JPH08295177A - 車両用周囲視認装置 - Google Patents

車両用周囲視認装置

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Publication number
JPH08295177A
JPH08295177A JP7103383A JP10338395A JPH08295177A JP H08295177 A JPH08295177 A JP H08295177A JP 7103383 A JP7103383 A JP 7103383A JP 10338395 A JP10338395 A JP 10338395A JP H08295177 A JPH08295177 A JP H08295177A
Authority
JP
Japan
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vehicle
image
optical path
receiving surface
view
Prior art date
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Pending
Application number
JP7103383A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Matsui
一成 松井
Seiji Hayashi
誠治 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP7103383A priority Critical patent/JPH08295177A/ja
Publication of JPH08295177A publication Critical patent/JPH08295177A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両左方向の視界からテレビカメラに到来す
る光束の光量と車両右方向からテレビカメラに到来する
光束の光量との差が大きい場合であっても、適切な明る
さで車両左右方向の映像を同一のテレビモニタの画面に
左右に分割して同時に表示することができる車両用周囲
視認装置を提供する。 【構成】 この発明に係わる車両用周囲視認装置は、車
両左方向の視界から到来する光束を撮像手段7の受像面
9の片半分に導く左側撮影用光路14と車両右方向の視
界から到来する光束を撮像手段7の受像面の他半分に導
く右側撮影用光路15とを有し、受像面9に受像された
車両左右方向の映像を同一のテレビモニタ4の画面4a
に左右に分割して表示することが可能で、左側撮影用光
路14と右側撮影用光路15とに光の透過率が可変のフ
ィルター16、17と照度検出センサー18、19とを
それぞれ設け、各照度検出センサー18、19と各フィ
ルター16、17とは各フィルター16、17の透過率
を各照度検出センサー18、19の検出出力に基づいて
制御するコントロール手段5に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両左方向の視界から
到来する光束を撮像手段の受像面の片半分に導く左側撮
影用光路と車両右方向の視界から到来する光束をその撮
像手段の受像面の他半分に導く右側撮影用光路とを有
し、この撮像手段の受像面に受像された車両左右方向の
映像をテレビモニタの画面に左右に分割して同時に表示
することが可能な車両用周囲視認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、特開平6−2785
31号公報に開示されているように、車両左方向の視界
から到来する光束を第1のミラーを介して撮像手段とし
てのテレビカメラの受像面の片半分に導き、車両右方向
の視界から到来する光束を第2のミラーを介してそのテ
レビカメラの受像面の他半分に導き、テレビカメラの受
像面に受像された車両左右方向の視界の映像を同一のテ
レビモニタの画面に左右に分割して表示することにより
同時に車両左右方向の映像を確認可能とした車両用周囲
視認装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の車両用周囲視認装置では、車両左方向の視界からテ
レビカメラに到来する光束の光量と車両右方向の視界か
らテレビカメラに到来する光束の光量との差が大きい場
合、テレビカメラに設けられている絞りのみによって、
テレビモニタの画面上の明るさを適切に制御することは
難しい。例えば、車両左右方向のうち、一方が日向側で
あり、他方が日陰側であるような場合、日向側の映像が
適切な明るさとなるようにテレビカメラの絞りを調節す
ると、日陰側の映像がより一層暗くなり、逆に、日陰側
の映像が適切な明るさとなるようにテレビカメラの絞り
を調節すると、日向側の映像が明るくなりすぎて、ハレ
ーションを起こすという問題があり、この種の従来の車
両用周囲視認装置は、車両左方向の視界からテレビカメ
ラに到来する光束の光量と車両右方向からテレビカメラ
に到来する光束の光量との差が大きい場合、車両左右方
向の映像を同一のテレビモニタの画面に左右に分割して
同時に表示することにすると、いずれか一方の映像を適
切な明るさで画面に表示できないという問題点があっ
た。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、車両左方向の視界からテ
レビカメラに到来する光束の光量と車両右方向からテレ
