JP2003527348A - 6−o−メチルエリスロマイシンaiii型結晶 - Google Patents

6−o−メチルエリスロマイシンaiii型結晶

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ヘンリー,ロジヤー・エフ
スパントン,ステイーブン・ジー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は新規な6−O−メチルエリスロマイシンA結晶形、その結晶形の製造方法、およびその結晶形を用いて6−O−メチルエリスロマイシンAのII型結晶を製造する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の技術分野 本発明は新規な6−O−メチルエリスロマイシンA結晶形、その結晶形の製造
方法、およびその結晶形を用いて6−O−メチルエリスロマイシンAのII型結
晶を製造する方法に関する。
【0002】 発明の背景 6−O−メチルエリスロマイシンA(クラリスロマイシン)は、次式:
【0003】
【化3】 の半合成マクロライド系抗生物質であり、グラム陽性細菌、ある種のグラム陰性
細菌、嫌気性細菌、マイコプラズマ、クラミジアに対して優れた抗生物質活性を
示す。この化合物は、子供や成人の上気道感染に対して治療剤として有用な特性
を示している。
【0004】 化合物の結晶形は、異なる結晶形(すなわち、多形)として存在し得る。これ
は分子が結晶格子内に配置され充填される仕方が異なる。これまでに6−O−メ
チルエリスロマイシンA化合物は、文献において、少なくとも3つの異なる結晶
形が存在すると報告されている。互いに区別するためにこれらの結晶形は、「0
型」、「I型」、「II型」と呼ばれてきた。各結晶形に固有の物性は、その赤
外線スペクトル、粉末X線回折パターンおよび/または示差走査結晶解析(DS
C)に反映され、これらによって各結晶はそれぞれ識別され得る。
【0005】 6−O−メチルエリスロマイシンAのI型は、米国特許5,858,986号
(1999年1月12日発行)に記載の方法によって調製され、2θ角が5.1
6°±0.2、6.68°±0.2、10.20°±0.2、12.28°±0
.2、14.20°±0.2、15.40°±0.2、15.72°±0.2お
よび16.36°±0.2であるX線粉末回折パターンを示すものとして初めて
同定された。
【0006】 II型、すなわち、6−O−メチルエリスロマイシンAの市販結晶形の製造方
法は、米国特許第5,844,105号(1998年12月1日発行)に開示さ
れている。II型の粉末X線回折パターンは以下のように同定されている。すな
わち、2θ角が8.52°±0.2、9.48°±0.2、10.84°±0.
2、11.48°±0.2、11.88°±0.2、12.36°±0.2、1
3.72°±0.2、14.12°±0.2、15.16°±0.2、16.4
8°±0.2、16.92°±0.2、17.32°±0.2、18.08°±
0.2、18.40°±0.2、19.04°±0.2、19.88°±0.2
および20.48°±0.2である。
【0007】 0型は、6−O−メチルエリスロマイシンAの溶媒和物として存在する。0型
溶媒和物の同定および製造方法は、米国特許5,945,405号(1999年
8月31日発行)に初めて記載された。0型の代表的な粉末X線回折パターンは
2θ角が4.851°±0.2、6.498°±0.2、7.615°±0.2
、9.169°±0.2°、10.154°±0.2、11.009°±0.2
、11.618°±0.2、12.495°±0.2、13.772°±0.2
、14.820°±0.2、16.984°±0.2、18.221°±0.2
、18.914°;±0.2および19.495°±0.2を含む。
【0008】 0型溶媒和物は、6−O−メチルエリスロマイシンAを適当な溶媒、例えば、
エタノール、酢酸イソプロピル、イソプロパノール、テトラヒドロフラン中で再
結晶することにより製造することができる。ほぼ室温から約50℃の温度で溶媒
分子が0型の結晶格子から放出され、得られる結晶構造はI型に対応する。I型
は約100〜105℃の制御された温度でII型に変換する。0型結晶溶媒和物
のII型結晶への変換は、I型中間体を経て実現される。0型、I型、II型の
