外部に結合される表示パネル
    とを備えることを特徴とする車両用バックミラー装置。
  13. 【請求項13】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前
    記接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記表示パネルの倍率を調
    節する少なくとも一つの倍率調節レンズをさらに備えることを特徴とする請求項
    12に記載の車両用バックミラー装置。
  14. 【請求項14】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前
    記接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記接眼レンズ系を介して
    観察される前記表示パネルの表示面の歪曲を補償する少なくとも一つの歪曲補償
    用光学レンズをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の車両用バック
    ミラー装置。
  15. 【請求項15】 前記表示パネルの表示面の照明のために設けられる少なく
    とも一つの照明灯をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の車両用バ
    ックミラー装置。
  16. 【請求項16】 前記端末ホルダーの一側に、前記携帯用端末と電気的に連
    結されるように設けられ、前記携帯用端末の音声情報を出力する音声出力手段と
    、外部からの音声情報を前記携帯用端末に入力する音声入力手段のうち少なくと
    も一つをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の車両用バックミラー
    装置。
  17. 【請求項17】 前記端末ホルダーには、一端が前記車両のシガーライター
    ジャックに連結される電源連結コードの他端を収容できるように、電源接続部が
    設けられていることを特徴とする請求項12に記載の車両用バックミラー装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも前記携帯用端末の操作ボタンに対応するように
    機能する複数の操作ボタンを有するキーボードをさらに含み、前記端末ホルダー
    の一側には、前記携帯用端末と電気的に連結されると共に、前記キーボードが接
    続できるように、キーボード接続部が設けられていることを特徴とする請求項1
    2に記載の車両用バックミラー装置。
  19. 【請求項19】 前記端末ホルダーの一側には、前記車両の外部に設けられ
    る外部アンテナが連結されるように、外部アンテナ接続部が設けられ、前記外部
    アンテナ接続部は、前記携帯用端末の前記端末の収容空間内に収容時、前記携帯
    用端末と電気的に連結されることを特徴とする請求項12に記載の車両用バック
    ミラー装置。
  20. 【請求項20】 筒状をなし、一端が車両の外側において後方領域に向かっ
    て配置され、他端が前記車両の室内側において後方領域に向かって配置されるハ
    ウジングと、前記ハウジングの外側端部領域に配置され、像が縮小されるように
    、通過した光を屈折させる対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互
    直角をなし、相互接触線が前記対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前
    記対物レンズ系の焦点距離以内に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と
    、前記対物レンズ系の焦点距離の外に配置され、前記上側反射部及び下側反射部
    から反射された光を前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する第3反射部と
    、前記ハウジングの室内側の端部領域に配置され、前記第3反射部により反射さ
    れた像が拡大されるように、光を屈折させることにより、前記対物レンズ系及び
    アフォーカル光学系を形成する接眼レンズ系とを有するバックミラーユニットと
    、 内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容できるように、端末の収容空
    間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと、 前記携帯用端末と電気的に連結され、前記端末の収容空間内に前記携帯用端末
    の収容時、前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記接
    眼レンズ系を介して前記第3反射部に反射された像と前記表示面が同時に観察で
    きるように、前記第3反射部と前記接眼レンズ系との間に配置される表示パネル
    と を備えることを特徴とする車両用バックミラー装置。
  21. 【請求項21】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前
    記接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記表示パネルの倍率を調
    節する少なくとも一つの倍率調節レンズをさらに備えることを特徴とする請求項
    20に記載の車両用バックミラー装置。
  22. 【請求項22】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前
    記接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記接眼レンズ系を介して
    観察される前記表示パネルの表示面の歪曲を補償する少なくとも一つの歪曲補償
    用光学レンズをさらに備えることを特徴とする請求項20に記載の車両用バック
    ミラー装置。
  23. 【請求項23】 前記表示パネルの表示面の照明のために設けられる少なく
    とも一つの照明灯をさらに備えることを特徴とする請求項20に記載の車両用バ
    ックミラー装置。
  24. 【請求項24】 前記端末ホルダーの一側に、前記携帯用端末と電気的に連
    結されるように設けられ、前記携帯用端末の音声情報を出力する音声出力手段と
    、外部からの音声情報を前記携帯用端末に入力する音声入力手段のうち少なくと