ビカメラに到来する光束の光量との差が大きい場合であ
っても、適切な明るさで車両左右方向の映像を同一のテ
レビモニタの画面に左右に分割して同時に表示すること
のできる車両用周囲視認装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の車両用周囲視認装置は、上記課題を解決するため、車
両左方向の視界から到来する光束を撮像手段の受像面の
片半分に導く左側撮影用光路と車両右方向の視界から到
来する光束を前記撮像手段の受像面の他半分に導く右側
撮影用光路とを有し、前記撮像手段の受像面に受像され
た車両左右方向の映像を同一のテレビモニタの画面に左
右に分割して同時に表示することが可能な車両用周囲視
認装置において、前記左側撮影用光路と前記右側撮影用
光路とに光の透過率が可変のフィルターと照度検出セン
サーとをそれぞれ設け、該各照度検出センサーと前記各
フィルターとは該各フィルターの透過率を前記各照度検
出センサーの検出出力に基づいて制御するコントロール
手段に接続されている。
【0006】本発明の請求項2に記載の車両用周囲視認
装置は、上記課題を解決するため、車両左方向の視界か
ら到来する光束を撮像手段の受像面の片半分に導く左側
撮影用光路と車両右方向の視界から到来する光束を前記
撮像手段の受像面の他半分に導く右側撮影用光路とを有
し、前記撮像手段の受像面に受像された車両左右方向の
映像をテレビモニタの画面に左右に分割して同時に表示
することが可能な車両用周囲視認装置において、前記左
側撮影用光路と前記右側撮影用光路とを光の反射率が可
変のミラーにより形成し、かつ、前記左側撮影用光路と
前記右側撮影用光路とに照度検出センサーをそれぞれ設
け、該各照度検出センサーと前記各ミラーとは該各ミラ
ーの反射率を前記各照度検出センサーの検出出力に基づ
いて制御するコントロール手段に接続されている。
【0007】
【作用】本発明の請求項1、請求項2に記載の車両用周
囲視認装置によれば、左側撮影用光路と右側撮影用光路
とにそれぞれ設けられている照度検出センサーが車両左
右方向の視界から到来する光束の光量をそれぞれ検出す
る。この照度検出センサーの検出出力はコントロール手
段に入力される。コントロール手段は、各照度検出セン
サーの検出出力に基づき、撮像手段に入射する左右方向
の視界からの光束が適正となるように、請求項1に記載
の車両用周囲視認装置の場合には、各フィルターの透過
率を制御し、請求項2に記載の車両用周囲視認装置の場
合には、各ミラーの反射率を制御する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係わる車両の概略構成を示す
平面図であって、この図1において、1は車体、2は車
両用周囲視認装置の光学ユニット、3はインストルメン
トパネル、4はテレビモニタ、5はコントロール手段で
ある。光学ユニット2は車体右側の前端部に設けられ、
テレビモニタ4はインストルメントパネル3の運転席前
部に設けられている。光学ユニット2は図2に拡大して
示すように筺体6を有する。筺体6内には撮像手段とし
てのテレビカメラ7が設けられている。8はこのテレビ
カメラ7の撮影レンズ、9は受像面である。筺体6の両
壁には視野窓10、11が設けられている。筺体6内に
はこの視野窓10、11に臨むようにして斜設ミラー1
2、13が設けられている。視野窓10はここでは車両
左方向の視界からの光束を採り込み、視野窓11は車両
右方向の視界からの光束を採り込むものである。斜設ミ
ラー12、13は車両左右方向の視界からの光束をテレ
ビカメラ7の対物レンズ8に向けて反射する役割を果た
し、斜設ミラー12は車両左方向の視界Lから到来する
光束を撮像手段の受像面の片半分に導く左側撮影用光路
14を形成し、斜設ミラー13は車両右方向の視界Rか
ら到来する光束を撮像手段の受像面の他半分に導く右側
撮影用光路15を形成する。車両左方向の視界から到来
する光束に基づく被写体と車両右方向の視界から到来す
る光束に基づく被写体とは各斜設ミラー12、13によ
り1回反転される。
【0009】視野窓10、11には透過率が可変のフィ
ルタ16、17が設けられていると共に、照度検出セン
サー18、19が設けられている(図3も併せて参
照)。
【0010】照度検出センサー18、19、テレビカメ
ラ7、フィルタ16、17はコード20によってコント
ロール手段5に接続されている。なお、21、22は照
度検出センサー18、19から引き出されたリード線を
示し、フィルタ16、17から引き出されたリード線は
ここでは省略されている。テレビモニタ4は図4に模式
的に示すようにコントロール手段5にコード23により
接続されている。コントロール手段5は各フィルター1
6、17の透過率を各照度検出センサー18、19の検
出出力に基づいて制御する機能を有すると共に、テレビ
カメラ7に受像された映像を反転してテレビモニタ4の
画面4aに表示させる機能を果たす。
【0011】コントロール手段5には照度検出センサー
18、19の検出出力とフィルタ16、17との対応関
係を示すテーブルがあらかじめ準備され、コントロール
手段5はこのテーブルに基づいてテレビカメラ7に入射
する左右方向の視界からの光束の光量が適正となるよう
にフィルタ16、17の透過率を調節する。例えば、図
5に示すように、車両右側が日陰側でかつ車両左側が日
向側であり、日向側の視界からの光束の光量が上限の光
量を越えている場合に、フィルタ16、17の制御を何
等行わないものとすると、テレビモニタ4の画面4aの
左側の映像24(被写体をLと表示)が、符号24で示