結晶構造は、斜方晶系として同定されている。
【0009】 予想外のことに、6−O−メチルエリスロマイシンAが新たな結晶多形として
製造され得ることが発見された。新しい6−O−メチルエリスロマイシンAの結
晶構造は、6−O−メチルエリスロマイシンAのアセトニトリル溶媒和物である
。この新規な多形体は、製薬上許容される6−O−メチルエリスロマイシンAI
I型結晶の製造中間体として用いることができる。
【0010】 発明の概要 一態様としては、本発明は、6−O−メチルエリスロマイシンAの新規な結晶
溶媒和物(他との区別のためにIII型の結晶多形体と呼ぶ。)に関する。多形
体は溶媒和物として存在し、以下の構造:
【0011】
【化4】 (式中、Sは1、2または3個のアセトニトリル溶媒分子である。)で表すこと
ができる。多形体は、他の型の6−O−メチルエリスロマイシンAとの混合物ま
たは少なくとも90%のIII型多形体を有する実質的に純粋な形で存在するこ
とができる。
【0012】 実質的に純粋なIII型は、固有X線粉末回析パターン9.05°±0.2、
9.64°±0.2、11.80°±0.2、12.77°±0.2、15.2
8°±0.2、16.04°±0.2、16.55°±0.2、16.70°±
0.2、18.17°±0.2、18.79°±0.2および24.94°±0
.2を示す。結晶の構造は単斜晶系であると確認することができる。アセトニト
リル一分子の溶媒和物結晶の結晶学的な単位胞パラメータは、以下のパラメータ
を有するとして決定された。aは10.591(1)Å;bは18.036(1
)Å;cは11.555(1)Å;およびβは95.72(1)°であり、単位
胞体積は2196.2(3)Åである(ただし、a、bおよびcは各々、結晶
格子を表す長さであり、βは対角線である)。
【0013】 別の態様では、本発明は、実質的に純粋なIII型多形体を製造する方法に関
する。III型多形体は、6−O−メチルエリスロマイシンAをアセトニトリル
で処理して均一な溶液を得、溶液を室温で平衡させ、0〜5℃の温度の溶液を冷
やして溶液中に固形沈殿物を形成し、固形沈殿物を回収することにより製造する
ことができる。
【0014】 本発明のさらに別の態様は、実質的に純粋なIII型多形体からII型の6−
O−メチルエリスロマイシンAを製造する方法に関する。この方法は、約80℃
から約180℃の温度でIII型多形体を乾燥させること、および、II型6−
0−メチルエリスロマイシン結晶を分離することを含む。好ましくは、この方法
は、約90℃から約105℃の温度で行う。
【0015】 したがって、本発明は、6−O−メチルエリスロマイシン製品を得るための新
規な結晶形を提供する。
【0016】 発明の詳細な説明 本明細書において、「実質的に純粋な」という用語を多形体について使用する
場合、同定された多形体が少なくとも90%の純度を有することを指す。より明
確に言えば、「少なくとも90%の純度」とは、他の化合物の含有量が10%以
下、特に他の多形体の含有量が10%以下の所望の多形体を指す。好ましくは、
所望の「実質的に純粋な」多形体における別の化合物あるいは多形体の含有量は
5%以下である。より好ましくは、所望の「実質的に純粋な」多形体における別
の化合物あるいは多形体の含有量は3%以下である。
【0017】 出発原料となる市販の6−O−メチルエリスロマイシンAは(米国イリノイ州
アボットパーク(Abbott Park)所在のAbbott Labora
toriesから得ることができる。この化合物は、エリスロマイシンA(これ
もAbbott Laboratoriesから入手可能)を適当なエリスロマ
イシン誘導体を介してメチル化することにより合成することができる。様々な6
−O−メチルエリスロマイシンAの製造方法が、文献に記載されている。6−O
−メチルエリスロマイシンAの製造に適した合成例が、少なくとも米国特許第4
,331,803号、第4,670,549号、第4,672,109号、およ
び第4,990,602号に記載されている。読者の便宜のために、6−O−メ
チルエリスロマイシンAの既知の製造方法の例を以下に述べる。
【0018】 1つの方法においてエリスロマイシンAは、2’−O−3’−N−ビス(ベン
ジルオキシカルボニル)−N−ジメチルエリスロマイシンA:
【0019】