    も一つをさらに備えることを特徴とする請求項20に記載の車両用バックミラー
    装置。
  25. 【請求項25】 前記端末ホルダーには、一端が前記車両のシガーライター
    ジャックに連結される電源連結コードの他端を収容できるように、電源接続部が
    設けられていることを特徴とする請求項20に記載の車両用バックミラー装置。
  26. 【請求項26】 少なくとも前記携帯用端末の操作ボタンに対応するように
    機能する複数の操作ボタンを有するキーボードをさらに含み、前記端末ホルダー
    の一側には、前記携帯用端末と電気的に連結されると共に、前記キーボードが接
    続できるように、キーボード接続部が設けられていることを特徴とする請求項2
    0に記載の車両用バックミラー装置。
  27. 【請求項27】 前記端末ホルダーの一側には、前記車両の外部に設けられ
    る外部アンテナが連結されるように、外部アンテナ接続部が設けられ、前記外部
    アンテナ接続部は、前記携帯用端末の前記端末の収容空間内に収容時、前記携帯
    用端末と電気的に連結されることを特徴とする請求項20に記載の車両用バック
    ミラー装置。
  28. 【請求項28】 筒状をなし、一端が車両の外側において後方領域に向かっ
    て配置され、他端が前記車両の室内側において後方領域に向かって配置されるハ
    ウジングと、前記ハウジングの外側端部領域に配置され、像が縮小されるように
    、通過した光を屈折させる対物レンズ系と、前記ハウジングの内部に内角が相互
    直角をなし、相互接触線が前記対物レンズ系の水平中心線に対応するように、前
    記対物レンズ系の焦点距離以内に斜めに配置される上側反射部及び下側反射部と
    、前記対物レンズ系の焦点距離の外に配置され、前記上側反射部及び下側反射部
    から反射された光を前記ハウジングの室内側の端部領域に反射する第3反射部と
    、前記ハウジングの室内側の端部領域に配置され、前記第3反射部により反射さ
    れた像が拡大されるように、光を屈折させることにより、前記対物レンズ系及び
    アフォーカル光学系を形成する接眼レンズ系とを有するバックミラーユニットと
    、 内部に携帯用端末の少なくとも一方の領域を収容できるように、端末の収容空
    間が設けられ、前記ハウジングの一側に配置される端末ホルダーと、 前記携帯用端末と電気的に連結され、前記端末の収容空間内に前記携帯用端末
    の収容時、前記携帯用端末の表示窓と同じ情報を出力する表示面を有し、前記ハ
    ウジングの内部に前記第3反射部と前記接眼レンズ系との間に前記表示面が前記
    接眼レンズ系に向くように配置される出力位置と、前記ハウジングの内壁に並ん
    で配置される格納位置との間を回動自在に設けられる表示パネルと、 前記表示パネルを、前記出力位置と前記格納位置との間を回動駆動させるパネ
    ル駆動手段と を備えることを特徴とする車両用バックミラー装置。
  29. 【請求項29】 前記パネル駆動手段は、前記表示パネルの回動軸と一体に
    回転自在に連結され、前記ハウジングの外部に配置され、前記表示パネルを前記
    出力位置及び前記格納位置のいずれか一方に回動させる手動調節把手を備えるこ
    とを特徴とする請求項28に記載の車両用バックミラー装置。
  30. 【請求項30】 前記手動調節把手を、前記出力位置及び前記格納位置に各
    々位置決めする把手位置決め手段をさらに備えることを特徴とする請求項28に
    記載の車両用バックミラー装置。
  31. 【請求項31】 前記パネル駆動手段は、前記表示パネルの回動軸と一体に
    回転自在に結合された従動歯車と、前記従動歯車に回転自在に噛合する駆動歯車
    と、前記駆動歯車を正逆回転駆動させる駆動モーターとを備えることを特徴とす
    る請求項28に記載の車両用バックミラー装置。
  32. 【請求項32】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前
    記接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記表示パネルの倍率を調
    節する少なくとも一つの倍率調節レンズをさらに備えることを特徴とする請求項
    28に記載の車両用バックミラー装置。
  33. 【請求項33】 前記対物レンズ系を介して入射される光の経路に沿って前
    記接眼レンズ系と前記表示パネルとの間に配置され、前記接眼レンズ系を介して
    観察される前記表示パネルの表示面の歪曲を補償する少なくとも一つの歪曲補償
    用光学レンズをさらに備えることを特徴とする請求項28に記載の車両用バック
    ミラー装置。
  34. 【請求項34】 前記表示パネルの表示面の照明のために設けられる少なく
    とも一つの照明灯をさらに備えることを特徴とする請求項28に記載の車両用バ
    ックミラー装置。
  35. 【請求項35】 前記端末ホルダーの一側に、前記携帯用端末と電気的に連
    結されるように設けられ、前記携帯用端末の音声情報を出力する音声出力手段と
    、外部からの音声情報を前記携帯用端末に入力する音声入力手段のうち少なくと
    も一つをさらに備えることを特徴とする請求項28に記載の車両用バックミラー
    装置。
  36. 【請求項36】 前記端末ホルダーには、一端が前記車両のシガーライター
    ジャックに連結される電源連結コードの他端を収容できるように、電源接続部が
    設けられていることを特徴とする請求項28に記載の車両用バックミラー装置。
  37. 【請求項37】 少なくとも前記携帯用端末の操作ボタンに対応するように
    機能する複数の操作ボタンを有するキーボードをさらに含み、前記端末ホルダー
    の一側には、前記携帯用端末と電気的に連結されると共に、前記キーボードが接
    続できるように、キーボード接続部が設けられていることを特徴とする請求項2
    8に記載の車両用バックミラー装置。
  38. 【請求項38】 前記端末ホルダーの一側には、前記車両の外部に設けられ
    る外部アンテナが連結されるように、外部アンテナ接続部が設けられ、前記外部
    アンテナ接続部は、前記携帯用端末の前記端末の収容空間内に収容時、前記携帯
    用端末と電気的に連結されることを特徴とする請求項28に記載の車両用バック
    ミラー装置。
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