すようにハレーションを起こすことになるが、コントロ
ール手段5によりフィルタ16の透過率を下げ、テレビ
カメラ7に入射する光束の光量を減少させることによ
り、図7に示すように、車両左右方向の映像をテレビ画
面4aに適正な明るさで表示できる。また、図6に示す
ように、車両右側が日陰側でかつ車両左側が日向側であ
り、日陰側の視界からの光束の光量が下限の光量未満の
場合に、フィルタ16、17の制御を何等行わないもの
とすると、テレビモニタ4の画面4aの右側の映像25
(被写体をRと表示)が暗くなりすぎることになるが、
コントロール手段5によりフィルタ17の透過率を上
げ、テレビカメラ7に入射する光束の光量を増加させる
ことにより、図7に示すように、車両左右方向の映像を
テレビ画面4aに適正な明るさで表示できる。
【0012】図8は本発明に係わる車両用周囲視認装置
の光学ユニット2の変形例を示し、この変形例では、視
野窓10、11に透明ガラス26、27を設け、かつ、
斜設ミラー12、13を反射率可変のミラーで構成し、
斜設ミラー12、13の反射率をコントロール手段5に
より制御することによってテレビカメラ7に入射する光
束の光量を制御することとしたものであり、その他の構
成は図2に示す光学ユニットと大略同一であるので同一
符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0013】
【発明の効果】本発明に係わる車両用周囲視認装置は、
以上説明したように構成したので、車両左方向の視界か
らテレビカメラに到来する光束の光量と車両右方向から
テレビカメラに到来する光束の光量との差が大きい場合
であっても、適切な明るさで車両左右方向の映像を同一
のテレビモニタの画面に左右に分割して同時に表示する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる車両の概略構成を示す断面図
である。
【図2】 本発明に係わる光学ユニットの断面図であ
る。
【図3】 図2に示す光学ユニットの側面図である。
【図4】 本発明に係わる車両用周囲視認装置の接続関
係を示す模式図である。
【図5】 テレビモニタへの表示状態を示す図であっ
て、左側の視界からの光束の光量が過大である場合の不
具合を示す説明図である。
【図6】 テレビモニタへの表示状態を示す図であっ
て、右側の視界からの光束の光量が過小である場合の不
具合を示す説明図である。
【図7】 車両左右方向の映像がテレビモニタの画面に
適正な明るさで表示されている状態を示す説明図であ
る。
【図8】 本発明に係わる光学ユニットの変形例を示す
断面図である。
【符号の説明】
4…テレビモニタ 4a…画面 5…コントロール手段 7…テレビカメラ(撮像手段) 9…受像面 14…左側撮影用光路 15…右側撮影用光路 16、17…フィルタ 18、19…照度検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両左方向の視界から到来する光束を撮
    像手段の受像面の片半分に導く左側撮影用光路と車両右
    方向の視界から到来する光束を前記撮像手段の受像面の
    他半分に導く右側撮影用光路とを有し、前記撮像手段の
    受像面に受像された車両左右方向の映像を同一のテレビ
    モニタの画面に左右に分割して表示することが可能な車
    両用周囲視認装置において、 前記左側撮影用光路と前記右側撮影用光路とに光の透過
    率が可変のフィルターと照度検出センサーとをそれぞれ
    設け、該各照度検出センサーと前記各フィルターとは該
    各フィルターの透過率を前記各照度検出センサーの検出
    出力に基づいて制御するコントロール手段に接続されて
    いる車両用周囲視認装置。
  2. 【請求項2】 車両左方向の視界から到来する光束を撮
    像手段の受像面の片半分に導く左側撮影用光路と車両右
    方向の視界から到来する光束を前記撮像手段の受像面の
    他半分に導く右側撮影用光路とを有し、前記撮像手段の
    受像面に受像された車両左右方向の映像をテレビモニタ
    の画面に左右に分割して表示することが可能な車両用周
    囲視認装置において、 前記左側撮影用光路と前記右側撮影用光路とを光の反射
    率が可変のミラーにより形成し、かつ、前記左側撮影用
    光路と前記右側撮影用光路とに照度検出センサーをそれ
    ぞれ設け、該各照度検出センサーと前記各ミラーとは該
    各ミラーの反射率を前記各照度検出センサーの検出出力
    に基づいて制御するコントロール手段に接続されている
    車両用周囲視認装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001076911A1 (en) * 2000-03-30 2001-10-18 Kho Myung Duk Sideview mirror apparatus for vehicles
JP2004221888A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置
EP1630778A1 (de) * 2004-08-27 2006-03-01 Audi Ag Helligkeitssensorik für eine Anzeigeeinrichtung eines Kraftfahrzeugs

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