【化5】 に変換される。ブロモメタンまたはヨードメタンのようなアルキル化剤および塩
基との反応によって6−水酸基をメチル化する。接触水素化によるベンゾイル基
の除去および3’−位窒素原子の還元メチル化により、6−O−メチルエリスロ
マイシンAが得られる。米国特許第4,331,803号を参照。
【0020】 別の合成法としては、6−O−メチルエリスロマイシンA9オキシム中間体(
これは、エリスロマイシンAを塩基の存在下、ヒドロキシルアミン塩酸塩と反応
させるか、あるいは、酸存在下ヒドロキシルアミンと反応させるような当業者に
は知られた方法によって製造することができる)のメチル化を含むものがある。
米国特許第5,274,085号参照。オキシム中間体と式R−X(ただし、R
はアリールまたは場合によって置換されたベンジル基であり、Xはハロゲンであ
る)によって表される化合物との反応は、4級塩を形成する。この4級塩のメチ
ル化の後、R基の除去および脱オキシムによって6−O−メチルエリスロマイシ
ンAが得られる。好ましいメチル化試薬は、臭化メチル、ヨウ化メチル、ジメチ
ル硫酸塩、p−トルエンスルホン酸メチル、メタンスルホン酸メチルその他であ
る。米国特許第4,670,549号参照。
【0021】 式:
【0022】
【化6】 (式中、Rはアルキル、アルケニル、置換または無置換ベンジル、オキシアル
キル、または置換フェニルチオアルキルであり、Rはベンジルオキシカルボニ
ルであり、Rはメチルまたはヒドロキシオキシカルボニルである)の6−O−
メチルエリスロマイシンA誘導体のメチル化の後、脱保護、脱オキシムにより、
またRがヒドロキシオキシカルボニルのときは還元メチル化により6−O−メ
チルエリスロマイシンAが得られる。米国特許第4,672,109号参照。
【0023】 6−O−メチルエリスロマイシンAの特に有用な製造方法は、オキシム誘導体
【0024】
【化7】 (式中、Rはアルケニル、置換または無置換アリールメチル、またはアルコキ
シアルキル、Rは置換シリル、Rは置換シリル、またはRは水素である)
のメチル化を含む。次いで、酸で処理して1段階で保護基の除去および脱オキシ
ム化を行い、6−O−メチルエリスロマイシンAを得る。ヨーロッパ特許明細書
260 938 B1および米国特許第4,990,602号参照。
【0025】 好ましい経路では、6−O−メチルエリスロマイシンA化合物はエリスロマイ
シンAをオキシム化し、9−、2’および−4”水酸基を同時にまたは順次に水
酸基保護基で保護し、これから得られる化合物を適当なアルキル化剤と反応させ
ることにより得られる。好ましい保護基はトリメチルシリル、tert−ブチル
ジメチルシリルおよびtert−ブチルジフェニルシリルである。保護基がシリ
ル基で置換されている場合には、酸による処理、例えば、ギ酸または亜硫酸水素
ナトリウムを使用して単一のステップで脱保護と脱オキシムを実現できる。米国
特許第4,990,602号参照。
【0026】 6−O−メチルエリスロマイシンAアセトニトリル溶媒和物(III型)の
合成 III型多形体を製造するために、6−O−メチルエリスロマイシンAをアセ
トニトリル中で再結晶する。6−O−メチルエリスロマイシンAの出発原料は、
上記の方法のいずれかまたは安定な6−O−メチルエリスロマイシンA化合物を
与えるその他の方法によって得られる。
【0027】 6−O−メチルエリスロマイシンAの出発原料を、適当量のアセトニトリル中
に懸濁する。アセトニトリルの量は、所望量の6−O−メチルエリスロマイシン
Aを溶かすのに十分なものでなければならない。好ましくは、6−O−メチルエ
リスロマイシンAの飽和溶液は、還流温度近い高温まで加熱されたアセトニトリ
ル溶液を用いて調製される。固体の6−O−メチルエリスロマイシンAの出発原
料を、熱溶剤に加える。この混合物は撹拌して均一な溶液を得ることができる。
懸濁液の加熱は、固形分が完全か、ほとんど完全に溶解するまで継続される。一
般に、溶解は10分から2時間程度の間に完了することができる。
【0028】 混合物は熱いままろ過され、清澄なろ液を得る。好ましい方法では、ろ過は真
空のない室温で遂行される。ろ液は周囲の環境と平衡が確立されるまで、ゆっく
り冷やされる。本明細書では、「周囲の環境」または「室温」は大気圧下で、約
20℃から約25℃まで温度を指す。さらにろ液を約0℃〜約5℃の温度に冷や
して固形物沈殿を得る。ろ液を冷やす好ましい方法は、一部氷浴に浸した非断熱
ガラス容器を用いて行う。混合物中の固形物沈殿は固形分分離のための任意の適
当な方法でろ液から除去できる。より好ましくは、固形分は真空ろ過を含む既知
のろ過方法によって除去される。分離された固体は、実質的に純粋なIII型ア
セトニトリル溶媒和物に相当する。
【0029】 III型を経由するII型6−O−メチルエリスロマイシンAの製造 III型アセトニトリル溶媒和物はII型結晶を製造するために有用な中間体
となる。現時点で、6−O−メチルエリスロマイシンAのII型結晶は6−O−
メチルエリスロマイシンAの中で最も広く市販されている形である。
【0030】 III型アセトニトリル溶媒和物を約100℃から約180℃の高温に熱する
ことにより溶媒和物をII型結晶構造に変換することができる。III型アセト
ニトリル溶媒和物は、好ましくは較正された対流式オーブン中で加熱される。制
御された条件であれば較正された真空オーブンも使用することができる。転換は
、典型的には、大気圧から約2インチ水銀の間の圧力で行われる。III型溶媒
和物の転換は、一般に約20から24時間内に生じる。好ましくは、III型溶
媒和物を約1日から2日加熱する。
【0031】 III型溶媒和物の6−O−メチルエリスロマイシンAのII型結晶構造への
転換に適した温度は反応条件に依存して変わり得る。図4の熱重量分析スペクト
ルに示す通り、III型溶媒和物6ミリグラムの試料は、窒素のような不活性ガ
スでのパージ条件下、毎分5℃の増加により約175℃でII型結晶構造に変換
できる。大気圧では、II型へのIII型溶媒和物の転換に好ましい温度は、約
80℃から約180℃である。転換のためのより好ましい温度は、約90℃から
約105℃までである。
【0032】 II型結晶構造は、これまでに文献に記載された方法によって、製薬上許容さ
れる組成物に組み入れることができる。経口投与用の固形薬剤はカプセル、錠剤
、丸薬、粉末および顆粒として製造することができる。そのような固形剤形では
、6−O−メチルエリスロマイシンAのII型結晶構造は、1または複数の不活
性な賦形薬ないし担体(例えば、充填剤、結合剤、湿潤剤、崩解剤、溶解遅延剤
、吸収促進剤、湿潤剤、吸収剤、潤滑剤およびその他同種のもの)と混合できる
。局所ないし経皮的な投与のための剤形も調製することが可能であり、軟膏、ペ
ースト、クリーム、ローション、ゲル、粉末、溶液、スプレー、吸入剤、パッチ
その他のものを含むことができる。直腸または膣経由投与組成物、例えば、坐薬
なども製造できる。6−O−メチルエリスロマイシンA組成物に関するより多く
の議論は、例えば米国特許第4,331,803号に見ることができる。
【0033】 6−O−メチルエリスロマイシンAの同定 再結晶からのアセトニトリル溶媒和物固形物を、上記のようにして製造し、較
正されたScintagX線回折システムによって標準条件下に分析した。湿潤
固形物を、2θ角度:9.05±0.2;9.64±0.2;11.80±0.
2;12.77±0.2;15.28±0.2;16.04±0.2;16.5
5±0.2;16.70±0.2;18.27±0.2;18.79±0.2;
および24.94±0.2を有する粉末X線回折パターンを示した。これはII
I型粉末X線回折パターンに一致する。
【0034】 湿潤固形物を室温で乾燥させた。風乾させた試料を分析したところ、粉末X線
回折データは6−O−メチルエリスロマイシンAIII型結晶構造の粉末X線回
折パターンと一致した。風乾させた試料を大気圧下、5日間、較正された真空オ
ーブン中、約40℃から約45℃の間の温度で加熱した。得られた固体もIII
型結晶構造と一致するX線回折パターンを示した。
【0035】 再結晶から得られた湿潤固形物試料を、較正された対流オーブン中約100℃
から105℃の間の温度に加熱した。生じた固体は、以下の特性2−θ角を有す
るX線回折パターンを示した。8.52°±0.2、9.48°±0.2、10
.84°±0.2、11.48°±0.2、11.88°±0.2、12.36
°±0.2、13.72°±0.2、14.12°±0.2、15.16°±0
.2、16.48°±0.2、16.92°±0.2、17.32°±0.2、
18.08°±0.2、18.40°±0.2、19.04°±0.2、19.
88°±0.2および20.48°±0.2。これらはII型結晶構造と一致し
ている。試験条件および対応する結果を、表1にまとめた。
【0036】
【表1】
【0037】 ScintagXDS−2000粉末X線回折システムを使用して、溶媒和物
単結晶分析によって結晶解析データを得た。X線回折分析のための試料は、試料
粉末(事前にすりつぶす必要なし)をサンプルホルダーに薄い層状に広げて、試
料を顕微鏡用スライドで穏やかに平らにすることにより製造した。Scinta
gX線回折システムは次のパラメータで使用した。X線源CuKα、範囲2〜3
5°、走査速度1.00度/分、ステップサイズ0.0300度、波長1.54
060オングストロームである。
【0038】 多形体について固有の粉末X線回折パターンピーク位置を±0.2°の許容変
動量を伴って角度位置(2θ)で報告する。±0.2°の変動量は2つの粉末X
線回折パターンを比較する場合に使用するためのものである。すなわち、角度位
置の範囲を決定するために、正確なピークは、変動量(つまり±0.2°)のそ
の範囲で得られるものとする。もし、あるピークからの回析パターンが別のピー
クからの回析パターンと重なる場合、2つのピークは同一の角度位置を有すると
考える。
【0039】 例えば、あるパターンからの回析ピークが9.05°のピーク位置を有すると
測定されたとき、比較のためには、許容変動量によってそのピークの角度位置は
8.85〜9.25°の範囲の位置に割り当てられる。もし、別の回析パターン
からの比較ピークが9.20°を有すると測定されたとき、比較のためには、許
容変動量によってその位置は9.00〜9.40°の範囲の位置に割り当てられ
る。これらの2つのピークは、各ピークのピーク位置(すなわち、5.10°〜
5.30°と5.25°〜5.45°)が重なっていると考えられるため、同じ
角度位置と考えるのである。
【0040】 試料のFT中央域赤外線分析は次の方法で行った。試料はそのまま水で希釈せ
ず粉末として分析した。Nicolet Magnaシステム750FT−IR
分光器をNic−Plan赤外線顕微鏡とともに用い、以下のパラメータで使用
した。光源は赤外線、検知器MCT/A、ビームスプリッターKBr、鏡面速度
1.8988センチメートル/秒、口径75.00、試料利得8.0、解像度4
.000センチメートル−1
【0041】 示差走査熱量計分析は、次の方法で行った。示差走査熱量計モジュール291
0を備えたAT.A.Instruments Thermal Analyz
er3100をDuPont2100 DSCソフトウェアバージョン4.0B
と共に使用した。分析パラメータは以下の通りである。試料重量1.7100ミ
リグラムを蓋付の非波形アルミパンに置き、窒素パージ下、室温から250℃ま
で5℃/分の割合で加熱した。
【0042】 熱重量分析は以下のようにして行った。A.T.A.のThermograv
imetric Analyzerモジュール2950付きのHi−Res熱重
量分析だけをDuPont2100 TGAソフトウェアバージョン5.1Aと
共に使用した。分析パラメータは以下の通りである。サンプル重量6.3640
mg、加熱速度は、窒素パージ下で室温から200℃まで毎分5℃であった。
【0043】 本発明は以下の例と関連させることによりよく理解されるであろう。但し、こ
れらは例示であり本発明を限定する意図ではない。当業者には明白な様々な修正
や変更は本発明の範囲および性質に含まれる。
【0044】 実施例 実施例1 III型6−O−メチルエリスロマイシンAの製造 6−O−メチルエリスロマイシンA(9.72g、米国イリノイ州アボットパ
ーク(Abbott Park)所在のAbbott Laboratorie
s)を100mLの80℃熱アセトニトリルに溶解した。混合物を熱時ろ過して
清澄なろ液を得、これを室温までゆっくりと冷やし、次いで0〜5℃に冷やした
。固形物をろ過により回収し湿潤ケーキ試料を得た(7.14g)。
【0045】 溶媒が蒸発するまで固形物を室温で乾燥させた。粉末X線回折による分析用試
料を調製した。データにより、試料がIII型6−O−メチルエリスロマイシン
Aの構造を有することが確認された。
【0046】 実施例2 III型6−O−メチルエリスロマイシンAの製造 上記実施例1の風乾試料を40〜45℃に5日間加熱し試料とした。粉末X線
回折データにより、試料がIII型6−O−メチルエリスロマイシンAであるこ
とが確認された。
【0047】 実施例3 II型6−O−メチルエリスロマイシンAの製造 6−O−メチルエリスロマイシンを、標準的な較正された対流式オーブンで1
日、100〜105℃で乾燥した。得られた化合物を放冷し、粉末X線回折によ
る分析で同定した。乾燥させた化合物の粉末X線回折パターンにより、化合物が
II型6−O−メチルエリスロマイシンAであることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 6−O−メチルエリスロマイシンAアセトニトリル溶媒和物の粉末X線回折ス
ペクトルを表すグラフである。
【図2】 6−O−メチルエリスロマイシンAアセトニトリル溶媒和物の中赤外域のスペ
クトルを表すグラフである。
【図3】 6−O−メチルエリスロマイシンAアセトニトリル溶媒和物の示差走査熱量計
(DSC)分析の結果を表すグラフである。
【図4】 6−O−メチルエリスロマイシンAアセトニトリル溶媒和物の熱重量分析(T
GA)の結果を表すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンリー,ロジヤー・エフ アメリカ合衆国、イリノイ・60085、パー ク・シテイ、グリーンリーフ・コート・ 4111、アパートメント・ナンバー・106 (72)発明者 スパントン,ステイーブン・ジー アメリカ合衆国、イリノイ・60048、グリ ーン・オークス、オウバン・コート・ 14191 (72)発明者 ライリー,デイビツド・エイ アメリカ合衆国、ウイスコンシン・53142、 ケノーシヤ、エイテイース・プレイス・ 5904 Fターム(参考) 4C057 AA14 BB02 DD01 KK13 4C086 AA04 EA12 MA04 NA14 ZB35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式: 【化1】 (式中、Sは1から3個のアセトニトリル溶媒分子を表す。)を有する6−O−
    メチルエリスロマイシン溶媒和物。
  2. 【請求項2】 溶媒和物の粉末X線回析パターンが以下の2θ角:9.05
    ±0.2;9.64±0.2;11.80±0.2;12.77±0.2;15
    .28±0.2;16.04±0.2;16.55±0.2;16.70±0.
    2;18.17±0.2;18.79±0.2および24.94±0.2を示す
    請求項1に記載の溶媒和物。
  3. 【請求項3】 a、b、cおよびβで定義される結晶学的単位胞パラメータ
    が、以下の代表的長さ:10.591(1)Å;18.036(1)Å; 11
    .555(1)Å;およびβは95.72(1)°であり、単位胞体積は219
    6.2(3)Åとなる結晶学的単位胞を形成する請求項1に記載の溶媒和物。
  4. 【請求項4】 a)6−O−メチルエリスロマイシンをアセトニトリルで処
    理して均一な溶液を得るステップと、 b)溶液を室温で平衡させるステップと、 c)溶液を0〜5℃の温度に冷やして溶液中に固形沈殿物を形成するステップ
    と、 d)固形沈殿物を回収して6−O−メチルエリスロマイシンアセトニトリル結
    晶構造を単離するステップと を含む結晶性6−O−メチルエリスロマイシンアセトニトリル溶媒和物の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 次式: 【化2】 (式中、Sは1から3個のアセトニトリル溶媒分子を表す。)を有する6−O−
    メチルエリスロマイシンアセトニトリル溶媒和物を約80℃から約180℃の温
    度で乾燥させること、および6−O−メチルエリスロマイシンII型結晶を単離
    することを含む6−O−メチルエリスロマイシンII型結晶の製造方法。
  6. 【請求項6】 6−O−メチルエリスロマイシンアセトニトリル溶媒和物を
    約90℃から約105℃の温度に加熱することを含む請求項5に記載の方法。
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